2013年05月31日

オブリビオン

oblivion


トムの映画はミッション・インポッシブルシリーズ以外は駄作が多いので、この映画もどうせ、と思いながら観に行ったのだが、結論から言うとかなり楽しめた。

もちろん、ツッコミどころは満載である。宇宙まで行ける乗り物が雷ぐらいで調子が悪くなるのってどうなの、とか、そこまできっちりしたセンシングができるなら爆弾ぐらい検出しろよ、とか、記憶まで刷り込むってどうなのよそもそも必要ないでしょ、とか、いくら宇宙飛行士でも訓練なしにそれだけ加速・減速を繰り返したら首の骨が折れるだろ、とか、エンパイア・ステート・ビルが埋もれるほどの土がどこからやってきたのよ、とか、その爆弾強力すぎ、とか枚挙にいとまがない。また、既視感を覚える設定や描写も、スター・ウォーズとか、マトリックスとか、世界侵略:ロサンゼルス決戦とか、あちこちにある。一番残念だったのはラストで、もうちょっと違うたたみ方があっても良かったんじゃないかな、とは思う。

しかし、それでも「おお、そうきたか」と驚かされる展開が数回あったし、女優はふたりとも美人だし、特撮もほとんど違和感がなかったし(音はちょっと・・・)、字幕もいつもよりは酷くなかった(なっちゃんです。「侵入」という誤字はいただけないけど)。

個人的には結構楽しい2時間だった。それにしてもこの映画、随分気合いを入れて宣伝しているけれど、どうして???と思う。大作という感じでもないんだけどなぁ。

ちなみにoblivionとは「忘却」とか「忘れられている状態」とかの意味。

評価は☆2つ。  

Posted by buu2 at 23:42Comments(0)TrackBack(1)映画2013││編集

2013年05月30日

睦月

13_05_29_2740

名称:睦月
種類:中華
場所:西荻窪
注文:中華そば
評価:4/BBB
2013.5.29
コメント:麺は細めのストレート。麺の質がスープにマッチしておらず、スープが絡んでこない。調理方法がまずいのではなく、麺の質の問題だと思う。コシは問題ない。

スープはトンコツ鶏ガラブレンドの醤油味で、適度に魚介系の風味を効かせたもの。やや鶏ガラの味が前に出ていて、東京ラーメンというよりは中華系という趣である。残念ながらスープ表面の脂がバランスを崩していて、味が足りない状態になっている。

チャーシューは結構美味しいのだけれど、ややムラがあって、美味しい部分と、そうではない部分が混在している。あたりを引けばラッキーなのだが、不運だとイマイチのチャーシューになってしまう。

素材の味を活かそうという意気は伝わってくるのだが、まだちょっとツメが甘い感じである。

店名 中華そば 睦月
TEL 非公開
住所 東京都杉並区西荻南2-6-10
営業時間 [月〜金]12:00〜15:00 18:00〜23:00 [土・日・祝]11:30〜15:30 18:00〜23:00(日曜日は18:00〜21:00)
定休日 月曜日  

まる家(再評価)

以前の評価はこんな感じ。

4/BBB
97.8.29
スープは恐らく豚骨中心で和風ダシの返し。醤油が特別なのか、貝類からダシを取っているのかは判らないが、やや酸味がある。まぁまぁ、といったところか。麺はやや細めの撚りが入ったもの。食べ始めはいいが、だんだん柔らかくなってきてしまう。スープの絡みは普通 。チャーシューは昔ながらの食紅で赤くしてあるタイプ。これもまぁまぁ。そんなにうまくないとは思うが、時々無性に食べたくなりそう(^^;。


実に約16年ぶりの訪問だが・・・

13_05_29_2739

名称:まる家
種類:東京
場所:西荻窪
注文:らあめん
評価:6/ABB
2013.5.29
コメント:麺は細めで弱く縮れている。コシ、スープの絡みともに良好で、余計な臭みもなく、良品である。

スープはややトンコツより、鶏ガラブレンドと思われるスープをベースにした醤油味。炒めたタマネギをダシに使っているところが面白い。この店の場合、タマネギの使い方は焦がしネギのような感じだが、弱点が二つある。一つ目は多めの脂の膜がスープの表面にできてしまい、味がぼけていること。もう一つは、無視できない程度の苦味があることである。これらは店の側もわかってやっているはずなので、好みの問題なんだと思う。

チャーシューはハムみたいで美味しい。

飲み会の帰りにちょっと立ち寄って炭水化物を摂る、という用途が中心の店だが、麺の質が向上したようで、普通に食べても十分に美味しいレベルになっていると思う。

店名 まる家 (まるや)
TEL 03-3247-2156
住所 東京都杉並区松庵3-37-23
営業時間 12:00〜15:00 18:00〜24:00
定休日 月曜日  

2013年05月29日

十八番

13_05_29_2737

名称:十八番
種類:東京
場所:荻窪
注文:ラーメン
評価:3/BBC
2013.5.29
コメント:麺は細めの偏平手もみ麺である。コシがあるというよりは硬い麺で、食べていて物足りなくなってくる。かつてはこの程度の麺でも受け入れられたかも知れないが、麺の品質が格段にアップしている現在では、この質では厳しい。

スープはトンコツ中心鶏ガラブレンドと思われる醤油味。動物性の脂が強すぎて、味がぼけている。

チャーシューはまずい。

店名 手もみラーメン 十八番(じゅうはちばん)
TEL 03-3393-3545
住所 東京都杉並区上荻1-4-10
営業時間 18:00〜翌1:30
定休日 正月  

桂家

13_05_29_2738

名称:桂家
種類:横浜
場所:方南町
注文:ラーメン
評価:2/CBB
2013.5.28
コメント:スープを一口啜っただけで、「お!?」と思うくらいに家系としては濃厚なスープである。しかし、豚骨の処理が悪いのか、やや苦味があるのが惜しい。

麺はやや平たい太麺で、家系としてはちょっと珍しいタイプである。麺硬めで注文しなかったのも悪いのだが、デフォルトとしても明らかに茹で過ぎである。麺の表面がふやけて水の膜ができてしまっていて、スープの絡みが悪くなっている。これでは落第。

チャーシューは普通に美味しかった。

スープも麺も普通の横浜ラーメンとは違ったタイプだったけれど、それが成功しているかというと、そうでもない。横浜ラーメンとしては標準以下だと思う。

店名 家系ラーメン 桂家 (かつらや)
TEL 03-3318-6140
住所 東京都杉並区堀の内1-3-13 ライオンズプラザ方南町 1F
営業時間 19:00〜翌3:00
定休日 月曜日  

2013年05月28日

二葉

13_05_27_2736

名称:二葉
種類:東京トンコツ
場所:荻窪
注文:背脂煮干ラーメン
評価:6/BAB
2013.5.27
コメント:麺は幅1センチはあろうかという極太の平打ち麺。コシは十分だが、スープとの一体感を感じられるほどのスープの絡みはない。

スープは豚骨ベースに魚の出汁を効かせ、背脂でマイルドに仕上げた東京トンコツタイプ。この種類としてはかなり上品な部類である。ごくわずかにスープに苦味があるが、それ以外は上質だと思う。

チャーシューは普通に美味しいレベルである。

店のコメントを読む限りでは

1.煮干しをたっぷり使う
2.煮干しの苦味を抑えるために背脂を投入する
3.スープに負けない麺にする

という流れで現状のラーメンに至ったようだが、苦味を抑えるためにいくつかの構造的問題を抱えてしまったようだ。

店名 二葉 上荻店
TEL 03-3392-3537
住所 東京都杉並区上荻1-16-14
営業時間 11:30〜16:00 17:30〜22:00
定休日 無休  

モネ・ゲーム

gambit


GAMBIT(手始め)という原題がなぜモネ・ゲームになってしまったのかが良くわからないけれど、それを除けば気楽に楽しめる映画である。

詐欺を扱った映画は観客をどうやって騙すのかがポイントになるけれど、主軸になっている仕掛けは途中で察しがついてしまうのが勿体ない。とはいえ、スッキリしたオチは評価できると思う。

面白かった登場人物は日本語の通訳で、「馬鹿な日本人を演じて騙す作戦大成功!」とか、超ジャパニーズイングリッシュ(発音が)で盛り上がるところが大爆笑。このあたりについて詳細を書くとネタバレになるのでここでは書けないけれど、この演出は日本人じゃないと楽しめないと思う。かといって、英語が全然できない日本人が観たら「日本人蔑視だ」などと顔を真っ赤にしそうで、それはそれでちょっと心配である。

90分と短い映画なので、あんまり構えずにちょこっと観に行けば楽しめると思う。英国王とか、スネイプとか、過去の有名作品の役者さんが活躍しているのも楽しい。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 00:43Comments(6)TrackBack(0)映画2013││編集

2013年05月27日

ねいろ屋

13_05_27_2734

名称:ねいろ屋
種類:東京西部
場所:荻窪
注文:煮干しょうゆ
評価:7/ABA
2013.5.27
コメント:煮干しょうゆとしお、細麺と太麺が用意されている店だが、今回は太麺が売り切れとのことだったので、煮干しょうゆの細麺を食べてみた。

麺はごく弱めに縮れた細麺。麺硬めなどのオーダーは特に出さなかったけれど、コシはしっかりしているし、スープの絡みも良い。余計な臭みもなく、高品質である。

スープは鶏が中心と思われるあっさりスープをベースに、煮干しのダシを強めに効かせたもの。味が足りない、苦味が残る、といった無化調魚介系ラーメンに特徴的な弱点を両方ともに持ち合わせたスープだが、まずいわけではない。まだ、ちょっと熟成が足りない感じ。もうちょっと工夫すれば、格段に良くなりそうな潜在能力を感じさせる。

チャーシューはスープにフィットしていて美味しい。

いくつかの弱点は残るものの、なかなか魅力的な味だった。

さて、この店の特徴はラーメンだけではないところ。なんと、かき氷を提供している。かき氷ファンとしては見逃せないので、こちらも食べてみた。注文はブルーベリーミルク。氷はなかなか軽くて良い感じ。シロップも美味しい。日暮里の名店ひみつ堂や目白の志むらにはちょっと負けている気がするけれど、ラーメンを食べたあとにこのクオリティのかき氷を食べることができるのはナイス。全く違う「日本の味覚」を同時に楽しめる異色店である。

13_05_27_2735

ラーメンとは関係ないけれど、この店のあるあたりの小路(教会通りだったかな?)の町並みはなかなか居心地の良い雰囲気だった。普段は車で来てしまう街だが、電車で来ると、また違った発見があるものだと思った。  

中華そばJAC

13_05_25_2732

名称:中華そばJAC
種類:徳島
場所:高円寺
注文:中華そば
評価:10/AA-
2013.5.25
コメント:スープは濃厚な豚骨スープをベースにした濃口の醤油味。これが非常に美味しい。余計な臭みや雑味がないのが何よりも良い。生卵が無料で提供されるが、これを割って入れると味がかなりマイルドになる。一口食べて味が濃いと感じたら、序盤で投入すると良いだろう。一方、デフォルトでも普通に美味しいと思ったなら、生卵はなるべく後に投入した方が良いだろう。場合によっては、生卵は割らずに済ませても良いくらいだ。

麺はやや細めのほぼストレート。加水率がやや低めで、独特のボソッとした食感が面白い。スープとの一体感も素晴らしい。

チャーシューはなく、甘く煮たバラ肉がトッピングされている。こちらはスープの味付けと変わっていて、その変化が面白い。チャーシューではないので評価はなし。9点で満点である。

