2013年09月30日

日本の労働環境のためにやらなくてはならないたった1つのこと

金曜日の朝生(ブラック企業がメインテーマ)を録画してあったので見てみたのだが、相変わらずあほな議論で時間を費やしている。ブラック企業が存在する理由は簡単で、ブラックでも働きたいと考える社員がいるからだ。議論している人の数人は「辞めれば良い」と言っているし、僕もそのとおりだと思うけれど、「そうは言っても辞められない」という考え方も存在するし、この層は今の日本ではなくならない。抜本的な改革が必要なのだけれど、この要望に対しての、政府の回答は「限定正社員を作る」ということだから話にならない。限定正社員は、今の「上」と「下」の間に「中」を作るだけだ。問題の本質はここにはない。大体、こういう議論を本気でやりたいなら、他人の意見に迎合するだけの勝間和代枠は城繁幸氏に譲るべきだった。

やらなくてはならないことは、「上」と「下」を、「流動」と「安定」に変質させることである。本当なら全部流動に移行したいところだが、そこまでやってしまうと不適合者が山ほど発生して、その救済に必要なコストが莫大になりそうだ。だから、安定も残す必要がある。

整理して書くなら、今求められている改革は、労働者を

1.雇用期間は有期だが、高賃金の社員(賃金社員)
2.今と同等の解雇規制だが、低賃金の社員(安定社員)

の2つに分けることである。

解雇規制を緩和しようというと大反対の声が上がるが、これは基本的に現在の社会環境において「年功序列」と「終身雇用」という2つの既得権を得ている、生産性の低いホワイトカラーとその予備軍からの声である。そして、この存在に手を付けること、すなわち、彼らの賃金を低く抑えることこそが必要なのだ。上の分類で言えば、生産性の低いホワイトカラーたちを、安定はしているけれど賃金は安い、というクラスターに移行させることである。

安定と高賃金が一体になってしまえば、勝者と敗者しか存在しなくなる。これに加えて新卒一括採用がセットとなっているのが日本社会の大きな問題点である。おかげで運が悪い時代に大学を卒業した人間は一生負け組から脱することができなくなる。筋が悪いのは、行政や勝ち組が「もしかしたら、あなた達も勝ち組になれるかも知れませんよ」とチラつかせている点で、実際には負け組が勝ち組に移行することは非常に難しい。また、勝ち組は負け組に移動することをとても恐れるので、結果的に人材は流動性を失う。

非常に簡単な話で、やるべきこともはっきりしている。全てを流動に移すのは不可能だから、高賃金と安定のどちらかを選択するように仕向ければ良い。僕は安易に税制に手を付けることには反対だが、この目的なら税制を利用する手もあると考えていて、"賃金社員"に比較して"安定社員"の所得税率を高くしてしまえば良い。これなら強制的に、"安定社員"の収入を低く抑えることができる。以前はこれを法人単位で適用して、「流動会社」と「安定会社」にわければ良いと考えていたが、良く考えてみたら会社の中に2つの職制を作るだけで十分だと思うようになった。

「限定正社員」などという妙な身分をつくっても、身分制度を細分化するだけである。実際に必要なのは、勝ち組と負け組の枠組みを解体し、新しい、対等な2つの枠組み(メリット、デメリットが存在し、どちらが上とは判断できないようなカテゴリ)に当てはめることだと思う。しかし、なぜかこういう議論が起きてこないのだから不思議だ。  

Posted by buu2 at 12:03Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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2013年09月29日

ミニオンがかわいい

こいつらのお馬鹿加減が絶妙で、僕のスィートスポットにぴったりとはまるんだけど、日本人のハートにはイマイチ響いていないようで、キャラクター商品が全然見当たらない。ゲーセンのUFOキャッチャーでも見当たらない。非常に残念である。ついつい映画館でミニオングッズがもらえるドリンクを買っちゃったよ(^^;

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Posted by buu2 at 03:21Comments(0)TrackBack(0)映画││編集

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2013年09月28日

押し麦ごはんで バターチキンカレー

ダイエット食として愛用しているのが丸美屋、S&B、そしてカゴメのレンジグルメ。うちの近所では比較的高めの販売価格設定なのがカゴメである。僕は基本的にこれらの商品は200円以下じゃないと買わないのだけれど、今回は新製品だったので試してみた。230円ぐらいだったと思う。




パッケージに「マイルドな味わい」と書いてあって嫌な予感がしたんだけれど、食べてみたらやっぱりカレーという感じがしない。こういうインド系のカレーだとどうしたってカロリーが高めになるはずで、それなのにダイエット向けの低カロリー商品ってどういうことよ、と思わされる。食べてみればそういう予感通りの商品で、いかにも中途半端。カレーというよりはトマトシチューにお米が入っているという感じで、カレーでもなければリゾットでもない、だからといって雑炊とも違う、なんとも珍妙な食べ物に仕上がっていた。これ、美味しいの?ありか、なしか、と問われたら、個人的にはなしの部類。すげぇまずいわけではないのだけれど、ローテーション入りは無理。評価は☆半分。  

2013年09月27日

どげん

グルメの食べ歩きが趣味だったり仕事だったりすると、わざわざ食べに行く店での飲食が中心になる。でも、そういうよそ行きの店じゃなくて、普段使いの店というのも間違いなく存在していて、僕にとってのそれはたとえば「おはな」だったりするんだけど、

おはな
http://buu.blog.jp/archives/51409804.html

似たような店が、このどげんである。日の出テレビの「総統閣下はお怒りです」で利用する神楽坂スタジオのそばにある焼き鳥屋で、非常に居心地が良い。神楽坂というよりは江戸川橋で、街の雰囲気は神楽坂のそれと全く異なり、よそ行き感が皆無である。ほんの数百メートルしか離れていないのに、なぜ、という感じがするのだが、山の反対側に坂を降りるだけでこうも違うのかと驚かされる。そんな、月とすっぽんな雰囲気の町の、しかも駅からちょっと離れた場所にあるのがこの店だ。典型的な、地元の人たちに愛されている店である。だからといって老舗でもなく、店は新しいし、内装も若者向けで、あまり焼き鳥屋といった風情ではない。とにかく、居心地がいい。お店の店員さんも愛想が良くて、写真を撮っていると「何に使うんですかぁ?」と話しかけられたりする。店と客の距離が近いのである。

多分、こんな辺境のブログで紹介しても、わざわざこの店に食べに行く人はほとんどいないと思う。でも、自分の生活圏にあるととても嬉しいタイプの店である。だから、ネットで取り上げられることは滅多にないのだけれど、店はいつも繁盛している。食べログのような食べ歩きグルメサイトを使っていたら、絶対に見つけられない店である。











































店名 炭火焼鳥どげん 江戸川橋店
TEL 03-3268-0530
住所 東京都新宿区水道町4-25 宮川ビル1F
営業時間 17:00〜26:00
定休日 年中無休(不定休)  

2013年09月26日

べんべ(池袋東武デパートイベント)

東武百貨店池袋店8階催事場で「北海道展」が開催されている。東武の催事ではラーメン店がテンポラリーに出店するのが恒例だが、今回は「べんべ」が出店していた。食べたことがなかったので、昼ごはんに食べてみた。以下、評価。

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名称:べんべ
種類:北海道
場所:池袋
注文:えび塩らーめん
評価:1/CCB
2013.9.25
コメント:麺は森住製麺の札幌ゴム麺。名だたる有名店が使っている森住なので、もちろん良質。しかし、それはあくまでもポテンシャルであって、きちんとしたハンドリングをしなければ無駄になる。この店は、そのハンドリングの点で大きな問題を抱えているようだ。恐らく、麺の担当者がきちんと茹でていないのだろう。麺同士がくっついてしまい、塊になってしまっている。これでは、どんなに良い麺でも台無しである。

スープはズワイガニのあんかけがかかっていて、「これで大丈夫なんだろうか」と心配になる見た目なのだが、ひとくち食べてみてその心配が現実になる。あんかけのような味に大きな影響を及ぼすトッピングは、まず間違いなく失敗するのだが、このラーメンも同様。あんかけで味が薄まることを見越して非常に塩分が強めだが、完全に均等に混ぜることができないので、味の濃さにムラができてしまう。これだけで評価はワンランクダウン。加えて、ベースのスープ自体が単調で飽きてしまう。これで評価がさらにダウン。独自性がほとんど見当たらず、観光客相手の粗末なラーメンになってしまっている。

チャーシューは普通に美味しいレベル。

このレベルだと、北海道でも厳しいんじゃないだろうか。またつまらないものを食ってしまった。  

ブログのURLを変更

このブログもかれこれ10年近く運営しているわけですが、URLが変更になりました。

新URL:http://buu.blog.jp/

思い起こせば、もともとはブログ用のアカウントではなかったのです。それがホリエモンに買収されて、ブログの会社になりました。当時はブログが何だかもわからず、当時書いていた日記のプラットフォームとしてどうかな、と考えて始めてみました。

日記の残骸はこちら
まにあな交換日記3
http://www.geocities.co.jp/EpicureanTable/7795/nikkinikkinikki.htm

ホリエモンに買収する前の時点で「buu」というアカウントは取得できず、仕方なしに(笑)「buu2」といういい加減なアカウントを使い続けてきました。その間、buuというアカウントは誰も利用者のいない欠番アカウントだったようですが、何年も使い続けていれば「2」であっても愛着が出てくるもので、無理に変更するのもねぇ、と思って放置していました。ところが、今日になってlivedoorから「blog.jpというドメインを設定できるようになりました」というお知らせが。

早い者勝ち!ブログURLに「blog.jp」を設定できるようになりました
http://blog.livedoor.jp/staff/archives/51823520.html

そんなら、変更しちゃうのも悪くないな、と思い、早速「buu」でドメインを取得してみた次第です。

閲覧している皆さんには特に変更する必要はないかと思いますが、RSSリーダーなどで不具合が生じる場合は、新しいURLを指定していただければ幸いです。

#ついでなので、ちょっとCSSも変更してみました。どこをどういじったかは内緒(笑)。  

2013年09月25日

そして父になる

子供を取り違えられて6歳まで育ててしまった2つの家族の、取り違え判明後の約一年間を描いたもの。

2つの家庭の民度や環境が全く違っているために、色々なミスマッチが発生してしまう。特に主人公福山雅治は子供の頃からお受験組の勝ち組人生を過ごしてきた人間で、職場結婚した夫婦間にも若干の行き違いがある。子育ては専業主婦の奥さんに任せっきりで、仕事人間として生きている様子を丁寧に描いている。その、仕事人間が、これまで育てた子供を手放して、新しく血の繋がりのある子供を手に入れ、さて、どうなるか・・・という内容。

