2008年03月13日

石原都知事は銀行なんてやってないで、自由労働特区をやったらどうか

「「安心」は向上へのモチベーションではない」というエントリーの中で、「諸悪の根源は、労働者が労働基準法のもとに保護されすぎていること」ということを書いた。そのコメント欄では規制を大幅に緩和しているデンマークの例を挙げたのだが、「どうせ日本でこんなことを書いても全然聞き入れられないだろうね」というのが正直なところでもある。

参考:■[Book][格差][知識経済][労働市場][経済政策] 週刊東洋経済1月12日号 特集「北欧」はここまでやる〜格差なき成長は可能だ!

なぜなら、日本人の大多数は保護してもらうことが大好きで、挑戦なんかしたくないからである。日本人のDNAには、農耕民族としての長い歴史によって社会主義的な考え方が深く刻み込まれている。とりあえず良い大学に行って、大企業に入っておけば将来は安泰、という考え方だ。僕も、そこそこの大学に行って、大学院も出て、そこそこの会社に入って、というレールの上を走ってきたが、途中でそのレールを降りたときの周囲の反発はそれなりにあった。「なんでそんな馬鹿なことを」ということである。その考え方が日本では普通だろう。

結局、日本人の多くは自分の子供を公務員や大企業の社員にしたいし、そうした家庭で育てられているうちに公務員や大企業の社員になりたくなってしまう。そして、自分が親になったときは「子供は公務員か大企業へ」となってしまう。社会主義思想のバトンをつなぎ続けているのである。そして、そこから外れた人たちとの格差は固定化し、なかなか縮まらない現実がある。

公務員を批判する人が日本人には多いが、そうした公務員批判派の多くを意地悪く分析すると、「自分がなれなかった公務員」への妬みにも見えてくる。もちろん中には正当な公務員批判を繰り広げている人も存在するが、公務員の実情を正確に把握し、正確に批判している人は滅多に見ない。ときどききちんとした批判をしている人がいると、その尻馬にのるのである。そんなに公務員がうらやましいなら、頑張って勉強して公務員試験を受ければ良いだけの話なのに、とも思うが、まぁ色々事情はあるのだろう。

一つ前の「公務員の成果主義」というエントリーで公務員(中央官僚)の成果主義について考えてみたのだが、公務員の成果主義について書くと「うん、うん、そうだよね」と首肯する人が少なくないと思う。ところがこの話は決して公務員ばかりにとどまらない。「公務員もこうだけど、民間も同じだ」と論旨を展開すると、「それは反対!」となるのがわが日本人の寂しいところである。他人事なら正論を述べるけれど、いざ自分のことになると我が身が可愛い。

「雇用者の身分保障を強化した場合にどうなるのか」という典型例は、多くの日本人が大嫌いな公務員である。そして、日本的なマインドでは、公務員の獲得している権利は労働者の理想的な勤労条件でもある。三菱系大企業の組合活動などを通じて色々な労働者の意見も聞いてきたが、彼らのマインドをこれまた意地悪く換言してしまうと、「公務員にはならなかった(なれなかった)けれど、今の身分をなるべく公務員の置かれている状態に近づけたい」というものである。「なぁんだ、公務員叩きは単にうらやましいだけだったのか」などと笑ってしまいたくなるのだが、結局のところこんなものである。そして、公務員の状況を知っているからこそ、一般の労働者を公務員化するのではなく、大企業の社員などの公務員ライクな労働者を含め、その雇用保障を小さくすべきだと思っている。

僕は労働者の権利を強化するのには反対だし、逆にデンマークの政策(資本主義社会の中でも屈指の成功となり、OECDの中でもお手本となりつつある事例)を参考にしたら良いのに、と思うのだが、公務員や大企業の社員と言うのは実際かなりの数だし、発言力もある。この人たちは典型的な既得権者だから、それを手放すことに対して抵抗することは間違いない。少しでも長く、今の労働環境を維持したい人たちなのだ。このあたりはホワイトカラーイグゼンプションの導入に対する姿勢とも通じるところである。

参考:ホワイトカラー・イグゼンプションに関するメモ

日本は、経済面でも文化面でも半鎖国状態を進めようとしている国民性もあって、日本全体は引きこもり国家となると同時に、資本主義社会の中で一人負けしようとしている。その原因のほとんどは、僕は、表面上だけ資本主義を踏襲しながら、そ の実際は規制でがんじがらめの社会主義国家体制にあると思っている。このあたりについてはちょうど「週刊!木村剛」さんが「[ゴーログ] 会社の数が減っていく!」というエントリーの中で下記のように述べていることと全く同様だ。

この国の一番いけないところは、自由主義経済や資本主義経済の美味しいところだけは享受し続けながら、統制経済や社会主義経済がもたらす社会の安定と平等感を手に入れようとすることです。そして、そういう都合の良いことばかりを煽動して、あたかもその夢のような社会が実現するかのように幻惑する人たちがいる。ただ、そういう人たちのバックグラウンドを窺うと、だいたいが、自由競争によって職を奪われるリスクのない官僚や大学教授の方々なんですね。


すでに日本は「ジャパンルール」によって国際資本からそっぽを向かれつつある状態だが、それは雇用についても同じだと思っている。

米国の経済状態は決して良いとは言えないが、あの国はまず間違いなくすぐに立ち直ってくると思う。なぜか。かの国は日本のバブル崩壊とその後の展開を反面教師として利用することができる。一方で日本はといえば、特に大きな変革もなく、安楽死に向けての歩みを止めないでいる。一時期、小泉改革で状況は変わるかと思ったのだが、結局はぬるま湯に逆戻りである。

「やっぱりこの国はだめなんだな」という無力感ばかりが募るのだけれど、そんなときふと思いついたのが日本の首都の首長である。この人の主義主張には同調しにくい部分も多々あるのだけれど、とにかく突き進むパワーと、そして絶大なる都民の支持がある(なぜ支持率が高いのかは不明だが、僕は都民ではないので口を挟む立場にはない)。そういうわけで、銀行を作ってお金をばら撒く時間があるなら、是非東京を、あるいは23区のどこかだけでも構わないから、労働基準法不適用特区を作ってくれないだろうか。「労働基準法不適用」なんて書くとイメージが悪いから、「自由労働特区」でも良い。ここでは労働者の権利は大幅に削減し、一定の基準を満たした企業はいつでも労働者を解雇できる。待遇も、成果主義だろうかなんだろうが、なんでもあり。もちろんホワイトカラーイグゼンプションも適用可能。そのかわり、失業者に対しては労働スキル向上のための教育プログラムを展開、みたいな感じで。それができるなら、うちの会社は今すぐにでもその特区の中に事業所を作るのだが。

