2011年02月28日

うーーん、こんなにも考え方の違う人がいるものなのか

面白いなぁ、と思いつつ下記の記事の全文を読みました(笑)。

「京大入試ネット不正事件」に見る入試制度の限界
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110228-00000301-newsweek-int

さて、ちょっと引用してコメントなど。

それは、大学入試というものが「受験生に特有の個性や潜在能力」を測定するということは全くやっていないという事実であり、にも関わらずまるで前近代の中国の科挙試験のように「一発の入試が人生を決める」というバカバカしさを捨てられないでいるという点です。


これは全然的はずれでしょう。なぜなら、現在は就職試験ですら、大学の入試を参考にしているのです。すなわち、卒業した大学の学歴です。企業は、大学で何を勉強したのかなどは基本的に見ていません。だって、そんな話をされても面接担当者はそれが素晴らしいことなのかどうか、全く判断ができないからです。つい先日、仲の良い経産省の課長補佐ともこの手の話をしてきましたが、企業が採用に当たってチェックするのは、主として卒業した大学(大学で何を勉強したのか、ではありません。どこの大学を出たのか、は、イコールどこの大学に受かったのか、という意味です)、それと大学時代の部活、およびバイトです。大学は、運動部、あるいはバイト先で教えられる程度のことすら、今は教えていないのがほとんど、という状態です。また、言葉を変えるなら、学力的な潜在能力は、大学入試の時点でしっかり測定されている、というのが今の日本におけるコンセンサスです。

例えば、採用に失敗したら最悪の場合業績の悪化に直面する民間企業が、そんな「粗っぽい選抜」はやっていないということを考えれば明白だと思います。


日本の採用は実際のことろ、非常に粗っぽいと思います。例えば三菱総研の場合、旧帝と東工大、一橋、および早慶で社員の95%以上を占めていた印象があります。

「高校の教育課程を超えた部分で明らかな才能」を持っている人間が全く評価されないというのもナンセンスな話です。


いや、芥川賞を取れたり、すぐに会計士になれるような人は別に大学になんか行く必要がそもそもないですから。そんな能力を測定する必要すらないです。その能力をさらに伸ばすことができるなら大学に行く意味もあるでしょうが、東京芸大などの才能系の大学や医学部などの一部を除いて、大学で能力が伸びることは稀なのではないでしょうか。それの良し悪しはまた別として。

「ちょっとネットで掲示すれば数十分で誰かが回答を教えてくれる」程度の「いわゆる入試問題」で合否が決まるというのは何とも安易な話です。


いやいや、その程度の入試問題ですら解けない奴を落とすのが入試ですから。できる奴を見つけるのと、できない奴を落とすのは、一緒です。

数学でも物理でも、あるいは国語にしても社会にしても「答えの出ない難問」に向かわせて、知的苦闘の痕跡で能力資質を判断するような問題は可能だと思うのです。


可能かもしれませんが、どこもやっていません。どこかがやれば良いというのはその通りで、僕もそういう入試をやったら良いのにとは思いますが、やらないからといって「安易な話」だと断ずるのは早計だと思います。

こうした「訳せ」とか「要約せよ」という「誰にでもできる」問題で合否が決まるというのも選抜として手抜きもいいところです。


道具を使えば誰でもできるのは当たり前。道具を使わないでも一人でできるかどうかを測定していのですから、手抜きとは全く違います。「道具を使っても難しい問題を、道具持ち込み可で実施しろ」というのはひとつの見識ですが、それは東大のような難易度の高い学校が始めないことには誰もやらないでしょう。

英語で堂々と論評させ、中間点も含めて英語の知的表現能力のクオリティを厳しく見ればいいのです。


そういう試験を作ることができて、適正に採点できるなら、その通りでしょう。実際はそうではないのだから仕方がない。ただ、「しっかりしろ」という点はその通りですね。

「面接など主観的な判断は不公平」とか「小論文で一字でもオーバーしたらダメ」とか「高校で習っていないはずの公式を使うのはルール違反」などという腐敗した官僚主義のようなカルチャー


3つのうち面接については違う性格のもので、「面接が主観的で不公平」なのはその通りでもあり、これは決して「腐敗した官僚主義」ではないと思います。そもそも、腐敗した官僚主義とは何なんでしょうか。僕の理解では、良く言われる「官僚主義」とは前例主義、形式主義、縦割りとセクショナリズム、ぐらいだと思います。文字数オーバー、習っていない公式の利用はルール違反は確かに形式主義にあたると思いますが、面接が主観的というのはどこにも「官僚主義」的なところが読み取れません。

「入試イコール基礎能力判定の科挙試験」といった権威付けはやめて、各大学が文系も含めて「入るのは簡単だが出るのは難しい」という制度に改め、その上で「ちゃんと卒業できそうな人材を選別する合理的な入試」へとシフトすべきだと思います。


ここまで言っていることは結構めちゃくちゃでしたが、この部分はその通りですね。ただ、そのためには、大学が「教育機関」として大きく変わらなくてはなりません。

この「学歴ロンダリング」という言葉には染み付いているように思います。


染み付いているのはそのとおりですが、なぜそうなるのかって、ほとんどの大学も大学院もきちんと教育していないからです。入学時点と卒業時点で、大学生の学力は何も変わっていないのが実情(むしろ落ちているケースもあるのでは)です。「学歴ロンダリング」という言葉がなぜ正鵠を射る表現なのか、それは取りも直さず、大学が何も教育していないからです。東大を出ても、京大を出ても、違いは何もありません。東大卒の人間と新潟大卒の人間の差は、東大に受かったか、新潟大に受かったか、の差でしかありません。大卒の人間の学力を測定する方法は、今のところ入試時点での学力で比較するのが一番正確なのです。大学卒業時点での能力をきちんと評価できるようになれば、話は随分と違ってくるわけですが・・・・。

まぁ、そんなこんなを解消する手段を、今色々と考えているところなんですけどね。  

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新しいメガネ

野田地図の「南へ」の開演前に時間があったので、KAMOに行ってマリノスの新しいユニフォームをチェックしようと思って歩いていたら、その向かいにあるメガネ屋さんが「半額セール」をやっていた。メガネはだいぶ前にZoffで作って、その後は割とちゃんとしたところでつくっていたんだけれど、なんか魔が差して(?)ふらふらっと入店してしまった。5000円、7000円、9000円の3ラインしかないのだけれど、それが全部五割引。レンズはデフォルトでついているのだけれど、薄型にすると2000円アップとのこと(平常時は4000円アップらしい)。それほど目が悪いわけでもないのだけれど(悪いほうで0.1、良いほうが0.3ぐらい)、重いのもなんだなぁ、と思って薄型にしてみた。普通は1時間ぐらいでできてくるみたいだけれど、セールは2週間かかるとのこと。はいはい、メガネならたくさん持っているからいつでも良いよ、と思っていたら、いつの間にか出来ていたらしい。なので、今日回収してきた。

ちょっと赤い彗星っぽい感じにしてみた次第。

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フレームが四方にあるタイプって久しぶりに買ったかも。

買ったときにまた五割引のチケットを貰っていたので、今日も一つ買っちゃった(笑)。今度のはちょっといい加減な感じで、レンズも標準。5000円のところ2500円プラス消費税。こんなので儲かるのかな?まぁ、ユニクロみたいなものか。できあがりはまた二週間後(笑)。  
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第83回アカデミー賞

作品賞
英国王のスピーチ

監督賞
トム・フーパー(英国王のスピーチ)

主演男優賞
コリン・ファース(英国王のスピーチ)

主演女優賞
ナタリー・ポートマン(ブラック・スワン)

助演男優賞
クリスチャン・ベール(ザ・ファイター)

助演女優賞
メリッサ・レオ(ザ・ファイター)

脚本賞
英国王のスピーチ

脚色賞
ソーシャル・ネットワーク

撮影賞
インセプション

編集賞
ソーシャル・ネットワーク

美術賞
アリス・イン・ワンダーランド

衣装デザイン賞
アリス・イン・ワンダーランド

メイキャップ賞
ウルフマン

視覚効果賞
インセプション

録音賞
インセプション

音響効果賞
インセプション

作曲賞
ソーシャル・ネットワーク

主題歌賞
「We Belong Together」(トイ・ストーリー3)

アニメーション映画賞
トイ・ストーリー3

外国語映画賞
In a Better World(デンマーク)

ドキュメンタリー映画賞(長編)
Inside Job

ドキュメンタリー映画賞(短編)
Strangers No More

短編賞(実写)
God of Love

短編賞(アニメーション)
The Lost Thing

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ほぼ予想通り。どこだかのサイトの懸賞付き予想クイズに応募したんだよなぁ。どこだったけ。ほとんど全部当てているはずなんだけれど。

何はともあれ、ナタリーがあの若さでオスカー女優というのが感慨深い。お祝いで堀北のバナーを取り替えようかな。  
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恋とニュースのつくり方

morning


いわゆるドタバタコメディ。観終わったあとに何か残る、という性格の映画ではないけれど、後味が悪くないし、ずっと笑っていられるのでお金を損した気にならない(いや、正確には、今日は貯まったポイントでただで観たんだけれど)。

最初にいただけないところを二つ書いておくと、一つ目が邦題。何このタイトル。頭が悪そうだよなぁ。このタイトルだけで敬遠されちゃうと思う。僕もポイントが貯まっていなかったらスルーしていたところ。大体、この映画はニュースも恋も作ってなくて、作ったのは別のものだろ(笑)。もう一つは字幕。でも最近は凄く親切で、一番最初に「戸田奈津子」って出してくれる。これがないと、「あれ?もしかして、これって、アレ?」みたいに疑心暗鬼になって映画を楽しむどころじゃなくなる。でも、この映画は最初に「アレですよ!」って出してくれるので安心。あとはなるべく字幕に頼らず、英語を聞き取る方に集中すれば良い。大体この映画、主人公が物凄く早口なので、字幕を追っていたら映画の画面を観ることができなくなっちゃうんじゃないだろうか。

さて、本編。といっても、別にそれほど書くことがない。三流大学出のお姉ちゃんが気難しいおじちゃんを相手にテレビ局で頑張る、みたいな。脚本が「プラダを着た悪魔」(レビューはこちら)の人ってことで、構造は良く似ている。メリル・ストリープの役どころがハリソン・フォードにかわって、ファッション界がテレビ局に変わっただけ。プラダは成長譚だったけれど、本作は別に成長したって感じではなく、いつもの調子で頑張ってまーす、という感じ。ただ、話のテンポが良いし、視聴率を上げるために頑張っている様子も良いし、その成果たる番組内映像も楽しい。全体的にデフォルメされているけれど、俳優たちの大げさな演技も決して悪くない。

もうお説教とか、そういうのは抜きにして、単純に楽しみましょうよ、という感じ。

余計な主張がないから、変に嫌われることもない。当たり障りがないと言えばその通りだけれど、こういう映画も良いよね。

ちなみに僕が邦題をつけるなら、「フリッタータの作り方」だね。

評価は☆2つ半。  
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2011年02月27日

波紋が広がる京大入試不正

昨日のニュース斜め読みで京大の試験の流出について書いたけれど、このニュースは今日になっても結構反響があるみたい。

京大試験問題流出、複数人物が協力か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110227-00000161-yom-soci

ただ、昨日も書いたけれど、「模範解答」がネットに残っている以上、答案用紙との照合は比較的簡単なはず。そこまでケアして、記述内容をきちんと変えていれば大したものである。だけど、そのくらいやるなら、Yahoo!の掲示板そのものを投票受付中になる前に削除するような気もする。

何やら色々ツッコミどころはあると思うのだけれど、実際のところ、「こうすればカンニングできちゃうんじゃないの?」と考え、それを実行したところが高く評価できるのは間違いない(いや、推奨するわけじゃないけれど。倫理的に問題は大)。言われてみれば誰でもできるけれど、最初に思いつくところ、最初に行動したところが重要だ。ということで、このイノベーターにイノベーターとしての敬意を表する意味で、不正技術を検討してみよう。

まず、リスクの抽出。次の5つの場面でリスクを抱えることになる。

1.情報の取り込み(試験問題を電子化する)
2.情報の転送(電子化された試験問題を外部に持ち出す)
3.情報の掲示(試験問題を掲示板に掲示する)
4.回答の回収(誰かに答えてもらう)
5.回答の閲覧(答えてもらった問題を閲覧し、解答用紙に書き写す)
6.証拠の処理

では、これを一つずつリスク軽減していこう。

まず、3についてはIPをYahoo!に抜かれる可能性がある。なので、アクセス端末は極力匿名化したほうが良い。この際の手段としてはプリペイド携帯が無難。携帯からのアクセスは一度キャリアを通すことになるので、追跡が難しくなる。PCからアクセスすると足が付きやすい(ネカフェとかなら別だろうけれど、これはこれで監視カメラとかに映る可能性がある)。また、4は、回答が得られなかった場合に困る、というもの。これは事前にテストを実施して、回答してくれそうな人間、かつ正解を答えてくれそうな人間を確保しておく必要がある。事前に繰り返しテストしておけば、だんだんと親切な人が集まってくると思われる。

となると、残された問題は、1、2、5、6だ。普通に考えれば携帯で問題を打ち込むのが良さそうだが、それをやっていてバレた場合に困る。現場には試験監督がいるので、そこでの作業、特に手を机の上におかずに作業するのはリスクが大きい。入力作業はそこそこに手間だし、正確性も要求される。作業にともなって音が発生するのも問題だ。また、この作業に時間をかけるのも馬鹿らしい。それなら他の問題を解いていたほうが効率的。そこで登場するのがデジカメだ。ただし、携帯のデジカメは駄目だ。ピロピロ音がなるし(もちろん、スピーカーを断線させてしまえば音はならないだろうが)、焦点距離もそこそこに長い。フォーカスが安定するのにも時間がかかる。マクロモードのある小さなデジカメが推奨される。ただ、デジカメの場合、それをネットに転送するのに手間がかかる。普通は。

そこで登場するのが弊社の「ヘアカットJP」である。このシステムのうりは、デジカメで撮影したら、あとは何もしなくてもデータがネットに転送される、というところ。この際に必要なのはワイヤレスLANだけ。これをポケットWi-Fiとか使ってしまえば、携帯の「ピロリロリン」すらなしに実行できてしまう。最近のデジカメのマクロ撮影性能は非常に高いから、特定の問題を撮影して転送するのはそれほど難しくなさそうだ。となると、デジカメ、ヘアカットJPで利用している基幹システムを使えば、2まではクリアできる。

掲示板への打ち込みを協力者に頼む、となると、3についてはもう一度ちょっと戻る必要がでてくるけれど、これは外部の協力者に頼めば良い。こういった活動においては推理小説を読む限り、共犯者の数を減らすのが定石のようだが、この場合は仕方がない。なるべく裏切らない、例えば親、京大、ではなく兄弟の協力を得ることにしよう。ヘアカットJPの基幹システムからの画像データはほとんどタイムラグ無しに外部に流出させることが可能なので、これを受け取った協力者はすぐさまそれを携帯で入力し、回答を待つ。めでたく親切な誰かが答えを教えてくれたら、あとはそれを閲覧、解答用紙に書き写すだけになる。

実行者は試験終了10分前程度になったら、自分の携帯電話から自分たちで利用しているIDで掲示板にアクセス、それを書き写せば良い。もちろん、携帯電話は小さいのを使うのが望ましい。このフェイズ5が最大のリスクとなるが、ここだけはどうしようもない。無事書き写すことができたら、その場で質問を削除するのでも良いが、試験時間は事前にわかっているので、試験終了と同時ぐらいのタイミングで外部の協力者が質問を削除するのが良いだろう。これにて6のリスクも軽減される。

池田信夫さんの推測だと、今回は共犯者なしの可能性が高いとのことだが、

aicezukiの謎

より安全に不正を実施するためには、共犯者を一人用意しておくことがオススメだと思う(って、次回を推奨するわけではありませんので念のため。ちゃんと受けよう入学試験)。

以上で、モノマネが上手な日本人らしく、先駆者のアイデアをちょっとモディファイしてみた。ここまでやっていたら、全く発覚しなかったかも知れない。

#1 あ、ヘアカットJPは、このような用途には利用しないでくださいね。
#2 実行犯が出る前なら、このネタで携帯小説が書けたかも?
#3 このあいだの尖閣ビデオ流出に比較すると、「行くぜ!CIA」はわかりやすくて良い。
#4 もちろん、この記事はヘアカットJPの宣伝です。
#5 繰り返しますけど、試験で不正はダメ。ゼッタイ。
#6 いや、何のためって、「こういう風にやられる可能性がありますよ」と提示することによって、対策を促し、不正を防止する意味ですから。  
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2011年02月26日

ニュース斜め読み

京大2次試験問題 ネット掲示板に投稿…数・英の試験中
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110226-00000021-maip-soci

知恵袋、万能だな!しかし、もう最初から諦めていたんだろうなぁ。どうせできない、って。なので、ソッコーで質問箱で質問。

でも、どうなんだろう。和文英訳は、そのまま丸写しだったらバレちゃう可能性もあるよね。

48歳の小学校臨時教員・高松さん合格!…女子ケイリン第1期生合格発表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110226-00000063-sph-soci

合格したのも凄いけれど、年齢制限がないのが良い。実力の世界はかくありたい。

今期営業益1700億円超に=更生計画の2.6倍以上―日航
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110226-00000013-jij-bus_all

今まで物凄い勢いで無駄遣いしていたのがバレちゃった。無駄遣いしていた奴らの責任追及はどうするんだろう。  
Posted by buu2 at 23:55Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

今日の夕景

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2011年02月25日

無音の漫画「ベイビーステップ」

本当は水曜日に書きたかったけれど、発売直後に引用とかするのもどうかと思うので金曜日まで待ってみた。

僕が今少年マガジンで読んでいるのは「はじめの一歩」「振り向くな君は」「ダイヤのA」「ベイビーステップ」「ゴッドハンド輝」「エリアの騎士」の6作品(って、こんだけしか読んでないのか(笑)。まぁ、260円だから良いけど)。はじめの一歩は10年位前は凄く面白かったし、絵も上手だと思うけれど、最近は試合が長いし、なんか変な相手が多いし、いつまで経っても防衛戦ばかりで全然世界へ挑戦しないし、で、いい加減飽きてきた。振り向くな君はは連載が始まったばかりで、ストーリーも絵も粗いけれど、雰囲気が良いし、独特の世界観できちんと読ませてくれる。ゴッドハンド輝は蓮さんがなぜかマジでいいもんになっちゃったみたいでライバル不在の漫画になってしまった。絵が上手なわけでもないし、この漫画の再生はちょっと難しいかも知れない。でも、一応惰性で読んでいる。エリアの騎士はマガジンを代表する能書き系スポーツ漫画で、そこそこ面白い。ただ、絵が下手なのが玉に瑕。この手の漫画は一応トップがワールドカップとか、バルサとか、限界が見えているので、安心して見てはいられる。まさか空を飛んだり、地球を破壊したり、一度死んだ人を生き返らせたりしてサッカーはしないだろう。強者のインフレにも限界があるので、それなりに楽しい。