子供の撮り方に定評がある是枝監督なので、子役の使い方は非常にうまい。演技をさせているというよりは好きにやらせてそれを撮影している感じ。福山雅治はいつもの演技といえばいつもの演技だが、ちょっと浮世離れしていて子供が嫌い、という、ガリレオ的な演技をこの映画でもやっている。やり慣れていることもあるだろうし、観る方も観慣れているので、違和感がない。キレるんだろうか、そろそろキレるかな?などと、ちょっとハラハラしながらの鑑賞である。オノマチはいつものちょっとヒステリーっぽい、ちょっと不幸っぽい女性を好演。とはいえ、彼女もいつもの定番の演技で、新味はない。もう片方の家族はリリー・フランキーと真木よう子が演じているが、こちらは、貧乏がすっかり染み付いていながらも、下町っぽい子育ての様子をうまく表現していた。僕などは横浜の貧乏長屋の育ちなので、「あぁー、そうそう」という感じだった。

話が進んでいくうちに、順風満帆にやっているように見えた主人公にも家族の問題があることがわかってきて、最後はタイトルにつながっていくという構成。邦画にありがちなセリフでの過剰な説明がかなり排除されていて、セリフの裏まできちんと読んでいくことが要求されるので、ばかみたいに親切な邦画になれていると理解できない場面があるかも知れない。

「一段落」を高学歴なはずの人間が「ひとだんらく」と発言したのは「お高くとまっているように見せて、実は無教養」という暗示かと思ったのだが、その後、その伏線を回収するような場面がなく、単にこの映画に関わった人たちの教養が足りなかったのかも知れない。もうひとつ、「あれ?」と感じた場面があったのだが、映画を見終わった時には忘れてしまっていた。何しろ、言葉を使って表現する人間がたくさん集まって作っているコンテンツに、こういう単純な日本語の間違いがあるのは残念でならない。ひとりぐらい気がつく人間がいないのだろうか。

評価は☆2つ半。邦画としてはなかなか良い出来だと思う。ただ、映画の前にあったカンヌの報告のような動画は余計。あんなものはテレビのワイドショウに任せておくべき。  
Posted by buu2 at 10:08Comments(0)TrackBack(0)映画2013││編集

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2013年09月24日

怪盗グルーのミニオン危機一髪

DespicableMe2


怪盗グルーシリーズの第二作。例によって、グルー、三姉妹、ミニオンのバランスが絶妙な上に、本作では新たにルーシーという新キャラクターが登場。一層てんこ盛り感が増した。

前作では極悪人だったグルーが随分と丸くなった上に、トラウマを抱えることになったエピソードを描くなど、人間味が増している。個人的には相変わらずの極悪人っぷりを披露してくれた方が嬉しかったのだが、それだとストーリーの展開が難しかったのかも知れない。月泥棒ほどのスケール感がなかった点もちょっと惜しいと思うのだが、期待はずれということはなかった。あちこちに細かい笑いが散りばめられていて、飽きさせることがない。

音楽までも含め、007やスターウォーズのパロディシーン(しかも、そのうちのいくつかは20年以上も前の作品だったりする)があちこちにあって、大人の鑑賞にも十分に耐える。

唯一残念だったのは、吹き替えばかりで、字幕での鑑賞がほぼ不可能だったこと。日本中の映画館の中で、字幕版での上映が六本木ヒルズ1館のみというのはいかがなものか。日本に住んでいる外人の小さな子供への配慮という点からも、軒並み吹き替えばかりという状況は異常だろう。では、その吹き替えが凄く良いのか、と言われれば、これまたちょっと否定的にならざるを得ない。何しろ、グルーが関西弁というのがいただけない。慣れないうちは、英語でも日本語でもないこの言葉はなんだろう?と考えてしまう場面があった(いや、関西弁は日本語だけど)。大体、子供向けの映画なのだから、使われている英語だってそれほど難しいとも思えず、原語での上映はもっとたくさんあってしかるべきだろう。

評価は☆2つ。字幕版だったらもうちょっと評価は高かったと思う。  
Posted by buu2 at 12:46Comments(2)TrackBack(0)映画2013││編集

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ブッチャーズテーブル

以前も紹介したことがあるブッチャーズテーブル。大泉学園で映画を観る時はちょっと早目にでかけて、映画の前にここで食事をすることが時々ある。今日食べたのはてりやきバーガーに目玉焼きトッピング。




てりやきバーガーは初めての注文だったんだけれど、ちょっとベトベト過ぎて食べにくい。食べにくいというか、もう、手がベチャベチャで大変なことに(^^; ハンバーガーを食べるのがもともとあまり上手ではないので、次からは違うのにしようと思った(笑)。

店名 ブッチャーズテーブル (BUTCHER'S TABLE)
TEL 03-5947-4414
住所 東京都練馬区東大泉2-9-18
営業時間 9:00〜15:00(L.O) 18:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日 年中無休  

2013年09月23日

ハーゲンダッツ クリスピーサンド メープルフレンチトースト




もう、こんなものは食べる前から異常に美味しいことはわかっていた。

食べるという行為は、美味しいという事実を確認するだけのことだった。あまりにも予定通り。予想された味が口の中に広がって、予想通りの満足感が得られた。いや、ひとつだけ、大きな問題が。

クリスピーサンドって、こんなに小さかったか????  

最近良く車が落ちているので、大地震の前触れかと心配になる

また車が落ちていた。




反対側からも。




ちなみに先月落ちていたのはこれ。







距離にして100メートルも離れていない。大地震の前触れでしょうか??? それか、何かの陰謀???  
Posted by buu2 at 18:14Comments(2)TrackBack(0)日記││編集

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第五回 豪華蕎麦打ち会のご案内

今年でとうとう5回目になりますが、今年も「鹿島槍蕎麦打ち会」を開催します。日程は11月9日、10日です。皆さんのご参加、心よりお待ち申し上げます。

概要:
まだ雪が積もっていないはずの鹿島槍スキー場で蕎麦打ちしよう!

今年白馬で取れたばかりの蕎麦粉を使っての蕎麦打ち会です。「ちゃんと打てるのかなぁ?」という方も安心。例年、大人から子供まで、美味しいそばを打つことができています。今年はそば打ち名人も参加予定。水回しからみっちりコツを伝授してもらえそうです。
山椒や唐辛子を入れた変わりそば、十割そばなども試せちゃいます。白馬の家庭で一般的な「おしぼりそば」(辛味大根のおろし汁でそばを食べます)など、食べ方も一工夫します。

去年の様子はこちら:
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51369799.html

費用:
鹿島槍のゲストハウス宿泊(8人程度の相部屋、小さな子供連れの方には先着1組のみ、家族部屋が用意できます)で、一泊二食(到着夜の晩御飯、翌日の朝ごはん)つき、新そば粉による蕎麦打ち体験(もう食べられない、という状態まで食べられます)、前日はキャンプファイヤーをやりながらの花火大会や、3時までの飲み会(昨年度実績)、お風呂は24時間好きなときに!という内容で、大人10,000円、子供(高校生以下、小学生まで)5,000円、未就学児童は無料!
早朝着でベッドが必要な場合は1名に付き2,000円、朝食は準備できないので、お弁当をご持参下さい。土曜日、あるいは日曜日の日帰り参加の場合は大人3,000円、子供1,000円、未就学児童は無料となります。
気がおけない仲間と夜中までどんちゃん騒ぎで盛り上がりたい、という方には、八方の宿を紹介します。
なお、10月15日以降のキャンセル料は100%となります。あと、交通費は含みません。
パーティ用の食べ物、飲み物、ぜひ持ち込んでください。特にお酒、歓迎。

公式イベント:
土曜日:蕎麦打ち、キャンプファイヤー、花火
日曜日:蕎麦打ち(オプションで餃子作り。去年はそば打ちが盛況で実施しませんでした)

準公式イベント:
土曜日:釣り(釣ってきた魚に補助あり)、サイクリング、ハイキング、飲み会、温泉ツアー

ネットテレビ中継:
Wi-Fiがなくなっていてできなかったんですが、今年はどうかな??

現地までのアクセス:
現地集合、現地解散が基本ですが、「それじゃー、行きたくても行けなよ!!」という方の為に、頑張って配車します。調整がつかなかったら、バスを借りることも考えます。でも、できればバスを借りずになんとかしたいです。長野まで新幹線で来てもらえれば、長野、鹿島槍間をピストン輸送することも考えます(片道多分1時間ぐらい)。

近郊でのあそび:
土曜日の昼間は白馬のジャンプ台や青鬼地区の古い町並みを楽しんだり、栂池や白馬の散策とか、ちょっと足を延ばすなら、上高地とかに行ってみるのも楽しそう。善光寺に行っても良いし、温泉ツアーもあり。夜は白馬の美味しいお店に繰り出すも良し、大町の全然知られていないお店を紹介してもらえるかも?ゴルフ場とかも近所にあるようです。天候や気温次第ですが、お楽しみは色々。地元のプロのお店で蕎麦を食べてみるという手もあります。
ただし、結構寒いので注意してください。去年は、そば打ちの翌日から大雪になりました。

そばアレルギー:
「家族に蕎麦アレルギーがいるのよ!」という人がいたら、蕎麦打ち隊は放っておいて餃子パーティで!なお、蕎麦アレルギーの人は早めにご連絡ください。

集合:
10日土曜日に流れ集合。午前中に到着していただければ、初日からたっぷり蕎麦を打っていただけます。どんなに遅くとも、夜ご飯までに鹿島槍スキー場のセンターハウスまで来てください!繰り返しですが、お酒やおつまみ持参熱烈歓迎。

解散:
10日日曜日に流れ解散。大体10時ぐらいから蕎麦の準備を始めて、1サイクルが1時間程度です。八割蕎麦をまず試して、余力があったら変わり蕎麦や十割蕎麦にチャレンジ。打って、茹でて、食べて、14時にはお腹一杯死にそうだー、と言いながら後片付け、という展開と思われます。

定員:
40名

備考:
毎年、「最少催行人数は20人」と書いていたのですが、今年はすでにリピートオーダーで20人を超えています。満員になってしまうとキャンセル待ちになるかも知れないので、お早めにご連絡願います。

ペット:
すいません、施設内はペット連れ込み禁止となっております。あしからずご了承ください。

催行決定:
やるかやらないか、決定は10月31日の夜!

