2016年04月30日

Benjamin Steakhouse

ニューヨークのステーキの有名店、ベンジャミン・ステーキハウスの支店。本店は予約が大変らしいのだが、こちらは比較的取りやすいらしい。しかし、それでも19時からでは予約できず、ちょっと早めのスタート。

まずはベーコンのステーキ。




へぇ、と思っていたら、野菜がトッピングされた。




それで、これを食べた時点で結構お腹がいっぱい。しかし、これはあくまでも導入。メインはこちら。




ちょっとピンボケなので、後で差し替えます。






こんなものを食べているんだから、米国人が大きいのは当たり前である。







いや、お腹が苦しい。

名称:Benjamin Steakhouse
住所:610 West Hartsdale Road
White Plains, NY 10607
電話: (914) 428-6868  

Fuji Mart Scarsdale

Fuji Mart Scarsdaleという、日本商品を専門に売っているお店に連れて行ってもらった。この店にはラーメンや餃子を食べることができるコーナーが設置されている。注文したのは豚骨醤油($9.75)、チキン塩($9.75)、味噌($12)の三種類。



まず豚骨醤油だが、これは九州系と横浜系の中間くらいの濃厚タイプ。味は東京あたりで食べることができるものとほとんど変わりがない。麺はやや細めのストレートタイプ。九州系のスープに合わせたのか、わざわざ細麺にしているのだが、これが失敗。茹ですぎでコシがなく、スープに比較してかなり質が落ちる。

チャーシューは普通に美味しいと思うのだが、いささか少量すぎる気もする。ただ、価格が安いのでこんなものかも知れない。



次にチキン塩だが、これは鶏ベースの塩味。ちょっと個性に欠ける感じだが、普通に美味しいレベル。

麺はやや細めの縮れ麺。コシ、スープの絡みともに問題ない。ラーメンとしての完成度はこの店のメニューの中で一番高い。



最後に味噌だが、こちらはチキンソルトのスープに味噌を溶いたもののようだ。ベースのスープに力強さがないのでどうしても味噌汁のような感じになってしまう。ラーメンとしてはそれほど進められないのだが、日本を離れて日本食に飢えている日本人には良いかも知れない。

豚骨醤油だと3/CBA、チキンソルトだと6/ABB、味噌だと3/ACBという感じ。



ちなみに餃子は普通。わざわざ注文する必要はないだろう。




名称:Fuji Mart Scarsdale
住所:816 White Plains Rd
Scarsdale, NY 10583
電話: (914) 472-1468  

ニューヨークに行きたいか?

僕が子供の頃の代表的なスペシャル番組に「アメリカ横断ウルトラクイズ」というのがあって、ニューヨークとは、ものすごい艱難辛苦を乗り越えた人間だけが到達できる夢のような場所だった。

それが、今となってはたった5ドルでお出かけできる場所になった。もちろん、電車ならもっとずっと高いし、飛行機なら2万円ぐらいするようだが、僕のようなネットさえあればバスに数時間閉じ込められても何の問題もない人間なら、1000円以下でワシントンからニューヨークまで出かけることができる。ということで、仕事の相手がお休みということもあり、米国にいながらにしてゴールデンウィークとなったので、ちょっとニューヨークに遊びに行くことにした。

と言っても、これが初のニューヨークではないから、まずはリハビリを兼ねてNYの有名な観光施設を流してみることにした。来ようと思えばいつだって来ることができるのだから、慌てることはない。

ちょうど、グランドセントラルから特急で40分ほどのところに大学スキー部の後輩の妹夫婦が住んでいるので、宿泊はそこに居候させていただくことにした。つまりは、NYまで行って帰ってきて、1000円程度の費用ということである。実際には、往路は時間の都合で5ドルのメガバスは使うことができず、もうちょっと高いバスになったのだが。

天気予報では5月頭はずっと雨みたいだが、そんなのカンケーない。

ちなみに、ワシントンの地下鉄は土日は7時ぐらいまで動かないので、とりあえずベテスダまでバスで、そこからNY行きのバスに乗り換えである。  

2016年04月29日

Kadhai Boutique Indian Cuisine

海外で食べてもハズレが少ないのがイタリアン、タイ、中華、そしてインド料理である。その理由は良く分からないのだが、和食が大抵外すのと合わせて考えると、食材入手の難易度の違いなのかも知れない。

何はともあれ、近場にインド料理の店があったので行ってみた次第。注文したのはカレーとカダイ(っていうのかな?店の名前にもなっている鍋の煮込み)とナンとライス。













予想通り、なかなか美味しい。カレーはもうちょっと辛くても良いと思うけれど、日本でも標準的な辛さ。そして、こちらは肉が安いので、この店の肉も大きくて食べ応えがある。ナンも美味しく焼けていた。

この店はディナーよりもランチのビュッフェが有名みたいなので、今度は昼に来てみようと思う。まだ2店しか食べてないので軽々に「ここがベテスダで一番」などとは言えないけれど、日本人にはなかなか有難い店だと思う。




名称:Kadhai Boutique Indian Cuisine
住所:7905 Norfolk Ave
Bethesda, MD 20814
電話: (301) 718-0121  

僕が日本から逃げ出した理由(6)

(6)贈る言葉
他に課題はないのか、ということなら、そんなことはない。例えば東京への一極集中などは日本の構造的問題で、最近話題の保育所問題も少なくない部分がこれに影響しているかも知れない。しかし、多くの部分が「日本の労働者マインドの変革」で解決すると考えられる。ここで、ひとくちに「マインドの変革」と言っても、それは頑強な価値観の、あらゆる角度からの破壊と再構築を意味している。例えば「同一労働同一賃金を実現する」と言えば、法律を作れば良いだけではない。これを実現するためには、年功序列を前提とした様々な状況・制度を全て変えていく必要がある。何の準備もなしに突然「あなたは部長ですが、コピーを取るだけの働きなので、明日から給料は90%減になります。それが嫌なら、もっと貢献してください。無理なら退職してくださっても結構です」というスタンスでは、それはそれで大混乱となるだろう。

全ての要素が複雑に相互作用しつつ、今のバランスが構築されているので、それをリセットする作業は楽ではない。個人的には、この日本人のマインドは弥生時代以降の農耕民族としての日本人に長時間かけて念入りに刷り込まれたものだと思っている。しかし、その刷り込まれた価値観の破壊抜きに日本が世界の舞台に復活してくることはなく、このままでは徐々に衰退していくだけだろう。

大学の研究環境が悪くなる一方なのも、育児環境が整わないのも、地方の社会保障が悪化しつつあるのも、格差が一層固定化しつつあるのも、あるいはもっと卑近なところで言えばアジアチャンピオンズリーグで日本のチームが活躍できないのも、全ては日本の経済の衰退で説明がつく。文科省に「もっと基礎科学にお金を投入しないと、このままじゃ、ノーベル賞科学者は日本から出なくなる」と文句を言っても、「サンフレッチェ広島はもっと良い外人ストライカーを補強すべき」と文句を言っても、仕方がないのだ。しかし、なぜか多くの人がそれ以上踏み込むことをしない。「でも、それじゃぁダメですよね。目の前の問題の解決じゃなくて、経済の再建が必要ですよね」と言っても、「確かに、経済の再建が重要だ。だけど、まずはこの目の前の問題だけは何とかして欲しい」と、身近な問題だけを解決したがる。だから、それがダメなんだって。何でそこで本質から逃げるのか。必要なのは、経済の再建である。これ抜きでは、日本が抱えている問題のほとんどは解決しない。目の前の問題に対応しているのは、がん患者にモルヒネを投薬しているのと同じだ。きちんと病巣と向き合うこと、すなわち、経済の再生から目を逸らしてはならない。そして、それは公共投資では実現不可能だ。もちろん、金融緩和でも不可能である。日本社会の構造改革による経済再生しかないのだ。

では、経済の再建は誰の仕事なのか。もちろん、その旗振り役は総理大臣である。

今できることは、日本経済を立て直すための方策を持ちうる政治家を見つけ出し、その政治家に投票することだ。ところが、寡聞にして、そういう政治家に心当たりがない。関東の政治家はちょこちょこチェックしているのだが、以前希望を持っていた河野太郎もダメだったし、日の出テレビの関係者たちにも失望させられた。ただ、もしかしたら、小泉進次郎だけは可能性があるのかも知れない。他にも誰かいるのか、あるいは、そもそも誰もいないのか。