13_05_25_2733

店名 中華そば JAC (ジャック)
TEL 03-5318-5240
住所 東京都杉並区高円寺北1-4-12
営業時間 [火〜土]11:30〜15:30 18:00〜23:00(売り切れ次第終了) [日・祝日の月曜]11:30〜16:00(売り切れ次第終了) 
定休日 月曜  

2013年05月26日

一本気あき田AKITA高円寺店

一本気の支店が高円寺にできたので食べてきた。以下、評価。

13_05_25_2731

名称:一本気
種類:秋田
場所:高円寺
注文:とろ〜り鶏白湯 塩
評価:10/AAA
2013.5.25
コメント:麺はやや細めで弱く縮れたもの。ちょっとコシが足りない気もするが、ぎりぎりのところだと思う。危なっかしいな、と感じるので、もうちょっと安心して食べられるようになると嬉しい。スープは良く絡むし、雑味や余計な臭いもないので、茹で加減だけが問題なんだと思う。

スープは鶏の白湯。みずほ台の本店では食べたことがないので、この店の限定メニューだと思うのだが、これがかなり美味い。鶏白湯としてはややあっさりしているスープだが、その分味がしっかりと伝わってくる。最近は鶏白湯の優良店が増えてきているが、この店もそれらの店に負けていない。

ちなみに同行者が注文した醤油味を一口飲ませてもらったが、本店よりちょっと味が薄い印象を持った。多分、こちらだとちょっと評価が落ちると思う。この店の場合、鶏白湯が文句なくお勧めである。

チャーシューはもも肉とバラ肉が一枚ずつトッピングされている。私はもも肉の方が美味しいと感じるが、どちらもレベルは高い。

余談だが、一本気の特色であるつくねも美味。

店名 支那そば一本気あき田 高円寺店
TEL 03-6383-0279
住所 東京都杉並区高円寺南3-70-1 高円寺ストリート2番街 B1F
営業時間 11:00〜23:00
定休日 年中無休  

邪悪なハンコ屋 しにものぐるい

そもそもの始まりは、ラーメン本を書くことになったことだ。池袋編を書いて、次に山手線編を書くことになった。それで、普段はあまり行かない日暮里や西日暮里、千駄木などにでかける機会が増えた。

ラーメンばかり食べていると、甘いモノが食べたくなる。それが冬だと、かき氷が食べたくなる。寒い時にかき氷?と疑問に思うかも知れないが、大岡山の駅前にあった風月堂に夏から後輩のスキー部部員をひきつれて毎週水曜と土曜にかき氷を食べ続け、最終的に通年営業に追い込んだ実績のある僕である。かき氷は夏だけの食べ物ではなく、むしろ冬の方が美味しいというのが持論である。

ということで、日暮里の「ひみつ堂」に行く機会が増えた。

ひみつ堂のそばには、病気にかかっていると思われる猫がたくさんいるらしい。こいつらを見てみたいな、とかねがね思っていたので、ひみつ堂でかき氷を食べた帰りに、猫を探してみた。と、探すまでもなく、谷中銀座の入り口で大量の猫がひなたぼっこをしていた。

うむ、やはり猫にはひなたぼっこが似合うな、と思っていたら、安寧を貪る猫の群れに3歳ぐらいの子供が突入した。猫達は予想外の襲撃を受けて四散した。その一匹が、商店街の方に走っていったのである。そして、その猫の行方を追った視線の先に、Tシャツ屋があった。僕はTシャツが大好きなので、ちょっと気になって、店の中に入って、商品をつらつら見てみた。ちょっとおもしろい柄だなぁ、と思うと同時に、谷中銀座をぶらぶらしたら、もっと興味深いものがあるかも知れない、と考えた。それで、谷中銀座をさらに先に行ってみた。すると、件のTシャツ屋の柄と同じような絵柄のハンコ屋を見つけた。それが、邪悪なハンコ屋、しにものぐるいと僕との邂逅である。

ただ、そのハンコ屋はかなり混雑していた。僕は行列が嫌いなので、「うーーーーん」と思っていると、店内に「オンラインショップあります」という貼り紙があるのを見つけた。それで、帰宅後にオンラインで注文した。完成したハンコがこれである。

13_05_26_2729

13_05_26_2730

このハンコ、インクが交換可能だが、最初のインクで5,000回も押せるらしい。インクの交換は10回ぐらいできるようで、都合50,000回も押印できるようだ。まさに、一生モノである。

邪悪なハンコ屋 しにものぐるい
http://www.ito51.com/


  
Posted by buu2 at 10:49Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

2013年05月25日

買ってみてわかったユニクロの陰謀

創業祭ということで新作のTシャツが割引きだったので買ったんだけど・・・・

13_05_25_2727

これは悪質な罠だと思う(^^;

13_05_25_2728  
Posted by buu2 at 13:29Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

2013年05月24日

本田商店(池袋東武デパートイベント)

東武百貨店池袋店8階催事場で「大福岡展」が開催されている。東武の催事ではラーメン店がテンポラリーに出店するのが恒例だが、今回は久留米ラーメンの本田商店が出店していた。食べたことがなかったので、昼ごはんに食べてみた。以下、評価。

13_05_24_2726

13_05_24_2725

名称:本田商店
種類:久留米
場所:池袋
注文:とんこつ発祥 久留米チャーシューメン
評価:2/CAC
2013.5.24
コメント:麺は細めのストレート。注文時に特に何も聞かれなかったので、普通に作ったんだと思うのだが、やや柔らかくてコシが足りない。ただ、それ以上に問題なのは麺の刺激臭である。コシがないと感じるくらいにたっぷり茹でているので、茹で時間が短すぎたということではないはず。となれば、熟成が足りていなのか。原因は良くわからないけれど、食べている最中にずっと鼻を刺激されていた。

スープは豚骨ベースの白湯タイプ。このスープはなかなか美味しいと思う。

チャーシューはまずいので、トッピングすると後悔することになるだろう。

久留米に行く機会があったとしても、この店で食べることはないと思う。

イベントは28日まで。  

最大元

下井草の最大元に行ってみた。ところが、午前一時まで営業の店なのに、20時50分の時点でラーメンが売り切れ。元スナックのような店で、外から中を窺うことができないのだから、売り切れなら売り切れと店の前に提示しておいて欲しい。

というか、やっぱ、いくらなんでも9時前にレギュラーメニューが売り切れてしまうのはおかしいでしょ。ということで普段なら別の店に行くところなのだが、下井草に今度また来るかというとそれは正直微妙なので、ラーメンを諦めて、あるものを食べることにした。つけ麺と油そばしかないというので不本意ながら辛つけめんを注文。つけ麺で評価するのはいかがなものかと思うけれど、以下評価。

13_05_23_2723

13_05_23_2724

名称:最大元
種類:つけ麺
場所:下井草
注文:辛つけ麺
評価:6/ABB
2013.5.23
コメント:麺は太めで弱く縮れたもの。表面に水の膜があるけれど、つけダレの絡みは悪くない。太いので、コシは十分である。

つけダレは魚ベースで、ピリ辛。このつけダレがなかなか馬鹿にできない。どうやっているのかわからないが、片栗粉で仕上げたようなとろみがある。加えて、表面には脂の膜。ということで、麺を一口食べるとぬるぬるしている。この食感は決して良いものではないけれど、工夫のおかげなのか、つけダレが目に見えて薄くなっていく、つけ麺独特の劣化があまり感じられない。おかしいな、と思って麺を素で食べてみたのだが、乾燥しているわけではない。味が濃いこと、ベースがしっかりしていることに加えて、脂の膜を作って、麺からつけダレへ水分が流出するのを防いでいるのかも知れない。おかげで、最後まで普通に楽しむことができた。

チャーシューは普通に美味しかった。

意外にも、なかなかの出来だった。しかし、それ以前にあまり居心地の良い店ではない。注文すると、でかい声で「トッピングは?」と聞かれるのだが、何か注文しないと怒られそうな勢いである。もちろん何もトッピングしなかったけれど、客とのコミュニケーション能力が低いと思う。また、調理中に突然厨房から「よっしっ」と大声を出すので何かと思ったら、中田が同点2ランを打ったのが原因だった。野球を観たいなら店を休みにすれば良いのに、と思った。

味は決して悪くないが、多分二度と行かないだろう。

店名 つけめん 最大元
TEL 03-6795-5515
住所 東京都杉並区下井草4-32-18
営業時間 [月〜土]11:30-15:00 18:00-23:00 [日祝日]11:30-18:00(日曜日は裏虎として営業)
定休日 水曜日  

昔、丹沢を登った時のような

なんというか、こう、アップダウンの激しい一日でしたね。

chart
  
Posted by buu2 at 15:20Comments(0)TrackBack(0) ││編集

てっぺん

上井草の「てっぺん」で一杯。以下、評価。

13_05_23_2722

名称:てっぺん
種類:福岡
場所:上井草
注文:らーめん こってりとんこつ
評価:7/ABA
2013.5.23
コメント:スープが8種類(とんこつ、こってりとんこつ、塩とんこつ、あっさり塩とんこつ、こってり塩とんこつ、東京しょうゆ、にぼしとんこつ、あっさりにぼしとんこつ)、麺がそれにあわせて3種類あるという、珍しい店。珍しいというか、こういう店はあるにはあるのだが、大抵ろくでもない店なので、ラーメン評論家のレーダーに引っかかってくることはまずない。ところが、この店は、メニューを見ただけでげんなりしたのだが、食べてみると馬鹿にできなかった。

今回はこってりとんこつで注文したのだが、確かにきちんと作られたとんこつスープだった。余計な臭みもなく、一口レンゲでスープを飲んでみても味がしっかりしている。温度がやや低めに設定されているようで、塩気がストレートに伝わってくる。ちょっと残念なのは無料のトッピングがゴマと紅しょうが、業務用の添加物入りおろしニンニクだけといいうこと。こってりしていて、味付けの濃いスープは単調になりやすく、すぐに飽きてしまう。この店の場合も、半分ほど食べたところで飽きてきた。せめて辛子高菜ぐらいはテーブルに置いておいて欲しい。

麺は細めのストレート。麺硬めなどの指定はしなかったが、それでもコシがしっかりしていて、食べている途中に劣化してくることもない。細めの麺なのでスープも良く絡む。

チャーシューも美味しいので、トッピングしても後悔しないと思う。

店名 てっぺん
TEL 03-5310-1715
住所 東京都杉並区上井草2-35-11 光洋ビル 1F
営業時間 11:30〜翌1:00
定休日 無休  

livedoor BlogにおけるFlickrの写真の表示の違いについて

管理画面のアイコンから投稿した場合



でかッ!!!

