2017年03月19日

銀一朗最新作

暁斎写 龍の中皿2枚
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暁斎写 海と鷹の中皿2枚
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乾山写 梅の皿5枚組
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乾山写 竹の陶板
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Posted by buu2 at 15:00Comments(0)TrackBack(0)元木屋銀一朗││編集

2017年03月18日

不信 〜彼女が嘘をつく理由

自分でも理由は良く分からないんだけれど、僕は三谷幸喜の脚本・演出とは相性が悪い。そういう作家は何人もいて、鴻上尚史ならあまりにも上から目線の脚本と、何を言っているか分からないアンサンブルが嫌いだし、スーパーエキセントリックシアターなら最後の30分で説教臭くなるのが苦手だし、ファンのファンによるファンのためのお子様ランチ的なキャラメルボックスも好きではない。ちなみにケラは別に嫌いではないのだが、どこが良いのかも良くわからない。三谷幸喜は、面白いところもあると思うのだが、どうも波長が合わない気がする。具体的には、例えば役者との仲良しクラブ的なところが嫌いなのだが、それ以外にも、何かあるに違いない。わからないけど。ともかく、僕にとって三谷作品の打率が低いのは間違いなくて、それは芝居でも、ドラマでも、映画でも同じだ。ギャラクシー街道なんて、年間最悪の一本だった。ただ、役者がどんどん消費されても何の問題もない真田丸は、ある程度楽しめたのだが。

でも、所属事務所が同じということもあってか、遊眠社時代から大好きな段田安則さんと三谷幸喜は手を組むことが多く、必然的に三谷・段田コンビの作品を鑑賞する頻度が高くなる。今日も、そんな理由で三谷作品を観ることになった。

しかし、結論から言えば、本作は予想に反して、なかなか面白かった。三谷幸喜が嫌いと公言して憚らない僕が言っているのだから、作品の質は高いのだろう。「それはあり得ない」という不自然な展開は数箇所あったのだが、それらを除けば、ほとんどの場面で違和感がなかったし、時々見せるブラックなユーモアも良かった。ラストの仕上げも良かった。

弱点は二つで、一つはネタバレ直結なのでここでは書けないが、突拍子もない展開に理由付けがなかったこと。登場人物の突拍子もない行動には、それが必然と感じられるような伏線なり、演出なり、展開なりが必要で、それがないと違和感が強く残ってしまう。もう一つは、演出上のポイントになっているはずの、舞台に常時設置されている6個の椅子が、全くと言って良いくらいに役に立っていなかったことである。道具にこだわって色々と多面的な見せ方をするのは野田地図結成以降の野田秀樹の十八番だが、それを見慣れていると、うーーーーん、と感じてしまう。

あちらこちらに配置したいくつかの伏線を、堂々と登場人物の台詞で回収して行くあたりは好みが分かれるところだろう。僕だと、普段なら「そんなネタバラシをやっちゃうなんて、観る側に失礼だろ。言われなくてもわかっているから!」と思ってしまうところだが、本作ではついつい「あ、なるほど、そういうことですか」と感じてしまった。

役者たちは、みんな上手に動いていた。特に、段田さんは、そこには存在しない「臭い」を見事に表現していて、花粉症で鼻が詰まっていても、あれ?なんか、臭い?という気分になってきた。これによって観客たちは一気に舞台に引き込まれたと思う。

真ん中に舞台、両サイドに観客席という農業少女タイプの舞台設定だったので、あ、こっちからは見え難いな、という場面はいくつもあったのだが、その度に役者が回り込んで反対側にも見せてみたり、演出上の細かい配慮があった。また、向こう側へ向けての声も、小さい箱ゆえ、きちんと届いていた。小さい箱で、4人という少人数のメリットを巧く活用していたと思う。

って、結構褒めてるな。三谷幸喜が嫌いだったんじゃないのか?僕は。

ともあれ、日本に来て最初に観た野田地図の「『足跡姫』〜時代錯誤冬幽霊〜」が全く乗り切れなかったので、向こうに戻る前に楽しめる芝居を観ることができて良かった。

内容は大人向けだったので、若い人には理解できないところもあるかも知れない。40代ぐらいから楽しめそう。4月30日まで、池袋芸術劇場シアターイースト。  
Posted by buu2 at 17:30Comments(0)TrackBack(0)演劇││編集