経産省時代、僕は投資家に対して「日本には技術はあるんです。ただ、それを顕在化させるプラットフォームがありません。だから、経産省はそこを整備していきます。皆さんは、潜在能力の高いスタートアップ企業を見つけ出して、投資してください」とお願いして歩いたものだ。しかし、今になってみると、日本には技術はほとんど存在しなかった。当時もてはやされたアンジェスMGを筆頭に、バイオベンチャーはどこも討ち死に状態である。ないものはない。それと同じ状態が、政治家にも言えるのかも知れない。すなわち、日本の経済再生に向けて適切な政策を講ずることのできる政治家はいないのかも知れない。だとすれば、僕が言える言葉は一つだけである。

ご愁傷様です。

そして、僕は日本を逃げ出して、米国に来た。

(1)最低賃金のアップが招くもの
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(2)大学の運営費交付金の減額
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(3)彼岸と此岸
http://buu.blog.jp/archives/51522711.html

(4)日本の向かう先
http://buu.blog.jp/archives/51522712.html

(5)日本の成長力が低い理由
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(6)贈る言葉
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僕が日本から逃げ出した理由(5)

(5)日本の成長力が低い理由
僕はこれまでずっと反アベノミクスを主張してきた。なぜなら、アベノミクスには根本的な解決策が含まれていないからだ。では、解決策とは何か。政策としての手法は、(4)に書いたように、労働市場の流動化である。しかし、これすら、根本的な解決策ではない。なぜなら、「年功序列と終身雇用をやめます」としたところで、「ふざけんな」とストライキを実施する労働者が量産されてしまうなら、やはり日本の状況は変わらないのだ。アベノミクスが多くの日本人に支持されているからこそ、今の安倍政権が成り立っていることを忘れてはならない。つまり、日本人がそれぞれマインドを変えなくてはならないのである。それは、すなわち既存の価値観の破壊である。

既存の価値観とは、例えば「みんなが働いているから自分も会社に残る」とか、「一度会社に入ったら、会社の言いなりになっておくのが一番得」とか、「大企業や公務員が人生の勝ち組」とか、「東大を出て官僚になるのが最高の人生」とか、「出る杭は打つ」とか、あらゆる次元に存在するのだが、ひとくくりにするなら「官僚主義」からの離脱である。「論語」に「民は之に由らしむべし、之を知らしむべからず」とあるけれど、日本ではこれを「人民には法律の意味など理解させることはない、従わせておけば良い」という間違った意味で使っている。この間違った解釈こそが、日本人の体質で、今の教育方針はこういう人間を量産している。

一番大切なのは「自分の頭で考えること」だが、残念ながら「上から言われたことに素直にしたがう」人間ばかりが出世する社会だ。出世する人間がこういうタイプだから、それに倣う人間と、あとは諦めてしたがう人間が大半になる。

「みんなが残業しているから、自分も残業する」

これが、代表的な日本人労働者像である。

日本人が、日本の国内で競争している間は良かった。お互いに切磋琢磨しつつ、敗者が現れても、日本的護送船団方式でその敗者をすくい上げ、社会全体が前に進むことができた。しかし、ボーダレスの時代になって状況は変化した。

ここで、次の二つの野球チームAとBで、どちらが強そうか考えてみて欲しい。

A:定期的にポジションをローテーションする。去年はピッチャーだったが、今年はキャッチャーである。
B:能力と希望にあったポジションに固定する。この選手は遠投ができて左利きなので、ライトを守らせる。

A:体力的に無理な年齢になってきているが、本人が現役を希望しているので契約を継続する。おかげで、新しい選手を雇用することができない。
B:高齢からくる体力の衰えから、トップチームでの戦力外となった。ちょうど他国のリーグで投手を欲しがっている球団があったので、自由契約になって移籍した。チームは登録選手に空きができたので、新戦力を雇用した。

A:入団選手は高卒のみに限定する。
B:高卒、大卒、社会人と、あらゆる経路からの入団を妨げない。大学の中途学年からでも入団を許可する。

A:選手の調子や体調には無関係に、毎日決まった時間に練習する。
B:それぞれの選手がコーチと相談しながら自分に必要な練習をする。

A:打順は入団時期の古い人間からとする。
B:選手の特徴(足の速さや長打力、選球眼など)を考えて、適性の高い打順に配置する。

A:選手はチームの方針には一切口出しさせない。
B:監督、コーチ、選手の風通しを良くし、きちんと選手の意見を吸い上げる。

A:現時点の能力とは無関係に、出身大学で入団を決める。
B:新入団選手は、選手の能力で決める。

米国がBでやってくる中、日本がAでやっていて、勝負になるだろうか。上の項目の中には、一つか二つぐらいはAの方が好ましいというものがあるかも知れないが、全部揃ってしまえば、全く相手にならないのではないか。

しかし、今の日本は「Aの方が自分で考える必要がなくて楽」と考えている節がある。「いやいや、俺はプロ野球選手じゃなくて、草野球レベルなので」のように。だから、大学生に就職希望のアンケートを取ると「公務員」なんて選択肢が上位に来てしまうのだ。こんな社会に競争力がつくとは思えない。そうして負け癖がついてしまい、国内での競争すら不活発化してしまったのではないか。日本は、低成長であるべくして低成長なのだ。

(1)最低賃金のアップが招くもの
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(2)大学の運営費交付金の減額
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(3)彼岸と此岸
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(4)日本の向かう先
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(5)日本の成長力が低い理由
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(6)贈る言葉
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僕が日本から逃げ出した理由(4)

(4)日本の向かう先
賃金を上げろ、とか、大学の予算を増やせ、みたいな主張は稚拙である、また、資源という物理的視点から日本は圧倒的に不利な状況にあるというのが(1)から(3)までの趣旨だが、では、どうしたら良いのか、ということになる。話としてはそれほど難しくない。このブログでも再三主張していることだが、「日本型雇用習慣からの脱却」である。これは、文字にして書くのは簡単だが、実施するのは非常に難しい。なぜなら、膨大な数の既得権者たちが抵抗するからである。

日本型雇用習慣とはすなわち終身雇用(退職金制度を含む)、年功序列(反同一労働同一賃金を内包)、新卒一括採用、男性優遇(総合職と一般職の区別を含む)、定年制などである。これらを排除した先にあるのは能力主義と平等主義である。この能力主義は解雇規制の緩和も含むので、能力の不足している労働者の排除につながる。したがって、自分の能力に自信のない既得権者たちが強く反発することが予想される。

そして、こうした既得権者たちは、後進たちに「君たちも僕と同じ立場になれば、将来は安泰だよ」と囁く。これは、ポスドクが大量に余り始めた時に大学ポストに就いていた人間たちが繰り広げた甘言と同じである。彼らは、自分のポストだけは保持しながら、「こうすれば、余っている人材を活用できる」と、絵空事を描き続けた。僕が大嫌いな人間に榎木英介という奴がいるのだが、彼などはありもしない希望を描き続けた定型的人物である。数年前から「年功序列や終身雇用はやめたほうが良い」と宗旨替えしたようだが、彼のせいでありもしない希望を持った人間はたくさんいたと想像する。希望など、ないところにはいつまで経ってもないのである。僕は存在しない餅を絵に描く奴は大嫌いだ。

話を元に戻す。

景気が悪化した日本社会においては、まず普通に就職することが難しい。また、運良く会社に入ることができても、そこが自分にとって良い会社とも限らない。今は活躍できても、10年後に同じ環境とも限らない。そうした時に、すぐに会社を変わることができる雇用の流動性こそが、社会の活性化にとって大切なのだ。

能力主義の社会は、プロ野球やJリーグの社会を見ればわかりやすい。良い選手は、高い給料で雇ってもらえるし、より資本力のあるチームに買われて移籍していく。一方で年齢による衰えが見え始めれば下位リーグに移籍していく。レベルを落としても契約してくれるチームがなければ、引退するか、他国のリーグを探すことになる。選手として無理なら、解説者や子供教室やコーチなど、周辺の仕事をやるのでも良いし、それまでの経歴とは全く別の、メロンパンを売るような仕事を始めるのでも良いだろう。そういう働き方、生き方をしましょう、ということだ。