Flickrのサイトからコードを拾った場合
13_05_23_2722

こちらは、サイズを選択できるので。

えーと、サイズは調整できないの???って、調べたら、できました。でも、サイズの選択肢が限定的。これかなぁ。




本当は300〜420ぐらいのサイズが良いんだけど、その設定がないみたい。  
Posted by buu2 at 08:48Comments(2)TrackBack(0) ││編集

2013年05月23日

今日の夕景

13_05_23_2721  
Posted by buu2 at 19:07Comments(0)TrackBack(0)Nikon D7000││編集

親知らずを抜いたこと(ホラー)(グロ注意)

そもそもの発端は飲み友だちが歯医者だったことである。

僕は、歯医者が大嫌いだ。子供の頃から、カニと歯医者が嫌いだった。大学生時代、スキーの練習中にポールで前歯を折って、前歯を差し歯にしたのだが、その時も地獄の苦しみだった。だから、歯医者に行かなくても済むように、毎朝毎晩の歯磨きを欠かさずにいた。ところが、先日飲んでいる時、「歯茎の様子がおかしいので、一度病院に来てください」と言われてしまった。うーーーむ。しかし、歯は一生の問題である。まともに食事ができなくなってしまっては人生の楽しみの大部分が失われてしまうと言っても過言ではない。そこで、しぶしぶ彼の病院に出かけた。

診察室に入ると、まず最初に口の中の歯をチェックされた。できかけの虫歯が多いようだ。ちゃんと歯磨きしているのに。次に、レントゲンを撮影した。今はすぐに写真がパソコンに取り込まれるようで、モニターで解説してもらった。曰く、「以前処置している前歯2本、神経を抜いてあるんですが、その部分が化膿していて、顎の骨にも影響が出ています。きちんと消毒しないとダメですね」とのこと。僕の差し歯は7万円以上もする当時最高級の差し歯だったのだが、これはぶっ壊すことになるらしい。これから3ヶ月程度歯医者に通い、毎回これら2本の歯の神経があったところを消毒することになるらしい。しかし、本当の恐怖は、前歯ではなかった。

続いて彼が言ったことは、今思い出しても身の毛がよだつ内容だった。

「元木さんの親知らずは、全部虫歯になっています。まだ痛くないかも知れませんが、そのうち痛くなります。歯ブラシが届かないので磨くこともできないし、このままでは隣の歯の治療もできません。隣の歯の虫歯が悪くなる前に、抜いてしまいましょう」

抜くことになった。

考えてみると、これまでの人生で抜いたことがあるのは乳歯だけだ。永久歯を抜いたことはない。痛そうだし、奥の方で口を開けているのも辛そうだ。

この親知らずがはえてきた時、かなりの痛みがあった。何もない歯茎から歯が出てくるので、顔も腫れてしまった。しかし、抜歯は怖いので、我慢した。数カ月後、親知らずは無事にはえてきた。ちょっと方向がおかしかったのだが、そんなことは関係ない。痛みがなくなったことが重要だ。その後、別の2本がはえてきて、都合3本の親知らずが僕の口の中に生息していた。かれこれ、20年間ぐらいの長きに渡って、である。

数回、前歯の消毒に通って、「あ、親知らずはやっぱり温存することになったのかな?」と思った矢先に、「では、来週抜きましょう」と彼が言った。死刑宣告かと思った。

抜歯当日、歯医者に行くと、今日はお客さんが多くて忙しそうだ。しめしめ、これなら「今日はやめておきましょう」と延期になるかも知れない。延期になっている間に僕が交通事故で死ねば、抜歯は永久に延期になる。

と、思っていたら、予定通り抜くことになった。やれやれ。

最初に麻酔を打って、そのあとにいつもどおり、前歯の消毒をやった。その間になんか麻酔が切れてしまったような感じがしたので、「麻酔は切れてしまったみたいなので、また今度にしましょう」と提案しようと思ったのだが、「また今度」という提案の前に、麻酔を追加されてしまった。これではもう逃げ場がない。窮鼠は猫を噛むというけれど、衛生士さんがぐいっと口を開けているので、噛むこともできない。うわぁ、これは地獄だ、と思っていると、いよいよ作業が始まった。

口を大きく開けさせられて、ゴリゴリ、ゴソゴソやっている。ただ、麻酔のお陰で痛みは全くない。グイグイやられるので顔が横を向きそうになるのだが、この衛生士の子のどこにそんな力があるんだ、という感じで押さえつけられて、逃げ場がない。うひゃぁ・・・と思っていると、とうとう「メリリっ」という音がした。正確には音がしたのではない。僕の顎の骨を伝わって、耳小骨に直接届いたのだ。

間髪入れず、彼が「はーい、抜けましたよー」と言った。僕の体の中から、重要な部品が永久に失われた瞬間だった。というのは大げさだが、そんな感じだった。

その後消毒をして、すぐに「お疲れ様でした」ということになった。縫うわけでもなく、意外とあっさりしたものだ。帰りがけに彼が説明してくれた。

「ほら、こんな感じで、黒いのが虫歯です」
「この、歯についているのは、骨です」

ええええええーーーーーーーっ!!!!???

自分の骨なんて、生まれて初めて見たよっ!!!!!

骨に埋まっている歯を引き剥がしたらしい。怖い。こういうのを生き地獄と言うに違いない。痛くなかったけれど、あの「メリリっ」という音は凄かった。

「じゃー、この歯はどうしますか?要らなかったらこちらで処分しますが」
「持って帰ります」
「じゃぁ、捨てておきま・・・え?要るんですか?」
「持って帰ります」
「わかりました(笑)。じゃぁ、包みますね」

みんな、持って帰らないのかな?

ということで、これが体から引き剥がされた、僕の親知らずである。

13_05_23_2720

裏から見ると、骨がついている。

13_05_23_2719

あと、黒いのは虫歯らしい。あ、グロ注意で。

親知らずは、まだあと2本もあるらしい・・・。

  
Posted by buu2 at 18:30Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

やってみてわかった!これが一番簡単!Kindle出版

月刊元木一朗の今月の新刊が発売されました。



あんまり売れないだろ、と思っていたら、すでにAmazonKindle有料本のランキングで672位と、結構売れているようです。

目次はこんな感じになっています。

●本書の目次
はじめに

第1章 KDPとは
1.KDPを取り巻く現状
2.KDPで何が実現できるのか
3.KDPが実現できないこと
4.KDPの時代
5.最初の一歩、ガイドライン

第2章 準備
1.アカウントの取得
2.米国納税者番号(TIN)を取得
3. IRSフォームW8-BENをAmazonに送付
4.最速の裏ワザ、代行業者に依頼する

第3章 電子書籍の特長
1.インターネットとの連携
2.容易な改訂

第4章 本を執筆する
1.ファイル形式別の執筆方法
2.効率的な執筆手順
3.最速の裏ワザ、livedoorブログを使う
4.ファイルサイズを小さくする

第5章 本を出版する
1.出版の手順
2.トラップ(わな)

第6章 改訂
1.改訂とは
2.改訂の作業
3.改訂後の手続き
4.読者の皆さんの作業

第7章 価格の決め方
1.KDPのロイヤリティオプションと設定可能な価格帯
2.Kindle本の市場規模
3.100円で売るべきか、300円で売るべきか
4.情報の価値
5.価格の変更について
6.この本の価格について
7.安ければ良いのか?

第8章 販売実績から見たKDP
1.「コラーゲン食って肌がぷりぷりになるわけねーだろ」の販売実績
2.なぜ売れたのか?
3.KDPのマーケットサイズ
4.自分たちの居場所は自分たちで作っていく

終わりに
1.表紙のデザインについて
2.フェイスブック・ページ
3.改訂について


「自分で本を出版してみたい!」と思っている方がいたら、ぜひお買い上げください。  
Posted by buu2 at 16:54Comments(0)TrackBack(0)Amazon││編集

蘭鋳(再評価)

前回食べた時は期間限定の塩ラーメンだったので、レギュラーメニューを食べに行ってきた。以下、評価。

13_05_21_2717

名称:蘭鋳
種類:東京西部
場所:方南町
注文:ラーメン
評価:2/ACC
2013.5.21
コメント:麺は細めのストレート。やや加水率を抑えているようで、噛むとグチャっと崩れるように切れる。この食感は好みではないものの、コシやスープの絡みに問題があるわけではない。

スープは魚が前面に出た醤油味。こういうスープがこれまでなかったわけではないが、それでももうちょっと動物のだしの存在が感じられた。この店は魚ばかりが目立っている。それはそれで個性だが、さすがに、臭いも含め、ちょっと工夫がなさすぎる感じだ。猫になったつもりで食べれば美味しいのかもしれないが、私にはちょっと理解不能な領域に踏み出していた。

チャーシューは低温処理した豚肉をスモークしたもの。スープの中につけてしばらく経つと、赤味が抜けていく。こちらも工夫のあとはわかるものの、それが味に反映されていない。そしてスモークしたことによる風味が雑味として残ってしまっている。

この店の店主は多分よその店で修行を積んでいないんだと思う。料理の一つ一つが目の前の狙いを実現することだけに一所懸命で、その副作用に気がついていない。例えば魚の臭みをなくすためにはどうしたら良いのか、肉の旨味はどうやったら引き出すことができるのか、そういう、先人たちが積み重ねてきて、料理人の間で伝えられてきた知恵がほとんど感じられない。

お店が開店しているにもかかわらず店の床で店主の友人が酔っ払って寝ているなど、微笑ましいといえば微笑ましいのかも知れないが、客商売としてはいかがなものかと思う。

店名 蘭鋳
TEL 03-6319-1045
住所 東京都杉並区堀ノ内2-13-13
営業時間 【月〜金】12:00〜14:00 18:00〜21:00(各、スープ切れ終了)【土】12:00〜15:00
定休日 日曜・祝日

13_05_21_2718

参考:前回の評価  

2013年05月22日

クロユリ団地

マエアツ主演のホラー映画である。正直、全く期待していなかったのだが、思いのほか、怖かった。何しろ、マエアツの顔が怖い。もともと、ホラーに似合う顔立ちである。

では、大満足かと言われれば、それほどでもない。問題はストーリーと演出。

ストーリーの問題点は、全てが投げっぱなしということである。たくさんの伏線のうち、いくつかはきちんと回収されたものの、残ってしまったものが目立つ。また、「志村、後ろっ!後ろっ!」ではないが、「どうしてお前はそこへ行くのか」という場面が少なくない。それらのいくつかは回収される伏線なのだが、それはそれであからさますぎて、あっという間に「あぁ、こういうことか」と察しがついてしまう。何も考えずに「こえーーーーーっ」「ぎゃーーーー」と叫びたいならともかく、きちんとストーリーを追っていきたい人にはちょっと食い足りない内容だと思う。

演出面では、まず出演者たちの動きがスローなのが良くわからない。どんな効果を狙ったのかわからないが、人間の動きが遅いし、人物目線のカメラワークも動きが鈍い。これが何かの効果を出しているのなら良いのだが、少なくとも僕は「なんか、とろとろしてるな」という違和感以外のものを感じなかった。祈祷シーンの演出は何か滑稽ですらあって、思わず笑ってしまった。この点も含め、クライマックスに近づけば近づくほど演出が不自然に過剰になるし、特撮はちゃちくて、全体の雰囲気がおかしくなってしまった。

あと、あの目覚まし時計はいくらなんでも音が大きすぎる。

マエアツは、演技力は結構あると思う。でも、この映画では、他の部分がグイグイ足を引っ張っていた。まるで地面に穴が開いてそこに引きずりこまれているような感じである。演技派女優を目指すなら、もうちょっと監督を選んだほうが良いと思う。

評価は☆1つ半。

#映画ヒッチハイク・ガイドもよろしくお願いします!
  
