2015年05月24日

ベルイル(再訪)

このお店に来るのは3度め。最初は2012年の6月で、次が2014年の1月である。

最初:フレンチ食堂 BelleIle(ベルイル)
http://buu.blog.jp/archives/51347134.html

二回目:ベルイルのランチ
http://buu.blog.jp/archives/51426432.html

決して印象が悪いわけではないのだが、近所のおばちゃん達が自転車で乗り付けて店を占拠し、延々とおしゃべりをしていて、入店することができない。店の前は頻繁に通るのだけれど(なにせ、ジムにトレーニングに行くときは必ず前を通るので)、いつも混んでいたし、電話しても予約でいっぱいで、なかなか食べる機会がなかった。

これは郊外のラーメン屋で良くあるパターンなのだが、ちょっとまともな店ができると、近所の人たちが行列してしまう。こういう人たちはやがて飽きてしまって滅多に来なくなるのだけれど、それまでの間に「あそこはいつも行列していて食べることができない」と、ネガティブな評判になってしまう。これが都会なら、「そんなに行列しているなら、食べてみよう」となるのだけれど、田舎に行くと、ちょっと様相が異なるのだ。なんか知らないけどいつも混んでるから面倒臭いよね、となってしまう。

ということで、僕としても、「あそこはなかなか美味しいのだけれど、客の筋が悪くてねぇ」と思っていた。ところが、さすがに自転車警備員のおばちゃんたちも毎日フレンチというのには飽きてきたようで、店も空席がちらほら見えるようになってきた。すると、今度は潰れちゃうんじゃないかと心配になる。そこで、はじめて夕食で訪問してみた。前菜の盛り合わせとイワシのマリネ、メインを二皿にワイン一本、最後にデザートの盛り合わせ。






















うん、やっぱり、ここは美味しい。

ちょっと思ったのは、グラスワインの種類が少ないこと。知らない人でも良いので、よそのテーブルと一本のワインをシェアするとか、できたら良いのにな。てか、こっちから話しかけちゃえば良いのかな?「どれでも良いので、選んでくれたら半分ずつ分けましょう」とか。一人で一本とか、飲みきれないから。

店名 ベルイル
TEL 048-467-2600
住所 埼玉県朝霞市東弁財1-2-2 錦ビル 1F
営業時間 11:30〜15:00(L.O.14:00) 18:00〜22:00(L.O.21:00)
定休日 月曜定休  

S&B みやび つぶ立ちたらこのカルボナーラ

パスタはレトルトでもかなりのレベルの味を楽しめるし、種類も多いので食べる機会が多い。大抵の場合は二食入りで150円ぐらいの安価なものにお世話になるのだけれど、今日はちょっと高いのを選んでみた。食べたのはつぶ立ちたらこのカルボナーラ。







うーーーん、悪くないけれど、ちょっと味がぼけちゃってる感じ。ここまで濃厚に仕上げるなら、もうちょっと胡椒とかのスパイスが強めに効いていて欲しい。それと、最初から卵黄が使われているのだけれど、卵黄は自分で勝手に追加するんで良いんじゃないだろうか?卵なんて、すぐに手に入るのだから。

