2017年03月07日

今日のマンジェ

東の横綱はいくつもあるけれど、西の横綱はいつまで経ってもマンジェだけである。そんな孤高の店なので、大阪に来るたびに立ち寄るのだけれど、今日も美人のスーシェフが迎え入れてくれた。注文は今月のスペシャル・メニュー、イベリコ豚。
















でもまぁ、東京エックスには負けるな。それは仕方なし。  

阿波夏紀さんのそば猪口

久しぶりに岡山に来たので、倉敷まで行って、工房IKUKOに立ち寄ってみた。あまり買う気にならない青木良太の作品がたくさんあったのだが、青木嫌いは全く青木良太氏には関係ない話なので、ちょっと申し訳ない。なぜ青木良太氏が嫌いかって、金沢のGallery artraに行った時、雨の中を東茶屋街から歩いて行ったというのにひどい扱いを受けて、そのときGallery artraでやっていたのが青木良太展だったのである。僕はGallery artraとルンパルンパには二度と近寄らないし、これらの店で買うこともない。ただ、青木良太氏にとってはとんだとばっちりである。

さて、青木良太作品以外で面白かった作家は数人いたのだけれど、ぐい呑の厚さが不安定だったり、良い感じで結晶化した青瓷なのに不自然に重かったり、「この作品はこの人の最高傑作という感じではないな」という売れ残り感があったりで、なかなかこれは、という感じではなかった。その中で一番興味を持ったのは阿波夏紀さんという磁器作家で、作風は新里明士さんのような感じ。というか、ほとんど似通ったテイストである。どこがこの人のオリジナリティなのかは、新里作品と並べてじっくり比較してみないとわからない。正直、この手の白磁はあまり色々見たことがないのだ。見る人が見れば「全然違う」んだろうが、僕にはわからない。ただ、面白いのは間違いがない。

ぐい呑2点とそば猪口1点が並んでいたが、一番手が込んでいたのはそば猪口。六角形と球形のぐい呑は面白いし、値ごろ感もあったのだが、そば猪口を見てしまうと、もうちょっとという印象を持つ。色々変化をつけられるのに、それをやっていないからだ。ほぼ、シンメトリック。これが、散々変化をつけた後に、改めて単純化、均整化に向かったのならまた話は違うのだろうが、どうもそういう感じではない。発展途上にあって、その技術や意匠のレベルが現れてしまっているように感じた。つまり、そば猪口を作った時は、ぐい呑を作った時よりもレベルが数段アップしてしまったのだ。ぐい呑2つはそれぞれ1万と1万6千円。一方でそば猪口は2万8千円。通常、そば猪口の方が買い手が少ないので価格は安くなるものだが、この店(この作家さん)の場合は手数に合わせた価格設定のようだ。同じように3万円を出すなら、ぐい呑をふたつ購入するという選択肢もあったのだが、ここはやはりレベルが高い方の、そば猪口を買っておくに限る。お買い得だから、という理由で焼き物を買って、得したことなど一度もない。

正直にいうと、実はネックはもう一つあった。店の人に「これ、使えるんですか?」と質問したら、スポンジで丁寧に洗うなら、無色透明なものに限って使えるとのことだった。そば猪口としては使えないのである。僕は人間国宝の作品であっても使ってしまうタイプの人間なので、ただの装飾品というのは大きなマイナスポイントだった。でも、それでも買っておこうかな、と思える質だった。

今回の日本滞在では、これが最後の買い物になるだろう。多分。いや、えーーーーと・・・。余計なことは書かないことにする。





  
Posted by buu2 at 18:30Comments(0)TrackBack(0)阿波夏紀││編集

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岡山城

熊本からの帰り道、大都会岡山で朝になったので、岡山城を見て来た。

古い城ならではの黒い作りが面白い。








































ここから4枚、城に関するうんちく。






























これが昔の石垣。







  
Posted by buu2 at 16:19Comments(0)TrackBack(0)岡山││編集

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とりそば太田

前に岡山に来た時は休みだったので、再挑戦。




名称:とりそば太田
種類:独自
場所:県庁通り
注文:とりそば
評価:6/AB−
2017.3.7.
コメント:麺は細めの平打ち麺。個人的には歯ごたえが好みではないのだが、質が低いわけではない。