Posted by buu2 at 18:37Comments(0)TrackBack(0)映画2013││編集

東北大学公政研代表を名乗る馬鹿がキチガイであることが判明した後、アカウントを変更して逃走した件

先日、馬鹿発見器たるTwitterで、大馬鹿発言を発見したのがことの始まりである。まずはその現場を晒しておく。

baka3


       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    
    |      |r┬-|    |    DNAも所詮タンパク質です
     \     `ー'´   /      
    ノ            \
  /´               ヽ              
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/    
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


高校で生物を勉強していなかったり、僕の「親と子のゲノム教室」や「遺伝子組み換え食品との付き合いかた」を読んでいない人であればこの文章の馬鹿さ加減はさっぱりわからないだろうが、これは分子生物学の初歩中の初歩で、この間違いを歴史でいうなら「鎌倉幕府は織田信長が征夷大将軍に任官して始まった」みたいなものだし、文学でいうなら「吾輩は猫であるは村上春樹の出世作である」みたいなものだし、物理でいうなら「運動エネルギーと位置エネルギーの差は一定」みたいなものだし、英語でいうなら「アルファベットは20文字で構成されている」みたいな感じだ。要すれば、「はぁ?あんた、馬鹿ぁ?」ですらなく、「馬鹿、死ね」というレベルである。これがド素人による酒飲み話であれば「やれやれ」で済むところだが、残念ながら今回は「モンサントの遺伝子組み換え植物を食べて、何十年後かに障害が出たらどうしよう」という文脈において、遺伝子組み換え食品擁護の立場から、東北大学公政研(公共政策研究会)の代表(註)であるkr-jun(@kr3993)が発言したものだった。

(註)
#ただし、Twitterのプロフィールによる情報で、確証はない。現在、この研究会の顧問にアクセスを試みているところである。

遺伝子組み換え食品を取り巻く国内の状況に関する僕の認識は次のようなものである。

GMO問題は、一般市民が正確な知識を持たずに感情論を先行させてしまったことによって話がこじれている。その雰囲気を読んだ日本企業が遺伝子組換えから撤退してしまい、結果的に少数の大企業による寡占状態になってしまった。一部の過激な反GMO派に、無理解な一般市民が集まって、結果的に「怪しい」市民集団が形成されている。加えて、原発問題が徐々に風化しつつある中で(これが良いというわけではない)、叩く対象を失いつつある「一見」市民派のジャーナリスト達がGMO叩きを展開し、状況はさらに悪化しつつある。こうした中、必要なのは、「正しい知識」の周知である。正しい知識を持った上で、「それでもGMOは嫌だ」というのなら、それを否定すべきではない。重要なことは、正しい知識のもとに、各自の責任で判断すること。その際、判断は科学的である必要は必ずしも、ない。科学との距離感は各個人で測れば良い。

要すれば、「賛成、反対は個人の自由で、その選択は尊重されるべき。ただし、選択にあたっては、正しい情報、正しい知識を持っていることが大前提である」ということだ。

ところが、件の馬鹿は東北大学公共政策研究会などというご立派な肩書きのもとに、堂々と「DNAも所詮タンパク質」などと馬鹿丸出しのツイートを開陳した。僕は遺伝子組み換え食品については何の抵抗もない人間だが、その導入にあたっては、きちんとした手順を踏むべきだと考えているし、消費者が適切に選択できるような情報を提供すべきである、という立場で、その姿勢はどちらかと言えば賛成派に分類される。しかし、こういう頭の悪い賛成派の存在は非常に迷惑だ。ということで、次のようにツイートして、馬鹿に対して「お前は馬鹿だな」と指摘してやった。





すると、この馬鹿、当初は(以下、馬鹿がアカウントを削除したため、全て引用で表記する。原典は全て保全してある)

「凄く恥ずかしい間違いを」

と書いていたのだが、僕が





と書いたあたりからブチ切れて、

「40近くの東工大卒か。。俺はクソガキなんだろう」
「馬鹿発見器の命名者らしいが、当人も馬鹿じゃないか。」
「一応彼の専門分野みたいだが、あの程度のことであそこまでいうのは普通じゃない」

などと書き始めた。仕方がないので、





と書いた上でこの馬鹿とのやり取りは終了し、東北大学に対して経緯を説明しつつ、質問してみた。東北大学は即答しなかったのだが、すると件の馬鹿、東北大学から正式な回答が来る前に

「根拠もなく名誉棄損だと息巻く、法秩序を乱す害悪でしかない40代」です


などと書いてきた。法学部の学生が「法秩序を乱す」とは尋常ではない。そもそも、僕は「名誉毀損だと息巻」いてなどいない。東北大学に「名誉毀損の可能性」について質問しただけである。このあたりの違いや配慮も、馬鹿にはわからないらしい。

とにかく、「法秩序を乱す害悪でしかない」という文言は僕の感覚では著しく適正を欠いている。それは、根拠を示した上で、”法秩序を乱している”と断じているからだ。この時点で、「名誉毀損の可能性」について東北大学に問い合わせるのではなく、侮辱罪の可能性を検討し、しかるべき対応をすべき、というフェイズに移行した。ただ、一度「こいつのやっていることは違法だ」と言った現場を押さえただけで、忙しい人達が動くとも思えない。

とりあえず、この件も含めて再度東北大学に連絡を入れ、次のアクションを検討していたところ、今度はこの馬鹿、自分の発言の問題点にも気付かずに、全ての関連ツイートをTogetterにまとめてくれた。これだけであれば「しかるべき対応に向けて、とても便利なまとめを作ってくれてありがとう」というところなのだが、この馬鹿が迷惑なことは、そのまとめのURLを僕のTwitterのアカウントに@を飛ばしてきたり、Togetterのコメント欄に投稿し始めたのである。犯罪者呼ばわりされている現場を放置しておけば、それはそれで第三者に「元木は別に問題だと思っていなかった」と判断されかねない。そこで、Twitterについては馬鹿をブロックし、Togetterについてはコメントを削除した。

このあたりから、この馬鹿は馬鹿ではなく、キチガイとして行動を始めた。なんと、僕がそのリンクを削除する度に、繰り返し自分の馬鹿を晒す「まとめ」へのリンクを書き込み、わざわざ大衆に自分の馬鹿を周知し始めたのである。結局、削除>書き込み>削除という作業が10回以上も繰り返されたのである。件の馬鹿はマジで馬鹿なので、

このまとめが私に対する批判である以上、土足で乗り込んで踏み荒らしてあげようと思っています。このまとめを削除し、かつ謝罪をする等私の気が済むまでは続けるつもりなのでどうぞ全ての書き込みを保全をし続けて下さい


などと頓珍漢なことを書いてきたりしていた。

僕は酒の席でときどき、「どうしてこうやって馬鹿に絡まれるんだろう」と愚痴をこぼすのだが、キチガイに絡まれたのはまだ二度目である。そして、キチガイの相手は面倒臭い。ということで、僕は次の行動に出たのだが、こちらについては詳細は全てが片付いてからオープンにしようと思う。

何はともあれ、やれやれ、と思っていたのが15日なのだが、驚いたことに、その直後、このkr3993はTwitterのアカウントを変更してしまった。前述の、馬鹿が作ったまとめも非表示になってしまった(あるいは、削除された)。もちろん証拠はとても大事なので、それらはほとんど全てEvernote君が保全してくれている(ワンクリックで全部保全してくれてありがとう、Evernote君)。だから僕はびくともしないのだが、あちこちに説明する際に、それらを一々提示するのは面倒臭い。これまでは親切にも、件の馬鹿が自分でまとめて表示してくれていたのだけれど、そうもいかなくなってしまった。

とりあえず、件の馬鹿は、IDをこちらに変更したようだ。
https://twitter.com/iron_mk7

「東北大学公共政策研究会代表」とか、「群馬県出身」とか、個人を特定する情報は色々と得ているものの、どこかにとんずらされても面倒臭いので、一応関係ありそうなサイトを全部リストアップするとともに、フォロー、フォロワーなども記録し(Evernote君、ありがとう)、いつでも資料提供できるようにしておいた。

問題はなぜこの馬鹿が証拠を隠してアカウントを変更したのかである。自らの非を認めるのであれば相応の表明があってしかるべきだが、今回はそういったものが一切ない。あるいはどこかから「お前、いい加減にしろ」と忠告されたのかも知れないが、本人が全く反省していないことだけは間違いがない。何はともあれ、逃げられたりしないようにマーキングだけはしておくことにした。ほどなく、この馬鹿のプロフィールも明らかになるだろう。

僕はこれまでこの件についてはかなり情報を絞ってきた。本気で戦うときは、相手に情報を与えるべきではない。しかし、もう僕が個人的に動くフェイズは終了したようだ。逆に、色々と資料を提供しなくてはならないのは面倒臭いので、必要にして十分な情報をブログで公開することにした。今後は、しかるべき人達に頑張っていただこうと思う。あ、でも、公共政策研究会の顧問の先生へのアクションだけは僕の方からやる予定である。幸い、東北大学の教員にも何人か知り合いがいることだし。  
Posted by buu2 at 14:23Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

2013年05月21日

えん寺

吉祥寺のえん寺はつけ麺専門だったけれど、東高円寺のえん寺には中華そばがあったので、食べてみた。以下、評価。

13_05_21_2716

名称:えん寺
種類:東京西部
場所:東高円寺
注文:中華そば
評価:10/AAA
2013.5.21
コメント:麺は二種類から選べるが、今回は太麺で注文。太くて縮れた麺で、タイプとしては札幌ゴム麺に近い。コシ、スープの絡みともに良い。

スープは豚骨鶏ガラブレンドの濃厚タイプに魚介系のだしを効かせたもの。もうすっかり食べ飽きてしまった東京西部系の濃厚魚介だが、味は非常にしっかりしていて、「またか」では済ますことのできないクオリティである。

チャーシューはシーチキンのような食感の煮豚だが、これも美味しい。

ベースがしっかりしているので、様々なトッピングでも味が乱れることもない。つけ麺用に用意されているハバネロのパウダーはラーメンにもあう。

すっかり没個性的なラーメンとなってしまった濃厚魚介系だが、どこも同じ質ではないということがわかる。この手のラーメンが好きなら、一度は食べておくことをオススメしたい。

店名 麺屋 えん寺 (えんじ)
TEL 03-3314-6186
住所 東京都杉並区高円寺南1-6-11
営業時間 11:30〜21:30 スープ無くなり次第終了
定休日 水曜日  

2013年05月20日

白い夕方


DSC_5084


DSC_5085

西
DSC_5086


DSC_5087  
Posted by buu2 at 17:47Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

2013年05月19日

Yahoo!映画からレビューが削除された件

僕は映画のレビューをブログ、Yahoo!映画、ぴあ映画生活の3つに掲載していた。基本的に内容は一緒である。

#ただ、Yahoo!とぴあは投稿後の修正ができないので、ブログだけ加筆修正されているケースは多々ある。

なぜ同じものを3つの場所に掲載しているかって、それは露出量が増えるからである。せっかく発信している情報なのだから、リーチする可能性が高くなった方が良い。

さて、先日、Yahoo!映画に投稿した僕のレビューがいくつか、何の連絡もなく削除された。マイレビューで調べると投稿数は478本だが、作品レビューで調べると464本である。差し引くと、14本のレビューが僕に何の連絡もなく強制的に削除されたことになる。

はて、どういう理由かな、と考えてみて、すぐに思い当たったのが、「#映画ヒッチハイク・ガイド、Kindleで絶賛発売中!」という文言である。

#ぴあ映画生活で同じものが掲載されているので、そちらで現物を参照可能である。事例はこちら。
県庁おもてなし課のレビュー

この文言は映画のレビューの最後に付け加えたもので、レビューそのものには直接の関係がない。しかし、この本はYahoo!映画に掲載したレビューに加筆・修正して、年度でまとめたものである。また、Amazonのアフィリエイトはもちろんのこと、そもそも商品へのリンクもやっていない。書籍の名前を書いただけである。

