2009年11月06日

今日の夕景

9a7703e0.jpgいつものごとく、どうということもなく。  

さまよう刃

さまよう刃 (角川文庫)

まず、純粋に小説だけについて感じたことを。

内容自体は謎解きというよりは社会派小説という感じ。一つの謎は配置されるものの、そのミスリード具合は非常に小さく、さらっと読んだら気づかない人もいるかも、というレベル。なので、読後に「あー、そうだったのか」と膝を叩くような感じではない。それよりも何よりも、著者の少年犯罪に対する視点と問題提起。このあたりに主眼がある。その上で、警察とは何なのか、警察が守ろうとする法律の本質は何なのか、正義とは何なのか。小説の登場人物を通して「これからも答えを探し続ける」と語らせた著者の声は、法治国家に当たり前に存在している人間全員がいつも考えていなくてはならないことのはず。そうした、「ぼんやりとは感じているものの、当事者意識を持って真剣に考えることのないテーマ」について、しっかりと文書化したことに、この小説の価値があると思う。

メインの人物に関する記述を極力控え、周辺に配置した人物を丁寧に描くことによって、その中心人物の輪郭をくっきりとさせていく手法は東野圭吾の一つの芸風になりつつあるのかも知れない。

ちょっと生理的に受け付けにくい部分も含まれてはいたけれど、評価は☆2つ半。エンターテイメント性が薄いので、東野圭吾の代表作とは言いにくい(個人的には彼の代表作は「秘密」「白夜行」「容疑者Xの献身」あたり)のだけれど、読後感がさわやかでもなくても構わないという人なら読んで損はないと思う。

続いて映画についても。原作を読まずに映画を観た感想は「東野圭吾って、こんな雑な話を書く人じゃないよな」というもの。

映画の評価:さまよう刃

どうにも釈然としなかったので原作を読んでみたわけだけれど、こ、これは・・・映画化によって原作がレイプされている、そんな感じ。手足を縛って自由を奪ってやりたい放題、みたいな。以下、映画を観たときの自分の疑問に対する回答。

あの本の分量からすると、かなりの部分が端折られているはずだし、この手のストーリーだとラストとかも改変されている可能性が高い。


端折られていたし、改変されていた。しかもかなりの程度に。

登場人物も減らされているに違いない。


重要な人物が減らされていた。

脚本化の段階で相当やらかしているんだろうな


やらかしていた。

こういう杜撰な展開にするはずがない。


きちんとした展開だった。

多分、原作を読んでから観たほうが良かったんだと思う。


いや、これはちょっと違うかな。「あの原作をこんな風に蹂躙してしまうなんて」と怒っていたと思う。

「さて、どうなるんだ、このラストは」と思っていたら、「えーーー、本当にこれでおしまい?」みたいな感じである。


小説はちゃんと終わっていた。

スカッとした爽快感もなければ、イーストウッドのような後味の悪さもない。あ、そう・・・みたいな。


後味の悪さは残る。しかし、小説としては十分に成立していた。

ところで、主人公はライフルに手を加えるほどの知識をどこで得たんだろう?


小説ではちゃんと知識を持っていた。そして、その知識を映画のように使ったりはしなかった。

なんだかなぁ、この映画を観て、この小説を読むと、今の日本の原作物を料理する力量が圧倒的に不足していることがわかる。ダメだ、こりゃ、という感じ。怒るというよりも、悲しくなる。多分アマルフィとかも酷いことになっているんだろうなぁ。  
Posted by buu2 at 13:27Comments(2)TrackBack(0)読書││編集

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2009年11月05日

麺てつ

d213ce79.jpg東京ドーム界隈で一蘭以外に何かラーメン屋はないのか、と思ってふらふらしていて見つけたお店。以下、評価。

名称:麺てつ
種類:東京
場所:後楽園
評価:0/CCC
2009.11.5
コメント:麺はやや細めで弱く縮れたもの。「こりゃぁダメだ」と酷評するほどのものでもないけれど、特に特長があるわけでもなく、まぁ標準的なもの。この程度の麺だと、昨今のラーメン界の中ではアピールすることは難しい。

スープは鶏がらベースのしょうゆ味。この手の東京ラーメン系スープは完全に絶滅危惧種となりつつある。が、保存すべきかどうかというのと、美味しいかどうかというのは別次元の話。スープは取り立ててうまいわけでもなく、ま、これならもう来ないかな、ぐらいのレベル。

