2014年06月30日

渇き。

今年最大の問題作、という評価を耳にしたので、観てきた。

これ、どうなんだろう?面白いのかな?とにかく人がたくさん死ぬ。それぞれがかなり丈夫なので、なかなか死ななくて、おかげで描写が残酷になる。その手の映画は北野武や園子温でそこそこやられているわけだけど、この映画がちょっと新しく感じられるのはカットの細かさと音楽の使い方の2点。おかげで、凄く暑苦しい雰囲気が作られていたけれど、その感覚が正直あまり好きになれない。SAWシリーズみたいに好き嫌いがはっきりわかれることが予想される映画で、そういう意味では十分に個性的であり、特徴的でもある。

ただ、僕の感想を言えば、細かくカット割りされて何度も繰り返しが使われる映像表現はせわしないだけだったし、鳴りっぱなしの音楽はうるさいだけだったし、役者たちの熱演も暑苦しかった。また、そのトーンが比較的単調に続くので、わりとすぐに飽きてしまい、「あと何分で終わるんだろうなぁ」と考えてしまった。

映画ファンなら観ておいても損はないと思うのだが、一般の(普通の)映画好きや、妻夫木くん、橋本愛ちゃんなどを観たい向きにはあまり薦められない。

中島哲也監督は下妻物語(2004年)、嫌われ松子の一生(2006)あたりで漫画的表現を取り入れたコミックムービーのスタイルを確立した人だけど、告白(2010年)ぐらいからちょっと明後日の方向に行ってしまった感があり、常に新しいものを提示し続けている作家性は高く評価したいけれど、この作品は嫌い。評価は☆半分。  

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今日のおはな


  

2014年06月29日

グルガオン

銀座でカレーを食べるときに一番行く頻度が高いのがグルガオン。





  

ゲリラ雨の向こう側




6月29日 午後4時54分撮影  
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2014年06月28日

残業代ゼロ(ホワイトカラー・エグゼンプション)に関する整理

残業代ゼロ(ホワイトカラー・エグゼンプション)法案が閣議決定したわけだが、こんな記事があって、あんた、ばかぁ?という感じである。

残業代ゼロ 反対53% 長時間労働拡大に不安
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014062902000116.html

新聞記者はわかって書いているんだろうが、一応、整理だけしておく。

まず、現在の法制度では、自律的な働き方を支援するための労働時間制度として、フレックスタイム制(労働基準法第32条の3)と裁量労働制(労働基準法第38条の3及び第38条の4)が存在する。

この2つのうち、より柔軟性に富む裁量労働制は、"実際の労働時間の多寡にかかわらず当初に労使で決めていた時間を労働したとみなす制度(みなし残業時間)"だが、労働時間規制そのものの適用を除外するものではない。また、導入する際にはかなり面倒な導入要件がある(法律を骨抜きにするために山ほど)。

ホワイトカラー・エグゼンプションは、現行法でいう「管理監督者」(労基法41条2号、いわゆる管理職とは異なり、会社の経営方針の決定に参画し経営者と一体とみなされる立場の者)のように、労働時間規制そのものの適用が除外される制度で、管理監督者に該当しなくとも、一定の要件を満たす労働者や、これまで管理職というだけで労基法上の管理監督者扱いをされてきた労働者にも適用可能である。

一方、今回閣議決定されたホワイトカラー・エグゼンプションには、裁量労働制のような対象業務の限定や厳格な導入要件がない。労使委員会の決議と本人同意があれば、管理監督者の対象になる手前の労働者にも労働時間規制の適用を除外できる。

国会審議段階での基本事項は次の3点となっている。

1.希望しない人には適用しない
2.職務の範囲が明確で高い職業能力を持つ人材に対象を絞り込む
3.働き方の選択によって賃金が減ることの無いように適正な処遇を確保する

この3要件は非常に重要で、例えばスーパーのレジ打ち係とか、コンビニの店員といった人たちには適用されない。なぜなら、そういう業務には高い職業能力が要求されないからだ。

その後、さらに検討を進めた結果、「年収1,000万円以上」という別の指標も追加された。

時間ではなく成果で評価される働き方を希望する働き手のニーズに応えるため、一定の年収要件(例えば少なくとも年収1000万円以上)を満たし、職務の範囲が明確で高度な職業能力を有する労働者を対象

出典:日本再興戦略 改訂 2014 22ページ
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/honbun2JP.pdf

つまり、この制度の是非についてアンケートを取るなら、この法案で対象となっている人、および、なりそうな人を対象にして調査する必要がある。コンビニのバイトに聞いてもしかたがないのだ。例えば、東大文一の4年生を対象としてアンケートを取るなら話はわかるのだが、日本国民を対象に実施しても意味はない。

それにしても不思議なのは、全然関係ないはずの人たちがなぜここまでホワイトカラー・エグゼンプションに反対するのか、である。たとえば、「年収1,000万円以上の人たちの所得税率を10%アップします」と言ったところで、大抵の人は「ふーーーーん」でオシマイだろう。関係ないのだから。なぜかな、と思って数日考えてみて、2つの仮説にだどりついた。ひとつは、ちゃんと法案の中身を読んでいなかったり、国会の審議内容をみていないということだ。もうひとつはさらに突っ込んだ、意地の悪い仮説だけど、全部わかった上で、自分が「高度な職業能力を持っていない」人間だと、自分で認めるのが嫌、というものだ。どちらにしても、そのせいで日本経済が停滞したままでは困ってしまう。安倍政権の成長戦略にはほとんどみるべきものがなく、唯一評価できるのがこの残業代ゼロ法案なのだから、政府はきちんと国民に説明すべきである。

もうちょっとわかりやすく言えば、本田や長友や香川がもっと自由に好きなときに練習できるようにしようと、「勝手に考えて良いよ。やりたければいくらでも練習していいし、休みたければ勝手に休みなさい。そのかわり、自分の体調管理はきちんとやってね。パフォーマンスが落ちたら試合では使わないよ」と言ったら、高校生たちが「そんなんじゃ、夜遅くまで練習になっちゃう。勉強だってしなくちゃいけないし、塾にも行きたいから、練習は曜日と時間をちゃんと決めてくれ」と苦情を言ってきたようなもの。君たちは関係ないんだよ(^^; ちゃんと自分で管理する能力がある、トップレベルの人たちの話なんだから。

参考:
日本の労働環境のためにやらなくてはならないたった1つのこと
http://buu.blog.jp/archives/51412624.html

総統閣下はお怒りです「残業代0指令」
http://buu.blog.jp/archives/51435072.html
  
Posted by buu2 at 20:43Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

2014年06月27日

ピグミーモウセンゴケ プルチェラが開花

この時期の食虫植物たちは元気が良いので、観ていて楽しい。

花。




本体はこんな感じ。




マクロでの撮影は被写界深度が浅くなってしまうので、食虫植物、特にピグミーモウセンゴケみたいに小さい植物は撮影が難しいんだよねぇ。  
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スアレスにおすすめの逸品

ウルグアイ・スアレス“かみつき”で4カ月の活動停止…W杯残り試合も出場できず
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140626-00000081-dal-socc

the silence of the lambs

出典:The Silence of the Lambs  

朝霞の全く流行っていない居酒屋

近所に、外から店の中の様子が見えない居酒屋があった。中の様子がわからないというのは大きなリスクなので、その店の存在に気がついてから10年ぐらい経っていたと思うのだが、一度も行ったことがなかった。ところが数ヶ月前に店が少しだけ改装されて、わずかに店の中の様子がわかるようになった。座敷があって、その手前にいくつも靴が置かれている。あ、お客さんはいるんだ!とわかり、今度行ってみようと考えるようになった。

そして、昨日、その日がやってきた。

店の扉を開けると、店の中は薄暗い。と、二人いる女性の一人が電気をつけた。座敷の手前には、何足も靴がおいてあるのだが、店の中には客が一人もいない。靴はゴキブリホイホイの餌みたいなものだったようだ(笑)。それでも仕方がないので入店した。おしぼりを持ってきた女性は「お飲み物は何にしますか?」と尋ねるのだが、メニューがない。「何があるんですか?」と聞くと、ワンテンポあって、「瓶ビールとか、生ビールとか、お酒とか」とのこと。それで、生ビールを注文した。さすがにこれだけでは悪いな、と思い、豚の生姜焼きと鶏の唐揚げを注文した。生ビールはすぐに出てきたのでそれを飲んでいると、まず電子レンジのピピっという音が聞こえてきた。生姜焼きや唐揚げで電子レンジなんか使うのかな?あぁ、肉を冷凍しているのか、などと考えていると、まず生姜焼きが出てきた。あまり生姜の味がしないし、そもそも生姜の繊維が見当たらない。肉そのものも、決して上等とは言えない。これならスーパーで肉を買ってきて自分で作ったほうがずっと美味しい。唐揚げはちゃんと揚げている様子だったので、しばらく待つことにした。梅酒のソーダ割りを頼むと、「ソーダ?」と訝しげに応えていたのだが、出てきたのは水割りだった。もしかしたら、炭酸の抜けたソーダを使ったのかも知れない。そして、唐揚げ。これだけは、少なくともHottoMottoの唐揚げよりは美味しかった。しかし、これ以上いても良いことはなさそうなので、早々に引き上げることにしたのだが、支払いは3,000円ちょっと。生ビール、梅酒、生姜焼き、唐揚げでこの値段は、場所を考えるとめちゃくちゃ高い。