評価は☆1つ半。コストパフォーマンスは今一歩。  

2015年05月23日

大病院が混雑する簡単な理由

なんか、テレビで「かかりつけ医を利用しよう」「薬剤師を利用しよう」ってやってるんだけど、こういう感じで十把一絡げにできるような話じゃないんだよね。

僕は消化器については信頼できる町医者を見つけてあって、色々と相談に乗ってもらっているし、その病院は(時間さえ選べば)待ち時間も少なくて快適。それでいて全幅の信頼を寄せることができるんだけど、その理由は、院長ががん研で勤務していたことがあって、病院もがん研のサテライトだから。もし何か大病が見つかれば、いつでもがん研に紹介してもらえる。だから、自分が毎月通っているだけじゃなくて、身の回りの人にも薦めている。でも、世の中こんな病院ばかりじゃない。定期的に診てもらっていたのに診断が雑でがんを見逃されちゃって、自覚症状が出た時にはびっくりするぐらいにがんが大きくなっていた、なんて話もちらほら耳にする。ちょっと具合が悪いと「風邪ですね」とPLを出して終了とか。診断に限らず、最新の情報に触れていないとか、知識がアップデートされていない医者もいる。一口に「町医者」と言っても良いところとダメなところがあって、良いところを見つけるのが大変だから困るのだ。しかも、これは大都市限定の話で、田舎に行けばそもそも選択肢が限られるので、それなら大病院へ、となってしまう。医者だって腕が良い医者もいれば悪い医者もいるし、知識が古すぎて信用できないこともある。医師免許を定期的に試験で更新する仕組みにして、落ちたら受かるまで研修を受けなくてはならない、という制度にすれば良いのに、どうせ医師会の反対で実現しないのだろう。「みんな、まずは町医者にかかりましょう」と笛を吹いたって、命にかかわることなんだからそうそう簡単に踊るわけにもいかない。

薬剤師も、信用できないんだよな。最近はお薬手帳のおかげなのか、薬をもらうたびに一々「今度は薬が増えていますが、検査で何か言われましたか?」とか、大きなお世話なんだよ。言われたからどう、言われなかったからどう、って、あんたは診断できるわけでもなく、あれこれしたり顔で言われたくない、というのが正直なところ。病院で薬を出してもらえないから、仕方なく薬局に来ているだけで、処方箋に書いてある通りに調剤して渡してくれれば十分。

「制度も、人材(医者、薬剤師)も充実していて、どこに行っても間違いない」という状態じゃないんだから、初診料を増額したりしても、結局は大病院に客が集中しちゃうんだよ。簡単な話なのに、変えられないんだから、役人も、政治家も、無能だよね。それで、そういう状況をどんどん変えていこう、と提案すると、住民投票で負けちゃうんだよ。だから、改革派は、民主主義は素晴らしいねぇ、と言い残して退場していくわけ。  
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2015年05月22日

キッチン チェック(再訪)

割と最近食べに行ったロサ会館の「チェック」だが、看板メニューを食べにもう一度行ってみた。

前回の評価はこちら
http://buu.blog.jp/archives/51489854.html

今回食べたのは店頭でオススメとされていたビーフシチューとポークソテーである。










どちらも、良い線行っているとは思うけれど、このビーフシチューに1,800円を出すならもっと美味しい店があると思うし、レトルトでも横浜野毛の「尾島」(一人前約900円)の方が美味しいと思ってしまう。1,200円のポークソテーも、これなら自分で作ったほうが美味しいものができそうだ。無休でしかも夜遅くまでやっている点はとてもありがたいのだが、このあたりにはおまた、九州一食堂、もり山と、色々と良い店があるので、あえてこの店に行く機会は限定されそうである。評価は☆1つ半。

店名 キッチン チェック
TEL 03-3985-1926
住所 東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館 1F
営業時間 11:00〜23:30(L.O.23:00)
定休日 無休  

2015年05月21日

蟲師 特別編「鈴の雫」

mushishi


「鈴の雫」と「棘のみち」の2本を上映。先に上映されるのが「棘のみち」だが、こちらは「蟲師」に良くある、登場人物が増えただけで、この作品だけで完結することもなく、世界観を構築するだけの作品だった。また、「鈴の雫」は、これまたこの作品にありがちな、「ここで終わっておけばきれいな話なのに」という地点からさらに話が続いていく内容。

登場人物が少なく、効果音が少なく、絵がちょっと陰鬱な日本の田舎風景なので、眠くなる。

昔からのファンなら惰性で観ることができるし、期待通りというか、予定通りというか、「こんな作品だろうな」という範囲を一歩も出ていない。それを良しとするか、変化を求めるかは個人によるのだろうが、この作品の場合、すでに「こんな感じ」という地位を確立していて、割引がなくてもそこそこ客が入っているので、これで良いんだと思う。ファンは喜んでいると思う。

僕としては、「これならレンタルでも良かったかな」と思うレベルだけど、これほどレビューを書いても意味のない作品もない。だって、好きな人は観るし、興味のない人は観ない、そんな作品だから。ファンなら、映画館で観た方が良い。観客動員が増えれば講談社も「儲かる」と思って、また続編を作ってくれると思う。

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 13:22Comments(0)TrackBack(0)映画2015

2015年05月20日

不妊治療も面倒臭いのかな?