オールジャパンですぐに、というのはもちろん無理だろう。しかし、実験的に(ただし、労働力の流動化のためにはある程度の規模は必要)やるのは可能なはずだ。そして、特区とはそのための制度でもあるはずである。そろそろ本気でなんとかならないだろうか。


このブログの関連エントリー
コミュニティの引きこもり化

ホワイトカラー・イグゼンプションに関するメモ

経済鎖国と情報鎖国 経済編

経済鎖国と情報鎖国 情報編

有期雇用と無期雇用

「安心」は向上へのモチベーションではない

公務員の成果主義  

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公務員の成果主義

玉石混交の公務員改革案の中にも耳を傾けるべきものがいくつかあって、そのうちの一つが成果主義の導入である。これについて、元中央官僚の立場から、中央官僚を対象にして書いてみると、

1.能力を評価するのは予算獲得能力と予算節約能力の二つにする(現在は前者のみ)
2.失敗した場合はきちんとその責任を取らせる
3.職員の身分保障を大幅に減らす
4.公務員として大きな成果をあげた場合はきちんと評価する

ぐらいでどうかと思う。

1については、予算獲得までは今までどおり働いてもらい、それを執行する側に立った場合にはそれをいかに使い切るかではなく、どうやって節約するかにまわってもらうことを意味する。「一人の人間に両方は無理」ということなら、役割を分離しても良いかも知れない。

2を前面に出すと今度は公務員は何もしなくなる可能性がある。すると官僚組織は機能不全を起こすかもしれないが、その身分が嫌なら公務員を辞めれば良い。実際、僕の周りでも30代で公務員を辞めたキャリア官僚がたくさんいる。そうなったときに誰が政策立案をするのかと言うことになるが、それは民間がやれば良い。今、日本にある大手シンクタンクはほとんど政策立案能力がないが、それはそういったシンクタンクが役所の下請けとしてしか機能していないからである。そうした機能を求められるようになれば話は別だ。日本のシンクタンクが育たないのは、単にそうした機能を求められていないからである。やったらやりっぱなし、が許されているから、いつまで経っても公務員の権力が小さくならないが、民間にその機能が移譲されるのは願ったり叶ったりである。

また、2で責任を追及することにしても解雇できないなら意味がないから、当然3も必要になる。

さらに、今の中央官僚の給料は安すぎる面もあるので(僕がいたときで、30代半ばで課長補佐だった僕の年収は750万円程度、その前職の大手シンクタンクより約200万円、その次の職のベンチャー社長より約550万円程度安かった)、ケースバイケースで上乗せはあっても良いと思う。それが4だ。ただし、過剰な厚遇は不要だろう。それが嫌ならこれまた辞めていただいた方が良い。

#念を押しておくが、これはあくまでも中央官僚の話である。地方公務員等については僕はやったことがないのでわからない。  
Posted by buu2 at 10:14Comments(0)TrackBack(0)社長││編集

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2008年03月12日

ほぼ完成

de155642.jpgまぁ、こんなものでしょうか。

次からはもっとグラデーションメッシュを多用しようと思います。

とりあえず、折角描いたから携帯の待ち受けとiPod touchの壁紙を作ろうかな。  
Posted by buu2 at 21:23Comments(4)TrackBack(0)イラスト││編集

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映画クロサギ

08bff6b0.jpg映画クロサギ、観てきました。

ひとことで言うと、普通に駄目な映画だった。

最近、邦画は本当に駄目だね。なんだろ、この映画。マイナスポイントを数え上げたらきりがないんだけど、まずとにかくストーリーや脚本が滅茶苦茶。「L」みたいに設定が破綻しているとか、科学考証がなってないとか、そういうことはないんだけど、普通につまらない。

まず、メインになるはずの詐欺の話があまりにもお粗末。観客を驚かせるような展開もなければ、世界をまたにかけるような大掛かりさもない。普通にツマラナイ詐欺の話なので、「これなら映画じゃなくてテレビドラマで良いじゃん」という感じ。そして、ストーリーが非常に希薄だから、映画自体が間延びしまくり。なので、もう序盤から眠気との戦いである。これはつらかった。

じゃぁ、その駄目駄目なストーリーを登場人物たちが救ってくれるのかといえばそんなこともない。というか、テレビの方がずっと登場人物たちは魅力的だった。吉川と三島には三角関係の行方を追う楽しみがあったし、詐欺師を感情的に嫌う神志とか、敵か味方かはっきりしない桂木、いつか敵として相対するかも知れない白石など、それなりにみんな存在感があった。ところが、映画の中の脇役達は、本当に脇役。なんのために出てきたのかさっぱりわからない。ほとんどストーリーに絡んで来ないので、どいつもこいつも友情出演みたいな感じである。おかげでメリハリがなくて、序盤だけでなく中盤も眠気との戦いである。

他にも、音楽とかも随分間が抜けているし、映像も平板。竹中直人だけは頑張っていた気がするけれど、でもそれだって標準的なところにおさまっている。竹中直人の詐欺師としての凄みとかは全然ないし、なんだ、このおやじ、みたいな感じ。なんというか、結局のところ山下君のプロモーションビデオを2時間見させられているような感じなのである。繰り返し「ブルータスよ、お前もか」という台詞が出てくるのだけれど、これもイマイチ意味不明瞭。

そんなこんなで何の盛り上がりもないままにラストまでなんとか眠らずにいたのだが、最後の終わり方もありきたり。テレビ局が絡んだ映画はいつも子供がらみでお涙頂戴に走るわけだが、この映画も同様。本筋とあんまり関係ないところをラストに持ってきても「はぁ、そうですか」という感じである。結局最後まで眠気との戦いだった。っていうか、何度か寝てたかも。

堀北真希が出ているから観にいったといっても過言ではないのだが、肝心のその堀北の出番が全然ないのも腹立たしい。って、これは本筋とは全く関係ない個人的な怒りだけれど、とにかく評価は☆ゼロ。時間の無駄。TSUTAYAでビデオを借りてきて、仕事をしながら観るぐらいがちょうど良さそう。

  
Posted by buu2 at 21:04Comments(0)TrackBack(0)映画2008││編集

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ゼットン

292ef3e3.JPG名称:ゼットン
種類:東京西部
場所:池袋
評価:5/BBA
2008.3.12
コメント:非常に品の良い無化調東京西部ラーメン。

一見マニア受けしそうなラーメンなのだが、完成度はまだまだという印象。まず、スープだが、トンコツベースの醤油味で魚ダシを強めに効かせた東京西部タイプ。もうこの手のラーメンは雨後の筍のごとくあるのでいささか飽きてきたのだけれど、ラーメンを食べ続けているとこのあたりに落ち着くのかもしれない。で、スープの質はなかなか高いのだけれど、残念なのは無化調ならではの味の薄さ。スープ単品なら十分に楽しめるのだけれど、麺を食べさせるだけの押しの強さには欠ける。