2017年03月17日

アートフェア東京2017

今年もアートフェア東京に行ってきた。いきなりランボルギーニがかっこいい。





去年より陶磁器の出展が多い気がしたのだが、個人的に面白かったのはむしろ絵だった。2時間ぐらい見て回ったのだが、気になったのは次の3作家。

まずは、卯辰山工芸工房の今井瑠衣子さん。彼女は去年の展示でも注目したんだけど、相変わらず面白い。ガラスと真鍮を使って、革製品の使用感を表現している。








かなり欲しいと思ったんだけど、取り扱いがそこそこデリケートっぽい。本人に聞いてみたところ、故意に壊そうとしない限りは大丈夫のようだったけれど、この大きさの作品を米国まで無事に持って行く自信は持てなかった。技術的にも、アイデア的にも、一通りの完成形に到達しているように見える(というのは、前回観たものからの進化、変化が感じられなかったということでもある)ので、これからどういう進化を遂げて行くのか楽しみだ。

次に気になったのは、サガキケイタさん。一見すると名画のコピーなのだが、近づいてみるとすごいことになっている。






これがビーナスのおっぱい。


いや、これはすごい。すでに有名作家さんなのか、ほとんど完売状態。








この作家さんの作品は一枚欲しい。完売で残念。米国に持っていけないけど。

最後は松島純さん。彼は昔から知っている作家さんだけど、この数年での進化がすごい。写実力がある上に抽象力があって、それを遺憾なく発揮している。


これなんかは馬鹿でかい大作なんだけれど、この大きさで、迷いなくきれいな曲線を描ける技術に驚いた。というか、前から描いていたはずで、僕自身が陶芸を通じて、彼の技術のすごさを発見できるようになったんだと思う。この線は、一本引くだけでも震える。というか、このサイズじゃ、無理。その迫力は、写真では伝わらないかもしれないし、言われなければわからないかもしれないけれど。

こっちは、ミュシャっぽい絵を、完全なオリジナリティで描いている。





残念なのは、これらの作品を米国まで持って行くのが難しいこと。誰か、買ってくれないかな。とりあえず、松島さんにはワシントンDC近郊で開催されているAlexandriaやBethesdaのアートフェスティバルを紹介しておいた。うちに二ヶ月ぐらい住んで、出展しないかな???うちに限らず、彼を支援してくれる人は、DC界隈にもたくさんいそう。そして、彼の絵は、欧米でも正当に理解されると思う。






松島さんは、こんな動画もあった。


若手から骨董まで、雑多なアートが集合していて、なかなか楽しかった。  
Posted by buu2 at 22:30Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

2017年03月16日

亀井消化器内科とmineo

一年半ぶりに胃カメラ。いつもの亀井消化器内科。このブログで宣伝したのが4年前くらいか。今は大人気で予約を取るのも大変。今日も、本当は休診日だった。おかげで、近所の薬局はお休み。

こういうことがあると、ブログで宣伝するものどうかと思うよね。同じように、DMM英会話の上手な先生も、ここで紹介していたら予約困難になって、紹介をやめた(笑)。

ラーメン屋とは違うのだよ。

一方で、mineoは多分紹介しても問題ない。僕の格安SIMはmineoです。今なら、下のコードを使うと2000円のamazonギフト券がもらえます。僕ももらえます。ステマじゃない。詳細は下の引用を参照してください。

http://mineo.jp/syokai/?jrp=syokai&kyb=F7W8C9X6G4

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およびそのご紹介元には特典,適用されます。ただしヨドバシカメラ店舗・ヨドバシ.comで販売しているmineoエントリーパッケージを
利用したお申し込みをされた方(ご紹介先)およびそのご紹介元には特典△適用されます。

<契約申込書でのお申し込みの場合>
キャンペーン期間中に、ご紹介元のmineoご利用番号を契約申込書に記載の上、mineo通信サービスをシングルタイプもしくはデュアルタイプで
新たにお申し込みされた方(ご紹介先)およびそのご紹介元には特典,適用されます。ただしヨドバシカメラ店舗でお申し込みをされた方(ご紹介先)
およびそのご紹介元には特典△適用されます。
○ 弊社での課金開始月を1カ月目とし、3カ月目の月末までにメールにて特典をプレゼントいたします。
ただし、ご紹介先の課金開始翌月に入金確認でき、かつ、ご紹介元が利用中である場合に限ります。
○ ご紹介元とご紹介先が同一の場合は、キャンペーンの適用対象外となります。
○ 契約内容通知書の表記は「紹介キャンペーン」となります。