スープは鶏ベースのあっさり醤油味。例によって例のごとく、味が足りない。

チャーシューは鶏肉だったので無評価。

無化調ラーメンにありがちなスープ単体なら美味しいのに、というやつ。鶏ベースならとんこつより味が出しやすいはずなのだが、どうしてこうなっちゃうのか不思議である。

店名 とりそば太田
TEL 086-236-0310
住所 岡山県岡山市北区表町1-7-24
営業時間 11:00〜20:00
定休日 月曜(祝日の場合は営業・翌火曜)・不定休  

2017年03月06日

魚正

吉備国際大学の講師をやっていたとき、稼いだお金を全部使っていたのがこのお寿司屋さん。かれこれ8年間ぐらい行ってなかったのだが、時間ができたので予約の電話を入れてみたら運良く席が確保できた。20:30までに入店の店なんだけれど、20:15ぎりぎり。

店に入ると、以前は女将さんがひとりで切り盛りしていたのだけれど、今はカウンターの中に恰幅の良い男性と、サポートの女性、あと、奥で常連さんに握っている女将さんという賑やかな布陣だった。初めて見る男性が刺身を切ってくれて、ちょこちょこ雑談していたら、途中で女将さんが「私が一人でやっていた頃からのお客さんでしたか」という感じで会話に入って来ていただいて、寿司は女将さんが握ってくれた。男性は女将さんの息子さんで、今は代替わりが終わり、女将さんはあまり店に立たないらしい。今日は運が良かった。

女将さんはこの8年の間に脚と腰を悪くしたそうで、今は店を息子さんに任せて、ご自分では旅行を楽しんでいるとのこと。ワシントンDCに来ることがあればいつでも連絡してくださいと伝えておいた。

この店では写真を撮ったことがなかったようだけれど、今回は全部撮っておいた。



























































































京都の「お料理はやし」や「魚亀」、砂川の「とりよし」もそうだけど、地方にいつも行く店があると、ゆっくりできて良い。考えてみると、神奈川や埼玉といった地元以外では、京都、北海道、岡山、山梨、長野ぐらいだなぁ。新潟には昔あったけど、なくなっちゃった。この店は上手に代替わりできたようなので、岡山では一生店に困らない。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

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秋吉台 写真集

このスケール感と、奇妙な雰囲気は、実際にここに来ないとわからないと思う。















これが、昭和天皇が植樹した、樹齢約100年の木。品種は知らない。



満車の駐車場。わかりやすい嘘だが、嘘をつく理由は不明。

  
Posted by buu2 at 18:00Comments(0)TrackBack(0)山口││編集

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秋芳洞 写真集

枚数が多いので、単独で記事にしておく。

とりあえず、入り口周辺から。















いきなり有名ポイント。これ、皿なのかと思っていたら、土手なのね。土手があって、そこに水が溜まっている。なんでこんな風になったんだろう。






ここから、さらに奥へと進んで行く。






で、ここが有名ポイントその2。

































戻って来た。















昔はすごい行列だったようだ。



今はこう。



物悲しいけど、ほとんど人がいなくてゆっくり見ることができるのはとてもナイス。もう来ないと思うけど(笑)。  
Posted by buu2 at 16:30Comments(0)TrackBack(0)山口││編集

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秋芳洞と秋吉台

このブログに「山口」のカテゴリが作られた。これが初めての山口ということではないのだが、大学生の時の工場見学で岩国に来て以来である。以後、新幹線で通過したことは何度かあるのだが、観光はこれが約30年ぶりで、当然、その当時はブログなんてなかったから、山口カテゴリがようやく作成される運びとなった。

訪問先は秋芳洞と秋吉台である。って、ここまで書いて気がついたけど、秋芳洞と秋吉台って、漢字が違うんだね。

小学生の頃から秋芳洞の写真は良くみていたので、一度は行ってみたかった。秋吉台にはそれほど思い入れはなかったけれど、おまけである。

それで、秋芳洞についてみたら、一番手前に300円の駐車場があった。次に見つけたのは200円。そして、その次が100円である。その向こう、秋芳洞から一番遠い立地に市営駐車場があったので、そこは無料かな、と思ったら、驚いたことに400円だった。当然、駐車場はガラガラ。ちょっと気の毒に思ったので、美祢市に400円を落とすことにした。
