では、Yahoo!の利用規約上問題があるのか、と思って調べてみた。該当すると考えられるのはこれくらいである。

7.サービス利用にあたっての順守事項
当社のサービスのご利用に際しては以下に定める行為(それらを誘発する行為や準備行為も含みます)を禁止いたします。
(7)サービスを、提供の趣旨に照らして本来のサービス提供の目的とは異なる目的で利用する行為

出典:サービスをご利用のみなさまへ - 利用規約 第1編 基本ガイドライン
http://docs.yahoo.co.jp/docs/info/terms/chapter1.html#cf1st

ま、これに抵触するというのなら、それも結構。ただし、僕はコンテンツメーカーに対して何の便宜も図らず、win-winの形態を目指さない企業姿勢は大嫌いなので、今後、Yahoo!映画へは投稿しないことにした。また、Yahoo!のために記事を掲載し続ける理由もないので、過去の投稿も徐々に削除していくことにする。役立ち度でトップになっているレビューもいくつかあるし、平均役立ち度でも30以上なので、Yahoo!映画の中でもかなり上位に入る常連レビュアーなはずだが、同じコンテンツはぴあにも、このブログにも掲載されているので問題ない。

この手の「コンテンツメーカー」と「サービス提供者」との関係で僕が理想的だと思っているのはlivedoorとの関係だ。僕とlivedoorとの付き合いは、livedoorがほりえもんのオン・ザ・エッヂに買収される前からなので、かなり長い。その間色々とあったのだが、今の関係は非常に良い。

#今でも、livedoorPICSがなくなっちゃったとか、悲しいことはあるけれど。

livedoorの良いところは、コンテンツメーカーに対する配慮がきちんとある点だ。コンテンツメーカーが、コンテンツを作り続けていけるように考えている。それがない会社がカカクコムだったし(だから、僕はトップ10に入るレビュアーだったけれど食べログを辞めた)、今回のYahoo!Japanである。

ということで、これまでYahoo!映画で僕の映画レビューを読んでいた方は、ぴあ映画生活か、このブログでお楽しみください。

  
Posted by buu2 at 12:06Comments(0)TrackBack(0)映画││編集

2013年05月18日

山王家

赤坂の山王家で一杯。以下、評価。

13_05_14_2715

名称:山王家
種類:横浜
場所:赤坂
注文:らーめん
評価:3/ACB
2013.5.14
コメント:麺は中位の太さで、家系としてはやや細め。これといった特徴があるわけではないが、ちゃんと美味しいレベルに達している。

スープは豚骨鶏ガラブレンドの醤油味で、豚と鶏のどちらかに偏りがあるのではなく、全体的に薄めで、乳化具合が控えめな、ライトな仕上がりである。ベースがあっさりしている分、味がストレートに出ているが、何かこう、廉価版のような安っぽさがある。

チャーシューはそこそこ美味しいレベル。

家系としては、標準よりも下のレベルだと思う。

店名 山王家
TEL 03-3589-2200
住所 東京都港区赤坂3-6-12 山翠会館101
営業時間 11:30〜20:00
定休日 日曜日・祝日  

2013年05月17日

春木家本店(再評価)

春木屋に続いて、春木屋本店も再食して再評価しておいた。前回のレビューはこんな感じである。

春木屋本店
3/BBC
1999.12.4
東京ラーメンとしてはやや豚骨よりと感じられる、トリガラ豚骨ブレンドタイプの醤油味。東京西部ラーメンとしては魚のダシはやや弱め。春木屋をややマイルドにしたような印象。麺はやや柔らかめの縮れ麺。スープの絡みはそこそこ。チャーシューは結構まずいのに、凄く値段が高いので、チャーシューメンは損。


さて、14年の歳月が経過して、どうなったかというと・・・

13_05_13_2711

名称:春木家本店
種類:東京
場所:荻窪
注文:中華そば
評価:3/BBC
2013.5.13
コメント:麺は細めで弱く縮れたもの。ややコシは足りないが、スープは普通に絡んでくる。

スープはとんこつベースの醤油味で、清湯スープである。とんこつがベースで透き通ったスープは最近では珍しい。美味いなぁ、と感心することはないけれど、味が足りないということもなく、無難に美味しいと思う。

チャーシューはまずいので、チャーシューメンを注文するのはお金の無駄である。

店の前の暖簾によれば創業は昭和6年で、荻窪ラーメンの代表格、「春木屋」よりも歴史が10年以上古い。もともと日本蕎麦の店だったようで、今でもメニューには蕎麦が掲載されている。

14年前に書いたレビューとほとんど同じ内容である。ときどき、「料理店の古いレビューは意味がない」という人がいるが、あくまでもケースバイケースで、この店のような老舗だと、(良い意味でも、悪い意味でも)味を守り続けている場合もあることがわかる。

店名 春木家本店 (はるきやほんてん)
TEL 03-3391-4220
住所 東京都杉並区天沼2-5-24
営業時間 11:00〜21:00(LO:20:30)  

2013年05月16日

中島みゆきBOX -私の声が聞こえますか 〜 臨月-

通販限定で売っているやつだけど、リマスタリングということでちょっと高かったけれど買ってみた。というのも、僕が持っているこの頃のCDは、CDの最初期のもので、一枚3,500円とかなのにも関わらず録音レベルが非常に低かったりして、不満があったからである。ぱっと聞いてみてすぐにわかる位の音質の差があったので、これなら納得である。高いけど。

それで、「私の声が聞こえますか」から「臨月」までを通して十回ほど聴いてみて、今受ける感想を書いておく。まず全体についてだが、僕の場合は「愛していると云ってくれ」あたりからリアルタイムで聴いていて、真剣に中島みゆきを聴きだしたのは「臨月」からである。おかげで、「臨月」以前のLPはそれこそ、擦り切れるほど聴いた。それ以後の15年くらいは「臨月」が中島みゆきの最高傑作だと思っていたのだが、いつの間にか、「生きていてもいいですか」の方が良いかも知れないと思うようになった。そして、ここ数年は「あ・り・が・と・う」がピークかも知れないと思っている。ただ、この8枚のCDはどれも非常に質が高く、聴く人の好みでかなり感想が変わってくるんじゃないかと思う。

「私の声が聞こえますか」は、今でも彼女の代表曲として紹介されることのある「時代」が入っているが、この他の曲ではそれほど目立つものがない。詩はやや前向きなものが多く、恨みや後悔なども感じられない。また、声の質にまだ硬い感じがあって、悪く言うなら深みがない。

「みんな去ってしまった」になると、徐々に「別れ」の色が濃くなってくる。曲の構成でも「オチ」があって、「時は流れすぎて 大人になって 涙流しながら泣けなくなった 思い出してみたら 悲しくなって 泣き出そうとしても 泣き顔がない」(五才の頃)など、過去に持っていたものの喪失感を効果的に訴えるようになっている。また、「流浪の詩」も、冒頭で出てくる「ママ」が誰なのか、曲の途中で明らかになるといった、詩の構成上の工夫が見られる。

そして、初期の最初のピークが、「あ・り・が・と・う」である。この一枚には、「遍路」「まつりばやし」「ホームにて」「時は流れて」といった、中島みゆきのベスト10に数えたくなる曲が多数含まれている。曲は喪失感を歌ったものが中心で、このアルバムの良さがわかるようになってきたのは僕が高齢になってきたことと関係があるのかも知れない。

続く「愛していると云ってくれ」には、彼女の初めてのヒット曲である「わかれうた」が収録されているが、このアルバムで僕が一番好きなのは、やはり喪失感を歌った「おまえの家」である。ラストにはテレビドラマ金八先生で効果的に使われた「世情」が収録されている。

子供の頃、結構好きだった「親愛なる者へ」は、今聴くとそれほど魅力が感じられない。詩はここでちょっと転機があったようで、やや前向きなものが増えている。しかし、そのトーンと曲調がフィットしていない印象を受ける。

次に出た「おかえりなさい」は、他のアーティストに提供した楽曲をカバーしたアルバムだが、名曲が多い。特に「強がりはよせヨ」は、研ナオコの「あばよ」のB面に収録されていた曲で、知名度は今一歩かも知れないが、質が高いと思う。ただ、90年の夜会以降、コンサートで歌うことはなく、世の中の評価はそれほど高くないのかも知れない。

中島みゆきが「暗い」という評価を決定的にしたものが次にリリースされた「生きていてもいいですか」だが、その後も時々歌われる子守唄のような「泣きたい夜に」、青春時代の挫折の一コマを描いた「蕎麦屋」、リリース当時は意味が良くわからなかったものの、後に小説で言及されて「あぁ、ヘレンは殺された外人娼婦だったのか」と理解できた「エレーン」、ふるさとすら失った、究極の喪失感を歌った「異国」と、名曲が多い。

そして、初期のラストを飾る「臨月」である。このアルバムはレコードを持っているにも関わらず購入した、僕にとって最初のCDなのだが、さすがに聴きすぎて飽きてしまったのか、ちょっと軽く感じられる。「中島みゆきの代表曲と思うものを10曲挙げてみろ」と言われても、このアルバムからはひとつも選ばないかも知れない。好きではない曲はひとつもないのだが。

正直に言うと、臨月よりもあとのアルバムをタイトルで語る機会はほとんどない。多分、僕にとっての中島みゆきは、何年経ってもこの頃の中島みゆきなんだと思う。  
Posted by buu2 at 10:51Comments(2)TrackBack(0)音楽││編集

県庁おもてなし課

観始めて30分で飽きてしまった。堀北真希は可愛いのだが、まず登場がまずい。どう見てもギヤ比で劣るママチャリが凄い勢いで走っていく様をみて、これはダメだ、となってしまった。

おかしなシーンは他にも満載である。夕焼けに向かって叫んでいたと思ったら、次の瞬間夜になっている。その間に何があったのかを観客に想像させるのならわかるのだが、そういう意図を持った演出ではなく、ただ単にそういう絵を撮りたかっただけのように思える。他にも、「これは時間軸がちょっとおかしいだろ」という描写がいくつか見られた。

さらに、ヒロインの堀北真希が超人っぷりを見せるのかと思いきや、途中からはただ可愛いだけのお飾りになってしまい、目立った活躍は「トイレをきれいに」という、誰でも出せそうなアイデアだけである。

軸となる高知県の開発ネタもちょっとどうなのか。実際に三菱総研で地方自治体のコンサルをやっていた立場からすると、あんな仕事のやり方はありえない。もしかしたら高知県だけは特殊なのかも知れないけれど、仕様が決まっていない発注はたとえ随意契約であっても無理だと思う。あれで議会や県民が納得するとしたらびっくり仰天である。それに、アイデア自体も全く普通で、これであの金額が貰えたらこんなに美味しい商売はない。

テレビのシーンもひどい。「ゲストのゲスト」の話でほとんど全部終わってしまっていて、放送事故レベルである。パラグライダーのライセンスを持っている僕に言わせるなら、「飛び降り」とかも大げさ過ぎる。初めてだって、そんなにはビビらないし、斜度だってせいぜい30度ぐらいのものである。それにパラをやっているのは、実は7割以上が女性のような気がするのだが・・・。

原作ものということもあってか、もっと長尺の映画を無理やり短くしました、という感じを強く受ける。それでいて退屈なんだから、ストーリーに起伏がなさすぎるのだろう。大体、誰も活躍しないし、仕事もほとんどしていない。

脚本や演出がダメなら、役者を観るか、と思えば、主役の錦戸亮が異常なまでに下手くそでびっくりした。女優も男優も脇役はしっかりしているのに、主役が酷くて全てが台無しになっている。「ちょんまげぷりん」では演技力を見せつけるまではいかないまでも、コミカルな役をうまくこなしていたのに、本作では相当に残念な出来だった。勢いがある役はできても、演技で見せるのはまだまだ無理だと感じた。役者で存在感を見せたのは、可愛さで見せた堀北真希よりも関めぐみの方だったと思う。

観光課を題材にしているので、映画全体が観光PR映画になっていることにそれほど違和感がなかったのがせめてもの救いである。堀北真希と関めぐみに☆一つおまけ。

#映画ヒッチハイク・ガイド、Kindleで絶賛発売中!
  