連絡先:
buu@mac.com
090-3439-6900
担当:僕(元木)

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申し込みフォーム(適当に整形してください)

1.参加 (します しません)
2.参加人数(大人  人、子供  人、幼児  人)
3.到着予定(土曜日朝、昼、夜)
4.蕎麦打ち希望日(土曜午前、午後、日曜午前) *複数可能
5.交通手段(自分でなんとかします 誰かなんとかしてください 誰かもなん
とかします(  人)長野まで行くから、そこからなんとかしてください)
6.そばアレルギー(あり なし)
7.その他連絡事項



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Posted by buu2 at 17:33Comments(0)TrackBack(0)長野││編集

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2013年09月22日

Jリーグの2ステージ制移行について

1980年代から日産FCのファンクラブに入っていて、神野の家族と一緒にガラガラの三ツ沢のスタンドで毎試合無料でサッカー観戦していたぐらいにはサッカーが好きなマリサポだけど、Jの2ステージ制移行について。

サッカーキングの岩本編集長がJリーグ2ステージ制についてJリーグ中西大介競技・事業本部長にインタビューした記事がこちら。

[緊急インタビュー]Jリーグ、2ステージ制導入の真意を問う 中西大介(Jリーグ競技・事業本部長インタビュー)
http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/135115.html

後半に進むに従って提灯記事色が濃くなっていくので、閲覧注意(笑) しかもこの本部長、「リーグ」と「ステージ」を混同していて、記事は記事でそれを修正していないドシロウトっぷりである(笑)。

大したことは書かれていないので僕が要点を書いてみるが、「Jリーグの地上波放送が激減していて、一般層に浸透しにくくなっている。この状況を打開するための唯一の方法は2ステージ制にして、テレビ地上波の放送機会を増大させることだ」という内容である。

おそらく、電通(あるいは博報堂)あたりが「今のリーグ戦ではテレビの放送枠の確保が難しい。2ステージ制にしてくれたら、確保できる」とアプローチしてきたんだろうな、と想像するのだが、この意思決定の最大の問題点はサポーターの意向がほとんど考慮されていないということだ。

2ステージ制にしてプレーオフを導入すれば、試合数が増えるし、注目度が高い試合が増えるので、代理店的には幸便である。彼らにとっては、普段のリーグ戦のような売り物にならない商品がたくさんあっても意味はない。

一方、プレーオフは、無から生み出されたものではない。そんな、ドラえもんのポケットのような魔法は存在しないのがこの世の中だ。では、何から生み出されたのか。犠牲になったのは、普段のリーグ戦の「価値」である。多くのライトなサポーターたちは、「プレーオフまで進んだら見に行こう」と考える可能性が高い。なぜなら、熱心な中日ファンである僕も、プレーオフ以外は滅多に球場に足を運ばないからだ。ライトなファン(僕の中日熱は決してライトではないと思うが)にとって、大事なことは贔屓のチームが優勝することであって、2位以下なら意味はない。

世の中が「広く浅く」からお金を集める(いわゆるロングテール)時代になって、狭いところから集中的に集金するビジネスモデルは古くなりつつある。そんな中、相変わらず旧態依然としたビジネスモデルで生きているのがテレビや大きな代理店などで、今回の方針変更は、ビジネスモデルの巻き戻しに他ならない。そして、喜ぶのはコンテンツが増えるテレビ局とその周辺の代理店であって、これまでJを支えてきたサポーターではない。

Jリーグは「他に方法がない」と強弁しているようだが、決してそんなことはない。例えば、今、スカパーでJリーグを見ようと思えば、月額3,280円の高額なお金を払い(ハイビジョンでなければ2,880円のセットが存在するが、画面の上下でしつこく「来年5月で終了するので、変更してください」とアピールされる)、見たくもない他チームの試合とセットで売りつけられてしまう。試合ごとで販売されないので、「今日は雨だからスタジアムに行くのは諦めて、家でテレビ観戦しよう」といった行動は取ることもできない。

一番良いのは、各試合が200〜300円程度でペイパービュー観戦できて、セットはチーム別で、月額2,000円ぐらいで販売されることだろう。現状、そうなっていないのには理由があるはずで、それはJリーグのコンテンツ販売価格が高すぎるのかも知れないし、あるいはスカパー!が馬鹿なのかも知れないが、とにかく、月額3,280円は高すぎる。ここをもっと安価にするだけで、裾野は広がるはずだ。

また、テレビ配信ということであれば、僕がキャスターをやっている日の出テレビのようなネットテレビ局に対して配信サポートしてくれるのでも良い。ちょっと前にJリーグの観戦規約をチェックしてみたのだが、今のところ、個人がネット配信で試合を生中継することは禁じられていないようだ。ただ、回線が整備されていないため、大勢に人間が集まるサッカー場では、配信のための回線の太さが確保できない。

小さいネットテレビ局のために、ワイヤレス回線を提供してくれれば、画質は悪くても、試合の状況はチェックできるようなテレビ配信が可能になる。プラットフォームは、ニコ生でも、Ustreamでも構わない。こんなことは、スカパー!との交渉以上に簡単で、ネット回線を確保するだけで実現可能である。一試合1,000円ぐらいでネット使用権を販売し、小さなネットテレビ局がそれを買って、好きなように放送する。こんなことが実現したら、凄く楽しくなるだろう。代理店は儲からないけど。

「テレビ配信を増やして、お茶の間の露出を増やそう」というのなら、一般のテレビよりも、ネットの放送を充実したほうが良い。大体、今の若者はテレビなんかよりもネットの配信を見るものだ。でも、高齢化が進みつつあって、かつ電通や博報堂と仲良しのJリーグには、そういう考えができないのだろう。Jリーグが衰退しつつあるように見える最大の原因は、実はこの点に原因があるというのが僕の考えだ。本気でテレビの露出を増やしたいなら、Jリーグは将棋連盟の棋戦ネット中継を参考にすべきである。この点では、楽天やベイスターズなど、一部の球団が無料配信を実施しているプロ野球の方が一歩先に出ていると言わざるを得ない。

ついでなので、この岩本編集長がTwitterで「素晴らしい原稿」と褒めていたエントリーがあるので、その記事から引用しつつツッコんでみる。




以下、引用は下記エントリーから。

引用元:ライト層のど真ん中から、J1リーグの2ステージ制移行に「まぁいいんじゃないですか」と叫ぶの巻。
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/52993432.html

いわゆるポストシーズンの導入により、Jリーグはスポンサー収入の増加などで10億円以上の増収を見込んでいるとのことです。


このあたりの数字は前述の大手代理店がはじいた数字だと思うのだが、数字の正否についてはなんとも言えない。ただ、「増加」の分、普段のリーグの入場者数は減るだろう。なぜなら、リーグの価値は下がる可能性が非常に高いからだ。普通に考えて、二分割されるので半分以下になるし、実際はそれ以上に価値が下がると思われる。リーグ戦の価値が下がれば、各チームのスポンサー料も減額されるだろうし、代理店が机の上で弾きだした増収「だけ」の幸福な未来があるとは思えない。作用があれば副作用があって、あぁ、代理店が提示した目先の数字に騙されたな、と思うばかりである。

年間の観戦数がゼロ回の人を1回にできるかどうか、Jリーグ側はそこを意識しているはずです。


この推測が正しいかどうかはわからないけれど、もしゼロを1にすることを中心に考えているとしたら、Jリーグは馬鹿である。ビジネスをやっている人間であれば、ゼロを1にすることと、1を2にすることとを比較した時、どちらが大変かは良くわかっている。新規顧客を得ることは、リピーターを得ることよりもずっと難しい。だから、普通のビジネスの感覚の持ち主なら、来てくれた人たちの満足度をアップさせようと考える。こういう感覚を持っていない事業者の代表例はドコモ、au、ソフトバンクといった携帯キャリア各社で、MNPでの顧客確保に専心して、既存顧客へのサービスをないがしろにしている。だからこそ、一度確保した顧客が他社へMNPしてしまうという現実があるのに、そこへ配慮が至らず、結果として消耗戦を展開している。こういう頭の悪い経営戦略は得てして古い体質の企業に散見されるのだが、新しい体質だったはずのJリーグがそれに舵を切るというのなら、リーグのお先は真っ暗である。すぐあとのセンテンスでこのブログの著者は「その意味で、現在のサポーター側からの主張は基本的に的外れです」と書いているけれど、的はずれなのはこのブログの著者の方である。もちろん、ゼロを1にすることも考えるべきだ。しかし、それがオンリーワンではなく、たくさんある方策のうちの1つであるはずだ。そして、数ある方策の中で、プライオリティは低い方に属する。

まず第一に簡単なのが、日本で最高の選手の何人かが日本に残っているという状況を作ること。


頭が悪すぎる。日本で最高の選手が日本に残っている状況は、今後も起きることはない。そうなるためには、プレミアよりも、セリエよりも、ブンデスよりも、リーガよりも、Jリーグの価値が上になる必要がある。その可能性はゼロではないけれど、そのためには日本の社会がもっと活性化する必要がある。お金で海外の有力選手をかき集めることができるようにならなければ実現しない。これはJリーグだけではどうにもならない。そして、実現の可能性は非常に低い。日本のJリーグは、所詮は海外へのステップアップのツールに過ぎない。しかし、それで何が悪い。Jでステップアップし、代表で活躍し、海外に出て行く。海外での活躍が難しくなったら、日本に戻ってくる、というキャリアパスで全く問題ない。今のマリノスでは俊輔がそういうキャリアパスを経て活躍してる。むしろ、Jリーグが目指すべきは、高齢の選手がきちんと体をメインテナンスできて、長いリーグ戦でコンディションを維持できるような施設を、マリノス以外のチームも持つことだろう。マリノスにおいて中澤や俊輔、あるいはドゥトラのような高齢の選手がコンディションを維持している点は、もっと高く評価されるべきだ。「30代後半になってもプレイの質が維持しやすいハードが整っている」となれば、日本選手のみならず、かつてのジーコやスキラッチ、リネカーといった超有名選手がキャリアを終える場所として日本を選ぶようになるかもしれない。「ロートルが来てくれても」と思うかも知れないが、彼らに日本を気に入ってもらえば、それがパイプとなって、もっと若い選手がやってくるかも知れない。あるいはピクシーのように、Jチームの指導者として活躍してくれる可能性もある。治安とか、サポーターの質とか、日本が海外に誇れるものは色々とあるはずで、それは来てくれなければわかってもらえない。