チャーシューはあんまり美味しくない。

この手の店がなくなってしまうと、古き良き東京ラーメンがこの世から消えてしまうかも知れないと不安に思うところもあるのだけれど、個人的には多分もう二度と食べないと思う。

店名 麺てつ
TEL 03-3818-4530
住所 東京都文京区春日1丁目15-9 都営後楽園第1アパート1F
営業時間 [月〜土]11:30〜14:00 17:00〜22:00[日・祝]11:30〜14:00
定休日 不定休  

絶滅危惧種

8a6aa516.jpg最近、こういうのってないよね。
  
Posted by buu2 at 18:09Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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戦略も戦術も感じられない戦い

さっき、Twitterで「こんな署名やっているので協力して」というのが流れてきたので、見てみた。

科学研究費補助金の一部の執行停止に対する反対署名

僕の知人の経産省官僚で非常に優秀な人がいるのだけれど、彼の最大の特徴は自己実現のために最適な戦略を練り、最適な戦術を行使すること。戦略と戦術は両方とも大事で、基本的にはそのどちらかがかけてもうまくいかないし、逆にその両方が最適化されていれば、かなりの確度でプロジェクトは成功する。件の官僚が非常に優秀なのは、その両方を見事に最適化し、最小限の労力できちんと目的を達成するところにある。

一方で、この署名活動。これは科研費の削減に反対するという活動における一つの戦術なのだが、内容があまりにもお粗末。ダメな点を列挙すると、

1.加工貿易国(日本が加工貿易国であることには異論なし)であることと研究者育成の必要性の連関が不明確。また、他の要素と比較しての研究者育成の重要性についても言及がない。関連性が明らかでなく、かつ他要素との優先順位の検討も実施されないのであれば、判断は不能である。

2.問題点が加工貿易国としての日本の存亡ばかりに偏っている。研究者育成の目的は他にもたくさんあるはずなのに、表現がまずいために公平性に欠けた主張に見える。

3.加工貿易を支えるのが「日本人」研究者であることの必然性が不明確である。

4.「日本と人類の科学技術の将来への責務感の為に研究」している研究者がどの程度いるのか不明である。そういう研究者の存在は否定しないが、自分の周囲を見渡しても、「面白いから」「研究が好きだから」「知的好奇心が満たされるから」「民間企業に就職できなかったから」「このまま大学に残りたいから」「将来の人生設計において役に立つと思うから」といった理由で研究を続けている人間が非常に多く、日本と人類の科学技術の将来への責務感の為に研究している人はほとんど知らない。特に若手。

5.「教授・准教授・助教といった役職があるかた」の署名を重用する旨の記載がある。その手の看板は署名などではなく、陳情で使うもの。それに、内々で考えているならともかく、署名の文章にこんなことを書いたら「私のような一般市民の意見は関係ないのね」「署名を集めている人たちは署名者に軽重をつけているのね」と誤解(理解)される。

6.文章がまずいために活動のよりどころである、理念が読み取れない。理念が読み取れないということは、戦略が読み取れないということ。

といった感じ。おかげで、非常にピンポイント、かつ客観的現状把握能力に欠けた、偏りのある、そして権威主義の文章に見えてしまう(実際そうなのかも知れないけれど)。最終的に、「これは酷いでしょう?」という感情論を煽るだけ。これでは当事者以外はスルーしてしまう。科研費を削られたら困ってしまう当の研究者自身はこれでも満足なのかも知れないが、正直、端からみていると笑っちゃうレベルで、これで主張が受け入れられたらそれはそれで「えーーーーーーーっ」という感じ。少なくともこんな署名に自分の名前を掲載して恥をさらす気にはならない(知り合いの名前を見つけたら「お前、馬鹿じゃないの?」って指摘したくなる。まぁ、別に良いけど)。

下手な鉄砲も数撃てば当たるはずだが、これでは射程距離が短すぎてそもそも的に届かない。

結局のところ、物事が実現するか、しないかは、そのほとんどがそれを主張する人間の能力次第である(もちろん、誰がやってもダメなこととか、誰がやってもうまくいくことも世の中には存在するけれど)。うまくいかなかったときに「世間が悪い」「世の中が悪い」と考えるのはお門違い。納得させることができなかった自分が悪いのだ。