  
Posted by buu2 at 22:09Comments(0)TrackBack(0)日記││編集

2017年03月15日

懐や 速報レビュー

鷺沼に行列店が出現したというので行ってみた。以下、速報レビュー。

注文:特しょうゆ(細麺)

評価:6/BAB

コメント:麺は細めのほぼストレート。コシ、スープの絡みともに問題ないのだが、熟成不足なのか、茹で時間が短すぎるのか、かんすい臭さが気になる。食べているうちに気にならなくなってくるので、茹で時間を長くすれば解決するはずだが、そうすると麺が柔らかくなってしまうので、なかなか悩ましいところだろう。

スープは動物系のダシに適度に魚介を効かせたタイプで、ダシが濃いので、良くある「味の足りないスープ」になっていないところが素晴らしい。ほんとうに、無化調なだけで味の足りないスープを作って満足している店は、こういう味をちゃんと研究した方が良い。

チャーシューはちょっと味が濃すぎる感じだが、ちゃんと美味しい。

平打ち麺も用意されているので、多分そちらの方が高評価になると思う。少なくとも、細麺は特に飲み込む時に、不自然な臭いが残るところがいただけない。

なお、近所のコインパーキングの領収書によれば、11:23入庫、12:12精算だった。行列は僕の前に13人。  

2017年03月14日

舎鈴 速報レビュー

赤羽で乗り換えのために下車して、改札内で発見して入店。

注文は中華そば。500円でお釣りがくる価格設定にびっくり。これでまともなラーメンが作れるのか?しかも、高額複数年契約が当然のターミナル駅構内で?

目の前に出てきたラーメンからは生姜の香りが漂ってきて、不安9割、期待1割だったのだけど、一口食べてああ、やっぱり、という失望に変わった。これ、六厘舎の直営店だよね?

麺は中位の太さの縮れ麺。ハンドリングはマニュアル通りに見えるけれど、ちょっと茹ですぎな感じで表面がヌルヌルしている。スープの絡みは良好。

スープは東京ラーメンタイプ。ちょっと脂が多く、ボケ気味。しかし、それ以上にセントラルキッチン的な量産スープの薄っぺらい味。この店も、スープはどこかで量産しているのかも知れない。プロトタイプのガンダムは凄く良かったのに、量産型のジムになって大幅戦力ダウン、ただし、コスト減になったので、あちこちに投入可能、みたいな。どちらかといえば不味い。

チャーシューは不味くはないけれど美味しくもない。

ワンコインラーメンなので、この程度のレベルでも驚きはしないのだが、六厘舎のラーメンがここまで酷いものとは驚いた。またつまらないものを食ってしまった。  

2017年03月13日

永吉 速報レビュー

西川口の永吉で一杯。注文はマーラー坦々麺の大辛。

6/AB-

麺は中位の太さで、コシもあるし、スープの絡みも良好。

スープは辛さについては特に文句なし。ただ、どうしても辛さが空回りしている感じがあって、ベースの弱さが気になる。ちゃんと美味しいのだが、坦々麺のトップレベルには及ばない。

チャーシューは載ってなかったので、評価なし。  

2017年03月12日

蒼天

東京ガーデンテラス紀尾井町のプリンスギャラリー紀尾井町にある和食レストラン蒼天の寿司コーナーで食べてみた。

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Posted by buu2 at 23:00Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

ミュシャ展

国立新美術館で開催中のミュシャ展に行って、図録だけ買って来た。

いや、スラヴ叙事詩はプラハで半日かけてじっくり観てしまったし、そのときに「図録だけ買おう」と決めていたのである。

スラヴ叙事詩
http://buu.blog.jp/archives/51507780.html

スラヴ叙事詩を見る目的でプラハまで行ったんだから、東京で改めて見る必要性は全くない。でも、図録は欲しい。幸い、地下のミュージアムショップで、僕のような不良ファンにも親切に図録だけ売ってくれた。それで、ざっと内容を見てみたんだけど、特に目新しいものもない様子。これなら、図録で十分である。

まだ観たことがない人は、行った方が良いと思う。  
Posted by buu2 at 19:00Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

これぞ暁斎!

