2014年04月30日

鈴文

先日食べた丸山吉平のとんかつがイマイチだったのだが、その原因がどこにあるのかを探ってみる意味で、同じ林SPFを使っていると言われている蒲田の鈴文で食べてみた。

この店、ヒレのプレミアムメニューがなく、普段はヒレを中心に注文するところ、特ロースを注文した。祝日だったため夜からの営業のみで、夜の客の中では最初の特ロース注文だったので、本日分では最上の肉が食べられるはずだ。

最初に漬物が出てきたけれど、こちらは普通の漬物。




続いてご飯と、豚の入っていない豚汁(味噌汁?)。







ご飯と味噌汁は、味は悪くない。そして、最後に厚みのあるロースとんかつがやってきた。




揚げ油の温度は多分やや高め。揚げ時間は7分程度と短い。衣は粗めで硬め。食べ終えたあと口の中がヒリヒリして、翌日まで炎症が残るくらいにトゲが感じられた。ところどころ衣が浮いてしまうことがあったけれど、一体感がないというレベルではない。肉汁が多いと、どうしても衣は浮いてしまうことがある。肉はかなりの厚みで、中央付近はほぼレアの状態。そこそこにジューシーだが、肉の旨味は希薄で、食べるには塩が必須だった。大将はカツを切るとき、包丁を油で加熱してから肉を切っている。切断面を加熱して、肉の旨味を引き出そうとしているのかもしれないが、それでも足りない感じだ。肉の両端は十分に火が通っているけれど、この部分も旨味はあまり感じられない。肉そのものの旨味が不足気味なのだろう。

キャベツはもうちょっと頑張りましょう、という感じだったけれど、かつ以外にはそれほどのこだわりがないのかも知れない。

17:30開店の店で、小雨の中、17:15ぐらいから店の前で並んでいたのだが、店の中では大将と二人の女性が下ごしらえをやっていた。ところが何故か17:30になっても店は開かず、行列は長くなる一方。ようやく店が開いたのは17:39分だった。うーーーーーん。

2,100円という値段を考えれば価格相応だと思うけれど、もう行かないと思う。

店名 鈴文 (すずぶん)
TEL 03-5703-3501
住所 東京都大田区西蒲田5-19-11
営業時間 11:30〜14:00 17:30〜20:30(L.O20:00)
定休日 水・木  

2014年04月29日

アメイジング・スパイダーマン2

amazingspiderman2


もちろん、アメイジング・スパイダーマンの続編。前作の評価はこちら。

http://buu.blog.jp/archives/51346479.html

前作がイマイチだったので、2D版で鑑賞。本作は米国映画独特の音楽で引っ張る演出が顕著。登場人物たちが歌い出すことはないけれど、まるでミュージカルのように音楽がなりっぱなし。この音が個人的にはあまり好きになれなかったので、映画にも乗りきれなかった。

場面のつなぎが雑だし、CGなのにわざわざストップモーションを多用する演出も好きになれず、ちょっとこの監督は・・・と思ってマーク・ウェブを調べたら、ミュージック・ビデオの監督が出自らしい。なるほど、それであんなに音楽が前面に出た演出をするのか。

ストーリーは前作ほど科学のいいとこ取りをしておらず普通に荒唐無稽だったので、かえって説得力があった(どうせフィクションなんだから、細かいところはどうでも良いじゃん、という開き直りが奏功したという意味)。エマ・ストーンは可愛いけど、老け顔だし声もイマイチなので、グウェン役にはちょっとフィットしなかった。

それにしても、スパイダーマンの悪役って、可哀想な人ばかり。

評価は☆半分。キャプテン・アメリカ同様、好きな人は好きなんだろうねぇ。  
Posted by buu2 at 23:46Comments(0)TrackBack(0)映画2014││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

captainamerica


アベンジャーズやアイアン・マン2は観ていたのだが、本作については前作未見で鑑賞。

非常にカッコイイ主人公が大活躍、という内容なので、特に文句はないのだけれど、大味な展開に終始している。マーベルのシリーズはバットマンにしても、スーパーマンにしても、アイアン・マンにしても、そしてこのキャプテンにしても、人間が大活躍することは間違いない。そこがウルトラマンなどの超人ものと異なるところなのだが、キャプテンはかなり超人に近いため、戦闘が常人離れしている。それによって、大味な印象を受けてしまうのかも知れない。ともあれ、マーベルが大好きなら楽しめるのかも知れないけれど、あまり愛着のない僕には、なんとなく単調に感じられた。しかし、特撮はなかなかだし、登場人物たちもそれなりに魅力的ではあった。一番の問題は、ストーリー展開が読めてしまいすぎることかも知れない。しかし、それでもなお、アイアン・マンは面白かったのに、この作品はイマイチだった。その原因は、堅物な主人公のキャラクターによるのかも知れない。ユーモアにあふれた会話がないので、全体が無味乾燥なのだ。ほとんど笑う場面がないので、「面白かった!」という感想にならない。もしかしたら、原語で観たら色々とあるのかも知れない。

エミリー・ヴァンキャンプが可愛かったので、もっと出番が多ければ良かったのに。

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 22:59Comments(0)TrackBack(0)映画2014││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

PARM(パルム) ホワイトリッチミルク

パルムのカスタードがすげぇ傑作だったので、ホワイトリッチミルクも食べてみた。




なるほど、なかなか美味しい。雪見だいふくをバーアイスにしたみたい。しかし、カスタードにはかなわんよ。カスタード最強。これは☆2つ。美味しいけどね。  

2014年04月28日

人はどれだけ残業できるのか 

人はどの程度残業できるのでしょうか。私が20年ほど前に在籍していた三菱総研は高残業体質で有名な会社でしたが、この会社で「凄いね」と言われるためには最低でも200時間の残業が必要でした。ケースバイケースですが、100時間程度の残業は、実はそれほど難しくありません。なぜなら、休日出勤して作業すれば、一日あたり10時間は軽く稼げてしまうからです。10日間休日出勤すれば(全ての土日と祝祭日を出勤)、平日はほとんど定時退社でも、100時間残業を達成することができます。

ということで、100時間や200時間の残業では全く驚かない私ですが、さすがにびっくりした話があります。私の知人で、二ヶ月連続で月間残業400時間を達成した人がいるのです。彼は経済産業省時代の同僚で、私が人生で一緒に仕事をしたり、あるいは仕事として関係を持った人間の中で、最も優秀だと思っている人です。彼は、3.11の際に不幸にも、経産省の危機管理部門の責任者でした。地震の前に会った時も、「2時間以上連絡が取れない立場になることができないので、海外にも行けない、映画もコンサートも無理」と言っていましたが、地震直後はさらに過酷な状況に追い込まれたようです。それでは、彼の事例を参考にしつつ、人間はどの程度残業ができるのか、考えてみます。

単純化の目的で、ここでは月間30日、労働日20日、規定労働時間は1日あたり8時間(9時〜17時)、休日10日としてみます。その上で、まず全日16時間労働したとしましょう。平日分の残業が20日*8時間で160時間、休日分の残業が10日*16時間で160時間。これだけで合計320時間になります。ここからさらに80時間を上積みする必要があるのですが、これがなかなか困難です。彼の場合、通勤時間は1時間以上だったようですが、ここでも単純化の目的で、片道1時間の通勤とすれば、これで全ての日で、18時間が費やされてしまいます。つまり、残された時間は、30日*6時間で、180時間しかありません。この中で、食事の時間や、睡眠の時間を確保する必要があります。ピンクレディーが全盛期、一日睡眠4時間と言われていたような気がするので、睡眠時間は4時間にしてみましょう(厳密には、通勤時間に寝ることも可能ですが、ここではそれは算入しないでおきます)。30日*4時間で120時間が消費されてしまうので、残りはたったの60時間です。あれ?もうすでに、最大で380時間ですから、400時間残業は不可能となってしまいます。やはり、通勤中は睡眠に充てる必要があるのでしょう。前言撤回、通勤時間プラス睡眠時間で一日合計4時間とします。つまり、一日の睡眠時間は2時間(実質4時間)、一ヶ月では30日*2時間で60時間を消費しますから、残りは120時間です。あ、これなら最大で440時間まで残業できます。この中には食事の時間、お風呂の時間、トイレの時間などは含まれていませんが、仕事をしながらやることができないのは入浴ぐらいなので、1日に一度、10分間シャワーを浴びるとしたら、5時間の消費になります。