僕は1992年に大学院を修了して三菱総研に入社したのだが、それから会社にいくつかの「異例」を認めさせた後に小保方騒動で有名になった理研に出向に出た。その時、僕がやったのは、当時三菱総研の労働組合との交渉窓口になっていた団野副社長に直訴状を送りつけ、直談判に及んだことだ。その時、僕が主張したのは、「今の仕事のやり方では、三菱総研の仕事の処理の専門家にはなれても、社会に要求される専門家にはなれない。このままでは自分の専門性を切り売りして消耗する一方なので、外に出してくれ」というものだった。団野副社長は僕の意見に同意し、人事部をすっ飛ばして出向を勝ち取ったのである。理研では和田昭允センター長の下でゲノム科学総合研究センターの設立を手伝い、その後経産省の生物化学産業課に転職して、ベンチャー支援を担当した。経産省退職後も創薬系バイオベンチャーの社長にスカウトされた。これらの転職に際しては、自分の能力のみで勝負してきたつもりである。そして、今になって三菱総研の様子を聞いてみると、当時の同僚の中には僕が危惧したような「三菱総研の仕事の処理の専門家」になってしまい、会社を辞めることができないでいる人が何人かいる。こうした状況は、おそらくは日本中の大企業で散見されるのだろう。給料に見合った働き方ができず、他に活躍の場を求めることもできない人たちがたくさんいるんだと思う。彼らは、会社にしがみついてさえいれば、定年まで給料をもらうことができる既得権者でもある。こうした状況を、良しとするか、否か、なのだ。

ただ、誰も彼も競争して実力主義の社会で生きていけ、とは言わない。それなりの給料で、安定した人生を全うするのもありだと思う。そうした人材の受け皿は、本来役所(公務員)や大企業の役割である。身分は安定しているけれど、給料はそれなり、という立場だ。

問題なのは、運の良かった人たちが、能力もないのに不相応なポストに就いて、不相応な給料をもらっているということだ。これを「無駄」という。前述のように、今の日本は様々な厳しい環境に置かれている。この中では、みんなが効率的に動き、機能する必要がある。ところが、その非効率な状況が改善する方向に向かわない。これこそが、日本の問題点である。

アベノミクスは、単に円安を誘導しているだけである。円安になればほぼ自動的に日本企業の株価が上昇するのだが(ただし、ドル建ての場合は円安が相殺要因になるので、ドル建ての株価はあまり変動がない)、会社の活力が失われているので、その効果は長続きしない。株価が下がってくると「アベノミクスは失敗」と言われてしまうので、日銀が上場投資信託を買うこと(質的金融緩和)によって株価を買い支える。これで安心と思ったら、今度は国際的要因で円高になってしまい、また株価が下がる。これはいかん、と日銀が量的緩和に走る。とりあえず、円建ての株価が安定上昇することがアベノミクスの大命題になってしまい、海外の投資家の食い物にされる。上げ下げがある程度予想できる株式相場においては、資金力の大きな投資家が一人勝ちし、残るのは、日銀が大株主になって弱体化した日本の大企業たちである。

日銀の金融緩和は、企業の構造改革が進んでいる最中であれば鎮痛剤として機能する。しかし、構造改革がない現状では、末期がん患者に麻薬を投薬しているようなものだ。病気の根治は望めないのに、外見は元気になったように見える。それと知らない人たちは病気が快方に向かっていると勘違いするのだが、実際は何の解決にもなっていない。何もしないでいるうちに、病状は深刻化する一方である。

有権者がこうした状況を把握し、アベノミクスにノーを突きつけたとしても、それだけでは社会は変わらない。今の状態が続いた時に、どういう社会が訪れるのか、想像しなくてはならない。より良い未来のために、今の安定を捨てることができるのか。その改革は、今の日本人には非常に難しい選択になるだろう。

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僕が日本から逃げ出した理由(3)

(3)彼岸と此岸
まだ一ヶ月しか暮らしていないのだが、米国には余裕がある。その余裕がどこから出てきているのかは謎だ。例えば、NIHの研究環境を見てみると、東大よりもよっぽど貧相である。研究機材は日本のそれより2世代ぐらい前のものだし、パソコンのOSもXPだったりする。

では、みんなが凄い勢いで働いているのかといえば、そんな感じもしない。多くの労働者たちは16時ぐらいになると帰宅してしまうし、月曜日の会話は「週末は何をしたの?」という内容に終始する。どこが高生産なのか、さっぱり見えてこない。

ただ、スーパーで農作物や畜産物が安価であることから想像できることがあって、それは米国には肥沃で広大な土地があるということだ。日光が降り注ぐ肥沃な土地は、それだけで生産に寄与する。そこに適切な人の手が加わるなら、その効率は格段に向上するはずだ。また、米国の場合、地下に石油やシェールガスが眠っている。これを掘り出すことによっても、資産を生み出すことができる。おそらく、米国の豊かさを支えている土台は、この広い国土なのだ。

米国に来て最初に感じたのは住宅コストの安さで、ホワイトハウスまで地下鉄で20分ほどの街で、占有面積が100平米で、地下に本格的なジムがあり、屋上にはプールが設置されているアパート(日本で言えばマンション)で、賃料は19万円弱である。日本で首相官邸から20分といえば、山手線内部ぐらいが該当すると思うのだが、同じ条件で家を探せば倍以上のコストになるのではないか。

一方で、日本である。日本には広大な土地がない。土地の面積だけで比較するなら、米国は日本の約25倍を有する。この差は致命的だ。エネルギー保存則を考えても、無償で天から降り注ぐ太陽エネルギーの量が米国の4%しかないのである。米国と渡り合おうとするなら、この大きなハンデはどこか別のところでひっくり返さなくてはならない。その可能性の一つが広大な海洋で、排他的経済水域だけで比較するなら、日本は世界第8位になる。しかし、この海洋資源の開発にはまだまだ時間がかかることが予想される。こうした資源を活用できるようになるまで、日本は持ちこたえていかなくてはならない。

地面が広いから米国は強い、単位面積当たりの人口が多すぎるから日本は弱い、では元も子もないかも知れない。しかし、まずはこの点をきちんと自覚する必要があると思う。

(1)最低賃金のアップが招くもの
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僕が日本から逃げ出した理由(2)

(2)大学の運営費交付金の減額
僕のフェイスブックの友人には何人か大学関係者がいるのだが、彼らのタイムラインをつらつら見ていると、時々「運営費交付金の漸減をやめて欲しい」という意見を目にする。

運営費交付金に関して財務省が渋いのは当たり前で、そのわけは、日本にはお金がないのである。どこにどう限られたお金を投入するか、優先順位の問題になっている。国からのお金に頼っている大学やら、自治体やらは、少ないパイを取り合っているだけだ。財務省はその分配を差配しているのだが、僕から見ると、その判断に著しい不適切さは見当たらない。

財務省に圧力をかけることができるのは政治家ぐらいだが、その政治家の背後に存在する一般国民、特に投票に出かける40代以上の国民にとっての関心事は、大学やノーベル賞ではなく、社会保障、福祉になっている。現状、高齢者福祉にかけるお金を削って、将来の貢献が不明確な高等教育にお金をかけることは非常に難しい。大学の運営費交付金の増額を掲げて選挙を戦えるのは、幸福実現党ぐらいではないのか。特に、一度は政権を取ったことのある旧民主党の政治家たちは、安易に大学関係者に同調することはないだろう。日本の有権者たちにとっては、ニュートリノの数がいくつだろうが、将来、宇宙が収縮しようが、そんなことはどうでも良くて、むしろ気になるのはレイがルークの娘なのかとか、プリンスの死因とか、今晩のおかずのことである。

大学関係者について感じるのは、研究費であっても、給料であっても、そのお金の原資の少なくない部分が税金であるということについて鈍感だということだ。どういう思考回路なのかは不明だが、お金はどこかから湯水の如く湧いてくるものと考えている節がある。こう考えてしまうのは、彼らが景気回復の重要性を論じる場面にほとんど出くわさないからである。

研究費が不足している 

大学にお金がない

国からの支援が足りない

国にお金がないか、お金はあっても分配方法が悪い

どうやらお金がないらしい

税収が少ない

景気を良くするか、人を増やすか

と考えるのはそれほど難しいことではなく、少なくとも国立大学を卒業して大学のポストを得るぐらいの経歴の人間であれば、すぐに思いつくのではないだろうか。にも関わらず、なぜか4番目ぐらいで思考が停止するのである。あるいは、思い付いてはいても、あえて目をつぶっているのか。

とにかく、根本的なところに行き着かず、無駄遣いが多いとか(まぁ、それも一理あるけれど、本質ではない)、文系と理系のバランスがおかしいとか、なんでも良いけど増額しろ、といった主張を繰り広げる。もしかしたら、「10年、20年後はどうでもいい。自分が今のポストに就いている間だけ、何とかなれば良い」という考えなのかも知れないが、これでは社会の同意は得られないだろう。百歩譲って、4番目あたりで思考停止することを良しとしても、「俺たちにもっとお金をよこせ(減らすな)」と主張するのであれば、同時に「あっちの予算を減らすべきだ」という具体的かつリーズナブルな主張がセットであるべきだ。しかし、そういった主張に行き当たった記憶がない。ただ「金よこせ」では乞食やおもちゃ売り場で座り込んで駄々をこねているガキと一緒である。