自分が陶芸で何か描くときに一番良く参考にするのが河鍋暁斎なので、当然のように観に行って来た。今回は英国人コレクター、イスラエル・ゴールドマン氏のコレクションからのみの展示である。弟子のジョサイア・コンドル氏ならともかく、コレクターが個人でこれだけ集めてしまうのは凄い。

ただ、そこは個人所蔵物。凄いには凄いけれど、超代表作が勢ぞろいというわけではない。あれも見たかった、これも見たかったと、色々あったのだが、その辺は東京ステーションギャラリーやら、京都国立博やら、三菱一号館やら、暁斎記念美術館で観ただろう?ということなのだろう。まぁ、そうだけど。

僕としてはカラス、カエルといった動物画はもちろんだけど、美人画が一番好きなので、できれば美人画だけでもあちこちから借りて来て欲しかったのだけれど、無理な注文というもの。

幽霊画の下絵と現物が合わせて展示されていたのが一番興味深かった。あと、大量のカラス。足長、手長、手長猿と手長海老も良かったし、鬼を蹴り上げる鍾馗も良かった。というか、結構色々良くて、できればもっと空いていればゆっくり観ることができて良かったのに。日本の博物館はどうしてこうも混雑しているのだろう。不思議だ。  
Posted by buu2 at 17:30Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

2017年03月10日

陶芸展カレンダー ver.1.0





(1)このカレンダーはGoogleカレンダーの機能を利用しています。

(2)陶芸家の皆さんは、どなたでも参加可能です。

(3)作家さんが自分でやらなくてはならないことは下記になります。

1.Googleのアカウントを作る(すでに持っている人は、必要なし)
2.Googleカレンダーで自分の個展予定カレンダーを作る
Googleのアカウントでログインした後、検索やGmailを利用した場合、右上に四角が正方形に9個並んだアイコンがあるので、それをクリックすると、利用可能なサービスのアイコンが表示される。その中に、カレンダーがあるはず。カレンダーに行ったら、左にメニューがあるので、「マイカレンダー」の右にある矢印をクリック。そこで「新しいカレンダーを作成」を指定して、カレンダー名を「元木屋銀一朗のカレンダー」みたいに命名して、「このカレンダーを一般公開する」のラジオボックスにチェックを入れて「カレンダーを作成」にする。

3.そのカレンダーのIDを僕に連絡する
IDは、左のメニューバーの中で該当するカレンダーの右側にある矢印をクリックすると「カレンダー設定」というメニューがあるので、それをクリック。出てくるページの「カレンダーのアドレス」に記載されている。

4.カレンダーに予定を入力する
Googleカレンダーのホーム画面左上に「作成」ボタンがあるのでクリック。「無題の予定」に名前と展示会名をタイトルに入力。次に日程の「終日」のラジオボックスにチェックを入れて、日程を入力。予定の詳細に場所や説明を書いて、カレンダーはこの例なら「元木屋銀一朗のカレンダー」を選択。通知の右にあるバツをクリックして通知をなしにして「保存」で完了。


(4)ここで作った作家さん個人のカレンダーは、作家さん自身のウェブサイトにも貼ることができます。

(5)利用にあたっては、利用者が各自で自分の好みの作家さんのカレンダーをご自分で登録する必要があります。

(6)それぞれの作家さん、ギャラリーのカレンダーのリストは下記になります。

福島武山(非公式) ID: ru6m1j953khe5a5dsdanphng4k@group.calendar.google.com
架谷庸子(非公式) ID: 29iddminan7tvbc5fge4hgrlss@group.calendar.google.com
河端理恵子(非公式) ID: u8p5q88rbc0fasjcr69cc07gto@group.calendar.google.com
吉村茉莉(非公式) ID: 2vlt0sk35pvf0g2v55138545b4@group.calendar.google.com
見附正康(非公式) ID: 0h9obk3c14am6bkj4iaubi7r7s@group.calendar.google.com
有生礼子(非公式) ID: fn20vp4em193r2bsf8iraqelmo@group.calendar.google.com
林美佳里(非公式) ID: 0bha0hvn40cebgtdatsgpn4vtk@group.calendar.google.com

(7)このリストに掲載を希望される方は、カレンダーを作成の上、カレンダーのIDを連絡してください。その際、公式(本人や本人の所属する会社)な運営か、非公式な運営か、教えてください。登録は無料で対応します。