だが、今のマガジンでイチオシなのは前にも書いたかも知れないけれど、ベイビーステップである。女性漫画家が少年誌や青年誌で描くのは最近では全然珍しくないけれど(昔は高橋留美子とか、柴門ふみとか、数えるぐらいしかいなかったような)、この漫画の作者もそのひとり(多分)。適度に女性らしい漫画でバランスが良く取れている。どのあたりが女性らしいって、例えばヒロインから主人公に告白するとか、少年誌では滅多にないところだと思う(いや、白木葉子がジョーに、とか、あるにはあるけれど(笑))。

勉強ばかりやっていた子がテニスに目覚め、全日本ジュニアからプロを目指す、という普通のストーリーだけれど、主人公が頭でっかちという設定なので、能書き重視(笑)。もともとそこそこの画力だったけれど、連載を通じてかなり上手になったし、女流っぽく、描く女の子が可愛い。出てくるライバルたちも爽やかな奴ばかりで雰囲気が良い。それで、肝心の試合も、「きたなー!」「ふっ、こっちだぜ」「なんだとぉ〜」みたいな、古くは「リングにかけろ」で出てきたような対話型の描写じゃなく、また、「テニスボーイ」とかで見られた(いや、リンかけの方が顕著だけれど(笑))「ピーコックダイヤモンドぉ〜」みたいな必殺技絶叫型の漫画でもなく、「うーーーん、これじゃぁだめか。じゃぁ、今度はこうやってみよう」「あれ?やりすぎちゃったかな?じゃぁ、少し戻して」「あ、うまくいったぞ」みたいな、独白型なのが良い。

それで、今週号ではしばらく続いていた試合のクライマックスだったんだけれど、今まで色々頭の中で考え続けていたのを全部削除。歓声も削除。全ての音が消えてしまった。

ネタバレしない限りで載せるとこんな感じ。

DSCN3342


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それで、凄いのは、今までちゃんとこの漫画を読んできた人間なら、そこで主人公が何を考えているのかを読み取れちゃうってこと。「よし、1/64!」みたいなのが伝わってくる。選手の表情、シチュエーション、見せ方によって、無音でもきちんと状況を伝えてしまうところが見事。この手法は映画でもやることがあるし、漫画でも、例えばスラムダンクとかでやっているけれど、事前の読者への念入りな刷り込みと、表現力がないと真似できない。多分、「この試合のクライマックスはこれをやろう」というのはかなり前から決めていて、それに向けて準備をしてきたんだと思う。

この漫画が今のマガジンの中でどのくらいの評価なのかは知らないけれど、個人的には一番面白いと思っている。いや、マガジンの中で、ではないな。今僕が読んでいる連載漫画の中では一番。

ベイビーステップ(1) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(2) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(3) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(4) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(5) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(6) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(7) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(8) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(9) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(10) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(11) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(12) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(13) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(14) (少年マガジンコミックス)

ベイビーステップ(15) (少年マガジンコミックス)  
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2011年02月24日

ロシニョールのニューモデル

先日の世界選手権、目立っていた板を挙げると、アトミック、フィッシャー、ヘッド。そして、その次ぐらいに来るのが名門ロシニョールである。

僕は学生時代、一番最初に履いたのがダイナミックのGS板。それ以後は4S、3G、7S、7G・・・・・といった具合に、ずっとロシニョールだった。学生時代も、社会人でも、一番良い成績をあげたのはいつでもロシニョール。だから、ロシニョールには特段の思い入れがある。でも、ここ5年くらい、ロシニョールは今一歩。僕の会社で運営しているスキー専門ネットショップ「ライブログ・スキー」での取り扱いも、今の一番人気は明らかにアトミックである。でも、やっぱりレースとかをテレビで見ていると、一番気になるのはロシニョールの成績なのだ。

ちょっと、リザルトから上位選手のマテリアルを抜き出してみるとこんな感じになる。

男子SL
1位 ロシニョール
2位 フォルクル
3位 フィッシャー
4位 ブリザード
5位 フィッシャー
6位 ハート

女子SL
1位 アトミック
2位 アトミック
3位 ロシニョール
4位 ヘッド
5位 ストックリー
6位 ロシニョール・フィッシャー(同着)

男子GSL
1位 ヘッド
2位 フィッシャー
3位 アトミック
4位 ヘッド
5位 ヘッド
6位 フィッシャー

女子GSL
1位 ストックリー
2位 ロシニョール
3位 ロシニョール
4位 フィッシャー
5位 ノルディカ
6位 ロシニョール

昔から、ロシニョールは女子選手の間で強さを発揮する伝統があるんだけれど、今もそれは生きている。ちょっと実際に数値化してみよう。1位7点、2位5点、以下、3位4点・・・・と点数を振って、足し算をしてみる。

男子
ヘッド 12
フィッシャー 12
ロシニョール 7
フォルクル 5
アトミック 4
ブリザード 3
ハート 1

女子
ロシニョール 15
アトミック 12
ストックリー 9
フィッシャー 4
ヘッド 3
ノルディカ 2

総合
ロシニョール 22
フィッシャー 16
アトミック 16
ヘッド 15
ストックリー 9
フォルクル 5
ブリザード 3
ノルディカ 2
ハート 1

あれれ?女子と総合なら1位、男子も3位じゃん。ロシニョール、すげぇ。ということで、先日、ロシニョールのニューモデル展示会に行ってきた。

もう、20年来のお付き合いをさせていただいている岩谷さんもにっこり。

DSCN3304


日本人の板の選び方って、どうしてもコーチ次第になっちゃう。コーチはお付き合いのある板を当然薦めるから、コーチに力をいれている板がどうしても目立つ。コーチとしても、性能がよく分かっている板を選手に履かせたいし。ということで、僕の周りでは今のところアトミックとフォルクルが凄く目立っている気がするのだけれど、いやいや、ロシニョールも立派なもんです。

ということで、ロシニョールのニューモデル、お買い上げを検討中の方は、是非ライブログ・スキーまでお問い合わせください。よろしくお願いいたします。  
Posted by buu2 at 17:17Comments(4)TrackBack(0)スキー││編集

月と鼈

名称:月と鼈(すっぽん)
種類:東京西部
場所:新橋
評価:5/ABC
2011.2.23
コメント:麺は太めでやや平べったいもの。コシがしっかりしていて、スープもきちんと絡む。最近は軒並み麺のレベルが上がっているので、この程度の麺でも標準的かな、と考えてしまうが、なかなかの品質であることには間違いがない。

スープはとんこつべーすに魚の出汁を効かせた東京西部タイプ。限定の「濃厚」という奴を頼んだら、なかなかに濃厚だった。濃厚なのはナイスだけれど、その濃厚さに味の方がすっかり負けてしまっていて、その点はマイナス要素。スープの濃厚さと、味の濃さ、この二つのバランスを取ることが非常に重要なんだけれど、この店はそれがやりきれていない印象。

チャーシューはまずくはないけれど、美味しくもない。お金の無駄とは言わないけれど、僕ならトッピングはしない。

もうこの手の東京西部タイプは出尽くした印象がある。「これはひどい」というラーメンもないが、「これはすごい」とアピールするのも難しい。ちょっと、みんながみんな同じ方向性でラーメンをつくりすぎちゃった印象がある。

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店名 月と鼈 (ツキトスッポン)
TEL 03-6450-1059
住所 東京都港区新橋4-27-7
営業時間 11:00〜22:00
定休日 日曜  

スターバックス 経済産業省店

中小企業庁にでかけたので、せっかくだから友達たちと会っておこうと思い、何人かにメール。それぞれ、ちょこっとずつ雑談と情報交換をしてきた。皆さんそれなりに元気そうで、子どもができたり、海外転勤が決まったり、外に出向に出たり、頑張っている様子。

役所は物凄くセキュリティが厳しくなっていて、こりゃ大変、という感じ。でもまぁ、おかしな奴も結構いるから、仕方ないのかな。知り合いのひとりは本館の11階だったんだけれど、エレベーターを降りたらガードマンがいた。すごいね。

さて、そんな感じで色々と人も設備も変わっていた経産省。本屋さんは立派になり、別一(食堂)はなくなり、地下の食堂も一新。そしてセブンイレブン(23時で閉店するらしい。なんでー?)とスターバックスが出現。このスタバでさくらクリームフラペチーノを飲んだんだけれど、驚くことに外部と値段が一緒!

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あれれ?理研のBSIの一階のお店は割引じゃなかったっけ?それはどうでも良いけれど、せっかく地下にスタバができても、価格が外と一緒ならただの高いコーヒー店(笑)。みんな郵政省の一階にあるサンマルクカフェにお出かけするのが常で、経産省のスタバはいつも空いているらしい。  

ザ・タウン

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犯罪映画としては、比較的ありきたりかも知れない。お決まりの仲間割れとか、お決まりのロマンス、お決まりのカーチェイス、お決まりの銃撃戦。なにか新しいものってあったかなぁ。うーーーん、舞台がボストン?へぇー、レッドソックスの町って、こんなところなんだぁ、と、そこは新鮮。

でも、別にツマラナイってことはない。いや、むしろ、なかなか面白い。なんでだろう。うーーーん、監督がこの町を好きなんだろうな、っていうことが伝わってくるからだろうか。あちこちに散りばめられる町の景色、風景描写が、「こんな町だけど、好きなんだよ」っていう感覚に溢れている。

犯罪者たちの性格描写はそこそこに行われているんだけれど、でも、4人組のうちしっかり描かれるのは二人だけ。その二人の葛藤を中心にしているのだから当たり前なのかも知れないけれど、4人でチーム、という割には他の二人の扱いがぞんざいで、おかげで主人公が「俺は・・・・・」みたいにあることを表明したときに、「そりゃぁないだろ」という感じがしてこない。これはちょっと致命的だったかな。でも、時間的に無理か・・・・でもそれならいっそのこと、2人組にしちゃう?うーーん、難しいですね。やはり2時間枠の限界なのかも。

ちょっと、それはおかしいだろ?みたいな設定もあるけれど、そこはじっと我慢。でも、やっぱりそのラストはどうなのよ、と思うなぁ。中途半端かついい加減な倫理観。邦画で「重力ピエロ」っていうのがあったけれど、あれと似た感じ。いや、クライムムービーを全否定するわけではないのだけれど(例えばゴッドファーザー、ゴッドファーザーPARTなどは傑作だと思う)、中途半端なのがいただけない。

セリフの伏線とか、小物による暗喩などにいくつか気がついたけれど、気が付かないだけで実はもっとたくさんあるのかも知れない。

主役よりそのパートナーの役者が存在感抜群。うわー、こいつ、なんなんだよ、と思ってしまう。生理的に嫌悪感を持ってしまう。町で会ったら、思わず避けてしまいそう。つまりは、凄く上手だったということなんだと思う。

エンドロールの最中にもメッセージがあるので、最後まで観たほうが良い。字幕松浦美奈。

評価、難しいですね。☆1つ半かな。

ところで以下余談。先日の「太平洋の奇跡」もお一人様(ひとりで観に行ったというのももちろんだけれど、他にお客さんがひとりもいない)だったんだけど、今回もひとり(笑)。なので、記念撮影。シネプレックス新座の8番。

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新宿のバルトとか、ピカデリーとか、いつも一杯なのになぁ、と思うんだけれど、要は、友達同士で映画を観に行く時に、「新座」じゃ、調整がつかないってことなんだろうね。「じゃぁ、新宿で!」ってことになっちゃう。映画館の場所って、すごく重要なんだろうな。一等地に座り心地の良い箱を作ってしまえば独り勝ち、みたいな。だから、ちょっと田舎のシネコンは独自性を出さなくちゃならない。シネプレックスにはイマイチそれが見当たらないからなぁ。でも、そんなに独自性の見当たらない大泉とかは結構入っている。あれは、町自体の背景人口の差なのかな。

頑張れ!シネプレックス!僕は応援しているよ。  
Posted by buu2 at 13:44Comments(0)TrackBack(0)映画2011││編集

すき焼き

スーパーで国産牛肉を安売りしていて、ふらふらっと買ってしまった。思い返してみると、牛肉ってほとんど買ってないよなぁ。さて、ビーフストロガノフにするか、あるいは牛丼にするか、と考えていて、思いついたのがすき焼き。僕がすき焼きで覚えているのは、六角橋にあった祖父の家で食べたすき焼き。なんでそれを覚えているのかわからないけれど、子供の頃の記憶がほとんど残っていない僕の頭の片隅に、なぜか祖父の家で食べたすき焼きが残っている。でも、そのすき焼きって、普通のすき焼きとはちょっと違うらしい。僕の記憶にあるのは、ほとんど鍋。焼いて食べるんじゃなくて、煮て食べる感じ。そういうすき焼きって、逆に珍しいことが分かってきたのは会社に入ってからかも。あぁ、焼いて食べるものなんだ、って分かってきた。それで、今日作ってみたのは焼いて食べるのに近いタイプ。

鍋にちょこっと牛脂を塗って、そこで牛肉を約半量焼く。その上で、軽く湯通ししたしらたき、石づきを取った生しいたけ、斜めに切った長ネギ、適度な大きさに切った焼き豆腐を並べ、割り下を投入。割り下はしょうゆ1/2カップ、みりん1/4カップ、砂糖を大さじ5杯ぐらい。ちょっと味を見て、オッケーだな、と思ったところで作成完了。それで、この割り下を全量投入。コンロにかけて、牛肉に火が通ったら生卵につけて食べる。肉は適宜追加して、火が通ったら食べる。この繰り返し。

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ちょっと煮詰まったかな、と思ったので、途中で少量の日本酒を投入してみたら、これはこれで結構いけてる。ただ、そのあと車の運転は自粛した。

春菊が欲しかったな。水菜でも良かったかな。美味しかった。☆2つ。

ところで、僕は醤油も本みりんも普通にスーパーで買ったものを使っているのだけれど、こういう料理って味付けは醤油とみりんと砂糖。日本の料理って、醤油とみりんの2:1配合が凄く多い。っていうことは、この二つにこだわったらもっと美味しくなるんだと思う。今後は醤油とみりんにこだわってみようかな。  
Posted by buu2 at 02:54Comments(0)TrackBack(0)料理││編集

2011年02月23日

官僚曰く

どこの省庁とは言えませんが、ある中央官庁の官僚が「今の政権は政治主導に見えるようにやらなくちゃいけないので面倒くさくて仕方がない」と言っておりました。

大変だなぁ。政治主導。  
Posted by buu2 at 23:05Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

ウソツキ社長が経営するインチキベンチャーになめられっぱなしの中小企業庁

本日13時より、中小企業庁経営支援部新事業促進課に話を聞きに行ってきました。本当は今日は群馬県でスキービジネスの仕事があったんですが、昨日の昼前に電話がかかってきて「時間調整ができたので、明日の午後に来てくれないか」とのこと。仕事一つキャンセルするだけで対応可能になる日だったのでラッキーだけど、「明日の昼に来い」とかお前らどんだけ非常識なんだよ、とは思いましたが、僕も最近おとなになったので、「了解、わかりました」と二つ返事(笑)。

さて、中小企業庁には10分ほど遅刻したんですが、「何か交通機関でも乱れましたか?」って、乱れてないよ、こっちは普通に午前中から仕事してんだ。昼ごはんも食べずに来てんだよ、とは思いましたが、「いえいえ、ちょっと別件で」とにこやかに対応。

対応者はふたり。公務員にはこの手の個人情報の秘匿義務がないので(確か、そうだったと思う)ここで二人の名前をばーーーんとだしちゃっても良いんですが、今日の時点ではとりあえず(笑)、TさんとAさんとしておきます。名刺交換、と思ったら、「名刺を切らしてまして」とTさん。嘘つくなよ、以前は別館の2階にいけばただで作り放題だったじゃんか、今は制度が変わったのかも知れないけれど、公務員が名刺を切らすわけがない、要するに、責任を取りたくない、名前を知られたくない、肩書きを教えたくない、メアドを知られたくない、ってことなんだろうけれど、本気になれば役所にはいくらでも知人がいて、そんなのすぐにばれんだよ、ばーか、と言ってあげようかと思いましたが、一応にこやかに「そうですかー」と、僕の名刺だけ渡しておいた。

もうこの時点で「こいつら、使えないな」と断定しようかと思いましたが、この人たちが僕達の税金をばらまいている人たちですから、扱いはきちんとすべきですね。非礼は良くない(たとえ、相手が非礼でも)。

ようやく本題に入りました。まず、「中小企業新事業活動促進法」についての説明。知っているけれど、一応知らないふりをして聞いておきました。当然のことながら、「これは異分野連携なので、2種以上の異なる業種の連携が前提である」という話がありました。Aさんからは電話で再三、「お金はコア企業に出したもので、リバネスには直接出しておりません」との説明(責任逃れ)があったんだけれど、そんなの嘘じゃん。お金はコア企業に振り込まれているかも知れないけれど、やっぱ、リバネスがいなかったら認定は取れないんじゃん。2社しか当事者がいないんだから。と、実はこれも事前に知っていましたが、知らないふりをして彼らから直接聞き出して、確認をしました。「リバネスがいなくなれば、認定は取り消しですね?」「取り消しです」(Tさん)。「金額はいくらですか?」と聞くと、2/3補助で最大3000万円とのこと。いや、実は総額は知っているんですよ。この事業にいくら出したの?って聞きたかったんですが、これは開示請求しろとのこと。

続いて、リバネスを呼び出して指導した件について。まず、13日に沖縄総合事務局、コア企業の沖縄長生薬草本社を呼び出し、ヒアリングと指導をしたとのこと。ただ、このときは丸社長は不在だったとのこと。はい、それは電話で聞いてます。次にヒアリングを実施したのは27日とのこと。おいおい、27日にヒアリングして、2月16日まで放置していたのかよ、お前ら、随分のんびりしてやがんな、2週間もあれば総理大臣がやけを起こして「解散だー」とかやって選挙出来ちゃうじゃんか、とか思いましたが、僕も人間が丸くなったのでじっと我慢です。「この馬鹿」とかはもちろん考えず、何かやんごとなき事情があったのでしょうね、と優しく慮るところです。ところが驚いたことにこの呼び出しにも丸社長は来なくて、担当役員が来たとのこと。はぁ?このあいだの僕への説明では、「社長に直接真意を聞かないとなので、時間がかかっている」って言ってたじゃん。それでこっちはずーーーーっと待っていたんだよ。それが、「やっぱり社長は来ませんでした」って、お前ら何の役にも立たねぇ木偶の坊だな、などとは口に出しませんし、思うこともありませんでした。この人たちの給料も僕達の税金ですから、けなしたり、貶めたりするのではなく、エンカレッジして頑張ってもらわないとです。「丸社長は海外、国内の出張で忙しいらしく」って、そんなの嘘じゃねぇか。この間は普通に三茶でハンバーガー食ってたぞ。ツイッター見ていれば丸がどこで何をやっているかなんて一目瞭然じゃん。何なら俺が全部調べ上げて報告してやろうか?目黒の家を教えてやろうか?個人のメアドも携帯の電話番号も全部知っているから教えてあげましょうか?って親切で言ってあげようかとも思いましたが、まぁ、ここでもじっと我慢です。それで、その時の内容、議事の概要については資料はまとめてあるものの、「所定の手続きを踏んで公開請求をしてください」とのこと。