次に問題なのが麺。東京西部系としては珍しいやや細めの麺。腰はしっかりしているのだが、残念なのはスープの絡みが悪いこと。加水率がやや高めで、麺が細めのことを考えるといかにもスープの絡みは良さそうなのだけれど、実際はさにあらず。これがラーメンの不思議なところ。

そして最後にチャーシューだが、これは非常に質が高い。トッピングで追加しても決して後悔しないものだと思う。

ラーメンオタクがいかにも好きそうなラーメン。最近は大して珍しくもないので、恐らくもう行かないと思う。  

ラ・ベットラ ダ オチアイ

e0422552.JPG今、日本でもっとも予約が取りにくい店の一つと言われているラ・ベットラですが、ちょっと予約して食べに行ってみました。なるほど、人気の秘密はわかった気がします。

予約は嫁さんが取ってくれていたのですが、「お名前は」と聞かれたので「元木だと思います。もう先にみんな来ているようですが」と答えたら、「こちらでは予約が入ってないので、近所の支店だと思います」と言ってそちらに連れて行ってくれました。ところがそちらにも先発隊がいません。あれれれれ?と思ったら、オチアイ(本店)の方で旧姓で予約していたらしい(笑)。それで、食べていたのが奥の個室のようなところだったので、外からは見えなかったのですね。お店の人はとても恐縮していましたが、悪いのは完全にこちらで、お店には全く非がありません。逆に一緒に支店まで行ってくれて恐縮するところ。

さて、料理ですが、前菜、パスタ、メインから一品ずつ選ぶ形式。「ちょっと少ないかな?」と思ったけれど、そのときはそのときと思ってとりあえず3つを選び、ワインを一本頼みました。

料理は大量の注文を一気にさばいているせいか、4人分の料理がテーブルに運ばれてくる時間はばらばら。このあたりはまぁ仕方がないのかもしれませんが、最初の一人がほとんど食べ終わったタイミングで最後の一人の分が出てくるあたりはちょっとどうなのかなぁ、と思わないでもありません。気心の知れた面子で行ったので「先に食べます」と言ってパクパク食べていたから問題ないですが、デートで行って、彼氏が彼女の頼んだものが出てくるのを待っているうちに料理が冷めちゃった、なんて事態もないとは言えないと思います。

さて、味の方ですが、どれもこれも「味が濃い」というのが第一印象。アラビアータのような料理が辛いのはもちろん歓迎ですが、辛いというよりはしょっぱい、塩気が多い感じです。個人的にはもうちょっと薄味でも良いんじゃないかな、と思いました。

メインまで食べてみると結構なボリュームで、しっかりおなかがいっぱいになりました。でも、一応デザートも食べてみました。パンナコッタとプリンを食べてみましたが、どちらも無難に美味しかったです。

ワイン一本空けて、デザートと食後の飲み物まで飲んで一人頭7500円弱という価格はかなりリーズナブル。満足度はかなり高いと思います。これなら予約を取るのが大変というのも納得。

し、か、し、じゃぁ、料理としての満足度が非常に高いかというとそうでもありません。もっとお金を出せば、もっと美味しいイタリアンは東京、横浜に結構あると思います。そこそこの金額で、そこそこの雰囲気で、そこそこの味を気楽に楽しめる。そういう意味ではユニクロみたいなお店でした(あちこちにあるとか、そういう意味ではないです)。  

2008年03月11日

またイータックスに電話中(笑)

さて、何時ごろ終了するでしょうか。折角なので実況します。

14:00 電話開始

14:13 ようやくナビダイヤル通話開始(180秒ごとに8円だったかな?)

14:15 「お電話ありがとうございます。ただいま、電話が大変込み合っております。申し訳ございませんが、順番におつなぎしますので、そのままお待ちください」というメッセージ。

14:22 まだつながらない。あまりに時間が無駄なので、イラストレーターを起動して、イラスト描きの続きを始める(笑)。

14:30 あ、つながった。

14:52 電子認証がうまくいかない。なぜかと思ったら、古いJavaが入ったままだとだめなんだって。で、削除中。

14:58 デバイスマネージャーで動作確認。

15:00 お客様はお時間は大丈夫でしょうか、と心配された。もう1時間経過してますけどね。「一応大丈夫です」と答えたら、「このエラーの場合はいろいろと時間がかかりますので」だそうで。まだかかるのかよ。相変わらず使えない(イータックスが、です)。

15:11 再起動しろだって(笑)。

15:18 再起動して作業してもやっぱりだめ。古いJavaだけじゃなくて、新しいJavaも全部削除しろと。そんなの関係あるのかなぁ。ついでにJPKI利用者ソフトも削除しろとの指示。おいおい、こんなの、サポートナシで全部出来る奴っているのか?これ、わざと適当に作って、サポートデスクの仕事を関連財団法人に発注しているんじゃないの?もちろん随意契約で。

15:31 Javaをダウンロード。

15:33 個人認証ソフトをダウンロード。

15:38 まただめで、手続き中。

15:39 リスタート(爆)。

15:46 できません(笑)ヘルプデスクいわく「こちらではこれ以上対応ができないので、日立に電話してください」だって。

お前ら!本当に税金要らないんだな?もう、やるだけのことはやったと思うよ、僕は。もう、何もしなくても良いですか?悪いのは国税庁じゃないですか?

どう思う?

15:52 国税庁のウェブサイトの「ご意見、ご要望フォーム」から以下の文章を送信。
一々説明するのも馬鹿らしい。これを読んでください。

http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/50559920.html


ま、要するにイータックスなんていうのはこの程度のものです。馬鹿な役人が日立みたいな護送船団大好きな旧態依然とした会社とつるんで美味しい汁だけ吸ってしまおうと。そういうことでしょ。いくらタレントを使ってイメージアップしたって無駄だよ。  
Posted by buu2 at 14:00Comments(0)TrackBack(0)社長││編集

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2008年03月10日

似顔絵描きます(宣伝)

bc573014.jpgあなたの似顔絵、描きます。

1.写真が必要です
2.時間が必要です(大体1週間)
3.きりがないので、「まぁこのくらいでそれなり」とあきらめることが必要です
4.画力に限界がありますので、どうしても現物の美しさにはかないません
5.費用は5万円から、先払いでお願いいたします
6.イラストレーター@アドビで描きます(フォトショップは使えません)

なお、このイラストは現在作成中のものです。完成したらどこかで公開します(笑)。  
Posted by buu2 at 10:35Comments(0)TrackBack(0)イラスト││編集

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2008年03月09日

神奈川県選手権大会大回転

大会二日目は大回転。ゲレンデは大沢。今年は神奈川県連、大サービスでなんと二本滑ることができる。

一本目は左側、二本目は右側という話だったので、尾根のコースと急斜面を落とすコースと、両方滑れるのかな、と思ったのだけれど、残念ながら二本とも尾根のコースだった。二本とも尾根のコースだったけれど、やっぱり同じ出場料で二倍楽しめるのはナイス。天気も良くて、コンディションはこの時期としてはこれ以上望めないような状態。