(8)載せたいけど、IT音痴でやり方がわからない、という方につきましては、有償(物納可)で対応させていただきます。
初期登録:1000円
個展登録:500円(一回)
個展情報の変更:500円(一回)

(9)スケジュールは、確定していない場合は、タイトルの末尾に(予定)と書いてください。

(10)記入事項は名称、期間、場所が必須で、必要に応じて詳細説明やファイル添付も可能です。

(11)表示がわかりにくくなるのを避けるため、タイトルの冒頭にはなるべく作家さんの名前を書いてください。実物を参考にしてください。  
Posted by buu2 at 11:02Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集

2017年03月09日

IPPUDO RAMEN EXPRESS 静岡SA

一風堂の直営なのか、フランチャイズなのか知らないけれど、新東名を走っていて見つけたのでとりあえず食べてみた。

5/ABC
麺は九州系細麺。きちんとハンドリングされていて、普通に美味しい。

赤丸のスープはセントラルキッチンぽいライトさが気になるものの、辛味仕立てなのでうまくごまかしている。この辺が一風堂のうまさだろう。

チャーシューはびっくりするほどまずかったので、三枚のうち二枚を残した。こんな肉で喜ぶ人間がいるのだろうか。動物性脂肪とたんぱく質の無駄摂り以外の何物でもない。

二度と食べないと思うけれど、こうやって多店舗展開されるとラーメン評論家としては一度は食べざるを得ず、個人的には本当に迷惑である。  

2017年03月08日

和海

和海と書いてなごみと読むらしい。開店50分前に到着してすでに7人の行列という人気店。スープは味噌と塩の二種類。ベーススープが同じかどうかは不明だけれど、いきなり味噌を試す度胸もなく、無難に塩を注文した。




名称:和海
種類:塩
場所:武庫川
注文:塩ミックス
評価:7/ABA
2017.3.8.
コメント:麺はやや細めで、角が立った多加水麺。コシはぎりぎりで許容範囲、スープの絡みは良好。

スープは鶏ベースの塩味で、魚介系の出汁が適度にきいたもの。このバランスはなかなか見事なのだが、残念なのは麺を食べさせるだけの味がないこと。これは意識高い系の無化調ラーメンに良くある落とし穴で、スープ単体ではとても美味しいのに、麺を食べさせるツールとしては力不足。麺にはちゃんとスープが絡んでいるので、問題は味にある。

チャーシューはスープとフィットしていて美味しい。

無化調味不足ラーメンの典型例だが、これで味を濃くすると今度はチャーシューとのバランスが崩れてしまう。うまく調整するにはそれなりのセンスが必要だろう。それにしても、このレベルで一時間待ちの行列は東京標準では信じられない。

店名 らーめん専門 和海 (なごみ)
TEL 非公開
住所 兵庫県尼崎市武庫川町2丁目19-3
営業時間 11:30〜15:30 ※スープなくなり次第終了
定休日 日曜、月曜  

2017年03月07日

阿波夏紀さんのそば猪口

久しぶりに岡山に来たので、倉敷まで行って、工房IKUKOに立ち寄ってみた。あまり買う気にならない青木良太の作品がたくさんあったのだが、青木嫌いは全く青木良太氏には関係ない話なので、ちょっと申し訳ない。なぜ青木良太氏が嫌いかって、金沢のGallery artraに行った時、雨の中を東茶屋街から歩いて行ったというのにひどい扱いを受けて、そのときGallery artraでやっていたのが青木良太展だったのである。僕はGallery artraとルンパルンパには二度と近寄らないし、これらの店で買うこともない。ただ、青木良太氏にとってはとんだとばっちりである。

さて、青木良太作品以外で面白かった作家は数人いたのだけれど、ぐい呑の厚さが不安定だったり、良い感じで結晶化した青瓷なのに不自然に重かったり、「この作品はこの人の最高傑作という感じではないな」という売れ残り感があったりで、なかなかこれは、という感じではなかった。その中で一番興味を持ったのは阿波夏紀さんという磁器作家で、作風は新里明士さんのような感じ。というか、ほとんど似通ったテイストである。どこがこの人のオリジナリティなのかは、新里作品と並べてじっくり比較してみないとわからない。正直、この手の白磁はあまり色々見たことがないのだ。見る人が見れば「全然違う」んだろうが、僕にはわからない。ただ、面白いのは間違いがない。