秋芳洞に入るとすぐに馬鹿でかい空洞になった。これはでかい。デカすぎる。こういうのを大味という。僕にとっての鍾乳洞は富士の樹海にある氷穴、風穴であって、天井にあたまをぶつけそうな狭い洞穴を這うようにして探検するものだったのだが、秋芳洞は全然違う。そういった違和感を持って慣れないうちに、早速百枚皿という名所に着いてしまった。これはすごい。すごいけど、もうちょっと照明をなんとかできないものだろうか。もともと真っ暗闇なわけで、そこを人工的に照らしているので、所詮は人工的な景色である。それなら、もうちょっと工夫があっても良さそうなものだ。

うーーーん、と思ってちょっと冷静になってみると、この秋芳洞はすごい勢いで開発が済んでいる。多分、今ならここまで人工的な通路は作れなかっただろう。もともとの地形など無視して、立派な通路ができあがっている。でも、バリアフリーではない。この、中途半端なところが日本の観光地っぽくて素晴らしい。褒めてないけど、まぁ、仕方ないよね。

秋芳洞の内部ではそのほかにも「これはすごい」という奇景をあちこちでみることができて、かなり楽しめた。ガラガラだし。ここ、昔は観光客がどんどんやってくる国内有数の観光地だったんだろう。なんでこんなにさびれちゃったんだろう?一度見たら十分だからかな????



秋芳洞の写真集はこちら。
http://buu.blog.jp/archives/51545044.html

それから、秋芳洞を出て秋吉台に行ってみた。なるほど、低草植生の土地に石灰岩が点在して、見たことのない景色が広がっていた。これは見る価値がある。一度で十分かもだけど。ほとんど誰もいない秋吉台に、タクシーに乗って来た観光客のカップルがいて、運ちゃんが親切に色々解説していたのでそれを盗み聞きしていたら、遠くに見える一本の木は昭和天皇が皇太子時代に植えた木らしい。あーーーーー、あんなところにぽつんと一本だけ木を植えちゃったのか、と心が暖かくなった。昭和万歳。今なら多分無理。



とりあえず、熊本から無理して見に来るだけの価値はあった。  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)TrackBack(0)山口││編集

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2017年03月05日

クラシク

熊本は実はラーメンよりも他のものの方が美味しいのかもしれない。今日はフレンチ。




























お腹いっぱいで死にそう。

店名 クラシク (Clasique)
TEL 096-354-7833
住所 熊本県熊本市中央区新町2-6-10
営業時間 12:00〜16:00 18:00〜22:00
定休日 月曜日 第1.第3火曜日  

熊本市電











  
Posted by buu2 at 22:30Comments(0)TrackBack(0)熊本││編集

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長崎次郎喫茶室で村上春樹と江口寿史の足跡を発見した件

主目的は、何を隠そう、何も隠さないけれど、近所のレストランに食べに来たのは良いけれど、若干時間が早かったので、喫茶店で時間を潰そうと思ったのだ。

でも、こんな椅子があったり、




いや、普通の椅子じゃなくて、




(笑)

でも、座っていたのはこっちだったらしい。




こんなサイン本があったり。




なんか、すげぇ。江口寿史って、本当に上手いよなー。

夜はこんな感じ。


  
Posted by buu2 at 18:00Comments(0)TrackBack(0)熊本││編集

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熊本城 2017 春

地震後、初めて熊本城に行ってみた。






















遠目には普通に見えて、良く見るといろいろ壊れている。







ゴロゴロ岩が転がっていて、岩に番号がふってある。ジグソーパズルの専門家に登場願いたいところだろう。  
Posted by buu2 at 17:30Comments(0)TrackBack(0)熊本││編集

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肥後民家村の篠笛工房「山彦」

肥後民家村で篠笛をチェック。

DCの地下鉄の駅で笛吹童子やLET IT BEとかを吹いたら儲かるかも?と思ったのだが、音を鳴らすので精一杯で、音楽なんかとても無理っぽいので諦めた。










というか、いきなりこういう本場物に手を出さず、まずはヤフオクあたりで安物をゲットして、ちゃんとできそうな予感があれば、良いのを買えば良いんだよな。いきなりマーチンのフォークギターを買ったり、ストラディ・バリを買ったりするのは間抜け。  
Posted by buu2 at 15:00Comments(0)TrackBack(0)熊本││編集