しかし、この署名はあくまでも戦術レベルの話。戦略レベルの失敗は戦術レベルの対応ではいかんともしがたいけれど、戦術レベルの失敗の取り返しは可能。だから、絶望するにはまだ早い。でも、この調子じゃ、難しいかな。研究者が軽んじられる原因は研究者の質そのものにあるわけで、それはこういう活動からも垣間見ることができる。

あ、でも、やり方がまずくても、「科研費は必要だ」という人はどんどん署名をすれば良いと思いますよ?目的は手段を正当化しない、というのとはちょっと違って、目的のためには手段を選ばない、ということも場合によってはありなのかも知れないので。単に、僕はこの手段には乗れないな、ということであって。

#Twitterで「これは酷いなぁ」って書いたら、「時間がなかったの。許して」というメッセージをもらった。ネットって、楽して色々なことができるという特性があるけれど、それを濫用していると、その活動の価値そのものが低下しちゃう。やはり最低限のことはクリアしていないと、「だからネットは」ということになって、自分の首を絞めることになる。  

2009年11月04日

夕方

18d2f95e.jpg首都高の、この環状線から千葉へ抜けるところは景色が良いんだよねー。
  
Posted by buu2 at 19:51Comments(0)TrackBack(0)高速道路││編集

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綾波システム

僕は今のところ、365日、ほぼ24時間、お客様から緊急の連絡があれば対応できる状態を作っている。ただ、僕はマナーとか法律とかにも比較的センシティブな人間なので、電車の中で電話に出ることとか、自動車を運転しているときに電話に出ることとかはしない。また、移動は地下鉄が多く、携帯が圏外にあることも少なくない。当然のことながら打ち合わせしている時間もかなりの部分を占めるので、そのときも電話、メールに対応することはできない。だから、必ずしも即時対応ということではない。クライアントとのコンサル契約とかでは「24時間以内の対応」を約束している。

と、いうことで、僕には「これは休日」なんていう日は存在しないのだけれど、ベンチャーとかやっていれば当たり前の話で、僕の会社だけじゃなくて、僕の周辺の会社の奴らも似たような状態。少なくとも、日本にいるのに24時間連絡がつかない、なんてことはまずない。でも、別にそういう状態であることがストレスでもないし、逆に金曜日の夜にクライアントから連絡があったのに、月曜の朝までそれに気がつかなかった、なんてことになってしまうことの方がよっぽどストレスだ。

でも、この間、ある会社の社長と、現在進行形の仕事の打ち合わせをしていたとき、「担当の○○さんは凄く有能だけれど、土日はしっかり休む人なので、連絡は平日の昼間にお願いします」と言われた。ベンチャーと言っても、これはこれで当たり前で、そういう勤務スタイルはそれはそれで尊重されるべきだし、そのことを理解しつつ、ビジネスパートナーにそれを説明する社長(ちなみに社長は365日対応)は、それはそれで偉いと思う。

また、その会社の役員と打ち合わせをしていたとき、こちらが金曜日に急ぎのオーダーを出したら、「日曜日に対応します」との返事。「いや、急ぎは急ぎだけれど、土日に出勤する必要はないです。月曜日で構いません」と言ったら、「ちょうど日曜日に出勤する用事があるので、大丈夫です」とのことだったのでお任せしてしまった。彼と僕との関係を考えれば、嘘をついてまで休日出勤するとは思えないので、本当に日曜日に出勤する仕事があったんだと思うのだけれど、こちらとしては非常に助かった。

またこれは別の話なんだけれど、ある親方の話。彼は職人を複数抱えている親方なんだけれど、クライアントのオーダーに対して職人を派遣している。契約は時間で決まっていて、時間内に一定の作業を終了しないと、残業になってしまう。そんな状況で、彼の愚痴を聞いた。いわく、抱えている職人のひとりの評判が芳しくなくて困っているとのこと。どうしたのかと思って突っ込んで聞いてみると、その職人は就業時間中に手を抜いて、残業を増やし、それによって給料を多くもらおうとするらしい。その結果、派遣先の評判が悪くなってしまい「彼以外の人を頼む」と言われてしまっているそうだ。一定の時間の中で想定される量の仕事をきちんとこなす。こういうことが要求される場面も間違いなく存在する。そして、それができなければ、名指しで起用を拒否されてしまう。