はい、ここ、注目です。この、情報公開請求への対応って言うのは、役人にとってはものすごく面倒くさいことなんです。「あぁ、馬鹿らしいなぁ、なんでこんな法律ができちゃったんだろうなぁ。やりたくないなぁ」というもの。それで、今のところ、この請求には300円がかかります。でも、逆に言えばたった300円です(オンラインなら200円)。ちなみに今、これを無料化する(爆笑)法案が出されているみたいで、近々ただになるみたいですが、それまで待ってられませんよね。

情報公開の開示請求について(経産省のサイト)

「よーーーし、じゃぁ、みんなで請求しちゃおうぜ、嫌がらせしようぜ!」というわけではありませんが、みんな、知りたくないですか?あと、情報公開請求って、やってみたくないですか?これって、公務員に対する圧力としては物凄く効果的です。あ、言葉が違うな、圧力なんてとんでもない。「公務員の皆さん、頑張って働いてくれてありがとう。ただ、ちょっと、ここだけどうしても知りたいので、300円払いますから教えてください。よろしくお願い致します(はーと)」ってことです。なので、僕は個人的に情報公開請求をしてみます。皆さんもどうぞ、とは言いませんが、知りたい人は遠慮せずに請求しちゃいましょう。今日のヒアリングで「それは所定の手続きで申請してください」と言われたのは次の文書です。

○沖縄長生への補助に関する資料
○1月27日のリバネスを指導した際の議事録
○経産省からリバネスに委託・補助した案件の審査過程に関する資料
○同事後評価に関する資料
○コア企業とリバネス社の契約内容

さて、なかなか本題になりませんが、そろそろ本題です。委託の有無について。僕へのFAXで説明があった「事実誤認」とは、「補助」を「委託」としたことについてだとのこと。他省庁に対してのヒアリングから、他省庁が沖縄長生・リバネスの共同体に対して委託していないことは判明していますから、「国の委託事業でもある」とした丸発言は虚偽だったということが確定しました。T氏によると、「リバネス社は適正な訂正を行うと説明があったものの、まだ行われていない」そうで、お前ら、それで黙ってんのかよ、もう1ヶ月ぐらい経つぞ、馬鹿、とか思っちゃいそうになりましたが、馬鹿はいけないですね、馬鹿は。「そんな対応で、なめられていると思いませんか?社長に出てこいといっても社長には逃げられて、訂正するといいつつ、放置しているわけですよ?」と聞くと、「残念だとは思う」って、ああああああ、やっぱり馬鹿なんじゃないか?大丈夫か?この人たちに僕たちの税金を任せておいて良いのか?3000万円だぞ?この人たち、3000万円稼ぐことの大変さって分かっているのかなぁ。「どうぶつしょうぎアプリ」だったら、DX版だって15万本ですよ。これって、ゲーム屋さんにとっちゃ、天文学的な数字なんですが。

元木「えっと、訂正するって言っていて、直していないんですよね?」
T「対応していません」
元木「それで良いんですか?」
T「残念だとは思う」
元木「リバネスはなんて言ってるんですか」
T「社内で検討中と言っている」
元木「それで、はいそうですかって納得しているんですか?」
T「逐次連絡は入れて、早めの対応をお願いしている」

だそうで。

元木「あのですね、こんなインチキ会社に補助金出していて良いんですか?社長は「国からの委託」とか嘘の説明をしているわけですよね?」
T「でもまぁ、悪意があったかどうかはわかりませんし」
元木「悪意があったかどうかなんて、そんなのその後の対応から判断するしかないじゃないですか。彼らは何をやりましたか?発言を削除して隠蔽し、それ以外は何もやっていませんよ。普通の感覚なら、間違いなら「間違えました。申し訳ありません」と謝罪して、訂正しますよね。そういったことを何もせず、ただ隠蔽しているだけです。この会社に対して、普通の感覚なら『悪意』を感じると思いますが、違いますか?」
T「(コメントはいただきましたが、「個人的な感覚」とのことで、オフレコだそうです。なので、ここには書きません)」
元木「訂正がない以上、削除しようとも「委託」という発言は生きているんですよ」
T「それは認識している」
元木「では、期限を切ったらどうなんですか?2月末までに対応しないなら認定を取り消す、と、何でいえないんですか?」
T「状況を見て判断したいと思う」
元木「あなた達は僕達の税金を使っているんですよ。適正に対応しろと何で言えないんですか。あなた達は切り札を持っているんです。『ちゃんとやらないなら認定取り消しだ』で済む話でしょう」
T「適正に対応してくれと指導はした」
元木「だーーーかーーーらーーー、指導したって、相手が動かないなら意味ないじゃないですか。なめられているんですよ。わかりますか?」
T「随時連絡は入れておりますので」
元木「とにかく、「委託」と説明したのは嘘だったと中小企業庁も認識しているわけですね」
T「認識している。そして、訂正するという説明があった」
元木「そんなことで良いんですか?外部から「こんな怪しい健康食品を売りやがって」と突っ込まれて、「いえ、これは国の委託事業なんです」と、国を正当化の材料に使っているんですよ?」
T「そのあたりにつきましては、消費者庁とか、厚生労働省とかの管轄で、私達としてはなんとも」
元木「いや、そういうウソツキ社長が運営するインチキ会社が、国が補助や委託を出す相手として適切なのか、ということなんですよ」
T「そこはなんとも」
元木「じゃぁ、こういう資料に暴力団の名前があったらどうするんですか」
T「そういう場合は採択はしませんが」
元木「今回は、そういう話ですよね?」
A「すいません、元木さんは、健康食品を販売する会社に国の補助金を出すというのは全部ダメだ、というスタンスなんでしょうか」
元木「そんなことは全然言ってませんよ。きちんとした科学的エビデンスがあるならどんどんやれば良いじゃないですか。「こういう風にやるべし」といのは僕のブログでも紹介しています(注1)。ただ、何の証明もないものを「健康食品」として売るのは駄目ですよね。民間企業でもそういう会社は山ほどありますけど、そこに補助金を出すのは駄目でしょう?国がそういうインチキ商売に加担するんですか?」
A「わかりました」
元木「βカロテンだって、あんなの、米国ではほとんど販売できないようなものですよ」
T「しかし、βカロテンは、本事業ではないので」
元木「そんなの関係ないじゃないですか。外から見たらわかりませんよ。どこまでが国の委託で、どこからが国の委託じゃないか、なんて。まぁ、今回は全部委託じゃないけど。さっきの暴力団の話であって、補助や委託するのに適切な会社なのか、ということです」
T「はい」
元木「ウコンとしじみだって、『日本一の長寿県である沖縄のウコンと、健康食品として注目を集めている青森のしじみ』って、沖縄の長寿とウコンがどう関係あるかなんて全くわかっていないし、青森は日本で一番平均寿命が短い県ですよ。なんですか、その説明は。全部インチキじゃないですか。それで、「サイエンスにこだわった」とか、「国からの委託」とか、そんな会社に補助するのが適切か、と聞いているんです」
T「適正に対応するようにお願いはしています」
元木「とにかく、インチキ会社に補助金なんてとんでもない、ということです」
T「適正に対応するようお願いしている」

時間が無駄っぽいので、この話はこの辺で終了しました。とりあえず、月曜までに何か対応があるか、待ってみる、ということになりました。

続いてウコンとしじみの相乗効果について(本当は上記のやりとりの中にあったんですが、今回は話の流れがあるので別途書きます)。この部分は中小企業庁でも把握していないとのこと。なんだ、やっぱり嘘なんじゃん。何の根拠もないんじゃん。

元木「では、科学的エビデンスとか、嘘なんですね?」
T「把握はしていません」
元木「それで良いんですか?」
T「いや、やっているかも知れませんし。公開されていないだけで」
元木「でも、リバネスにはそんな分野の専門家はいませんよね?」
T「それは把握していません」

だそうで。そんなこんなで、

T「すいません、そろそろ次の打ち合わせがありますので」

とのこと。しょうがねぇなぁ、これじゃぁなめられても仕方ないよなぁ、とは思いましたが、ま、とりあえず重要なことがいくつかわかりましたし、月曜日までに中小企業庁がどこまで指導力を発揮できるのか、見守ってみたいと思います。

さて、まとめ。今日わかったこと。

1.「国の委託事業です」発言(発言現場はこちら)は真っ赤な嘘である。
2.ウコン、しじみ、味噌はただ混ぜただけで、科学的エビデンスについて中小企業庁は一切把握していない。
3.中小企業庁はリバネスに対して訂正を要求しているが、リバネスはほぼ一ヶ月間、この指導を無視している。
4.中小企業庁の呼び出しに対して丸社長は都内にいるにも関わらず(出張でいなかった時期もある)、「海外出張」「国内出張」と称して逃げ回っている。

注1)僕が紹介したのはこのサイト「コーヒーと健康

以下、関連エントリー
その1「どうしてこうなったんだろう?」
その2「リバネス批判」
その3「国からの委託・補助の状況(調査進行中)」
その4「博士号を利用したマーケティング」
中間報告:リバネスを中小企業庁が呼び出し、指導することが決定
食品関連のマーケティングで見かける科学者の専門性判定
中小企業庁への要望書(ファックス送信済み)
サイエンスにこだわるのをやめちゃった(笑)リバネスショップ
リバネスの健食の件について、ようやく中企庁経営支援部新事業促進課から返答があった
中小企業庁に対して、再質問
リバネス問題に関してひどい対応の中小企業庁  

2011年02月22日

太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男-

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今日は何を見ても1000円ということで、ヒアアフターのあとにはしご。おかげで、彼此の違いが物凄くはっきり分かってしまった。今の日本があるのはこういう人たちのおかげ、という、日本人の根源的なところに訴える力を潜在的に持っている映画なのに、そのアドバンテージをもってしても「面白い映画」になってこない。役者も、竹野内豊を筆頭に、結構頑張っていたと思うのだけれど。

まず、「太平洋の奇跡」というタイトルなのに、全然奇跡っぽくないのが大問題。そういう話ではないというのならこのタイトルは失敗だし、奇跡だったのなら、もっとそれらしく描いて欲しい。ひとつひとつの話が凄く簡単に進んでいくので、重みがないのだ。たとえば捕虜収容所への侵入とか、緊張感が皆無。「そんな簡単に行き来出来ちゃうのかよ!」って思っちゃう。実話なのかも知れないけれど、米兵が日本兵の性向を説明するのにいちいち将棋の駒を使っていて、いつもそれを持ち歩いているのも変な感じ。だって、再利用を拒むために自殺する、ということなら、チェスで説明したほうが良い(将棋の駒は相手に取られると敵として利用されるが、チェスではそういうことはない)。

登場人物たちの心変わりの早さにもついていけないところがある。大場が、「ひとりでも多くの米兵を殺すこと」から、なぜ「ひとりでも多くの日本人の生命を助けること」に変わってしまったのか。変わってしまうことはもちろん構わないけれど、その過程がしっかり描かれていない。また、「米兵を皆殺しにしたい」と憎んでいた登場人物が、すんなり収容されているのも意味不明だ。大きな心変わりには、それなりのトリガーが必要なはずなのだけれど、それが全然描かれないので、物凄く軽い印象を受けてしまう。あと、ただただ逃げまわるだけで、米兵を攻撃するのは自分たちが追い詰められた時だけ、というのも違和感がある。民間人を守るフェイズがあるのは当たり前として、サイパン奪還に向けての戦闘は全くなかったのだろうか。

車で走っているシーンの一部でブルーシートを使っているっぽいシーンがあったけれど、背景との動きがリンクしていなくてちょっと気持ち悪かった。一方で、爆撃機の発進シーンはかなりの迫力。ただ、あんなに急角度で離陸・上昇するのかなぁ、と思った。

大場大尉の人柄を説明するのに赤ん坊を使っていたけれど、あの子が全然成長しないのはなんでだったのだろう。

こうやって考えていくと、多分、約2年の戦闘を描くには、2時間という尺が短すぎたんだと思う。米兵たちは基本良いところばかりが描かれるし、その中での彼らは日本兵のメンタリティばかりを気にしている。一方の日本兵は民間人を中心として密かに逃げ続けるだけで、戦闘らしい戦闘はほとんどない。細かいディテールは「2年」を感じさせるにはこだわりが足りず、さっと過ぎ去ってしまう。だから、米兵も、日本兵も、そして民間人も、なぜ心が変化していくのかがさっぱりわからない。そして一番いただけないのがラスト。これも実話通りなのかも知れないけれど、「日本に戻ったらどうするのか」が全然描かれていない。赤ん坊が成長して活躍するのはまだまだ先のこと。敗戦の日本を支えたのも彼らだったはずだ。そのあたりの意気込みは、ラストの行軍からは伝わってこない。

美術的には結構頑張っていたと思う。この間の「あしたのジョー」に比較すると衣装など、かなりリアリティがあった。ラストシーンではみんながきれいな服を着ているけれど、普段の服にリアリティがあったので、「ちゃんとここ一番にきちんとしたみだしなみにしたんだな」というのが伝わってくる。しかし、その一方で悲惨な戦い、という感じは全然伝わってこない。「水場がない」ということもセリフでは説明されるけれど、それが切実な感じを受けない。なんか、のんびり隠れて野営して、のんびり捕虜やって、という感じである。

大場栄氏についてはウィキペディアに記事があるが、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A0%B4%E6%A0%84

これと照らしただけでも「タポチョ山(タッポーチョ山)を拠点にゲリラ化し、日本の無条件降伏後も遊撃戦を展開する」という部分は映画では表現出来ていなかったよなぁ、と思う。全ての事象を描くことはできないのだから、何を描き、何を描かないかが重要になるのだが、少なくともこの映画の場合は取捨選択がヘタだったのではないか。

奥田誠治さんの映画って、「魔女の宅急便」は好きだけれど、以後、あんまり面白いものがないと思う。「三丁目の夕日」ぐらいかなぁ。☆1つ。

ところで、以下、余談。今日はメルマガ登録者限定で1000円で鑑賞できる、という日だったんだけれど、それにも関わらず観客はゼロ(笑)。こんなでかい箱なのに、ゼロ。大丈夫なのか、この映画館。まぁ、貸切なのは悪くないけれど(笑)。

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思わず映画館で撮影しちゃったけれど、映画は盗んでないのであしからず。えっと、1番シアターかな。新座のシネプレックス。一応資料写真ってことで(笑)。  
Posted by buu2 at 11:38Comments(0)TrackBack(0)映画2011││編集

ヒアアフター

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ハズレが全然見当たらないイーストウッド監督の最新作。死者とのコミュニケーションが取れる霊能者をテーマにした話なので、シックス・センスみたいな気配があるのだけれど、観終わった感じは大分違う。シックス・センスはシックス・センスで傑作だし、あれはあれでシャマラン監督流の愛情を表現した映画だったのだけれど。

こちらは、差別されるマイノリティとして霊能者を取り扱っている。米国、フランス、英国に散らばっていた登場人物たちが、引き寄せられるようにロンドンに集まっていくのだけれど、とにかく脚本が素晴らしいので、「次はどうなるんだ」と気になって仕方がない。面白い小説を読んでいると、文字を追っているのがまどろっこしくなってきて、早く次のページを読みたいという気持ちになるが、映画でそういう感覚を味わうハメになる。

何しろ、冒頭から素晴らしい。今まで観たことのないような大津波のシーンから始まる。大津波と言っても、ただでかいってことじゃない。リアリティのある津波なのだ。こりゃすげぇ、っていう映像でぐいっと引っ張られちゃって、そこから先は物語が静かに進んでいく。この構成のおかげで、「え?次はどうなるの?」という感じになってくる。加えて、村上春樹が「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」や「海辺のカフカ」や「1Q84」でやってみせた複数の物語が徐々に関連を持っていく、という構成なので、盛り上がってきたところで話が途切れて、おあずけを食らってしまうのだ。3つのストーリーでこれを展開され、しかもひとつひとつが全然別の面白さを見せるので、ストーリーにスピードがないのに映画にはスピード感がある。それも、映像とか、展開にスピード感があるんじゃなくて、観る側が「早く次を観たい」と思ってしまうことによるスピード感なのだ。色々映画を観てきているけれど、こういう感覚は凄く新鮮である。

差別される存在としての霊能者の苦悩、知りたくないこと(恋人の過去の性的虐待とか)まで知ってしまいそのおかげで人生が思い通りにならない苦悩、「呪い」と思っていた能力に自分なりの利用方法を見つけるところ、親子愛の再生などなどをこれでもかという位に盛り込んである。

(評価として)とってつけたようだけれど、音楽も良い。

地味な映画ではあるけれど、味わい深い一作だと思う。☆3つ。  
Posted by buu2 at 11:35Comments(0)TrackBack(0)映画2011││編集

2011年02月21日

「どうぶつしょうぎDX らいおんはんと」はここが面白い

らいおんはんとは、「どうぶつしょうぎDX」におまけで付いているゲームで、将棋で言えば詰将棋。でも、詰将棋とは随分と違ったものになっています。それは、「トライ」ルールの存在と、どうぶつしょうぎの盤面の大きさのため。相手を詰ますか、トライを決めるか、というのは随分と思考回路が変わってくるので、頭の中でスイッチを切り替える必要があります。また、盤面が小さいこともあって、詰将棋では存在しなかったような詰め手筋が発生してきます。

問題を作るのが大変なので、今は一手詰めばかりになっていますが、それでも結構頭を使います。

たとえばこの問題。

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答え、わかりますか?