結果、人間が残業できる最大は、435時間のようです。ただし、目に見えない前提条件があって、それは一ヶ月間、全く問題なく健康に過ごすということです。間違っても、風邪など引いてはいけません。その上で、土日・祝祭日関係なしに全日勤務し、勤務は一日約20時間になります。家での睡眠は2時間、加えて往復の通勤途中で睡眠(さすがに、件の知人はタクシー通勤だったようです)です。これだけ頑張って、435時間残業です。

あくまでも机上の計算ですが、件の知人は実際に400時間残業を達成したわけで、上述の家で2時間、通勤で2時間の睡眠以外で、自由になる時間はたったの40時間です。この中で食事をし、風呂に入り、不足した睡眠を補うことによって、健康を維持したことになります。人間、やればできる、ということでしょうか。やりたくないけど。

その後、彼はNEDOに出向という形をとって、インドに行きました。しばらくはこんな記事を書いていましたが、今も元気でやっているようです。

日本からみたインド インドからみた日本
http://dndi.jp/26-miyamoto/miyamoto_Top.php
  
Posted by buu2 at 16:19Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

成蔵(なりくら)

とんかつ評論本の最終仕上げのために訪問。老舗の餃子屋のすぐそばにあり、2010年8月オープンの比較的新しいお店である。

メニューは通常メニュー以外に時々銘柄豚が入荷するようだが、今日はレギュラー豚のみだったので、一番高い霧降高原豚シャ豚ブリアン(180グラム)かつ定食(2,470円)を注文。




一目見て、色の薄い衣が特徴的。比較的低温のラードでじっくり揚げているようで、着席後も待ち時間がやや長めである。




衣は標準よりはやや粗めで、パリッとしている。しかし、口の中で刺さるような感覚は希薄。食べている途中で剥がれてくることもほとんどなく、肉と衣の一体感がある。低温揚げの店では油のキレの悪さが気になることがあるのだが、この店ではそういったこともない。揚げてから少しの間休ませているようで、油が熱くて火傷するということもない。肉は熱が中心部まできちんと通っているものの、過剰過ぎず、適度な旨味とジューシーさを併せ持っている。最近はSPF豚を利用したレアとんかつが人気のようだが、「生なら良い」というわけではないのは当たり前のことで、むしろ肉は最低限の火が通ったほうが旨味が出る。色々な観点から考えて、揚げ加減は見事というしかない。ソースを使わずとも素のままでも十分美味しいし、どうしても物足りないなら塩を使えば良い。肉の旨味や衣の食感を満喫したければソースは不要だろう。

ご飯と豚汁も普通に美味しいし、キャベツもなかなかのクオリティである。







他にもポテトサラダ、酢の物、漬物が並ぶのがとんかつ定食としては豪勢である。










ただ、これらが全て一気に出てきてしまう点は工夫が必要かも知れない。かつやご飯が出てくるのに時間がかかることもあり、メインへの導入という意味でも、ポテトサラダは先に食べさせてくれても良いはずだ。ポテトサラダが出てくるあたりは新橋の名店「燕楽」にも似ている。そういえば、3つのひれかつを真ん中で切らず、3:7ぐらいに切るところも燕楽に似ている。

同行者の特ロースかつを数切れ食べさせてもらったが、こちらもなかなか美味しかった。







高田馬場という立地もあってか、価格をやや安めに設定する必要があるのだろう。その分、とんかつ以外の部分で若干見劣りがするのだが、これは仕方がないことだろう。

先日食べた「丸山吉平」は自己流色が濃く、詰めの甘さが目立つ粗い店だったが、こちらは基本をしっかりと押さえた隙のない店だった。個人的には、こちらの方がはるかに質が高いと思うし、今後の伸びしろも大きいと思う。

なお、余談だが、今日はちょっとした事情があってメンチカツとエビフライも食べることができた。こちらもとんかつ同様、美味しかった。

店名 成蔵
TEL 03-6380-3823
住所 東京都新宿区高田馬場1-32-11 小澤ビル地下1F
営業時間 11:00〜14:00 17:30〜22:00(L.O21:00)
定休日 火曜日
  

2014年04月27日

上村和牛プレミアムバーガー

池袋東武ではほとんど定期的と言っても良いくらいに北海道展と九州展が開催されるのだけれど、このGWは北海道展を展開中。これだけ頻繁にやっていれば人気も落ちそうなものなのに、いつまで経っても大人気で、これは辞められない、という状態である。道民カードを保有している程度には北海道民なので、さすがに北菓楼のお菓子を買ったりはしないのだが、ランチを食べるにはちょっと時間が遅く、折角だから何か食べてみるか、と思って8階に行くと、ラーメンは残念ながら初代である。いや、初代は僕が知るかぎり小樽で一番美味しいお店だと思うけれど、さすがに東京でやっているイベントに行列して食べる気はしない。そこで、ウエムラ牧場が展開しているプレミアムバーガーを食べてみることにした。価格は1,296円。プレミアムバーガーとしては標準よりちょっと高いかな、というレベル。




注文すると、5分ぐらいで完成。




座席が用意されていないので、休憩スペースの椅子を見つけて、そこで食べることにした。パッケージを開いてまずがっかり。こんな見た目である。







さすがに見栄えが悪すぎるので、バンズをめくってみた(文字通り、めくった感じ)。




肉はともかく、バンズが貧弱すぎる。これではマクドレベル。300円のハンバーガーでも納得できない。肉はなかなかジューシーだが、ハンバーガーとして食べさせるには圧倒的に旨味が足りない。これは当たり前といえば当たり前で、だからこそ通常、プレミアムバーガー屋であってもピクルスを入れたり、ケチャップやマスタードを用意する。ところがこの店はそういう配慮が全くない。「肉の旨味でお楽しみください!」ということなのかも知れないけれど、さすがにそれは無理。肉に不満はないものの、物足りなさしか残らず、このあと寿司を食べるはめになった。うーーーーーん。  

2014年04月26日

勝手にお祝い!ブログ設立十周年

六本木ヒルズは2013年4月25日、開業10周年を迎えたそうです。このブログは、2014年4月26日、開設10周年を迎えました。え?一年と一日違いじゃ、関係ない?そうですね。

今から10年前、別件で所有していたlivedoorのアカウントを利用して、それまでチクチクHTMLで書いていた日記をブログに変更しました。

過去の日記は、たとえばこれ。
まにあな交換日記3
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/7795/nikkinikkinikki.htm

2004年5月で更新がストップしているのだけれど、その日記を読んでみると、話題は綿矢りさが「蹴りたい背中」で芥川賞受賞とか、金原ひとみの「蛇にピアス」がもっと面白いとか、湯島の十三やで耳かきを買ったこととか、東大でやる講義の資料作りとか、マリノスがACLで6−0の勝利とか、報道ステーションの古舘の司会っぷりが酷いとか、Winnyの開発者が逮捕とかだったりします。それから十年間、本当に色々なことがありましたが、まだなんとかこうしてブログを書き続けています。

10年間で投稿数は9628、総訪問者数(livedoorのカウンターでカウント)1328265人(1日平均約364人)という感じで、最近はPVが1000〜1500といった感じです。どこかのカリスマブロガーが、「ブログが一番楽しいのは、一日のPVが1000〜3000程度のとき」という主旨のことを書いていたことを覚えているのですが、このブログはまさにその適正値にいます。そのせいもあってか、これといった炎上騒ぎもなく、のんびり楽しくやっています。

思い起こせば、このブログを運営した経験から、「ブログをスモールビジネスのウェブサイトに利用できるはず」と思いつき、「ブログ・ビジネス」という書籍を出版(シックス・アパートのビジネスブログ本よりもちょっとだけ先に出版されたはずです)、そして、ブログのビジネス利用をサポートする会社を立ち上げたのですから、このブログは今の会社の基盤にもなっているわけです。

時々まとめ書きをすることもありますが、建前上10年間で書かなかったのは1日だけです。誰だか忘れましたが、「生きた証として本を執筆したい」ということを言っていた友人がいたような気がするのですが、何冊か本を書いた経験からすれば、本よりもブログの方がずっと生きた証になるような気もしていて、だから、いつまで続くかはわかりませんが、現時点では「キーボードを打てる限りは続けていきたい」と思っています。