まず一本目。普段のスタートがジャンプ台になっていて、ここでちょっと失敗してしまった。しかし、あとはまぁ無難にまとめた感じ。部分部分では特に大きな問題はなかった。が、逆に言えば良いターンが少なかったということ。一皮も二皮も剥けなくてはいけないところ、無難に滑ってどうする、という気はする。しかしまぁ、46番スタートで35位だったので、一応10人ほど抜いた計算である。

二本目までの時間が結構あったので、山頂で軽食を取りながらまったり。1時間ほど待って、二本目のインスペ。一本目と比較すると大分テクニカルになっている。3箇所あるジャンプは一本目に比べるとあまり飛ばない設定になっていたのだけれど、廊下から尾根に入る部分とか、斜面の変わり目などの処理の仕方が非常に難しく、このコースになれていない人にはちょっと難しいかな、という印象。まぁ、みんな一本目でこのコースを一通り滑っているので、関係ないといえば関係ないのかもしれないけれど。

少し雲が出てきたけれど、相変わらずの晴天。気分良くスタート。一本目では失敗したスタート直後の斜面の変わり目は無難にこなした。そこから廊下までも特に問題がなかったのだけれど、落とし穴は廊下をぬけてからの中斜面。その入口の処理にも少し失敗したのだけれど、もっと酷かったのはその斜面に入ってから数ターン後。非常にうまく滑ったようで、どんどん加速する。「え?こんなにスピードが出ちゃって良いの?」と、アルペンレーサーとはあるまじき感想を持ってしまい、体が止まってしまった。体が止まってしまうとポジションが後ろになって、ターンが遅れてしまう。おかげでターンが詰まってしまって、ひどいラインを滑る羽目に。結局中斜面の出口まで修正が出来ず、最後まで落とされて滑ってしまった。緩斜面に入ってからは無難に滑ったものの、緩斜面の直前での失敗はかなりのマイナス。結局、ほとんどの選手が一本目に比較して1、2秒速く滑っている中、一本目とほぼ同じタイムで滑ってしまった。最終的に何位だったのかは確認しなかったのだけれど、恐らくは30位〜40位のどこかだろう。ポイント的にはまぁ、こんなものか、というところ。こちらも次の野辺山の最終戦にリベンジしたいと思う。

ところで、昨日優勝したうちのチームの女子のエースが朝一のアップのときに転倒して膝を痛めてしまった。一本目はインスペをして試合も滑ったのだけれど、時間の経過とともに痛みが出てきたようで、二本目のインスペをしたところで「ちょっとこれ以上は難しそう」という判断。残念ながら、二本目はDSとなってしまった。二本目もとりあえずスタートして、無難にゴールすれば優勝、という状態だっただけに残念。しかし、一番残念なのは間違いなく本人で、その無念を考えるとなかなかかける言葉が見つからなかった。彼女に限れば、今日の試合は一本勝負だったら良かったのだけれど・・・・。

今日は色々な人と話をしたけれど、テルモの山上さんは去年一年、腰の調子が悪くて滑ってなかったらしい。他の人たちもなんだかんだで膝だの腰だのやっているわけで、五体満足の人が少ない。ホントに、生き残りゲームみたいだよなぁ。

話は全然変わるけど、今回はこの他にショックなことが2つ。一つ目は、大沢ゲレンデの駐車場の外にあった名ゲレ食「シーハイル」が店じまいしていたこと。お店の扉に貼り紙があって、「20年のご愛顧ありがとうございました」という旨のことが書いてあった。この店、僕が食べた中では最高レベルのゲレ食で、大沢での大会の最大の楽しみだったのだけれど。

もう一つは、外湯で重宝していたアクエリアがつぶれていた事。宿からすぐのところにあって、広い風呂とのんびりできる休憩室が非常にナイスだったのだけれど。

シーハイルもアクエリアも非常に重宝していただけに残念。  
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2008年03月08日

神奈川県選手権大会回転

6f8c2cb8.JPG神奈川県選手権大会スラローム。

今シーズンは12月の野辺山で惨敗。肩を骨折してのブランクがあったものの、あまりの惨敗っぷりに大反省して、岩岳、尾瀬戸倉の大会をパスして練習し、調整十分で上越国際に乗り込んできたのだけれど、なんと、直前に使用バーンが大沢から美奈に変更になってしまった。美奈と言えば、スラロームをやるバーンとしてはかなりの難コース。なぜ難コースかというと、まず斜度が急。そして雪が柔らかい。緩斜面を想定して練習していたのにいきなり美奈に変えるなよ、とは思ったのだけれど、今回はわりときちんと練習してあったので、「まぁ、美奈でも別に良いかな、途中棄権する人が増えるだろうし」と思った。

一本目、天候は曇り。やや視界が悪く、なんとなくいやーな気分だったのだけれど、成年男子Cは女子と少年のすぐ後だったので、バーンはそれ程荒れていなかった。スタートは28番スタート。一昨年までに比べると大分後ろになってしまったけれど、一年間ブランクがあるから仕方なし。スキーはとにかく上位者が有利なルールで、そこをなんとか押しのけて成績を出していかなくてはならない。とりあえず、今日の目標は一本目で15位以内。15位に入れば二本目の出走が早くなって非常に有利になるからだ。

最近、僕はどうもフッ素入りのワックスが信用できないので、一番安いワックスを使っている(笑)。で、今日もガリウムのピンク。要はこの世の中で一番安い奴。それで、インスペ用の板もなし。宿で適当にはがしてブラシをかけた板にトコのウェットジェットを生塗り。多分、僕のまわりでここまで手を抜いている選手はあまりいないと思う。中にはスタートにスラ板を二本持ってきている人もいるくらいだから。

ということで、板にスタートワックスを生塗りしているとスタート時間。スタート台では神奈川の有力選手の田中公文氏がちょろっとワンポイントアドバイスをくれたので、それを参考にしながらスタート。と、3旗門目ぐらいで板が凄い走ってびっくりした。その直後から斜度が急になり、その真ん中にヘアピンゲートが設置されていて、かなりの数の選手がここでコースアウトしていたのだけれど、じっと我慢してクリア。続く緩斜面ではいつもどおり滑ったのだけれど、そこからまた斜度が急になるところで罠が。ストレートゲートの出口が物凄く荒れていて、板を取られてしまった。前もって荒れていることがわかっていればそれなりの対処ができるんだけれど、今回はそういう情報が全くなかったので、そこに突っ込んで行ってしまい、大きくミスしてしまった。しかしまぁ、スラロームではミスを皆無にするのはなかなか難しい。どうにかこうにかゴール。タイムを見るとラップとの差は5秒もあるので、「ちょっとこれは15位以内は厳しいかな?」と思いつつ、リフトに乗車。

