2017年10月31日

Halloween in D.C. 2017

今年のDCのハロウィンはこんな感じ。







































































  

Posted by buu2 at 19:00Comments(0)ワシントンDC││編集

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今日の自室

日本へ行っている間に泥棒が入るかもしれないので、一応撮影しておく。








  
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2017年10月30日

ワシントンDCならそんなに悪くない「アメリカの嫌いなところ」

ちょっと古いんだけど、米国生活の悪いところを列挙した記事を見つけたので読んでみた。

勘弁してほしい〜!私が選ぶ「アメリカの嫌いなところ」TOP10はコレ!
http://daysintheusa.com/unfavorite_things_about_america/

ざっと読んでみて、米国ではなく、著者の住んでいるノースキャロライナ限定の内容が少なくないのでコメントしておく。

まず、記事で書いてある悪い点は次の10個。

1. いい加減すぎる郵便・宅急便事情
2. 医療費が高い!しかも意味不明!
3. 何かと劣るクオリティ & 仕様の違い
4. 残業ナシの裏事情とは…実はブラック!?なアメリカの労働環境
5. 生鮮食品・日本食材がなかなか手に入らない
6. どこに行くにも「車」が必須!広けりゃいいってわけじゃないぞ
7. 「歩行者」に優しくない交通ルール&マナー
8. 「電話」しまくる人々&待たされまくるアメリカのカスタマーサービス
9. 泣けてくる「100円ショップ」と「コンビニ」のレベルの低さ
10. クレジットヒストリーの恐ろしさと厄介なプロセス


順番にコメントしていく。まず、宅配便がいい加減なところはその通り。以前、ニューヨークから浮世絵を送ってもらったところ、中身だけが抜き取られていたことがある。当然お金は保障されたんだけど、欲しかった浮世絵は手に入らずじまい。

医療費が高いのもその通りなんだけれど、これは加入している保険によって随分変わってくる。僕が加入しているNIHの保険だと、どんな医療でも歯医者以外は一回あたり1000円で済む。この辺はどこで働いているかによるのだろう。医者はなかなか質が高いと思うのだが、受付などは病院によってはかなりいい加減。あと、歯医者だけは保険外なので高額。知人が神経を抜いたら1700ドルだったらしい。ウォシュレットは確かに見かけない。理由は不明。

製品仕様についてはものによるだろう。こちらで購入した製品で、日本に比べて明らかに質が低いと感じたものはほとんどない。掃除機も、小さいのを入手できた。なお、買ったのはamazon。

労働環境については会社によってそれぞれだと思うのでノーコメント。ただ、身の回りを見ている限りでは、それほど就業時間が長い感じではない。小売業や飲食業は知らないけど。

日本食材が入手困難ということは、ワシントンDC界隈では特にない。白菜や大根、かぼちゃ、大葉あたりはホールフーズやHマートで普通に売っているし、長ネギはリークという類似の野菜がある。青ネギは滅多に使わないけれど、やはり類似の野菜があった。水菜、カブは確かに見たことがないのだが、死ぬほど困るものではない。特筆すべきはセロリの美味しさ。日本のセロリはあまり好きじゃなかったけれど、こっちのセロリは野菜スープに入れても美味しいし、ローストビーフを作るときに利用したりする。山芋や長ネギも日本食材屋さんに行けば普通に売っている。薄切り肉は確かに店頭に並んでいないけれど、ホールフーズのお兄さんに頼めば薄切りにしてくれる。Hマートでは薄切りの切り落としも売っている。「都会だと入手しやすいのかも」と書いてあるけれど、その通り。

車社会というのも田舎ならではだろう。僕は自家用車を持っていないけれど、公共交通機関だけでどうにでもなる。地下鉄やバスで行けないところはUberで行けばいい。

歩行者に優しくない、というのはこの記事でもっとも僕の環境に該当しない点で、僕が住んでいるワシントンDC界隈では人間が一番えらい。横断歩道の数メートル手前にいても、車は止まっている。交差点で対角線へ渡りたいときなど、全部をわたり終えるまで待っていてくれる。これがニューヨークとなるとちょっと話は変わってくるようだが、少なくともワシントンDC周辺では、歩行していて恐怖を感じることはまずない。

電話が大好き、というのはその通りで、ヘッドセットをつけて歩きながら通話している人を良く見かける。カスタマーサービスにつながるまで待たされるのもその通りだけど、これは日本でも同じだよね。

コンビニや100円ショップの質の低さはその通りで、そもそもコンビニなんてほとんど存在しないけど、最低賃金が時給15ドルとか、18ドルだったらなかなか経営が成り立たないから、仕方ないよね。日本も最低賃金をアップしたら、コンビニは激減すると思う。じゃぁ、ちょっとした小物はどうするの?ということになるのだけれど、困った時はamazon頼み。amazon超便利。

クレジットカードって、作るの大変なの?僕はANAカードの米国バージョンをすぐに作ってもらえたけど。これはカードの利用状況にも寄るんだと思う。

移民ばかりの街なので、暮らしていて疎外感を感じることもないし、ニューヨークみたいなせわしなさもない。ゆったりしていて、自然が豊かで、リスや鹿がウロウロしている。ホワイトハウスまで30分で行けちゃうし、銃のオープンキャリーも許されてない。ワシントンDCは、僕にとっては本当にストレスフリーだよ。唯一、あちこちから人が来ているので、英語になまりが多くて、スーパーのレジの人とかが何言っているかわからないことが良くあるのがストレスかな。これは僕の能力の問題だけど。

(昼ご飯前に読み返してみて思い出した)あ、ごめん、もう一つあった。単位。パウンドとか、オンスとか、インチとか、華氏とか、これは超面倒。  
Posted by buu2 at 04:09Comments(0)ワシントンDC││編集