こんな辺境のブログではありますが、引き続き、よろしくお願いいたしますm(_ _)m。  
Posted by buu2 at 21:38Comments(4)TrackBack(0)日記││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年04月25日

炭火焼ホルモン ぐう

スキー部の後輩と東京駅で待ち合わせしたら、肉を食べたいというので、八重洲の「ぐう」に行ってみた。

























丸腸をタレで食べさせるあたりがちょっと珍しいが、色々な部位をまんべんなく楽しめる。一部の肉についてはちょっと塩がきつすぎるし、タレ系は焦げると苦味が出るのでおすすめできないが、厚切りのハツなどはなかなか美味しい。駅から近いので、使いやすい店である。

店名 炭火焼ホルモン ぐう
TEL 03-5255-3729
住所 東京都中央区八重洲1-7-3
営業時間 [月〜木]17:00〜翌01:00(L.O 0:00) [金・祝日前]17:00〜翌02:00(L.O 1:00) [土]17:00〜0:00(L.O 11:00)
定休日 日曜日・祝祭日  

2014年04月24日

丸山吉平

とんかつ本制作作業もいよいよ佳境である。この段階になって、知人から「食べログで評価の高い店はひと通り食べておいたほうが良いのではないか」という指摘があったので、喉元まで出かかった「あんなドシロウトばかりのとんかつ評があてになるなら、こんな本は要らないよ」という言葉を押しとどめて、食べログで高評価の丸山吉平を食べに行くことにした。

注文したのは一番高い「ぼーヒレかつ(恐らく、棒ヒレかつ)定食」、2,100円。

揚げ油はラードのようで、薄い肉は普通の温度で、厚い肉はそれよりもやや低温でじっくりと揚げている様子だ。待っている間にご飯、味噌汁、漬物が出てくるが、味噌汁は大根と人参のみの普通のもの、漬物もとりあえず出しておきます、といったレベル。ご飯は普通に美味しい。










そうこうしているうちにかつが出てきたのだが、衣は標準か、やや細かめ。油の温度はやや低めかもしれないのだが、時間をかけているのでしっかりと揚がっている。かつは揚げたあと、数分休ませて内部まで熱を通してからやや薄めに切り分けられるので、熱くて火傷してしまうといった心配はない。




衣が肉から剥がれてしまうようなことはなく、衣と肉の一体感を楽しめる。肉はジューシーだが、両端はさすがにしっかり火が通っていて、SPFならではのレア感が味わえるのは中央の5、6切れだけである。中央の部位は確かにジューシーだが、それはレア状態なので当たり前。問題は、この肉汁に旨味がほとんど感じられないことで、単に水っぽいだけになっている。通常こういう肉を使うときは下味をつけるものだが、この店では下味はほとんどつけていないようだ。結果として味が足りなくなるので、塩や、いつもは使わないソースを使わざるを得なくなる。とんかつ屋の評価方法で一番簡単なのは、素のままでも美味しく食べることができるかどうかなのだが、この店のとんかつは無理。が、ソースはソースでキャベツには良いのだが、とんかつにはちょっと甘すぎる感じで、結果として三種類用意されている塩で食べることになる。個人的には、ブラックタイプは美味しくなく、他の二種類をおすすめしたい。

ちなみに、SPFとは養豚の方法。豚肉に特徴的な感染菌に対して無菌状態で飼育するため、食中毒の原因菌に汚染される可能性が低い。とはいえ、流通段階で肝炎ウイルスに感染する可能性も残されており、全く熱を通さずに食べるのは危険が伴う。手間ひまかけて飼育するせいもあってか、SPF豚は隠し包丁をしっかりいれなくても柔らかい肉になる傾向が強いと言われている。この店の肉も柔らかさは十分だった。

トータルで見ると、味は2,100円なら標準以上かも知れない。いつも和光のとんかつを食べているような層なら満足できる可能性が高い。しかし、「丸五」や「すぎ田」といった、この店の近所にある名店で食べ慣れている層には恐らく物足りないはずだ。もちろん、それらの店の値段は、この店の値段よりも高いのだが。

また、店主の所作が乱暴・がさつで、とにかく店の中でバタン、ガチャンというやかましい音が絶えない。隣りに座った客は待っている間中貧乏揺すりをしていて、食べ始めたと思ったら今度は口をあけてくちゃくちゃと大きな音を立てながら食べている。要は、そういう客層が集まる、そういう店なんだろう。とんかつに「粋」を求める層が行く店ではない。

店名 丸山吉平
TEL 03-5829-8290
住所 東京都台東区浅草橋5-20-8 CSタワー107 1F
営業時間 11:00〜
定休日 不定休


追記:とんかつ本、発売中です。
  

総統閣下はお怒りです「残業代0指令」

モリタック:大変です!残業代がゼロになってしまうそうですよ!!??

ヒロッコ:あんた、残業しているの?

モリタック:してますよ!昨日も、夜中の3時まで・・・

ヒロッコ:ただ作戦室にいただけでしょう?

モリタック:作戦室の警備も重要な任務です!

ヒロッコ:あんたはゲームしていただけじゃない。それに、あなた程度の警備ならバイトでも十分できちゃうわよ。

モリタック:それを言われると二の句が継げないのですが・・・

ヒロッコ:それはさておき、残業代ゼロ案というのは、これね。

「残業代ゼロ」一般社員に拡大を提言 産業競争力会議
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140422-00000180-fnn-bus_all

閣下:良い話じゃないか。

モリタック:ええっ!?横暴ですよ!!

ノブポン:モリタック先輩が閣下に楯突くとは珍しいこともあるような、ないような、とりあえず、直ちに処刑されるようなことはないと思いますが、大丈夫でしょうか。

閣下:モリタックはちゃんとこの記事を読んだのか?対象になっているのは、「年収がおおむね1,000万円以上で、高度な職業能力を持ち、自律的、創造的に働きたい一般社員」だぞ?

ヒロッコ:モリタックには全く関係ない話よね。

モリタック:それはそうですが・・・

閣下:今の日本がなぜ斜陽国家となっているのか、例えば、海外からまでも、低い経済成長率を懸念されたりしているような悲惨な状態なのか、わかるか?

モリタック:もちろんわかりません。

ヒロッコ:閣下、モリタックにもわかるように説明してやってください。

モリタック:ガンダムでお願いします!

閣下:たとえば、ガルマはなぜシャアよりも階級が上だったのか、考えてみろ。

モリタック:それは、血筋じゃないでしょうか?

閣下:血筋が良いからといって、軍人としての能力が高いとはいえないよな?

モリタック:はい。

閣下:では、諸君の愛してくれたガルマはなぜ死んだのだ?

モリタック:坊やだからですか?

閣下:能力が低かったからだな。ガルマは自業自得かも知れないが、ガルマの下で働いていた下級兵にとってはとんだとばっちりだ。上官がガルマだったばっかりに、わずか第十話で戦死するはめになったのだから。

モリタック:私は良い指揮官の下で最終話まで働きたいです。

閣下:つまり、血筋などではなく、能力で評価された上官の下で働きたいのだろう?

モリタック:もちろんです。

閣下:逆に言えば、能力がないのに、上官になられては迷惑なわけだ。

モリタック:その通りです。

閣下:そういう、能力以外のところで評価され、偉くなってしまうのが日本社会なんだよ。

ヒロッコ:モリタックがこの作戦室にいることを考えれば、すぐにわかるわよね(笑)

閣下:もちろん、全部が全部というわけではないし、むしろちゃんと能力のある人間の方が多いだろう。しかし、そういう中に、能力以上の給料をもらっている人間も少なからず含まれている。

モリタック:私の能力が低いことは認めますが、それにしても、残業代がゼロなのは酷いです。それに、いつの間にか、テーマが残業から能力の話に変わっていますよ!

ヒロッコ:残業代をゼロにしようというのは、働き方を変えましょう、何時間働いたかじゃなくて、どのくらい成果を出したかで評価しましょう、ということなのよ。一口に言えば「成果主義」への変換なの。そして、それは年功序列から能力主義への変換でもあるのよ。

モリタック:ええっ!?

閣下:要は、能力の高い人は、それにあった環境で切磋琢磨し、高くない人は、それなりの環境で働け、ということだ。

ヒロッコ:大事な点は、「能力の高い人」ということよ。自分の裁量で業務をコントロールできないような人は最初から対象にはなっていないの。

モリタック:私たち、下々の者は今までどおりなのですか?