朝日新聞の記事だけど、こんなのがあった。

凍結精子失い、妻は泣き崩れた 病院が無断で保存中止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150520-00000007-asahi-soci

見出しと、冒頭の文章が
不妊治療を手がけていた大阪市立総合医療センターで、患者の知らないうちに精子の凍結保存が打ち切られていた。「絶対に子どもがほしい」。そう願っていた妻は、夫からその事実を知らされて、泣き崩れた。


なので、朝日新聞は男性患者に同情的なのだろう。しかし、これは男性患者の方が悪いのではないか。病院は「担当者が不在になって不妊治療ができなくなった」という理由を明示した上で、2012年12月の段階で2013年3月までに移管してくれと伝えている。それを、勝手に(←これ、非常に重要)「結婚するまで、置かせてもらおう」と決めてしまい、(記事を読む限りでは)そのことを病院に伝えもせず、もちろん了承も得ずに、2015年4月まで放置したのである。妻が泣き崩れなくてはならなかったのは、病院の対応が不適切だったからではなく、夫が怠慢だったからである。この記事は、本来「自己責任だから、各自、きちんとやりましょうね。そうしないと、こんなことになっちゃいますよ」という締めくくりになるべきものだ。ところが、あたかも患者が可哀想、病院酷い、みたいな内容になっているところが恐ろしい。

何が恐ろしいのか。

こういう、モンスター・ペイシェントが増えると、医療が萎縮して、普通の人の医療環境が悪くなるのである。良くドラマで見かける「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますか?」というのがあるのだが、実際には、こういう呼びかけに応える医者はあまりいない。なぜかといえば、あとで裁判沙汰になることがあるからだ。ある医学系の学会に向かう飛行機の中でこうした事態が発生し、恐らく乗客の半分以上が医者だったのに、なかなか名乗り出る人がいなかったという、笑えないケースもあったようだ。医者は、病院以外での治療には消極的にならざるを得ない。

あるいは、医療現場では産婦人科や小児科の医者が足りなくて困っている。なぜ足りないかといえば、両方ともに裁判沙汰が多いからである。出産は死産や母親が死ぬこともある非常に危険なイベントだが、そのことを理解していない親がいるし、子供は自分の状態を正確に伝えることができないので、診断や治療が適切に行えないことがある。結果として、最善を尽くしても不幸な結果となることがあるが、それを以って裁判となってしまうと、本来従事すべき医療に集中できなくなる。そこまでいかなくても、親が子供のことについて冷静さを失い、自己中心的になって騒ぎ立てることがある。僕の知人にも、他のあらゆることについては非常に良識的なのに、子供の医療についてだけは異常に感情的で、冷静な議論ができない人がいる。当然のことながら、そうした事情を医学生たちは先輩たちから山ほど吹き込まれるので、「面倒臭いから、やめておこう」と、他の科を目指すのである。

医師の総数が増えているのに小児科医と産婦人科医の数が減っているのには、こんな理由もあるのだ。結果として、地方を中心に「小児科医が足りない」「産科医が足りない」という事態を招く。数が減ると、業務が既存の医者に集中するので、仕事が増えてさらにきつい仕事になる、という悪循環に陥っている。

もちろん、医療系の裁判では医者が本当に悪いケースもあるだろう。しかし、過剰に患者側に立った記事を書いて、一般市民をモンスター・ペイシェントの予備軍としてしまうのは困りものだ。せめて、立ち位置はフラットであって欲しい。そうしないと、善意の人が、現場から去ってしまうことになりかねない。というか、もう去っているのである。

冒頭の記事について言えば、そんなに大事なものなら、なぜもっとちゃんと自分で管理しなかったのか、言った、言わないの争いになる前に、なぜきちんと契約書をかわさなかったのか、ということになる。患者に同情するどころか、間抜けさを晒すような記事を良く書いて、掲載したなぁ、と感心してしまう。もしかして、これを読んで患者に同情する人が日本ではマジョリティなんだろうか?いや、そうなのかな?だから、日本では小児科医や産婦人科医が増えないのかな?