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2017年10月29日

この年末、将棋界が迎えるかもしれない大団円

この1年ぐらいで将棋の話題といえば、佐藤名人の対A.I.2連敗と、藤井四段のプロ入り後無敗記録だったが、その陰で進んでいることが二つあった。

一つは、来るぞ、来るぞと言われ続けていた羽生時代の終焉である。どうやら、今回ばかりはこれが現実のものとなりそうだ。僕が子供の頃には、絶大な強さを誇った大山十五世名人と、その時代を終わらせた中原十六世名人の時代があった。そして、そのあとの短い戦国時代を勝ち抜いたのが羽生善治で、その時代は現在まで、非常に長い期間に及んでいる。主要7棋戦のタイトル総獲得数は98に及ぶ(歴代1位)。間違いなく将棋界における不世出のスーパースターだが、その鉄人にもさすがに衰えが見えてきた。序盤からリードを保ちながら終盤で一気に逆転されるなど、ちょっと前までの羽生には見られなかった負け方がでてきている。タイトルを奪われる相手はこれまでタイトルを争ってきた森内元名人などの同世代や、それよりもやや若い世代に位置する渡辺竜王ではなく、20代の棋士になってきているのが特徴的である。現在、羽生が保持しているタイトルは棋聖の1つのみ。タイトル保持だけでも本当はすごいことなのだが、羽生に限るとなんとも物足りない。羽生は1992年から今年の夏まで、2004年のほんのわずかな期間を除いて、常に複数タイトルを保有していた。2004年は森内の絶好調期によって失冠が相次いだのだが、現在は名人を佐藤に、王位を菅井に、そして王座を中村に奪われ、2年のうちに4冠から1冠まで減らしてしまった。

そしてもう一つは、一つ目とは逆説的だが、羽生善治がいよいよ永世竜王の権利を獲得しそうなのだ。将棋界には約30年、主要タイトルと言われるタイトルが7つあった。それは竜王戦(以前は十段戦)、名人戦、王位戦、棋王戦、王将戦、棋聖戦、王座戦である。最近になって新たに叡王戦が加わったのだが、王座戦が1983年にタイトル戦として格上げされてから約30年間、主要タイトルは7つだった。そのすべてのタイトルには「永世」あるいは「名誉」という永世称号が存在する。永世称号は獲得条件が異なっていて、難易度も違うのだが、それぞれの獲得人数は永世竜王1人(渡辺)、永世名人6人(木村、大山、中原、谷川、森内、羽生)、永世王位3人(大山、中原、羽生)、名誉王座2人(中原、羽生)、永世棋王2人(羽生、渡辺)、永世王将(大山、羽生)、永世棋聖(大山、中原、米長、羽生、佐藤)となっている。なお、竜王戦はやや新しいタイトルで、その前身である十段では大山、中原が永世十段に該当している(ただし、タイトル取得条件は竜王とは異なる)。羽生善治は、永世竜王まであとタイトル一期と迫っていて、今進行している竜王戦で渡辺竜王からタイトル奪取に成功すると、史上二人目の永世竜王となる。これが実現すると、羽生善治は前人未到にしておそらく空前絶後となる、永世七冠となる。永世竜王への挑戦はこれが初めてではなく、2003年に森内に4連敗したこともあれば、2008年には渡辺に3連勝後に4連敗するなど、実に羽生らしくない負け方で、4度にわたって永世竜王の称号獲得に失敗してきた。羽生の永世7冠は、羽生時代の総仕上げといっても良いもので、すでに羽生が成し遂げた同時期7冠制覇(1995年から1996年までの167日間)と並び、多くの将棋ファンが待ち望んできたものでもある。昨日、その竜王戦7番勝負第二局が行われ、羽生が勝利して対戦成績を2勝とした。永世竜王まであと2勝である。

羽生時代は、再び復活する可能性もある。渡辺竜王も、2連敗から逆襲してタイトルを防衛する可能性もある。しかし、僕は、今回ばかりは羽生の復活は難しいし、渡辺竜王のスタイルはとても好きなのだが、羽生を応援せずにはいられない。

A.I.が人間の知能を超えてしまい、将棋の「ゲームとしての面白み」は減少してしまった。自分で楽しむものとしても、プロの将棋を見て楽しむものとしても、僕にとっては以前のような面白さが感じられない。自分で遊んでいても当然A.I.には勝てないし、プロの対局を見ていても、常に気になるのは、「それで、ソフトはなんて言ってるの?どっちが有利で、最善手はなんなの?」ということである。有効手を選ぶ方法は相変わらずブラックボックスだが、模範回答や、プロが提示した回答の正誤は正確に判断できてしまう。事象として、藤井四段の活躍は大きく報道されているのだが、これが将棋界そのものの盛り上がりだとは、到底感じられない。麻雀のようにある程度の運の要素が存在するのならまだしも、論理的に手の優劣が判定されてしまうのでは、オチを知っていて聞く落語のようだ。それはそれで技の優劣はあるのだが。

個人的な予想を書くなら、羽生の衰えと歩調を合わせるように、将棋の人気は少しずつ失われていくのだろう。そして、その終焉を迎えるストーリーの大団円として羽生の永世7冠があれば、多くの将棋ファンが心の底から祝福すると思う。長引くとしても、2017年内にはストーリーが明かされる。ここで終わるのか、まだ続くのか、永遠に終わらないのか。今後の対局は前橋(11/4-5)、三条(11/23-24)、指宿(12/4-5)、天童(12/11-12)、甲府(12/20-21)で予定されている。  
Posted by buu2 at 18:36Comments(0)将棋││編集

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2017年10月28日

そろそろ紅葉がはじまった

うちのあたりは、だいたいハロウィンの前ぐらいになると葉っぱの色が変わってくる。

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Posted by buu2 at 05:45Comments(0)日記││編集

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2017年10月27日

髪の毛の色なんてなんでも良いんじゃないの?