ヒロッコ:そんな甘い話があるわけないじゃない。

モリタック:やはり。どんな裏があるのですか?

閣下:これまでは、年功序列という形で、能力が高くない人間でも偉くなって、それなりの給料をもらうことができた。しかし、これからは、ただずっと会社にいたという実績だけでは、良い待遇にはならなくなるはずだ。間違っても、年収1,000万円を超えることはないだろう。

モリタック:それは困ります。

ヒロッコ:困るなら、頑張って働いて、実績を積めば良いのよ。

モリタック:でも、その実績を正当に評価してくれなかったら、どうしたら良いのですか?

閣下:本当に実力があるなら、その実力を正当に評価してくれる会社に転職すれば良い。

モリタック:自信がないのですが・・・

閣下:つまり、お前みたいに、大して努力もしていない癖に、自分の能力については漠然とした自信を持っていて、それでいて、誰かに評価してもらうだけの根拠は持ち合わせていない奴らが、山ほどいるのがこの国なんだよ。

モリタック:はぁ・・・・

閣下:でも、大丈夫だから心配するな。お前みたいな奴でも引き続き雇ってくれるような良い組織が日本にはまだまだたくさんある。

モリタック:そうなんですか!?

ヒロッコ:たとえば、地方公務員とか。

閣下:年功序列、終身雇用型の組織の代表例だな。

モリタック:良かった!!

ヒロッコ:あるいは、単純作業のような業務に従事している場合は、労働時間に見合った賃金が支払われるはずよ。

モリタック:良かった!!!

ノブポン:とはいえ、最近は地方自治体も青息吐息のところが散見されますし、旧態依然型の大企業も業績が悪化し、経営が破たん寸前というケースもあるようです。

モリタック:じゃじゃじゃ、どうしたら良いんですか?

閣下:でもまぁ、まだまだ多くの地方自治体は大丈夫なんじゃないか?

モリタック:では、公務員を目指しますっ!!

ヒロッコ:ただ、そういう組織の待遇、特に給料は、今よりも悪くなっていくんじゃないかしら?

モリタック:どうしたら良いんですか!?

ヒロッコ:努力して技能を身につけ、頑張って成果を出すしかないんじゃないの?

モリタック:それが無理なら?

ヒロッコ:だから、それなら、安い給料で、つまらない仕事をするしかないわよ。

モリタック:お先真っ暗です(;_;)

ヒロッコ:職業に貴賎なし、よ。つまらない仕事でも誰かがやらなくちゃならないのだし。

閣下:今や、モリタックのような「楽して偉くなりたい」という人間の逃げ道は、世界中探してもほとんど見当たらない。あったとしても、自国民の面倒を見るので手一杯で、受け入れている余裕などない。

モリタック:なんということでしょう・・・

閣下:とはいえ、日本も民主国家だから、大勢の生活者が「経済成長なんてしなくて良い。貧乏に耐えて、老衰のように、国家が衰えていくのもやむなし」という考え方なら、今の状況を維持することになる。

モリタック:それはそれで困るんですが・・・

ヒロッコ:あんたのような考え方の人がこの国には多すぎるのかもね(苦笑)。

ノブポン:財政破綻は目前ですし、高齢化には歯止めをかけようがありません。せめて優秀な人材ややる気のある人材がきちんと評価される社会だけでも作っておきたいものです。

閣下:優秀な若い人は、もうすでにこの国を見捨てて、外に出ていきつつあるけれどな。

ヒロッコ:結局、こういうニュースに目くじらを立てているのは、実際には年収1,000万円なんて夢のまた夢のような人たちで、そのせいで社会が停滞したら、困るのはその人たち自身なのよね。

閣下:年収1,000万円以上なら、もう残業とか、正規・非正規なんて関係ない働き方をしている人間がほとんどだから、こんなニュースを聞いても基本スルーだ。そのせいもあって、無関係な奴らが騒いでいるのだけが目立つんだろうな。

ヒロッコ:ほら、モリタックのことよ。

モリタック:やっぱり、楽して稼ぐのは無理なんですね・・・

ヒロッコ:”高度な職業能力を持ち、自律的、創造的に働きたい”人たちは残業がどうのこうのなどと言わずに頑張って働いてガンガン稼いでいただく。モリタックのように、人に言われたことを確実にやっていくのが良い人は、それなりの待遇で、身の丈にあった暮らしをしていけば良いのよ。別に、何も恥ずかしいことじゃない。

閣下:大体、最低でもこれくらいやらなくちゃ、経済再生に向けた三本目の矢なんて、ひとつもないようなものだ。

ヒロッコ:ほんとに、この提案にまでも反対するような人には、ぜひ有効な経済政策を提案して欲しいものですよ。

ノブポン:そこで国土強靭化計画のようなバラマキ政策が登場するわけですが、もちろんそういう政策の効果はただちに現れるわけでもなく、実際には財政が破綻してもまだ現れないでしょうね(笑)。

閣下:年収1,000万円を超えている奴は俺の周りにゴロゴロしているが、サービス残業がどうのこうのと言っている奴は見たことがない。

ヒロッコ:残業代などは飾りです。稼いだことがない奴にはそれがわからんのですよ。

モリタック:わかりません・・・

閣下:旧態依然とした体質の大企業が、年功序列で偉くなってしまった不良債権を内部に抱えて青息吐息という現状がある。こういう会社が傾くと、どうしたって役所が敗戦処理に動かざるをえない。それはそれで面倒くさいので、今のうちになんとかなる会社だけでも、自力で再生して欲しいわけだ。一方で、企業の側から「使えない」と不良債権の烙印を押された社員でも、他に活躍の場はあるかも知れない。それなら、終身雇用という縛りで会社につなぎとめておくのも合理性がない。日本の経済再生に向けたロードマップは、労働市場の流動化が一丁目一番地なんだ。

モリタック:でも、日本は、終身雇用と年功序列によって、高度経済成長を成し遂げたのではないですか?

閣下:お前は、世界が変わったのに過去の成功にしがみついている奴の典型だな(笑)

ヒロッコ:もはや、日本は一人負けという状態になりつつあるのに、ですね。それに、雇用の流動化の本当のターゲットは若者じゃないのに、なぜか若者がデリケートに反応するのが不思議です。

閣下:若者も、二十年経てば中年になるからな。

ヒロッコ:でも、さすがに二十年後は、今のような社会ではなくなっていますよね?

閣下:財政破綻国の仲間入りしているかもしれないな(笑)

追記:参考になるエントリー
残業チキンレースにそろそろサヨナラしよう!
http://jyoshige.livedoor.biz/archives/7225088.html

残業代0の世界
http://anond.hatelabo.jp/20140424223012

日本の労働環境のためにやらなくてはならないたった1つのこと
http://buu.blog.jp/archives/51412624.html

  

2014年04月23日

喜蔵




名称:喜蔵
種類:塩
場所:東京
注文:らーめん
評価:6/AB-
2013.4.22
コメント:麺はやや太め、平打ち麺としては標準的な太さ。ほぼストレートなのが珍しいが、何かアピールするものがあるかといえばない。コシはあるし、スープも絡むので不満はない。

スープは豚骨ベースで、肉や野菜でダシをとっている様子。塩ラーメンとしては美味しい部類だと思うが、脂が多すぎて口がベトベトする。また、真ん中に乗っている白い物体が、動物性脂肪と業務用保存料入りにんにくを混ぜたような物質で、これを溶かすと風味が大きく劣化する。

チャーシューはなかったので、無評価だが、トッピングされている牛タンはラーメンには合わない。これなら、ない方がマシなのだが、それだと牛タンラーメンにならないのが難しいところ。

別にまずくはないけれど、二度と食べないと思う。

店名 喜蔵 (キゾウ)
TEL 03-3216-7545
住所 東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街 東京ラーメンストリート
営業時間 10:30〜22:30(L.O.22:00)
定休日 年中無休  

ロッテ ジェラートマイスター シチリアレモン

なんとなく買ってみたけれど、ちょっとレモン的なシャープさがなくて、それはジェラートだから当たり前なんだろうけれど、僕が求めているのとはちょっと違った。


  

2014年04月22日

オリジナル ラ・ターボラ パスタソース トリュフクリーム

カルディのお手軽料理調味料はなかなか便利なんだけれど、パスタソースはちょっと高いので買わないでいた。でも、このトリュフクリームは美味しそうなので、ついつい買ってしまった。