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2017年03月04日

植木鉢

熊本の親戚の家にある作家ものの植木鉢。クオリティ高すぎるだろ。

















  
Posted by buu2 at 17:00Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集

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KINON

肥後民家村にあるカフェ「KINON」に行ってみた。

注文したのはジンジャエール(500円)と焼きプリン(飲み物とセットで400円)。








































プリンも美味しかったけど、内装の良さに気を惹かれてしまった。

店名 KINON
住所 熊本県玉名郡和水町江田302
営業時間 11:30〜17:00
定休日 月曜日(祝日の場合翌火曜日)  

麺商人

名称:麺商人
種類:独自
場所:市立体育館前
注文:煮干し中華そば
評価:6/BAB
2017.3.4.
コメント:いわゆるうんちく系の店だが、評判が良いということで行ってみた。

麺はやや太めの多加水麺。コシは問題ないのだが、動物を使っていないスープなので、脂分が不足していてスープの絡みが悪い。味醂などを加えれば改善しそうだが、それはそれで味のバランスが取りにくそうだ。

スープは、店の能書きによれば動物系の出汁を一切使っていないらしく、あっさりした醬油味。魚の酸味は感じられるが、苦味は全く気にならず、丁寧な仕事である。 ただ、麺への絡みは今ひとつ。麺を食べさせるには弱い。

チャーシューは薄味のモモ肉を煮たもの。普通に美味しい。

最近は九州でもとんこつ一辺倒ではなく、むしろ非とんこつに美味しい店があるような気がする。この店の場合は、スープの味は良いのだが、麺を食べさせるためのツールとして機能していないのが痛い。しかし、そこを完全しようと思えば、スープの方向性を根底から変えねばならず、全体を再構築する必要がありそう。とはいえ、今のままでも、たとえばテレビで紹介されても特に文句はない。

店名 麺商人
TEL 096-364-6377
住所 熊本県熊本市中央区出水3-4-18
営業時間 11:00〜15:30(L.O.15:00)(※材料が終わり次第、営業終了)
定休日 第2、第4木曜日※祝日の場合は営業  

下鴨神社の光琳の梅

梅を描くときの参考に。






























































  
Posted by buu2 at 13:00Comments(0)TrackBack(0)京都││編集

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高柳むつみさんの徳利(花器)とぐい呑

器館で買った徳利と数寄で買ったぐい呑。ぐい呑の方が大きいので、三杯ぐらいしか飲めないかも?それ以前に、これは徳利ではなく、花器なのかもしれない。














  
Posted by buu2 at 12:30Comments(0)TrackBack(0)高柳むつみ││編集

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熊本の庭

横浜の倉庫で眠っていたアンプ(YAMAHA A-S1100)を熊本の親戚の家に輸送するため、車で熊本までやってきた。そこの庭にきれいな花が咲いている。京都の寺に行かなくても、ここで十分である。













この枝とか、絵になりそう。






















問題は、京都の方がずっと近いってことなんだけれど。  
Posted by buu2 at 12:30Comments(0)TrackBack(0) ││編集

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今日のいづ重














  
Posted by buu2 at 09:00Comments(0)TrackBack(0)グルメー寿司││編集

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2017年03月03日

ギャラリー器館で下村順子さんの作品を購入

注文しておいた作品を回収する目的で立ち寄ったら、陶芸の先生の下村順子さんの作品が展示されていた。




ごはん茶碗を購入。良い作品を日常的に使っていると、自分の腕もあがるような気がする。

なお、作品の紹介は後日。  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集

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今日の御料理はやし

京都に来るとランチはだいたいここなので、最近はめっきり京都のラーメン店の新規開拓が減ってしまった。ラーメンよりもずっと美味しいので、仕方ない。




ちなみに、今日の話題は主に陶磁器。ご主人の娘さんの作品がすごく良くて驚いた。  
Posted by buu2 at 13:30Comments(0)TrackBack(0)グルメ−和食││編集