日本人の多くは、他のみんなと同じだと安心する。自分が安心するだけでなく、他者にも同じであることを強制する。今日はこんなニュースを見かけた。

「黒染め強要で不登校」生まれつき茶髪の女子高生が提訴
http://www.asahi.com/articles/ASKBS6D22KBSPTIL024.html
訴状によると、生徒の母親は2015年4月の入学時、生徒の髪が生まれつき茶色いことを学校側に説明。黒染めを強要しないよう求めた。しかし教諭らは、染色や脱色を禁じる「生徒心得」を理由に、黒く染めるよう指導した。「生来的に金髪の外国人留学生でも、規則では黒染めをさせることになる」とも述べたという。


染色や脱色を禁じる「生徒心得」を理由に、黒く染めるよう指導した。」というだけで禅問答のようだ。

米国だと、髪の毛の色なんて本当に色々だから、そもそも誰も気にしてない。赤くても青くてもお構いなし。肌の色だって色々だし。

髪の毛の色を染めているのは不良だけ、みたいなイメージがあるから、髪の色を黒くさせたいのかもしれないが、本質は髪の色が黒いか、黒くないかではない。髪の色は目印に過ぎない。そこを無視して、色が黒いか黒くないかに注目し、自分の思う「理想」に矯正しようとするようだ。

これは、大人でも同様で、刺青も同じ。米国にいれば、みんな刺青をしているので全く気にならない。変なデザインの刺青は頻繁に目にするけれど、さっと流して気にとめることもない。日本では、刺青はヤクザの専売特許みたいなところがあるから、刺青があると銭湯にもいけない。だけど、刺青も、みんなが入れ始めれば目印としては機能しなくなる。悪いのは一般人にまで迷惑をかけるヤクザであって、刺青ではない。しかし、日本では刺青があるだけで入場を遠慮しなければいけない場所があるので、肩身は狭くなる一方で、改善する兆しはない。むしろ、医師免許のない彫り師を規制する方向にあるようだ。

髪の色を強制するのも、刺青を排除するのも、法的根拠はどうなんだろうな、と思うけれど、それを良しとしても、生まれつき茶髪の人間の髪を黒く染めさせるのは全く謎である。その延長で、

「生来的に金髪の外国人留学生でも、規則では黒染めをさせることになる」

なんてことも言っているようで、つまり、髪を染めるのが悪いのではなく、黒くないのが問題で、そのためには茶髪の人間は黒く染めなくてはならないらしい。生まれつきが正しいのではなく、黒いことが正しいというのだ。そして、これが日本の公立高校の話だというのだから驚くよりない。こんな学校に通っていて、まともな人間が育つのだろうか。

とりあえず、今後の裁判の行方に注目したい。  
Posted by buu2 at 16:34Comments(0)ニュース││編集

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2017年10月26日

はなマーケット再開

しばらく休んでいたはなマーケットですが、営業を再開したようです。

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不思議なんだけれど、DC周辺の日本食材店は、なぜか中心に近くなる程安価になるんだよね。  
Posted by buu2 at 16:37Comments(0)ワシントンDC││編集

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2017年10月25日

ランニングコース変更

うちからテンレイタウンに向かうコースは2キロ近くずーーーっと上り坂と判明したので、コースをベテスダ方面へ変更してみた。こちらも、トレーダージョーズのあたりまで上り坂なんだけれど、それでもテンレイタウンよりはましなので、こちらのコースを採用することにした。

これはうちの隣のアパート。
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Posted by buu2 at 18:00Comments(0)トレーニング││編集

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2017年10月24日

本朝画家落款印譜 全3冊揃◆明治27年

ヤフオクに出品されていた落款集。欲しかったんだけど、高くなりすぎ。

4◆本朝画家落款印譜 全3冊揃◆明治27年 日本画 浮世絵 北斎 芳年 暁斎 土佐 琳派 狩野 書家 花押 署名◆和本/古文書/古書
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m223128392

明治27年 刊、狩野寿信 編、半紙本

僕の場合は、この本が欲しいんじゃなくて、データが欲しかった。国会図書館に行けば置いてあるのかな?


・・・って、探したら国会図書館のサイトで電子データが公開されていた。ラッキー。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/851675

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/851676

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/851677

しかも、現物が欲しければこっちで売ってるじゃん。

本朝画家落款印譜
https://sanmitu.sakura.ne.jp/products/detail.php?product_id=304

欲しい方はどうぞ。6000円プラス消費税みたいです。って、こんなものが欲しい人はあまりいないと思うけど。やっぱ、3万円以上は高いよね。Yahoo!オークション怖い。

あ、Amazonはもっと安い(笑)

https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/B0091DWVVI/ref=dp_olp_used_mbc?ie=UTF8&condition=used  

2017年10月23日

「日本の経済再建に必要なこと」〜2017年衆議院選挙の後で〜

経団連の会長がさっそくバカを晒している。曰く、

「国民の痛みを伴う思い切った改革は、安定的な政権基盤がないとできない。消費税は増税しないと財政を再建できないので、勇気を持ってやって頂きたい」

出典:経団連会長「痛み伴う改革を」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171023/k10011194661000.html

だそうだ。こういうバカは、世の中が自分たちのような裕福な人間だけで構成されていると勘違いしているのだろう。此の期に及んで、「国民」全般に痛みを強要する感覚が理解不能である。ワシントンDCに住んで1年半。見えてくるのは日本人の貧乏さばかりである。その原因は単純ではないが、少なくともアベノミクスの推進では解決しないし、国民に痛みを強いても、そのやり方が間違っていれば弱者から脱落していく。