少量のトリュフに大量のマッシュルーム、不足分はトリュフオイルで補完、という感じがするけれど、数百円で購入可能な商品だから、こんなものだと思う。400円近い価格だったと思うので、かなり奮発した感じだけど。  

2014年04月21日

京都観光ガイド

四日間京都の街を散策したので、京都観光のポイントをまとめておく。

1.京都観光の基本はバス
バスには、市営バス、京都バス、JRバスなどがあるようだが、市バスと京都バスは設定区間内なら一日500円で乗り降り制限なしというフリー切符がある。区間はほとんどの観光スポットが含まれているので、この切符でうろうろするのが良い。このチケットはバスの中で運転手さんから購入可能。ただし、小銭を用意しておく必要あり。京都駅から金閣寺や銀閣寺などの町外れまで行くと、45分ぐらいかかったりするから要注意。バスの時刻表は全く参考にならない。さらに、朝の京都駅のバス停は物凄い混雑である。ここで時間を浪費するのはもったいないので、京都駅から観光をスタートするなら、最初は電車を使うのがおすすめ。ともかく、京都観光はバスをどう利用するかがポイントである。「タクシーで良いじゃん」というのはごもっとも。

2.京都は晴れに限る
花を見るにしても、庭を見るにしても、寺を見るにしても、天候は晴れに限る。もし折角出かけたのに天候が曇だったり雨だったりしたら、迷わず仏像見学や河原町散策、グルメ旅行にした方が良い。どうせ、「やっぱり晴れのときにもう一度来よう」となるのだ。ただし、沖縄や北海道など、田舎から京都に来るのなら仕方ないのだが。「そうだ、京都に行こう」というノリで、新幹線でチョイっと京都まで行けちゃうなら、晴れを選ぶべきだし、天気が悪ければ屋内観光に切り替えたほうが良い。

3.余裕があれば、早朝から観光すべし
平日、土日の区別なく混雑している京都だけど、朝はそこそこすいている。だから、ホテルや旅館の食事が7時からなら、出発の支度を済ませてから朝ごはんを食べて、食べ終わったらもたもたせずに出発してしまうのが良い。清水寺は朝6時から拝観可能だし、冬季以外なら龍安寺は8:00、銀閣寺は8:30から拝観可能。金閣寺も、太陽の方角を考えれば午前中に観ておいた方が良い。京都は、朝から観光するのが鉄則である。

4.京都観光に関するエントリー
観光スポット
清水寺
http://buu.blog.jp/archives/51427812.html
銀閣寺
http://buu.blog.jp/archives/51427814.html
http://buu.blog.jp/archives/51434788.html
御所
http://buu.blog.jp/archives/51434402.html
二条城
http://buu.blog.jp/archives/51434421.html
金閣寺
http://buu.blog.jp/archives/51434501.html
龍安寺
http://buu.blog.jp/archives/51434511.html
東福寺
http://buu.blog.jp/archives/51434538.html
伏見稲荷
http://buu.blog.jp/archives/51434543.html
東寺
http://buu.blog.jp/archives/51434547.html
西本願寺
http://buu.blog.jp/archives/51434550.html
東本願寺
http://buu.blog.jp/archives/51434553.html
平安神宮
http://buu.blog.jp/archives/51434621.html
宝ヶ池
http://buu.blog.jp/archives/51434646.html
本能寺
http://buu.blog.jp/archives/51434786.html
三十三間堂
http://buu.blog.jp/archives/51434802.html
仁和寺
http://buu.blog.jp/archives/51434826.html

グルメ
いづ重(鯖寿司)
http://buu.blog.jp/archives/51427702.html
高倉二条(ラーメン)
http://buu.blog.jp/archives/51434407.html
麺好房 蓮(ラーメン)
http://buu.blog.jp/archives/51434542.html
ボン・モルソー(フレンチ)
http://buu.blog.jp/archives/51434529.html
魚亀(京料理居酒屋)
http://buu.blog.jp/archives/51434597.html
三嶋亭(すき焼き)
http://buu.blog.jp/archives/51434725.html
う(うなぎ)
http://buu.blog.jp/archives/51434789.html
やまもと(とんかつ)
http://buu.blog.jp/archives/51434825.html

宿
旅館 紫
http://buu.blog.jp/archives/51434605.html
  
Posted by buu2 at 15:01Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年04月20日

濃いリッチプリン

最近はヨーグルトだけじゃなく、プリンも濃いのがはやりらしい。




別に悪くないけど、濃くなくても良い気がする。評価は☆1つ半。  

2014年04月19日

原了郭 黒七味カレー

祇園の原了郭(はらりょうかく)で黒七味を買った時、カウンターに置いてあるのが目に止まって、つい買ってしまったのがこのレトルトカレー。




さっそく食べてみたのだが、うーーーーーん。確かに辛いんだけど、コクがなくて、辛さが上滑りしている感じ。これは辛味ラーメンなどで良く見受けられるんだけど、辛い汁物は、汁の方にしっかりと味を受け止めるだけの包容力のようなものがないと、辛さが上滑りしてしまう。このカレーも同じ。玉ねぎとか、りんごとか、味に幅を持たせる素材をもっとたくさん入れないと、ただ辛いだけのカレーになってしまう。評価は☆半分。  

2014年04月18日

結局はしご

立地のこともあって、多分、生涯で一番食べている店はこの「はしご」なんだと思う。安定の美味しさは、だあろうだんだんめんの大辛。ちなみに、昔に比較すると随分と麺が硬くなった。


  

2014年04月17日

中川 知洋 立体展

他の人は知らないけれど、僕にとってアートは2種類あって、ひとつは山口晃さんや吉島信弘さん。もうひとつが会田誠さんや中川知洋さんである。

前者は、一目見て、「うわー、凄いな」と、すぐにピンとくるアートで、後者は、「え???」と思うのだけれど、あとからじわじわくるアートだ。前者は見た瞬間に気にいるので、その場でお買い上げになったりするのだが、後者は瞬間的じゃないので、あとになって「買っておけば良かった!」と後悔することになる。ということで、今回は後になって後悔しないように、なるべくインパクトがあって邪悪な感じの作品を買ってみた。立体展が終わって、家に作品がやってきたら、また紹介しようと思う。

中川さんは、僕の中の分類では、水木しげるさんあたりと同じところにカテゴライズされる作家さん。この、キモカワイイ?アートは、日曜日まで、銀座の万画廊で楽しむことができます。近所の人は、ぜひ。まだまだ、購入可能な作品がありますよ。見るだけでも楽しいです。子ども心に響きそう。







中川 知洋 立体展
TOMOHIRO NAKAGAWA
three-dimensional Exhibition -pole pole-

会期:2014年4月11日(金)− 4月20日(日)
開廊時間:11:30−19:30
最終日は17:00終了/会期中無休

万画廊
address 〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目23-2 GINZA 上野ビル1F
1F GINZA Ueno Bld. 1-23-2 Ginza Chuo-ku Tokyo
telephone 03-5250-3667
url http://www.yawoyorozu.com  
Posted by buu2 at 20:35Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年04月16日

仁和寺

京都の寺巡り、最終の地は仁和寺である。五重塔と桜が名物とあって、観光客は金閣寺並に多い。さて、いざゆかん、と思ったら、ここでデジカメの電池が切れた(笑)。ということで、寺巡りの最後の写真はこれである。




このあと、清明神社や北野天満宮などにも行ったのだが、電池切れで写真はない。  
Posted by buu2 at 17:21Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

とんかつ山本

京都にも美味いとんかつ屋があるかも知れない、ということで、調べてみたら評価が高い店があったので、訪問してみた。さぞかし混雑していることだろうとびくびくしていたのだが、入店してみるとガラガラ。客は誰もいない。

席についてメニューを見ると、昼はサービスメニューのみである。しかも、一番高いのはへれかつ定食1,900円である。ひれかつ定食で2,000円以下の店で美味しい店はほとんど皆無なので「しまった」と思ったのだが、後の祭りである。清水の舞台から飛び降りるつもりで、へれかつ定食を注文した。

小鉢と香の物が先に出てきて、かつが揚がるのを待つこと、約10分。







ぱっと見て、すでに衣が乱れていてがっかり。とんかつ本を執筆する程度にはとんかつを食べまくっている私の経験に照らせば、こうやって衣が乱れているとんかつが美味かったためしがない。とはいえ、見た目で判断するわけにもいかないし、「主を呼べ!」と言おうにも、主は目の前に立っている。まずは一切れ、口に運んでみた。