二本目のインスペの前に一本目の順位を確認するとラッキーなことに14位。コースアウトする選手が結構いたのが追い風になったのか、一気に14人を抜いてフリップに入ることができた。これで成年Cの中では2番スタート。滅多にない幸運に恵まれた。

二本目は斜度的には一本目よりやや緩い場所にポールをセット。しかし、やはりスタート直後の15旗門ぐらいは斜度がきつい。そしてそのきついところにストレートゲート、スルーゲートが設置され、その前後はかなり詰まったセットになっている。これは難しいなぁ、と思っていたら、田中公文氏が「このセットは上のほうは誰でも絶対に詰まってしまうから、あきらめた方が良い。そこまでは我慢して、スルーゲートの先で振り幅が狭くなってからが勝負です。そこでスイッチを切り替えてどんどん攻めましょう」というので、なるほど、と思いつつスタート。

二本目の二番スタートというのは結構ラッキーなんだけど、スタートしてみてわかったのは、まず溝が変だということ。成年Cが滑る前は女子と少年が滑っているため、ちょっと我々が滑る溝と違う。さらに、その溝をコース整備で潰しているのだけれど、その整備はスコップを使っているので、どうしても板で作った溝の自然さがない。もちろん神奈川県の役員の人たちは凄く精力的にバーンを作ってくれていて、これ以上は望みようもないのだけれど、違和感があるのは確かである。「うーーーん、ちょっと滑りにくい」と思っているうちに問題の急斜面ストレート。そこを抜けたと思ったら公文氏の言うとおり、非常にタイトなセッティングが続く。「とまるーーー」と思ったけれど、公文氏が「どうせ誰でも失敗する」と言っていたことを思い出して、あまり気にせずにそこから先を攻めていった。

今回はゴール直前に変なヘアピンゲートとスルーゲートが組み合わさったトリッキーな部分があったのだけれど、そこも無事クリアしてゴール。

一本目で14人抜いたので、二本目で14人抜けば優勝だったのだけれど、やはり勝負はそこまで甘くなくて、二本目で抜いたのは4人。10位かなぁ、と思っていたら、16位だった選手にあとから抜かれてしまい、結局11位。まぁ、28番スタートということを考えれば結構頑張った数字だと思う。

最終戦はホームグラウンドの野辺山。もうすでに2試合タイムを出しているので、野辺山ではフルアタックをかけられる。ポイントは最新版に更新されないかもしれないけれど、とにかく賞状を取りに行こうと思う。

ところで今回はうちのチームに入った若手の女性が一緒。この女性、スタート前になるとナーバスになって、「あのストレートが」「あのストレートが」と難しい場所のことばかり考えてへこんでいた。彼女なりになんとかそこをクリアしてゴールしたら、手のひらを返したようにご機嫌になって、全く別の人間みたいで面白かった。彼女は女子成年Aのクラスで優勝。今年は野辺山でも成年Bの回転でチーム赤い彗星の女性が優勝していて、完全に女性上位のチームになってしまった。  
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2008年03月07日

森瀧

8f3f8610.JPG湯沢でどこか美味しい店はありますか?と六日町出身の知り合いに尋ねたところ教えてくれたのがこのお店。うどんすきのお店で、閉店間際に行ったのに駐車場は満車。すぐそばにある有料駐車場に車を停めて食べてきました。駐車場のおじさんに「どこに行くんですか?」と聞かれたので「森瀧です」と答えたら、「予約してないの?大丈夫かなぁ、でも金曜日だから、大丈夫かな」と不安になるようなことを言われました。普段は予約必須のようです。

普通のうどんもありましたが、ここはやはりうどんすきを食べておかないと、ということで食べてみたのですが、なるほど、確かに美味しいです。二人で二人前を注文しましたが、具は魚、鶏、きのこ、野菜などがてんこ盛り。量が多くて少し残してしまうほどでした。最後に食べたうどんも非常に質が高かったです。

煮立つまでまいたけのてんぷらを食べましたが、こちらも美味しかったです。

値段はボリュームと味を考えるとびっくりするくらいにリーズナブル。湯沢に来たときには必ず立ち寄ってしまいそうです。  

燃費

6e952fa9.JPGTIIDAの燃費情報です。

今回は33.68リッターで375.5キロ走りました。ということで、リッター11.15キロです。やや不調。
  
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2008年03月06日

ミクシィってば、ストップ安ですか

まぁ、いろいろありますね。  
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2008年03月05日

燃費

07871e2d.JPGTIIDAの燃費情報です。

今回は33.77リッターで420.4キロ走りました。ということで、リッター12.45キロです。
  
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相変わらず使えないイータックス

まったく、役人が考えるサービスと言うのはどうしてこうも役にたたないんだろう。

延々とバージョンアップに時間がかかっていると思っていたら(しかも、何度も操作しなくちゃならないから、寝ている間にバージョンアップというわけにもいかない)、今度は操作がわからない。例によってヘルプデスク(0570−015901(e-コクゼイ))に電話したら、ずーーーーーーーっと話中。それで、ようやくナビダイヤルになったと思ったら、「大変込み合っていますので、後ほどおかけ直しください」だそうで、これが何度も繰り返される。ようやくこのハードルを越えて、2つの問い合わせ番号を入力したら、今度は延々と「順番におつなぎしますので、そのままお待ちください」と来た。

で、7、8分待ったんだけど、状況は何も変わらず。仕方がないので電話を切って、今こうやってブログの記事を書いている。

死ね。

いーこくぜい?そんな番号じゃないだろ(笑)。「お(=0)い(=1)こら(=5)通話料(=9)お前らが(=0)負担しろ(=1)」(相当苦しい(爆))。  
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死刑廃止議連が企む死刑制度の骨抜き

死刑に関するニュースから。

裁判員法:死刑廃止議連「死刑は全員一致が条件」

裁判員制度が導入されたときに、死刑判決は多数決ではなく全員一致に、ということである。日本
では2004年の世論調査で死刑存廃に関する調査を行っているが、そのときの数字は

廃止 6.0%
存置 81.4%
その他 12.5%


である。では、9人の職業裁判官・裁判員の中にこの「死刑は絶対反対」という人が全く含まれない可能性はというと、(1-0.06)の9乗だから、57.3%である。つまり、42.7%の確率で死刑反対という人が含まれることになる。

死刑制度全体に対する議論はあっても良いし、逆にもっと活発に議論すべきだろう。また、実際の裁判においても死刑の判断は非常に慎重に為されるべきである。しかし、死刑の存続に関する議論と実際の裁判とは別の次元の話であって、それらを混在させて結果的に自己の主張を実現しようとするやり方はいかがなものか。もし仮に死刑の要件として全員一致を掲げてしまえば、どんな犯罪を起こそうともその内容に関わらず、42.7%の確率で死刑を免れることになるのである。一見死刑に慎重に、というスタンスに見えて、実は裁判で罪の軽重を論じる前にまずサイコロを振っていることになる。