僕は理系の人間で、ライフサイエンスの国家予算に深く関わっていたので、ときどきこのブログでノーベル賞受賞者を含め、理系研究者の研究費乞食っぷりを批判しているのだが、その批判を1行でまとめれば、「金のない親方に金をくれといっても無駄なので、親方に金を稼ぐように言え」ということだ。お金のない親方に向かって、ただただ金をくれと言い続けても、誰も幸せにはならない。その程度のことすらわからない研究者が、日本には山ほどいる。ここで「金を稼ぐ」といったけれど、国が稼ぐ方法は、「税額を増やせ、ただし、税率をあげるのではなく、収入を増やせ」ということである。税率を上げたり、費目を増やしたりするのは簡単だが、それは本質ではない。

理系の思考法のひとつに、ものすごく極端な状態をイメージして、そのスモール・スケールの影響を推測するというものがある。たとえば消費税率を10%ではなく、300%にしたらどうなるか。単純計算で物価は4倍になる。今まで150円で買えたものが、600円になる。これでは生活は立ち行かない。立ち行かなければ、消費を抑える。日本中の非富裕層が消費を控えれば、景気は冷え込む。景気が冷え込めば、税率をあげても税収は減る。税率をいじるのは簡単だが、税率をいじることによって税収を増やすのはとても難しい。

では、税収を増やすにはどうしたら良いのか。そのためには、確かに大きな改革が必要だ。痛みも伴うだろう。ただ、その痛みを国民に一様に求めるのは間違っていると思う。日本人は公平が大好きだが、全てにおいて公平を求める必要はない。例外もある。

つい先日、浜崎あゆみが、公演が台風で中止になった際にとても良いファン対応をしたという記事があったのだが、

神戸公演中止の浜崎あゆみ“神対応”グッズ売り場に姿現し“ファンサービス”
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171022-00000147-spnannex-ent

この記事の中で公平大好きな日本人の一端が垣間見える。それは

「(9月16日に台風18号の影響のため公演中止になった)徳島と対応が違う」


という、浜崎あゆみの対応に対する批判である。確かに、公平、不公平という視点では、神戸ばかりずるい、ということになるのかもしれない。しかし、浜崎あゆみは、その場面で最善の努力をしたに過ぎず、徳島のファンを軽視したからではないだろう。じゃぁ、徳島ではできなかったので、神戸でもやらない方が良かったのか、ということになる。

かように、平等であること、公平であることが常に正しいわけではない。でも、日本人はときどき、平等、公平にこだわって、みんなで不幸になって喜ぶことがある。みんなで同じように幸福になれないのなら、部分的にでも幸福になってもらった方が良いのではないだろうか。

さて、僕が過去数年にわたってこのブログで言い続けているのは、「最大にして、唯一の税収増額策は、労働力の流動化である。これなしに、日本の経済の再生はありえない」ということだ。その思いは、米国社会を目の前で見ることによって、一層確固たる確信になっている。

では、労働力の流動化には何が必要か。解雇規制の緩和は絶対に必要だ。しかし、ここでも、すべての労働者に解雇規制の緩和を適用することについては慎重であるべきだ。そこで登場するのが、かねてから書いているジョブ職とキャリア職の分離である。詳細はこちらを読んでもらうとして、

参考:ジョブ・キャリアの分割と、高度プロフェッショナル制度
http://buu.blog.jp/archives/51550477.html

内容をまとめてしまうと、「仕事には、時間で労働力を切り売りするジョブ職と、自身のスキルアップにつながるキャリア職があるので、それを分離する必要がある」ということだ。ここを分離しないでいると、労働者の「保護」に、本来は必要のないキャリア職の人間までが保護されてしまい、結果的にキャリア職が待遇も、保護も得て、一人勝ちする。

これまたちょっと日本人を象徴しているな、と感じたのが先日のほりえもんの炎上ネタである。

ホリエモン「保育士の給与が低いのは誰にでもできる仕事だから」発言で物議 「保育士馬鹿にしてる」「言っていることは正しい」
http://blogos.com/article/252701/

堀江貴文氏は「保育士は誰でもできる仕事だから給与が低い」と述べて、炎上した。しかし、ほりえもんが書いていることは基本的に正しい。育児などというものは、本来、親がやることで、ほぼすべての親がやってやれないことではない。つまり、潜在能力的には「誰でもできる」ことなのだ。この点について、「じゃぁ、やってみろ」とか、「資格が必要」とか言うのは、堀江氏が言う通り、論点がずれている。

土木作業員は体力が必要だし、タクシーの運転手は運転技術が必要だし、コンビニのレジ打ちは就業中ずっと立ち続けである。体力がなかったり、運転免許がなかったり、脚が不自由だったりと、例外はあるだろう。でも、こういった仕事は誰でもできる仕事と言って差し支えない。そして、これこそがジョブ職なのである。ジョブ職がダメ、ということではない。誰かがやらなくてはならない仕事である。そして、みんながやりたくないといえば、社会は回らなくなる。だからこそ、ジョブ職の人たちは、いろいろな点で守られる必要がある。それは、簡単な例で言えば「安易に解雇されない」とか、「給与面で優遇される」とか、「残業0」といったことである。日本はジョブとキャリアを分離していないので、主にキャリアが、この保護の対象となっている。本来守る必要のない人たちを守っていては、キャリアとジョブの格差は一向に縮まらない。

「ハイリスク、ハイリターン」と「ローリスク、ローリターン」が普通なのに、日本ではキャリアたちがローリスク(安定)、ハイリターン(高収入)の立場にいる。そして、キャリアたちはほとんど声を上げない。なぜなら、ジョブの人たちが自分の代わりに大声で叫んでくれるからだ。その上で、ジョブ職に従事している人たちに、「あなたたちも努力していればこちら側にくることができますよ」とちらつかせる。この、ほとんど存在しない希望をちらつかせる技術が、日本ではすごく発達している。