ぐい呑2点とそば猪口1点が並んでいたが、一番手が込んでいたのはそば猪口。六角形と球形のぐい呑は面白いし、値ごろ感もあったのだが、そば猪口を見てしまうと、もうちょっとという印象を持つ。色々変化をつけられるのに、それをやっていないからだ。ほぼ、シンメトリック。これが、散々変化をつけた後に、改めて単純化、均整化に向かったのならまた話は違うのだろうが、どうもそういう感じではない。発展途上にあって、その技術や意匠のレベルが現れてしまっているように感じた。つまり、そば猪口を作った時は、ぐい呑を作った時よりもレベルが数段アップしてしまったのだ。ぐい呑2つはそれぞれ1万と1万6千円。一方でそば猪口は2万8千円。通常、そば猪口の方が買い手が少ないので価格は安くなるものだが、この店(この作家さん)の場合は手数に合わせた価格設定のようだ。同じように3万円を出すなら、ぐい呑をふたつ購入するという選択肢もあったのだが、ここはやはりレベルが高い方の、そば猪口を買っておくに限る。お買い得だから、という理由で焼き物を買って、得したことなど一度もない。

正直にいうと、実はネックはもう一つあった。店の人に「これ、使えるんですか?」と質問したら、スポンジで丁寧に洗うなら、無色透明なものに限って使えるとのことだった。そば猪口としては使えないのである。僕は人間国宝の作品であっても使ってしまうタイプの人間なので、ただの装飾品というのは大きなマイナスポイントだった。でも、それでも買っておこうかな、と思える質だった。

今回の日本滞在では、これが最後の買い物になるだろう。多分。いや、えーーーーと・・・。余計なことは書かないことにする。





  
Posted by buu2 at 18:30Comments(0)TrackBack(0)阿波夏紀││編集

岡山城

熊本からの帰り道、大都会岡山で朝になったので、岡山城を見て来た。

古い城ならではの黒い作りが面白い。

写真は、ネット環境が確保できたら掲載します。  
Posted by buu2 at 16:19Comments(0)TrackBack(0)岡山││編集

とりそば太田

前に岡山に来た時は休みだったので、再挑戦。




名称:とりそば太田
種類:独自
場所:県庁通り
注文:とりそば
評価:6/AB−
2017.3.7.
コメント:麺は細めの平打ち麺。個人的には歯ごたえが好みではないのだが、質が低いわけではない。

スープは鶏ベースのあっさり醤油味。例によって例のごとく、味が足りない。

チャーシューは鶏肉だったので無評価。

無化調ラーメンにありがちなスープ単体なら美味しいのに、というやつ。鶏ベースならとんこつより味が出しやすいはずなのだが、どうしてこうなっちゃうのか不思議である。

店名 とりそば太田
TEL 086-236-0310
住所 岡山県岡山市北区表町1-7-24
営業時間 11:00〜20:00
定休日 月曜(祝日の場合は営業・翌火曜)・不定休  

2017年03月06日

魚正

吉備国際大学の講師をやっていたとき、稼いだお金を全部使っていたのがこのお寿司屋さん。かれこれ8年間ぐらい行ってなかったのだが、時間ができたので予約の電話を入れてみたら運良く席が確保できた。20:30までに入店の店なんだけれど、20:15ぎりぎり。

店に入ると、以前は女将さんがひとりで切り盛りしていたのだけれど、今はカウンターの中に恰幅の良い男性と、サポートの女性、あと、奥で常連さんに握っている女将さんという賑やかな布陣だった。初めて見る男性が刺身を切ってくれて、ちょこちょこ雑談していたら、途中で女将さんが「私が一人でやっていた頃からのお客さんでしたか」という感じで会話に入って来ていただいて、寿司は女将さんが握ってくれた。男性は女将さんの息子さんで、今は代替わりが終わり、女将さんはあまり店に立たないらしい。今日は運が良かった。

女将さんはこの8年の間に脚と腰を悪くしたそうで、今は店を息子さんに任せて、ご自分では旅行を楽しんでいるとのこと。ワシントンDCに来ることがあればいつでも連絡してくださいと伝えておいた。