肉はなかなかジューシーで柔らかいのだが、旨味は今一歩。下味はあまり感じられないので、肉が持つ旨味が勝負なのだが、これが希薄なので、どうしても辛子やソースに頼らざるを得なくなる。隠し包丁で筋を切ってあるので硬さは感じない。衣はやや細かめ。揚げている温度がやや高めのようで硬い。そのせいもあって、肉から剥がれがちなのも少々残念なところ。

豚汁はデフォルトで山椒を効かせたもの。悪くないが、いささか味が濃すぎる。これでは旨味の少ないカツとのバランスが取れない。




ご飯は硬め。個人的にはもうちょっと柔らかく炊いたのが好みだが、これで悪いわけではない。




キャベツはざく切りにしてあるのが珍しかったが、これまた、かつとのバランスはイマイチだった。必ずしも千切りにする必要はないと思うが、じゃぁこれが良いのかと言われると、正直微妙である。

同行者がろーすかつ定食を注文したので、一切れ食べさせてもらったけれど、こちらも旨味は不足気味。




夜の定食はそれぞれ1,000円ずつぐらい高いようなので、夜の肉の方が美味しいのかも知れないが、衣の乱れ具合から推測すれば、あまり期待はできない。

2,000円弱のとんかつとしては標準レベルだと思うが、京都まで来て、貴重な一食をこのとんかつに費やす気にはならない。食べ終わるまでのあいだ、結局他のお客さんは誰も来なかった。

店名 とんかつ山本
TEL 075-231-4495
住所 京都府京都市中京区新烏丸通二条上ル
営業時間 11:30 〜 13:30 17:00 〜 22:00
定休日 日曜日  

三十三間堂

京都・国際血管生物学会も最終日である。ノーベル賞の有力候補、ナポレオン・フェラーラさんの発表が終わると、日程はほぼ終了。ということで、三十三間堂に来てみた。天候が日曜日のような曇天なので、写真もイマイチである。







横にタクシーがずらっと並んだおかげで、こんな写真になってしまった。




著しく興ざめなので、小保方さんで有名になったフォトショップでタクシーを消してみた。




うむ、素晴らしい。さすがは小保方メソッド(笑)。

#本エントリーは一部脚色があります。  
Posted by buu2 at 12:47Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年04月15日

ぎをんう桶や「う」

ちょうど奈良を旅行中の友人がいたので、京都に立ち寄ってもらい、うなぎを食べに行くことにした。行ったのは、う桶や「う」である。店の屋号は「う」なのかな??










注文したのはう桶の三人前。




京都ということで関西風の鰻を想像していたら、関東風の蒸した鰻(多分)が出てきたのはちょっと意外だった。鰻って、「ここは段違いに美味い」ということもなく、価格がびっくりするほど高いこともなく、その点でとんかつと良く似ているのだが、このお店も価格相応に美味しかったし、雰囲気も良かった。複数で京都に来る機会があれば、また寄ってみるかも知れない。

店名 祇をん う (ぎおん う)
TEL 075-551-9966
住所 京都府京都市東山区祇園町南側570-120
営業時間 11:30〜14:00(L.O) 17:00〜20:00(L.O)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)  

慈照寺(銀閣寺)

出落ちの金閣に対して、じんわりくるのが銀閣である。

庭が素晴らしいし、大内石など、名石(どこが凄いのか、全くわからないけれど(笑))が池にホイホイ放り込まれていたりする。色々と調べておけば、みんなが何気なくスルーしてしまう洗月泉なども味わい深い。
























































  
Posted by buu2 at 17:00Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

本能寺

すき焼きを食べ終わって、銀閣寺へ向かう途中に本能寺があったので立ち寄ってみた。







本能寺の変のあとにここに移転したみたいだけど、京都のどまんなかにあってびっくりした。もっと山奥にあるんだと思っていた。超有名な寺なのにひっそりとしていて観光客も全然いなかった。  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

三嶋亭

せっかく京都まで来たのだから、とびきりのものを食べてみよう、と思いたち、三嶋亭に来てみた。




肉料理の店はハイエンドを追求するととんでもないことになるのだが、この店ぐらいだと小さいベンチャーの社長でもなんとかなるかな、というレベル。お値段はこんな感じ。







何はともあれ、京都産の京都府知事賞受賞牛と但馬牛特別賞牛をひとつずつ注文してみた。突き出しは牛のそぼろ。独特な感じの電熱線を使っている。







肉は京都府知事賞がこれで、




但馬牛がこれ。




野菜はこんな感じ。




座っていれば、仲居さんが焼いてくれる。







面白いのは焼き方で、まず最初に砂糖を鍋にまいて、砂糖だけで焼く。そのあと、肉の表面に直接割り下をかける。高級牛を食べ比べてみたら、但馬牛の方が牛臭さがあって、若干の硬さがあった。でも、それ以外はほとんど変わりがないように感じた。すき焼きだと、味付けが濃いし、生卵をくぐらせることもあって、肉質に過剰にこだわる必要はないのかも知れない。ご飯やデザートも美味しかった。










店名 三嶋亭 本店 (みしまてい)
TEL 075-221-0003
住所 京都府京都市中京区寺町通三条下ル桜之町405
営業時間 11:30〜22:00
定休日 水曜日(不定休)
  
Posted by buu2 at 15:52Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

京都宝ヶ池のツツジ

旅館紫の女将さんに「今日、午前中に観光するとしたら、どこがお勧めですか?」と質問したら、「そりゃぁ、今は宝ヶ池どすなぁ」と即答。そこで、バスで宝ヶ池に行ってみた。宝ヶ池のバス停で降りたらすぐに池があるかと思ったら、そんなことはなくて、バス停から歩いて15分以上かかった。池に到着すると、確かに、ツツジが満開である。




桜の森も、ツツジが満開である。




ここでやっと気がついた。紫色が大好きな旅館紫の女将さんに聞いたんだから、紫色のツツジが満開な宝ヶ池をおすすめしてくれるのは当然至極のことであった。













京都に来てからちょっと食べ過ぎだったので、ちょうど良い運動になった。  
Posted by buu2 at 12:57Comments(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

平安神宮

朝早起きして向かったのは平安神宮。開店(?)すぐだったので、人影がまばらである。ということで、写真を撮りまくってきた。早起きは三文の徳とはこのこと。










































































  
Posted by buu2 at 12:43Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

旅館 紫

京都と言えば片泊まりの宿。どこにしようかと悩んだ末に、「紫」に決定。祇園の真ん中、花見小路からちょっと入ったところにあるこの宿は、元はお茶屋さんだったらしいのだが、お茶屋が昭和33年に近所に移転することになり、建物を引き継いで旅館にしたらしい。築150年とも、200年とも言われているようだが、古いことは間違いない。部屋の数は多分4つか5つの小さな旅館である。部屋の名前は桔梗とか、藤とか、野菊とか、紫の花の名前になっている。旅館に着くと、お茶を出してくれた。







片泊まりとは、夜ご飯がない宿のことで、「夜は祇園で楽しんでいらっしゃい」ということである。横浜の貧乏長屋で育った僕には、急な階段、四畳半の機能的な部屋、外の会話が丸聞こえの風通しの良さなど、懐かしいつくりの家だった。




何気なく、橋本関雪の書が飾ってあったりして。













朝ごはんは、とれたてのたけのこご飯。



















祇園の真ん中で、芸者さんたちが踊りの練習をする練習場のすぐそばにある。夜になると、そこから出てくる芸姑や舞妓を目当てにした観光客でごった返すのだが、朝は静かである。













旅館 紫
住所:京都市東山区祇園町南側570-7
TEL :075-541-7004
料金:1泊朝食付 9,000円
チェックイン 16:00
チェックアウト 10:00
門限 23:00
風呂 共同 入浴時間:16時〜23時
トイレ 共同 1階は洋式、2階は和式  
Posted by buu2 at 11:52Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年04月14日