なるほど、流行らない店には、それなりの理由があるものだ。

どうせ誰も行かないだろうから、写真も、店のデータも載せないことにする。朝霞周辺に住んでいて、地雷を踏みたくないという人は、個人的にメールかTwitterで質問してください。その場合は店の名前をお伝えします。  

2014年06月26日

ザッケローニ監督の日本代表と、これからの日本代表

ザッケローニ監督が退任を表明したそうだ。

ザック監督が退任表明「この代表を離れなければいけない」
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140625-00000155-spnannex-socc

4年前の大混乱が懐かしい。

監督が決めないチームは「代表」とは呼べないだろう
http://buu.blog.jp/archives/51069845.html

このドタバタのあと、ザッケローニさんが急浮上して、

どっちなんだよ
http://buu.blog.jp/archives/51071715.html

#ちなみに、ここで挙げられているペケルマン氏は、先日の試合で日本をチンチンにしたコロンビアの現監督である。

ダークホース的なところからザック・ジャパンが誕生した。以後、ザッケローニ監督は見事に日本に溶け込み、選手を理解し、チームを作り、結果も残した。アルゼンチンとのテストマッチで勝利、アジアカップ優勝、韓国戦無敗、ワールドカップ出場というハードルをクリアし、今に至る。グループリーグ突破も当然、と考える人もいるかも知れないが、スペイン、イタリア、イングランドといったチームが同様にグループリーグで討ち死にしている状態を見れば、それがかなり高いハードルであることがわかる。僕の感想は、「まぁ、こんなもの」といったところだ。

ただ、グループリーグ突破の可能性はあったし、それを不可能にした原因の一つに、監督のミスがあったことも否定できない。そういった、監督の戦術面での能力というのも、日本代表の実力の一つである。

今回のグループリーグ3試合では、それぞれに別の問題が浮き彫りになった。

一番勝つ可能性が高かったコートジボワール戦では、普段着のゲームができなかった。日本がこの8年ぐらい、目指してきたのは、スペインをお手本にした高いボール支配からのつなぐサッカーである。ところが、敵を警戒しすぎたのか、日本のポゼッションは約40%で、完全に圧倒されてしまった。最大の原因はボランチの二枚に長谷部、山口という守備的なメンツを揃えてしまったことだ。加えて、パスミスが異常に多く、コンディショニングの失敗だったのか、ピッチが不慣れなものだったのか、とにかく高い位置でボールを奪われるケースがたくさんあった。特に気になったのは、相手ボールを奪ってさぁこれから、という場面でのボールロストで、これは肉体的にも精神的にも消耗する。パスサッカーを目指しているなら、パスミスがないのは最低限のはずなのだが、それができていなかった。普段着でいけたのは前半の25分程度で、そのあとは完全にコートジボワールペース。コートジボワールは日本の弱点をきちんと研究していて、また自分のチームの強みを理解した上で、適切な戦術を構築していた感じである。それは、強力なボランチを餌にして日本のディフェンスを中央寄りにし、緩くなったサイドを効果的なサイドチェンジを交えて押し込み、日本の強みである左サイドを消耗させるというものだった。実は、これは日本が主としてアジアの格下に展開してきた「普段着のサッカー」でもある。

二戦目のギリシャ戦は、いかにして強固なディフェンスをかいくぐるか、というのが戦前からのテーマだったのだが、これをクリアできなかった。この試合は勝利が必須だったにも関わらず、ボランチが初戦同様守備的な長谷部、山口で、今日も守備的に行きますよ、という意思表示だった。青山、遠藤の二人は全体を俯瞰してバランスを考え、適切なサイドチェンジができる典型的ゲームメーカーだが、長谷部、山口にはこのスキルがない。数年前なら長谷部、遠藤という最強のコンビが形成できたのだが、残念ながら遠藤は選手としてのピークを過ぎていて、ゲームメイク以外の部分で心配なところが多く、長谷部のコンディションも万全ではない。一方で山口、青山の才能は大したものだが、全盛期の長谷部、遠藤にはまだまだ及ばない。というか、この1年ぐらい、日本代表の戦力に上積みが感じられない(パッとしない)のは、ひとえにヤットの衰えが反映されているだけ、というのが僕の考えである。また、大久保の起用も、チームに混乱を招いていた感がある。確かに大久保のキレは凄く、相手に脅威を与える存在だったと思うのだが、コンビネーションという点では完全にリスク要因になっていた。全体が組織的に動いている中で、大久保は好き勝手に動いていた感じで、敵を混乱させる以前に、日本代表が混乱していた印象だ。特に両サイドと大久保の連携がうまくいかず、折角ボランチがボールを前線に供給しようとしているのに、大久保のポジション取りがおかしいおかげでパスの出しどころがない、ということになったりしていた。ギリシャの選手をひとり退場に追い込んだのは見事だったのだが、べた引きで9人ブロックを形成し、引き分け狙いに出てきたギリシャに対して、ほとんど攻撃の手段を持たなかったのも残念だった。ギリシャはサイドを完全に捨てていて、「クロスを上げられても、中央さえがっちり固めていれば、フィジカルで劣る日本の攻撃は怖くない」という考えだったようだ。実際、サイドからは何度も中央にボールが配給されたけれど、ポストプレーヤーがいないので、全部弾き返されて、逆にカウンターを受けて消耗するという展開になっていた。何度かのチャンスはあったものの、それを活かすだけの勝負強さもなく、結局勝利が必要なこの試合をスコアレスドローにしてしまった。

そして、玉砕覚悟のコロンビア戦である。この試合で、日本は現実を見せつけられた。見せつけられたのはザッケローニ監督ではなく、攻撃的チームによって世界と戦うという目標を掲げた、サッカー協会である。個の力でも、組織力でも敵わず、ベストメンバーから何人も選手を落とし(これがヤマザキナビスコカップなら無気力試合と言われてしまいそうだ)、さらには思い出出場の選手交代までやらかしたコロンビアに4−1の完敗である。この試合、日本らしさがなかったのかといえば、そんなことはない。逆に、一番日本らしい戦い方をしていた。高いポゼッションからの攻撃サッカー。しかも、最も得点が期待される岡崎がヘッドで決めもした。しかし、コロンビアがちょっとだけ本気を出して、ハメス・ロドリゲスを投入したら、もういけない。高い位置でロドリゲスにボールを持たれると、一人では止めることができず、二人、三人とディフェンスが寄せていく。すると、当然マークがなくなってフリーになる選手ができるので、そこにパスを出される。これをきっちりと決められてしまうので、点差は開く一方である。ボクシングでたとえるなら、パンチ力のないボクサーがポイントを稼ごうとジャブを何度も出しているのだけれど、時々相手が放つカウンターの威力が凄まじく、ガードがあっても、その上から叩きこまれて脳震盪を起こしてノックアウト、という感じだ。完全に力負け、玉砕覚悟で臨んだら文字通り玉砕してしまったわけで、グループリーグ三試合でつきつけられた問題の中では最も深刻なものである。

僕はずっと攻撃的サッカーは日本には無理、といいう考えだが、この10年ぐらいの世界のサッカー界の大きな流れは、ポゼッションからの攻撃的サッカーだった。その潮目が変わりつつあるのは、バルサの不調や、今回のワールドカップでのスペインのグループリーグ敗退などで明らかなのだが、では、これからカウンター中心の守備的サッカーが流行るのかと言えば、そんな兆候もない。今、台頭しつつあるのは、圧倒的な才能を中心に配置したスピードサッカーである。しかし、メッシ、クリロナ、ネイマール、ファン・ペルシー、イニエスタ、ロッベン、シャビ、ピルロ、エジルといった「圧倒的な才能」は、日本にはいない。アジアレベルなら香川、本田、長友といったトッププレイヤーが何人もいるけれど、ワールドクラスではない。圧倒的なタレントは、これまで日本には釜本しかいなかったし、次にいつ現れるかは全くわからない。その中で力勝負を挑み、粉砕された。