Posted by buu2 at 00:16Comments(0)TrackBack(0)映画2013││編集

2013年05月15日

信玄(池袋東武デパートイベント)

極端に短い期間しかやらないので、滅多にデパートの「○○展」でラーメンを食べることはないのだけれど、朝ごはんを食べる時間がなかったので、朝一で並ばずに食べてみた。以下、評価。

13_05_12_2713

13_05_12_2714

名称:信玄
種類:北海道
場所:池袋
注文:こく味噌、WILD MILK
評価:5/ABC
2013.5.12
コメント:限定20食のWILD MILKとこく味噌の両方を食べてみた。

麺は中位の太さで、程よく縮れた札幌ゴム麺。小林製麺っぽいけれど、店内には表示がなかった。西山製麺の可能性もあるけれど、ライトな感じが小林製麺っぽい。スープの絡み、コシともに良好である。

スープは豚骨ベースの濃厚タイプを味噌で仕上げたもの。こく味噌だと味噌の味がシャープに出ているけれど、ベースがしっかりしているのでいわゆる「味噌汁ラーメン」にはなっていない。ただ、その一方でコレは美味い、と思わせるような個性もなく、普通に美味しいレベルの味噌ラーメンにとどまっている。とはいえ、まともな味噌ラーメンの店がほとんどない現状においては、大したものである。ラーメンの方向としては味源あたりが近い。会場限定20食のWILD MILKはこく味噌に比べるとややマイルドな仕上がりになっている。味の尖った部分がなくなっていて、ちょっと個性が失われている印象がある。通常のこく味噌の方がラーメンとしての質は高いと思う。

チャーシューは可もなく不可もなし、という感じである。

正直、意外にも美味しかった。イベントでこのレベルであれば、北海道の店舗はもっと期待ができそうだ。  

支那麺はしご赤坂店

最近、チャンススタジオからのテレビ中継のために赤坂に出かけることが多い。ということで、赤坂のラーメン屋も、絨毯爆撃中。

13_05_07_2712

名称:はしご
種類:担々麺
場所:溜池山王
注文:だあろうだんだんめん 大辛
評価:9/AAB
2013.5.7
コメント:はしご、よかろうのチェーン店は担々麺の安全牌である。つまり、いつどこで食べても、それなりにクオリティコントロールができていて、満足できるということだ。この赤坂店もそういった安心店のひとつ。

麺は以前より多少太くなったかな?と思うのだが、それでも細麺である。心許ないところがあったこの店の麺だが、今は全く問題ない。

スープは以前に比較するとややマイルドになった感じで、大辛で頼んでも「これは辛いっ」と感じる程ではない。しかし、ツボを押さえた感じの、バランスの良いスープである。

チャーシューはちょっと質が落ちた印象を受ける。普通に美味しいけれど、昔はもっと美味しかった記憶がある。

無料で提供されるご飯を、麺を食べ終わった丼に投入して、一杯で二度楽しめるのも相変わらず。担々麺としては神保町の辣椒漢にはかなわないと思うが、それでもトップクラスの質だと思う。

店名 支那麺 はしご 赤坂店 (しなめんはしご)
TEL 03-3583-5225
住所 東京都港区赤坂2-2-21 永田町法曹ビル 1F
営業時間 [月〜金]11:00〜翌1:00 [土・日・祝]11:00〜21:00
定休日 年中無休  

2013年05月14日

春木屋(再評価)

杉並区のラーメン本を作る上で、絶対に外すことができないのが春木屋である。私が最後に食べたのは98年で、さすがに情報が古過ぎる。ということで、再評価である。ちなみにこれまでの評価はこんな感じだ。

94.6.20
荻窪ラーメンの老舗。いつも混んでいるので5軒ほど隣のセブンイレブンで新聞、雑誌等を買ってから並ぼう。超有名店なので話の種に一回行ってみてはどうか。ちなみに味の方であるが、東京ラーメンとしては間違いなくおいしい部類にはいる。しかし、この手のラーメンは特徴がなく、「すげーうまい」という評価は得にくいだろう。


98.11.15
スープは豚骨トリガラブレンドでやや豚骨が強めがベース。これに野菜や昆布などを加えたものに海産物系の返しを加えたものと思われる。西東京独特の魚系の風味が強い醤油味で、スープ単独ではかなり美味しい部類。麺は東京ラーメンとしてはやや太めの縮れ麺。コシがあって美味しいがスープの絡みが今ひとつ。麺にスープが絡まないときはスープか、麺か、どちらかに弱点があるものだが、この店の場合はちょっとどちらが悪いのか判らない。恐らく、もう少し麺を細いものにすればスープの絡みが良くなると思うのだが、そうするとコシがなくなるなどのデメリットも生じるはず。とすれば、改良すべきはスープの味の濃さになるのかも。一応、スープの評価をBにしておくことにした。なお、チャーシューは部分的には標準レベルのところもあるが、ほぼ「まずい」部類。これで500円も高くなるのでは、チャーシュー麺はお金の無駄だと思う。


では、以下、最新版の評価である。

13_05_13_2709

名称:春木屋
種類:東京
場所:荻窪
注文:中華そば
評価:5/ABC
2013.5.13
コメント:ベースは鶏ガラ、豚骨ブレンドと思われる醤油味で、軽く濁ったもの。このあたりのラーメンの特徴は魚介系の和風だしだが、この店の場合、それが強烈ということはなく、バランスが良い。スープの表面には動物性の脂の膜があって、これが微妙に味をボケさせているのが惜しい。この膜によってスープの温度が下がってしまうのを防止しているのだろうが、味との両立が難しいところである。とはいえ、薄味に感じることはなく、麺を食べさせるだけの力はある。

麺はやや加水率が高めかな、と感じる太めの縮れ麺。スープは程よく絡むし、コシもしっかりしている。わずかにかん水臭が感じられるのだが、これは多分熟成時間が足りないんだと思う。

チャーシューは味も素っ気もないので、トッピングするのはお金の無駄。

超老舗だが、それでこの質を維持しているのは素晴らしい。食べたのは15年も前だが、その頃と比較しても美味しくなっている気がする。ただ、これが800円と言われると、ちょっと高いかな、と思う。

13_05_13_2710

店名 春木屋 荻窪本店
TEL 03-3391-4868
住所 東京都杉並区上荻1-4-6
営業時間 [月〜土]11:00〜22:00 [日]11:00〜21:00
定休日 年中無休  

紀州さば浜ずし

デパチカはカルディぐらいしか行かないのだが、紀州浜ずしのさばの寿司だけは例外である。

13_05_12_2707

寿司屋ならもちろんのこと、大抵どこの飲み屋に行っても海鮮系ならしめ鯖だけは注文するのだが、当然当たり外れがあって、ハズレの店も決して少なくない。そんなハズレのしめ鯖を食べるくらいなら、この浜ずしのさばの寿司を食べたほうがずっと幸せになれる。

13_05_12_2708

ついつい、いつもさばを買ってしまうのだが、さんまとか、わさびとかもあるので、一度そちらを食べてみようか。

有限会社可吉
http://kouki-kisyu.co.jp/  
Posted by buu2 at 12:28Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

札幌中島公園豊平館のお弁当

池袋東武でやっている「初夏の大北海道展」で、一番人気のお弁当がこれである。

13_05_12_2706

限定50個が、開店して5分で売り切れるという超絶人気ぶりである。ということで、せっかくなので食べてみた。

まぁ、普通に美味しいけれど、朝一に行列して、開店ダッシュをかけてまでする価値はないと、正直思う。

ちなみに初夏の大北海道展は今日まで。もう完売していると思うので、このエントリーを読んだとしても、もう池袋で食べることはできないのですが。  

2013年05月13日

函館五稜郭谷ふじのお弁当

デパートの北海道展とか、結局割高なので滅多に行くことがないのだが、朝の10時前に池袋で暇になる、という事態が発生したので、開店前のエレベーターに行列するという前代未聞の行動に出てみた。並んでいたら、デパートの店員さんが北海道展のチラシをくれたので、じゃぁ、お弁当でも買うか、と思い、開店と同時に催事場に行って、一番美味しそうなお店のお弁当に行列してみた。といっても並んだ時間は5分程度。僕の後ろには長蛇の列ができていたのだが、限定50個なので、全員が買えるのかどうかは不明である。僕がここで「45個」とか言おうものなら僕より後ろの人達はパニックになるだろうが、さすがに僕もそこまで意地悪ではない。

さて、お弁当。これが、非常に小さい。多分、一辺が10センチ程度のこじんまりとした容器に、イクラ、カニ、サケの刺身などが盛り込まれていて、1,050円である。

13_05_11_2705

北海道で暮らしたことがある人ならわかるけれど、北海道ではイクラは非常に安い。内地での価格が信じられない位に安価である。それを知っているので、僕はあまりイクラをありがたがらない。また、カニにもそれほど愛着がない。ということで、このお弁当を食べた感想は、「小さくて、ダイエットに好適」ぐらいである。でも、それにしてはちょっと高いかなぁ。この大きさなら、600円ぐらいでも良いんじゃないかな、と思った。  

2013年05月12日

おのれナポレオン、最終日の顛末

おのれナポレオン、公演序盤で観た段階で「これは9,500円の価値はない」と判断したので、ライブビューイングで観るつもりで、チケットも確保してあった。ところが、ご存知のように天海祐希さんが心筋梗塞で倒れてしまい、公演は中止、ライブビューイングも吹っ飛んでしまった。しかし、野田秀樹の人脈か、最後の最後になって宮沢りえのピンチヒッターが登場して、金曜日からの4公演だけ、代打の宮沢りえによって続けられることになった。こういうことなら、どんな芝居になったのか、ちょっと観ておきたくなるのがオタク根性というもの。

本当なら金曜日に観に行きたかったのだが、残念ながら金曜日は僕自身がテレビの生中継があって観に行けない。そこで、土曜日の当日券に並ぶことにした。芸術劇場は9時オープンで、それ以前には並ばないでくれ、とのことだったので、9時過ぎに現地に行った。と、なんと、9時の時点で抽選をやってしまったとのことだった。これはちょっとないだろ、と思ったが、芸術劇場も一杯一杯の状態なんだろうと思って、夜の部に並ぶことにした。ところが、夜の部を観るためには、9時から夕方の6時まで並ばなくてはならないという。いくらなんでも、この芝居のために9時間も並ぶのはいかがなものか。僕は別に宮沢りえのファンでもないのだ。ただ単に、「あの芝居が宮沢りえになるとどう変化するのかな」と、確認したかっただけなのである。ということで、一度は列に並んだものの、やっぱり帰ることにした。その際、明日の抽選のやり方も確認しておいた。ただ、その抽選のやり方には色々と問題がありそうだったので、ブログには書かないでおいた。