こうして考えてみると、就業時間と非就業時間をどう考えるか、というのはそれぞれのライフスタイルによって選択できることが重要だと思うのだけれど、一方で、会社側が従業員に対して要求するのはあくまでも「成果」であって、「時間」ではないと思う。「中には時間が重要な仕事もあるんです」という考え方もあるのかも知れないが、時間を成果に変換できないような仕事を僕はあまり思いつかない。

それなのに、なぜ成果主義は嫌われるのか。あるいは、機能しないのか。

僕が上に挙げた事例で登場したのは、僕だったり、社長だったり、役員だったり、親方だったり、要は、人事権を持っている人間である。結局のところ、成果主義というのは人事権とセットなのである。

人事権(というか、解雇権)の話になると、今度は「上司に人事権を握られていたら、何の反論もできなくなる」なんていう話が出てくるのだけれど、上司が人事権を濫用して次々に従業員を解雇すれば、上司が責任を持たなければならない部署の成績が落ちて、その人の評価そのものが低下することになる。上司の評価が落ちれば上司の給料は下がるし、場合によっては解雇されるわけだから、自分の権利を濫用するということは合理的な行動ではない。逆に言えば、解雇されるリスクが小さいから濫用などということが起きるわけだ。

成果主義というのはあくまでも組織の効率化を進め、組織の充実と拡大を目的としているはずなのだけれど、責任の所在が不明確、かつ十分な権力を行使できず、しかも社会全体にそれを許容するだけの包容力もないというのだから、うまくまわるはずがない。

しかし、そんな状況にあっても、「なんとか成果主義をうまくまわしていきましょう」という人たちは少なからずいるし、「ただ座っているだけで何もせず給料をもらうなんておかしい」という考え方は徐々に浸透しつつある。問題は、「これまでただ座っている人たちのために苦労して、ようやくただ座っているだけで給料をもらえる立場になった人たち」と、「「将来はただ座っているだけで給料がもらえるのが良いなぁ」と思っている人たち」の力が意外と強いということで、この手の話は自民党も民主党も言い出さない。それで、僕としても、「成果主義以外はタコ。廃止!」「ただ座っているだけの奴は退席!」などと言うつもりはない。せめて、成果主義も選択できるような社会環境になれば良いのにな、と思う。

でも、社会環境が変わるのをじっと待っていたら、多分老衰で死んじゃう。だから、今は厳しくても、なんとかやっていかなくちゃならない。ひとりじゃ難しいけれど、意外と仲間はいたりする。僕は「綾波システム」などと茶化して笑いながら話しているけれど、雇う側も、雇われる側も、全ての階層で「代わりはいるもの」ということを意識しつつ働くのも決して悪くはない。

「君に求められていることはわかっているはずなのに、なんでちゃんとやれないの?できない、やれない、あきらめる、というのならそれでも構わないんだよ?別に君の代わりはいくらでもいるんだから」

「僕は社長なんてやっているけれど、社員たちはいつでも僕に辞任勧告できる。社員のために働けない社長だと判断されたら、それはそれで仕方がない。社長だって、代わりはいくらでもいるんだから」

明文化こそしていないものの、実際にその考え方で動かしていて、それがきちんとワークしていて、学生たちの支持を得ている会社もあるのだ。「あそこでやれれば一人前」という、ふた昔前ならニッポン放送、一昔前ならリクルートみたいな会社が。今、ニッポン放送のOBやリクルートのOBが色々な場所で活躍しているのと同様、そういう会社を巣立った人間が活躍してくれる社会になればと思う。

注釈:綾波システムの対語は「せかばなシステム」で、正式名称は「世界に一つだけの花システム」。この間、上に書いた会社の役員と徹夜でカラオケしたときに彼がこの歌を歌ったので、「お前、それは違うだろ(笑)」と思ったけれど、黙っておいた(笑)。  
Posted by buu2 at 12:22Comments(0)TrackBack(0)社長││編集