でも、考えてみてほしい。コンビニのレジ打ちがどんなに上手でも、職位が上がる可能性などないのだ。先日、「月曜から夜更かし」で抜群に速いパン屋のレジ打ちのお姉さんが取り上げられていたけれど、彼女も、「なんの役にも立たない」と言っていたのではないか。

では、ジョブの人たちはどうやって待遇改善を目指したらいいのか。定時に帰って、自分で勉強するしかない。そのための残業0なのだ。

#もちろん、ステップアップの必要がなければ、空いた時間を自分なりに好きなように使っても良い。

まとめると、

(1)日本は多額の借金を抱えている。それを少しでも改善するためには、税収を増やす必要がある。
(2)そのためには、税率のアップではなく、経済の活性化が不可欠である。
(3)経済の活性化はアベノミクスでは不可能。必要なのは労働力の流動化。
(4)流動化にあたっては、キャリアとジョブの分離が必要。
(5)キャリアは規制を緩和し、ジョブは待遇改善を進める。

ということになる。

堀江氏の炎上を見ていると、ジョブ職の人たちから、自分たちの仕事をキャリア職として扱って欲しいという希望というか、プライドのようなものを感じるのだが、その感覚こそが、キャリアたちに洗脳された間違った認識だと思う。ジョブはどこまでいってもジョブだ。そして、だからこそ、保護される必要がある。ジョブ職の人たちは、まず自分たちの仕事がジョブであると認める必要がある。

この主張は、今の日本では、右にも左にも理解されない。何人かの政治家や政党にも提示してみたのだが、理解できないのか、興味がないのか、まともな反応をする人間が一人もいない。それはつまり、日本人のほとんどが興味がないということだろう。日本の経済が停滞したままで、世界の中で徐々に存在感を失いつつあるのも道理である。

ところで最後に一点追記しておきたいのだが、ジョブ職の待遇改善には最低賃金のアップというものが必ず含まれる。今でも、「米国に倣って、最低賃金1500円とか、1800円」という数字を耳にする。僕は最低賃金のアップについては特に反論はないのだが、1つ多くの日本人が気付いていないことがあるので、ここで書いておく。最低賃金が上がるなら、それはすべてのジョブ職に当てはめられる。結果として、人件費は大きく上昇するので、ジョブの雇用は激減する。そして、ジョブ職が関係する商品、サービスの価格も上昇する。おそらく、24時間営業のコンビニは次々と営業時間を短縮するだろうし、ファストフードの価格は大幅に上昇するだろう。米国で言えば、コンビニはあまりないし、24時間営業もまれ、ビッグマックは550−600円、ラーメンは一杯1800円程度である。また、保育費用はこども一人当たり月額20万円程度になる。学校の課外授業は全部有料で、夏休みには金持ちの子供はリゾートの林間学校へ、貧乏人の子供は自宅近くでサッカーやバスケをやっている。低所得者たちは、夜は家で家族との時間を楽しみ、食事は自宅で自炊して、子供は自分で育てるのだ。自分一人の給与がアップするならそれは幸せなことだが、社会全体となると、その社会サービスから最初にこぼれ落ちるのは多分低所得者たちである。この点については、最低賃金の大幅アップを主張している人たちはきちんと覚えておく必要がある。どうも、自分の給料だけ高くなるという幻想を抱いている感じがするんだけど、もちろんそんなことはない。そして、誰でもできることは、低所得者は自分でやることになる。食事を作るとか、育児をするとか。

#僕は、コンビニがなくても全然平気だし、家で家族との時間を楽しむ生活も良いと思うけどね。

##何はともあれ、僕は安倍晋三が嫌いで日本を脱出した。今回の選挙を受けて、これでまた当分、日本へ戻ることはなくなった。一時的に遊びに行くことはあるけれど。  
Posted by buu2 at 11:57Comments(0)日記││編集

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2017年10月22日

ランニング3日目

いくらなんでも運動をしなさすぎなので、ランニングをはじめた。これまではジムで走っていたんだけれど、米国は結構ランニングしている人が多いので、真似して外を走ることにした。

IMG_0355


それで走ってみてわかったんだけど、僕が住んでいるFriendship Heightsは川もないのに窪地らしく、となりのTenleytownまでずーーーーーーっと上り坂なのである。これはきつい。

ちょっとコースを考えないとだな。初日は軽く9キロ走るつもりだったのに、3キロでダウンした。今日は3日目で、ようやく5キロである。しかし、ベストタイムには程遠い。頑張らないと。  
Posted by buu2 at 22:32Comments(0)トレーニング││編集

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2017年10月21日

ケーキ屋がハロウィン仕様

気持ちはわかるんだけど、これって、美味しそうなの?多分、30ドルか40ドルぐらいする。








  
Posted by buu2 at 12:13Comments(0)グルメ−スィーツ││編集

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2017年10月20日

マシンの上で走っているとモルモットみたいなので

最近は外を走ってる。




5キロでヘロヘロ。早く体力戻さないと。  
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2017年10月19日

気温5度なのに、あと一週間暖房なし

朝は気温5度だっていうのに、まだ暖房が入らないんですって。まぁ、2週間前まで屋上のプールが使えたんだから、当たり前かもだけど。米国人の温度感受性はどうなってるんだろう。


  
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2017年10月18日

タダメシ

ご飯を作っていたら、目の前の集会場に人が集まっていて、何かを配っているようだった。ここでは月に1、2回、食事を振舞ってくれる。ということで、コンロの火を落として何を配っているのか見て来た。




ただだからついついもらっちゃうんだけど、米国人はこんなものを食ってるから早死にするんだぞ、と言ってやりたい。そのくせ、オーガニックは大好きなんだよね。視点がずれてる。