もちろん、この一試合だけを見て、攻撃サッカーを捨ててしまうのは早計だ。だから、これからの2年ぐらいは攻撃サッカーを続けてみれば良い。ただし、マッチメイクは慎重にやる必要がある。少なくとも、アジアの強豪といくら試合をやっても、それは自己満足にしかならない。もっと圧倒的に強いチームと力勝負をやってみれば良いのである。そこでポゼッションサッカーによって互角に戦えるなら、引き続き理想を追求すれば良い。ダメなら、もうしばらくは攻撃的サッカーは封印したほうが良いということになるだろう。もし、日本が「ワールドカップで優勝する」という、果てしなく高い目標を掲げるなら。

色々と言われているけれど、ザッケローニ監督は非常に優秀な監督だったし、次のロシアまでチームを任せるという選択肢もあったと思う。交代しても、ザッケローニ監督よりも優秀な監督が来てくれる保証はないし、むしろリスクは大きいと思う。しかし、色々な事情もあるだろう。グループリーグ敗退という結果を考えれば、交代もまた、有力な選択肢のひとつである。

ザッケローニ監督の4年間を振り返ると、楽しませてもらった場面のほうが多かった。アルゼンチン戦は埼スタで観戦していたが、終了後に新宿に祝杯をあげるほどに興奮したものだ。その後、屋台骨だった遠藤の衰えや、本田、香川の不調といった不運もあり、最後は結果を残すことができなかったため、メディアでは彼を悪く言う論調も少なくないようだ。だけど、少なくとも僕は、ザッケローニ監督の4年間の働きにとても感謝している。

日本代表と、ザッケローニ氏の今後の活躍を楽しみにしている。  
Posted by buu2 at 12:32Comments(0)TrackBack(0)日本代表││編集

2014年06月25日

ラストミッション

3daystokill


3 days to killというタイトルがなぜラストミッションになったのか良くわからないが、まぁラストミッションというタイトルでもそれほど違和感がない作品でもあった。

余命いくばくもないCIAのベテラン諜報部員が、それまで犠牲にしてきた家族との関係を再構築しようとパリで奮闘する・・・という内容。別に悪くないストーリーで、主人公の無双っぷりも見事ではあるのだが、それ以外に見どころが見当たらない。パートナーのVIVIは折角美人なのに、これといった性格描写があるわけでもなく、黒幕に徹している。じゃぁ、謎のキャラなのかと言えばそんなこともなく、冒頭できっちりネタバレしている。つまり、VIVIを魅力的に描こうという脚本になっていない。そうか、仕事がメインディッシュではなく、仕事以外の描写に注目すべきなのか、と思ったのだが、結局そちらも大したことはなく、自転車に乗る練習と、クラブで乱闘したことぐらいしか記憶に残らない。

眠くなるほどつまらないわけではないけれど、この映画に1,800円出すのはどうなの?という感じで、実際映画館に客は僕一人だけであった(笑) 評価は☆1つ半。  
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2014年06月24日

寶永

以前膝折にあった初代田一の丼を使っているので、朝霞からこちらに移転したのかも知れないのだが、ラーメンは全く別物になっていたし、屋号も変わっていて、同じなのは丼だけという不思議な店である。以下、評価。




名称:寶永
種類:札幌
場所:柳瀬川
注文:寶永味噌ラーメン
評価:2/ACC
2014.6.24
コメント:麺は中くらいの太さの札幌ゴム麺タイプ。コシはしっかりしているし、スープの絡みも悪くない。

スープはとんこつベースの味噌味。トッピングされている大量のモヤシによってスープが完全に死んでいる。モヤシは非常に低いコストで大量にトッピング可能なので、ただただ量がたくさんあれば嬉しいという学生には歓迎されるかも知れないが、ラーメンに味を求める層には邪魔な存在でしかない。

チャーシューは味付けは悪くないものの、肉質があまり良くないので、トッピングする価値はない。

味とは関係ないのだが、この店はあちこちに詰めの甘さが見て取れる。券売機は異常なまでにわかりにくく、僕が食べている間に来た客はみんな、券売機の前で立ち尽くしていた。テーブルの上の調味料は完全に死角となる真っ暗な場所においてあって、何が用意されているのかさっぱりわからない。

ド素人のコンサルでも、この店の問題点はすぐに指摘できるだろう。

店名 寳永 (ホウエイ)
TEL 048-424-3648
住所 埼玉県新座市中野2-2-26
営業時間 [平日] 11:00〜15:30/17:00〜22:45 [土・日・祝] 11:00〜22:45
定休日 不定休  

2014年06月23日

豚組食堂

西麻布の豚組は開店直後はコストパフォーマンスの悪い店の典型事例だったのだが、開店から約10年が経って、随分と改善されていた。それなら、と思って、系列店の豚組食堂(社長は豚組の中村氏ではないようだ)で食べてみた。注文したのはゴールデン・ボア・ポークという銘柄豚のフィレ、165グラムで3000円である。




あれ?と思ったのは、普通のロースかつとフィレかつで、衣の様相が全く異なることだ。私のかつは約6分の揚げ時間で、その後90秒ほど余熱で仕上げているのだが、普通のロースかつは約3分ほどで揚げている。ロースは温度が高い油を使っていて、フィレはそれに比べてやや低い温度の油で揚げているのだろうが、衣の見た目はフィレの方が明らかに色が濃いし、食べてみると案の定、衣が硬いし苦い。同行者がロースかつを注文したので一切れ食べさせてもらったら、こちらの衣は硬すぎることもなく、苦味を感じることもなかった。これだけでもガッカリだが、高温で比較的長い時間揚げているせいか、あるいは隠し包丁の入れすぎか、衣と肉が分離するのではなく、揚げ過ぎた外側の肉と、熱があまり通っていない内側の肉とが内部崩壊して、肉と肉が分離していた。




こんな状態のとんかつは、定食で3000円以上の高級店では初めて見たのだが、わざとやっているのだろうか?肉自体の旨味もそれほど感じられず、むしろ衣の苦味ばかりが目立っていた。




同行者が注文した普通のロースかつ(椿ポーク)は普通のとんかつだったので、わざと手を抜いているように感じられる。参考までに、ロースかつの写真も載せておく。




ご飯の炊き具合は硬過ぎてイマイチだった。キャベツは美味しかったが、味噌汁は普通、おひたしは特に印象に残る点はなかった。










まだ食べている最中にバタバタ食器を片付け始めるあたりは牛丼屋のような接客姿勢で、こうしてどんどん客を追い出すことで捌ける客数を増やし、廉価化に挑戦しているのかもしれない。とはいえ、決して安いとは言えない価格にも関わらずテーブルは狭いし、接客姿勢はなってないし、かつの味もとても満足できる質ではなかった。一事が万事安っぽい感じで、コストパフォーマンスが悪いので、二度と行かないだろう。この店に行くくらいなら、ちょっと遠くても豚組に行ったほうが断然良いと思う。なんでこんな店を出したのか、さっぱりわからない。「豚組の廉価版」という業態だというのなら、その姿勢自体は理解可能だが、それなら3000円もするメニューを置くのは整合性が取れていない。少なくとも、3000円のとんかつを注文した私が満足できる部分は、ほとんどなかった。

店名 豚組食堂
TEL 03-3408-6751
住所 東京都港区六本木6-2-31 六本木ヒルズノースタワー B1F
営業時間 11:00〜23:00

  

2014年06月22日

David Garrett MUSIC LIVE JAPAN TOUR 2014

六本木ブルーシアターでの来日公演を聴いてきた。

9列目となかなか良いポジションだったので、演奏を満喫。




正直なところ、Hey Judeあたりは良さが良くわからなかったのだが、定番の曲はなかなか良かったと思う。全般的には、クラシックよりの曲の方が好みだった。

ところで、ちょっと驚いたのは、コンサート中、かなりの数の客が立ち上がって写真撮影していたこと。一応、入り口には撮影禁止と書かれていたのだが、何のお咎めもなしな様子だった。暗いので、写真を撮ってもどうせ写りは悪いし、あるいは録音したとしても大して良い音は録れないと思うのだが、主催者側が完全に黙認していたのには驚かされた。  
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2014年06月21日

スータイ グリーンカレー

タイの調味料はレトルトにあうようで、タイカレーのレトルトも総じて質が高いと思う。これまではヤマモリのレトルトを買っていたのだが、カルディで別のレトルトを売っていたので買ってみた。




あまり意識せずに食べてしまったので、ヤマモリとの味の違いが正直良くわからなかった。自分で作ったほうが美味しいのは間違いないけれど、このレベルなら十分満足。評価は☆2つ。

Amazonでも取り扱いあり。

  

2014年06月20日

私の男

二階堂ふみの最新作。なかなか見事だったのは、中学生から派遣社員までを一人で演じきっていたことで、演出力も当然だが、演技力の賜物という感じだった。

色々と違和感があったのは原作との違い。原作は桜庭一樹の直木賞受賞作だが、2008年を第一章として、徐々に年代を遡っていく形になっている。ところが、この映画では普通に時系列通りに話が進んでしまう。このあたりは好みの問題もあるだろうが、やはり小説のように年代を遡っていった方が徐々にルーツに行き当たっていく感じになって良かったと思う。また、重要なアイテムが変更になっていたのだが、この理由は良くわからなかった。スポンサーがメガネドラッグだったからだろうか?