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コレラの時代の愛

8447649e.jpg1900年前後のコロンビアを舞台にした50年以上にわたる一組の男女の恋愛を描いた作品。と書くと凄く普通だけれど、実際はかなり普通じゃない関係が描かれている。何しろ、最初こそ二人はお互いに運命の人と感じたのだけれど、上流階級へのステップアップを狙う彼女の父親に仲を引き裂かれ(良くある話)、距離をおかされている間に彼女が「一時の気の迷いだった」と考えてしまい(良くある話)、相思相愛の関係から片思いの関係に変化してしまう(良くある話)。そして、それから50年以上、男性はずっと片思いを続けることになる(滅多にない話)。その間、女性は医者と結婚し、子供をもうけ、普通に老いていく。そして、男性は、女性の結婚相手が老衰で死ぬことを待ち続けるのだ。これを称して純愛というのかどうかはやや疑問が残る。しかしまぁ、そんなこともあっても不思議ではないのかも知れない。

主人公の男性、時代が時代ならマザコンでストーカーでちょっとアブナイ感じの人なんだけれど、時代や場所の設定によってそれがあんまり気にならないというか、「昔はこうだったのかなぁ」などと思わされてしまう部分がないこともない。そこのハードルさえクリアしてしまうと、画面で展開されるエピソードは思わず笑ってしまうようなことが多い。おいおい、それはないんじゃないの(笑)、みたいな。例えば、「手紙には愛が必要だ」とか真剣に考えているので、ビジネスレターにまで愛を盛り込んでしまう。例えば

「あぁ、ジョブスさま、私はあなたの姿が目に焼きついてしまい、一時たりとも忘れることができません。この苦しみから自分を解放する手段として、iPhoneの日本における独占的販売権利を購入させていただきたいと思うのです」

などと書いてしまうような。まぁ、このシーンは誰が観ても笑っちゃうところだと思うけれど、こんなエピソードがてんこ盛り。なので、観ていて飽きない。

あと、別にこの主人公は座して旦那の死を待っていたわけではなく、きちんと仕事を見つけてきて、彼なりに努力をし、そして名の通った会社の社長にまでなってしまう。「お金がないから相手の親に反対された」と考え、きちんとそのハードルをクリアしてしまうあたり、一念岩をも徹すって奴だ。

こうやって書いてあると、読んだ人は「なんてけなげで純粋で可哀想な男性なんだろう」と思うかも知れず、実際にそうなのかも知れないのだけれど、この主人公がさらにネジが飛んでいるのは、運命の女性を追い続けている間、他の身のまわりの女性たちとやってやってやりまくってしまうところ。でも、それはほとんどのケースで自分から求めているのではなく、女性の方から求められたり、自然にそうなってしまうのだから仕方がないというスタンスなのだ。彼にとってこれは単なる生活習慣に過ぎない。このあたりについては日本の現在の一般的な慣習とはかけ離れたところがあって、受け入れられない人も多いんじゃないかな、と思う。「これって、ジェームス三木みたいじゃん」って感じで。

だから、万人受けする映画じゃない。特に、若い女性とかだと、眉をひそめちゃうんじゃないかと思う。でもまぁ、おじさん、おばさんなら、結構楽しめるんじゃないかなぁ。おじさんである僕はそこそこ楽しめた。  
Posted by buu2 at 00:18Comments(2)TrackBack(0)映画2007││編集

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2009年11月03日

豚食健美 優膳

仕事で茂原にでかける機会が増えていて、「このあたりに何か美味しいお店はないのかな」と思っていたら、ちょっと僕のレーダーに引っかかったのがこのお店。僕は2000円以下のとんかつ定食で美味しいお店はないと思っていたのだけれど、訂正しなくちゃならない。このお店のヒレカツ定食は1600円ぐらいだった。カキフライをひとつ追加して(確か320円ぐらいだったはず)合計1950円とリーズナブルなお値段。それでいて、都内の有名とんかつ店にも全く引けを取らないような見事な味でした。

まず、キャベツ。ただただみずみずしさだけを主張するとんかつ屋のキャベツとは一線を画すもので、きめ細かくて柔らかい。非常に丁寧に作られているのが印象的。ご飯もきちんと炊けていて美味しい。赤出汁も文句なし。漬物も良好。肉以外の部分でマイナス要素は一切見当たらない。そして、とんかつ。今日頼んだのは吟上ヒレ。ざっとメニューを見渡して一番高額だったのがこれ。それで、食べてみたら、柔らかくて、ジューシーで、揚げ具合もばっちり。ソースも塩も全く使わず、全部素のままで食べてしまった。ちょっと油がかつの下にたまってしまうことだけが残念なところ。金網を使うだけで随分と違うと思うのだけれど。この一点のみで評価は満点とはしないものの、味の方はほぼ非の打ちようがない。これで1500円前後なんて信じられない。