#まぁ、死刑廃止派が一人紛れ込んだおかげで凶悪犯が無期懲役になったとしても、控訴されるでしょうが。裁判員は第一審の裁判にのみ関与して、控訴審は職業裁判官だけで行われるので。

それで、こういう妙なやり方で今の法制度を骨抜きにしようと考える人はどういう人なんだろうなぁ、と思って「死刑廃止を推進する議員連盟」っていうのをちょっと調べてみたのだが、ちょっと前に122人ぐらいの議員が参加していたことと、会長が亀井静香氏だっていうことはわかるのだけれど、全員の名簿が出てこない。不思議だなぁ。普通なら「私は反対ですよ!」とPRすべきなんだから、参加議員の名簿だってすぐに見つかりそうなものなんだけれど。本気で調べればかなりのところまでわかるとは思うのだけれど、今回はちょっと忙しいこともあり、また面倒だから辞めておく。

個人的感想を書けば、722人いる国会議員のうちの122人がこの議連の参加者だとすれば16.9%であって、意外と多いんだなぁ、と思う。

あ、僕は今のところ、死刑は存置すべきだと思っています。  
Posted by buu2 at 10:17Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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2008年03月04日

ミクシィに激震

ミクシィの利用規約が2008年4月に全面改訂となる。この内容をめぐってミクシィ利用者達から大ブーイングが発生している。もちろん僕もブーイングをしている利用者の一人である。

まず、非常に簡略に今回の事態をまとめたのがこの記事である(文字数制限が800文字と非常にタイトなので、逆に必要最低限のことしか書いてない)。

ミクシィの利用規約が変更されますが

一応、こちらにも新しい利用規約の問題の箇所を引用しておく。

第18条 日記等の情報の使用許諾等
1 本サービスを利用してユーザーが日記等の情報を投稿する場合には、ユーザーは弊社に対して、当該日記等の情報を日本の国内外において無償かつ非独占的に使用する権利(複製、上映、公衆送信、展示、頒布、翻訳、改変等を行うこと)を許諾するものとします。
2 ユーザーは、弊社に対して著作者人格権を行使しないものとします。
以上、ミクシィの新mixi利用規約より抜粋

この議論は大分前にライブドアでもあったことだし、別に新しいものでもなんでもない。しかし、そこでのやり取りは全く進歩が見られない。

もめにもめてる利用規約

そもそも、なぜミクシィがこんな規約改定をしたいのかといえば、ミクシィの仕様変更あたりからもその意向が垣間見ることが出来る。ミクシィが半年ほど前に大顰蹙を買った仕様変更は、tableレイアウトだったものをCSS中心のレイアウトに変更したというもの。これが意味することはいろいろあると思うのだが、その一つが「データの再利用性のアップ」である。つまり、ミクシィの中で生産された情報をミクシィ以外の場で再利用して、それを収益につなげたいのではないか、と推測される。仕様を変更して、そのアレルギー反応が収まったころを見計らって規約を改正する。これによってめでたくミクシィはこれまでの閉鎖的空間から開放的な空間へと移行することが可能になった。

実際のところ、ミクシィの会員数はさっき調べてみたら12,483,760人もいる。実に、日本人の10人に一人がミクシィの会員なのだ。この中に複数アカウントの会員がどの程度いて、水増し率がどの程度なのかは知る由もないのだが、いくら複数アカウントが多くても日本人の数%はミクシィの会員であることは想像に難くない。「これだけいるんだから、実質的に会員制と言っても、そんなの名目だけだよね」とミクシィサイドが考えても不思議ではない。

ミクシィサイドとしては、「ミクシィ以外でも色々使いたいんだから、著作権の問題はクリアしておかなくちゃね」ってことなんだと思うのだけれど、やはりそのアプローチは横暴に過ぎる。日本人は自分のものも、他人のものも、知的財産に対する意識が総じて低いと思うのだけれど、いくらなんでもこのやり方では文句を言う人が出てくるはずだ。

加えて、今回の件が筋悪なのは「4月以降こうなります」というだけではなく、「過去のコンテンツについても同様の扱いになります」という主旨の記述があることである。

附則
1 本利用規約は平成20年4月1日から施行します。
2 本利用規約の施行前にユーザーによって行われた行為についても本利用規約が適用されます。
以上、ミクシィの新mixi利用規約より抜粋

そもそも、違法性の高い(というのは僕の個人的判断ではあるが)利用規約自体に正当性があるとは思えず、また、著作権と異なり、著作者の人格権はどのような手段を以っても他者に譲渡することができないのだから、どんな手段を講じようとも、著作者が「人格権を侵害している」と主張すれば、裁判で著作者が負けるとは考えづらい。「他の人がやっているからうちも書いちゃえ」という経緯だとすれば、あまりにもお粗末であると言わざるを得ない。さらに過去に遡及しての適用というのもいかがなものかというところである。「じゃぁ、著作を全部引き上げるからそのためのツールを提供しろ」と言われたらどうするつもりだろう。

あるいは、こんな事態も考えられる。ある著名なタレントがミクシィの中でコミュニティを設置し、そこで情報交換をしていたとする。そして、今回の規約変更が納得できず、自分が記述した全てのコンテンツを削除した上でミクシィを退会したとする。これによって、そのコミュニティの中で展開されていたさまざまなコミュニケーションと、形成されたネットワークが崩壊してしまった場合、そのコミュニティに参加していた他の会員達に生じる損害は多大なものがあると思う。今回の規約の正当性を棚上げするとしても、過去に遡及して適用することによってこれまでに蓄積されている財産にまでも瑕疵が生じる可能性があるのである。「いや、そんなこと、知りませんよ。何が起きても我々は免責です。そんなこと、利用規約に書いてあるでしょう?」と言うことかもしれないが、場を提供している企業の責任として、そんなスタンスが許されるのだろうか。

ついでに書くと、この新規約にはこんな記述もある。

第21条 本利用規約及びその他の利用規約等の有効性
1 本利用規約及びその他の利用規約等の規定の一部が法令に基づいて無効と判断されても、本利用規約及びその他の利用規約等のその他の規定は有効とします。
2 利用規約等の規定の一部があるユーザーとの関係で無効とされ、又は取り消された場合でも、利用規約等はその他のユーザーとの関係では有効とします。
以上、ミクシィの新mixi利用規約より抜粋