奥尻島のシーンでは変わったフィルターを使って撮影していて、光が縦に滲んでいた。こういうやり方で終始表現するのかな、と思っていたら、以後のシーンは普通のフィルターになっていたので、花の幼少期を画面で理解できるようにという配慮だったのかも知れない。そういえば、先日観たグランドブダペストホテルでも、時代によって画面のアスペクト比を変更するという表現が使われていた。

原作どおりである必要はもちろんないのだが、変更するなら、それによって新しい価値が生まれている必要がある。変更したことによって失われるものと生まれるものがあって、トータルでプラスなのか、マイナスなのか、ということになるのだが、この作品の場合はプラス要因として流氷の圧倒的な存在感と二階堂ふみの魅力、マイナス要因としてミステリー色の欠落が挙げられる。トータルで見ればどっちもどっちという感じがするのだが、時系列だけでも原作と同じにしていれば、もっと面白かったと思う。

評価は☆2つに、二階堂ふみ要素でおまけして☆2つ半。

原作は、流行作家なのにKindle版があるのが嬉しい。
  
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2014年06月19日

百貨店対抗 祝勝会

3月に開催された百貨店対抗スキー大会で我が三越伊勢丹チームが久しぶりに優勝したので、その祝勝会が新宿で開催された。今頃になってようやく写真をゲット(笑)。

大回転



回転一本目



回転二本目

  
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2014年06月18日

ルビージャックス

最近、肉といえばとんかつばかりだったので、たまにはステーキでも食べるか、と思いたち、この春にアークヒルズにできたRUBY JACK'S Steakhouse & Barに行ってみた。

新しい店とあって、店員さんもまだちょっと不慣れなところがある感じだったけれど、肉はちゃんと美味しかった。ワインを含めて、一人2万円弱ぐらいの予算。デザートは外のテラス席で食べたけれど、今の季節はちょうど良い感じ。



















店名 ルビージャックス (Ruby Jacks)
TEL 03-5544-8222
住所 東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズ サウスタワー 2F
営業時間 11:00〜14:30 18:00〜翌2:00(L.O)
定休日 無休  

今日のおはな

3時間ぐらいしか起きてなくて、起きている時間のほとんどは食ってる。


  
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2014年06月17日

グランド・ブダペスト・ホテル

grandbudapesthotel


色々なところがわざとチープに作られていて、その雰囲気が「ムーンライズ・キングダム」と似ている。つまり、絵本を映画にしたような見せ方だが、内容はこちらの方がずっとわかりやすい。

舞台は欧州の東の端にある仮想国ズブロッカで、ブダペストという名前と併せるとハンガリーとか、オーストリアとか、その近所の国をイメージしているのだろう。ナチスをイメージするような組織が出てきたりもする。

ミステリー調で話は進むのだが、何か謎があるということではなく、順番にストーリーを追っていくことになる。「一体どうなるんだ!!??」とハラハラドキドキするわけでもなく、淡々と進んでいくところが逆に新鮮である。ところどころで挟まれるブラック・ジョークが小気味良く、それを楽しめるのなら退屈はしないだろう。

とはいえ、演出や小ネタは楽しいのだが、全体のストーリーとなるとやや散漫だったのが残念だった。背後に忍ばせてあるアンチ・ファシズムの主張を有効に見せるためにも、メインストリームにもう一工夫あれば良かったのに、と思った。ただ、極東の国の住民にはなかなか理解できない欧州の事情というのもあると思う。そのあたりを読み取るには相当の教養が必要で、少なくとも僕にはそのあたりが十分に理解できなかった。

評価は☆2つ。  
Posted by buu2 at 20:46Comments(0)TrackBack(0)映画2014││編集

而今

以前は複数のスープを提供する店はそれだけで期待できない店だったので良かったのだが、最近はまんべんなくハイレベルのスープを提供する店が少なくない。一軒で何杯もラーメンを食べるわけにも行かないので、僕のように基本的に一人で食べ歩くタイプの評論家は何を食べたら良いのか、迷うことになる。特に関東圏にない店の場合は悩まされることになるのだが、この店もそういうタイプの店だった。幸いにして、今回は現地で同行してくれる人がいたので、二種類のラーメンを食べることができた。以下、評価。




名称:而今
種類:独自
場所:鴻池新田
注文:濃厚鶏白湯 塩白鶏湯そば
評価:6/BAB
2014.6.14.
コメント:スープは濃厚タイプの鶏白湯。味自体は悪くないが、スープの温度が高すぎて薄味に感じる。濃厚タイプのスープを出す店ではときどき見かけるのだが、スープの温度はただ高ければ良いというものではない。スープの性格に適合した温度があるものだが、この店はそれを見つけることができていない。

麺は中位の太さの札幌ゴム麺タイプ。コシはそこそこだし、スープの絡みも悪くない。

チャーシューは豚バラの煮豚。普通に美味しい。

同行者があっさり鶏清湯スープの醤油味、芳醇醤油鶏そばを注文したので、こちらも食べさせてもらった。




スープは鶏ベースの醤油味。焦がしネギの油が香ばしい。また、魚介系のダシがかなり前面に出ていて、これもなかなか良い感じである。

麺は鶏白湯とは異なり、やや細めのほぼストレート。コシ、スープの絡みとも良好。清湯タイプのスープには確かにこちらの麺のほうが合っていると思う。

チャーシューは鶏白湯と同様、普通に美味しかった。

鶏白湯は鶏清湯に比較するとやや熟成度が低く、見劣りがする。この店での最初の一杯は鶏清湯の醤油にすべきだろう。

店名 麺や而今 (じこん)
TEL 072-873-0147
住所 大阪府大東市灰塚6-7-9
営業時間 [水〜日]11:00〜14:30(L.O) 18:00〜21:30(L.O.) (スープ切れで終了) [月曜]11:00〜14:30(L.O.) (スープ切れで終了)
定休日 月曜日の夜・火曜日

  

MONSTERZ モンスターズ

冒頭から超能力を使うと効果音がなるベタベタな演出で「あぁ、この映画はダメだな」と開始3分で気がつく。開始3分でこれは傑作だとわかったウッジョブとは正反対である。

加えて、脚本がスッカスカ。この無能っぷりは凄い。僕の過去の作品のほうがずっとできが良いと思う。

参考1
http://youtu.be/b8LtCmtWm6o

参考2
http://youtu.be/RiE42n-4sEY

この映画を撮った中田秀夫氏の過去作はこんな感じ。

クロユリ団地 ☆★
http://buu.blog.jp/archives/51396115.html

L change the WorLd ★
http://buu.blog.jp/archives/50538894.html

安定したクソ監督っぷりである。一方で、このダメ脚本を書いたのは渡辺雄介氏で、彼の過去作はこんな感じ。

ガッチャマン ☆★
http://buu.blog.jp/archives/51408317.html

ガッチャマンでも酷い設定でホンを書いている人なので、要は才能がないのである。このダメ監督とダメ脚本家のタッグなので、まともな映画になるわけがない。ほんとに、こんな映画を観に行くくらいなら、ウッジョブを観たほうが100万倍幸せになれると思うのだが、そうならないのが日本の不思議なところである。

---------------------

さて、覚えている範囲でどんどん突っ込んでいこうと思う(メモなしなので、時系列は不正確)。

アキラって、あのサイズの単行本ってあったっけ?(まぁ、良いけど)

どういう場面で超能力が発揮されるのか、きちんと設定されていない。

止まったら、倒れるはず。人間は常にバランスをとっているし、そのバランスを崩しながら歩いている。そういった人間の機能を全く理解していない。

随意筋だけが止まるのか、不随意筋まで止まるのか。普通に考えれば不随意筋まで止まると呼吸や心拍まで止まってしまうので、随意筋だけが止まっているはず。でも、随意筋が脱力したら、おしっこやうんこを漏らしてしまいそうなものだが、なぜかそうならない。

目を見たらダメなのかと思えばそんなこともない。銀行のシーンでは後ろを向いている人間までも操られてしまう。

大体、見えている人間だけ操れるなら、一斉に動きがストップするのは変だろ。

金縛りから解放されるトリガーも不明瞭。

銀行強盗やったら、当然事の次第が監視カメラに映っているはずなのに、全然捜査している形跡がない。盗まれっぱなしで終了か?