まぁ、良いんだけど。  
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2017年10月17日

久しぶりにこれはツイッターを上手に使ったプロモーションだな、と思った事例

もうかれこれ10年以上、カップラーメンは食べていないラーメン評論家だけど、これは食べてみようかな、と思ってしまうプロモーション。連投されたツイートを順を追って引用する。



ふうん。




まぁ、確かにセントラル・パークあたりでなぜこれ?という感じはある。というか、普通。ありきたり。悪くないけど。かわいい女の子を連れてくればこれくらいはできるよね、みたいな。




指示に従っただけでどうしてこうなる、という感じがある。クリエイターとしては極端に振って、「やっぱり元に戻そう」という指示を期待したのかもしれない。




上司の方が一枚上手だった。




もう、全部がカオス。これだよ、これ。俺が見たかった広告は。ほとんど、一分の隙もない。上司のセンスすげぇ。ただ、いきなりこれじゃぁ、わけわからん。メイキングを添えてこそ。このプロモーション、素晴らしい。

良く考えてみたら、カップヌードルが食べたくなったんじゃなくて、チーズが食べたい。  
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鶏鍋

DC周辺には、和食の食材マーケットは3軒しかなくて(そのうち、DCは一軒であとはメリーランド)、なかなかネギ一つも入手は難しかったりする。ただ、韓国系のスーパーはでかいのがあって、ここへ行くと色々揃う。ただ、ここも車がないとアプローチが難しい。

今日は近所の学生のゆきちゃんが車を出してくれるというので、そのHマーケットに行って来た。色々と買うことができたので、今日は鶏鍋にしてみた。


  
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2017年10月16日

毎日新聞ボートマッチ衆院選えらぼーと2017をやってみた




大変遺憾ながら、一番フィットするのが希望の党で、次があろうことか社民党らしい(苦笑)。でもさ、福島瑞穂は大嫌いだし、僕は改憲派ですぜ。まぁ、立憲民主党も安倍晋三の内閣においては改憲には消極的だけど。




神奈川8区においては、ちゃんと江田憲司さんになったので良かった。意外にも?自民党候補が一番フィットしないらしい。

アンケートの中に「安倍晋三はバカだから嫌いである」とか、「福島瑞穂もバカだから嫌いである」といった設問が用意されていたら良かったのに。  
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2017年10月15日

今日のNAVA THAI

久しぶりにウィートンのNAVA THAIへ。





































安定のおいしさ。素晴らしい。やはりここはDCエリア ナンバー1のタイ料理屋さんである。  

2017年10月14日

長谷川豊を落選させるために、千葉1区と南関東ブロックのみなさん、よろしくお願いいたします

米国にいるせいで今回の選挙事情には疎いのですが、長谷川豊って、比例区南関東ブロックで維新の名簿順位が1位なんですね。

http://www.asahi.com/senkyo/senkyo2017/koho/O04.html

こんなバカが国会議員なんてとんでもない話なので、断固として落選させなくてはなりません。では、どうしたら良いのでしょうか。

まず、千葉1区の住民は当然ながら長谷川豊に投票してはなりません。冗談でも、ダメです。千葉1区は千葉氏中央区、稲毛区、美浜区です。千葉1区のみなさん、よろしくお願いいたします。ぜひ、大差で長谷川豊を落選させてください。惜敗率が高くなると、ゾンビのように比例復活する可能性がありますから、注意してください。

そして、千葉1区の皆さん以外も、南関東ブロックの皆さんは、比例区で維新に投票してはダメです。ここに該当するのは千葉県、神奈川県、山梨県のみなさんです。南関東ブロックの住民のみなさん、よろしくお願いいたします。千葉1区の皆さんがせっかく長谷川豊を落選させても、南関東ブロックの方々が維新に投票してしまうと、復活当選してしまうかも知れません。僕自身は維新には特段の恨みはありませんが、長谷川豊だけはダメです。

なお、長谷川豊がバカな理由はこちらあたりが参考になるかも知れません。

長谷川豊というキチガイ
http://buu.blog.jp/archives/51532632.html

もちろん、ネットには他にも山ほど長谷川豊がバカである理由が記載されていると思いますので、興味のある方は「長谷川豊 バカ」ぐらいで検索してみてください。  
Posted by buu2 at 20:06Comments(0)選挙関連││編集

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2017年10月13日

柚子胡椒 豊前屋本店

空き瓶で申し訳ないんだけど、美味しかったので備忘録として。







なお、赤と青があって、僕は青の方が好き。  
Posted by buu2 at 23:45Comments(0)グルメ総合││編集

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2017年10月12日

政党座標テスト

やってみた。

政党座標テスト
http://www.celebritytypes.com/jp/political-coordinates/test.php

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選挙に立候補している人たちにもやって欲しいんだけど、実際は、候補者と有権者の考えの違いが明確化しちゃうので、やりたくないだろうね。その辺が日本の縁故資本主義の嫌なところ。個としての主義主張はともかく、自民党だから、とか、公明党だから、みたいな理由で投票しちゃう。  
Posted by buu2 at 11:59Comments(2)選挙関連││編集

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2017年10月11日

JINYA RAMEN BAR DC店

DCにもJINYAができたので、食べに行ってきた。店内はなかなかおしゃれな作り。



メニューはこんな感じ。












まずは定番のチャ・チャ・チャを試してみた。



麺はかなり太めで弱くよりが入ったタイプ。しっかりとした腰があって、良質。

スープはとんこつベースのしょうゆ味。米国で食べるとんこつスープとしてはかなり濃厚で、味は東京とんこつや二郎タイプに近い。スープが濃厚な割にはちょっと味が薄いのがマイナスポイントだが、豆板醤で調整すれば問題ないだろう。ただ、できれば一味唐辛子があると良かった。ラーメンには少量の唐辛子が振り掛けられているので、オーダーすれば持ってきてくれるかもしれない。



