2004年02月22日

アルプス食堂

名称:アルプス食堂
種類:中華
場所:韮崎(場所はここ
2004.2.22
評価:4/BBB
コメント:
麺は細めで縮れたもの。かなり細い麺なのでコシの点では弱いと言わざるを得ない。スープの絡みは良い。総合的に見れば良品。スープはトンコツベース鶏がらブレンドのしょうゆ味。スープの出来は非常に良いが、大量に投入されているネギによってかなり味が乱されてしまっている。トッピングの風味に対して敢然と立ち向かうほどの力強さはない。チャーシューは単体で見れば非常に美味しい部類。しかし、塩分が強すぎて、どんぶりの中では浮いた存在。



ところで、この店、味はまぁ満足なんだけど、サービスがひどい。並んでいるのに店の空席への案内がないし、後から来た奴がそこへのこのこと横はいりしても見て見ぬふり。座ったら座ったで全く注文を取りに来ない。今までサービスの悪い店は沢山見てきたが、ここまでひどいのも珍しい。ま、こういう店だと分っていれば問題のない話なので、次からは空席を見つけたらどんぶりが残っていようが、テーブルを拭いてなかろうが、とにかくさっさと座ってしまい、座ったらすぐに店のお姉さんを呼んで注文してしまおう。  

2004年02月19日

美しきものの伝説

今日前から3列目の中央よりで観てきた。以下感想。

まず、明治末から大正にかけての歴史についての知識があるかないかで、この劇に対する印象は大きく変わりそう。当然のことながら、この辺の日本史(関東大震災直後ぐらいまで)は良く理解しておいた方が楽しめるはず。逆に、それがないとラストシーンの意味とか、わからなくなりそう。それから、同時にこの時代にあった思想みたいなものも理解しておいた方が良さそう。今の時代に無政府とか、共産主義とか言ってもちんぷんかんぷんの人も沢山いるはずで、そういうスタンスでこの劇を観ると一体どうなることか・・・・・

もちろんそういったものがなくても良いんだろうけど、そうだとするとただの青春群像劇になってしまいそうだ。「あぁ、この時期の人たちは大変だったんだねぇ。以上」みたいな。

役者は浅野、段田、キムラの3人が中心で、他にはほとんど一幕だけ、ほとんど二幕だけ、という役の人もいる。僕が見たかった山下、佐戸井あたりはこの、片方にしかでないという色合いが濃い役だったのはちょっと残念。

全体としては、遊眠社のOB、OGの「今」を見たい人と、名戯曲を観てみたいと思っている人には楽しめる内容だと思う。しかし、ふらっと何の予備知識もナシに観にいってしまうと、話が淡々と進んで行くあたりがかつての自転車キンクリートの劇みたいで、「どうなのよ」って印象を持つかもしれない。

個人的には、やっぱり有名な戯曲なため、「役者を生かす」劇でないのが残念。僕が遊眠社の劇が好きだったのは、役者による役者のための劇作り、演出があったからで、まさにオーダーメイドの作品だったから(その意味で、別のキャストでの再演が非常に困難)。今回のように「あそび」の部分が少ない
と、松沢とか、田山とかの良さも生きないし、佐戸井とかは踊る大捜査線ですかー、みたいな感じで、段田とのやり取りとかは味はあるけど、個性はあまり生かせていない感じだった。やはり、遊眠社の卒業生には、もっと自由度があって、躍動感のある作品をやって欲しいと思った次第。逆に浅野は非常に良い味を出していて、「この人の劇はまた観たい」と思った。  
Posted by buu2 at 23:54Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

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2004年02月14日

魚松食堂

名称:魚松食堂
種類:中華
場所:魚瀬(って書いてもわからないよね(^^;ここ
評価:1/CCB
2004.2.14
コメント:
麺は細めの縮れ麺。ややインスタントラーメン的で、コシもイマイチ、スープの絡みもイマイチって感じ。スープは鶏がらベースのしょうゆ味で、ラードで無理やり脂っぽくしている印象。別に特別まずいわけではないが、美味しいわけでもない。チャーシューだけは結構ちゃんとした美味しいものだった。  

2004年02月13日

角ふじ

名称:角ふじ
種類:大勝軒系
場所:つくば(って書いてもわからないよね(^^; ここ
評価:6/ABB
2004.2.13
コメント:
麺は例によって太めのうどんタイプ。これだけ太ければ当然コシはある。スープの絡みも問題なし。あとは好みに合うかどうか。スープはトンコツベースのしょうゆ味。こちらも大勝軒系としては標準的な美味しさで、安心して注文できる。チャーシューはスープの押しの強さにちょっと負けてしまっている感じだが、レベルはそこそこ。  

2004年02月12日

黒い仏

殊能将之の第三作、「黒い仏」読了。

この作者はどうも今のミステリー界をちょっと斜めから見ているようで、この作品も「本格の考え方も、こんな風に見ることだってできるんだよ」ってメッセージを感じる。ちょっとした小品なので、読む方も「あぁ、またか(^^」と笑って済ませるべきなんだろうけど、中には怒り出す人もいるかも知れない。僕は怒らなかった方だけど、☆1つ。
黒い仏  
Posted by buu2 at 01:25Comments(0)TrackBack(0)読書││編集

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