日本において飛び抜けたビッグクラブが必要だと思います。


的はずれな記述ばかりの記事の中で、唯一とも言って良いほどにまともな記述がこれ。しかし、そのあとがいけない。

「このクラブを出て、欧州の中堅クラブになど行けない」「欧州CLに出られないクラブに移籍する意味ナシ」と思われるクラブ


こんなクラブなんか、今後も日本には現れない。妄想である。巨人からだって、松井のようにメジャーに選手が流出するのが日本の立ち位置。野球にしても、サッカーにしても、日本はナンバー1ではない。そして、近い将来、日本がナンバー1になる可能性は非常に低い。こんなことは、野球ファン、サッカーファンなら誰でもわかっているはず。ビッグクラブが必要、という古くから言われている正論を引っ張りだしたまでは良かったけれど、自分で真剣に考えたアイデアではないから、こういう消化不良な考え方でボロを出す。

「ACLを獲る」という前提でシーズンに臨める規模感は必要


これも、サッカーというものをわかっていない。サカつくをやればわかるけれど(笑)、チームを強くするためにはお金が必要。日本のチームだと選手の年俸総額はせいぜい10億円(浦和レッズ10億6,800万円、横浜F・マリノス9億1,050万円など)だけど、中東や中国のチームは30億円だったりする。広州など、リッピ監督の年俸だけで10億円と言われている(ちなみに上を見ればきりがなくて、メッシの年俸はひとりで45億円、クリロナで39億円である)。高い年俸を払うだけの経済的ベースが日本という国自体に存在しないので、ACLという場においても、今は決勝トーナメントに進むのがやっとという状態だし、この状況は恐らく今後も変わらない。そして、それはJリーグだけで何とかできる問題ではない。

「2ステージ制反対」と同時に「南米選手権には出るべき」という声があがらないとおかしい。


あがってるでしょ。
【サッカー】2015年南米選手権(チリ)招待も…日本サッカー協会・大仁会長「非常に日程的に厳しい」
http://www.calciomatome.net/article/373499425.html

3.11のせいで出場をキャンセルせざるを得なかった日本に対して非常に好意的なオファーを出してくれているわけで、出場できるなら出場したいのは山々だし、それに対して日程的にベストメンバーを組めそうにない状況も理解可能だ。ただ、この話は2ステージ制とは基本的に無関係。大体、この話は代表戦についてであって、代表戦はいつも満員だし、地上波放送もある。言及すること自体無意味である。

その後、突然ジブリの話になって、アフィリエイトにこじつけるあたりで「何だかなぁ」という感じになってくる。

「いつも行っているヤツがあと3人ずつゼロ回の人を連れてくる」など、自分たちで考え、行動できる範囲のもので。そうやって楽しそうな空間を作ることが、客にできる「2ステージ制反対運動」だ


言われなくても、少なくともマリノスサポはやっていると思う。他のチームは知らないけれど。

嘆いても怒っても、大会方式が変わることは決まったこと。


反対派は、まだ変えられると思ってるんじゃないかな。可能かどうかは、僕にはわからないけど、反対運動を続けることが全く無駄だとは思わない。

このエントリーからは「Jが決めちゃったんだから、従うしかないでしょ」という、日本人の官僚(支配受容)主義臭がプンプンする。また、2シーズン制の妥当性が全く論じられていない。的はずれな上に、無理やりなアフィリエイトである。こういうウンコ記事を素晴らしいと賞する感覚が理解不能である。

サポーターたちは2ステージ制・プレーオフ導入に否定的な理由は、一義的にはJが向いている方向がサポーターではなく代理店とテレビ局だからで、その結果、リーグの価値そのものが低下することが危惧されるからである。せめて、Jの姿勢は「今のままでは2ステージ制への移行やむなしである。それを回避すべく、みなさんのアイデアと行動をよろしくお願いします」であるべきだったと思う。

多くのサポーターたちは、まだ諦めてはいないはずだ。今まで自分たちがサポートし価値を作り上げてきたものを、みすみすダメなものにしたくないという考え方は十分に理解可能である。

Jの仲間は、広告代理店なのか、それともサポーターなのか、という話に帰着するわけで、2ステージ制はサポよりも代理店を選んだということのように見える(あるいは、本能的に感じ取れてしまう)ところが、2ステージ制移行が支持されない要因だろう、というのが僕の見方である。  
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2013年09月21日

怪盗グルーの月泥棒

今週末公開の怪盗グルーを観るにあたり、予習の意味も含めて前作をBDで鑑賞。

DespicableMe


冒頭からグルーがすげぇ悪い奴でかなり笑える。アニメの質もなかなかだし、脚本がかなり練られている。ただ、僕たちは子供の頃に全く同じような趣向の「八時だよ!全員集合」を見て育っているので、新味はそれほど感じられない。カトーちゃんや志村が演じていたドジな部下の役を、この映画ではバナナから作られた「ミニオン」が分担している。この、ミニオンが非常に良い味を出している。

すげぇ悪者、可愛い子供たち、そしてドジなミニオンのバランスが絶妙で、かなり笑える。子供の映画にしておくのはちょっともったいない。

評価は☆2つ半。

特典映像のショートムービーも結構笑える。


  
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2013年09月20日

エリジウム

elysium


コロニーを建設して、超富裕層がそこで暮らす2150年ごろが舞台。エリジウムへの移民を夢見ている貧乏人たちを中心にしたドラマを、マット・デイモンとジョディ・フォスターが濃密な演技で見せる。ということはまったくなくて、パワードスーツに身をくるんだ(?)男たちの闘いを描いたアクション映画である。薄っぺらいドラマではあるものの、映画に求められるものはきちんと提供していると思う。ラストは好みが分かれるところだとは思うが、多少の御都合主義に目をつぶるなら、大きな破綻なく、飽きさせずに最後まで突っ走っている。でも、個人的にはスタートレックの方がずっと好き。

一番のネックは、ダウンロードが終わった時にあんなことになってしまうモードが存在すること。なんのためって、単に映画を終わらせるためぐらいしか思い付かない。

評価は☆1つ半。  
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2013年09月19日

吉野鮨












































  
Posted by buu2 at 19:20Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

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東条香澄 個展

銀座の万画廊で開催中の東条香澄 個展を見てきた。

版画というとデジタルな感じがするんだけど、東条さんの作品はアナログなものが多い。こういうエアブラシみたいな表現が版画でできるって知らなかったんだけど、なんか、科学的な反応を使うとできるらしい(詳細は不明(笑))。あと、版画って、刷ったら、予定数以上量産できないように、版をぶっ壊すらしいんだけど(自分でやったことがないので伝聞情報)、こういう科学的な奴は放っておいてもすぐに刷れなくなるらしい(豆知識)。それと、普通、版画だと5とか、20とか、複数プリントするものが多いんだけれど、東条さんのは一品物も結構たくさんあって、複数を作るのが目的ではなく、表現の手法として版画という手段を利用しているみたい。

個人的にはメダカ飼育者としても「medaka」という作品が気になったんだけれど、いくら見ても、メダカがいない。あれ?と思ったら、「いかにもメダカがいそうな空間」を表現しているとのこと。なるほど。

以下、全作品(多分)を写真で紹介(今回は安いレンズしか持っていなかったので、普段より一層ショボイ写りかも知れません)。どれがmedakaだか、わかるかな?





























































美術作品を撮影してブログに載せる時はいつも思うんだけど、作品の魅力の30%ほども表現できていないのが残念。僕のカメラの腕がアップするのを待つよりも、万画廊に行ってみるのが良いと思う。すごく感じの良いさっちゃんか、シャープな美人の愛さんがにこやかに迎えてくれると思います(^^ ほんと、立ち寄るハードルの低い画廊なので、「行ったことない」という人でも安心です。

会期:2013年9月14日(土)- 9月22日(日)
開廊時間:11:30−19:30 / 最終日は17:00終了/会期中無休
〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目23-2 GINZA 上野ビル1F(ラ・ベットラのすぐそばです)  
Posted by buu2 at 09:21Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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2013年09月18日

月もお年ごろ


  
Posted by buu2 at 18:15Comments(0)TrackBack(0)Nikon D7000││編集

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2013年09月17日

東京オリンピックの開会式の演出は誰がやるのか(予想)

このあいだテレビを見ていたら、東京オリンピックの開会式の演出を誰にやらせるのが良いか、というアンケートをやっていた。候補は宮崎駿、北野たけし、宮藤官九郎、あと、誰だったっけ?これを見て、えーーーーーっ???と思ったので、ちょっとネットで調べてみたら、こんなアンケートもやっている。

東京五輪決定! 開会式の総合演出は誰にしてほしい?
http://number.bunshun.jp/articles/-/680533/feedbacks?title=%23%E5%8C%97%E9%87%8E%E6%AD%A6%23%25&sort=recommend&per_page=10

あのさ、まずクドカン。そりゃぁあまちゃんはヒットしているけれど、お前ら、今までの彼の実績をちゃんと知ってるのか?大人計画の舞台とか、見たことあるのかよ??そりゃ、岸田國士はとってるけど、まだまだ一発屋の領域を出ていないわけで、7年後にどうなっているのか、何の保証もない。

#ちなみに僕は一品物(世界に一つ)松尾スズキデザインTシャツを持ってます。
https://livedoor.blogimg.jp/buu2/imgs/b/4/b45c003f763a97b6f607.jpg

ビートたけしだって、映画は監督できるだろうけれど、舞台の演出はどの位やったことあるのよ。少なくとも、僕は見たことないよ。

挙句、宮崎駿って、そりゃ、五輪期間中毎日日本のクリエイターが作るショートアニメを一本放送するとかなら話はわかるけど、生身の人間を演出したことあるの???