操られてから解放されるまでの間に動きまわったら、解放された時にみんなびっくりするはずなのに、何故かほとんどリアクションがない。

ギター屋の襲撃シーンではなぜか放っておいてあったiPadが絶妙なカメラアングルで現場を撮影している。

ギター屋のおやじは自分で飛び降りればいいところ、なぜ娘に後押しさせるのか、意味不明。記憶にも残らず、撮影されていることも知らないなら、行動に理由が見当たらない。脚本家の勝手な都合以外は。

そもそも、ギター屋の親父を殺す理由がない。

マッチョが男がげんこつで壁をぶち破る。いくらなんでも、手のほうが壊れるだろ。

そのくせ、ドアはぶち破れないノータリンぶり。お前らはゾンビか?操られているんだろ?

どうなったらまずいのかを全く学習しない無能警察。この無能っぷりはラストまで発揮され続ける。

藤原君が使っている義足が酷い。

そんな大事な動画をパスワードロックすらしていないiPadに入れて持ち歩くなよ、馬鹿。

お前ら、この一大事になんでプールで遊んでんだ。ビーチボールで遊ぶのは何かの伏線か?

警察は藤原君を捕まえたあと目隠ししているくらいだから目を合わせたらまずいとわかっているはずなのに、藤原君の口車に乗せられるような馬鹿だから、殺されても仕方ない。

警察での乱闘シーンもなぜか絶妙なカメラアングルで隠し撮りされている。

さっさと撃て。

女刑事は遺伝子工学に通じているそうだが、何にも関係ない(僕の専門は分子生物学ですが、何か?)。

劇場でヒロインだけが操られない不思議。

松重豊は余裕かましてないでさっさと撃て。

ゾンビのように群がる一般市民たち。もうちょっと効果的に攻撃しろよ。

操られている人間の射撃能力がゴルゴ13なみ。藤岡君が操っているんだから、もうちょっと下手くそだろ。

さっさと撃て。

そういえば、地図マニアの設定、全然役に立っていないんですが・・・?

藤原くんの天敵はひとりなんだから、ここじゃないどこかに行けよ、馬鹿。

縦書のスタッフロールが見難い。別に縦書でも良いけど、それなら横方向に流せよ。

---------------------

ということで、「アマルフィ」のように突っ込みどころを探しに行くならとても良い作品である。冒頭から突っ込みどころ満載なので、メモを忘れずに。僕は最近記憶力が衰えてきているので、これでも多分漏れがあると思う。

評価はもちろん☆ゼロ。ほんとに、こんな監督に映画を撮らせる余裕があるなら、もっと若い人にチャンスを与えてやれよ、と思う。もちろん、脚本も別の人じゃないと意味ないけど。  
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2014年06月16日

マンジェ

創業1996年のお店だが、開店前から行列ができる繁盛店である。外観はとんかつ屋というよりはイタリアンやフレンチのレストランといった趣。ノートに名前と人数を記入する形式なので、店に到着したら漫然と並ばず、店内のノートに名前を書くことが重要である。




店の外には黒板にメニューが記載されている。プレミアムメニューも用意されている様子だったけれど、今回はレギュラーメニューの中で一番高い特上ヘレとんかつを注文してみた。




オープンキッチンの店なのでカウンターから調理の様子が全て観察できたのだが、なかなか興味深かった。まず、肉叩きハンマーで派手に叩いている。これをやると、肉は柔らかくなるが、肉の細胞を潰してしまうので肉汁が流出しやすくなる。結果的にスカスカなささみ肉みたいになってしまうケースが良くあるので大丈夫かなぁ、と心配になったのだが、揚げ方で対策しているようだ。この店の揚げ時間は約5分と短い。それでいて衣はかなりこんがりきつね色になっているので、油の温度はやや高めであると予想される。揚げたあと、約2分休ませることによって予熱で仕上げている。カウンターに置かれたカツは、中央部にやや赤味が残っており、見た目にもジューシーである。




高温で揚げることの最大のメリットは油のキレの良さで、この店も衣に油が残っている感じはほとんどなかった。一方でデメリットは肉の旨味が逃げてしまうことだが、この店の肉はしっかりと旨味が楽しめた。火の通りが悪いと味のない生豚肉を食べさせられることになるのだが、この店ではそんなことはなく、絶妙な火加減だった。粗めの衣はサクサクしていて、それでいて硬すぎず、香りも楽しめる。食べている途中で衣が剥がれてきてしまうこともあまりなく、きちんと一体感がある。かつを食べる際には、四角い平皿にブレンドした塩を薄くまいたものに肉の断面を押し付けて味付けする。これもなかなか面白いシステムである。

キャベツ、漬物、味噌汁はほとんど手抜きが感じられず、どれも美味しかった。味噌汁にはなぜかタピオカが入っていた。







とても残念だったのはご飯で、お米は良さそうだったのだが炊き方が悪いようで、かなりの部分がノリのようになってしまっていた。他のところではほとんど弱点が見当たらないのに、なぜ?と思ってしまった。




また、店員はとても丁寧で感じが良いのだが、客の捌き方は下手。カウンターに一人分の空席があって、団体客のすぐあとにお一人様がいるのに、お一人様を先にするといった配慮ができないでいた。この点は下町のおばちゃんを見習って欲しいところである。

レギュラーメニューには味噌とんかつ、ジェノベーゼとんかつ、フォアグラとんかつなどの変わりメニューがあり、他にイベント的な銘柄豚のメニューもあって、大阪に住んでいるなら定期的に伺いたくなる店である。

店名 マンジェ
TEL 072-996-0175
住所 大阪府八尾市陽光園2-3-22
営業時間 11:30〜14:00 (L.O.) 17:00〜21:00 (L.O.)
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日) 第2・3火曜日

とんかつ名店絨毯爆撃、好評発売中!!!
  

2014年06月15日

あと2つ勝っても、ダメなときはダメ

テレビを観ていると、「あと2つ勝てば問題ない」と言っている解説者が何人もいるんだけど、第二戦以後を次のように想定すれば、2つ勝ってもダメなのだ。

ギリシャ 0−3 コロンビア
日本 1−2 コートジボワール

日本 1−0 ギリシャ
コロンビア 1−0 コートジボワール

日本 1−0 コロンビア
ギリシャ 0−4 コートジボワール

コートジボワール 2勝1敗 勝ち点6 得失点+4
コロンビア 2勝1敗 勝ち点6 得失点+3
日本 2勝1敗 勝ち点6 得失点+1
ギリシャ 0勝3敗 勝ち点0 得失点-8

2つ勝てば確かに可能性は高くなるけれど、より高くするためには、3点差以上のボロ勝ちをする必要がある。  

2014年06月14日

金久右衛門 本店

弊社営業部長が絶賛していたので、食べてみた。以下、評価。




名称:金久右衛門 本店
種類:大阪(?)
場所:深江橋
注文:大阪ブラック
評価:4/BBB
2014.6.14.
コメント:スープは鶏ベースの醤油味でやや魚介系の風味が強い。脂が多めで味がぼけているので、ベースのだしはそれほど主張していない。醤油からと思われる酸味と苦味がかなり強く、おかげで苦くて酸っぱくてベトベトしたスープになっている。

麺は加水率がやや高めの太平ストレート麺。喉越しはスッキリしているけれど、スープの絡みがイマイチなのが残念である。

チャーシューは無難に美味しい。

店名 金久右衛門 本店 (きんぐえもん)
TEL 06-6975-8018
住所 大阪府大阪市東成区深江北3-2-8
営業時間 [月〜金]11:00〜15:00 [土]11:00〜16:00
定休日 日曜(祝日は営業)  

2014年06月13日

東京駅「踊」で駅弁

東京駅から新幹線で出張の時は駅弁を買うことが時々あるのだけれど、前から不思議だったのは同じ日本レストランエンタプライズ社の経営なのに、すぐそばに「祭」と「踊」の二軒があって、場所柄、目立つ「祭」ばかりが繁盛していて、「踊」の方は経営が大変そうだということだ。でも、踊の方がすいているので、並ぶ必要もなくて、僕にとってはありがたい。踊には昔から好きな大船軒の伝承鯵の押寿司があるので、大抵買ってしまう。




日本レストランエンタプライズは一風堂ブランドでろくでもないラーメン屋を経営しているので僕のイメージは最悪なんだけれど、この弁当はなかなか良い。  

2014年06月12日

武蔵野線の駅名についてのメモ

山手線の新駅の名称についての記事があったのだが、

山手線新駅 キラキラ駅名にNG
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140606-00000003-rnijugo-sci

ちょうど昨日、東武東上線の踏切にクレーン車が突っ込んで4時間以上も全線ストップというここはどこの国ですか?馬鹿がクレーン車を運転して良くなったのですか?と問い詰めたくなる事態が発生し、武蔵野線の路線図を見る機会があった。その駅名を見て笑ったのだが、今のラインナップはこんな感じ。

府中本町
北府中
西国分寺
新小平
新秋津
東所沢
新座
北朝霞
西浦和
武蔵浦和
南浦和
東浦和
東川口
南越谷
越谷レイクタウン
吉川
吉川美南
新三郷
三郷
南流山
新松戸
新八柱
東松戸
市川大野
船橋法典
西船橋