「大学への投資が足りない」と論じる大学関係者は、少なくとも経済政策で失敗した安倍自民党には投票すべきではないし、「今の政府ではアカデミズムは死に絶える」ぐらい言うべきだと思うのだが、おとなしいことこの上ない。「政府や文科省に楯突くと後が怖い」とビクビクしているのだろうか。

兎にも角にも、大学がお金が欲しいなら、すなわち国に寄生し続けるのであれば、日本経済の再建しか道はないのである。

あるいは、国など頼りにせず、自分たちでなんとかすることだ。

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僕が日本から逃げ出した理由(1)

(1)最低賃金のアップが招くもの
最低賃金を上げろと言っている人たちがいるのだが、彼らの多くは重要なことを忘れている。それは、労働者の最低賃金を上昇させた場合、給料が増えるのは自分だけではないということだ。安い給料で働いている人たちの給料が全部上昇する。そうなると、社会はどうなるのか?それは、最低賃金が時給15ドルになりつつある米国の状況を見るとよくわかる。

こちらに来てすぐにわかるのは、レストランの価格が非常に高いということだ。ラーメン一杯でも1300円程度。これは、従業員の給料分が価格に上乗せされているからと予想される。「そんなに高コストでは暮らしていけない」と心配することはなく、工業製品化されている食品は逆にかなり安い。例えば、冷凍ピザなどはホールで一枚350円ぐらい。ハーフを食べたらお腹いっぱいになるので、一食あたりのコストは175円である(オーブンの光熱費などは除く)。米国のことだから裏で色々と力が働いている可能性も強いのだが、安いのだけは間違いがない。それに比較してファストフードやそれに類するサービスの価格はかなり高額だ。正確な因果関係を調べたわけではないが、最低賃金をアップさせれば、人件費がかかるサービスの価格がアップすると想像できる。スタバも、マクドも、例外ではない。こうしたサービスが一人当たりの人件費を削ることができず、提供する商品の価格も高くできないのなら(自宅で調理した方が格段に安ければ、貧困層から順に自炊に流れてしまうので、過剰に高額にはできない)、その次に来るのは人員削減である。つまり、必要とされる労働力そのものが減少する。

コンビニのように価格に人件費を転嫁しにくい業態の場合は、店自体が淘汰されていくだろう。実際、米国のコンビニは日本に比べてかなり少ない。日本では美容室、歯医者に続いてコンビニを目にするが、例えば僕が住んでいる駅ではCVSが一軒あるだけである。このように小売りが減っていけば、当然雇用は減少する。

結局のところ、買う側の所得の総量が増えない限り、あとはパイの取り合いになるわけだ。ある特定の分野、例えば介護や保育関連の給与が増えるなら、どこかで減少が起きる。また、一個人だけに注目して「賃金をアップしろ」と主張するのは構わないのだが、社会のシステムが総体として賃金アップするなら、それは雇用の再構築を意味する。そのあと、社会がバランスを見つけた時には、低賃金労働者の所得上昇と同時に、価格の高騰(これ自体はあながち悪いことではないと思う)とサービス業全体の沈滞が発生しているはずだ。つまり、低所得者の生活は思ったほどには楽にならない。
#とはいえ、資本が流動するので、税収は増える。

米国では、それでも大丈夫なだけの成長社会があるようで、高い最低賃金でも新しいバランスを見つけ出している。一食1300円、チップと税金を含めたら1500円のラーメン屋でも、店は普通に営業している。しかし、日本がそういう社会になって、今の低所得者たちは耐えられるのだろうか?その次に来るのは、生活保護対象者の増加ではないのか。また、米国の場合、食料品を扱う小さな商店は、大都市圏ではほとんど見かけることがない。日本食や中華などの特殊な食材であれば別だが、一般的な食料品を扱う商店は全く目にすることがない。みんな、馬鹿でかいスーパーで購入している。流通が高度に効率化し、結果として零細商店が駆逐されたんだと思う。田舎はどうなのかわからないけれど。そういう高度に効率化された社会では、小規模な事業主は切り捨てられていくし、貧困と人口減少にあえぐ地方都市、例えば北海道の歌志内市みたいなど田舎なら、大規模スーパーからも無視され、流通網からも外れ、生活環境は大きく劣化するだろう。

政府は保育関連の賃金アップを打ち出したようだが、これが浸透していけば、保育料が上昇する。すると親の負担が大きくなるわけで、保育の質の格差が生じる可能性がある。つまり、金持ちが良い保育環境を得る、という社会である。この状況は、社会一般のコンセンサスは得にくいだろう。僕も、格差は別に否定しないのだが、格差の固定化には否定的である。

軽減税率でも、ある特定の分野を優遇すれば反作用が生じる。賃金であっても同様で、特定の分野を取り上げてその賃金をどうこうするのは、非常にデリケートな話である。

ある特定の分野、例えば保育士の給料が安い、という現状には何かしらの理由があるはずで、それを無視してただ優遇するのであれば、状況の根本的な改善にはつながらない。しかし、日本人はこういう行動が大好きだ。貧乏な人を見つけると、その人がなぜ貧乏なのかには目をつぶり、ただお金を支援する。おかげで、お金をめぐんでもらった人はいつまで経っても貧困から抜け出せない。目の前に頭痛で困っている人がいた時、ロキソニンを与えているのが日本人だ。しかし、その頭痛の原因を調べて、適切な治療をしなければ、いつまで経っても頭痛は根治しない。場合によっては自己の回復力によって治るかも知れないのだが、治らないなら、時間とともに状況は悪化してしまう。目の前にいる困っている人を助けることによって、お金をめぐんであげた本人は自己満足に浸れるかも知れないが、本質的な援助にはなっていない。こういうのを筋悪という。

(1)最低賃金のアップが招くもの
http://buu.blog.jp/archives/51522709.html

(2)大学の運営費交付金の減額
http://buu.blog.jp/archives/51522710.html

(3)彼岸と此岸
http://buu.blog.jp/archives/51522711.html

(4)日本の向かう先
http://buu.blog.jp/archives/51522712.html

(5)日本の成長力が低い理由
http://buu.blog.jp/archives/51522713.html

(6)贈る言葉
http://buu.blog.jp/archives/51522714.html  
Posted by buu2 at 00:36Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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2016年04月28日

日本人が英語が下手な理由

英語をカタカナにするとき、もうちょっと配慮したら良いんじゃないかなぁ。

例えば、ワシントンはワーシントンだし、シカゴはシカーゴだよね。ニューヨークはニュウヨクにしなかったんだから、もうちょっと何とかならなかったのかな。  
Posted by buu2 at 12:13Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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2016年04月27日

ムービングセールで家具をゲット

この街は結構な頻度で引っ越しがあるようで、この3週間ぐらいだけでも、向かいの部屋と上の部屋が引っ越した。引っ越しの時にはムービングセールを実施するのが普通みたいで、そのセールの情報を集めたサイトもある。

今日はそんなサイトで家から徒歩12分のところで引っ越しセールをやっている家を見つけて、出かけてみた。座って使うのにちょうど良いテーブルと、テレビの台にちょうど良い棚があったので、二つ購入。30ドル。

早速活躍している。
IMG_0135


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Posted by buu2 at 01:36Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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2016年04月26日

OWINO MARTINさんのBATIKS

イースタンマーケットで見つけたOWINO MARTINさんのBATIKSという絵を買ってみた。




OWINOさんは西ケニアから2001年に米国に来た作家さん。このバティックというのは木綿の布にろうけつ染めを施したもので、一般的にはインドネシアがルーツと言われているらしい。アフリカのバティックはワックスプリントと呼ぶのが普通らしいのだが、マーケットではバティックとして売られていた。

絵はかなりたくさんの種類があって、主なモチーフはアフリカの動物たちだった。キリンとか、カバとか、フラミンゴなどがあったのだが、一番迫力があって素晴らしかったのはアフリカゾウを描いたものだった。サイズ的にも1メートル四方ぐらいある大作で、価格を聞いたら400ドルとのこと。コストパフォーマンス的には全く普通の価格だと思うのだが、手持ちに十分なお金がなく断念。プランBでサイのバティックを買ってみた。




1メートル×40センチぐらいだろうか。手前の水場にサイが3頭いて、後ろにはキリマンジャロが描かれている。ということで、家に帰ってきて早速飾ってみた。

OWINOさんのサイトはこちら。
http://kowinobatiks.com/  
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2016年04月25日

Eastern Market(ファストフード)