蜷川幸雄はもういい加減年でしょ。今でも77歳だよ?死んじゃっているかも知れないじゃん。坂本龍一は音楽で協力する可能性は高いけれど、総合演出って感じじゃないよね。大友克洋、庵野秀明、村上隆あたりは全部宮崎駿枠だよ。

#てか、毎日1ショートアニメとかはすごく楽しそう。手が遅い大友克洋も今からなら十分間に合うはず。

秋元康は可能性ありだけど、作詞や企画はともかく、監督・演出はどうなの?あと、浅利慶太はもう長野でやったじゃん。

野田秀樹しかいないでしょ。なんで名前が出てこないの?東京都歴史文化財団が運営している東京芸術劇場の芸術監督だよ?歌舞伎界とも連携できて、優秀な俳優も何人も使ってきている。遊眠社時代にエジンバラで公演をやっているし、野田地図になってからも海外で赤鬼とか、THE BEEとかやってきている。イギリスからは名誉大英勲章ももらっている。3.11の時はちょうど芸術劇場で「南へ」という芝居をやっていて、「劇場の灯を消してはいけない」というリリースを出しつつ、東京と東北の架け橋の役割を果たしてもいる。

参考:「劇場の灯を消してはいけない」(野田地図)
http://www.nodamap.com/site/news/206

年齢的にも7年後なら65歳、大御所でしょ。

対抗馬が見つからないぐらいにガチだと思うんだけど、そんなことないの?  

スター・トレック イントゥ・ダークネス

startrek


スター・ウォーズの次期三部作の第一作目の監督に決まっているJ・J・エイブラムスの最新作。2D字幕版での鑑賞。前作の感想はこんな感じ。

スター・トレック
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/50837535.html

話の中心はカークとスポックという、動と静の相容れない人間同士の葛藤。これに、強化人間カーンとの戦闘が絡んでくる。とはいえ、ダークナイトシリーズほど濃密に人間の内面を描いているわけではなく、そのあたりのさじ加減が僕にはちょうど良かった。適度なリズム変化をつけながらテンポ良く最後まで一気に駆け抜けていくスピード感ある脚本が見事である。もうちょっとユーモアを充実させてくれたらもっと良かったと思うけれど、それでもところどころ、くすくす笑ってしまう場面がある。

映像も凄い。もう世の中はカネさえあれば何でも表現できる時代なので、「特撮が凄い」などと褒めることは滅多にないのだが、それにしても、艦の重量感が凄い。宇宙空間以外でのエンタプライズ号たちの偉観だけで、うわー、こりゃすげぇ、となる。

放射線被曝のくだりはちょっと違和感のある始末の付け方だったけれど、あんな馬鹿でかい宇宙船が建造される時代なら何でもありかも知れない。

評価は☆3つ。

ところで、以前から何度も書いているのだが、大泉のT・ジョイは音が大きすぎてうるさいレベル。管理者が難聴なんだろうか。新座のシネプレックスはちょっと小さいかな、と感じるので、それと比較してはフェアでないのだが、シネ・リーブルを筆頭にしたテアトルシネマグループの一連の映画館はもちろん、T・ジョイと同系列のバルトなどに比較しても大きいと思う。なんであんな大音量なんだろう???  
Posted by buu2 at 13:25Comments(0)TrackBack(0)映画2013││編集

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燃費

b7b1f185.jpg
4497
  
Posted by buu2 at 00:50Comments(0)TrackBack(0)TIIDA││編集

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2013年09月16日

今日の夕景

昼から夜に変わるいつもの時間











  
Posted by buu2 at 18:19Comments(0)TrackBack(0)今日の富士山││編集

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ラーメン屋絨毯爆撃 山手線編のあとがきから抜粋

東浩紀さんが嘆いていた。




僕は一本気やいち川の例をひくまでもなく、そういう活動をずっとやってきていると思うので、一応反論だけしておいた。最近だと、「ラーメン屋絨毯爆撃 山手線編」のあとがきとかがそれに類するところだと思うので、あまり気がすすまないけれど(書籍を買っていただいた方に申し訳ないので)、抜粋して掲載しておく。

今回のあとがきでは、特別に味以外のエピソードを紹介したい。

その日、私は別の仕事で都内にいた。ちょっと仕事が片付かず、昼ご飯というには少々遅すぎる時間になってしまった。近所に美味しいお店がないかな、と、宿題店リストを探してみたところ、ギリギリで閉店前に到着できそうなお店がある。その日は昼だけの営業で、歩いて約20分程度である。私は大急ぎでその店に向かった。幸い、閉店の一分前に到着した。暖簾は出ていないけれど、営業中の札が出ている。お店に入り、まだ良いですか?と声を掛けると、まだ若いご主人(多分)は良いですよ、と応えながら、札を準備中へとひっくり返した。

店の中には、体調が悪そうな老人のお客さんが一人、のんびりとラーメンを食べている。私は注文を済ませ、いつものようにラーメンを待ち、そしてほどなく完成したその店の今日最後の一杯を食べ始め た。その頃、先客のお爺さんはラーメンを食べ終えて、待合の席に移動して一休みしていた。良く見ると酸素発生機のようなカートを持っていて、どうも呼吸器系の障害を持っているようだった。お爺さんはしばらく休んで体力が回復したのか、重そうに腰をあげた。すると、それを見ていたお店のご主人が厨房から出てきて、お爺さんのカートを持ち、「段差があるので気をつけて下さい」と言いながら、お爺さんを送り出した。

お店の名前は「にじゅうぶんのいち」、2012年10月オープンの新しいお店である。




あと、参考で、いち川についての過去エントリー

いち川
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51070518.html

今日のいち川
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51284528.html

東武東上線沿線に住んでいる人間がおさえておくべき3大スポット
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51312187.html

総統閣下はお怒りです「食べログ暗殺計画」
http://blog.livedoor.jp/buu2/archives/51315349.html  
Posted by buu2 at 11:53Comments(0)TrackBack(0)Amazon││編集

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大統領の料理人

LES SAVEURS DU PALAIS


個人的に料理の映画は好きなので、この作品も台風接近の中、無理して観てきた。

田舎の女性料理人がフランス大統領の専属シェフになって・・・という内容。特にこれといったひねりはなく、ちょっとしたエビソードの羅列で進んでいく。ただ、それがつまらないということはなく、そのあたりは演出や演技が良いからだと思う。

ただ、今と過去を細切れにして行ったり来たりする構成はどうなのか。過去と現在の落差を描いて、観る側に「なぜ?」という思いを起こさせるのは良いのだが、その疑問に対する回答が今ひとつなので、ここまでもったいぶらなくても、と思ってしまう。また、牡蠣のエピソードなどは尻切れトンボで終わってしまい、あれ?という感じである。元々は存在した場面を編集でカットしたのだろうか?

主人公の女性は、安定志向で、根性論が前面に出がちな日本人の文化にはイマイチフィットしない生き方だと思うのだが、能力のある人なら、ひとつの場所にしがみつかず、その場その場でベストの場所を追い求めていくという人生も一つの選択肢であって、僕みたいに転職を繰り返している人間には共感するところが多い作品だった。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 01:37Comments(0)TrackBack(0)映画2013││編集

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2013年09月15日

おじゃったもんせ

最近は渋谷で飲み会というと、ほぼほぼここ。駅から遠いこともあって、席を確保しやすいのが良い。ただ、看板ツートップのひとつ、もも焼きが早い時間に売り切れというのは、うーーーん。



















店名 おじゃったもんせ
TEL 03-3780-6737
住所 東京都渋谷区道玄坂1-17-12 野々ビル 1F
営業時間 [月・火・日・祝]18:00〜24:00(L.O.23:00) [水〜土]18:00〜翌4:00(L.O.翌3:00)
定休日 無休  

2013年09月14日

宇都宮餃子

サミットで宇都宮餃子なるものを売っていたので、ちょっと買って焼いてみた。




悪くないけど、やはり自作の餃子には及ばない。  
Posted by buu2 at 21:48Comments(0)TrackBack(0)料理││編集

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総統閣下はお怒りです「毒舌!日の出テレビキャスターぶったぎり」

昨日の「総統閣下はお怒りです」が大好評だったので文字起こししようかな、と思いました。



17分20秒ごろ
昨日起こった話。昨日、日の出テレビで、なんとか報告会みたいなのを臨時でやります、みたいなのが流れてきて、フェイスブックでお知らせが来たんで、なんだろう、と思って、見たわけです。そうしたら、福田さんと山下さん、このあとの(番組の)山下さんが、二人で出ていて、それに対して大学生の男性と女性が二人いて、なんかね、大学生が、福田、山下に質問するという構成で、始まったんですね。

18分10秒ごろ
あーなんだろうなーとか思いながら見ていたんです。そうしたら、学生が「政治家が多すぎるんじゃないか」と、国会議員が。国会議員が多すぎるんじゃなかろうか、と問いかけをした。で、それに対して、福田峰之さんが、「いやぁ、多すぎる多すぎると言ったって、もう大変なんだよ。じゃぁ、何人だったら良いって言うの?」と学生に聞き直したんですね。聞き直されて、学生が「いやぁ、わかりません」っていう風に答えたんだよね。本当に頭が悪いな、こいつら、と思ったんですけどね、国会議員が多すぎる700何十人いるの?700今、500人足す250人?750人ぐらいいるの?もうちょっと少ないか(正確には722人かな?)。
(コメント朗読:昨日、福田山下コンビ?見てなかった)
見てなかった?残念でしたね。僕は見ましたよ、途中まで。途中で嫌になってやめたけど。でね、その放送(の録画)さ、公開されてるのかと思ったら、日の出テレビは録画は全部公開するっていうのがルールなんだけど、どこにあるんだろうと思ったら、どっかに隠されちゃってる(笑)。ないんだよ、あれ?とか思って、生放送だけか?みたいな。まー、あとでちょろっと出てくるかも知れないんだけど、ないんですよね。僕的にはクライマックスは今言った、
「国会議員が多すぎるでしょ!」
「多すぎるっていうなら、何人だったら良いんだ!」
「わかりません」
みたいなところが僕的にはクライマックスで、あのね、本当に馬鹿だなと思ったんですけど、この学生というのが、山下さんの事務所にインターンシップに来ている学生だっていうことなんですよね。で、僕、もともとインターンシップっていうのは大嫌いな人間で、あの、僕も元大学教員なんで、大学で教える人間の端くれなわけですよ。

20分40秒ごろ
僕たち、そういう先生も色々よ。大学の先生も色々います。で、大抵の大学の先生はろくでもないんだけれど、僕はちゃんと教えてたからね。で、きちんと授業計画を立てて、こういう風にやりますって、もともとシラバスっていう授業計画を作るんです。まっとうな大学なら絶対(教師に)作らせます。それを生徒にも公開して・・・

だめだ。力尽きました(笑)

以下、ダイジェストで。

◯インターンシップがうまくいくわけねぇーだろ
◯悪いのは山下横浜市会議員の事務所
◯全国学力試験の結果を公表すべきと発言した福田衆議院議員について
◯山際、山下、福田、草間の通信簿
◯候補者を有権者が選ぶ予備選挙という私案
◯草間横浜市会議員のダメなところ
◯山下市会議員のダメなところ
◯山際衆議院議員のダメなところ
◯放送で取り上げた情報の出典について
◯日の出テレビがつまらない理由
◯腰が引けている日の出テレビのキャスター達
◯朝まで生日の出テレビ

続きは動画で!!