一手詰めが100問入って、世界中のプレイヤーと得点競争ができる「どうぶつしょうぎ DX」、是非どうぞ〜。

#どうぶつしょうぎアプリはApple版、Android版がありますが、「らいおんはんと」が遊べるのは今のところApple版だけとなっております。

Apple版 どうぶつしょうぎDX
Android版 どうぶつしょうぎ

お詫びと訂正(21:24)
本記事で「「らいおんはんと」が遊べるのは今のところAndroid版だけとなっております」となっていたのは、Apple版の間違いでした。お詫びして訂正いたします。  
Posted by buu2 at 12:40Comments(0)TrackBack(0)将棋││編集

2011年02月20日

洋菓子店コアンドル

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先日「南へ」の舞台で散々だった蒼井優さん主演作品。

この映画を見ると、「あぁ、この人は、スピーカーを通せばしっかりしているんだなぁ」というのが良くわかる。芝居が凄く細かくて、映像向き。スピーカーからばかでかく聞こえるなら声には十分に迫力があるし、ちょっとしたところで見せる表情は素晴らしく可愛い(「由実は誰にでも愛される子だった」のシーンとか)。見事な演技だったと思う。他にも、江口のりこさん、戸田恵子さんといった、洋菓子店の面々もなかなかの好演技。

ただ、映画の出来とすると、満点とは言いがたい。観ていて「あれ??」って思うところがあちこちにある。

例えば蒼井優さんの洋菓子店での髪型。長い髪をゴムでちょこっとまとめるだけで、髪を振り乱して走り回っている。それじゃぁ、髪の毛があちこちに飛んじゃうんじゃないの?って思っちゃう。髪はきちんとまとめて帽子の中に収めるんじゃないかなぁ、普通。

洋菓子の修行の様子も、「うーーーん」という感じ。洋菓子って、普通の料理よりもデリケートで、「このくらいで良いや」というアバウトなことじゃなく、きちんと分量を計って、時間を見て、化学の実験のようにしっかりと管理していくイメージがある。そして、一瞬映画の中で出てくるノートでも、そのあたりを垣間見せている。でも、蒼井優さんの洋菓子修行では、そういったシーンは皆無。ほとんど感覚的な作業に終始している。大体、そのノートのシーンで「全然わかんない」とか言ってるし。

あと、洋菓子店での作業シーン、素人が見ても素人色丸出し。せっかく顔が写らないように手先だけのカットにしているんだから、もっと上手な人を使ったら良かったと思う。

店主の旦那さんに頼まれて持っていくケーキも、「おいしいねぇ」と喜んでもらってはいるけれど、それって自分で作ったケーキじゃなくない?いや、もしかしたらそうなのかも知れないけれど、そういう描写が全くない。編集の都合ですっ飛ばされちゃったのかも知れないけれど、もしそうなら、他にカットできるシーンはいくつもあったと思う。そうそう、そのケーキを持っていくのだって、家を訪ねるのに誰の家かわからないっていう設定も意味不明。

他にも、伝説のケーキ職人がたばこをスパスパ吸っていたり、これから勝負のケーキ作りっていうところで調理台に座っていて、そのあとエタノールか何かで拭いてはいたけれど、座っていた場所と違うし、大体あんた化粧が濃すぎるよ。なんか、そういうひとつひとつのところにリアリティがない。

なつめの設定も微妙。全然魅力的じゃない。わがままな田舎者っていう感じで、しかも物語を通してほとんど成長していない。成長してないのに、なぜかケーキ作りの腕だけは上達しているらしい。でも、それがなぜなのかさっぱり伝わってこない。映像では味を直接表現することはできない。何か他の方法で「美味しくなった」ということを伝えなくちゃならないのに、それが全然みあたらない。

この間観た「あしたのジョー」もそうだったんだけど、せっかく役者さんたちが良い演技をしているのに、他の部分でぐいぐい足を引っ張って、映画トータルで見ると「うーーーーん」という出来になっちゃっている。

映画の日とか、レディースディとかに1000円ぐらいで観るには悪くない。ドラマだけど、テレビよりも映画館向きなのは、音の大小にかなりのメリハリがあるから。☆1つ半。  
Posted by buu2 at 19:42Comments(0)TrackBack(0)映画2011││編集

だるまのめ

名称:だるまのめ
種類:福岡
場所:池袋
評価:1/BCC
2011.2.11
コメント:麺はかなり細めのストレート。硬めで注文したのでコシは問題なし。スープの絡みも悪くない。ただ、やや雑味が気になる。熟成が進んでいない、という感じではなく、なんかただ安っぽい感じ。

スープは豚骨ベースの塩味。かなり薄っぺらい感じで、豚骨ライトという表現がピッタリ。当たり障りがないといえばその通りかも知れないが、せっかくお店でラーメンを食べてこれだとがっかりする。「ちゃんとスープを作っているのかなぁ」と、ついつい厨房を覗いちゃったけれど、もちろんわからなかった

チャーシューは非常に不味い。トッピングが不要なのはもちろん、デフォも残した方が精神衛生上良いかもしれない。

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店名 だるまのめ 池袋西口店
TEL 03-3984-8474
住所 東京都豊島区西池袋1-20-4 第7ミヤケビル
営業時間 11:00〜翌6:00(L.O.翌5:45)
定休日 無休  

ソルティバタービスケット

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こ・・・これはやばい。バニラほどじゃないけれど、決して馬鹿にできない。☆3つ。ハーゲンダッツのアイスの中でもかなり上位にランキングされると思う。  

ぶりの照り焼き

ぶりの照り焼き、もう一回作ってみた。

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凄く単純な料理だから、良い醤油と、良いみりんと、良い砂糖と、良いぶりがあればいくらでも美味しくなりそう。  
Posted by buu2 at 01:58Comments(0)TrackBack(0)料理││編集

二金堂

名称:二金堂
種類:福岡
場所:新橋
評価:3/BBC
2011.2.17
コメント:不味い札幌ラーメンの代表格、味の時計台の隣に一風堂のロゴそっくりの二風堂を発見。どうせだめだろうと思いつつ、アジトケよりはマシかな、と思い入店。

メニューを見ていて最初に気がついたのは、店名が二風堂じゃなくて二金堂だってこと。なるほど、字体を似せると風と金は見分けがつかない。注文してから店内を見回すと、随分と古い色紙がある。この店、そんな昔からあったんだ、と思って良く見ると、あて名がアジトケになっている。良くみれば厨房は共通。騙された(笑)。まぁ、こういうゴキブリホイホイみたいなやり方も商売としてはあり。騙された自分が悪い。

麺は博多系としてはやや太目。麺硬めで注文したこともあって、コシはある。スープの絡みはまぁまぁ。ビックリするほど標準的だ。

スープはそこそこに濃厚なトンコツ塩味。これも、調味料が前面に出過ぎている印象はあるものの、決して不味いわけではない。

チャーシューも、美味しいとは思わないけれど、まずくはない。

二度と入らないとは思うけれど、お金の無駄と断ずるほど低レベルではない。酔った勢いで間違って入ってしまう人も少なくないかも知れない。

替玉をしたら、作り置きの麺が出て来てビックリした。確かにスープに入れてしまえば大差ないかも知れないけれど、ウーーーんという感じ。

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店名 二金堂 銀座店 (博多とんこつらーめん二金堂)
TEL 03-6215-9543
住所 東京都港区新橋1-11-5
営業時間 11:00〜翌4:00
定休日 年中無休  

2011年02月19日

あしたのジョーのYahoo!映画レビュが酷い

あしたのジョーが映画として酷かったというのは先日レビューを載せたけれど、これをめぐるYahoo!映画の状況がまた酷い。このあたりについては今度出版予定の本でも触れるけれど、もう、役に立たないレビューのオンパレードなのだ。Yahoo!映画の場合、「参考票の数」によってある程度信ぴょう性のあるレビューを抽出できる仕組みになっているのだけれど、この参考票というのもせいぜい100程度。これだけの組織票を集めてしまえばすぐにYahoo!映画の上位にレビューが掲載されてしまう。このくらいの組織票など、代理店が10万円も用意すれば実現できてしまう(バイト料1000円で100人を雇う)。見ていて「あーあ」という感じなので、ちょっとその実際をまとめてみたのがこの表。

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この表の見方は・・・などと難しいことは特にない。Yahoo!映画の、あしたのジョーに関するレビューのうち、参考票数によってランキングされたレビューの上位30本について、参考票数、あしたのジョーに対する評価(5段階で満点が5)、そのレビュアーがこれまでに投稿したレビュー数、今年になってからのレビュー数、全レビューのうちにしめる今年になってからのレビュー率、レビューの投稿日(あしたのジョーの公開は2月11日)、僕が評価したレビューの信ぴょう性、有効と判断できるレビューの評価(5段階評価)である。ポイントは「レビューの信ぴょう性」をどうやって評価するかだが、今回は次のような方法で信ぴょう性を評価した。

1.全レビュー数が2以下のものに網掛け
2.今年のレビュー数が2以下のものに網掛け
3.今年になってからのレビュー率が50%を超えるものに網掛け
4.投稿日が映画公開以前のものに網掛け
5.網掛け数が3以上のものに×、2のものに△、1のものに○、0のものに◎
6.網掛け数が2以下のものはレビューを読み、実際に映画を見たと推測できることを確認
7.×がつかず、6で映画を見たと判断できるものについて「有効評価」とする

以上の手続きは、「利害関係者によってテンポラリーに雇われ、サクラレビューを書いたもの」と、「実際には見ていないのに評価を書いた、主としてアンチ層」をレビュー一覧から排除することを目的としている。この作業によって残ったレビューは上位30レビューのうち、わずかに10レビューである。つまり、過半数は何の役にも立たない、信頼性の低いレビューである、ということだ。ちなみに有効評価だけで平均をとると、「あしたのジョー」の評価は3.4となる。この数字は意外とまともで、現時点(2月19日13:30ごろ)のYahoo!映画の公式の計算値3.67からそれほど乖離していない。乖離していないんだから別に良いんじゃない?と言われるとその通りなのだが(笑)、ちょっと腑に落ちないところがある。一度ここまでを速報値としておき、映画の公開がほぼ終了した時点でもう一度分析してみたいと思う。  
Posted by buu2 at 13:46Comments(2)TrackBack(0)映画もろもろ││編集

2011年02月18日

山盛山

名称:山盛山
種類:東京とんこつ
場所:池袋
評価:2/ACC
2011.2.18
コメント:山盛山という名前からもわかるように、質より量を追求したラーメン。でも、野菜を山盛りと言ってもモヤシばかり。どんなに大量に入れたって原価は50円程度。モヤシでお腹がいっぱいになるというのもちょっと貧乏くさい話。

さて、麺は非常に太いうどんライクなもの。太いのだからコシがあるのは当たり前。でも、スープの絡みも良くて、意外とちゃんとしている。

スープはとんこつベースの醤油味。決して悪くはないスープだが、ダシが薄い。だから、味が足りない。もうちょっと醤油味を濃くするだけで随分と変わってくるとは思うけれど、多少の工夫では足りないくらいに色々と余計なトッピングがあるので、このコンセプトではこんなもんかも知れない。

チャーシューは味付けは悪くないけれど、肉の質が低い。

この手の質より量の二郎系のラーメンは大人が食べるものでもない。学生には良いかも知れない。

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店名 山盛山 池袋総本店 (ヤマモリヤマ)
TEL 03-3984-1324
住所 東京都豊島区西池袋3-23-8 1F
営業時間 [月〜日]11:00〜翌1:00
定休日 無休  

2011年02月17日

国体の出場資格

日本体育協会が馬鹿なおかげでチーム赤い彗星のVIC小林は不当に国体での出場資格を失って、ずっと日体協に文句を言い続けてきたんだけれど、奴らは本当に馬鹿で、逃げまくっていた。直接会いに行くからきちんと説明しろ、と言い続けたわけだけど、結局、最後まで逃げまくった。

このブログの日本体育協会関連の記事

それで、僕がどうしたのかといえば、神奈川県スキー連盟とサヨウナラした。馬鹿らしくてやってらんない。県連は別に悪くないけれど、県連を通じてお金が吸い上げられて、日体協の馬鹿の給料になると思ったらアホらしくて登録なんかしてらんない。ということで、今、神奈川県スキー連盟に赤い彗星は登録されてない。

さて、そんな状態の中で、こんなニュース。

<国体>選手に過失なし 山口県の参加資格違反
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110217-00000089-mai-spo

相変わらず日体協は馬鹿みたいだけれど、自分たちで全く判断できない中で、おそらくは文科省あたりから「第三者機関に考えてもらえ」とアドバイスしてもらったんだろう。これはなかなか適切な判断。それで、その結論が、

第三者委員会は、居住実態について原則として対象期間(開催年の4月30日から本大会終了時)の半数を超えることなどと初めて日数の基準を示し、参加資格を判断した。


ってことなので、これなら確かにVIC小林は資格なしということになる可能性がある。だって、彼はオリンピックのためにずーーーっと海外や国内スキー場で暮らしていたんだから。でも、VIC小林の場合、居住地じゃなくて、勤務地枠での出場だったから、実際にはまだ結論にならない。とりあえず、この答申の全文というのがそのうちどこかに出てくるだろうから、それを読んでみようと思う。

ただ、その内容に照らしてみて、やっぱりVIC小林には出場資格がなかったということになったとしても、それは結果論であって、こういう明確な基準をこれまで全く提示してこなかった日体協が馬鹿ということには変わりがない。逆に、出場資格あり、っていう内容なら、しかるべきところでしかるべき対応をする予定。

残念ながら、今のところ、僕としては、この件については「日体協は馬鹿」と言い続けることと、赤い彗星の登録をペンディングにして、スキーチームの数を日本からひとつ減らすぐらいしかできることがない。  
Posted by buu2 at 23:14Comments(4)TrackBack(0)ニュース││編集

あしたのジョー

944ffd62.jpg今年はまだ始まったばかりだけれど、今年の最も駄目な映画最有力候補の登場。もう、見ていて腹が立ってくるくらいにダメな映画。こんな映画も珍しい。去年のヤマトだってツッコミどころ満載で楽しみようがあったのに。これはもう、全然駄目。

何が駄目って、美術なんですよ。質感が全然ダメ。ヤマトの船内のチープさも凄かったけれど、ジョーの安っぽさは半端じゃない。もう、全然質感がなくて、「あーーーあ」という感じ。木も看板も紙もロッカーも何もかも全部駄目。最悪なのは衣装。ドヤ街の連中なのに、着ている服はやぶけているだけで、シミとか全然ない。ラスト近くのほんの一部のシーンだけ、あ、そこそこちゃんとやっている、っていう場面があったけれど、総じて駄目。全然駄目。あと、髪の毛も。ドヤ街だよ、ドヤ街。それなのにそこの住民たちのヘアスタイルはみんなバチっと決まっている。あぁ、毎日朝シャンしてるんだねぇ、みたいな。だから、ドヤ街が全くドヤ街っぽくない。安っぽい模型の中で演技しているのがはっきりわかっちゃう。なんというかな、水気がない。雨で汚れた質感、汗で汚れた質感、こういうのが皆無。最近だと白夜行とかノルウェイの森はそのあたり、凄くしっかりしていたんだけどなぁ。それから、現実味がないといえば、一年経っても子供たちが全然成長しないのが不気味。成長を止めちゃったのかな。

一方で、役者の演技はそこそこ。特に力石はかなり良かった。丹下段平もまぁまぁ。ジョーは、どうなのかな、正直微妙だけれど、酷評するほどではない。でも、それだけかな。いや、でもね、役者さんたちが凄く頑張っているから、余計にバックの手抜きが目立っちゃって、腹が立ってくるの。

もうひとつ最悪なのが脚本。特に、なんだよ、このラストは。余計な脚本書くなよ、って感じ。8回戦が終わってからはマジで苦痛だった。そして、その不要なシーンが延々と続くから吐き気がしてきた。セリフもさ、それをなくしちゃオシマイよ、っていうのが結構あった。「さすが力石だ。参ったぜ」がなんでないんだよ。「本物だった、本物だった」もなかったんじゃない?セリフ以外でも、ジョーのあごを狙ったアッパーを練習しまくるところとかもないし。それでいて、グローブを残すとか意味不明なの入れるし。入れておかなくちゃいけないところを削って、代わりに必要のないものを創作するって、どうなのかなぁ。

他にも、ボクシングシーンでなぜか今のラウンドがわからなかったり、試合が終わってもシーンとしていたり、全く臨場感のない演出だった。試合終了・・・・シーン・・・・おいおい、どうしたんだ?場面変わって、リングに駆け上るみんな、みたいな。なんか、映画がぶつ切りなの。これは酷い。このあたりって、ハリウッドのボクシング映画にお手本になる奴がたくさんあるのに。試合終了時の演出は色々あって良いと思うけれど、この映画の演出はただ監督が能無しなだけ。あぁ、クライマックスの、トリプルクロスカウンターも、どうなの、これ。なんか流れるように決まっちゃうんだよね。してみると、アニメのクライマックスの仕上げ方は抜群だった。「右のダブルクロスで勝負っ」って出したパンチを力石がかわして、そこで両者の動きが止まる。でも、汗だけが流れてラストパンチ。この間が最高なんじゃん。それで、「終わった。何もかも」というセリフがあって、呆然としてカウントを取ることも忘れるレフェリー。立とうとするけれど立てず、焦点があわなくてぼやける力石の姿。まぁ、そこまで全部再現しろとは言わないけれど、やっぱり全部流れるようにして処理されちゃうのは物凄く違和感がある。流れるように行って欲しいところをぶつ切りにして、一方で演出によって上手に仕上げなくちゃいけないところを流れるように処理してあっさり終わらせる。監督の下手くそっぷりに涙が出てくる。

白木葉子の設定とかも全然意味無いじゃん。なんなんだよ。何がやりたいんだよ。つまんない新設定入れて、でも何の役にも立ってないってなんなの?たんぽぽとか、紙飛行機とかも意味不明だし。挙句、紙飛行機は下手くそな特撮使っているし。紙飛行機が変なのって、ついこの間も見た気がするけれど、映画監督って紙飛行機を飛ばしたくなる人種なのかな?

あーーー、思い出した。ボクサーたちが、また全然リアリティがないの。顔だけアザを作っているけれど、体は全く何ともない。汗も全然かいてないし、返り血があるわけでもない。顔も、メイクの部分はそれらしいけど、残りは全然普通。なんか、ボクシングをやったっていう感じが全然ない。顔にちょっと色つけました、これで良いでしょ?みたいな。全然良くねぇよ!