イースタンマーケットには飲食店の出店もたくさんあるのだが、今回はマーケットの建物の中にあるハンバーガーショップで食べてみた。













注文したのはダブルバーガー。



バンズは工夫がない感じだけど、パテはとても美味しい。このハンバーガーを食べたら、マクドで食べる人の気が知れない。

バス一本でここに来ることができるのは良い発見だった。

名称:イースタンマーケット
住所:225 7th St SE
Washington, DC 20003
電話:(202) 698-5253  

Eastern Market ワシントンD.C.イースタンマーケット

ワシントンDCの南にあるイースタンマーケットに行ってみた。活気があって、いろいろと面白いものが売りられていた。ここ、店を出すのは大変なのかな?日本の陶芸家の作品を売るには結構良い環境だと思うのだけど。やっぱり、難しいのかな。ちょっと調べてみよう。

って、ここに書いてあるな。
http://www.easternmarket-dc.org/default.asp?ContentID=125























  
Posted by buu2 at 22:31Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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五輪エンブレム選考過程で発見したグラフィックデザイン界の希望

東京五輪とパラのエンブレムが決定した。この件についてはこのブログでは下記で短い印象を書いたのだが、

http://buu.blog.jp/archives/51521433.html

この件に関連して、前回の出来レースの時の審査員の一人であった平野敬子氏が次のブログでとても興味深い論考を展開している。

1対3の構図 - 「A案」VS「BCD案」
http://hiranokeiko.tokyo/?eid=66

要すれば、「プロ的な視点からは今回の選考はA案の出来レース」という内容である。が、この短いまとめはリードとして受け取って、上記のエントリーを読んでみて欲しい。一般投票では人気のなかったA案に決定したことを併せて考えると、とても味わいのある内容である。

ちなみに、このブログではエンブレムデザインの選考について詳細を告発していて、全てのエントリーが充実している。

HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG
http://hiranokeiko.tokyo

信頼が失墜した日本のグラフィックデザイン界だが、パンドラの箱に残されたもののように、ちゃんとしっかりした人が残っていたようだ。僕はこの業界についてはほとんど知識がないので、この一件までは全く知らない人だったのだけれど。このブログの文章は、誰でも理解できるような平易な文言を選び、自身のプロ意識とプライドを最大限に反映し、加えて、大きな悲しみを盛り込んだ名文だと思う。今後、デザインに関係する人はもちろん、東京五輪に関わる人も、いや、全ての日本人が読んでおくべき文章だと思う。

僕も、2004年のライフサイエンスサミットで「2010年バイオ市場25兆円の実現は無理」と指摘して会場内の全員に冷水を浴びせて孤軍奮闘したことがあるのだが、その後、僕自身は日本のバイオ業界のムラ体質がすっかり嫌になってしまい、今では距離を置くようになってしまった。

参考:http://buu.blog.jp/archives/51251071.html

平野さんには引き続き頑張って欲しい。五輪のエンブレム云々ではなく、日本のグラフィックデザイン界のために。日本は(この国は、と書いたけれど、あ、もう僕は日本にはいないんだった、と思い出して書き換えた。今、東海岸は朝の6:45)、出る杭は全力で叩く国だから。一つ残念なのは、平野さんがブログを開始した動機の中に

これからはじまるエンブレム審査がより良い結果を生むために

出典:責任がとれる方法で http://hiranokeiko.tokyo/?eid=1

というものがあったのにも関わらず、相変わらず人気のない、そして選考前に「出来レース」と状況証拠から指摘されていたエンブレムが選ばれたことである。  

国立航空宇宙博物館

本当は別のところに行く予定だったのだけれど、バスを降りたら目の前の航空宇宙博物館が凄い行列である。これは何かあるのかも知れない、と思いつつ裏に回ってみると、なぜかこちらは行列していない。何かありそう、混雑していない秘密の出入り口を発見、という二つの要因で、突発的に博物館に入ってみた。中はものすごい混雑で、高校生ぐらいの子供たちが大騒ぎ中である。しかし、何か特別なことが起きている感じではない。はて、どうしたのだろう、と思ったのだけれど、せっかく入館したので、ライト兄弟の展示を見て、それからミュージアムショップを適当に流してみた。それでも何が起きているのかは不明のままで、どうやら単に人気があっただけのようだ。フェルメールですらほとんど見ている客がいないのだから、米国人の宇宙・飛行機好きは尋常じゃないな、と思った。






そして、なぜかスターウォーズの告知まであったりして。でも、上映はなし。



  
Posted by buu2 at 11:57Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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&pizza Bethesda

今日はベテスダの&pizzaに来てみた。

なぜか、DCよりも少し安い。



味は同じ。  

2016年04月24日

米国の酪農製品

とりあえず、今日はチーズでも食べてみる。



なんか、チーズは安いような。

不思議なのは肉で、鶏も豚も牛も同じような価格。米国だって、飼育コストは牛が一番高いと思うのだけれど。  
Posted by buu2 at 12:10Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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2016年04月23日

ワシントンDCに来て三週間経過

ワシントンに来る前の事前情報で言われていたのは「なんだかんだ言って、人種差別がある」ということと、「治安が悪い」ということの二点だった。でも、実際に来てみると、差別は全く感じない。少なくとも、表面上は。

日本でも特に田舎の高齢者などは中国人や韓国人を悪く言う人がいるのだが、それも別に表に出すわけではないので、こっちの人も内心どう考えているのかまでは不明なのだけれど、みんなとてもフレンドリーである。地下鉄の駅でSmarTripカードに入金できずに困っていれば、何人も人が集まってきてあぁでもない、こうでもない、とやってくれるし(結局、その機械の調子が悪く、隣の機械でやったら解決したのだが)、街中の案内板の前で悩んでいると「どこへ行きたいんだい?」と話しかけてくれて、「動物園?それなら、あっちだよ」と教えてくれる。時々親切な人がいるというのではなく、ほとんどの人がこんな感じである。

日本に比べると一人でブツブツ言っている人が非常に多く、このブツブツ君と親切な人の見分けが難しいのだけれど、その解決策はヘッドフォンで、音を鳴らしていなくても、ヘッドフォンをつけているとブツブツ君は無視できる。

この状況はワシントンならではなのかも知れない。ここは、バスに乗っていれば9割が有色人種である。ワシントン全体でも、ネイティブは3割しかいないらしい。なので、有色人種を差別したい人は最初からここに近づかないのではないだろうか。

もちろん、まだこちらに来てからひと月も経っていないので、これから嫌なところが色々と見えてくるのかも知れない。でも、今のところ、住み心地は非常に良い。ラーメンとトンカツがないおかげで食生活も改善し、体重も2キロ落ちた。今は週2、3回ジムに行ってトレーニングしているので、さらに体質改善が進むことを期待している。

治安についても今のところ不安に思うところはほとんどないし(オイスターバーに行った時だけ、ちょっとゴーストタウン的な雰囲気だったのだが、場所さえ選んでいれば治安はとても良い)、英語がわかりにくくても困った顔をしていると「また英語が下手な奴が来た」という感じでゆっくりと言い直してくれる。要は、外人慣れしているのである。シドニーに行った時にこんな印象を受けたのだけれど、この街も似たような雰囲気である。

なぜか日本人は凄く少ないのだけれど、日本人にとってはとても住みやすい場所だと思う。  
Posted by buu2 at 22:22Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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2016年04月22日

Smithsonian's National Zooのピンズとスーベニアメダル

せっかくSmithsonian's National Zooに来たので、パンダのピンズを買って、スーベニアメダルを作ってみた。

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スーベニアメダルとは、ペニープレッサーという機械で1セント硬貨を潰して楕円形のメダルにしたもの。50セントで作ることができて、米国の観光地などに置いてある。  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)TrackBack(0)コレクション││編集

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KOOGEEKの体重計

こっちは外食が高いし、ラーメン屋は少ないし、トンカツ屋に至ってはまだ見つけてないので、食生活がとても健康的になっている。加えて、地下にジムがあるアパートを選んだので、どんどんベルトの位置が変わってきている。これはやばい、と思って、慌ててヘルスメーター(これ、和製英語みたいだね?)を買ってみた。

IMG_0133


手持ちのiPhoneにBluetoothでデータ移送できるのが最大のポイント。使ってみたら、iPhoneのアプリの日本語はかなり怪しいけれど、一応意味は通じる。ちゃんとグラフ化もできるみたいだ。これで安心して痩せることができる。

  
Posted by buu2 at 09:30Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

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2016年04月21日

SUSHIKO

こっちに来て日本食レストランはラーメン屋しか行ってなかったのだけれど、近所に結構繁盛している和食レストランがあるので、行ってみた。名前はSUSHIKO。「すしこ」ではなく、「すしこう」だろう。