1項はともかくとして、2項について噛み砕くと、「裁判で負けた場合、裁判をやった相手に対しては規約を無効とするけれど、裁判をやらなかった人に対しては有効ですよ」ということで、これもまた無茶苦茶な話である。「集団訴訟をやれば?」と喧嘩を売りつけているだけだし、仮に本当に裁判をやられてしまったら、判例主義の日本では立て続けに敗訴する可能性が少なくない。本当にこんなことを書いて大丈夫なのかと人事ながら心配にもなってくる。

ちなみにミクシィの株価は今日一日で11万円ほど下げている(前日比-9.82%)。

以前からこのブログでは、Yahoo!オークションやミクシィなどの一人勝ち状態に対して「ナンバー2以下を育て、サービスの多様化を進めるような努力をしなければ、結果として非常に危うい独占状態が形成される」と言ってきていたのだが、それがいよいよ顕在化したとも言える。

蛇足ながら、当社が運営したり、あるいは運営をサポートしている公開タイプのSNSでは全てのもので著作権者は利用者であることを明記している。

該当SNS
BayNet(横浜地域SNS、運営:株式会社かなぐる)
バイオエンカウンターSNS(バイオテクノロジー関連SNS、運営:株式会社バイオクオリ)
SWAN NET(志木市、和光市、朝霞市、新座市の地域SNS、運営:株式会社ライブログ)
Skix SNS(ウィンタースポーツ愛好家SNS、運営:株式会社ライブログ)
草津アカデミーネット(草津夏期国際音楽アカデミー関係者SNS、運営:草津アカデミー)
FF XI OdinサーバーSNS(ファイナル・ファンタジーSNS、運営:株式会社ライブログ)
将棋SNS(将棋ファンSNS、運営:株式会社ライブログ)

当社が管理するSNSの利用規約の例(BayNetの利用規約から引用)
■著作権について
----------------------------------------------
当サイトのサービスを利用し、情報の入力・画像のアップロード等を行うユーザは、自らが登録した情報や画像について、著作権を保有するものとします。
※画像や文章等については、登録者が著作権や使用権などの必要な知的所有権を有する画像を使用していることを前提とします。

当サイトのサービスを利用し、情報の入力・画像のアップロード等によって作成・登録された情報や画像は、当サイト及び当サイトと提携するサイトにおいて、著作権者の表示など当サイトが必要と判断する処置を行い、著作権者の了解を得た上で、利用できるものとします。

※上記内容については、事前の通知のもとに変更できるものとします。将来変更された場合、利用者が変更後に利用する際には変更が適用されるものとし、利用者は変更に同意したものとみなされます。


僕の会社が運営しているSNSでは、僕が社長である限り「著作権は当社に帰属」とか、「利用者は当社に対して著作者の人格権を行使してはならない」などということは言いませんので安心してご利用ください。  

2008年03月03日

マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋

82738d63.JPGナタリー・ポートマンが出ているので観てきました。

子供向けの映画だと思ったけれど、やっぱり子供向けの映画だったところが先日観た「レミーのおいしいレストラン」との違い。不思議なおもちゃ屋さんの映像はなかなかに素晴らしく、大人が観ても十分に楽しめると思うのだけれど、残念なのはストーリー。なぜモリーがおもちゃ屋さんを継ぐことにしたのか、このあたりが凄く曖昧。そして、これこそがこの映画の肝だったはずなのだが。そこまで色々伏線を張って、さぁ、これからどうやってラストに駆け込むのかな?と思ったところで唐突に映画は終わってしまう。え?どうしたの?制作費が尽きた?ナタリーのスケジュールがおさえられない?理由は不明だけれど、そこまで順調に盛り上げてきたものが一気に尻すぼみに。

レオンでませた少女を演じたポートマンが大人の女性を演じて、それを引き立てたのがませた少年、というあたりが見所といえば見所かなぁ。

他にもちょっと「あれ?」って思ったのは、会計士の心変わりの中途半端なところとか、広場のダンスシーンがちょっと貧弱なこととか、天才ピアニストのエピソードとか、いくつかあるのだけれど。

なんか、素材を上手に料理しかけたのに、最後の仕上げで失敗しちゃって台無し、みたいな。評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 20:14Comments(0)TrackBack(0)映画2008││編集

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キサラギ

キサラギ スタンダード・エディション

謎の自殺をしたアイドルの一周忌に集まったオタク5人の会話劇。一人の登場人物が自殺という警察の判断に疑問を投げかけたところから、その背後に隠された色々な人間模様が徐々に明らかになり、そして本当の真実はなんだったのか、ということが明らかになる・・・・・。

と、マジメに書けばこんなストーリーなんだけれど、大部分の時間は軽いトーンの笑いが満載。先が読めちゃう安直さはもうちょっとひねりが欲しかったのだけれど、それを除けば非常に良いテンポで進んでいく。

脚本も良く練られていたと思うし、役者もなかなか良い味を出していた。非常に良質のエンターテイメントだったのだけれど、ゴールが凡庸だったのが惜しい。もうちょっと違ったラストになっていればもっと良い作品になっていたと思う。せめて、如月ミキがもっと凄いブサだったらなぁ、と思うのだけれど。

徐々に登っていって、たどり着いたところが富士山の頂上か、あるいは夢の島だったっというのなら良いのだけれど、中途半端な筑波山、みたいなところが・・・・・個人的にはどうもすっきりしませんでした。

なんというのかな、歯ごたえのあるものを食べなれない現代人にはプリンやヨーグルトが好まれる、みたいな感じで一般受けはすると思うのだけれど、がっつりとした満足感がないんです。面白かったけどね。評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 19:14Comments(0)TrackBack(0)映画2008││編集

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2008年03月02日

レミーのおいしいレストラン

レミーのおいしいレストラン

原題のラタトゥイユ(Ratatouille)はネズミのラットにかけてあるわけだけど、これを日本語にするのは至難のわざ。おかげで「レミーのおいしいレストラン」なんていうお子様向けのタイトルになってしまっているのだけれど、どうしてどうして内容は決して侮れない。もちろん子供でも楽しめるだろうが、大人向きのストーリーである。

誰にでもチャンスはある、という、日本ではなかなか実現しないし、恐らくこの先もほとんど実現しないであろう話がテーマだけれど、それが理想であることは日本人でも理解できると思う。

米国のマインドというのは追記に書く台詞に集約されている。が、これは超ネタバレ。まだ観てなくて、これから観てみようと思う人は読まないほうが良いと思う。

セルのアニメにすっかり慣れている僕は、始まってすぐに「あ、CGアニメだ」ってすぐに色眼鏡で観たくなってしまうのだけれど、そんなことはすぐに忘れてしまうようなアニメだった。

評価は☆3つ。  続きを読む
Posted by buu2 at 19:54Comments(0)TrackBack(0)映画2008││編集

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FREEDOM 6

FREEDOM 6

当初6話完結のはずだったのだけれど、なぜか6では完結しませんでした。しかし、完結しないで良かった。地球編はちょっと間延びした感じだったけれど、そのラストになる6は構成をちょっと工夫したこともあって、なかなか良い出来。