ということで、もう、全然だめ。何から何まで駄目ならまだ良いけれど、力石がかなりちゃんとしていたから、もう勿体無くて仕方がない。あぁ、腹がたつ。精神衛生に良くない。

ああ、駄目な映画って、こういうのだよね、という典型例。多分、今年最も駄目な映画になると思う。  
Posted by buu2 at 18:42Comments(0)TrackBack(0)映画2011││編集

リバネス問題に関してひどい対応の中小企業庁

昨日、夜中のうちにFAXしておいて、今日の昼過ぎに電話してみました。以下、おおよそのやりとり。

元木:今日、お伺いしようと思いますがいかがでしょうか。
中企:今日はちょっと都合が悪いので、調整して連絡します。
元木:明日ではいかがでしょうか。
中企:明日もちょっと都合が悪いので、調整して連絡します。
元木:明後日ではいかがでしょうか(土曜日だけどそんなのカンケーねー(笑))。
中企:調整して連絡しますので。
元木:では、調整して、いつまでに連絡をいただけますか?
中企:・・・・・・
元木:あのですね、前回も2週間、3週間と待たされて、イライラしているんですよ。いつまでに連絡をいただけるのか、明確にしていただけませんか。
中企:調整して連絡しますので。
元木:あのですね、そちらの主張は「コア企業に補助したのであって、リバネスにはだしていない」ということだと思うのですが、まず第一に、リバネスの社長は委託されたって言ってるんです。それから、それが嘘だとしても、資料にはリバネスの名前が載ってますよね。じゃぁ、もしそこに指定暴力団の名前が入っていたらどうするんですか?「コア企業に出しただけ」っていう理屈が通りますか?今回はそういう話なんですよ。
中企:調整して連絡させていただきます。
元木:何を調整するんですか。○○さん(現時点では一応名前は伏せておきます。公務員の名前はオープンにしても何の問題もないはずだけど)の暇なときで良いんです。○○さんだけ出席してくれれば良いんですから。
中企:調整して連絡させていただきます。


以上(笑)。まぁ、若干の違いはあるかも知れないし、他にももうちょっと突っ込んだところがあったけれど、とりあえずスルー。では、調整して連絡をいただけるのを待つことにしましょう。

ただ、じっと黙っているのも能がないですから、経産省大学課に連絡を入れてみようと思います。こちらはリバネスに対して色々と業務委託を出していることがわかっている。あと、産業人材政策室。こちらも業務委託をしている。ただ、こっちは局みたいなんですよね。

リバネスに対する経済産業省からの19年度以降の委託実績一覧
平成22年度産業技術人材育成支援事業(産技大学課)
平成22年度社会人講師活用型教育支援プロジェクト(産技大学課)
平成22年度早期工学人材育成事業(産技大学課)
平成21年度産業技術人材育成支援事業(産技大学課)
平成21年度社会人講師活用型教育支援プロジェクト(産技大学課)
平成21年度早期工学人材育成事業(産技大学課)
平成20年度社会人講師活用型教育支援プロジェクト(産技大学課)
平成20年度早期工学人材育成事業(産技大学課)
平成19年度理科実験教室プロジェクト(経産局産業人材政策室)

こんな感じでリバネスは国から委託を受けまくっているので。

僕がこの2ヶ月に調べた結果をまとめると下記の通り(ヒアリング先は霞が関の全省庁。回答結果を総合すると、リバネスは沖縄のコア企業が採択された補助事業の一部に参加しているものの、直接補助金を受けたわけでもなく、また、その案件においては一切の委託・受託関係は存在していないことが判明)。

リバネスは国からの委託を受けていないウコン、しじみ、味噌の健康食品を「国の委託」と称して販売し、それについて外部から指摘を受けたらその表示を削除したものの、何の謝罪もしなければ、訂正記事も流さず、引き続き販売を続けている。

この件については近々消費者センターにも相談の予定だけど、問題の現場は幸いにして経済産業省中小企業庁という、大学課のすぐそば(両方共別館)の部署なので、是非直接話を聞きに行ってもらいましょう。要は、「こんなウソツキで無責任な会社が委託先として適切なんですか?」という主旨。だって、中企庁の担当者は、僕が「効果効能のわからない健康食品を国の委託と称して販売するのは適切ですか?」と尋ねたら、「それはとんでもない話だ」って言ってたんだから。そして、僕はその通りだと思うし。「国の委託」とか嘘をついて、嘘がバレたらそれをなかったことにしようとして(でも、証拠はばっちり残されているけれど)、謝りもしなければ訂正もしないわけです。この発言が物凄く筋悪なのは、菊地誠さんっていう似非科学の専門家から「リバネスが健康食品を売るなんて微妙だな」と指摘されたときに社長自らが語った言葉だから。菊地さんの発言の真意は下記のとおりだと本人から言葉があったけれど、

本来、リバネスという会社は、こうやってややこしい状態になっている食品の分類について一般の生活者や子供たちに説明し、理解してもらい、賢い生活者となってもらうべく頑張ったり、あるいはウコンやシジミがどうして体にいいのか、科学的根拠を示してきちんと理解してもらうために頑張る会社だったはずなのに、いつの間にやらミイラ取りがミイラになっている、ということ
(書いたのは僕、それに対して、「そういう意味です」との返答があった)

要するに、「お前ら、何やってんだよ」って言われたことに対して、「いやいや、これは国の委託でやってるんですよ」と、自らの行為を正当化することに利用したってこと。言外に、「国からの委託なんだから、いかがわしいところなんてないんです」と、錦の御旗にしようとした。それで、そんな不誠実な会社に補助金や委託金って、とんでもない話でしょ?税金ですよ、そのお金。それで、そのお金で成長して、エビデンスの存在しない健康食品を「サイエンスにこだわったあれこれ」とか言って販売しているわけで。今年度分については委託は中止が妥当だし、過去の分も遡って、その妥当性について第三者によるきちんとした検討が必要だと思うわけです。

ということで、中小企業庁の次は、大学課さんに問い合わせのFAXを投げてみよう。中小企業庁はなんか良くわからないけどのらりくらりやっていてイマイチ信用できない。大学課はちょっと前まで仲良しが補佐やっていたし、話が通じやすいかも。これからFAXつくります。

#メールだと楽なんだけどね。メアドも知っているんだけど、名刺交換したわけじゃないから一応FAXにしておこう。

以下、関連エントリー
その1「どうしてこうなったんだろう?」
その2「リバネス批判」
その3「国からの委託・補助の状況(調査進行中)」
その4「博士号を利用したマーケティング」
中間報告:リバネスを中小企業庁が呼び出し、指導することが決定
食品関連のマーケティングで見かける科学者の専門性判定
中小企業庁への要望書(ファックス送信済み)
サイエンスにこだわるのをやめちゃった(笑)リバネスショップ
リバネスの健食の件について、ようやく中企庁経営支援部新事業促進課から返答があった
中小企業庁に対して、再質問  

中小企業庁に対して、再質問

リバネス問題に対する対応が酷い、という意見がツイッターとか、一部サイトでもありましたが、明日、中小企業庁に電話してみます。ちょうど新橋にいるので、直接中小企業庁に行ってこようと思います。

本当はその様子をネットで生中継したいくらいですが、明日だと写真撮影ぐらいが限界かな。中小企業庁が「明日は無理」という場合は、こちらも準備して、生中継を考えたいと思います。それで、いきなり質問されてもあちらも困るでしょうから、事前に簡単に箇条書きにしておきました。

中小企業庁向けはこんなもんかと。中小企業庁が終わったら、他の役所にも問い合せてみようと思います。一応下記、これから中小企業庁にFAXしておこうと思います(追記:2:09FAX完了レポート出力)。開示請求については、有料の部分については情報公開法改正後は無料になることから、改正後の対応とすることを求めようと思います。電子データでもらえばほとんどただになるはずなので。その前だと300円なんですよね(笑)。


以下、FAX内容

中小企業庁経営支援部新事業促進課 
担当者様

株式会社ライブログ 元木一朗

16日にいただいたFAXにつきまして、下記の疑問・要望があります。17日の午後に中小企業庁に伺って、直接お話をお聞きしたいと思いますが、対応いただけますでしょうか。17日昼にお電話させていただきます。


以下、質問および要望をまとめておきます。なお、本質問は全文を私の個人ブログ(1000〜1500PV程度)で公開します。得られた回答も基本的に全文公開します。

1.リバネスを呼び出したのはいつか
2.その際の議事録は存在するか
 2−1.情報開示を求める
 2−2.ないならなぜないのか、その理由
3.リバネス社の言うところの「事実誤認」は何なのか
4.「適正な訂正」とあるが、適正・不適正は誰がいつまでに判断するのか
5.事実誤認の責任問題はどう片付けるのか、中小企業庁の意向を確認する
6.本プロジェクトの審査資料に「リバネス」が「科学的エビデンス」を提供する主旨の記述があるが、これが本プロジェクト採択にあたってどういった影響を及ぼしたのか、関連資料の開示を求める
7.6と同様、これまで経済産業省からリバネス社に対して補助、委託した全ての事例について、審査過程に関する資料、および事後評価に関する資料の開示を求める
8.直接関係がない案件についても、本件のようにリバネス社が何らかの関係を持った事例について、審査過程に関する資料、および事後評価に関する資料の開示を求める
9.コア企業とリバネス社との間で締結されている契約関係を調査した上で、報告することを求める

以下、「国の委託である」という丸発言が虚偽の説明であった場合

10.中小企業庁より、国民生活センターに対して、丸社長が「国の委託である」とインターネット上で表明し、それを撤回、修正していないことについて、問い合わせることを求める
11.国、および国民はリバネス社に騙されたことになるが、その刑事、民事の両面での中小企業庁の見解を求める
12.ウコンとしじみの相乗効果についての資料提出をリバネス社に求めることを求める

以下、資料が存在した場合

13.なぜその資料を提示しないのか、その理由を提示させるよう求める

以下、資料が存在しない場合

14.コア企業に対し、リバネスショップでの販売の停止を要求することを求める
15.リバネス社の責任者の処分、および再発防止に関する計画を提出させ、それを中小企業庁サイトで公表することを求める
16.すでに販売した商品について、希望者に対して返金することを指導することを求める
17.「国の委託事業」と社長自ら公言しているにも関わらず、何ら説明責任を果たしていない現状について、中小企業庁の見解を求める

以下、上記の場合分けとは無関係に求めること

18.他省庁に連絡をいれ、今回の件についてしかるべき部署と情報を共有する
19.他省庁におけるリバネス社への補助金、委託金の状況について、リバネス社設立以来の全ての実績をリストアップしてもらう



以下、関連エントリー
その1「どうしてこうなったんだろう?」
その2「リバネス批判」
その3「国からの委託・補助の状況(調査進行中)」
その4「博士号を利用したマーケティング」
中間報告:リバネスを中小企業庁が呼び出し、指導することが決定
食品関連のマーケティングで見かける科学者の専門性判定
中小企業庁への要望書(ファックス送信済み)
サイエンスにこだわるのをやめちゃった(笑)リバネスショップ
リバネスの健食の件について、ようやく中企庁経営支援部新事業促進課から返答があった  

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2011年02月16日

今日の夕景

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リバネスの健食の件について、ようやく中企庁経営支援部新事業促進課から返答があった

年末来、株式会社リバネスの、最近のアクティビティや、特に丸代表取締役の不適切(かも知れない)発言などについて取り上げてきているわけですが、中小企業庁に要望した点についてようやく返答が来たので、全文をここに転載します。中企庁の担当者には「これは全文ウェブに掲載してかまいませんか?」と質問したのですが、「判断がつかない」とのことなので、僕が勝手に判断しますが、載せても問題ないので載せます。

#このくらいのことが判断できないって、どんだけよ、と思うけれど。僕が経産省の課長補佐になってみて一番最初に驚いたのは物凄く裁量を与えられている、ということ。千葉県の知事が出席していようが、国会議員が出席していようが、自分の責任で何でもやらせてもらえた。それだけで「すげぇなぁ」と思ったものだけれど、同じ経産省でも中企庁だと、このくらいのことも判断ができないのかなぁ。まぁ、良いや。以下、全文。

平成23年2月16日
株式会社ライブログ 元木一朗様

経済産業省中小企業庁経営支援部新事業促進課

株式会社リバネスに関する御要望について(回答)

平成23年1月11日付で、ファクシミリでいただいた件につきまして、当方が掌握している中小企業の新たな事業活動の促進に関する法律に関する事項について回答します。
今回は貴重な情報を御提供いただきありがとうございました。
当方からリバネス社に対し、事実関係の確認を行ったところ、リバネス社から補助事業の制度について事実誤認があったこと、及び、その誤認に基づいた記述について適正な訂正を行うとの説明がありましたので、連絡をいたします。
御不明な点がございましたら、下記連絡先まで御連絡ください。

連絡先
〒100−8912
東京都千代田区霞ヶ関1-3-1
経済産業省中小企業庁経営支援部新事業促進課
電話 03−3501−1511(内線5341〜5)、FAX 03−3501−7055


おいおい、全然わかんないぞ。何をどう事実誤認したんだ。適正な訂正ってなんだ。訂正するだけで、対応はしないのか。これは、連絡としては5点だな(満点は100点)。ということで、第二弾の質問状を作成しようと思います。リバネスを追求するのに、なぜか中小企業庁を追求するような感じになってきたぞ?

丸社長は「国の委託事業でもあります」とか、堂々と発言していたわけで(現場はこれ)、それが嘘だったら、ふざけんなって話ですよね。「これ、国からの委託です」って嘘ついて、それで販売して、嘘がバレてもお咎めなし?それなら僕もやっちゃおうかなー。「元役人ですが、うちの商品は国からの委託です。だから、安心、安全、みんな買ってね!」って、これ、あり?ありですかね?

普通は辞任するよね、嘘なら。大体、そんなウソツキが社長やっている会社なんて、何の信用もないじゃん。いや、嘘なら、ですよ?事実誤認って何なんだろうなぁ。

以下、関連エントリー
その1「どうしてこうなったんだろう?」
その2「リバネス批判」
その3「国からの委託・補助の状況(調査進行中)」
その4「博士号を利用したマーケティング」
中間報告:リバネスを中小企業庁が呼び出し、指導することが決定
食品関連のマーケティングで見かける科学者の専門性判定
中小企業庁への要望書(ファックス送信済み)
サイエンスにこだわるのをやめちゃった(笑)リバネスショップ
  

2011年02月15日

雪景色

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馬鹿正直なだけに見える鳩山前総理

Yahoo!のトップに「「方便で首に?」福島氏ら批判」って書いてあったので、元同僚で今は衆議院議員の福島氏がTPP絡みで何かの委員をクビになったのかな、と思ったらさにあらず。同じ福島でも馬鹿の方の福島だった(笑)。

鳩山「方便」発言に批判続々 社民・福島氏「私は方便で首に?」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000624-san-pol

「ひどい」という幼稚な感想はどうでも良い、というか福島瑞穂氏は本当にどうでも良いのでスルー。それで鳩山さんの楽しそうな一問一答はないのかよ、と思ったら、ちゃんとあるじゃん。

鳩山由紀夫前首相の一問一答
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011021201000540.html

この人は酷い人だとか、馬鹿だとか、万死に値するとか、言う人がいるみたいだけれど、これを読むとタダの正直な人、という印象。いや、タダの正直ではないか、馬鹿正直(笑)。少なくとも「ひどい」っていうのは的が外れていると思う。

過重な基地負担を強いられている沖縄の現実を考えた時に、県民の苦しみを軽減するために党として『最低でも県外』と決めてきた。


これを読むと、「民主党が」馬鹿なのはわかる。なんで沖縄の感情論だけで「県外」と決めちゃうのか、ということ。感情論だけで決まるなら、国内に基地を作れるのは沖ノ鳥島とか、桜島の噴火口のすぐそばとか、原発の隣とか、非常に限られたところになる。軍備というのは感情なんか一切排除して、どうやったら必要にして十分な配置になるのかを戦略的に考える必要がある。戦略性を排除して感情論を最重視するっていう、その初期コンセプトが馬鹿。だから、この件に関しては鳩山さんが馬鹿なんじゃなくて、民主党が馬鹿、という話。

民主党が圧倒的な国民の支持を得て政権を中心的につくらせてもらったのだから、党のビジョンはしっかり打ち出すべきだと思った。


国民は、別に米軍基地の県外移設をテーマにして民主党に投票したわけじゃない。もしそれが重大なテーマなら社民党の議席はもっとずっと多いはず。多くの国民は別に沖縄で良いと思っているんだよ。「できれば県外にしてあげたいという思いはあるけれど、代替案はないです」という人が多分ほとんど。中には「いやいや、米軍は国外へ」という人もいると思うけれど、これは沖縄の基地問題の延長で考えるべき話じゃなくて、日本と米国の安全保障体制の見直し、という視点から議論すべき。「場所がないから出ていってください」というのも、国防を全く理解していない脳みそお花畑的な発想だ。どこかにそんな政党があったっけ、と思い返してみたら幸福実現党だった。実現すれば確かに幸福だけど、実現しないでしょ、それ、みたいな。

政権交代後、どこまで防衛省の考え方を超えられるか、新しい発想を主張していくかということが本当はもっと勝負だった気がする


この発想は別に悪くない。ただ、民主党が防衛省より馬鹿だった、というだけのこと。すいません、防衛省さんを超えるような凄い案を出したかったんですが、防衛省より馬鹿で、超えるような凄い案は無理でした、ということ。

私のようなアイデアは一笑に付されていたところはあるのではないか。


馬鹿なアイデアじゃぁ、仕方がない。どんなアイデアか知らないけど。

本当は私と一緒に移設問題を考えるべき防衛省、外務省が、実は米国との間のベース(県内移設)を大事にしたかった。


だ、か、ら、沖縄県民の感情論をベースにした「移設」に、防衛省や外務省が乗ってくるわけがない。防衛省を議論に参加させるためには「国防」の視点からの議論にしなくちゃだめだし、外務省に来てもらうには「外交」の視点からの議論にしなくちゃだめでしょ。彼らは沖縄県民の感情を議論するのが仕事じゃない。社民党と連立するための御機嫌伺いみたいな感じで「県外移設どうでしょうか」とか持ち込まれても「はぁ?(笑)」と、文字通り一笑に付されても仕方がない。

官邸に両省の幹部2人ずつを呼んで、このメンバーで戦って行くから情報の機密性を大事にしようと言った翌日に、そのことが新聞記事になった。極めて切ない思いになった。


いや、これは「切ない」とか言っている場合じゃないでしょ。なんでクビにしなかったの。まぁ、ここで「切ない」とかいう言葉が出てくるところはピントがズレまくっていると思うけれど。

自民党(政権)時代に相当苦労して(県内移設という)一つの答えを出して、これ以上はないという思いがあり、徐々にそういう方向に持っていこうという意思が働いていたのではないか。


「大した検討をせずに県内移設とか言ってんじゃないの?」って思っていたら、ちゃんと検討していました、すいません、という話でしょ?防衛省・外務省と議論するだけの能力がなかったってこともあるし。

防衛省も外務省も沖縄の米軍基地に対する存在の当然視があり、数十年の彼らの発想の中で、かなり凝り固まっている。


このあたりに馬鹿正直なところが垣間見えるよね。多分、防衛省も外務省も、なぜ県外に持っていけないのか、その理由を説明したはず。ところが、鳩山さんの理解は「過去の思想に凝り固まっている」という評価しかできなかったわけだ。情報をもらって、それを検討して、評価して、結論を出す、という作業の二番目と三番目が欠落している。それで、「もう、防衛省も外務省も言うことを聞いてくれないから仕方ない」って結論になったらしい。要は、鳩山さんの手には余ったと。負けは負け。それで、「理解できず、門前払いされちゃった」というところを恥ずかしげもなく公表しちゃうところが「馬鹿」正直(笑)。

徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。


また馬鹿正直(笑)。国防、米国との外交と、沖縄の県民感情と、国としてのプライオリティはどちらですか、という話で、そんなの、結論はすぐに出ちゃう。それなのにトンチンカンな社民党と組んじゃったから、話がどんどんそっぽに行っちゃった。でも、最終的に国防や外交よりも沖縄県民の感情を重視するなんてあり得ないんだから(社民党的にはあり得るんだろうけれど、それを国としてやるためには社民党が単独で政権を取らないとね)、最初から無理があったということ。ただ、自民党政権がずーーーーっと続いている中で、国防や外交の素人で、役人が何をやっているかも知らない民主党が「これをやりたーい」って、幸福実現党ほどではないにしても、非現実的な公約を作っちゃったのは仕方のないところでもある。次の選挙からは「アホか」だけど、今回は仕方がない。知らなかったんだから。それで、「屁理屈だった」なんて、みんなわかってるんだよ(笑)。それを正直に言う必要がないのに、喋っちゃうから「馬鹿」正直(笑)。ま、ボンボンで、良い人なんだろうね、人間としては。