ハッピーアワーに行ったので、それ用のメニュー。



この中からまず飲み物を選択。スパークリングワインやウォッカがベースになっているものが多い。






東京とか、熊本といった名前が付いているのだが、その根拠はさっぱりわからない。適当に付けたんだろう。

何はともあれ、「ハンドロール」を2本と刺身、パン粉シュリンプを注文。















手巻きはノリの代わりに湯葉を使っていて、味付けは濃い目。ちょっとスパイシーというか、エスニックな感じで仕上げてあって、あまり和の雰囲気ではない。刺身も最初から柑橘系のフレーバーが振りかけてあって、米国人の考える「和」が垣間見える。鮮度はまあ普通だと思うのだが、なぜかピンクグレープフルーツの上に乗せられていた。パン粉シュリンプは予想通りエビフライ。ただし、サイズは極小(笑)。これで5ドルかぁ。ビッグマックよりも高い。

せっかくなので本メニューの寿司も注文してみた。












一応、寿司の雰囲気は味わうことができる。ただし、味のレベルは回転寿司や、回っていないまでもファミレスタイプの郊外型寿司店のそれ。せっかくハッピーアワーだったので、もう一杯だけ飲み物を追加。



これでチップ込みで約90ドル。どんなに「どうしても日本食が食べたい」と追い込まれても、この店に来ることはないと思う。でも、このレベルでも繁盛しちゃうんだから、米国で日本食レストランを経営するというのは大きなチャンスだろう。

#逆に、日本人が喜ぶような店では、こちらでは難しいのかもだけど。

名称:Sushiko Chevy Chase
住所:5455 Wisconsin Ave, Chevy Chase, MD 20815
最寄駅:Friendship Heights(RED)
電話: (301) 961-1644  
Posted by buu2 at 23:30Comments(4)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

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2016年04月20日

Magic Trackpad

iMacを買ったら白いマウスパッドが付いてきていたのだけれど、ちょっと小さいなぁ、と不便に思いながら使っていた。それが、今日になってそれは「Magic Trackpad」というマウス代わりのデバイスだと知った。試しにつないでみたのだけれど、これ、マウスよりも便利なの?まだありがたみが良く分からないんだけど。
IMG_2653


ちなみにマウスはマウスで使いにくい(笑)。  
Posted by buu2 at 12:38Comments(0)TrackBack(0)apple││編集

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2016年04月19日

米国のアパート(日本でいうマンション)の良いところ

今の家に引っ越して便利な点。

その1 地下に本格的なジムがあるので、すごく便利。屋上にはプールがあるので、夏が楽しみ。

その2 ゴミ捨てが管路輸送なので、玄関から5メートルの場所で全て完了する。

その3 受付のおじさんが24時間対応なので、宅配便がいつでも受け取れる。

その4 冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、食洗機、冷暖房が備え付けで買う必要がない。

その5 ティファニー、ヴィトンまで歩いて3分、映画館まで歩いて5分。  
Posted by buu2 at 12:20Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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Hana Japanese Market(はな日本食品店)

ギャラリープレイスから歩いてデュポンサークルを通過し、はな日本食品店に来てみた。

長細くてちょっと狭い感じの店内は、昔の駄菓子屋や、今で言えばドン・キホーテみたいな雰囲気。日本食の食材がいろいろ並んでいる。客は日本人が多いのかな、と思っていたのだけれど、意外にも外人ばかりだった。最近は外人にも日本食が受けるのかな?

今日の主目的はみりんのゲットだったのだけれど、ついでに長ネギとジャワカレーのルウも買ってみた。









帰りはバスでWoodley Parkへ。  
Posted by buu2 at 05:39Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

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&pizza

桜祭りのパレードを見終わったので、何か食べようと思って&pizzaに来てみた。Hard Rock Cafeのすぐそばなので、ピンズコレクターにとっては分かりやすいロケーションである。

その場でパイ生地を作り、好きなトッピングを選んで、すぐに焼くという形態。ソースやトッピングにはかなりの自由度があって、ほとんどのトッピングでは追加料金が発生しない。おかげで、焼きたてのピザが10ドルで楽しめてしまうというお手ごろ感が受けているのだろう。ものすごい人気である。

サイズ的に一人分としてはちょっと大きすぎる感じ。こんなものを頻繁に食べていたらデブまっしぐらである。でも、たまにならいいかな?三人で2枚ぐらいがちょうど良いと思う。






オーダー表はこんな感じ。



店はこんな感じ。



ベテスダにもあるみたいだから、今度はそっちに行ってみようと思う。

住所:1005 E St NW,Washington, DC 20004,b/t N 11th St & N 10th St
駅:Center Metro
電話:Phone number (202) 347-5056
営業時間:日曜〜木曜 11:00−23:00、金曜・土曜 11:00−24:00
定休日:無休  

National Cherry Blossom Festival(全米桜祭り)

先月の中旬からやっていたらしい桜祭りも最終盤。一番盛り上がるパレードがあるというので、観に来てみた。

























思うのは、ワシントンの人たちは肌の色だけでなく、体重に不自由な人や、目の不自由な人(メガネ)に寛容だということ。

黄色い人たちもいる。



もちろん、毛髪に不自由な人もいる。



飲み物ではそれほど贅沢をしていない様子である。都民の皆さん、安心してください。



桜クイーンの皆さん。



あぁ、日本からもクイーンが来ているのね。



ここはあえてノーコメント。



ということで、延々と続くパレードなのでした。



天気は最高。






それにしても、日本人が少ない。今日はパレードに参加している日本人を何人も見かけたけれど、観客はほとんどいなかった。この二十日ほどで、明らかな日本人はナショナルギャラリーで見かけた夫婦の二人だけである。みんなNYに行くのかな?

  

2016年04月18日

米国のマクドナルド(マクダーナルズ)

こちらでハンバーガーを食べると大体1500円。そうした状況だからなのか、割安のマクドナルドにはそこそこ客が入っている。日本ではまずいのでもうかれこれ10年ぐらい食べていないと思うマクドだが、もしかしたらこちらのハンバーガーはおいしいのかもしれず、ちょっと寄ってみた。注文したのはビッグマック。これが約500円である。日本の物価は本当に安い。







それで、「もしかしたら」と思って少しだけ期待していたのだけれど、それはあっさりと裏切られた。本場で食べてもまずいものはまずい。こんなハンバーガーに500円も払うなんて、と米国の景気の良さを痛感した。

まぁ、良く見たら別に混雑しているわけでもなく、世界中どこへ行っても味なんかどうでも良い人はいるのだろう。どこにでもあるから、住所とかは要らないよね?

ちなみに、ビッグマックは一個4.49ドルだけど、二つだと5ドルだって。一つ530kcalもあるから、0.5ドルだって要らないけど。

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NoMa-Gallaudet U駅

なんか、ちょっと怖い感じの駅。








  
Posted by buu2 at 23:22Comments(0)TrackBack(0)ワシントンDC││編集

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Rappahannock Oyster Company

ワシントンDCといえばオイスターバー。ということで、ユニオン駅からRedラインで一駅北に行ったNoMa-Gallaudet U駅のRappahannock Oyster Barに行ってみた。

駅の周辺は結構寂れていて、人通りが少ない。そういえば、前にワシントンに来た時も、「ユニオン駅から北は治安が悪いので行かないほうが良い」と言われたんだった。パンツ一丁に頭がピンクで掃除機を手にした怪しい人が「大丈夫、怪しいものじゃない」と言いながら追いかけてきたり、ちょっとやばい感じ。ゴーストタウン化してしまったような町並みを抜けた先にあったのは大きなショッピングセンターみたいなフードコートで、その中だけはかなり賑わっていた。そのフードコートでも一番人が多かったのがこの店。ギリギリでハッピーアワーに間に合って、結構お得な感じだった。













通常メニューはこちら
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店はこんな感じ。

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住所:20002 District of Columbia, Washington, 5th St NE, 1309
電話:(202) 544-4702
営業時間:日曜 午前 11:00 - 午後 8:00、火曜〜土曜 午前 11:00 - 午後 9:00
定休日:月曜  
Posted by buu2 at 23:16Comments(0)ワシントンDC││編集

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野良リス

日本では鎌倉あたりに行かないと見当たらないリスだが、こちらでは野良猫以上に良く見かける。




っていうか、野良犬や野良猫は全然見かけない。  
Posted by buu2 at 22:37Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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スミソニアン国立自然史博物館