そして、今日である。今日はちゃんと9時前に現地に到着した。すでに100人以上の行列ができていたのだが、抽選と知っていたので問題ない。列の中にはTV局のADを含め、他人のために並んでいると思しきメンバーも含まれていた。これこそが、前日「問題がありそう」と考えた最大の理由だが、やはり気がつく奴は気がつくものだ。こうやって動員を図れば、当然当選確率がアップする。9時になると一旦芸術劇場の二階に列を移し、そこでまたしばし待ち時間。

13_05_12_2703

そして、やっとこさの抽選である。抽選の前に、「今日はどんなに頑張っても150席、現実的には多分100席ぐらいが限界だと思う。なので、くじ引きで150よりも大きな数字を引いた人は諦めて欲しい」という旨の説明があった。並んだのは多分300〜400人。結構狭き門である。ここでちょっと思ったのは、中止になってしまった公演のチケットを持っている人間を少しは優遇すべきなんじゃないか、ということ。僕のチケットはライブビューイングだからそれほど自慢できないが、中止になった公演の、劇場のチケットを持っていた人たちはちょっと気の毒過ぎる気がする。

とはいえ、くじは引かなくてはならない。当たるかなー、二桁、できれば一桁の数字を引きたいなー、などと思いながらくじを引くと・・・

13_05_12_2704

まぁ、世の中とはこんなものである。落選した中では2番だけど、151番よりは悔しくない。ということで、芸術劇場をあとにして、プランBの休日を過ごした。

今回の処置、芸術劇場としては目一杯頑張ったんだと思うけれど、それでも問題はいくつかあった。列挙するとこんな感じである。

○9時の時点で抽選を行う、という正式な告知がなかった
○行列代行に対する防止手段がなかった
○無駄に長時間の行列を強いた
○中止公演のチケットのホルダーに対する優遇措置がなかった
○抽選の不正防止が甘かった(こっそり、複数のくじを引いてしまうことが可能なやり方だっった)

時間と資材があれば、次のようなやり方が良かったと思う。

1.抽選時間をきちんと告知する
2.くじは、本人が確実に一枚だけ引く(くじを開くのは係員がやる)
3.当選者は、遊園地の途中退場などで利用するスタンプを腕に押す
4.当選者は開場一時間前に再集合して、座席を決める

裁判の傍聴などでもマスコミがバイトを雇って並ばせるといったことをやるようだが、そのノリで芝居の当日券にまで資本力を利用して動員されてしまうのは、一般のファンとしてどうも納得できないところがある。

関連エントリー
おのれナポレオン
おのれナポレオン、公演中止と出演者交代
おのれナポレオン、公演中止の続報  
Posted by buu2 at 20:13Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

道民カードを所持している元北海道民にして歌志内市の名誉市民でもある僕にとっては、砂川に本店がある北菓楼が協力しているだけで見逃せない本シリーズである。

が、冒頭の入りはなかなか期待させたのだけれど、時間稼ぎとしか思えない、存在意義が不明のオネエチャンネタあたりから急激に失速。以後、ラスト近くまでペースは回復しなかった。退屈すぎて時計を確認すると開映から65分後だった。それからの約一時間は眠気との戦いとなった。ラストで明らかになったメインディッシュだけはそれなりだったけれど、これひとつで2時間引っ張るのには無理がある。いくら小ネタを盛り込んでも退屈なものは退屈だ。

要すれば、ストーリーがせいぜい一時間ドラマ分ぐらいの分量しかなく、脚本家が苦心惨憺したところで、その希釈感はどうにもならなかったということだ。前作が好意的に受け入れられたために大慌てで作ったのかもしれないが、柳の下にドジョウが二匹いるという状態になるかどうかは広告代理店の手腕次第だろう。少なくとも口コミで客が呼べるような質ではなかった。

この映画で唯一評価できる点はオカマを肯定的に取り上げたことで、同性愛者やオカマが差別的に見られてしまうことがまだまだ多い日本社会に対する啓蒙という意味はあると思う。しかし、それ以外の意味は見いだせない。カッコ良いヒーローが大活躍するでもなし、すげぇ可愛いヒロインが愛想を振りまくでもなし、眼を見張るようなアクションがあるわけでもなし、引き込まれてしまうストーリーが展開されるでもない。

前作はもちろん、テレビドラマ「リーガル・ハイ」でも素晴らしい脚本を書いた古沢良太だが、ちょっと出来不出来の差が大きい。本作は残念ながら失敗作だと思う。評価は☆ゼロ。

関連エントリー
探偵はBARにいる
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51290193.html

映画ヒッチハイク・ガイド、Kindleで絶賛発売中!!

  
Posted by buu2 at 16:45Comments(0)TrackBack(0)映画2013││編集

2013年05月11日

燃費

355ddefd.jpg5431
  
Posted by buu2 at 20:18Comments(0)TrackBack(0)TIIDA││編集

2013年05月10日

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル



レンタルビデオで鑑賞。

4日後に執行を控えている死刑囚から依頼を受けて彼の話を聞くことになったジャーナリストの4日間を描いたもの。なぜ彼が死刑になるのかをジャーナリストの視点で謎解いていく形式になっている。

そこそこにうまくできているとは思うのだが、ミステリーにすっかり慣れてしまった現代人にはちょっと親切過ぎる作りのような気がする。「あぁ、こういうことなんだろうな」と思ったものが、ちょっとあとにそのまま画面で展開されるので、「あぁ、やっぱり」となる。いくつかの複数の段階を踏んでのどんでん返しが用意されているものの、そのどれもが非常に親切で、それは最後の最後まで続いていく。

ちょっとどうなのかな、と思ったのはジャーナリストの実地実験で、そこまでしなくちゃわからないかなぁ、と思ってしまった。明智光秀、金田一耕助、コナンあたりだったらすぐに「ピコーン!」となりそうだ。でも、現場で横にならないとわからない雪平夏見だと、あそこまでやるかも知れない。

主人公が牢屋の中で語った「Then there comes a point - a moment - in life when your mind outlives its desires, its obsessions, when your habits survive your dreams, and when your losses... Maybe death is a gift.」というセリフは、ラストまで見て初めて「なるほど」となる。また、主人公の同僚女性の描写なども、ちょっとした会話などに散りばめられているものがある。こういう細かい伏線はそれなりに巧妙に張られていて、脚本の出来はそこそこだと思う。とはいえ、同じアラン・パーカー監督による、同じような構図(代理で事件を調査するストーリー)の「エンゼル・ハート」に比べると、ちょっと親切過ぎる気もする。もうちょっと、「えーーーーっ!!!」というサプライズがあったら良かったのに残念である。ただ、そのあたりは監督の政治的主張が優先されて、わかりやすいストーリーになったのではないかと推測する。

僕は死刑賛成派だけど、こういう映画を観ると、犯人によってはgiftになってしまうこともあるのかな、と思ったりもする。賛成派のポジションは変わらないけれど。

評価は☆2つ。

以下、ネタバレは追記に。  続きを読む
Posted by buu2 at 18:30Comments(0)TrackBack(0)映画-2004││編集

2013年05月09日

おのれナポレオン、公演中止の続報

さすがに宮沢りえといえども無理だったか、という感じで、今日のソワレも中止になりました。あわせて、全国で開催予定だったライブビューイングも中止になりました。

詳細は芸術劇場サイトでご確認下さい。

本日(9日)「おのれナポレオン」昼・夜公演中止のお知らせとお詫び(続報2)
http://www.geigeki.jp/info/napoleon2/  
Posted by buu2 at 12:04Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

Kindle本がどの位売れているかについての観測気球

「あ、この本欲しいな」と思ってもKindle化されていないことが多いし、シリーズでKindle化されている連載モノも、最新版がいつまで待っても一般書籍版だけ出版されているという状態が続いたりして、まだまだいじめられている感を強く受けるKindle派の皆さん、こんにちは。

Kindle派の中でも、自分で出版してみようかな、と考えている人はまだまだ少ないと思いますが、そういう少数派の方々のために、現在のKindle本の売れ行きに関する観測気球をひとつあげておきます。参考資料は、今現在のKindle有料本のランキング。ちょうど僕の本が別の人のベストセラーと並んでいます。

名称未設定-1

宮部みゆきも東野圭吾もKindle本化されない中、横山秀夫さんの本は比較的新しい書籍でもKindle本化されていて素晴らしいと思うわけですが、それはそれ。この、横山さんの本の電子版が果たしてどのくらい売れているのか、ということです。僕の本がこのところ有料本ランキングの50位〜90位ぐらいをウロチョロしているので、その販売実績と照らすことによっておおよその数字が推測出来ます。では、僕の本が今どの位売れているかというと、一日に25〜30冊程度です。一日に50冊程度売れていた時は、順位が50位前後でした。

この数字は今後、Kindleの普及に伴って徐々に大きくなっていくと思いますが、今はこの程度です。ということで、横山秀夫さんの64も、毎日25冊程度が売れているのだと予想されます。

こういった販売数に関する数字は、紀伊国屋、ジュンク堂、三省堂、八重洲ブックセンター、有隣堂といった大きな本屋さんだと、本屋ごとに詳細がまとめられて出版社にデータ供与されています。ところが、なぜか出版社はこういった数字を表に出したがりません。店のレジの横でチェックしていればカウントできるでしょうが、平積みの本が一日にどの程度売れているのか、ということも、一般の人ではわからないと思います。僕も推測ですが、首都圏ターミナル駅にある大規模書店で、店頭で平積みになっている書籍で一日あたり20冊ぐらいが平均なんじゃないかな、と思います。

#村上春樹の新刊とかだともちろん飛ぶように売れるでしょうが。

とすれば、AmazonKindleの販売力は、大規模書店数軒分ぐらいかな、と思います。ただ、横山さんの本はもう出版されてから大分時間が経っているので、一般の書店では一日に数冊程度しか売れていないのではないかと思います。僕のように、「重いから文庫化されたら」と思っていたらKindleで見つけて買ってしまった、という人がそこそこにいそうです。KindleはKindleで、一般書店とは異なる層にリーチしているところがあるでしょうし、簡単に比較はできないでしょう。ここでは、「毎日25冊程度売れると、Kindle有料本カテゴリで80位程度になる」という事実だけに注目するのが得策だと思います。

それにしても、もっとKindle本がたくさん出てきてくれないと、と思います。

 
  
Posted by buu2 at 10:24Comments(0)TrackBack(0)Amazon││編集

2013年05月08日

おのれナポレオン、公演中止と出演者交代

天海祐希さんが心筋梗塞で倒れたそうで、今日のソワレと明日のマチネが中止になりました。チケットをお持ちの方はご注意下さい。

明日のソワレはライブビューイングが入るということでどうなるのか注目されていたのですが、先ほど、TBSのサイトで公演は「やる」と告知がありました。出演者は宮沢りえさんに交代するそうです。

中止、および出演者の変更にあたって、払い戻しを希望される方向けの情報は芸術劇場のサイトに掲載されるようです。

芸術劇場のサイト
http://www.geigeki.jp/

中止と交代に関するTBSの告知はこちら
http://www.tbs.co.jp/event/de_napol2013/

ライブビューイングは明日の朝10:30に、TBSのサイトで告知があるようです。公演はやるけれど、ライブビューイングはやらない可能性がある、ということです。

今回中止が確定した2公演については振替公演はなし、チケットを持っている人を対象に、5月9日の公演の生中継鑑賞会を芸術劇場コンサートホールで開催することを検討しているそうです。