夜の祇園

夕方は人通りが多く、芸者見たさの外人で溢れている祇園だけど、夜遅くになると意外と静かだったりする。














  
Posted by buu2 at 23:07Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

祇園 魚亀

祇園は四条通りをはさんで北と南で景色が全然違う。お茶屋と高級料理店が並ぶ南側と異なり、北側は新宿歌舞伎町のような町並みである。そうした、クラブやキャバクラが立ち並ぶ中に見つけたお店が「祇園 魚亀」である。創業1931年という老舗で、今の店主は三代目とのこと。座席数7席のカウンターのみのお店をひとりで忙しく仕切っている。これだけ美味しければ、さぞかし予約困難なんでしょう?と尋ねたら、「場所が祇園の北側なので、意外とそうでもない。空席があるときも結構ある」との返事だった。

西京焼き、鴨、すっぽん小鍋、しめの鮪丼など、どれも美味しかった。あと、驚くほど安い。予想した金額の3分の2ぐらいの支払いで、コストパフォーマンスは非常に良いと思う。

とりあえず、友達を中心に「京都で飲むなら、まずはここに空きがあるか聞いてみろ」と連絡しておいた。































店名 祇園 魚亀
TEL 075-525-6250
住所 京都府京都市東山区祇園町北側347-26 ピッケルビル 2F
営業時間 [月〜土]17:30〜26:00 [日・祝日]17:30〜23:00
定休日 水曜日  
Posted by buu2 at 22:33Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

東本願寺

凄かったけど、撮影禁止じゃぁねぇ、と思いつつ、東本願寺へ。元木家は浄土真宗大谷派なので、ここも外せない。と、思ったのだが、寺はこんな状態。







半分だけしか観ることができず、西本願寺にはあった特別なアイテムもない。おまけに、16:30にはもう案内所も売店も終了済み。なんだかなー。西本願寺以上にがっかりである。  
Posted by buu2 at 18:38Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

西本願寺

浄土真宗本願寺派の本山、西本願寺に行ってみた。ここ、凄い。他の寺もでかかったけれど、西本願寺を見てしまうと小さく感じてしまう。そして、今だけ公開されていた飛雲閣や書院も凄かった。ただし、なぜか撮影禁止。書院の中にあった枯山水の「虎渓の庭」がさらに凄かった。もちろん、撮影禁止。

ということで、物凄い寺だったのに、写真は2枚だけという寂しさ。





  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

東寺

色々な仏像を特別公開していたのだけれど、なぜか撮影禁止。日本人はどうしてこうやって出し惜しみするんだろう。ストロボを使わず、三脚を使わないなら、いくらでも撮影させてくれても良いと思うのだけれど。けち臭いのが仏の教えなのかな?

看板の不二桜はもうほとんど散っていたけれど、他の花は結構咲いていて、天気もよく、撮影日和だった。









































  
Posted by buu2 at 15:35Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

伏見稲荷

東福寺はほとんど人がいなくて良い雰囲気だったのに、伏見稲荷は外人と修学旅行生で溢れている。もう、人、人、人でお腹いっぱいである。これでもかというくらいに鳥居があって、これまたお腹いっぱいである。この神社がなぜこんなに人気があるのか、良くわからないのだが・・・。






































  
Posted by buu2 at 15:00Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

麺好坊 蓮

東福寺から伏見稲荷まで歩いて昼になったので、駅前にあるラーメン屋で一杯食べてみた。以下、評価。




名称:麺好坊 蓮
種類:京都
場所:丸太町
注文:中華そば
評価:6/ABB
2013.4.14
コメント:スープは豚骨鶏ガラブレンドの白濁タイプ醤油味で、いわゆる京都ラーメン。やや甘みのあるスープで、味は薄め。スープのタレと柚子胡椒が用意されていて、自分でちょうど良いあんばいに調整できる。味が足りないので両方追加してみたが、柚子胡椒の辛味が効くと美味しい。ただ、ベースが弱いのはカバーしきれず、麺を食べさせるだけの強さは出てこない。

麺は全粒粉とのことだが、食感は滑らか。細めでコシのある麺にはスープが良く絡む。なかなかの良品。

チャーシューは普通に美味しいレベルで、わざわざ増量するほどではない。

店名 麺好坊 蓮
TEL 075-605-4330
住所 京都府京都市伏見区深草一ノ坪町27-18
営業時間 11:30〜14:30 18:00〜23:00
定休日 火曜  

京都の桜

個人的には桜ほど写真にするのが難しい花はないと思うのだが、いや、実際にはもっと難しい花もあるんだと思うけれど、とにかく、いくらシャッターを切っても、なかなか良い写真を撮ることができない。原因は、まず一つに花の色が淡いこと。なんか、滲んだような写真になってしまう。もう一つが、天気。桜が咲くころは、空気が濁っていて薄曇りのような空模様が多い。最後に、明暗やコントラストがないこと。一面桜だったりするので、真っ白になってしまいメリハリがない写真になってしまう。

ところが、今回、平安神宮とみやこめっせの間で見つけた公園は、なかなかナイスだった。天気も良く、空の青、常緑樹の緑、そして桜の白やピンク。彩りがはっきりしていて、珍しく綺麗に撮れた気がする。























  
Posted by buu2 at 12:08Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

東福寺

京都二日目。天候は晴れ。電車で京都からひと駅、東福寺に来てみた。京都の南側はほとんど来たことがないので、多分、ここも生まれて初めて来る。寺まではそこそこ歩くのだが、その最中の景色もなかなか。寺は二箇所でお金を払う必要があったりするけれど、見どころは満載。とにかくデカイし、手入れも行き届いている。客が少ないので、写真を撮るのも楽しい。

































































  
Posted by buu2 at 11:48Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年04月13日

ビストロ ボン・モルソー

折角京都まで来たので、何か美味しいものでも食べようということになった。行ってみたのは、ビストロ ボン・モルソーというフレンチ。なぜ京料理ではなく、洋食なのかはなぞ。

土地鑑のない人間には非常に高いハードルの店だったのだが、そのせいもあってか、予約なしの飛び込みでも席があった。

注文したのは

フォアグラのテリーヌ、プラム添え 1,800
にしんのスモーク、じゃがいも添え 1,100
丹波鶏胸肉のローストビネガー風味、ペンネ添え 価格不明
国産牛もも肉のタルタルステーキ、フライドポテト添え 2,300
デザート盛り合わせ 1,300

といったところ。京都はフレンチもバカにできない。
















店名 ビストロ ボン・モルソー
TEL 075-212-8851
住所 京都府京都市中京区寺町通錦小路上ル円福寺前町274
営業時間 12:00〜14:00(L.O) 18:00〜21:00(L.O)
定休日 火曜・第3水曜  

龍安寺

枯山水の方丈石庭で有名な龍安寺。でも、一番の見どころは、その石庭を見ている人たちだったりして。




















  
Posted by buu2 at 17:00Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

鹿苑寺(金閣寺)

この寺はいつ来ても出落ちみたいな感じで、いきなりどーんと来て、あとは尻窄みである(^^;。










天気が悪くて残念。フォトショップで晴天にしちゃおうか(笑)。  
Posted by buu2 at 16:06Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

二条城

二条城である。こうやって色々見てみてわかったのは、桜はもちろんだが、全ての観光資源は天候が晴れでなくては価値が激減するということである。おひさま、偉い。









































  
Posted by buu2 at 15:32Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

麺や 高倉二条

京都御所からの移動途中で見つけたお店。以下、評価。




名称:高倉二条
種類:東京西部
場所:丸太町
注文:チャーシューラーメン
評価:10/AAA
2013.4.13
コメント:無化調の濃厚豚骨魚介ラーメン。東京にいれば全く珍しくないタイプなので見向きもしないかも知れないが、京都ということで食べてみた。すると、これが東京でも珍しいくらいにレベルが高くて驚いた。

麺は全粒粉とのことだが、粒の食感はほとんどなく、言われないと気がつかないレベル。中くらいよりはやや細めの麺はやや柔らかめに仕上がっているものの、コシは十分で、スープの絡みも良い。

スープは豚骨ベースの醤油味で、強めに魚のダシが効いた東京西部タイプ。無化調とのことだが、しっかりとしたベースのスープに強めのダシで、味はしっかりしている。やや酸味が強く、わずかに苦味も感じられるものの、麺を食べさせるには十分なクオリティである。味が消えないようにとの配慮なのか、スープの温度が過剰に高温でないところも配慮が行き届いている。

チャーシューはきちんと味を染み込ませた肉で、スープとの相性が良い。

味が濃いめの豚骨魚介なのでどうしても酸味が前に出てくるが、それが嫌いでないなら、高い確率で満足が得られるはずである。

店名 麺や高倉二条
TEL 075-255-9575
住所 京都府京都市中京区観音町64-1
営業時間 [月〜金]11:00〜15:00(LO14:50) 18:00〜22:00(LO21:50) [土・日・祝]11:00〜15:00(LO14:50) 18:00〜21:00(LO20:50)
定休日 年末年始