でも、そんなことだと、不妊治療を推進する病院も減っちゃいそう。「こんなことで問題になるなら、面倒臭いからやめておこう」って。  
Posted by buu2 at 13:20Comments(0)TrackBack(0)ニュース

2015年05月19日

つな八

天ぷらって、ほんと、食べないんだよな。前回食べたのもつな八だったけど、多分10年以上前だと思う。以後、まともな天ぷらって食べていなかった。今回は新宿で何か食べようということになったんだけど、ラーメンとか、タイ料理みたいないつもの奴じゃなくて、もうちょっとよそ行きのものを食べようと思って、行ってみた。食べたのは小波という3,672円のコース。




























確かに美味しいんだけど、コストパフォーマンスが悪い。いや、この価格になるのはわかるんだよ。良い油を使わなくちゃならなくて、どうしたってコスト高になる。古い油を唐揚げやフライに使えるともかく、てんぷらの専門店だったらそうもいかない。だから、値段が高くなるのは理解するんだけれど、なんか、費用対効果が見合わないというか、これだけのお金を出すなら、もっと別のところにこだわりたい、というか。

接待でご馳走してもらうなら歓迎なんだけれどね(笑)。自腹で行くのはまた10年後かも知れない(笑)。って、ここまで書いて思い出した。出版社の接待で一度ご馳走になったことがあったっけ。タダ飯だったからレビューは書かなかったけど。

店名 天ぷら新宿つな八 総本店
TEL 03-3352-1012
住所 東京都新宿区新宿3-31-8
営業時間 11:00〜22:00(L.O.21:30) ランチ(平日のみ) 11:00〜16:00 (L.O.16:00)
定休日 無休  
Posted by buu2 at 23:42Comments(0)TrackBack(0)グルメ−和食

2015年05月18日

総統閣下はお怒りです 「消された都構想」

たまには登場人物紹介からスタート。
nakama

総統閣下(左):日本征服を企む独裁者。堀北真希ファン。ガンダムが好き。
モリタック(左から二番目):総統閣下の側近。給料が安くいつも貧乏。森永卓郎氏に似ている。
ノブポン(左から三番目):作戦室最若手。非常にまわりくどい言い方をする。池田信夫氏には似ていない。今、休暇中。
ヒロッコ(右):総統閣下の作戦室で統計・調査を担当する女性。荻原博子氏に似ている。


モリタック:ふぁぁぁぁーーーーーーーー

ヒロッコ:あんた、月曜日から暇そうねぇ。

モリタック:だって、仕事がないんだもの。

ヒロッコ:相変わらずねぇ。大阪は大変だったというのに。

モリタック:大阪なんて、僕には関係ないですよ。

閣下:そうとも言えないんだけどな。

モリタック:やや、閣下、おはようございます。いつからそこに?

ヒロッコ:あなたがあくびをする直前よ。

モリタック:ええっ!? ちょ、ちょ、高射砲はお許し下さい!

閣下:ここは将軍様の国じゃないから、その程度じゃ粛清せんよ。ところでモリタックは、大阪都構想がどんなものか知っていたのか?

モリタック:もちろん!

ヒロッコ:知らないわよね。

モリタック:はい、知りません(汗)。・・・って、高射砲は・・・・

閣下:その程度で粛清していたら、我が国の国民の半分以上が粛清されてしまうよ。えっと、どこかに資料があったはずだよな?