さて、この中から、「東西南北」と「新」を使っている名前をNGワードとして除いてみる。

府中本町
武蔵浦和
越谷レイクタウン
吉川
三郷
市川大野
船橋法典

なんと、たったの7つしか残らない。武蔵浦和も、「武蔵浦和町」がない時点でちょっとインチキっぽいのだが、武蔵野線の浦和ぐらいに考えれば許容できる。しかしながら、浦和がつく駅だけでも西、武蔵、南、東と、北以外は揃い踏みである。わかりにくいったらありゃしない。山手線の新駅も、東西南北と新はNGワードにして欲しい。

#ちなみに京浜東北線の駅に北浦和がある。

#新座(にいざであって「しん」ではない)と吉川美南(吉川市にある美南町なので仕方ない)はちょっと気の毒だが、細かいことはいーんだよ。

#ちなみに現在の山手線でNGワード利用駅は新宿、新大久保、西日暮里、東京、新橋の5つだが、新大久保、西日暮里以外は「宿」「京」「橋」になってしまうので許してあげても良い。  
Posted by buu2 at 10:23Comments(2)TrackBack(0)ニュース││編集

2014年06月11日

補助金で支援すべき対象

最近、成長戦略がどうのこうのという文脈で補助金がどーしたこーしたという話を耳にするのだけれど、公的なお金の出しどころは本気で精査すべきだ。そうじゃないと、インチキベンチャーと補助金大好き大企業が群がるだけで、最終的には無駄金になる可能性が高い。そもそも、よっぽどのことがない限り、補助金なんて出すべきではないのである。

ただ、その一方で、これはどうしようもないんじゃないのかなぁ、と思うものもあって、その代表例が最近僕がハマっている「和傘」である。

参考:金沢和傘 松田和傘店
http://buu.blog.jp/archives/51436503.html

このエントリーにも書いたけれど、「傘(という機能)に4万円は高いなぁ」と考えるのが普通で、その前提だと、日本に数えるほどしかいない一流の職人であっても全く食べていけない。じゃぁ、一本10万円で傘を買ってくれる人がどれだけいるのかって、ほとんど誰も買わないだろう。4万円でも、ほとんどの人が買わないのである。僕の感覚では和傘は傘としての機能以前に工芸品であって、芸術性の高いものなのだが、焼き物に数万円出す人は大勢いても、和傘に数万円出す人はほとんどいないようだ。つまり、ほとんどの日本人は焼き物には芸術性を見出すものの、和傘には見出さないのである。もしこのまま和傘という文化の担い手がいなくなってしまっては、あと20年ぐらいで和傘は絶滅してしまうかも知れない。こういうところこそ、補助金の出番である。買う方だって、「本当なら10万円のところ、補助金のおかげで安く買えるなら、お買い得じゃん!」と思うかも知れず、そうすれば市場は拡大する。プリウス何台か分の補助金で、和傘職人ひとりぐらいは支援できるはずだ。

さて、ここで考えるべきは、「どこまでが和傘と同じカテゴリーなのか」ということである。僕の中では、まず大企業は当然外れる。厳しい競争にさらされる覚悟があるはずのベンチャーも外れる。結果的に大企業を利するだけになる、大企業の傘下にある中小企業も外れる。B to Cの業態で営業していて、その事業内容に文化的側面を色濃く持ち、かつその事業で飯を食っている人口が非常に僅少でこのままでは絶滅が危惧される、ぐらいが定義だろうか。なかなか該当するものが思いつかないのだが、和傘以外にはどんなものがあるのだろう?ほとんどないんじゃないだろうか?

逆説的ではあるけれど、「補助金に採択されました」などと恥ずかしげもなく主張しているベンチャーはほぼ例外なくダメベンチャーなので、投資すべきではない会社の目印として非常に有効である。  
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2014年06月10日

今日のおはな




温浴させた。尿酸とうんこ出したところで温浴終了。  
Posted by buu2 at 14:06Comments(0)TrackBack(0)リクガメ││編集

2014年06月09日

丸美屋 五穀ごはん 3種のチーズクリームリゾット

味の点ではKAGOME、S&Bにややリードされているものの、食後の量的満足感ではピカイチなのが丸美屋である。おかげでダイエット用としては非常に重宝しているのだが、とうとう丸美屋もリゾットを開発したようなので、食べてみた。




あぁ、これはダメだ。レンジグルメとしては鉄板なのがリゾットなんだけれど、このリゾットは味付けが良くない。これでは、ローテーション入りは難しい。評価は☆半分。多分、もう買うことはない。  

今日のいち川

「とんかつ名店絨毯爆撃」で絶賛したいち川でヒレかつ定食を食べた。







ついでに、ロースも一切れ。

いつもどおりのカツで嬉しい。相変わらずお元気な様子だったので、それも嬉しかった。

  

2014年06月08日

元経産省ベンチャー支援担当課長補佐で、現ベンチャー社長の俺が考える唯一無二のベンチャー支援策

アベノミクスの成長戦略の目玉施策がベンチャー支援というので、馬鹿すぎて大爆笑である。

<ベンチャー支援>政府 大企業と連携促進
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140608-00000012-mai-soci

経産省、財務省、文科省、金融庁といった役人ばかりで検討すれば、こんなことになるだろう。要は、戦争をやったことがない奴らが戦術について論じているようなもの。大企業の社員や公務員には絶対にアイデアなんて出せない。かくいう僕も、経産省時代は事業化支援の課長補佐だったわけだが、そのときに財務省からとってきた5億円はただの無駄金になってしまったので、こうやって、少しでも国民に還元すべく、情報発信を続けているのである。役人時代、かれこれ60社ぐらいのベンチャーの社長と話をしてきたけれど、時々言われたのは、「役人には、死んでも理解できない」という言葉で、それが僕をベンチャーの経営に向かわせたのだが、実際に社長をやってみて、なるほど、という思いである。

この施策がなぜ馬鹿なのか。まず、役所の支援を必要としているような会社は、その時点ですでにベンチャーではないのである。もう、この一言に尽きる。このブログでは、僕が取ってきた予算をばら撒いた会社のひとつ、リバネスがとんでもないインチキ会社になってしまったのでそれを叩き続けているけれど、なぜリバネスがインチキ会社に落ちぶれたかと言えば、タックスイーターになったことに尽きる。ベンチャーにとって、公的なお金は覚せい剤のようなものだ。一度税金を食べる側にまわると、もうそこからは脱出できないのだろう。役所が「何かできないか」と考えた時点で、それはもうベンチャーを堕落させているのである。起業を支援しているつもりかも知れないが、ほとんどは逆効果である。

参考:リバネスの糾弾は丸幸弘社長と吉田丈治取締役が引責辞任するか、倒産するまでやめません
http://buu.blog.jp/archives/51255578.html

では、ベンチャーを支援する方法は何もないのか、といえば、そんなこともない。直接的に支援するのはダメだが、間接的に支援することは可能だし、ぜひやったほうが良い。これは、書くのは非常に簡単だが、実行するのは非常に難しい。でも、折角だから書いておく。公務員や大企業の優遇をやめれば良いのである。公務員の身分保障などもってのほかだし、労働者の解雇制限などもベンチャーにとっては害悪である。なぜなら、素晴らしく居心地の良い役所や大企業に、優秀な人材をごっそり取られてしまうからだ。役所や大企業の居心地が悪くなれば、優秀な人材はごろごろベンチャーに流出するに違いない。これこそが、起業大国に向けた唯一無二の戦術なのである。

とはいえ、不良公務員はどんどんクビ、大企業も、お荷物社員はどんどんクビ、となったら、日本は大混乱になるだろう。使えない奴らが既得権の上にあぐらをかいているのだから当然だ。では、どうしたら良いのか。不良公務員や大企業社員の給料を今よりもずっと安くしてしまえば良いのである。本来、役所や大企業など、保守的でアイデアは出せないけれど、言われたことはきちんとこなせる、ぐらいの人材のための受け皿であるべきで、いわゆるエリートが行くべき組織ではない。

今の公務員や大企業は、安定していて、しかも高給だ。これでは、優秀な学生はどんどんこういったところへ就職してしまう。「そこは、君たちが行くべきところではないよ。年功序列で、大して能力がない人間が君たちよりも良い給料をもらっていて、君たちが偉くなるまでには非常に長い時間が必要なんだよ。それまで、ずっと能力が低い人間に彼らより低い給料で使われなくちゃならないんだ」と言って聞かせても無駄である。

じゃぁ、ここに書いたような、唯一無二の方策を実施できるのか。安倍政権には、無理だよな(^^; てか、もう今の日本にはこういう根本的な荒療治は無理なんじゃないの? だから、最初から、ベンチャーを支援しようとか、起業大国を目指すとか、言わなきゃ良いし、予算化もしなければ良い。結局、無駄金になるんだから。地方自治体が貧乏ベンチャーをいじめるのに使っている均等割という制度を廃止させるぐらいがいいところでしょ。  
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2014年06月07日