この店では写真を撮ったことがなかったようだけれど、今回は全部撮っておいた。



























































































京都の「お料理はやし」や「魚亀」、砂川の「とりよし」もそうだけど、地方にいつも行く店があると、ゆっくりできて良い。考えてみると、神奈川や埼玉といった地元以外では、京都、北海道、岡山、山梨、長野ぐらいだなぁ。新潟には昔あったけど、なくなっちゃった。この店は上手に代替わりできたようなので、岡山では一生店に困らない。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

秋芳洞と秋吉台

このブログに「山口」のカテゴリが作られた。これが初めての山口ということではないのだが、大学生の時の工場見学で岩国に来て以来である。以後、新幹線で通過したことは何度かあるのだが、観光はこれが約30年ぶりで、当然、その当時はブログなんてなかったから、山口カテゴリがようやく作成される運びとなった。

訪問先は秋芳洞と秋吉台である。って、ここまで書いて気がついたけど、秋芳洞と秋吉台って、漢字が違うんだね。

小学生の頃から秋芳洞の写真は良くみていたので、一度は行ってみたかった。秋吉台にはそれほど思い入れはなかったけれど、おまけである。

それで、秋芳洞についてみたら、一番手前に300円の駐車場があった。次に見つけたのは200円。そして、その次が100円である。その向こう、秋芳洞から一番遠い立地に市営駐車場があったので、そこは無料かな、と思ったら、驚いたことに400円だった。当然、駐車場はガラガラ。ちょっと気の毒に思ったので、美祢市に400円を落とすことにした。

秋芳洞に入るとすぐに馬鹿でかい空洞になった。これはでかい。デカすぎる。こういうのを大味という。僕にとっての鍾乳洞は富士の樹海にある氷穴、風穴であって、天井にあたまをぶつけそうな狭い洞穴を這うようにして探検するものだったのだが、秋芳洞は全然違う。そういった違和感を持って慣れないうちに、早速百枚皿という名所に着いてしまった。これはすごい。すごいけど、もうちょっと照明をなんとかできないものだろうか。もともと真っ暗闇なわけで、そこを人工的に照らしているので、所詮は人工的な景色である。それなら、もうちょっと工夫があっても良さそうなものだ。

うーーーん、と思ってちょっと冷静になってみると、この秋芳洞はすごい勢いで開発が済んでいる。多分、今ならここまで人工的な通路は作れなかっただろう。もともとの地形など無視して、立派な通路ができあがっている。でも、バリアフリーではない。この、中途半端なところが日本の観光地っぽくて素晴らしい。褒めてないけど、まぁ、仕方ないよね。

秋芳洞の内部ではそのほかにも「これはすごい」という奇景をあちこちでみることができて、かなり楽しめた。ガラガラだし。ここ、昔は観光客がどんどんやってくる国内有数の観光地だったんだろう。なんでこんなにさびれちゃったんだろう?一度見たら十分だからかな????

それから、秋芳洞を出て秋吉台に行ってみた。なるほど、低草植生の土地に石灰岩が点在して、見たことのない景色が広がっていた。これは見る価値がある。一度で十分かもだけど。ほとんど誰もいない秋吉台に、タクシーに乗って来た観光客のカップルがいて、運ちゃんが親切に色々解説していたのでそれを盗み聞きしていたら、遠くに見える一本の木は昭和天皇が皇太子時代に植えた木らしい。あーーーーー、あんなところにぽつんと一本だけ木を植えちゃったのか、と心が暖かくなった。昭和万歳。今なら多分無理。

とりあえず、熊本から無理して見に来るだけの価値はあった。  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)TrackBack(0)山口││編集

2017年03月02日

K氏コレクション展@多治見陶磁器意匠研究所

多治見の意匠研で開催中のK氏コレクション展を観てきた。ここでは、陶磁器コレクターのK氏がこの三年余りで収集してきた陶磁器の中から、K氏が今観ておいて欲しいと感じた作品たちを展示している。

牟田陽日さん、高柳むつみさん、見附正康さん、川端健太郎さん、吉村茉莉さん、河端理恵子さんといった、僕が好きな作家さんと重なるところが多々あって、とても親近感が湧く。あ、これ、Kさんが買ったんだ、などと思い当たる作品がいくつかあった。若手の作家の作品は価格が手頃なこともあって、良い作品は比較的早い段階で個展や企画展から姿を消してしまう。そして、売れてしまった作品はなかなかもう一度観る機会がない。なので、こういった展示は、若手の作家たちの「少し前の足跡」を観ることができてとてもありがたい。