  

2013年09月13日

料理と勉強における共通のコツをわかっていない人々

最近、数人の「料理を始めた」という人(ほとんどが30代)と話をしたのだが、「どうやって料理しているんですか?」と質問すると、みんなから「クックパッドを見て」と判を押したような返事があった。そのたびに、僕は「本気で上手になりたいと思うなら、クックパッドを使うのはやめなさい」と言っている。クックパッドがダメなサイトなのではない。料理の初心者には向かないサイトなのだ。料理には、料理の理屈がある。たとえば、煮物を作るときに具材を同じくらいの大きさに切るのはなぜか。ぶり大根を作るときに米のとぎ汁を使うのはなぜか。ゆでたまごを作るときにお湯に塩や酢を入れるのはなぜか。砂糖と醤油を使う料理では砂糖を先に使うのはなぜか。これらのコツの背後には理屈がある。それは汎用的な理屈なので、他の料理にも応用がきく。一つの料理を作るときの知識(=コツ)が、他の多くの料理のベースになるのである。ところが、クックパッドでは、そういう理屈が理解できない。なぜなら、一つの料理を上手に仕上げるための知識しか掲載されていないからだ。

クックパッドは、料理を上手に作るためのサイトで、料理が上手になるためのサイトではない。

もちろん、料理をするたびにクックパッドを見れば、そのたびに上手な料理をつくることはできる。しかし、クックパッドがなければ何もできなくなってしまう。これでは、クックパッドの達人ではあっても、料理の達人ではない。

だから、僕は、料理の上達を志している初心者には、クックパッドを見るのはやめて、「調理以前の料理の常識」や「「こつ」の科学-調理の疑問に答える」といった本を読むことを勧めている。これらの本に掲載されている知識が身について初めて、クックパッドは便利なサイトになる。

 

#そういう知識の他に、包丁の使い方などの慣れや経験の部分、包丁や圧力鍋といった道具に関する知識の、合計3つの要素で料理の腕は構成されている。

料理の上達に必要なのは、目の前にある「オムレツを作る」という課題を解決することが重要なのではなく、オムレツを上手に作るために必要な知識(=コツ)を整理しつつ身につけ、そこで得た知識を親子丼や餃子を作るときに利用する、といったことだ。そして、この考え方は普段の勉強でも同じである。僕が料理を始めたのは5年ぐらい前だと思うのだが、その習得にあたって、普段の勉強の方法をそのまま適用した。基本と、理屈をきちんと勉強して、最短ルートで上達してきたと思う。おかげで今では多くの人から「料理が上手な人」と思われている。

勉強も、料理も、上達のコツがあって、これを理解している人が良い成績を出すのである。高校までの物理などは覚えるべきコツが非常に少ないので、ちょっとしたきっかけであっという間に成績上位者になることができる。数学や料理はもうちょっとコツの量が多いので、要領だけでは解決しないところもあるのだが、それでも、闇雲に問題を解くよりも、「この問題の背後にあるコツはなんだろう」と考えるほうが、成績が上がってくる。こうしたコツとか、コツの重要性を伝えることが上手な人間が、「教えるのがうまい人」なのだ。

ここまで書いてきた内容は、過去にこのブログで何度か書いていると思うのだが、改めてここで書いたのには理由がある。昨日、日の出テレビで特番があって、学生が政治家に質問するという企画だった。学生は自民党の横浜市会議員の事務所にインターンシップに来ているそうで、政治家の事務所で何を勉強したのか、興味津々で番組を見ていた。そして、驚いたことに、インターンシップが全く役に立っていないことをネットを通じて全世界に発信していた。これは、学生の質が低かったこともあるのだろうが、教える側にも問題がある。いや、学生の能力が低いのは仕方がない。より大きな問題は、ただただ経験を積ませれば良い、知見を広めれば良いと考えている、教える側にある。

ただ、政治家も、政治家の事務所のスタッフも、教育のプロではない。だから、インターンシップで政治家の事務所に行っても学生のレベルがアップしないのは仕方がない。そこでのインターンシップでは、クックパッドで料理を学ぶようなことをしてしまったのだろう。はっきり言えば、単に時間の無駄、非効率な勉強だったのだと思う。インターンシップは、本当にくだらない制度である。いや、もちろん、全てのインターンシップが無駄なのではない。きちんとシラバス(=学習計画)を作ってインターンシップを実施するなら、効果も期待できるし、効果の検証も可能だ。逆に、それがないなら、時間の無駄である。今回、政治家の選挙事務所で、こうした計画的な教育をやっているのか、甚だ疑問である。

では、このインターンシップが全く無駄であることがなぜわかったのか。それは、学生が政治家に質問するという企画の中で執り行われた、次のようなやりとりからである。

学生「日本は政治家の数が多すぎるのではないですか?」
福田峰之衆議院議員「多すぎるとすれば、何人なら良いのですか?」
学生「わかりません」


(動画では10分あたりから)

このやりとりだけで、学生のレベルの低さと、これまで政治家の事務所で行われたインターンシップの無駄さ具合が一目瞭然である。なぜ、この学生は「政治家の数が多すぎる」と考えたのか。考えたのではない。単に、誰かが問題にしているのを見て、知識として得て、それを政治家に伝言したに過ぎない。自分が抱えている疑問ではないのである。それは、彼には適正数に関する知識が全くないことからわかる。自分が考える議員の適正数がまずあって、それと現状を比較して、初めて「疑問」となる。こんなことは小学生でもわかることだ。ところが、自分が考える「適正数」が存在せず、突然「疑問」が発生する。そのおかしさに、学生自身はもちろん、質問された政治家も、会場にいた聴衆も、誰も気が付かない様子だった。

あまりの低レベルっぷりに唖然としつつ、ネットを通じて、米国の人口、米国の政治家数と、日米の(人口)/(政治家数)の比較、および米国と同じ比率にした場合の日本の政治家数(現在の約3分の1)をコメントしてみたのだが、それは助け舟にならず、学生からは何のコメントもなく議論が別の話に移ってしまった。本来であれば、いくつかの間接民主制(=議会制民主主義)の海外事例を調査し、各国における議員数に関する議論の状況を踏まえ、我が国の議員数を考察し、その上で「人数が多すぎるのではないか」という問題提起にいたり、議論になるはずである。ところが、その全てがすっ飛ばされて、「多すぎませんか?」「じゃぁ、いくつならいいの?」「わかりません」では小学生レベルの会話である。

教える側も、教わる側も、そしてそれを現場で見ていたであろう観客も、教育という視点ではドシロウトだったということだ。こんなインターンシップが成功を収めるわけがない。学生がどこの大学なのかは知らないが、大学の本分である「教育」を、インターンシップの名のもとにこういったドシロウト軍団に丸投げしているのもどうかと思うし、それを請けてしまう政治家の事務所もどうかと思う。また、全世界に馬鹿を晒すことになってしまった学生が気の毒だとも思う。

教育とは何なのか、もうちょっと真摯に考えるべきだ。教育のための勉強をせず、教育の経験もなく、有権者の意見をヒアリングしているだけで教育の専門家になれるのかと言えば、絶対に違う。

残念ながら、今の政治家はこんな、有権者へのヒアリングをしていれば知見が身につくと考えるような人物が多いのだろう。だから、自分と同じように、現場を見ていれば知見が広がる、それが教育になると勘違いしている。今回、インターンシップを任された政治家の事務所は、オムレツのレシピを与えて、それを作らせているだけなのだ。残念ながら、こんなものは教育とは呼べない。

今回の放送を通じて、大学の無責任っぷり、インターンシップ先の不見識ぶりがわかってしまった。どこの大学かは調査中だが、このインターンシップを実施した大学は、その偏差値とは無関係に、間違いなく三流大学である(追記:慶應大学でした。過去に慶應理工学部1系に合格しましたが、東工大に進学しました。行かなくて良かった)。そこを卒業した学生たちはお先真っ暗だと言わざるを得ない。学生の質が低いのは、当然ながら教育の質が低いからである。本当に優秀な学生なら、教育の質が低くてもきちんと独学で勉強できるが、そんな優秀な学生は東大でも一握りというのが僕の印象である。日本の大卒がダメだという話は良く耳にするが、その原因の多くの部分は当然ながら教える側にある。今回の放送ではそれが明らかになった。

残念ながら、大学という高等教育における「「コツ」の科学」のような書籍を見たことがない。おそらく、多くの優秀な教師の個人的な経験知として分散して存在し、そして彼らが教育の現場から退場していくと同時に失われてきたのだろう。僕自身は教育の現場から退場して5年ぐらいが経っているので、今の現場の状況は全く知らないのだが、例えば教科ごとのシラバスは、複数の教員によってバージョンアップさせていくという作業が行われているのだろうか。僕が教員をやっていた時は、そういう作業は皆無だった。では、これからはどうなのか。もしかしたら、すでにそういう作業は実施されてきているのかも知れない。ただ、今回のインターンシップをやった大学では、行われていないのだと思う。やっているなら、今回のような、異常なまでの低レベルのやりとりは回避できたはずだ。あるいは、大学がダメでも、ちゃんとした教育者がこのインターンシップに関与していれば、こんな醜態を晒すことは避けられたはずである。