チャーシューは美味しい。肉が安い米国なので、チャーシューぐらいはどこでも美味しいものが食べられそうなものだが、実際はそうでもない。これは、牛肉に比べて豚肉が高価だからかもしれないのだが、ともあれ、そんな状況にあっては美味しいチャーシューが食べることができるのは大きなメリットである。

続いて、期間限定の唐揚げラーメンを食べてみた。



こちらのスープは濃厚な鶏ガラスープ。鶏独特の臭みがあるのだが、それが気にならなければなかなかうまく仕上げていると思う。若干辛口に仕上げてあるのも良い工夫である。

麺は細かく縮れた細麺。ほとんど死角が見当たらないこの店だが、唯一と言っても良いくらいの弱点がこの細麺である。茹ですぎで、腰が足りない。調理が難しいのは良くわかるのだが、ここは無理に冒険せず、無難に中ぐらいか、太めの麺で勝負した方が良いと思う。

チャーシューの代わりに鶏の唐揚げがトッピングされているのだが、この唐揚げもちゃんと美味しい。また、味付け卵も良くできていて素晴らしい。

この店はヴァージニア店もレベルが高い。元々は西海岸に進出した店のようで、東はまだ手薄らしいが、クオリティコントロールがしっかりしているので、どこに出してもそれなりに稼ぐだろう。

JINYA RAMEN BAR
1336 14th St NW
Washington, DC 20005
(202) 588-8560  

2017年10月10日

Blade Runner 2049

ブレードランナー2049をIMAX 2Dで観てきた。米国では大コケという記事があったのだが、

映画「ブレードランナー」続編が大コケ 中年にしか受けない説
https://forbesjapan.com/articles/detail/18025

実際には映画館の窓口はスターウォーズでもできなかった行列ができていて、その構成は主に若い女性だった。

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第1作は公開直後はイマイチの人気だったものの、その後、徐々にSFファンの口コミによって人気が出てきて、今では知らない映画ファンはいないほどの名作と言われている。支持されてきた経緯は宮崎駿の「カリオストロの城」に良く似ている。

その続編ということで、ファンの期待は嫌でも高まる。これは監督もやりにくい。こんな状況に挑んだのは、「Arrival」(邦題:メッセージ)で独特な世界観を見せることに成功したドゥニ・ヴィルヌーヴ、50歳。中学生の頃に第1作を観た計算である。そして、主演は「ラ・ラ・ランド」のライアン・ゴズリン。

ブレードランナーはオープニングから観るものを圧倒したが、その点は2049も同じ。2019年のロスが2049年にはどうなっているのか、誰もが気になるところだが、それを見事に表現していた。ブレードランナーの世界観は多くの映画制作者に影響を与えたので、たとえばちょっと古くはスピルバーグの「A.I.」、最近だと先日公開された「Ghost in the Shell」などでも、ブレードランナー後の世界を想像することができたのだが、そうした作品で観てきた「ブレードランナー後」とは全く異なる世界を観ることができた。スクリーンの上に存在したものは、間違いなく「あれ」の30年後だった。

そうした下敷きの上にのせられたのは、本作でも人工物の心である。このテーマはオリジナルと変わらない。しかし、描かれている心象は、街と同じく30年の時間を経ている。この辺から、脚本がじっくりと練り上げられていることを感じる。

続編が前作を乗り越えるのはとても難しい。過去を振り返ってみても、ゴッドファーザーパート2、トイストーリー3、ダークナイトなど、ごくわずかである。その上、ブレードランナーはすでに最高ともいえる評価を受けている作品だ。だから、これを抜くのは至難の業だし、正直、僕もそれを抜くことは期待していなかった。どうしたって、先駆者の偉大さを追い抜くことは尋常ではできない。多分、全てを加味すると、超えてはいないのだろう。しかし、それでもなお、作品は見事だったと思う。きちんとオリジナルを踏襲し、その30年後として違和感のない範囲で、かつ見たこともない世界を描き出していた。誰もが知りたかったデッカードとレイチェルの「その後」を提示した。そして、これまでのいくつかの作品で語られてきた、人工的知能の死と愛を描ききっていたと思う。

主役のライアン・ゴズリンの前では、今や重鎮となったハリソン・フォードも霞んでみえる。しかし、それは演出ゆえだろう。

映像、キャスト、ストーリー、音楽、それらについて全てきちんと上書きして、30年後にアップデートしてくれたこの作品に感謝したい。この時代に生きていて良かったと思うことの一つになった。

本作の鑑賞にあたっては、オリジナルのファイナル・カット版の鑑賞を強く推奨する。  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)映画2017││編集

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2017年10月09日

不思議国 米国

米国は、基本的には色々日本より合理的な国なんだけれど、ところどころおかしいところがある。

たとえば、駅のエスカレーターの工事。




2年半もかけてエスカレーターを付け替えるという。これはこれで別に構わないのだけれど、工事が始まってからかれこれ半年以上経つのに、工事の人が働いているのを見たことがない。朝も、昼も、夜も、夜中も、誰も作業していない。







これじゃぁ、2年半かかるの道理である。急いで対応して、お客さんに少しでも迷惑をかけないようにしよう、というマインドが全く感じられない。  
Posted by buu2 at 14:13Comments(0)ワシントンDC││編集

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2017年10月08日

Bantam King

NYとDCを中心にしたラーメンの本を出そうとすると、必ずどこかから「ここはどうだ」と食べてない店を紹介される。紹介されたら食べないわけにいかない。でも、毎日ラーメンを食べるのは真っ平御免である。そういう理由で、いつまで経っても出版できないでいる。今日も、知人から「ここはどうだ」と言われたので、食べに来てみた。