同時に、自分なら絶対に買わないと思う作品もいくつかあって、どうしてこれがK氏の心の琴線に触れたのかな、と想像できるのも良い。もともと僕は上絵や下絵の陶磁器が好きなので、造形だけで見せる陶磁器の良し悪しが良く分からない。自分で作っているのに分からないのである。唯一の価値観は、「見た目重厚で持つと軽い」だけである。だから、K氏の大量のコレクションの中から、どうしてこれを選んだのかな、と考えるのが楽しいのである。絵は、好き嫌いはあっても、技術が見えやすいので、判断がしやすい。逆に、絵のない陶磁器は、僕には難解極まりないのである。

多分、僕はK氏の半分も陶磁器を持っていないと思うのだが、自分がここで展示したら、どういう意図で作品を選び、どうやってそれを見せるだろうと想像してみた。多分、若手枠で、上に挙げた作家さん以外に井上雅子さん、正親里紗さん、船木大輔さん、吉島信広さんあたりを選び、九谷赤絵特集で福島武山一門の作品を並べ、そして買ったギャラリーと紐づける形でうつわノート、ギャラリー数寄、器館あたりで買った作品を紹介すると思う。これだけでスペースはなくなりそうだが、どちらかといえば生活陶芸の領域に近い作家さんたちも紹介したい。こうやって、自分だったら、と考えてみると、K氏の想いが比較対照されて、輪郭がよりはっきりするような気もしたのだが、実際はそうでもなかった。K氏は「好きな作品を展示した」と解説していたけれど、K氏の「好き」は、結局良く分からないままだった。でもまぁ、自分自身の好き嫌いにすら説明がつかないのだから、他人であるK氏の好き嫌いを判断しようとするところが間違いなのだろう。むしろ、K氏には理解できるのに、自分には理解できない作品の良さを考えるきっかけにしたいと思った。

会期は前半、後半に分かれていて、僕は後半の最初のうちに観にいった。前半にどういう作品が展示されていたのだろう?

2017年2月17日(金)〜3月12日(日) 9:00〜17:00
場所:多治見市陶磁器意匠研究所 本館2階展示室
入場無料  
Posted by buu2 at 16:52Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

2017年03月01日

九谷ドラえもん@伊勢丹新宿店

九谷焼きと子供向けコンテンツのコラボはウルトラシリーズ、ゴジラと来て、第三弾はドラえもんである。もちろん、開店直後に駆けつけて売り場には一番乗りだった。

僕が欲しいと思う作家さんは、福島武山一門の3人(有生さん、架谷さん、林さんかな?河端さんと吉村さんの作品は見当たらず)、上端さん、河田さんあたり。

ゴジラでベースの磁器が巨大化して価格が一気に高騰したので、今回も覚悟はしていたのだが、想像の上をいっていた。若手でも基本的に16万2000円。上端さんだけちょっと安くて86400円である。うーーーーん。先代の錦玉さんや武山さんといった九谷の大御所によるウルトラマン、バルタン星人が12-14万円だったことを考えるとかなり高額だ。趣味性が高く、実用性は皆無なので、ドラえもんに特段の思い入れがない僕は、瞬時に「このお金を出すなら、普通に酒器や茶器を買った方が良い」という結論に至った。

僕の到着の数分後にやって来たおじさんが福島一門の3人の作品をまとめてお買い上げし、合計486000円を支払っていた。この価格でも欲しがる人はいるのだから、企画としては成功しているのだろう。割高感が超強烈というわけでもなく、あのサイズ、あの絵付け面積なら、まぁ、高いかな、ぐらいではある。特に僕が好きな作家さんたちは細描なので、絵付けする面積が広がれば、それに比例して手数が増える。手数が増えれば、価格は上がる。先日の牟田陽日さんのえびすのぐい呑に20万円出す人がいるのだから、ドラえもんに16万円出す人がいても構わない。

結局、僕としては、あのサイズ、あの価格、あの遊び心のウルトラシリーズじゃなきゃダメだった。サイズをもっと大きくして単価をあげよう、という商売っ気が前面に出てしまい、僕にとっては色褪せた企画になってしまった。残念。  
Posted by buu2 at 11:42Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集