  

京都御所一般公開(2014)

京都御所の一般公開最終日だったので、ちょっと行ってみた。公開されていたのは次の施設。

御車寄(おくるまよせ)、 新御車寄(しんみくるまよせ) 、衝立(ついたて)、 回廊(東側) 紫宸殿(ししんでん) 、建礼門(けんれいもん) 、 清涼殿(せいりょうでん) 、 小御所(こごしょ)、御学問所(おがくもんじょ)(北側) 、御常御殿(おつねごてん)・東側


ソメイヨシノはほとんど散っていた。

























































































  
Posted by buu2 at 12:36Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

極 黒豚めし

東京駅で駅弁を買うことになって、「駅弁屋祭」と「駅弁屋踊」をチェックしてみた。駅弁に関する知見は、

1.肉よりは魚が無難
2.肉なら、鶏>豚>牛の順に無難
3.高級食材は避けたほうが無難
4.素材勝負よりも加工勝負の方が無難

という4つである。これに合致するものを探したのだが、朝早すぎたみたいで、なかなか良いのが見つからない。無理に選ぶよりはおにぎりでお茶を濁す方が良いかな、とも思ったのだが、こんな機会でもなければ駅弁など食べる機会がない。そこで、無理やり選んだのがこの「極 黒豚めし」である。




醤油系の味付けの生姜焼き弁当という感じだが、肉が硬くてイマイチ。やっぱりおにぎりにしておけば良かった。  

第三回電王戦を終えて

いよいよ、コンピュータの優位性がはっきりしたのが原因なのか、2007年にコンピュータ将棋について書いた一連のエントリーへのアクセスが増えているので、ガイドを載せておきます。

コンピュータ対竜王
これまでの将棋界
今の将棋界
ソフト優位後の将棋界
将棋というゲームの変質
プロ棋士の価値
パラダイムシフト
日本将棋連盟理事会の構造的特徴
活路はコミュニケーション要素か?

番外編
プロ棋士に返信  
Posted by buu2 at 00:30Comments(0)TrackBack(0)将棋││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加

2014年04月12日

富良野ブラックカレー ビーフ

久しぶりのレトルトカレーである。

なぜすっかりレトルトカレーを食べなくなったのかと言えば、「結局、レトルトカレーで食べる価値があるものは1.タイカレー、2.辛口、3.具はチキン、の3項目のうち、最低でも2つを満たしているものと結論が出たからである。今回はたまたま商品入れ替えでセールしていたのが目に入ってしまった。




食べてみたが、普通のビーフカレーで、美味しいわけではない。評価は☆半分。お腹はいっぱいになるけれど、最低限の機能を満たしているに過ぎず、恐らく二度と食べないだろう。ちなみに、前述の美味しいための要求条件をひとつも満たしていないので、美味しくないのも当たり前である。  

2014年04月11日

ラーメンと健康(1997.9.21.の記事を再掲)

佐野実氏が亡くなった。

病室ですすった最後のラーメン 亡くなった佐野実さん
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140411-00000039-asahi-soci

どうやら重度の糖尿病だったようだ。ラーメンを食べる頻度が高い人間にとっては人ごとではないので、参考までに過去に書いた「ラーメンと健康」をそのまま転載しておく。なお、最近は身近に良い内科医がたくさんいるので、近日中に最新版「ラーメンと健康」を発表する予定である(現在、医者に内容をチェックしてもらっている状態)。

------------------------------
ラーメンの栄養価を調べてみると、大体蛋白質30g、脂肪10g、炭水化物90g、塩分6グラムといったところである。総カロリーは550-600kcal程度。栄養のバランスから考えるとNa以外のミネラル、ビタミン、食物繊維などが非常に少なく、炭水化物、塩分が非常に多い。蛋白質も質的にはあまり良いものとは言えず、栄養面 からは完全な嗜好品といえる。もちろん、時々ラーメンを食べるのであれば、不足している野菜や乳製品などを適切に摂取すれば良いのだが、こればかり食べているとちょっと困ったことになるだろう。思い付くところで考えられる障害をあげてみると肥満、高脂血症、高血圧、肝機能障害、腎機能障害、動脈硬化、胃癌、糖尿病・・・・。これらはどれも生活習慣病であるから、食生活だけが関連するわけではもちろんないが、ラーメンを頻繁に食べる生活を続けていれば、こういった病気になってしまう可能性はそうでない人に比べて当然高くなる。

時々、ラーメンを大量に食べているにもかかわらず、全然太らない人もお目にかかるのだが、これはあくまでも「太らない体質」によるもので、上にあげた症状のうちの一つが発症していないだけである。当然塩分を処理するために胃、肝臓や腎臓に負担がかかるわけで、太らないから体に負担がかかっていないというわけではない。同様に、糖尿病になりにくい人もいるし、高血圧になりにくい人もいるわけで、こういった症状が出ないからといって油断してはならない。生活習慣病は環境要因もさる事ながら、遺伝的資質というものも大きく作用すると考えられている。したがって、広い世の中には全然太らない、肝臓や腎臓も頑丈、血圧も問題ない、という鉄人も存在するのかもしれないが、今のところそういった人にお目にかかったことはない。僕自身週に5杯ぐらいはラーメンを食べるのだが、この状況で自分の体調をベストに保つのは非常に難しい。感覚的にいうと、僕の場合で適量 はせいぜい2杯/週といったところだろう。最近は明らかに食べ過ぎなので、ちょっと習慣を改善していかなくてはと考えている。

糖尿病や動脈硬化は一度発病してしまえばあとはそれとうまく折り合いをつけて行くしかなく、治療は非常に困難である。当然嗜好品にもドクターストップがかかるので、隠れて食べるにしても、気持ちよくラーメンを食べる、ということはなかなか出来なくなる。自分がラーメン屋であるとか、そういったなんらかの理由があって食べざるをえない人を除いては、「時々美味しいラーメンを食べて、人生を潤わせる」というのがごく普通 のラーメンの楽しみ方だと思う。美味しいラーメンでもまずいラーメンでもほぼ同じように健康をそこなう可能性があるのであれば、「まずいラーメンを食べること」は大きな損失である。したがって、ある程度ベーシックな知見(例えば「トンコツ系が好き」だとか、「味噌ラーメンが好き」だとか、そういった自分の嗜好が把握できる程度の知見)を収集した後には、テレビ、雑誌、ホームページ等の各種情報ツールを有効利用して、なるべく美味しいものだけを食べたいものである。例えば魔人ブウ*ラーメンデータベースを参考にするのなら、やはり3点以下の店は避けたほうが無難であろう。なかにはうまい店もあるかもしれないが、その可能性は例えば8点の店に比較すれば著しく低い。味というのは個人の主観であるから「絶対評価」というのは勿論有り得ないのだが、「一つの可能性の提示」として、有効利用していただければ幸いである。
------------------------------

初出:魔人ブウ*のラーメンデータベース ブウ*の視点「ラーメンと健康」
http://www.netlaputa.ne.jp/~buu/shitenhonbun.html#8  

2014年04月10日

有楽町ワイン倶楽部

友人が三菱総研を卒業して転職するので、そのお祝い。全員が元体育会ということで、注文したものは肉が中心(笑)。













料理は普通だったけれど、店員の質が低かったのが残念。

店名 有楽町ワイン倶楽部
TEL 03-3201-3389
住所 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル B1F
営業時間 【月〜金】ランチ  11:30〜14:30(L.O. 14:00) ディナー 17:00〜23:00(L.O. 22:00) 【土】ディナー 16:00〜23:00(L.O. 22:00) 【日】ディナー 16:00〜22:00(L.O. 21:00)
定休日 無休  

可吉のひらめ龍皮巻浜ずし

可吉にさばずしを買いに行ったら、今はひらめの龍皮巻浜ずしが旬ということだったので、鯖ではなくひらめの寿司を買ってみた。




常温保存しておいて、食べる直前に30分ほど冷蔵庫で冷やしてから食べたのだが、なるほど、美味しい。

有限会社可吉
http://kouki-kisyu.co.jp/  
Posted by buu2 at 10:49Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

このエントリーをはてなブックマークに追加