今日のおはな

亀ではなく、うどん屋のおはなである。

















  

2014年06月06日

インドカリー ベジタブル

最近、種類が凄く増えた感じがする中村屋のレトルトカレーのベジタブルを食べてみた。




中村屋のレトルトカレーシリーズは基本的にどれも他社よりもできが良いと思うのだけれど、これもなかなか。標準的な質は軽くクリアしていると思う。凝りだすとキリがないのが自作カレーなので、大量の時間を投入して作るくらいなら、このレトルトでもいっか、と思ってしまう程度には美味しいと思う。やっぱり、動物の具より、野菜のほうがレトルト化したときに劣化しないと思う。

評価は☆2つ。  

2014年06月05日

今日のおはな




特に変わったことはない。朝の10時ぐらいに起きて活動開始。食って、排泄して、16時くらいには寝る。

寝過ぎだろ(^^;  
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高知大学が専門学校のような学部を新設するらしい

高知大学が、新しく「地域協働学部」という学部を設置するらしい。

新学部『地域協働学部』(平成27年度設置認可申請中)について
http://www.kochi-u.ac.jp/information/2014052700014/

#(2014/11/2追記)リンク切れちゃってますね。なんで差し替えたのかは不明ですが、今はこちらになっています。
http://www.kochi-u.ac.jp/information/2014070100025/


「少子高齢化、産業の脆弱化、中山間地域の疲弊に起因する高知県をはじめとする地域課題を解決する担い手を育成する」という文言を読むと、少子高齢化対策なんて、オールジャパンでもできないことなのに、誰がどうやって教えるんだろう?と疑問に思うし、そもそも「キャンパスは地域、テキストは人」というキャッチフレーズからして「はて?」という感じである。それでも一応、リンクしてある詳細資料に目を通してみた。

高知大学地域協働学部の新設について(2.87MBytes)
http://www.kochi-u.ac.jp/information/2014070100025/files/140703chiiki.pdf

#ファイルタイトルが「放送大学案内」となっているけれど、放送大学じゃないよね???
##(2014/11/2追記)その後、資料が差し替えられて、URLも変更になりました。ファイルタイトルも変更になって、残念ながら「放送大学案内」ではなくなりました(笑)。もとはhttp://www.kochi-u.ac.jp/information/2014052700014/files/140604chiiki-kyodo.pdfでした。


いかにも役人が作りそうなポンチ絵(中央官庁の官僚が財務省に説明するときに利用するペライチの資料)が並んでいるのだが、最初に強い腐臭が漂うのは5ページである。随分と具体的に「マクロ経済学」やら、「ソーシャルキャピタル」やら、「農村ツーリズム」やら、教員の専門が並んでいる。大方、すでに出来レースで誰を教員にするか決めてあるのだろう。そうした教員候補の中に元役人が何人いるのかといった興味もあるのだが、それはさておき、この学部の役割はあくまでも教育のようなので、こうした教員たちの能力が大きな問題となる。

教員の質の評価軸は大きく分けて3つあって、まず知識が必要である。次に教育スキルが必要である。最後に、教員としてのプライドが必要だ。この学部の教員に要求されるような知識を持っていて、それを教育するためのスキルを持っていて、さらに教育する学生に対してきちんとした責任を持てる人材が果たして確保できるのか。絶望的に難しいと思う。

そういった、教員の確保が困難である以前にこの企画が筋悪なのは、人材をピンポイントで育成しようとしている点である。前述のように、恐らく育成などできないと思うが、仮にできるとしても筋が悪い。なぜなら、ここまで地域協働に特化した人材を育成した場合、修了者は、地域協働以外に役に立たないことになる。ちょうど今、巷にはポスドクが余ってしまって困っているようだが、また同じことを繰り返そうとしているようだ。一年ほど前にこんなエントリーを書いたのだが、

料理と勉強における共通のコツをわかっていない人々
http://buu.blog.jp/archives/51410726.html

この後半に書いてある、思考法の「コツ」を、教育を通じて身につけさせることが大学の役割であって、きちんとした教育を受けていれば、「あれがダメなら、次はこれ」という打たれ強さ、すなわち、生きていくためのスキルを身につけた人間が出てくる。これは誰もができるわけではないけれど、そういう人間は必ず出てくる。彼らが次世代のリーダーとなる高度人材になっていくのだ。ところが、ピンポイントで「今の社会」に求められている人間を育ててしまっては、その人材は社会が変わってしまった時に対応できない。そして、社会は必然的に変わっていくのである。中には運良く食っていける人間も出てくるだろうが、そのパイはいつもたくさんあるとは限らない。つまり、ピンポイントな目的で教育された人材は、近い将来、単なるお荷物になってしまう可能性が高い。これは、現在進行形のポスドク問題と共通している。ポスドクなら「あなた達は博士課程まで進んだ人材なんだから、食っていく手段ぐらい自分で何とかしなさい」で済むかもしれないけれど、学部卒に「あとは知りません」はちょっと酷な話ではないのか。仮にそういう姿勢を打ち出すなら、教育者としてのプライドを放棄していると思う。

大学は、専門学校とは違う。専門学校は、最初から汎用性など求められておらず、仕事のエキスパートを育成する。料理学校では、料理のプロを育成するのであって、「料理学校を出たのに、ITのスキルが全然身につかなかった」という文句は出ない。だから、料理の専門性を伸ばすためだけのカリキュラムやシラバスを考えれば良い。では、大学はどうやって専門学校と差別化するのか。こんなのは、法律に立ち返るのが手っ取り早い。

学校教育法
第九章 大学
第八十三条  大学は、学術の中心として、広く知識を授けるとともに、深く専門の学芸を教授研究し、知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的とする。
2  大学は、その目的を実現するための教育研究を行い、その成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与するものとする。

第十一章 専修学校
第百二十四条  第一条に掲げるもの以外の教育施設で、職業若しくは実際生活に必要な能力を育成し、又は教養の向上を図ることを目的として次の各号に該当する組織的な教育を行うもの・・・


法律を読めば、一目瞭然である。専修学校(=専門学校)は、生きていくためのピンポイントの知識を与える場所で、大学はそれよりもずっと高度な人材を育成する場所なのだ。当然、大学では、専門学校と全く異なるカリキュラムやシラバスが求められる。そして、その目的は「広く知識を授ける」「深く専門の学芸を教授研究」「知識、道徳的及び応用的能力を展開」させることなのだ。ところが、先の高知大学の資料は、専門学校ではないか?と見間違えるような内容になっている。

笑ってしまうのは、資料の中で高校教師や企業のコメントを載せているところで、高校と大学の役割は全く異なるのだから、高校教師に大学の評価ができるわけがないし、企業に対してこんなご機嫌伺いをするから、「大学は企業のために人材を育成する組織である」と勘違いするのである。確認だが、大学は、どこかの個別具体的な会社や役所のために教育するのではない。社会(それは、空間的な広さのみならず、長期に渡る時間的な長さを含む。すなわち、「現代」に限定された社会ではなく、将来までを見据えた社会である)のために教育するのである。

学校教育法で規定されているような大学であるためには、学校は社会と一定の距離を持ち、社会からの影響や近視眼的圧力は極力排除され、その内部では独自の哲学を以って教育がなされ、そこで得られるものは専門性および汎用性のある思考力である必要がある。少なくとも、全ての大学教員は、このことを念頭に入れておく必要があるし、学長はリーダーとして全ての教員を引っ張っていく必要がある。高知大学の資料からは、そうした矜持が全くといって良いほどに感じられない。

僕の読みでは、この学部のどこかには文科省からの天下りが配置されるだろうし、大して教育の経験がなく、まともなシラバスさえ作れない教員が配置され、学生はインターンシップのような形でろくすっぽ教育体制が整えられていない会社や自治体に派遣され、他では全く役に立たないスキルを身につけさせられ、大卒とは到底言えないような状態で卒業させられてしまうだろう。こんな学部に入る学生が気の毒である。

最後に、僕の大学講師時代のレポートをリンクしておく。

今年の講義で僕が教えたこと、教えてもらったこと
http://buu.blog.jp/archives/50962849.html

ブログでバイオ37回「大学と、大学の先生は、本当にちゃんとした教育をしているのか?」
http://buu.blog.jp/archives/50475616.html  
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2014年06月04日

X-MEN:フューチャー&パスト(X-Men: Days of Future Past)

daysoffuturepast


X-MENシリーズ最新作。これまでの作品は旧作を観ていなくてもなんとなく理解可能な構成になっていたけれど、この作品についてはファイナル ディシジョンとファースト・ジェネレーションの両方を観ていないと何が何だかわからなくなると思う。