ヒロッコ:はい、こちらに。
特別区設置協定書
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/page/0000304501.html

特別区設置協定書パンフレット(大阪市)
http://www.city.osaka.lg.jp/toshiseidokaikakushitsu/page/0000308845.html

モリタック:概要をまとめたパンフレットだけでも39ページもあるのですか・・・

ヒロッコ:あなた、暇なんでしょ?午前中に読めば良いじゃない。

モリタック:でも、これ、PDFですよ。面倒臭いなぁ。

閣下:大阪市が大きくなりすぎて、やっていることが大阪府と変わりがなくなってきた。きめ細かい行政サービスも難しいので、大阪市を5つの区に分離・再編した上で、大阪市の権利を各区に委譲し、きめ細かい行政サービスを実現しよう、また、各区には重すぎる案件は、大阪府に任せよう、というものだよ。

モリタック:えっと、変わりがなくなった、までは理解しました。

ヒロッコ:大阪の行政サービスを、医療・福祉・教育などきめ細かくやるべきことを区に、産業育成・公共交通網の整備・港湾整備など、大きな展望を以って統一的にやるべきことを府に整理・再編していこう、ということよ。

モリタック:もうちょっと、わかりやすくなりませんか?アイドルでお願いします。

閣下:秋葉原で「会いにいけるアイドル」という感じでどこにでもいる女の子を集めてアイドルグループを作ったら大ヒットしてしまい、どんどん人数を増やしたら、やれ東京ドームでコンサートだ、やれ大阪だ、やれ福岡だ、ということになってしまい、いつの間にか会いに行けないアイドルになっちゃったので、大阪や福岡や名古屋に分離分割して、もう一度会いにいけるようにした、その上でじゃんけん大会とか、総選挙みたいな仕組みは、みんなで同じ仕組みを使おう、みたいな感じか?

モリタック:大分わかりやすくなりました! でも、普通の話じゃないですか。AKBが超巨大化して普通のアイドル集団になっちゃったら面白くないですよね?

ヒロッコ:その普通の話が実現しないのがこの日本という国なのよ。

モリタック:うーーーーん、不思議です。なぜなんですか?

閣下:じゃぁ、今回の投票行動についてまとめた記事を見てみよう。

ヒロッコ:まずはこれをどうぞ。毎日新聞が、投票の理由を投票前にヒアリングしたものです。
大阪都構想:「100年先見据え」…住民投票、審判待つ夜
http://mainichi.jp/graph/2015/05/18/20150518k0000m040082000c/002.html

モリタック:歴史があって、慣れ親しんだ大阪市をなくしたくないらしいです。

閣下:「AKBという名前が大好きだから、HKTとか、NMBとかは嫌だ」という感じだな。本質を全くわかっていないし、わかろうともしていない。

ヒロッコ:70歳の方のご意見でした。

閣下:時代は変わったんだ!オールドタイプは失せろ!と言えないところが辛いな。

モリタック:二重行政解消は特別区に変えないとできないのか疑問だそうです。

閣下:そりゃ、理論的には可能だろう。現実問題として、できなかった現状があるわけで、「やろうと思えば現体制でもできるはず」がありなら不可能はほとんどないよな。より実現可能な状況を創りだしていこう、という話なんだから。

モリタック:特別区になると住民サービスの差が拡大すると懸念している人もいます。

閣下:これまでお金持ちや若い人の労働力が潤沢で税収が多い地域に寄生してきたので、これからも同じように寄生し続けたい、ということだろうな。はじめて「なるほど、そういう考え方もありますね」という意見が出てきたな。でも、税収が多い地域だって、お金が余っているわけじゃない。それなら、どうやって節約するかを考えなくちゃいけないはずなのに、そこまでは考えが及ばないのだろうな。

ヒロッコ:節約よりも、自分たちの今の生活が大事だ、と。

閣下:それはそれで、ありだろうな。

モリタック:治安の悪い区と一緒になると自分のところも治安が悪化しそう、だそうです。

閣下:私のところだけ治安が良ければ他はどうでも良い、という大変正直な意見だな。福島はどうなっても良い、近づかないでいよう、こっちには放射性物質を飛ばさないでね、迷惑だから、というのと同じに聞こえるな。

モリタック:橋下さんが信用できない、都構想の中身も良く分からない、という意見もありました。

閣下:橋下さんが信用できない、だから都構想も信用できない、というのは、理解可能だな。

モリタック:反対意見は以上です。

ヒロッコ:反対意見は大きく二つに分けられそうです。一つ目は、「今の自分の生活が都構想によって悪化しそう」というもの、換言すれば「俺達は今現在幸せなので、行政に無駄があろうが、自治体の借金が膨らむ一方だろうが、知った事か」という既得権者です。