沖縄県民に理解されながら、米国にも合意してもらえる案が必ず作れるという気持ちは持っており


このあたりは「本当の意味」で馬鹿だなぁ、というところだけれど。そんなもん、あるわけないじゃないか。あればさっさとやっているって。別に防衛省だって沖縄が嫌いで憎んでいていじめているわけじゃないんだから。

残念ながら沖縄の皆さんに理解してもらえる案にはなっておらず申し訳なく思っている。


そう。これしかないんだよ、スタートは。沖縄の皆さん、基地があってごめんなさい。そのかわり・・・・となるべき話。それで、そのあとの話についての「たとえば」は、だいぶ昔に書いた。

シンクタンクの元研究員二人が真剣に考えた米軍基地移転問題に対する解決策

僕のほうがずっと現実味のある提案をしていると思うなぁ。民主党のシンクタンク作るなら呼んでね(笑)。僕は直近の選挙では民主党に投票してないけど。

辺野古に舞い戻らざるを得なくなって来る時の現実の脅威が、てこみたいに働いてきた


っていうか、追い風だよね。「ほら見てください。やっぱ、やばいですよ。だから沖縄の皆さんごめんなさい」って。後付けだけど。

相手は沖縄というより米国だった。


この文言は正しいんだけど、

相手は沖縄というより米国だった。最初から私自身が乗り込んでいかなきゃいけなかった。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった。オバマ氏も今のままで落ち着かせるしか答えがないというぐらいに多分、(周囲から)インプットされている。日米双方が政治主導になっていなかった


っていう全文を読むと「あぁ、わかってないんだろうな」ということになる。米軍の話は、途中にも書いたけれど、「日本の」国防をどうするか、「日本の」外交をどうするか、というのがスタート。そして、「日本の代表」として米国と交渉すべき話。その中においては、「沖縄が」ということは関係ない。日本の役割が決まった時点で、負荷を軽減するためにはどう調整できるか(例えば県外移設)を検討し、最適化するための結論を導き出す。あとは、負担しなくてはならない人たちに、どうやって納得してもらうかを考えれば良い。

なんでこうなっちゃったんだろうなぁ、って考えてみると、日本の現状における「政治主導」の限界なんだと思う。政治主導の担い手はもちろん政治家。そして、その政治家の行動原理は、主として「次の選挙で当選するには何をしたら良いか」。次の選挙で当選するためには何をしたら良いかをずーーーーーっと考えている人には、日本の国防とか、外交とかを考えるのは無理だよね。


関連ニュース
放言止まらず…鳩山前首相「方便」発言が波紋
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000835-yom-pol

鳩山前首相「米軍抑止力は方便」 あきれた発言に「引退しろ」「万死に値する」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000004-jct-soci


あ、僕は別に「馬鹿正直」を肯定しているわけじゃないですからね、念のため。歩くWikiLeaksみたいな感じだよね。  
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2011年02月14日

どうぶつしょうぎ こどもたいかい

昨日、Apple Store GINZAにおきまして、「第一回どうぶつしょうぎ こどもたいかい」が開催されました。

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参加資格は、小学校3年生までの子供を含む家族でした。インターネットによる応募で、下は1歳から、上は小学校3年生まで、幅広い子供たちが集まってくれました。

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大会は、前半に「らいおん・はんと」による得点競争、後半に「どうぶつしょうぎ」による家族対抗戦を実施しました。対局場はこんな雰囲気です。

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大会の前半で実施された「らいおん・はんと大会」は、アプリを使った大会ならではの展開となり、予想以上に盛り上がりました。短時間でどんどん進めることができるというのが最大のポイントです。参加していただいたのは会場からの飛び入りの村田さんを含め、総勢5名。全員が2度ずつ挑戦し、スコアは次のようになりました。

たかばたけしんや君 173434点 219090点
あべともや君 136794点 182724点
むらた君 140604点 157316点
ふじたゆうき君 268393点 293039点
ふじたともき君 281055点 271096点

大会規定では、最高得点を記録した方がベストハンター賞となっており、初代ベストハンター賞に輝いたのはふじたゆうき君となりました。

初代ベストハンター賞:ふじたゆうき君
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ふじたゆうき君が得点した293039点はとても素晴らしい成績で、問題を作った僕もびっくりしました。

続いて実施された家族大会では、事前に登録された4家族によるリーグ戦が実施されました。結果は次のようになりました。

藤田組:3勝
Snoopy:2勝1敗
チームアベ:1勝2敗
makihibiki:3敗

この結果、優勝のらいおん賞は藤田組のお二人となりました。

初代らいおん賞:藤田組
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初代らいおん賞に輝いた藤田組は、ふじたゆうき君、ふじたともき君の双子の兄弟チームでした。上野で実施されたどうぶつしょうぎの大会でも優勝したとのこと。今後の活躍が期待されます。

また、初戦ではお姉さん(4歳)が大泣きをしてしまい、お父さんを困らせていたmakihibiki組は、奨励賞としてAppleのギフトカードが贈られました。これから毎日どうぶつしょうぎを練習してください。

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参加していただいた皆さんには、参加賞としてApple StoreからTシャツがプレゼントされました。

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Apple Storeに買い物に来ていた方々も見に来ていただき、対戦も盛り上がったため、当初の予定を15分ほどオーバーしてしまいましたが、皆さんのご協力のおかげで無事「第一回 どうぶつしょうぎ こどもたいかい」を終了できました。ご参加いただいた皆さん、会場で出場者に声援を送っていただいた皆さん、そして、貴重なイベントスペースをお貸しいただいたApple Store GINZAの皆さん、どうもありがとうございました。

「第二回 どうぶつしょうぎ こどもたいかい」でまたお会いできればと思います。  
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こういう報道がスポーツ界の人間を不孝にする

本当にアタマが悪いよね。

“美しすぎるカー娘” チーム青森の6連覇阻止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000035-spn-spo

美余、マリリンを超えた!中部電力初V…カーリング
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110214-00000023-sph-spo

新星!市川美余 中部電力V/カーリング
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20110214-736782.html

市川、市川、ってお前らほんとに三流紙だなって感じ。カーリングはひとりでやるゲームじゃないんだよ。美人だから、って群がって、マジで頭悪すぎ。美人は、努力でなるもんじゃないんだから。どうしてこう、身分主義、階級主義から離れられないんだろうね。スポーツなんて、一番実力主義の世界だと思うんだけれど。

ビーチバレーの浅尾美和がなかなかパートナーが見つからないという記事を読んでいて、あぁ、本人が一番可哀想だなって思ったんだけれど、それはなんでかって、彼女には多分ビーチバレーでトップの実力はないんだよ。だから、努力して頑張るしかないし、そんなことは本人も知っていて、頑張っているんだと思う。でも、他の人だって頑張っているから、なかなかトップの実力にはなれない。みんな五輪を目指しているから、少しでも能力の高い人とペアを組みたいわけで、トップクラスの実力者にとっては浅尾の実力は物足りないんだと思う。でも、その一方で、浅尾には別の実力があるわけで、それが彼女のルックスであり、ビーチバレー界はそれをめちゃくちゃ利用してきたわけだし、これからも利用したいと思っているはず。おかげで実力では一番じゃないけれど、ニュースの扱いはいつも一番。それによってビーチバレーの認知がアップすれば、ビーチバレー関係者は喜ばしい限り。だから、浅尾を利用したくて仕方ない。そのあたりの思惑は当然浅尾本人だって分かっているから、「もっと頑張らなくちゃ」と自分を追い込むしかなくなる。

スポーツとしてのビーチバレーと、ビジネスとしてのビーチバレーとの間に別の評価軸があって、ふたつの評価が大きく異なってしまうことから、本人が困惑してしまうような事態に陥っちゃっているんじゃないかな、と思う。

カーリングだって一緒だよね。誰それが可愛いから記事にするとかやっていたら、可愛くない実力者たちがへそを曲げるじゃん。それをばねにして、「可愛いだけのあいつに負けてたまるか」って頑張るかも知れないけれど、それってちょっとピントがズレているよね。純粋に、「一番になりたい」って頑張るのがスポーツでしょ?カーリング関係者としては、「とにかくニュースとして取り上げてもらうことが大事」ってことなのかも知れないけれど、そりゃぁ違うでしょ。本質的なことじゃない。この間連休中に「B to Cの関係をどうやって再構築していくか」という記事を書いたけれど、カーリング界が考えるべきことは、既存メディアにどうやって扱ってもらうかじゃなくて、競技者、カーリング愛好家、カーリング関連団体、そしてスポンサーの関係の適正化なんだと思うよ。

女子プロレスじゃないんだから、一番をきちんと評価する、チーム競技なら、そのチームの選手は分け隔てなく評価する、こんなの、報道なら当たり前でしょ。今回、市川、市川って市川美余だけ連呼している馬鹿新聞は報知と日刊とスポニチ?所詮スポーツ新聞なんてこんなもんなのかな。ま、こんなもんか。何の期待もできないよね。

それで不思議なのは、サンケイスポーツはちゃんと報道しているんだよね。

中部電力が初優勝!チーム青森6連覇ならず/カーリング
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000543-sanspo-spo

産経新聞はどこか明後日の方角に行っちゃっている印象が強いけれど、サンケイスポーツはちゃんとしているのかな。それともたまたま?

読売新聞もちゃんとしている。

中部電力が初優勝、チーム青森6連覇ならず
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110213-00000337-yom-spo

読売新聞がちゃんとしているなら、報知もちゃんとしろよ、って思うけれど、そうはならないんだねぇ。

このあたりは、多分偶然じゃないんだよな。紙面づくりのポリシーの問題。それで、スポニチやら、日刊スポーツやら、スポーツ報知はアホ。読む価値なし。スポーツ新聞っていうなら、せめてスポーツだけでも平等に報道して欲しい。  
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このところ毎週月曜は眠い

最近、日曜日の夜というと、4時過ぎまで起きていて、「なんだ、スタメンじゃないのかよ。ベンチスタートなら、起きてられない」って寝ることが多い。おかげで月曜日の朝から眠くて仕方がない。ビッグクラブだから日曜日の夜の試合なんだろうけれど、たまには土曜日の夜中にやってくれよ、と思う。いやまぁ、無理なんだろうけど。

昼ごはん食べたら眠いの何の。これでまだ午後もあるなんて信じられない。

でも、「スタメンだ」ってことになったら、もっと眠いのか・・・・。  
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2011年02月13日

八百長なら八百長で良いんだが

基本的に、「八百長です」とわかっていればそれはそれで良いんだけれど(つまりやっている方と、見ている方で、「これは八百長ですよ」という同意があれば問題ない)、この調査はどうなのかね。

78人面談終了も…力士と親方 再聴取へ
http://sports.yahoo.co.jp/sumo/news/show/20110213-00000037-spn-spo

正直に白状した場合のメリットが何もないなら、とりあえず「やってません」って言うよね。デメリットばかりなんだから。

正直に言った場合はこう、嘘をついてあとでバレたらこう、と、先にある程度処分の内容を告知しておかないと。もしかしたら内部的には何か提示があったのかも知れないけれど、それは、対外的にも必要。だって、この調査は社会の納得を得るためにやっているんだから。なんかこう、手順がおかしいんだよな。

この調査でわかることは、相撲協会が調査なんかやる気がないか、あるいは馬鹿だってこと。どうせ、「上位の有力な力士から八百長の証拠が出てきた場合に困るから、まずは様子を見よう」ぐらいの、コシが引けた状態なんだろうなぁ。

クビを切られた八百長力士が片っぱしから証拠を提示するのが第三者的には一番面白い展開。  

今日の交通事故

仕事をしていたら、窓の外でがしゃーん、がしゃーんと、二度、ビール瓶のケースをひっくり返したような音。あれ?雪は積もってないよなー、と思いつつベランダに出てみると、タクシーと乗用車の事故だったみたい。どっちが悪いのかはわからないけれど、乗用車がタクシーに突っ込んだみたいだ。信号のある交差点。

これ、事故直後。横断歩道に止まっているのが赤い乗用車。上にいるのが歩道に乗り上げたタクシー(多分)。

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乗用車。前がつぶれてる。

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タクシー。左前のタイヤのあたりが潰れているような。

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救急車到着。

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座席を覗き込む救急隊員。

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後部座席にけが人がいる様子。

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ストレッチャーで運ぶのかな、と思ったら、しまっちゃった。

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何やら話している救急隊員。

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後部座席からけが人が降りてきた。自分で歩けるみたい。

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自分で歩いて救急車へ。

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一年ぐらい前にも事故があったんだよね。別に見通しが悪い場所じゃないのに、不思議。このちょっと下では死亡事故が起きたこともある。その反対側でも事故が起きたことがあって、信号が新設された。

何しろ、死亡事故じゃなかったみたいで良かった。  
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2011年02月12日

Android版どうぶつしょうぎ、本日リリース

大変お待たせしておりましたAndroid版どうぶつしょうぎアプリが本日リリースされました。

Android版どうぶつしょうぎアプリ、本日リリース

いくつかのハード的制約があり、やむを得ず、当初搭載可能と思われていた機能がいくつか未搭載の状態での投入となっております。Apple版どうぶつしょうぎDXとの差異は次のようになります。

○どうぶつしょうぎDX、Android版どうぶつしょうぎ共通の機能
同一端末を利用した対戦機能
CPU対戦(よわい、ふつう)

○どうぶつしょうぎDXのみの機能
CPU対戦(つよい)
らいおん・はんと
すれちがいたいせん

今後の開発予定につきましては順次、公式ブログ等でお知らせしていく予定になっております。

Android版どうぶつしょうぎも、Apple版とあわせてよろしくお願いいたします。

Androidマーケット「どうぶつしょうぎ」

なお、明日は13時より、Apple Store銀座におきまして「どうぶつしょうぎ こどもたいかい」を実施いたします。すでに家族対戦の出場者応募は締めきっておりますが、「らいおん・はんと」部門については当日参加が可能となっておりますので、お近くにいらっしゃる際は是非お立ち寄りください。

#らいおん・はんとに参加される場合、なるべく「どうぶつしょうぎDX」がダウンロードされている端末(iPhone、iPad、iPod touch)をご持参ください。  
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僕ならこうする、スカパー!(@skyperfectv)のマーケティング

今日、ポストにスカパーから郵便物が来ていた。封筒にはばかでかく「横浜F・マリノスサポーター必読」って書いてある。

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それで、開封したら、最初に「今年もスカパー!は横浜F・マリノスのリーグ戦全試合をハイビジョン生中継」って知ってるよ、Jリーグパックに入っているんだから。

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そして、次のパンフレットを見ると、さっきまで「マリノスサポの皆さん!」だったのに、「Jリーグファンの皆さん」に変わっている。

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がっかり。スカパーのマーケ担当って、電通なのか、博報堂なのか、他のところなのか知らないけど、すげぇ無能だと思う。そして、それを採用したスカパー!も無能だと思う。なんだ、この詐欺みたいなマーケは。これで、各チームごとにパンフレット作って、封筒作って、それぞれのチームのサポーターに送りつけているのかな。こんな無駄金を使っている会社って、どうよ、と思う。「ハイビジョンに乗り換えてください」っていうメッセージにマリノスのユニフォームを着せただけじゃん。超表層的。どこが「マリサポ必読」なんだよ!こういうのを駄目だって言ってんだよなぁ。

僕はすでにサッカーパックに入っているけれど、何が不満って、僕はマリノスとインテルとレアルの試合だけ見られれば満足なのに、その3つを見ようと思ったらJリーグパックと、欧州サッカーセットと、WOWOWに契約しなくちゃならないってこと。リーガの試合をスカパーで見ることができないのは、これは仕方ない。だけど、何で見たくもないチーム同士の試合をパックで売りつけられなくちゃならないんだよ、という話。僕はレッズ対グランパスなんて興味ないんだよ。だから、「マリノス・パック」と「インテル・パック」だけで十分。それでね、今、マリノスの試合とインテルの試合を見ようと思ったら、Jリーグパック2580円、欧州サッカーを追加したら5500円を払わなくちゃいけない。これって、高すぎるんだよ。「余計なチームの要らないから、安くしろ」というのがほぼ全サポーターの意見だと思う。マリノス・パック月額1000円、インテル・パック月額1500円、合わせて月額2500円、とかね。Jリーグは、パパと、ママと、僕が応援しているチームが全部違う、とかならJリーグパックにすれば良い。2チームぐらいなら個別で買ったほうがお得。海外サッカーは番組を買う都合もあるだろうから、ちょっと高めでも仕方なし。これなら納得の価格。ところがそうならない。

でね、だから「ふざけんな」っていう話じゃない。僕の推測を書けば、個別チームパックを売り出せない理由は2つ。ひとつは、アンテナをつけている家が少なすぎて、個別チームパックを作っても採算に乗らないということ。全ての試合を放送するためには、それぞれの試合に対してアナウンサーやら、解説者やら、中継のための技術スタッフやらを確保しなくちゃならないし(多分、テレビ局や映像制作会社に外部委託しているんだろうけど)、基地局までの配信経路も確保しなくちゃならないし、それなりにお金がかかる。それで、中継するにあたっては「この程度の視聴者がいないと採算が取れない」という数字があるはずで、理論値として、現在設置されているアンテナ数からは個別チームパックを用意した場合に採算が取れない、ということなんだと思う。もうひとつの理由は、チームごとのサポーター数に差がありすぎて、それを平準化できないということ。レッズの試合を見たい人と、サンフレッチェの試合を見たい人じゃ、そりゃぁ数が違うよね。でも、中継にかかるコストは一緒。むしろ、田舎の試合のほうが高くつくんじゃないだろうか。そうなると、人気チームの利益で不人気カードの放送を確保することになる。そうなった場合、人気チームのサポーターから不満が出る可能性がある。実際のところ、後者はそれほど大きなリスクではないので、一番の問題は多分前者。それで、消費者にはわからないように、割高のパック商品を売りつけているんだと思う。

という、推測をベースに語るのはちょっと非生産的ではあるんだけど、そういう事情があるという仮定のもとに話を進める。スカパーの戦略はどうあるべきか。もう、今のサポーターたちに正直に言って、頭をさげるしかないんじゃないの?「すいません、今のアンテナ設置数だと、チームごとのパックでは採算が取れません。だから、やむを得ず、Jリーグパックにしています。ただし、現在○○個のアンテナが××個まで増えた場合には、月額△△円程度のチームパックを用意します。なので、皆さんも協力してください。身の回りのサッカーファンに、アンテナ設置を呼びかけてください」みたいに。そういうコミュニケーションがあったらどうなのか、というのが、さっき「B to Cの関係をどうやって再構築していくか」というエントリーで書いたことなんだよね。