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城南宮の梅 2017

陶芸で絵付けする際は、桜よりも梅の方が描きやすい。枝振りや花のつきかたの事例はいくつあっても良いので、梅の名所、城南宮に行ってみた。


































こうやって花の写真だけ見ていると「きれいねー」と思うだけかもしれないが、現場は結構大変だったりする。




こういう人たちが一切写り込まないように工夫しなくてはならない。










天気がイマイチだったのは残念だったけれど、資料収集という意味ではとても良かった。  
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2017年03月02日

今日の祇園 魚亀

神戸在住の友達を呼び出して、祇園の魚亀で飲み会。この店は本当に美味しいので、ちゃんと美味しそうに見えるように頑張って撮った。
































  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)TrackBack(0)グルメ−和食││編集

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ゲストハウスイン京都 パークサイド梅小路

日本に家がないので、日本に行った時は必然的にホテルを転々とすることになる。一泊1万円とか払うくらいなら節約して焼き物を買いたいと思うくらいには節約家なので、今回はゲストハウスに泊まってみた。京都は高いイメージだったけれど、安いところを探せば見つかるものである。まだ新しいみたいで、いろいろな設備もまだ使用感がなく、気持ちよく宿泊できた。駐車場は、近所のコインパーキングを利用。一泊800円だったかな?

最低限以上のものが揃っているので、全く不満はない。























  
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幸兵衛窯 展示館

多治見に行くことになったので、多治見在住のキングかすさん(陶磁器コレクター)に「加藤卓男さんの作品を見て回るのに良いところはないか」と相談したところ、教えてもらったのが幸兵衛窯。要は、加藤卓男さんの家である。古陶磁資料館・本館・工芸館の3つを見学できて、写真撮り放題で、入場料はたったの300円という太っ腹ぶり。というわけで、もちろん行ってみた。加藤卓男さんの作品がいっぱい展示されていて、お腹いっぱい。写真も100枚以上撮ってしまった。全部ここに載せちゃうと大変なことになるので、とりあえず、数枚だけ。






















で、あとは追記に掲載。といっても、記事にダイレクトできたら全部掲載されちゃうんだけどね。  続きを読む
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K氏コレクション展@多治見陶磁器意匠研究所

多治見の意匠研で開催中のK氏コレクション展を観てきた。ここでは、陶磁器コレクターのK氏がこの三年余りで収集してきた陶磁器の中から、K氏が今観ておいて欲しいと感じた作品たちを展示している。

牟田陽日さん、高柳むつみさん、見附正康さん、川端健太郎さん、吉村茉莉さん、河端理恵子さんといった、僕が好きな作家さんと重なるところが多々あって、とても親近感が湧く。あ、これ、Kさんが買ったんだ、などと思い当たる作品がいくつかあった。若手の作家の作品は価格が手頃なこともあって、良い作品は比較的早い段階で個展や企画展から姿を消してしまう。そして、売れてしまった作品はなかなかもう一度観る機会がない。なので、こういった展示は、若手の作家たちの「少し前の足跡」を観ることができてとてもありがたい。

同時に、自分なら絶対に買わないと思う作品もいくつかあって、どうしてこれがK氏の心の琴線に触れたのかな、と想像できるのも良い。もともと僕は上絵や下絵の陶磁器が好きなので、造形だけで見せる陶磁器の良し悪しが良く分からない。自分で作っているのに分からないのである。唯一の価値観は、「見た目重厚で持つと軽い」だけである。だから、K氏の大量のコレクションの中から、どうしてこれを選んだのかな、と考えるのが楽しいのである。絵は、好き嫌いはあっても、技術が見えやすいので、判断がしやすい。逆に、絵のない陶磁器は、僕には難解極まりないのである。

多分、僕はK氏の半分も陶磁器を持っていないと思うのだが、自分がここで展示したら、どういう意図で作品を選び、どうやってそれを見せるだろうと想像してみた。多分、若手枠で、上に挙げた作家さん以外に井上雅子さん、正親里紗さん、船木大輔さん、吉島信広さんあたりを選び、九谷赤絵特集で福島武山一門の作品を並べ、そして買ったギャラリーと紐づける形でうつわノート、ギャラリー数寄、器館あたりで買った作品を紹介すると思う。これだけでスペースはなくなりそうだが、どちらかといえば生活陶芸の領域に近い作家さんたちも紹介したい。こうやって、自分だったら、と考えてみると、K氏の想いが比較対照されて、輪郭がよりはっきりするような気もしたのだが、実際はそうでもなかった。K氏は「好きな作品を展示した」と解説していたけれど、K氏の「好き」は、結局良く分からないままだった。でもまぁ、自分自身の好き嫌いにすら説明がつかないのだから、他人であるK氏の好き嫌いを判断しようとするところが間違いなのだろう。むしろ、K氏には理解できるのに、自分には理解できない作品の良さを考えるきっかけにしたいと思った。

会期は前半、後半に分かれていて、僕は後半の最初のうちに観にいった。前半にどういう作品が展示されていたのだろう?