幸いにして、今回は政治家の目前でやりとりが展開された。このやりとりから、政治家たちが、大学やインターンシップが抱えている問題点を抽出できるかどうか。このあたりから、日本の将来が変わってくるかも知れない。今回、生贄になった学生たちは気の毒だが、それを無駄死ににするか、しないかは、政治家にかかっている。それは、来年のインターンシップを見ればわかるだろう。ただ、事務所が今の体制のままでインターンシップを受け入れるとすれば、結果は今年と同じになる公算が大きい。


#料理の上達法に興味がある人はこちらもどうぞ

クックパッドがなぜ料理上達の障害になるのか
http://buu.blog.jp/archives/51428706.html  
Posted by buu2 at 22:51Comments(0)ネットウォッチ││編集

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2013年09月12日

あっという間に祝 東京オリンピック2020開催

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もう、お祝いモードに変更されていた。  
Posted by buu2 at 13:50Comments(0)TrackBack(0)オリンピック││編集

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新開場記念 新作歌舞伎 陰陽師 滝夜叉姫




演目は知っていたけれど、そのまんま夢枕獏の原作ものだった。歌舞伎になっても本の雰囲気はかなり再現されていたと思う。特に葉二(はふたつ)が実際の音として表現されていた点はさすがに歌舞伎という感じである。映画にもなった陰陽師だけれど、漫画よりも、映画よりも、歌舞伎のフォーマットがフィットすると思う。

今回は3階の最前列での鑑賞だった。




役者の評価は染之助◯、勘九郎◯、七之助◯、菊之助◎、愛之助◎、海老蔵△、松緑◯、亀蔵◎といった感じ。何より残念だったのが海老蔵演じる平将門の迫力のなさで、声が全く届かない。他の役者たちの声はきちんと聞こえるのに、何かぼそぼそ語っているようにしか見えない。加えて、動作に貫禄がない。その将門が重要な役なので、全体が腰砕けしてしまった感がある。これ、もうちょっと前の方の席で観ればまた違った感じなのかな?でも、3階席でも6,000円なんだけど・・・。あと、染五郎と勘九郎の晴明、博雅のコンビはまぁありかな、と思いつつも、20年の時間の経過が演技からほとんど感じることができず、そこはもうちょっと何とかならないものかなぁ、と思った。

余談だが、僕は原作本も漫画も読んでいるので問題ないのだが、普通の歌舞伎ファンの人たちが見て、式神とか、理解できるんだろうか。


  
Posted by buu2 at 13:43Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

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2013年09月11日

iPphone発売!!

日経のデルデル詐欺もこれで終了か、と思うとちょっとさびしい感もあるのですが、ようやくdocomoもiPhoneに参入のようで。docomoのiPhoneのつながりやすさとか、どうなんですかね???他の携帯と同じ程度にはつながるんですかね?ま、そんなこんなの状況がわかってきたところで、docomoかソフバンにMNPしたいと思いますが、本題は誤植です。

ipphone


出典は朝日新聞のサイト。

新型iPhone、ドコモへの供給表明 20日に発売
http://www.asahi.com/business/update/0911/TKY201309110001.html  
Posted by buu2 at 09:32Comments(4)TrackBack(0)誤植││編集

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2013年09月10日

FF XIがすっかり賞味期限切れとなっていた

3.11の前ぐらいまで結構な頻度で遊んでいたファイナルファンタジー11だけど、その後忙しくなったこともあって、全くログインしていなかった。昨日、超久しぶりにログインしてびっくり。おでんサーバーはすっかり過疎化が進んでいて、ジュノにいても全くシャウトが流れてこない。ちょっとだけ東サルタバルタに出て様子を見てみたけれど、人影がほとんどない。友だちがいないかな、と思ってサーチをかけてみても、誰もひっかからない。LSのパールを4つ持っていたので、とっかえひっかえして様子を伺ったのだけれど、人っ子一人いない。

僕はヴァナではAmidalachanだったけれど、からくり士をメインジョブにしつつ、芸人をやっていた。へっぽこ団というからくり士の協同組合を設立し、不遇なジョブであるからくり士をもり立てるべく、あちこちの戦場に慰問にでかけたりしていたのだが、今はどこの戦場も過疎っているようだ。こんなんでビシージとか、勝てるんだろうか、と心配になったけれど、アトルガンまででかけるのも面倒くさい。

「このゲームはどうやって終わらせるんだ。やめると言い出したら反対運動が起きて収拾がつかなくなるだろ」と思っていたFF XIだけど、こんな感じで、ほとんど反対されることなくひっそりと終了していくんだなぁ、と思った。

へっぽこ団のみんな、Ukkoさんとか、Aprilyukiさんとか、元気にしているのかな????

今度、ちょっとログインして記念撮影をして、それを最後にアカウントを消そうかな。  
Posted by buu2 at 19:14Comments(0)TrackBack(0)ゲーム││編集

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2013年09月09日

晴桜

えーと、この場所は朝霞大勝軒から一慶になって、それがすぐに潰れて、晴桜となった。場所がそれほど良いとも思えないのだが、次々と居抜きで店が入ってくるところは素晴らしい。以下、評価。

13_09_07_3206

名称:晴桜
種類:東京トンコツ(二郎)
場所:朝霞台
注文:ラーメン(並)+ニンニク
評価:6/ABB
2013.9.7
コメント:麺は極太で弱くよりが入ったタイプ。うどんと比較しても大差ないくらいの太さなので、コシは非常に強い。スープの絡みも良く、特に弱点は見当たらない。

スープは豚骨ベースの醤油味で、二郎系。麺の体積を考慮してか、かなり濃い目の味付けだが、バランス的には非常に良い。しかし、食べ進むうちにモヤシから滲みでたと思われる水分によってどんどん希釈されていく。当然、薄味になっていくわけで、このあたりはつけ麺が構造的に抱えている問題と全く同じである。この問題はこの店だけではなく、モヤシを大量にトッピングする二郎系の店に共通のものだが、二郎系の愛好家は、そのあたりには特に問題意識がないのだろう。大量のモヤシ(とはいえ、スーパーで買っても30円ぐらいだと思うが)による満足感を取るか、最後まで美味しく食べることができることを取るか、このあたりは個人の選択だろう。

チャーシューは馬鹿でかい煮豚だが、味付けが悪いわけではないし、処理が悪く雑味が感じられる、というわけでもない。無難に美味しいと思う。

過去の二軒はオペレーションの面で褒められないところがあったけれど、この店は店員の教育がきちんとしていて、食べていて不快に感じるようなことは全くなかった。

僕なら、この周辺で10回ランチタイムがあったとしたら、山猫軒1回、一福鮨2回、となりの蕎麦屋1回、裏のイタリアン1回、ちょっと歩いてヒマラヤン食堂1回、銀1回、おはな3回といった感じで、多分この店には永遠に順番が回ってこないと思うが、二郎系が好きならどうぞ。

店名 晴桜
TEL 非公開
住所 埼玉県朝霞市三原3-1-30
営業時間 (平日)11:30〜15:00 18:00〜22:00 (金、土)11:30〜15:00 18:00〜24:00
定休日 水曜日  

2013年09月08日

ランチとうんちの違い

普通に活字にすると、ランチとうんちの違いはわりとはっきりしている。ところが、普通ではない形で表現されると、その境界がかなり曖昧になる。




これは、正確には「うンチ」と表現すべきかもしれないのだが、どうも、うんちと読みたくなる。価格の数字が落ちているのも大きな要素である。これが800円とかだと、まさかうんちが800円ってことはないよね、と思うのだが、価格がすっぽり抜け落ちているので、あぁ、うんちだから0円か、ということになる。

いや、意外と大事なのは、「ラ」の、角をとがらせることなのかも知れない。ここがとがっていないと、どうしても「う」に見えてしまう。  
Posted by buu2 at 17:14Comments(2)TrackBack(0)日記││編集

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一福鮨のランチ

朝霞台の寿司屋といえば、この一福鮨である。物凄くうまい、というまではいかないものの、少なくともにぎり長次郎とか、がってん寿司とか、スシロー(笑)あたりよりはずっと質が高い。ランチは、1.5でも980円と、価格の面でも決して負けていない。でも、ここまで食べに来る人はいないよね(笑)。



















店名 一福鮨
TEL 048-465-3749
住所 埼玉県朝霞市西弁財1-5-13 岳尾ビル 1F
営業時間 12:00〜14:00 17:00〜23:00
定休日 月曜日  
Posted by buu2 at 17:02Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

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RICOH GR

これまでコンデジはニコンのCOOLPIX P6000を使うことが多かったんだけど、これからはRICOH GRを使う機会が増えるかも知れず、増えないかも知れないのだが、とりあえず、カテゴリだけ作っておいた。


  
Posted by buu2 at 16:35Comments(0)TrackBack(0)RICOH GR││編集

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東京の選出をお祝いするような朝の虹

珍しい。




こっちは朝日。


  
Posted by buu2 at 05:28Comments(0)TrackBack(0)││編集

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2013年09月07日

キャプテン・ハーロック

ヤマトがCGアニメされてなかなかのものだったので、ハーロックも結構期待していて、公開初日に観に行ってきた。同じように考えたのか、40代ぐらいのおじさんがいつになく多い。

さて、映画だが、まずCGアニメのできは素晴らしいと思う。PIXARにすっかり水を開けられていたこの分野だけど、本作はPIXARに見劣りしないできだったと思う。

しかし、残念なのは内容の方である。ヤマトが結構戦闘シーンで楽しめたのに対して、本作の戦闘シーンは全く面白くない。退屈で退屈で、眠くなってくる。戦闘シーンでこんな状態だから、ドラマシーンはもっと退屈だ。CGが凄いなぁ、と無理矢理にでも感心していないと、すぐに意識を失いそうになる。退屈というか、つまらないのだ。小難しい詩の朗読がずーーーっと続いていて、その内容が「俺ってカッコイイだろ?」という感じなのだ。いやぁ、これは辛い。辛すぎる。CGのキャラたちがみんなナルシストなのだ。こんな内容で面白いと感じる人がいるのだろうか?