こういうのって、難しいことなんですか?企業が今抱えている問題を消費者と共有する。もし問題が解決したときには消費者にどんな利益がでるのかを説明し、その解決に向けて消費者の協力をお願いする。

少なくとも、「横浜マリノスのサポーターの皆さんへ」なんていうパンフレットをわざわざ用意するお金があるなら、もうちょっと視聴者とのコミュニケーションにお金を使ったらどうかと思う。今は、Jリーグのオフィシャルブロードキャスティングパートナーの地位を無駄遣いしているとしか思えない。あ、でも、スカパー!のJリーグ放映権って、今年で契約満了だったっけ?2007年から5年間で50億円/年(NHK、TBSと合わせて)みたいな契約だったよね。もう手遅れかな?  
Posted by buu2 at 20:19Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

B to Cの関係をどうやって再構築していくか

日本人は、広告に対して基本的に不信感を持っている。これはすなわちスポンサーへの不信感でもある。

その原因は既存のメディアがつくりあげた。これまでの広告は、見たくない人に無理やり見せて、刷り込むといった手法だった。こうした手法の典型例は選挙時に候補者が展開する「よろしくお願いします」連呼の選挙カー戦術である。みんな迷惑だな、と思っているが、候補者たちが有効だと考えているから、いつまで経ってもなくならない。例えば「今日、耳にした迷惑選挙カー」みたいなサイトを作って、耳に入った数をカウントして、その数が多い候補者には投票しない、といった運動でも起こさない限り、なくならないだろう。何も無いよりは迷惑だろうが耳に入れたほうがマシ、という考え方で、これはこれであり得る考え方だ。

日本の広告の多くが、こうした選挙カー戦術と同じものを採っている。つまり、無闇矢鱈に相手のことを考えず、ただただ垂れ流す、という手法だ。だから、テレビを見ている人たちはコマーシャルが邪魔だと考え、ビデオで録画しておいて、あとでコマーシャルを飛ばして見る、という行動に走る。冒頭にも書いたが、日本では消費者と広告・スポンサーの間に信頼関係が存在しない。

ところで、僕はカーリングやアルペンスキーといったマイナースポーツのプレイヤーである。そういうスポーツをやっていて感じるのは、僕達の世界においてもスポンサーと消費者(多くの場合はアマチュアスポーツの競技者)の間に信頼関係が存在しないことは、非常に不孝なことだ、ということである。なぜ僕達がオリンピック会場で気軽にカーリングを楽しめるのか、あるいは、なぜ僕達が本格的なコースで楽しくアルペンスキーの競技を楽しめるのか。確かに、僕達は参加費を払っている。そのお金で、場所を借りたり、競技進行のための役員の手当を出したりはしているのだろう。でも、それだけでは多分賄えない。だから、多くのスポンサーがついていて、お金を出してくれているはずだ。ところが、僕達は、これまでの、主として既存メディアによる押し付け型広告によって、広告に不信感を持っている。広告を無視する癖がついている。だから、カーリングをやったり、スキーの大会に出たりしても、その広告に全く気を配らない。無意識のうちに、ネグレクトしているのだ。

でも、ちょっと待ってみよう。僕達がカーリングやアルペンスキーを当たり前のように楽しめるのは、誰のおかげなのか。そういったスポンサー達がなかったら、8000円でやっているところが15000円かも知れないのだ。少なくとも、スポンサーが無いほうが安くなるなんてことは絶対にない。逆に、もっとスポンサーが増えてくれるなら、競技の費用は安くなるかも知れず、また、競技の内容がもっと充実するかも知れない。

20年ぐらい前までは、みんながお金を持っていて、みんながそれをばらまいて遊ぶのが普通だった。でも、今は随分と様変わりした。みんなで少しずつ協力して、みんなで工夫して、みんなで楽しむような状況に変わってきた。そして、スポンサーとの関係も、考え直すべきなんだと思う。例えば、軽井沢のスカップでカーリングの大会があって、その大会のスポンサーに「ファミリーマートヤオトク軽井沢東店」というのがあれば、みんなそこのお店で買物をすべきなんだよ。そうすれば、そのヤオトク軽井沢店は「あぁ、次の大会もスポンサーになろう」って思うし、スポンサー集めをする主催者は「こういう実績も出ています。この大会は、競技者や観覧者とスポンサー各社様のコミュニケーションがとてもうまく行っています」って説明できる。スポンサーがたくさん集まれば、競技の参加費だって安くなるし、観覧料だって安くなる(現状はもうすでにタダだけど(笑))。これはアルペンスキーだって一緒。僕達は、「この試合ができるのは誰のおかげなんだろう?」って考えて、その会社名を探すぐらいで当たり前なんだと思う。そりゃぁ、無理してその店を使う必要はないと思う。でも、上の例で言えば、ファミマだろうがセブンだろうがローソンだろうが、どこでも大差ないんだから、「目についたセブンで」というよりは、ヤオトク軽井沢店で買えば良いじゃん。実際、この間の軽井沢国際カーリング選手権のスポンサーは、このサイトで簡単に見つけることができる。

軽井沢国際カーリング選手権大会2011 スポンサー

知っている会社もあれば知らない会社もあるし、自分の消費生活とは縁もゆかりもないものもたくさんある。でも、わけのわかんないラーメン屋でラーメンを食べるくらいなら、軽井沢高原コロッケと地ビールの店でコロッケを食べようと思うし、おみやげに何か買うなら肉のSATOHで買って帰ろうと思う。だって、この人達のおかげで、僕は米国代表の女子チームと試合ができたんだもん。

#軽井沢国際カーリングのサイトが物凄くクールなのは、トップページに全然スポンサーリンクがないことなんだよね。

こういうことって、アルペンスキーだって同じ。特段のこだわりがあるもの、例えば、スキーの板なんかだったら、「俺は絶対アトミック」とか、あると思う。そういう場面では、別に無理する必要はない。でも、「アトミックと、ロシニョールと、どっちも同じだよなぁ、どうしようかなぁ」と悩むなら、身近な大会でスポンサーになってくれているメーカーを選べば良いんだと思う。

もっとメジャーなスポーツ、例えばサッカーだって、一緒でしょ。テレビで見ていて、繰り返しコマーシャルが流れていて、なんか刷り込まれているからキリンビールを飲む、という消費行動はイマイチクールじゃない。「キリンビールはJリーグが始まる前からずっとサッカーの大会を支援してきてくれている。だから、サッカーファンならビールはキリンだよ」っていうのがカッコ良くない?カッコ良いって思うのは僕だけなのかな?僕は代表も、マリノスも応援している。だから、複数の銘柄がある場所ではビールはキリン。それは日本代表を応援するサッカーファンだから。駅弁が複数あるときはシウマイ弁当。崎陽軒はマリノスのスポンサーだからね。

ちなみに、マリノスのサイトはちょっといただけない。

マリノス公式サイト

だって、このサイト、スポンサーが一覧できないじゃん。あと、ちょろちょろ変わるスポンサーリンクは、スポンサーに用のない人にとっては邪魔な情報でもある。だから、上で紹介したような、軽井沢国際カーリングのページみたいに、「スポンサーはこちら」ってなっていた方がクール。でもね、マリノスのサイトみたいにならざるを得ないのもわからないではないの。だって、今は、僕達とスポンサーとの間にきちんとした信頼関係が構築されていないんだもん。だから、今のマリノスのサイトみたいに、刷り込み型の広告を掲示しなくちゃならなくなる。こういう広告にならざるを得ないのは、単純に、信頼関係の問題なんだと思う。その原因は確かに既存メディアにあるんだけど、どこかでブレイクしないと、いつまで経っても変わらないよね。マリノスがやるべきことは簡単。「僕達のチームは、スポンサーの協力があってやっていけている。もっと強くしたかったら、スポンサーとの信頼関係を構築していく必要がある。スポンサーも増やさなくちゃいけない。だから、サポーターの皆さん、マリノスを応援するなら、スポンサーの皆さんもあわせて応援してください。僕達は、みんなマリノスを愛する仲間なんです」って、きちんとチーム、サポーター、スポンサーの関係を明確化して、それぞれの役割を明示することなんだと思う。

僕達は、スポンサーである会社と、新しい関係を築いていかなくちゃならない。インターネットの時代になって、それがずっと簡単になったはず。だって、僕がこうやって、横浜や埼玉にいながらにして、毎日閲覧者が2000人いるサイトでファミリーマートヤオトク軽井沢東店のことを宣伝できるんだもん。みんな、軽井沢でコンビニに行くことがあったら、ヤオトク軽井沢東店に行こうぜ!あ、でも、まだ開店してないんだと思う(笑)。今春開店らしいから。また、スポンサーとのコミュニケーションだってずっと簡単になったはず。それを上手に利用出来ていないだけ。文句を言うだけがコミュニケーションじゃないから。相互の信頼関係がより強固になるようなコミュニケーションもあるはず。それに向けた動きは徐々に出てきているはず。多分そのあたりはsmashmediaの河野さんあたりが詳しいと思うけれど。

つい先日、池田信夫さんが

三菱電機とテレビ局の八百長

というエントリーで、

本質的な問題は、リアルタイムで番組を流して見たくもないCMを無理やり見せるという民放のビジネスモデルがもう破綻していることなのだ。


って書いていたけれど、B to Cの関係の再構築っていうのは、「信頼関係の構築」っていう視点で考えていくことが重要なんだと思う。

#合わせて読みたい次の記事「僕ならこうする、スカパー!(@skyperfectv)のマーケティング」  

「南へ」のぴあ評がなぜ好評なのか

ぴあ、YouTubeを使って「南へ」関連の映像をバンバン流している。

こんなのとか。



「あぁ、野田地図がお金かけてプロモーションしてるんだね」と思っていたら、今度はぴあがこんな記事を書いている。

重厚なテーマを掲げた野田秀樹の新作で妻夫木聡&蒼井優らが躍動
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110210-00000001-pia-ent
(ちょっとネタバレしているから閲覧注意)

ぴあが何もなくてプロモーションする理由はないので、当然、野田地図と何らかのお金の関係があるはず。そして、その会社がこういうレビューを書くのって、どうなのかな、と思う。記事の内容はそれほど間違っていないけれど、蒼井優さんの出来は野田地図ファン、蒼井優ファンの僕から見ても「?」というものだった。記事を最初に読んだときは、「あぁ、最前列のど真ん中で見たんだろうな。ゲネプロか何かで」ぐらいに感じたけれど、大々的なプロモーションと合わせて考えるとどうなのかなぁ、と思わないでもない。

こういう、いかにも商業主義に汚染されていそうな評価が、オフィシャルな「評価」の信頼性を下げちゃうんだよねぇ。チケットを扱っている会社としては、こういう記事は書くべきではないんだよな。見ていると、「あぁ、イープラスに持って行かれちゃっている野田地図会員限定の先行予約システムを取り返したいのかな」とか勘ぐっちゃう。

ちなみに僕の評価はこんな感じ↓
南へ  
Posted by buu2 at 13:30Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

こんべぇであらしゃぶを食べる会を開催

昼過ぎに、新橋のこんべぇさんからメール。何かなー、合コンのお誘いかなー、と思ってメールを開いたら、「築地で良いアラを見つけたから、買っちゃった。食べにこないか」というお誘いメール。素晴らしい。ところが、僕は池袋で21時まで別件あり。とりあえず身の回りのグルメな奴とグルメじゃない奴に適当に声をかけてみた。結局、栃木からひとり、大阪からひとり、駆けつけることになって、現地集合。それで食べてきました、幻の魚、アラのしゃぶしゃぶ。

アラはこんな奴。

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最初、ミズダコで舌慣らし(本当は、その前に皿一枚食べていたんだけど(笑))。

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そして、本命のアラ。

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3人で3皿食べてしまった。ミズダコで舌をリセットしてから食べたらすげぇ美味しかった。

他にも、子持ちのヤリイカとか、まぁあんなのもこんなのも食べて、スタート時間が遅かったのに相当飲んでしまいました。このお店はいつも会計で「今日は良く飲んだねぇ」って言われちゃう。頑張って稼がないとだなぁ。

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2011年02月11日

南へ

一週間ほど前に当日の打ち合わせが入ってしまい、チケットが余りそうになってしまった。ミクシィで見つけた引き受け候補の人が雪で急遽キャンセルになったり色々あったのだけれど、最終的には僕が自分で観に行けることになって、ちょっと早めに現地に行って、当日券狙いで並んでいる人の最後尾の人に声をかけて、一枚定価で買ってもらった。大助かり。帰りに夜ご飯でもご馳走しようかと思ったけれど、シャイなので(笑)自粛。

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さて、芝居。

ここ数作、分かりやすいというか、観客に対してとても親切な脚本が多かった印象のある野田秀樹さんだけれど、本作は久しぶりに「なにこれ」という感じの舞台になった。ただ、それは実は意図していないような気がする。なぜ「なにこれ」という舞台になってしまったのかと言えば、それは脚本のせいではなく、役者のせい、もっと言ってしまえば蒼井優さんのせいなのだ。

僕は蒼井優さんは結構好き、というか、かなり好きな俳優さんで、彼女が出ている映画は良く観ているし(中には『雷桜』みたいなすごい駄作もあるけれど)、彼女の演技力も高く評価している人間だ。だから、実は本作も宮沢りえさんや松たか子さんや大竹しのぶさんばかりの最近の野田作品に新しい才能が登場するかな、しかも、蒼井優さんか、ということで、3公演分も予約してしまったのだ(笑)。でも、今日の舞台の、冒頭の部分だけで、「あ、これは駄目だ」となってしまった。何しろ、声が客席に全く届かないのだ。他の役者は芸達者な役者さんを揃えているからそんなことは全然ない。基本的に、蒼井優さん「だけ」が駄目。声だけなら、蒼井優さんの鏡像のような女性の役者さんの方がずっと存在感があるのだ。登場する場面が少ないけど。この二人を交代させるだけでも良くなりそうな感じ。

ということで、主役である蒼井優さんの声が、L列までも届かないのだから、かなり大きな箱である芸術劇場中ホールでは、半分以上のお客さんには芝居が届かなかったと思う。僕のところもギリギリだった。いや、正直に言えば、届いていなかった。今の実力では、中ホールで野田作品の主役を張るだけのスキルは持っていない、というのが普通の評価だと思う。

内容は、いつもの野田作品らしく、日本人のアイデンティティを問うようなものになっていた。そこに白頭山などが出てきて、天皇、戦争なども絡め、色々と日本人としての「自分」を見つめ直すことを要求していたんだと思う。が、残念ながら、野田秀樹さんが意図していたような成果は出ていないと思う。それは舞台にいる野田さん自身が感じているんじゃないだろうか。前半の導入部における「天皇を利用した詐欺」の部分も、なかなか面白さが伝わってこない。面白くなりそうなのに、芝居がぶった切られてしまうのである。蒼井優さんの声が届かないから。

ただ、野田さんはこれまでも、ちょっと能力の足りない役者さんたちを上手に使い、そして上手に成長させてきた。この舞台を通じて、蒼井優さんも大きく成長できるかも知れない。問題は声量なので、短期間で一気に挽回する、というのは難しいかも知れないのだが、そういう一発逆転を待つべきだろう。野田秀樹さんの芝居は本人曰く「3回目が一番出来が良い」とのことだが、今日の3回目は全く不出来。そして、どうせ観に行くなら、公演も最後の方、3月後半に行くことをお薦めする。僕は2月中旬のチケットはすぐに友達に売ってしまった。3月末、最終版で舞台がどう変わっているかを楽しみにしたい。あるいは、5列目ぐらいまでなら楽しめるかも。

今日の段階での舞台の評価は☆半分。ただし、役者ごとの評価だとこんな感じ。

妻夫木聡 ○
蒼井優 ×
渡辺いっけい ◎
高田聖子 ○
チョウソンハ ◎
黒木華 ○
銀粉蝶 ◎
藤木孝 ◎
野田秀樹 ○

とにかく、蒼井優さんで全部だめになってしまった。でも、演技はちゃんとしているんですよ。地味な顔立ちなのに、大竹しのぶさんみたいな可愛らしさがあって。とにかく、声。声なんです。いきなり中ホールって、無理だったんじゃないかなぁ。小ホールなら全然問題ないと思う。でも、今、小ホールで毬谷友子さんがやってるんだよね。逆だろ、と。明日観てこようかな・・・。

「南へ」
3月31日まで、東京芸術劇場中ホール  
Posted by buu2 at 23:17Comments(7)TrackBack(0)演劇││編集

理研SNS(笑)をやめた

とりあえず始めてみた理研SNS(笑)だけど、存在意義が不明なのでやめた。やめたって言っても、アカウントを削除したんじゃなくて、単にログインするのを辞めただけだけど。ま、そのうち何か別の存在意義を見つけたら戻るかも知れず、そのまま放置かも知れず、良くわかりません。

ということで、あちらで何かコメントされても読まないので、何かあれば別の手段でアクセスしてください。ここへのコメントでも良いし、ツイッターでも良いし、フェイスブックでも良いし、メールでも良いです。  
Posted by buu2 at 14:29Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

ブログでバイオ 第74回 バイオインフォマティクス技術者認定試験の検証の必要性

昨日、飲み会で「バイオインフォマティクス技術者認定試験」(以下、バイオインフォ認定試験)という資格の是非について話した。この資格は社団法人バイオ産業情報化コンソーシアム(JBiC)という経産省管轄の社団法人が持っている資格で、その大本は僕が経産省時代に取ってきた「起業・創業促進型人材育成システム開発等事業(バイオ人材育成システム開発)」の予算である。

そもそも、JBiCという組織には、その成り立ちやバイオインダストリー協会(JBA)との役割分担などについて設立時の担当者(現在は主担当だったY氏、およびその補佐役だったF氏ともに退職)の中でも「単に天下り先を増やしただけではないか」といった議論があったのだが、その後はJBAよりもアクティビティが高かったりするところもあるので、組織の是非については棚上げしておく。

さて、そのバイオインフォ認定試験である。この資格がなんのためにあるか、であるけれど、建前は制度に関する紹介ウェブサイトに記載されている。対象者は「専門学校生、大学生程度」となっており、このことから読み取れるのは次のようなことである。

「一般に、就職にあたっての個人の能力評価は、大学入試の成績、つまり出身大学によって為される。一方で、個人の能力は出口段階ではほとんど評価されない現状がある。それは、大学、大学院の卒業時における能力評価システムが存在しないことによる。こうした中においては、三流大学、および大学に進学していない人たちの能力アピールの場が存在しない。しかし、大学受験時には能力が低かったとしても、その後、特殊な場面における能力を磨くことによって、一流大学卒の学生よりも高い専門能力を身につけることも可能である。バイオインフォマティクス分野においても、専門学校でこうした技術を身につけることによって就職することが可能であるため、その一般的指標、到達目標として、認定試験を実施する」