休日だったこともあって、かなり混雑していた。もうちょっと空いている時に来てゆっくり見たい。




















  
Posted by buu2 at 10:17Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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Zenebech Injera

ワシントンDCにはエチオピア料理の店がいくつかあると聞いていたのだけれど、ジョージタウン周辺をぶらぶらしていて発見したのがここ。



お店の中はお客さんがふた組いるだけで、店員さんが見当たらない。ちょっと待ってみたのだけれど誰も来ないので、うーーーんと思って一度店の外に出てしまった。他に行こうかな、と思っていると、白と黄色のお姉さんがやってきて、店に入って行って、勝手に座ってしまった。なるほど、ああやればいいのか、と思って真似してみた。






しばらくするとお兄ちゃんがやってきて、メニューを渡してくれたのだが、何を注文していいのかわからない。まぁ、なるようになるだろう、と思って適当に2品注文し、あとはビールを飲むことにした。ビールがすぐに提供されるのは世界中で共通らしい。



ここに至り、ちょっとネットで店の情報を調べてみると、やはり大皿を注文するのが良いらしい。あたり。20分ぐらい待っていると、やってきたのはこんな料理。



手前の牛肉は追加注文したものである。



この肉や野菜の料理を、薄くて酸っぱいパンで包んで食べる。フォークやナイフといった食器は提供されず、全部手づかみである。



料理は普通にスパイシーで、日本人の味覚には合うと思う。これはいい店を見つけた。



住所:608 T street NW Washington, DC 20001
電話:(202) 667-4700
アクセス:Shaw/Howard
営業時間:10am–11pm
休日:なし(多分)  

2016年04月17日

Georgetown Flea Market(ジョージタウンフリーマーケット)

ジョージタウンでは毎週日曜日にworld famousなフリーマーケットが開催されているというので、早速行ってみた。

ジョージタウンの街並みはこんな感じ。









で、ここからフリマ。






あっという間に終了(笑)。どの辺が世界的に有名なのかは良く分からなかった。せっかくなので、周辺をぶらぶらしてみた。この辺りは建物の高さが低いので、空が広い。










  

2016年04月16日

ナショナル・ギャラリー・オブ・アート

ふらっとDCまで来てみたのだが、やることがないのでナショナル・ギャラリーに来てみた。



妙な藤棚があるのが米国らしい。






国会議事堂は改修中らしい。



んで、地震がない国独特の馬鹿でかさ。



中に入れば、名画がたくさん。もちろん、すべて写真撮影可能。











































これが全部タダなんだもんなぁ。  
Posted by buu2 at 12:04Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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中川知洋さんの個展開催(告知)

僕は訪日の予定がないので行けないのですが、中川さんの個展がスタートしています。

「中川知洋 個展−select−
 Tomohiro Nakagawa solo exhibition 2016」
場所:万画廊
〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目23-2 GINZA 上野ビル1F
03-5250-3667
会期:2016年4月15日(金)−24日(日)
時間:11:30-19:30 会期中無休
(最終日は18:00終了)

画像で見ただけですが、「蘭鋳」は凄く良い感じです。滅多なことでは「東京、羨ましい」と思いませんが、今日だけは羨ましいです(笑)。


なお、中川ワールドを手軽に楽しめる「LINE 中川知洋スタンプ」はこちらです。こちらもぜひご利用ください。
https://store.line.me/stickershop/product/1217187/ja  
Posted by buu2 at 00:34Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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2016年04月15日

ワシントンDC近郊からのメモ その6

スタバのトイレにはテンキーが付いている。スタバのトイレはレシートに記載されている番号を入力しないと利用できない。

動物園は無料。パンダは日本のパンダに比べてずっと愛嬌がある。「今、誰もいないよ」という檻が結構ある。

Googleマップは偉大。どこへ行くにもナビしてくれる。

地下鉄はWi-Fiもつながりが悪い。地下鉄内ではKindleを読んでいる人が多い。

バスは1.75ドルで乗り放題。サーキュレーターだとさらに安くて便利。Smartripだとさらに0.5ドル割引がある。

daikayaが凄く良くできたラーメンだったので、今度はSakuramenというアダムス・モーガンにあるラーメン屋に行ってみたのだが、こちらは大体想定の範囲内の店だった。多分、もう行かない。


まだ風は冷たいのに、半袖や半ズボンの奴がチラホラ。あげく、日光浴までしている。皮膚がんになるぞ。

バスに乗客が14人。白人は一人。有色率高い。

日本人は片手に携帯で歩くが、こっちはコーヒー。  
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新居

もうこっちに来て10日以上経っているのだけれど、今更のように入居した直後の写真を公開してみる。

まず、メインの部屋。60平米ぐらいかな。



キッチン。冷蔵庫、オーブン、レンジが最初から付いている。



バスルーム。



寝室。



ウォークインクローゼットなどを含めて、全部で100平米。

こちらは窓からの景色。ちなみに日本では14階だったけれど、ここは17階。火事にならないことを祈るばかり。



  
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2016年04月14日

sakuramen

ワシントンDCで食べたDaikayaが侮れない味だったので、調子に乗ってもう一軒食べてみた。以下、評価。



名称:sakuramen
種類:東京
場所:アダムスモーガン
注文:sakuramen
評価:1/CCB
2016.4.11.
コメント:麺は中くらいの太さのちぢれ麺。北海道系に近いと思う。やや茹ですぎで、麺からもちょっと臭いがする。麺方の腕が悪いんだろうな、と思って食べていると、謎の物体が現れた。



麺の塊である。クラゲみたいになっていた。麺を茹でている時にカゴの中でちゃんと泳がせておけばこんな状態になるはずもなく、金返せレベルの酷い品である。

スープは豚骨ベースの薄いスープで旨みが感じられない。こういう、想定の範囲内というか、「どうせ海外のラーメンなんてこんなものだろう」と思ってしまうようなラーメンだと逆に安心する。このあいだのDaikayaが異常だったのだろう。

チャーシューは普通に美味しい煮豚。これだけはお金を払っても良い。

この店にももう来ることもないだろうな、と思ったので、tonkotsu redというのも食べてみたのだが、



こちらは細麺で仕上げた九州系辛味噌ラーメンだった。こちらの方がまだちょっとマシだった。

店名 sakuramen
TEL 202-656-5285
住所 2441 18th Street NW, Washington, DC
営業時間  火・水・木曜日 17時30分〜22時30分、金・土曜日 11時30分〜23時00分、日曜日 11時30分〜22時00分
火曜日 17時30分〜22時30分
定休日 月曜  

アダムスモーガン周辺

動物園に行ったついでに、地下鉄の駅が近所にないので普段はちょっと行きづらいアダムスモーガンへ行ってみた。






















車社会の国らしく、道路の両側は駐車車両でいっぱいなのだけれど、どこも結構びっしり並んでいる。すると、その狭い場所にお姉さんが車を停めようとしている。スペースは車一台ギリギリな感じ。こんなタイトな場所に停めちゃうなんてセナみたいな腕だな、と思いつつ見ていると、いきなり歩道サイドに脱輪した。なるほど、強引といえば強引だけど、この停め方は盲点だな、と思っていると、今度は切り返した勢いで後ろの車にごつんとぶつけてしまった。これは斬新だ。日本ではちょっとありえない駐車方法である。アメリカ、すげぇ。  

Smithsonian's National Zoo(スミソニアン国立動物園)

パンダが大人気ということなので、とりあえず行ってみた。入場料無料なので、どこから動物園なのか、良く分からない。どうやら、ここから動物園らしい。




まず、アフリカやアメリカ方面の動物たち。






















それからすぐにアジアの動物。もちろんパンダ。

























結構獰猛な感じ。

それから、ライオン。













3時間ぐらいで見終わってしまった。  
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2016年04月13日

ワシントンDC近郊からのメモ その5

牛肉が安い。豚肉と同じ価格。鶏肉はそれより安い。

醤油や味噌、豆腐などは普通に売っているのだが、みりんの入手に苦労する。売っているけれど、高い。

テレビ、ネットが開通した。とりあえず、ネズミが三匹ウロチョロする子供向けのドラマを鑑賞。

家に大きな不満はほとんどないのだけれど、シャワーの水の出が悪いのと、台所が臭いのは困る。台所の排水方法が謎。

治安が悪いという評判だったので夜間の外出は控えていたんだけど、食べ物の買い置きがなくなっていて、仕方なく近所のスーパーまで出かけた。みんな普通に買い物をしていて拍子抜け。

急に風が生緩くなった。

ツイッターでバカに粘着された。ご苦労なことに何度もアカウントを変えて絡んでくるのだけれど、そのたびに「ブロック」のワンクリックで対応終了。昔遊園地にあったモグラ叩きゲームをやっている感覚。