閣下:今日の都合で魂を売った人々の決定など、明日にでも崩れるものだ。

ヒロッコ:もう一つは「橋下嫌い」という反橋下感情派です。

閣下:これは一概に否定できないな。逆に「橋下だから賛成」という人も多かったかもしれない。

ヒロッコ:ところで、こんな資料もあります。朝日新聞と朝日放送による出口調査の結果です。
20・30代は6割賛成 都構想 朝日・ABC出口調査
http://www.asahi.com/articles/ASH5J7X87H5JPTIL01M.html

モリタック:えっと、これ、賛成じゃなかった人は反対にした、と考えて良いんですよね?

ヒロッコ:支持政党別のグラフに反対でも賛成でもない人がいないから、そうなんでしょうね。

閣下:ちょっと、年齢別の賛否をグラフにしてみてくれないか?

ヒロッコ:こんな感じになりました。
tokoso


モリタック:え?これ、おかしくないですか??反対しているのは70代だけじゃないですか。

閣下:別におかしくないよ。

モリタック:ええええ???意味がわかりません。

ヒロッコ:このデータがきちんと大阪市民の投票行動を代表しているとしても、別におかしいことはないのよ。

閣下:凄く簡単にいえば、都構想に対して反対と投票したのは年寄りばかりだったということだな。20代から60代までが各10人だったとすれば、20〜40代までは賛成6人、反対4人で、50代と60代は5人ずつになる。合算すると賛成28人、反対22人だ。ということは、70代だけ40人いれば、70代だけだと賛成16人、反対24人となる。全部合わせてしまうと、賛成44人、反対46人で、トータルでは「反対」になる。

モリタック:ちょっと待って下さい。70代だけ40人って、ずるくないですか??

閣下:認めたくないものだな。自分自身の、若さゆえの敗北というものは。

ヒロッコ:年寄りも、若者も、みんな一票ずつ平等に持っているのが民主主義なのよ。少子高齢化が進んだ国では、民主主義とは老人の老人による老人のための政治になるの。それは、都知事選でも明らかになっていたの。

参考:選挙結果から予想する20年後の東京都知事
http://buu.blog.jp/archives/51248363.html

モリタック:でも、でも、でも、働かず、年金をもらっているだけの人が大阪の将来を決めちゃうって、どうなんですか?

ヒロッコ:寒い時代よね。でも、じゃぁ、どうやったら改善できると思う?

モリタック:70代以上は投票権なしとか?

ヒロッコ:暴動が起きるわよ(笑)

モリタック:じゃぁ、何で若い人は暴動を起こさないんですか?おとなしくしているんですか?

ヒロッコ:諦めているんじゃないの?そもそも、大阪の人が年寄りばかりというわけでもないのよ。

モリタック:ん?若い人がいるのに、どうしてこんな結果になるんですか?

ヒロッコ:住んでいるだけで、投票に行かないからよ。

モリタック:そういうことか・・・

閣下:何はともあれ、大阪は老人天国が継続するんだろうから、わかりやすく老盛市(おいさかし)とか、老速区(なにわく)とかに変更したら良いと思うぞ。

ヒロッコ:こっちは産経新聞(笑)の記事ですが、性別別でも統計をとっています。

大阪都構想住民投票 出口調査、60代超は過半数が反対
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150518-00000042-san-pol

モリタック:女性にはウケが悪かったんですね。何でですかね?

ヒロッコ:さぁ?良くわからないけど、公開討論で喧嘩したり、イメージが悪かったのかしら?好き嫌いも重要な要素だからねぇ。

閣下:とはいえ、救いがないわけじゃない。2011年の都知事選では、「20年後も何も変わらない」という結論だった。それが、今回の都構想住民投票では、あと10年すれば変わりそう、という感じになってきた。

モリタック:なるほど・・・・夜明け前という感じですか?