要するに、高校まで勉強しなかったクラスターに対して一発逆転のシステムを提供しているわけだ。僕はこうしたシステム自体は決して悪くないと思っている。ある個人が、特定の場面においては相応のスキルを保有していることによって活躍できる、ということは大事なことだし、学歴社会におけるセーフティネット機能のひとつであって、その重要性に疑問を呈する人は多くないと思う。

ただ、ここで問題になるのは、その資格が本当に就職に役立つような指標、目標となっているのか、ということである。その検討方法はそれほど難しいものではない。例えばどこかのシンクタンクが、いくつかのバイオインフォ認定試験に合格した卒業生を有する専門学校の就職先にヒアリングを実施し、その採用に当たって重視したポイントを聞き出せば良い。「技術力が高い」「上昇志向がある」「バイオに関する知識がしっかりしている」「まじめな人柄」といった回答がすぐに予想されるが、その中に「バイオインフォ認定試験に合格している」という回答が含まれているかどうかを調べれば良い。この際、「経済産業省生物化学産業課」などと、原課の名称を出してしまうのは良くない。これをやってしまうと、経産省に配慮された歪んだヒアリング結果になりかねない。あくまでも、第三者がフラットにヒアリングすることが大事なのだ。

僕の個人的な感覚では、今のバイオインフォ関連は就職が物凄く厳しい印象がある。そうした中で、このバイオインフォ認定試験はどの程度役に立っているのか、非常に興味がある。役に立っていれば、僕が予算を取ってきたことも無駄ではなかったことになる。一方で、全然役に立っていないのであれば、何らかの形で風呂敷をたたむ必要がある。

以下、余談なのだけれど、この予算、僕が取ってきたのは良いのだけれど、その分配を決める手法には相当に疑問が残った。覚えている限りで書くと、まず僕と、同じく経産省生物化学産業課(バイオ課)のN君(当時3年生ぐらいだったか)の二人を中心として、応募組織について応募内容を精査し、評価付けをした。この評価はかなり時間を割いてきちんとやった記憶がある。全ての応募書類に目を通し、いくつかの指標から評価し、総合成績をつけた。その資料はバイオ課の濱田課長(当時)へ手持ち資料として渡した。課長は選定委員会を組織し(誰が委員を選定したかは不明、僕は関わった記憶がない)、外部有識者(確か、外部有識者は4人だったと思う)とともに選定委員会を開催した。このときの事務局は三菱総合研究所で、担当者はT主任研究員。ただ、事務局の仕事は議事録をまとめたりする作業で、委員会において何か発言するような立場ではなかった。この委員会に、僕とN君はオブザーバーという形で参加した。僕達も事務局と同様、委員会では一切の発言をしなかった。さて、会議が開始され、どうやって企業を選定するのか、という話になったとき、課長がそのやり方を提案した。それは、「まず、各委員が一件、これが良い、というものを推薦しましょう。そして、その一件は無条件に決定ということにしましょう。これで5件が決まります。残りについては、各委員による議論で決めることにしましょう。いかがですか?」という内容だった。この提案は満場一致で賛成され、選択方法が決まった。何か変な決め方だな、と感じたけれど、オブザーバーの立場なので、何も言う権利はない。それよりも、僕としては僕が推薦した案件がきちんと通ることが大事だったので、会議の推移を見守っていた。課長は続いて、「では、私から推薦します」と発言し、そしてある案件を推薦したのだけれど、びっくりしたのは、僕から課長にあげた資料では、その案件は全く評価が高くなかったことである。N君と二人で、「え?」という感じで顔を見合わせたのを今でも憶えている。そして、その委員会にはJBiCの関係者が委員として含まれていた。彼は、その委員会においては、「フェアでなくなるので、討議には参加しない」というスタンスだったし、また自らJBiCの案を推薦することはなかったのだが、議論に参加する、しないに関わらず、委員会に当事者が含まれているのは全くフェアではないし、結果としてJBiCの案が採択されていては、それがフェアであったとは誰も言えないと思う。また、課長がどういう意図を以て僕達担当者が全く評価していなかった案件を推薦したのか、今になっても良くわからない。ただ、誰から聞いたのかは忘れたが、「そういえば、昨日の夜(委員会の前夜)、○○(課長が推薦した案件を応募した組織)の担当者が課長のところに来て、みんなで飲みに行ったみたいですよ」という話があった(僕は実際に見ていないので、真偽の程は不明)。そういう背景があるなら、全てのことには説明がつく。課長の提案した手法は、「誰が何と言おうと、自分の裁量でひとつだけは確実に採択できる」やり方なのだ。確実な証拠があるわけではないので軽々には言えないが、背後に何らかの不透明なやりとりがあったと考えるほうが自然である。僕は、そんなこんなで違和感がありまくりの委員会だったので、当時バイオ課の総括補佐だった須藤補佐に経緯を説明しつつ「違和感を感じるが、これで良いと思うか」というメールを送ったのだが、彼からは「特に違和感はない」という返事だったので、これが役所上層部の考え方なのかな、と思いつつ、その後は公式には特にアクションを起こさなかった(もちろん、当時の同僚たちとはそういう話をしたし、今でも時々飲み会ではその話になることがある。また、当時のメール等は全て保管してあるはずだ)。

こんな感じで、僕はこの予算の執行に当たってはいくつか疑問を持っていた。その後すぐに僕は経産省を退職したので、それ以後、この委員会で採択された案件がどうなったのか、きちんとサーベイはできていない。数少ない、ウォッチできる案件が年末来調査しているリバネスと、このバイオインフォ認定試験なのである。現時点で、両案件共に本当に上手に活用されたのか微妙な状態になってきていて、あの税金は無駄金になっているのかも知れないと危惧している。ちなみにこちらに事業の最終報告に関するページがあるのだけれど、

経済産業省の取り組む高度専門人材育成事業について【最終報告】
(創業・起業促進型人材育成システム開発等事業)


「(報告書)【4月頃掲載予定】」となっていて、掲載されていないようだ。連休明けにでもバイオ課に電話をして、どこで見ることができるのか問い合せてみたいと思う。そういえば、だいぶ前に「2010年にはどうなっていることやら」と疑問を呈したバイオ市場25兆円の話も、昨日の情報交換ではどうやら3兆円ぐらいの市場規模で終結したらしい。

2010年のバイオ市場規模の持つ意味(2年前に書いて忘れてた)(2005.7.31)

ブログでバイオ 第39回「第1回BT戦略推進官民会議(笑)」(2008.4.13)

「バイオ市場25兆円」という目標を設定して旗を振り、その結果が3兆円というのであれば、その責任は誰が取るのだろう。25兆円という数字を背景にして財務省に説明し、取ってきた予算も少なくないのではないか。

ちょっと話が脇道に行ってしまったけれど、要は、このバイオインフォ認定試験、その成り立ちの部分から色々と不透明なところがあって、そのあたりを良しとするとしても、「じゃぁ、本当に役に立っているのですか?」という疑問があるのだ。役に立っているのか、いないのか、この点は物凄く重要で、もし仮に役に立っていないのであれば、当然のことながら様々なことを再検証していく必要がある。なぜなら、こういった専門学校生向けの資格というのは、冒頭に書いたように敗者復活戦の色彩が濃いからである。学歴社会における敗者が復活をかけて臨むものなのに、実際にはそれが何の役にも立たないというのであれば、これはただの弱い者いじめである。ありもしない望みをあるように見せ、そこにお金を投入させるのは、情報弱者を騙してお金を巻き上げるオレオレ詐欺となんら違いがない。違いは単に、法律に違反しているかいないか、だけである。この違いは決して小さくはないが、弱い者いじめは人間としていかがなものか、と思う。

経済産業省生物化学産業課には、上で書いた報告書についてとともに、バイオインフォ認定試験についても一度問い合せてみる必要がありそうだ。

もちろん、多数の民間企業が「バイオインフォ認定試験は素晴らしいですね。出身大学なんかよりもずっと参考になります」と言っていたり、専門学校の卒業生が「この資格のおかげで凄くいい会社に就職できました」と言っていたりするなら、そんな喜ばしいことはないし、そうであって欲しい。  

2011年02月10日

ら抜きに関する雑感

つい3日ほど前、ツイッターでら抜きが馬鹿、という話をしていたら、タイムリーに教えてgooにこんな記事が載った。

「ら抜き」言葉って気になりますか?

ということで、ツイッターに書いたことを多少加筆修正しつつ、こちらに書いてみる。

今日の午前中は採用についての相談。ところが、いつの間にから抜き言葉を使う奴が死ぬほど馬鹿に見える理由は何故か、という話題に変わってしまった。結局、馬鹿に見える理由は判明しなかったけれど、ら抜きを使う奴は死ぬほど馬鹿だ、むしろ死んだほうが良い、ということを共有した。

次に、死んだほうが良い馬鹿に「死ね」という代わりにどう対応すべきかを相談したのだが、僕が「その単語は下一段活用です」「その単語は上一段活用です」「それはカ変動詞です」などとマイルドに指摘するのはどうかと提案し、一度は受け入れられた。ところが、「馬鹿はそんな難しいことを言われても、何を言われているのか理解出来ない」という指摘があって、言われてみれば僕がときどき馬鹿にTwitterで「それは上一段活用」などと指摘しても、返信があったことは一度もない。特に理系の馬鹿に対してはこうした指摘はほとんど意味がなく、単に周囲の非ゆとり層がニヤニヤして終了することになるのだ。結局のところ、「ろくに読書もせず、ミクやツイッター、携帯メールにはまっているような馬鹿には何を言っても無駄。それで『就職が厳しい』とか、あたりまえだから、死んだらいいよ」という、ありきたりな結論に至った。

ということで、ら抜き言葉を使う奴は、就職がなくても文句を言ってはいけない。これまでの人生で通った学校の先生たちを恨むように。

それで、もう一度ら抜き言葉が馬鹿に見える理由を考えてみた。多分、きちんとしたインプットが行われていて(基本は読書、20代前半まで)、それを処理する訓練が行われている(20代半ばから)人間なら、ら抜き言葉なんて使いたくても使えないってことが原因だろう。らを抜くってことは、人生前半のインプットが少なすぎるということ。これを一言で表現すると、馬鹿。

ら抜きは、良い、悪いじゃない。まともなインプットをしている人間にとっては、「生理的にイヤ」なもの。こういう生理的にイヤっていうのは、何に起因するかって、「教養」「育ち」なんだよね。インプットの質と量。僕の周りは理系が多いせいか、一層馬鹿が多く見える。こいつら、子供の頃に全然本を読んでなかったんだろうなぁ、と思う。それは親か、学校が悪いんであって、本人は悪くないけれど、そいつらが馬鹿親になるので、馬鹿が再生産される。


文法的に間違っているら抜き言葉の気持ち悪さは当たり前なんだけれど、文法的に合っていても気持ち悪い文章というのは存在していて、このあたりもインプットの質・量の問題なんじゃないかな、と思う。卑近かつ分かりやすいところで言えば、宮部みゆきや東野圭吾と、伊坂幸太郎の文体の違い、とか。

ところで、理系って、読書量が文系に比較して本当に少ないんだろうか。このあたり、どこかにデータってないのかな。

件の記事では、「良い」「悪い」で意見を並べているけれど、良い、悪いの問題じゃないんだよね。理屈じゃなくて、感覚の問題だから。そして、その感覚は「これまでどういう文章に触れてきたか」によって規定される。「どういう文章に触れてきたか」は、すなわち教養。これのあるなしを問題にする人もいるし、しない人もいるけれど、ら抜き言葉を使うかどうかで、教養の有無は推し量ることができる。質問者が「間違いなく『無教養な男だな』と、呆れると思う」というのは全く以て正しい。なので、ら抜きを使うかどうかは、無教養と見られても構わないかどうか、ということ。

うちの会社には無理です。  

2011年02月09日

「マズいラーメン屋の見分け方をラーオタが暴露」という頭の悪い記事

たまにこういう頭の悪い記事があるとうきうきしちゃうね。

マズいラーメン屋の見分け方をラーオタが暴露

▼Aさん(34歳・雑誌編集者) 元コックで現在は経済誌編集という異色の経歴。出張が多いので地方のラーメン事情に詳しい。好きなラーメンは福岡の「住吉亭」

▼Bさん(33歳・メーカー営業) 慶応出身とあって、生粋のジロリアン(二郎好きのマニアの意)。一日3軒をはしごしたこともある。好きな二郎は二郎仙川店

▼Cさん(31歳・団体職員) ラーメン好きが高じて自宅でスープ作りから麺打ちまでこなす、ラーメンマニア。鶏ガラのスッキリ系醤油ラーメンを愛する


なんだ、こいつら。名前出せないならギャーギャー言うなっつうの。アホか。

さて、そのアホ達の意見を検証しましょう。

Aさん「やたらと食材についての能書きを書いた紙を貼ってる店は危険度が高いね」


いわゆる蘊蓄系に対する批判だけれど、こんなもん、一般論として語れるわけないだろ。大体、こいつら、利尻と羅臼の違いだってわかんないだろうに(笑)。蘊蓄系だってうまい店もあればまずい店もある。

Cさん「確かに『当店は利尻の昆布と青森の地鶏を~』とかさ、食材の産地見て食いたいと思うかっての。自信がないからそういうのを書くんだよね」


自信がないからじゃないよ。食べる奴らがわかんないから。利尻の昆布と羅臼の昆布なんて、食べてどっちなのか指摘できる奴がどれだけいるか、ということ。わかんないんだからどっちでも良いんだけど、中には判る奴もいるし、あと、情報を食いに来る奴もいる。客を選べないんだから、店としては色々なセーフティネットを張るのは当たり前。

Bさん「無化調(化学調味料不使用の意)を売りにしてる店もハズレが多いと……」


無化調がハズレが多いというのは一般論としては正しくない。無化調の店が薄味で旨みがないところが多い、というのはかなり正しい。では、旨みがなくて美味しいところがあるか、というと、これは微妙。食べる側の普段の食生活にもよっても受け取り方は変わってくる。

Bさん「結局、食べログなんかだと書いてる人は“善意の第三者”ですからね。イイことしか書かない。何度『マズい!』って書いてやろうと思ったことか」


食べログが参考にならないという点については同意。「マズい」って書かないこいつはヘタレ。

Aさん「なんとかチャンピオンとかって肩書のヤツが『今年は○○系ラーメンが流行る!』って書いたりしてんじゃん。あれもひどいのが多い」


書いている内容はそれほど間違っていないが、匿名で書くのは恥ずかしい。

Aさん「雑誌やテレビで取り上げられて騒がれる“賞味期限”って、だいたい長くて1か月弱。それが過ぎて並んでたら、ある程度は信頼できるかもね」


結局テレビの情報を参考にしている馬鹿発見。

Bさん「食べログとかは書いてる人たちはみんな“優しい”から、低評価が多い店は本当にマズいから、あてにはなるかもしんないですね。まぁ逆説的だけど(苦笑)」


この利用方法はある程度正しい。

結論。AとCは馬鹿。Bはそこそこだけどヘタレ。  

キムタク版ヤマトが与えた希望

実写版宇宙戦艦ヤマトの感想はこちらに書いたとおり。

SPACE BATTLESHIP ヤマト

破壊屋さんがやっている毎年恒例の「この映画はいったい誰が観に行くんだ!?投票開始!」でも現在のところトップを快走中なわけですが、ふと冷静に考えてみると、「あぁ、こういう形で実写化って、許されるんだな」という、ある意味で物凄い発想の転換を提示したというか、可能性を見せてくれたんだと思う。それで、ヤマトがこうなら、当然次はガンダムなんですね。よし、ガンダムの実写版を考えてみよう。もちろん、主役はキムタクです。

配役
アムロ:木村拓哉

もう、これだけで成功間違いなしですよ。

キムタク「くやしいけど、僕は男なんだな・・・」

笑えますね。

キムタク「まだ、僕には帰れるところがあるんだ。こんなに嬉しいことはない・・・」

うわーー、笑える、笑える。

キムタク「殴ったね!?親父にもぶたれたこと無いのに!」

これもかなり笑えます。

キムタク「マチルダさん・・・マチルダさん・・・マァチルダさぁーーーーーーん」

ウヒャヒャヒャ。悶絶しちゃう。極めつけはこれ。

キムタク「アムロいきま~~す!!」

場内から「いや、お前、キムタクだから」って突っ込む声が大発生しそうです。なんか、もう参加するコメディみたいな感じになりそうです。

さて、アムロだけじゃ映画にならないので、他の配役も考えてみましょう。もちろん日本のアニメ史に燦然と輝くガンダムの実写映画化ですし、主役はキムタクですから、他にも豪華共演陣を揃えなくちゃです。まず、フラウですが、あのちょっとどんくさい感じは宮崎あおいで。それからハヤト。このずんぐりむっくりな感じは朝青龍。そしてカイ。これは明石家さんま以外に考えられません。ブライト艦長は堤真一あたり。あと、セイラさんは沢尻エリカさまで。

ジオン軍はどうしましょう。ジオンは分かりやすく外タレで固めてみましょう。まず、デギンはジョージ・クルーニー。ギレンはデカプリオ。キシリアはキャメロン・ディアス。ガルマはおぼっちゃまだから・・・・稲垣吾郎。あれ?外人じゃないけど、ま、いっか。そうそう、大事な人を忘れていました。シャア大佐。うーーーーん、やっぱりカリスマ性を考えるとガクトでしょうか。セイラが日本人だから、シャアも日本人でも良いでしょう。

では、皆さんで名場面を演じていただきましょう。

さんま「の、乗るのけ?」
沢尻、さんまにビンタして「それでも男ですか!軟弱もの!!」
さんま「お高く止まってまんな~! あんたセイ、セイラ言いよりはった…」
沢尻「そんな!不良みたいな口の利き方! おやめなさい!」

あれ?全然普通ですね。笑えない。そうか、キムタクがメインじゃないと駄目なんだ。キムタクと絡んでもらわないと。

堤「甘ったれるな!ガンダムをまかされたからには貴様はパイロットなのだ!この船を守る義務がある」
キムタク「い、言ったなァ」

ウヒャヒャ。突然面白くなった。

キムタク「2度もぶった! 親父にもぶたれたことないのに!」
堤「それが甘ったれなんだ! 殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」
キムタク「も、もうやらないからな、誰が2度とガンダムなんかに乗ってやるものか!」

もう、キムタクブランドとでも言いましょうか。キムタクがアムロをやるだけで、全ての場面が面白くて仕方ありません。

デカプリオ「私の弟、諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ! 何故だ!?」
ガクト「坊やだからさ…」

・・・・・ちょっと魔が差して、アムロと関係ない場面を想定してしまいました。やっぱり当たり前すぎてあんまり面白くないですね。

ガクト「君は年は幾つだ?」
キムタク「あ、じゅ‥16歳です」

いや、16じゃないだろ、どう見ても(笑)。

いやーーーーー、これは絶対に大ヒットまちがいなし。

#これ、2010年12月20日に書いたネタみたいなんですが、何故か下書きになっていました。面白いから、ちゃんとアップします。  
Posted by buu2 at 16:36Comments(2)TrackBack(0)映画もろもろ││編集