じゃぁ、☆2つ半でご馳走様でした、って思ったら、さらにデザートで杏仁豆腐まで出てきた。こ、これは・・・満点で。評価は☆3つ。

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店名 豚食健美 優膳 (とんしょくけんび ゆうぜん)
ジャンル とんかつ
TEL 0475-24-4577
住所 千葉県茂原市大芝46-15
営業時間 11:00〜14:00(L.O) 17:30〜21:00(L.O)
定休日 水曜日・第3火曜日  

茂原優膳

1daa9a50.jpg都会、田舎含め、2000円以下のとんかつで美味いと思ったのは初めてかも。カキフライ一個追加して1950円。茂原の人がうらやましい。詳細は後ほど。
  
Posted by buu2 at 20:15Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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今日の夕景

8eb02118.jpgまぁ、どうということもなく。秋は夕景がきれいで良いですね。  

2009年11月02日

結論から言うとシロートは侮れない

42ddec17.jpg

うまかった。いや、まぁ、もともと9点つけている店だから、そう大きくはずすとは僕も思っていなかった。でも、かなり美味しかった。これは食べる価値があります。シロートも侮れない。っていうか、プロがなんぼのもんだ、ということだけれど(笑)。

こっちはきれいな写真↓
DSCN1788  

素人に美味いから食えって言われたから

2351e00e.jpgこれから食べてみる。鶏の穴
  

2009年11月01日

恵比寿一丁目ホルモン

恵比寿で食事を、と思ってふらふらしていて何となく入ってみたお店。

豚のホルモンをそこそこの価格で食べさせる、という感じのお店で、決して悪くない。まぁ、絶賛というほどでもないんだけれど。内装がそこそこきれいだし、椅子や机もべたついたりしていない。サービスは今ひとつだけれど、まぁ、こんなものでしょう。モツ鍋も標準程度に美味しく食べることが出来ました。

評価は☆1つ半。

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店名 恵比寿一丁目ホルモン 恵比寿本店
TEL 03-6277-0777
住所 東京都渋谷区恵比寿1-22-23
営業時間 11:30〜15:00(L.O.14:30) 18:00〜05:00(L.O.04:00)
定休日 無休  

クラブ八方

f5da9af8.jpg新宿ICI石井スポーツ店頭で八方尾根のキャンペーンをやっていた。携帯からクラブ八方に登録するとくじが引ける。で、やったら、一等キター。リフト券2枚に宿泊補助券(5000円)。

ということで、一緒に白馬に行く人、募集します!

キャンペーンは明日まで(地味に)やっているぞ!
  
Posted by buu2 at 15:49Comments(0)TrackBack(0)スキー││編集

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またまた神!

19e8ab81.jpgどっかの商社がメープルシロップ買いすぎたのかな?
  

エステーも左ギッチョ差別のダメ会社

18d2f99f.jpgこの間はS&Bが左ギッチョ差別を展開していて不買運動の対象になったけれど、今度はエステー。どうしてこうやって酷い商品を開発するのかね。本当につぶれてしまえ、と思う。ギッチョという言葉は差別、とか頓珍漢なことを言っているのはとりあえずスルーしつつ、この商品がどう酷いかを説明しよう。って、別にそんなに大変なことじゃない。

この商品、「ワンプッシュ計量キャップ」と称して、ボトルのボディをぐっと押すと、自動的にキャップ部分に洗剤がたまる仕組み。と、こ、ろ、が、計量のための目盛りが片側にしか印刷されていない。で、このボトルを右手に持ったときには、数字がちゃんと読める。が、左利きの皆さんは普通このボトルを左手で持つ。と、目盛りが全然見えないのである。え?え?これ、数字見えないじゃん、ということで、右手に持ち替えると、異常に使いにくい。最悪だ、この洗剤。「簡単」とか書いてあるけれど、すげぇ不便。こんなダメ商品、絶対買わない。もう二度と買わない。全部捨てちゃいたいくらいだけれど、勿体無いから一応こいつだけは最後まで使おうと思う。でも、これが最初で最後。エステーさん、さようなら。もうあなたの会社の製品を買うことはないでしょう。  
Posted by buu2 at 10:18Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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