ヒロッコ:あんた、珍しく良いことを言うわね。

モリタック:でも、橋下さんはもう政界から引退なんですよね?

閣下:そのようだな。戦いに敗れるとは、こういうことだ。

モリタック:じゃぁ、誰が改革を進めていくんですか?

閣下:次の橋下が出てくるだろ?橋下が引退しても、必ず代わりはいるのだよ。残念ながら、橋下には老人のカベを突破する能力はなかった。しかし、無駄死にではない。ところで、もうひとつ。

ヒロッコ:はい、なんでしょう?

閣下:朝日・ABCの出口調査で、支持政党別の賛否を示したグラフがあったよな?

ヒロッコ:はい。

閣下:あのグラフも良く覚えておいた方が良い。賛成が多かった政党は、民主、公明、共産党だ。ここらあたりは老人の味方ということだな。

ヒロッコ:なるほど。ところで閣下、社民党はどこへ??????

  

くろ喜




名称:くろ喜
種類:独自
場所:秋葉原
注文:肉塩そば
評価:6/ABB
2014.5.17.
コメント:麺は細めのストレート。平打ち麺も用意されているが、細麺の方が断然お勧め。やや硬めで、粘り強いもので、歯ごたえがあるのとはちょっと違い、十割そば的な食感に近い。例によって全粒粉配合だが、これまた例によってその効果は良くわからない。店側が能書きを書きやすいということの他に全粒粉を使う意義があるのだろうか。ブラインドにして食べ比べさせたら、大した差は生まれないと思う。見た目で違いがわかるので、うんちくを語りたいラーメンオタクには幸便かもしれない。

スープは鶏ベースの塩味。丁寧に作られていて、雑味がほとんど感じられない清湯スープ。ただ、ラーメンを食べさせるツールとしては若干弱い。

チャーシューはちょっと風味がラーメンを邪魔してしまうのが残念。評価には関係ないが、色々なトッピングもまとまりがない感じで、トータルでコーディネートできていないと思う。

店名 饗 くろ喜
TEL 03-3863-7117
住所 東京都千代田区神田和泉町2-15 四連ビル3号館 1F
営業時間 [月火木土]11:30〜15:00 18:00〜21:00 [水]11:30〜15:00
定休日 金・日・祝  

2015年05月17日

脳内ポイズンベリー

30歳の冴えないおねえちゃんが20代前半のイケメン(ただし、コミュニケーション能力低め)と恋をした、というつまらない話を、彼女の脳内で演じられる5人の会議を描くことによって面白おかしく演出した映画。頭の中身を擬人化して表現するというアイデアは秀逸で、なかなか興味深い内容になっている。

ただ、非常に残念なのはメインの恋愛話が異常なまでにつまらないこと。かなりずれている感じのイケメン(なのかな?)に一目惚れして付き合い始めるという展開が全くイケてない。「そんなんだからお前はだめんず・うぉ〜か〜なんじゃ!」と言いたくなって、観ていてムズムズしてくる。また、恋愛のもう一人のお相手として登場する奴も、なんかキモい奴で魅力が感じられない。作品の半分は脳内会議に割かれてしまうので、残された時間で現実世界を詳細に描くことができないのは理解するが、それにしても、現実世界のストーリーがダメダメ。

これ、メインのストーリーをきちんと練って面白いものにできていれば、櫻井いちこだけじゃなく、早乙女の脳内編や越智編だって作れたはず。

役者はみんな良い演技をしていたと思うが、演出、特に早乙女と越智の演出は今一歩。原作に忠実なのかも知れないけれど。

余談かも知れないが、真木よう子のおっぱいにモザイクをかけたのはサービスとしていかがなものか。

場面が限定的なので、映画というよりは演劇向き。キャラメルボックスあたりがいかにも飛びつきそうな設定だが、そういった脳みそお花畑向け劇団じゃなくて、もうちょっと大人向けの演出家、脚本家で仕上げたら傑作になりそう。とにかく、このアイデアをこの程度の監督で終わらせてしまってはもったいない。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 23:49Comments(0)TrackBack(0)映画2015