天海さんの体調が心配ですが、6日の午後に倒れてすぐに代打に名乗りを上げた宮沢りえさんは凄いですね。3日でセリフや動きが頭に入るものなのか・・・。とりあえず、明日ライブビューイングがあれば、映画館で観てこようと思います。  
Posted by buu2 at 18:52Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

2013年05月07日

語るラーメン杉並 録画動画集

5月3日に開催されました「語るラーメン杉並」にお越しいただいた皆様、ありがとうございました。

なお、「行きたかったけれど、GW後半初日ということでどうしても参戦できなかった」という方のために、録画動画があります。

ラーメン王がタクシーの中でお笑い芸人を口説いた話、講談社が記名記事を勝手に修正した話、「こいつはデキる」と思われるためのラーメンの薀蓄の語り方、ラーメン評論家が見落としがちなポイント、杉並のこの一杯、たくさんのメニューの中から何を食べるべきか、つけ麺はなぜ民度が低い食べ物なのか、など、耳寄りな情報が満載です。

こちらでお楽しみ下さい。





  

うまか軒

熊本出張最後の一杯は空港ビルのうまか軒である。

13_05_07_2702

名称:うまか軒
種類:熊本
場所:熊本空港
注文:熊本ラーメン
評価:3/ACC
2013.5.7
コメント:麺は細めのストレート。コシ、スープの絡みともに良好である。

スープは豚骨ベースの塩味。ベースがかなりライトなので、調味料で味を調整している感が強い。

チャーシューの品質は無難なところ。決してまずいレベルではないが、わざわざトッピングするほどではない。

店名 うまか軒 (うまかけん)
TEL 096-232-2865
住所 熊本県上益城郡益城町大字小谷1802-2 熊本空港 3F
営業時間 11:00〜最終便到着時
定休日 無休  

2013年05月06日

SL人吉

人吉と言えばSLらしい。ところが、このSL、土日に1往復するだけで、チケット争奪戦がかなり熾烈とのこと。僕のようにふらっと出かけてきた人間が乗ることができるシロモノではない。ということで、SLの写真を撮ることにした。

JRに電話しておすすめスポットを聞き出して、教えてもらった踏切へ。

13_05_06_2689

ここは線路が真っ直ぐで写真を撮りやすいらしい。

13_05_06_2691

最初にやってきたのはコイツ。赤いやつだ。

13_05_06_2690

次にやってきたのはオレンジ色の憎い奴だ。

13_05_06_2692

そして、やっと黒いアイツがやってきた。

13_05_06_2693

と思ったら、黒いだけの電車だった。紛らわしい。そんなこんなで、やっと真打が登場である。

13_05_06_2694

13_05_06_2695

13_05_06_2696

13_05_06_2697

なるほど。鉄道写真って、なかなか面白いね。ということで、昼ごはんを食べたあと、今度は人吉から熊本へ向かう帰りのSLを撮影。

13_05_06_2698

13_05_06_2701
  
Posted by buu2 at 16:16Comments(0)TrackBack(0)熊本││編集

2013年05月05日

好来

せっかく人吉まで遠征したので、鰻以外にも食べるべきものはあるだろう、ということで、ラーメンも食べてみた。食べたのは「好来」というお店。メニューはラーメンだけである。

13_05_05_2688

名称:好来
種類:熊本
場所:人吉
注文:ラーメン
評価:2/BCB
2013.5.5
コメント:麺は細めのストレート。加水率が低いという感じはなく、ちょっとコシが足りない感じ。

スープは多分豚骨ベースなんだろうけれど、それよりも何よりも、苦味が前面に出ている。香ばしいというよりは苦いスープで、私はこういう味が苦手である。こんなにも苦いスープになぜしているのか、狙いが皆目理解できない。また、モヤシも邪魔に感じる。しっかり作られているとは思うけれど、ありか、なしかと問われればなし。

チャーシューは標準的な味である。

とにかく苦いラーメンだった。ちょっとこれはどうなのかなぁ。

店名 好来らーめん (はおらいらーめん)
TEL 0966-23-3330
住所 熊本県人吉市下青井町76
営業時間 11:30〜20:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)  

永国寺のゆうれい掛軸

人吉で一番有名な観光スポットが永国寺、別名ゆうれい寺である。

本妻に意地悪されて身を投げた妾のゆうれいを、寺を創建した実底[じってい]和尚が描いたものらしい。この絵を幽霊に見せると、あまりの自分の醜さに驚き、成仏させてくれと和尚に頼み、和尚が引導を渡したらしい。

13_05_05_2686

しかし、曹洞宗には幽霊が存在するのだろうか????

ちなみにこのお寺は西郷隆盛ゆかりのお寺とのことで、位牌があった。真ん中の、金色の奴である。

13_05_05_2687  
Posted by buu2 at 23:20Comments(0)TrackBack(0)熊本││編集

上村うなぎ屋

熊本県民の知人に「美味しい店はどこだ」と聞いたら教えてくれたのがこの上村うなぎ屋である。せっかく熊本まで来たのだから、これを食べない手はない。ということで、お昼前にお店に到着。

13_05_05_2682

すると、すでに店の前には行列があって、駐車場は第4駐車場まで一杯。大繁盛である。人吉まで鰻を食べに来たのだから、もちろん行列の最後尾についたのだが、僕までで待っているのは7人。これならそれほどでもないかな、と期待。しかし、そこはうなぎ屋。店に入るまでに約20分を要した。

店内は非常に落ち着いた雰囲気・・・

13_05_05_2683

の席もあるが、そうでもない席もあって、かなり雑多な感じである。僕は相席のテーブル席になった。「つかみどころのない奴だが 腹を割いて焼いて見りゃ ちったあ味のある男」と書かれた色紙が貼ってあったのだが、あとから聞いたら森繁久彌の筆によるものだったらしい。

さて、席についてから待つこと約30分、いよいよ鰻の登場である。

13_05_05_2684

13_05_05_2685

鰻について良く言われるのは、関東の背開き、関西の腹開きである。関東は切腹をイメージすることから腹開きを嫌ったらしい。ところが背開きにすると、切った鰻の切り口が硬い。おかげで、鰻を蒸すことができる。これが腹開きだと、端の身が柔らかいのでぽろぽろ砕けてしまうらしい。ということで、関東では背開きにして、さらに焼く前に蒸すことによって、ほっこりと柔らかい蒲焼が作られるようになった。一方で関西は相変わらず腹開きだったため、蒸すことができず、いきなり焼くことになったそうだ。

ところが面白いのは、九州のこの地域は背開きなのに、蒸さないらしい。つまり、関東とも、関西とも違う文化圏なのだ。

さて、その鰻を食べてみると、蒸していないので、皮がしっかりしている。ちゃんと火が通っているのに歯ごたえがある。最初、あれ?火が通っていないのかな?と疑ってしまうほどだった。でも、食べ慣れてしまえば問題ない。なるほど、こういうものなのか、と思いながら、うな重2,100円也を完食した。

正直なところ、「ここは美味しいよ」と言われたお店なら、ほとんどの店で美味しいと感じてしまう味音痴なので、江戸川橋の石ばしでも、小淵沢の井筒屋でも、諏訪の小林でも美味しいと感じるのだけれど、この店もなかなかに美味しかった。人吉まで来たら、ここの鰻を食べることはかなりオススメである。

店名 上村うなぎ屋
TEL 0966-22-3312
住所 熊本県人吉市紺屋町129
営業時間 10:00〜15:00 17:00〜21:00
定休日 不定休

  

人吉クラフトパーク、恐るべし

せっかく熊本まで来たので、美味しいものでも食べようということになって、人吉に鰻を食べに行くことにした。すると、「人吉に行くなら、ラフティングか、包丁作りだ!」と強硬にお勧めする知人がいたので、それなら包丁を作ってみよう、と、人吉クラフトパークに出かけた。正直、「どうせ大したことないだろう」と高をくくっていたのだが・・・。

クラフトパークは革細工とか、陶芸とか、色々と体験できるのだが、陶芸はその場で焼いてくれないようなので、迷わず包丁を作らせてくれる鍛冶工房へでかけてみた。

13_05_05_2669

やる気満々で、朝一から入門である。

13_05_05_2670

いさんで工房の戸を叩くと、師匠が待っていた。さぁ、作るぞ、と思ったら、師匠ご夫婦が「まぁまぁ、まずはお茶でも』というので、まずはお茶を御馳走になることにした。

何やら熱そうなところにヤカンを置くと・・・

13_05_05_2671

ちょっと休憩である。と、師匠の向こうで、物凄い勢いで加熱されるヤカン。

13_05_05_2673

ほんの15秒ほどでお湯が湧いてしまった。これは熱い。

13_05_05_2674

あっという間に熱湯が湧いたので、お茶を飲みながら今日の作戦会議である。僕は刺身包丁が欲しかったのでその旨を伝えると、「それは無理だ。いきなりそんなのは作れない。まずは皮むき包丁か野菜包丁にしなさい」と言われてしまった。しょぼーん。でもまぁ、確かに刺身包丁は細くて長くて難しそうだ。ここは高望みせず簡単な野菜包丁にしてみることにした。

包丁のもととなる金属はこんな感じである。

13_05_05_2675

こんなものがちゃんと包丁になるのか、ちょっと不安だったのだが。

まずは金属片を高熱で熱して、熱いうちにうつ。

13_05_05_2676

まさに、鉄は熱いうちに鍛えよ、である。

ハンマーで叩くのかと思ったらさにあらず。鍛冶も近代化しているようで、足元のペダルを踏むと凄い勢いでガンガンガン、と、叩いてくれる。

13_05_05_2677

こんなもんかな、と思ったら、師匠が最後の仕上げをしてくれた。平たく伸ばすのが完了したら、次はヤスリで整形する。こちらも電動である。

13_05_05_2678

加減がわからないのでおっかなびっくりやっていたら、最後に師匠が登場して仕上げをしてくれた。

13_05_05_2679

ここで包丁の形が決まる。あとは研ぐ作業だ。まず電動のグラインダーで研ぐ。

13_05_05_2680

そのあと、水場に行って、砥石で研ぐ。ビショビショだったので、写真はないのだが・・・。研ぎ上がったら、最後に名前を入れてもらって出来上がりである。

お師匠様と記念写真。

13_05_05_2681

あとで野菜を切ってみたら、これがなかなかの切れ味である。僕の場合まちかんの包丁を使っているので、それ以上の切れ味はないんだけれど、そこは自作の包丁だから仕方がない。まちかん以外の包丁よりはスパスパ切れるのは間違いない。

うーーーーーむ、包丁作りなんて体験できる機会はほとんどない。おまけに完成品の質が素晴らしいのだから文句のつけようがない。人吉クラフトパーク恐るべし。ちなみに体験料は皮むき包丁だと3,000円、野菜包丁だと4,500円である。

人吉クラフトパークはウェブサイトまで手作り感満載な感じである。↓
http://h-craftpark.com/

お師匠さんは蓑毛裕さんという方でした。

熊本県の工芸家紹介
http://kumamoto-kougeikan.jp/kougei/cn7/cn42/pg641.html
蓑毛裕(人吉市) 文化 伝統工芸  鍛冶屋
http://www.hitoyoshikuma.com/kacha/jinzai/minomo_yutaka.html  
Posted by buu2 at 13:48Comments(0)TrackBack(0)熊本││編集