ということで、次が本当のラストのようですが、楽しみですねぇ。  
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2008年03月01日

東京少女

b276ec97.JPG東京少年の出来が以外にも良かったので、姉妹作である東京少女も観てきた。

ひょんなことから100年前の東京に住む青年と携帯電話を通じて会話できるようになった女子高生の恋愛物語。「絶対に会うことができない」というテーマが東京少年と共通するのだが、見終わった後の印象は随分と異なる。

東京少年の感想については過去のレビューを参照してもらいたいのだが、両者を比較して書くと

東京少年
俳優:堀北真希が大活躍
ストーリー:あちこちに整合性が取れない部分があり、かなり雑。
脚本:繰り返しが多く、イマイチ
映像:工夫はあるものの、新鮮味はない
その他:主題歌とのマッチングが素晴らしい

東京少女
俳優:若手二人がそれなりに魅力的な演技
ストーリー:どこかで聞いたことがある話。古くは「漂流教室」、最近なら「イルマーレ」とそっくり。それぞれラストは違うけど、使い古されたストーリー展開。
脚本:説明が多く、イマイチ
映像:凡庸
その他:100年の時間を隔てた同一空間におけるデートというのが工夫

という感じ。トータルでのまとまりは東京少女の方が断然上だと思うが、東京少年では見ることができた、荒削りの中に散らばる魅力が東京少女にはなかったと思う。

ただ、二つの時代を一人の女性が橋渡しするシーンはなんとも言えず感動的だったし、そしてそのシーンがラストへの伏線になっていたのはなかなかに見事だった。使い古された設定ではあるものの、まとまりの良いドラマに仕上がっていたと思う。

なお、個人的なことを言えば、本作は夏帆よりも佐野和真が魅力的に見えた。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 23:40Comments(1)TrackBack(1)映画2008││編集

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がんこ総本家

f60db64e.JPG最近ラーメン情報にもすっかり疎くなっているので(笑)、別の店に食べに行ったら「あれ?こんなところにがんこが」と気がついたのが一ヶ月ほど前。で、食べてきました。誰の店かと思ったら、一条さんの店だった(^^; ひかり町で食べて以来だから、随分とご無沙汰でした。

名称:がんこ総本家
種類:東京西部(?)
場所:池袋
評価:5/BBA
2008.2.28
コメント:麺は中くらいの太さでやや扁平型、縮れ具合は抑え目。以前のがんこといえば黄色くて縮れているやや細めの麺が定番だったのだけれど、今は随分と様変わり。この麺、ぱっと見は多加水麺っぽくて、「どこかで見たことがあるよなぁ」と思って思い返してみると、げんこつ屋の麺のそれ。あぁ、見た目が似ているから多加水麺を連想したんだな、と思ったのだけれど、ここの麺の加水率は標準的だと思う。そこそこにコシがあるけれど、個人的にはこういう粘りがあるタイプじゃなくて、適度な歯ごたえと、噛んだらプチっと切れるようなシャープさが同居しているものが好き。スープの絡みはまぁまぁ。

スープは動物ベースのしょうゆ味スープで、こちらも以前の東京とんこつタイプのスープとは大きく変わっていた。しょっぱさも抑え目で、荻窪あたりで食べることができるスープに近づいた気がする。これだと東京西部に分類されると思う。それはそれで構わないのだけれど、がんこっぽさはすっかり失われてしまい、それが残念。こってりを頼んだのでやや脂分が多かった。このスープをベースにして塩ラーメンを作るのは無理だろうな、と思っていたら、メニューからは塩ラーメンが消えていた(店を出るときに券売機で確認)。

チャーシューだけは以前のがんこっぽさが残っていて非常に美味しかった。

数年ぶりに食べたけれど、がんこラーメンのがんこっぽさがすっかり失われていたことに驚いた。それはそれで美味しいと思うのだけれど、店名どおり、時代に合わせずに自分の道を突き進んで欲しかったなぁとも思う。  

ライラの冒険

1d7bd608.JPGライラの冒険を観てきた。

なんとも駆け足であわただしい映画である。もう細かい描写などすっ飛ばして、「え?そんなんでいきなり仲間になるの?」「え?何で助けちゃうの?」みたいなのの連続。このスピード感というか、暴走感はハリーポッターシリーズとそっくり。先日の「東京少年」は不明な点がたくさんあったので原作を読んでみたんだけど、たった20分で読み終わってしまった。つまり、映画に出来る物語などは文書化してしまえばこの程度のものなのだ。原作がどの程度のボリュームなのかは知らないのだけれど、恐らくはハリポタ並みにどっちゃりあるに違いない。そしてそれを無理やり2時間の映画にしてしまったのだから仕方がない。

そもそも、「ちょ、その粉、毒ですか?」とか、「もうちょっときちんと心理描写をしてよ」とか、「おいおい、ダブルオーセブンとドゥークー伯爵が一緒に出てるよ」などとつまらない突込みをする大きなお兄さん、お姉さんはこの映画のメインターゲットではないのかも知れない。

しかし、である。それにしても、このエンディングはないんじゃないか(笑)。いや、確かにロード・オブ・ザ・リングの二作目とか、バック・トゥ・ザ・フューチャーの二作目とか、古くはスター・ウォーズのエピソード5とか、「えええええええーーーーーー、これでオシマイですか?」とびっくりしてしまう映画は山ほどあったのだけれど、「ま、またやられた」という感じが強い。

ラストの戦闘シーンは最大の見せ場だと思うのだけれど、大して絡んでいない魔女が大挙して助っ人に来てくれるのに、王様になった熊が全く部下を引き連れずに単身乗り込んでくるのはなぜなんだろう。やっぱり、CGで戦闘を描くのが大変だったの?っていうか、魔女だけで手一杯だったんでしょうか。

パパとママとの関係もさっぱりわからないし、いきなり羅針盤の使い方を身に付けてしまうライラには目を見張るばかり。

あぁ、気がつくとまたアラを探して書き立てている!書き始めるときりがないのでやめておくけれど、要は、カッコ良い熊さんを見て、可愛い小動物たち(って、全部CGだろうけど)を見て、子供の活躍を見て、そしてマットペインティングで描かれた地球ライクな街の風景を楽しめ、ということなんだろう。そして、ストーリーで納得がいかないところがあれば、それは原作を読んで納得してくれ、と。

二作目、三作目を観るなら、原作は読んでおいたほうが良さそう。ハリポタみたいに、何がなんだか良くわからない状態で惰性で観続ける、なんてことになったらもったいないので。問題は、原作を読むだけの時間があるかどうか、なんだけれど。うーーーむ。

こういう映画を観ると、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの脚本の質の高さが浮き彫りになる。評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 12:03Comments(0)TrackBack(0)映画2008││編集

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