2017年2月17日(金)〜3月12日(日) 9:00〜17:00
場所:多治見市陶磁器意匠研究所 本館2階展示室
入場無料  
Posted by buu2 at 16:52Comments(0)TrackBack(0)美術││編集

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岐阜県現代陶芸美術館

セラミックパークMINOにある岐阜県現代陶芸美術館で開催中の「「図変り」大皿の世界 伊万里 染付の美」を見てきた。染付けの大皿がこれでもか、というぐらいに展示されていて、圧巻だった。撮影禁止だったので展示を紹介できないけど。

ところで、この美術館と駐車場の間にある通路が面白かった。手を叩くと、鳴き竜みたいに不思議な反響があった。で、面白いので何度も手を叩いていたら、通りすがりの人たちが変な人を見るような目で見ていた。えーーーー、自分でも叩いてみたら良いのに。














  
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足柄浪漫館

東京から熊本まで車で往復することになった。結構長距離なので、ところどころで休憩をいれながらの往復になる。最初に休んだのが足柄浪漫館である。足柄サービスエリアにある入浴施設である。



















風呂に入れて、休憩できて、仮眠できて、1000円以下というのだから申し分ない。居眠り運転の防止のためにも、こういう施設が整備されていくのはありがたい。  
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2017年03月01日

ハングリータイガー@若葉台

大学の裏にあるということもあるんだけど、横浜市民のソウルフードのひとつだと思うのがハングリータイガーのハンバーグである。

ということで、久しぶりに若葉台に食べに来てみた。







時間が遅かったせいか、全く行列がなくて助かった。  

九谷ドラえもん@伊勢丹新宿店

九谷焼きと子供向けコンテンツのコラボはウルトラシリーズ、ゴジラと来て、第三弾はドラえもんである。もちろん、開店直後に駆けつけて売り場には一番乗りだった。

僕が欲しいと思う作家さんは、福島武山一門の3人(有生さん、架谷さん、林さんかな?河端さんと吉村さんの作品は見当たらず)、上端さん、河田さんあたり。










川合さんはウルトラマンシリーズと同じで、現物に忠実なペインティング。




ゴジラでベースの磁器が巨大化して価格が一気に高騰したので、今回も覚悟はしていたのだが、想像の上をいっていた。若手でも基本的に16万2000円。上端さんだけちょっと安くて86400円である。うーーーーん。先代の錦玉さんや武山さんといった九谷の大御所によるウルトラマン、バルタン星人が12-14万円だったことを考えるとかなり高額だ。趣味性が高く、実用性は皆無なので、ドラえもんに特段の思い入れがない僕は、瞬時に「このお金を出すなら、普通に酒器や茶器を買った方が良い」という結論に至った。

僕の到着の数分後にやって来たおじさんが福島一門の3人の作品をまとめてお買い上げし、合計486000円を支払っていた。この価格でも欲しがる人はいるのだから、企画としては成功しているのだろう。割高感が超強烈というわけでもなく、あのサイズ、あの絵付け面積なら、まぁ、高いかな、ぐらいではある。特に僕が好きな作家さんたちは細描なので、絵付けする面積が広がれば、それに比例して手数が増える。手数が増えれば、価格は上がる。先日の牟田陽日さんのえびすのぐい呑に20万円出す人がいるのだから、ドラえもんに16万円出す人がいても構わない。

結局、僕としては、あのサイズ、あの価格、あの遊び心のウルトラシリーズじゃなきゃダメだった。サイズをもっと大きくして単価をあげよう、という商売っ気が前面に出てしまい、僕にとっては色褪せた企画になってしまった。残念。  
Posted by buu2 at 11:42Comments(0)TrackBack(0)陶磁器││編集

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