人間とミュータントが協力してロボット軍と対決している未来から、ロボット軍設立のきっかけとなった過去にウルヴァリンの精神を送り込む、というストーリー。過去と未来のエグゼビアとマグニートーの立ち位置をわかっている必要があるし、そもそもそれぞれ全然似ていない若年期と老年期のふたり(ジェームズ・マカヴォイとパトリック・スチュワート、マイケル・ファスベンダーとイアン・マッケラン)が同一人物だと把握するためにも、過去の作品は観ておく必要がある。

ミスティークを軸にして物語が進んでいくが、話は多分に精神的なところが多く、派手なアクションは影を潜めている。なので、好きじゃない人はすぐに退屈してしまうと思う。一方で、このシリーズが大好きなら、なるほどー、という感じでかなり肯定的に受け入れられるのではないか。

過去・現在・未来の因果関係がむちゃくちゃになるので、詳細に検討していくとあれ?ということになる。つまり、本作で過去(ファースト・ジェネレーションとX-メンの間)をいじってしまった結果、未来(フューチャー&パスト)が変わってしまうので、じゃぁ、その間にあるX-メンやX-MEN2はどうなるのさ、という事態になる。少なくとも、この映画の時点で中間の作品たちはリセットされてしまう立場にある。色々な矛盾が生じていたところ「ぜーんぶチャラ!」という、いわば夢オチのような手段を講じたので、やろうと思えば全ての作品についてリメイク(というか、改変後の歴史について、改めて語ることになる)可能になる。すげぇなぁ、むちゃくちゃだなぁ、と思うけれど、細かいことはスルーすべきなのかも知れない。

ということで、細かいことを気にしなければ、結構楽しめる。特に音響が良かったので、映画館での鑑賞を推奨。評価は☆2つ。

blink
  
Posted by buu2 at 17:47Comments(0)TrackBack(0)映画2014││編集

radikaをやめて、radikoolにしてみた

中島みゆきのオールナイトニッポン、これまではradikaで録音していたんだけれど、動作が安定しないので、radikoolに変更してみた。インストール作業はインターフェイスがとても丁寧だったので簡単に終了。使い心地は後日お知らせします。

radikool
http://www.radikool.com/  
Posted by buu2 at 13:46Comments(0)TrackBack(0)テレビ番組││編集

2014年06月03日

焼肉ジャンボ本郷店

東大病院の女医さんと飲み会ということで、本郷のジャンボに行ってみた。

先にハンバーグやホルモンで知ったミート矢澤系列だけど、この系列はそれほど美味しくないレギュラーメニューとは別に裏メニューを用意していて、それを食べないと満喫できないんだけど、そうすると結構お値段がはりますよ、ということになるので、ついつい敬遠してしまうのだ。ということで、初参戦。

まずは普通にハラミとか、ハツとか、牛タンとか。







しかし、ここから先はお決まりの裏メニュー一辺倒。野原焼、ザブトン、ミスジ、さがり、らんぷ、なかにく・・・






















二時間はちょっと足りない感じだったけれど、お腹は一杯。支払いは3人で35,000円くらい。裏メニューとして勿体つけておいて、でもちゃんと裏専用のメニューをご用意しております、といった姿勢は相変わらず好きになれないけれど、味は良かった。美味しい部位をちゃんと覚えておけば、次から無駄な注文をしなくて済むんだけれど、残念ながら、かなり忘れてしまった。美味しいけれど、僕は京城や凛みたいな、もっと焼肉屋っぽい店のほうが好き。

ところで、今日、大活躍したのがこのアプリ。




6つのストップウォッチが独立して稼働するんだけれど、「これは20秒がおすすめ」「こちらは30秒」「これは裏・表4秒で」と指示が細かいので、きちんと計れるように、これを持って行くと良いです。「展示ウォッチ」というアプリで、無料です(Apple)。

店名 焼肉ジャンボ 本郷店
TEL 03-5689-8929
住所 東京都文京区本郷3-38-1 本郷イシワタビル 1F
営業時間 17:00〜23:00(L.O)

関連記事:ホルモン稲田
http://buu.blog.jp/archives/51317412.html  

ほぼ一年間枯れていたパキ蔵がメネデールのおかげで復活しつつある件

我が家のパキラのパキ蔵、2012年に剪定をやったあと、すっかり元気がなくなってしまい、徐々に弱ってしまった。去年は葉っぱが出てくるものの、すぐにしわしわにしおれてしまい、健康な葉っぱにならなくなってしまった。そこで、去年、植え替えをしたのだが、それもまずかったのか、完全に丸坊主状態となっていた。




幹の上のほうから徐々に黄色くなってきて、これ、枯れちゃったのかな、と思いつつも、春になれば芽がでるかも、と思い、冬の間も一応水だけはあげていた。今年、春になってもやはり発芽しないので、さすがにもう駄目かも知れないね、と思っていたのだが、先週、ふと思い出して、ウツボカズラの株分け用に購入してあったメネデールを使ってみた。すると、今日になって、幹から芽が出ているのを発見した。







良かった、死んでなかった。メネデールバンザイ!

参考:このブログを「パキ蔵」で検索した結果(元気だった頃のパキ蔵満載)
  
Posted by buu2 at 09:29Comments(0)TrackBack(0)植物││編集

2014年06月02日

今日のおはな




一週間経過。大分動きまわるようになってきた。昨日は温浴をさせてみたのだが、ちゃんと尿酸を排泄していた。今日はでかいうんこをしていたので、代謝は良好っぽい。

ちなみに正式な名前はおはなではなく、はなこである。  
Posted by buu2 at 14:40Comments(0)TrackBack(0)リクガメ││編集

2014年06月01日

濃密ギリシャヨーグルト パルテノ




濃いヨーグルトってどんなものかな?と思って買ってみた。

なんか、ヨーグルトを木綿の上に置いて、水分だけを取り除いて圧縮したようなものだった。ヨーグルトと、レアチーズケーキのあいのこのような。別にまずくないけれど、すげぇうまい、というものでもないと思う。あれば食べるかな?メープルシロップを大量にかけて。  

「とんかつ名店絨毯爆撃: 美味いとんかつが食べたければ2,000円以上用意しろ!!」発売開始!

構想から一年以上、ようやく「とんかつ名店絨毯爆撃: 美味いとんかつが食べたければ2,000円以上用意しろ!!」が発売となりました。



出そうとすると、「この店は食べましたか?」と言われ、出そうとすると、「その店はご主人が引退して、交代しましたよ」と情報提供され、なんだかんだで一年経ってしまいました。でも、その分内容は充実したと思います。当初は40軒を掲載予定でしたが、絞りに絞って、最終的には28軒の掲載となりました。

この本のために食べたとんかつ屋のラインナップはこんな感じです。

かつぜん(銀座)、梅林(銀座)、あんず(銀座)、かつ銀(銀座)、万平(淡路町)、勝漫(淡路町)、やまいち(淡路町)、ポンチ軒(小川町)、丸山吉平(新御徒町)、すぎ田(蔵前)、丸五(秋葉原)、とん八亭(上野)、とんかつ武蔵野(上野)、ぽん多本家(御徒町)、蓬莱屋(御徒町)、かつ吉(水道橋)、清水屋(池袋)、とん太(高田馬場)、成蔵(高田馬場)、あげづき(神楽坂)、かつ味(新大久保)、王ろじ(新宿)、さき亭(新宿)、キムカツ(恵比寿)、ぽん太(恵比寿)、とんき(目黒)、椿(成城学園前)、福よし(表参道)、まい泉(表参道)、豚組(西麻布)、むさしや(浜松町)、とんかつ燕楽(新橋)、とんかつ河(新橋)、檍(蒲田)、丸一(蒲田)、鈴文(蒲田)、とんかつ燕楽(池上)、福長(都立大)、かつ玄(羽田空港)、勝烈庵(横浜等)、恵亭(横浜)、かつくら(新横浜)、馬酔木(横浜)、豚食健美 優膳(茂原)、いち川(朝霞)、かつ膳(川越)、力(甲府)、美味小家(甲府)、とんかつ山本(京都)、福幸亭(軽井沢)、献立家 弥栄(軽井沢)

この中から、本に掲載するレベルと判断した店を厳選しました。このリストは有名店がほとんどですが、さらに半分近くを削ぎ落した形です。

本格とんかつに絞って一冊にまとめたガイド本は史上初だと思います。Kindle本を読むことができる方は、是非お買い上げくださいm(_ _)m

#本の性質上、ほとんどが東京の店になっています。あしからず、ご了承ください。

#Kindleストアに本が並んでも数時間〜数日はiOS版だけが反映されません。iPhoneやiPadでの購読を希望されている方は、もう少々お待ちください。

#iOSでも購読可能になりました!!  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)TrackBack(0)Amazon││編集