しかも、である。ハーロックが結構情けない奴だったりするのだ。ひきこもり系というか、根暗というか。うわーーー、カッコイイ〜という感じじゃない。CGは凄いけど。

主要キャラに声優ではなく俳優を起用したのもこの映画の特徴だが、そのメリット、デメリットは特に感じなかった。CGが凄いと、声の演技はあまり気にならなくなるのかも知れない。

それよりも気になったのは、唐突に挿入された意味のないシャワーシーンと、シャワーを浴びながらバク宙する女だったりするのだけれど、あれはなんだったんだろう。全く意味不明である。最新のCGだとこんな表現もできますよ、というアピールが狙いだろうか。

ともあれ、CGの技術が素晴らしいことがわかったのは収穫だった。あとは脚本や演出である。多分この映画は大ゴケする(製作費24億円らしいから、興行収入75億円ぐらいが評価の分水嶺)ので、その反省を次に活かして欲しい。

評価は☆ゼロのところ、素晴らしいCGにおまけして☆1つ。

「この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」の有力候補である。  
Posted by buu2 at 23:32Comments(0)TrackBack(0)映画2013││編集

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2013年09月06日

小春軒

人形町で13:00からちょっと遅めのランチミーティングということで、玉ひでで親子丼を食べようと思ったら予想以上の大行列。次の案件が14:30からだったので、すぐそばにあった小春軒という定食屋さんへ。とんかつなどの油物がメインのようだが、ヒレカツ定食は1,400円程度。「2,000円以下のトンカツはまず間違いなくイマイチ」の法則があるのでとんかつ系の注文は避けて、常連っぽいお客さんが注文していた特製盛り合わせをオーダーしてみた。







盛り合わせの内容はエビ、帆立、白身魚、ヒレカツ、クリームコロッケなどの揚げ物と、カジキの串焼き、イカバタソテーといった豪勢なラインナップ。これにライスがついて1,400円。

ランチとしてはちょっと高めだけれど、味の方はなかなか。なにより、ご飯がちゃんと美味しいのが良い。良質な定食屋さんは、やはりご飯がきちんとしていることが最低要件だと思うのだけれど、この店はちゃんとクリアしていた。

後から来たお客さんがかつ丼を注文していたのだけれど、これが見たことがないような見た目だったので、今度はかつ丼を注文してみようと思う。

店名 洋食 小春軒
TEL 03-3661-8830
住所 東京都中央区日本橋人形町1-7-9
営業時間 [月〜金]11:00〜13:45 17:00〜20:00
定休日 日曜日、祝日、土曜日不定  

2013年09月05日

最古参ラーメン評論家の一人が教える絶対失敗しない飲食店マニュアル その1 店は清潔に

僕はごく稀に飲食店の経営に関するコンサルをやることがある。その場合の前提条件は「美味しい」ことで、味については、経営者のセンスによる部分が大きいので、あまり口出しをしない。口出ししても、ほとんど意味がないからだ。僕がやるのはオペレーションの部分のアドバイス。これからつらつら、その一端を紹介していこうと思う。その第一回目は、「店は清潔に」。

当たり前の話っぽいけれど、これができていない店もチラホラ見かける。店の名前は伏せておくが、写真で事例を紹介してみる。この店は中央区にあるラーメン屋で、訪問したのは7月末の平日、時間は16時頃だった。客は僕一人。普通にラーメンを注文したのだが、カウンターが惨状というに相応しかったので、何枚か証拠写真を撮っておいた。

まず、カウンター。前にいた客がコップを置いていたのだと思うのだが、コップはなくなっていた。そして、冷たいコップが置いてあったせいか、テーブルの上にはコップのあとが。そして、その周辺をハエが徘徊していた(ちょっとピンぼけですいません)。店の中にハエがいることは、望ましいことではないものの、絶対に防ぐことはできない。しかし、ハエがウロチョロするような環境を放置しておくのはダメだ。




丼やコップを片付けただけで、台布巾で拭くという作業を怠っている証拠である。これを見ただけで、あぁ、この店はダメだな、ということになる。

続いてコップである。プラスチック製のコップを使うのは構わないが、洗浄がいい加減である。




写真中央部やや右上に白いものが確認できると思うのだが、ゴミが付着したままである。普通に食器洗い機を使えばこんなことは起きないと思うのだが、どこかに廃棄されていた中古の食洗機を拾ってきたのだろうか???

そして、テーブルの薬味置きの周辺も酷い。




客が散らかしていったものが放置されている。

こういう、清潔感のない店は、これだけでアウツである。もちろん、お昼時の忙しい時間だったりするなら情状酌量の余地もあるのだが、残念ながら客は全然いない時間帯で、掃除をする暇などいくらでもあるはずなのだ。

この店はあるグルメライターと有名なラーメン屋のコラボ企画店のようだが、グルメライターも、有名なラーメン屋も、どちらもろくでもないことがわかってしまう。

店を清潔に。こんなことは至極当たり前のことのようだが、それすらできない店も存在する、だからといって、決して真似をしてはならない。食べ物屋である以上、最低限の必要条件である。  

2013年09月04日

朝霞台で最強の店は「おはな」

朝霞台にはかつて「一本気」という名ラーメン店があったのだが、移転してしまった。今、朝霞台に残っている美味しいお店は、数えるぐらいしかない。しかし、そんな中、物凄い輝きを放っているのがうどん屋の「おはな」である。

このあたりでお酒を飲むとしたら、ちょっと前までは絶対に「備中屋」だった。しかし、今は違う。うどん屋のおはなは、夜になると普通の飲み屋になる。ここのつまみがなかなか美味しい。種類もそこそこ豊富で、刺し身、焼き物などからもちろんうどんまで、ひと通り揃っている。

























今日はお酒を飲んで、二人でこれだけ食べて、会計は5,000円ちょいである。信じられないコストパフォーマンス。でも、こんなところまで食べに来る人はいないよね(笑)


ところで、無謀にも朝霞台でうどん勝負を挑んだ「空海」は無期限休業中である(;_;) そりゃ、おはなを知っている人は、どんなことがあっても空海で食べたりしないからねぇ。  

2013年09月03日

最近の一本気

どうしても通うペースが落ちてしまう一本気だけど、久しぶりに行ってみたら、新しく鶏白湯がメニューに追加されていた。他に餃子もあったけれど、これって前からあったかなぁ?
















支店を出したり、徐々に手を広げているみたいですが、本店の味は相変わらず。  

このサイトで2013年8月に売れたものランキング ベスト5

1位 LOGICOOL ワイヤレス ソーラーキーボード k760
これはかなり良いです。Bluetoothのキーボードを探しているiPadユーザーにはオススメ。家電量販店では見つからないので、Amazonで買うのが良いです。


2位 親と子のゲノム教室―イラストと最新キーワードで覚える
送料のみでほとんどただ同然でやりとりされています(笑)僕は一銭たりとも儲かりませんが、内容的にはまだほぼほぼ正しいはずです。新しい発見があったとしても、「そういうレアケースも発見された」ぐらいでしょう。最近は分子生物学を勉強していないおかしな医者がネットでいい加減な情報を撒き散らしたりしているので、「本当に正しい知識」を持つことによって自己防衛したい人には、ぜひ。


3位 Panaracer(パナレーサー) サイクルチューブ [H/E 20x1.95~2.125] 米式バルブ 0TH202-A-NP
自転車のメインテナンスはお早めに。


4位 君は淫らな僕の女王 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle版]
Kindle本にうってつけの内容・・・なのかな??読んだことがないし、売れた理由もわかりませんが、今度読んでみよう(^^


5位 ロボット・カミイ (福音館創作童話シリーズ)
1冊しか売れてないんですが(笑)、今月は売れ行きが絶不調だったもので。僕のKindle本も全然売れませんでした。うーーーん(;_;)。
  
Posted by buu2 at 10:39Comments(0)TrackBack(0)Amazon││編集

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2013年09月02日

吉島信広作 100倍カエル

朝霞スタジオにはすでに金魚やカメ、ウサギといった吉島作品が保管されていたのだが、今度新しくカエルが仲間入りした。










詳細は今のところ差しひかえるが、このカエルの名前は100倍カエルと命名した。いや、本当の名前は別にあるんだと思うのだけれど。  
Posted by buu2 at 11:12Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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2013年09月01日

味くぅた〜

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ランチで沖縄そばを食べてみた。以下、評価。

名称:味くぅた〜
種類:沖縄
場所:池袋
注文:沖縄そば
評価:2/CB-
2013.8.30
コメント:麺は太めの偏平タイプ。沖縄そば全般にボソボソしていて、コシがないのが麺の特徴だが、この店は特にそんな感じ。ラーメンの一分類として捉えるなら、決して褒められたものではない。

スープは鰹を効かせた塩味。ちょっと物足りない感じだったのでテーブルに置いてあったコーレーグースをじゃぶじゃぶいれてみたのだが、あまり辛くならず、効果がなかった。

チャーシューはなかったので無評価。

今では東京でもあちこちで沖縄そばを食べることができるので、もう珍しさだけでお客さんを呼べる状態ではない。そんな中でこのできだと、沖縄そば屋さんとしては苦戦が予想される。

店名 味くぅた〜 (あじくぅた〜)
TEL 03-6914-3239
住所 東京都豊島区東池袋1-31-15 1F
営業時間 18:00〜24:00
定休日 日曜日  

日傘をさすなら和傘

買う前は、「Tシャツに和傘は変」とか、「池袋には似合わない」とか、散々な言われようだった和日傘だけど、大丈夫だ、全く問題ない。


  
Posted by buu2 at 11:32Comments(9)TrackBack(0)日記││編集

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萬福

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名称:萬福
種類:東京
場所:東銀座
注文:中華そば
評価:6/BAB
2013.8.29
コメント:麺はやや細めの縮れ麺。老舗にありがちな見た目、コシがなさそうな麺だが、意外としっかりしている。ただ、スープの絡みは今一歩である。

スープは鶏ベースの醤油味。魚のダシから雑味が出るぎりぎりのところで調整されている。伝統的な東京ラーメンの味を今に残す、貴重な店である。

チャーシューは普通に美味しいレベル。わざわざトッピングするほどのものでもない。

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店名 萬福 (まんぷく)
TEL 03-3541-7210
住所 東京都中央区銀座2-13-13
営業時間 月〜木11:00〜23:00(22:30) 金 11:00〜23:30(23:00) 土 11:00〜22:30(22:00)
定休日 日、祝