Chromcastの設定も無事完了。これでYouTubeの動画も大きな画面で観ることができる。素晴らしい。

あと、足りないのは掃除機とウィンドウズPC用のモニターだろうか。

マックのキーボードが打ちにくい。  
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2016年04月12日

パソコン机が来た

少しずつ仕事環境が整いつつある。マック2台、ワコムの液晶ペンタブ、ウィン2台。肝心の、メイン機の液晶がない。あと、ネット(笑)。
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2016年04月11日

ワシントンDC近郊からのメモ その4

バスに乗ってきたおばちゃん(デブ)が、運賃を払う時に、乗り場そばに座っていたおっさんに、手に持っていたスタバの紙コップを無理やり渡して、「ちょっと持ってて」と言ってお金を払っていた。おっさんもおとなしく持っていてあげて、不思議と親切。

基本、年寄りはデブ。

スタバにはフラペチーノもある。バニラビーンズフラペチーノ。味もほぼ一緒。でも、ビーンズがちゃんとあるところだけ違う。スタバは日本と一緒であちこちにあって、メニューには価格と並列してカロリーが書いてある。意識が高いようで、実際はデブばかりだから形だけなのだろう。

ジョージタウンのワールドフェイマスフリーマーケットに行ってみた。結構ショボくて、「ワールド」は言ったもん勝ちな感じ。

自然史博物館は大混雑。しかし、ミュージアムショップのラインナップは子供向けでイマイチ。

地下鉄は大抵すいている。

道路が悪いのに飛ばすので、バスは揺れまくり。

バスには「降ります」ボタンがなく、紐を引っ張って知らせるとても原始的な手法。

セントパトリック教会の真ん前で駐禁を切られている車多数。FBIのすぐ横だぞ、ここは。

スタバでも、レストランでも、美術館でも、どこでもみんな普通に勝手に充電している。どうやら米国では盗電は当たり前らしい。今後はACアダプターを持ち歩くことにする。

朝の始動が早い。8時には宅配便が届いていたりする。

エチオピア料理を食べてみた。結構美味しかった。詳細は後日レポートする。

ベッドが到着した。ようやくぐっすり眠ることができる。  
Posted by buu2 at 20:23Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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2016年04月10日

Nordstrom RackでJOE'S Jeansのアウターを買って天才と褒められた件

もう桜が咲いているとか聞いていたので冬物を全く持ってきていなかったのだけれど、こちらに来て2日目から寒い日が続いていた。そのうち暖かくなるだろうと思って薄手のパーカーを上着にして我慢していたのだけれど、猛吹雪になるに至ってさすがにやばいと感じ、近所のNordstrom Rackに行ってみた。ここは、高級デパートNordstromのアウトレットらしい。もちろん、そんなデパートは知らなかったけれど。

そして、クリアランスのコーナーへ。当然のように、冬物がたくさん並んでいる。その中でひときわ目立っていたのが、JOE'S Jeansのアウターである。何が目立つって、その割引率が凄い。
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想定外の83%引きである。ちょっと袖を通してみたのだが、鏡で確認すると、いつもとは別人のようだ。そりゃまぁ、いつもユニクロばかりだから当たり前だけど。
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ということで、10年ぶりぐらいにユニクロ以外で普段着を買うことにした。JOE'Sというブランドは全く知らなかったけど。

レシートには「お前は買い物の天才だ」と書かれていた。照れる。
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Posted by buu2 at 21:06Comments(0)TrackBack(0)買い物││編集

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とと姉ちゃんがつまらなそうな件

まだ第1週だが、まず主題歌がイマイチ。歌の良し悪しではなく、朝の連ドラの主題歌として雰囲気が良くない。この点であさが来たと対照的である。

次に、演出。不自然な演技を要求していて、役者が下手に見える。音楽の使い方なども下手で、不自然極まりない。

最後に、脚本。ここでも書いたのだが、

http://buu.blog.jp/archives/51304344.html

脚本を担当している西田征史氏のスキルが決定的に不足している。やはり、映画も、テレビドラマも、脚本家が一番大事である。

主題歌は慣れる可能性があるが、演出家や脚本家のスキルが急激に上昇するはずもなく、今のところ傑作になる予感はない。第何週まで見ることができるか不安になってくる。  
Posted by buu2 at 18:19Comments(0)TrackBack(0)テレビ番組││編集

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東京五輪・パラのエンブレム最終候補

新国立競技場をどうするのかなぁ、と思っていたら、その前にエンブレムの案が提示された。あぁ、そういえば、という感じである。

https://m.tokyo2020.jp/jp/games/emblem/evaluation/

色々と説明を受ければそれぞれなるほどなぁ、と思うのだが、まず第一印象としてA案は地味すぎる。わびさびと言っても、世界から理解を得るのは難しそうだ。また、単色でどこでもありそうなデザインなので、あちこちにパクリ疑惑のデザインが出てきて、社会を混乱させかねない。C案も、風神雷神と言われれば確かにその通りなのだが、説明がない状態で見てしまうと岡本太郎と長野五輪のスノーフラワーを足して二で割ったような印象である。またこんなの?と思ってしまう。この2つを消去した上で残りを見ると、B案はあまりにオーソドックスな上に、五輪とパラで微妙に統一性がない。一方でD案はどこかの国の国旗のようでもあるし、なぜ朝顔?と日本人でも思ってしまう。この2つに比べると、誘致で使った桜のデザインの方が上に見えてしまうのが残念なのだが、桜のデザインは権利の関係で継続使用が難しいというなら仕方がない。ここは好みだとは思うが、僕ならより抽象的なB案を選びたい。  

2016年04月09日

4月も中旬になるというのに暴風雪な件

見えるかな?
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さすがに積もらないとは思うけど。
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Posted by buu2 at 22:50Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

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カップヌードルのCMが放送中止になった件

カップヌードルのCMが、苦情が多くて放送中止になったらしい。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/04/08/cup-noodle-ceased-cm_n_9641780.html?ncid=fcbklnkjphpmg00000001

それだけではなく、日清食品は謝罪までしている。

http://www.cupnoodle.jp/s/obakasuniversity/

日の出テレビでキャスターをやっていた時もこの手のノイズィーマイノリティたちの声は聞こえてきたものだけれど、要はネット時代になって文句が言いやすくなった(=届きやすくなった)ということ。今も僕や僕のブログに粘着している岡山県の吉岡という馬鹿がいるけれど、彼らの行動の基盤は「匿名だから何をやっても大丈夫」というもので、その威力のおかげでやりたい放題である。

#ちなみに吉岡氏は一品もの焼き物の写真をあわせてブログに載せたり、おびき寄せる目的で書いたエントリーにIPを隠しもせずにアクセスしてきてコメントを残すようなおっちょこちょいなので、匿名もへったくれもなく全部バレバレなのだが(笑)。ちなみに、忙しかったのでまだ下の奴みたいには叩いていない。証拠は保全してあるけれど。

http://buu.blog.jp/archives/51421090.html

日清の件で言うなら、CMには大きな問題は見当たらない。登場人物たちは不倫やら、ゴーストライティングやらで社会的に制裁を受けた人たちで、それを自虐ネタにして笑いにつなげているだけだ。主役の位置付けのビートたけし氏だって、何十年もそういうことをやってきた文化人である。フライデー襲撃も、酒気帯びでのバイク転倒事故も、次元は同じである。

好き、嫌いはあって良いし、僕自身も矢口真里氏はどちらかといえば嫌いなタレントだけど、別にどうだって良いし、間違っても日清食品に苦情を書くようなことはない。そんな暇があるなら「私自身、TPP断固反対と言ったことは、ただの一回もございません」などと国会で発言する安倍晋三に文句を言うべきである。

http://matome.naver.jp/odai/2146002748091847001

#でもまぁ、内閣府とか首相官邸とかは、匿名の意見は受け付けてくれないかも?

以前、日刊スポーツの記事でビートたけし氏のコメントとして「他の嫌なものも認める余裕がないといけない」というものが掲載されたことがあるのだが、まさにこれである。ダメなものを指摘して苦情を述べるのは一向に構わないし、僕自身も10年前にサンヨーを数十億のリコールに至らせたことがあるのだが、

http://w32sa.seesaa.net

「嫌い」というのはそれとは別の話である。嫌いなものを削除していく先に豊かな文化は存在しないと思う。

#もちろん、「あのCMが嫌いだから、カップヌードルは食べない」というのはあり。  
Posted by buu2 at 22:06Comments(0)TrackBack(0)ニュース││編集

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