店は比較的わかりやすく、一番簡単に言えば「大鍋家の裏」である。本当にすぐそば。



店のトレードマークは鶏らしい。



メニューはこんな感じ。



って、こちらはサイドメニューだった。

店内はこう。



米国でもなく、日本でもなく、なんか、タイの飲み屋みたいだ。店の中ではTシャツも売っている。これがなかなかかわいい。ラーメンが美味しかったら、買って帰ろう。



食べたのは醤油とスパイシー味噌。






評価:4/BB-

コメント:麺は細めの縮れ麺。細いこともあるだろうが、多分茹ですぎ。食べ始めからコシが足りない。スープの絡みは良好。

スープは鶏ベース。醤油だとやや味が足りないが、決して悪くない。スパイシー味噌だと味噌と辛味が主張しすぎる。大抵の店はスパイシー味噌の方がレベルが高いのだが、この店は醤油の方が美味しい。

チャーシューはなくて蒸し鶏がトッピングされていたので、評価はなし。

北海道の観光客向けのラーメンみたいにコーンがトッピングされているのだが、これは邪魔。美味しくもないし、ラーメンに良い影響を及ぼすわけでもない。どうしてこんなものをトッピングするのか、理解に苦しむ。

大通りに出て、大鍋家の前に行ったら、こちらは外まで大行列の繁盛っぷり。



Bantam Kingはガラガラ。日本人的には当然だけど、米国人にもこの違いがわかるのかな。ちょっと見直した。Tシャツは買うのを辞めておいた。

Bantam King
501 G St NW
Washington, DC 20001
(202) 733-2612  

2017年10月07日

VPNを契約してみた

ネットサーフをしていると、たびたび「この動画は海外からは再生できません」という主旨の文言に行き当たる。
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これがDAZNを閲覧できないとか、HULUを閲覧できないぐらいならまだ許せるのだけれど、ラジコもダメだし、ネットバンキングもだめとなると結構不便である。ということで、VPNを契約することにした。INTERLINKのマイIP、月額1,080円。

インターリンク
https://www.interlink.or.jp/index.html

身の回りのすべてのデバイスで登録手続きを完了した。これで何でもできるのかな?

色々試してみようと思う。  
Posted by buu2 at 04:26Comments(0)買い物││編集

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2017年10月06日

NIHの金曜会

NIHには隔週で開催されている金曜会という講演会があって、何度か参加しているのだけれど、今週は経産省時代の同僚で、7月に生物化学産業課の課長になった上村氏の講演。いつもは研究者が喋ることが多いので、ちょっと毛色が変わった感じ。

まぁ、僕が紹介したんだけど。

まず、自宅から徒歩3分のティファニー前でバスに乗車。




バスはいつも座れる。車椅子のお客さんも普通に乗車している。




NIHの中は大学みたい。




ランチはビル10のカフェでナイジェリアン・シチューを食べてみた。味は東南アジアの味付けに近くて結構美味しい。ただ、量が多すぎ。

空き時間があったので、向山さんと色々話して来た。向山さんはテニスで会った時しか喋ったことがなかったんだけど、とても参考になる話を聞くことができた。

能力があって、自信がある研究者は、さっさと日本を脱出した方が良い、という意見で一致した。向山さんの研究内容に興味がある研究者は、アクセスしてみたら良いと思う。

そのあと、移動して講演会の会場へ。約2時間。僕も今の経産省の政策は不案内だったので、参考になった。僕からは、「VISAが5年間で切れてしまうのはちょっと厳しい。もうちょっと延長できるようにできないか。米国で活躍したとしても、基本的に国籍は日本なんだから、最後は帰国するはず。日本への貢献はそのあとでも十分間に合う」という要望を出しておいた。  
Posted by buu2 at 22:39Comments(0)日記││編集

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2017年10月05日

海外に出ていくことすらできない研究者が研究費を確保するためにできる2つのこと

また日本のアカデミズムを嘆く記事を発見した。

日本のアカデミズムは危機にあるのか――ノーベル賞受賞者も警鐘
https://news.yahoo.co.jp/feature/766

もうね、10年ぐらい、同じことを言い続けている気がするんだけど、いつまで経っても改善しない。研究者たちの馬鹿が治らないので絶望的な気分になる。

どの記事にリンクしたら良いのかなぁ。

比較的最近書いたのはこれかな。

(若手)研究者が研究を続けたいなら、やるべきたった一つのこと
http://buu.blog.jp/archives/51533779.html

この記事は「若手の研究者は、日本で「金をくれ」と言っていても時間の無駄だから、さっさと海外へ出ていけ」という趣旨。じゃぁ、年寄りたちはどうしたら良いのか、ということだけど、方策はいくつかある。

まず一つ目が寄付に頼ること。きちんと研究の意義を文系の人にも理解できるように説明して、寄付してもらう。クラウドファンディングもそのうちの一つだ。世の中には金のある人もいる。そういう人たちからお金を集めれば良い。こういう活動が日本では乞食みたいに思われるのか、一向に活発化してこないのだが、米国では当たり前の話である。僕が住んでいるワシントンDCには無料で入館できる博物館・美術館がいくつもあるが、そういった施設の運用資金の少なくない部分は寄付金である。

もう一つは、日本の経済を再生できる政治家を選ぶこと。少なくとも、安倍晋三では無理だ。彼の小さい頭の中は憲法改正を成し遂げて歴史に名前を残すことでいっぱいで、経済再生のことなどどうでも良いに違いない。ほとんど効果が出ないアベノミクスに執着している時点でそのことがわかる。研究費がないのは日本に金がないことが原因で、出したくても出せないのである。出せるようにする、すなわち経済再生が一番重要なことは馬鹿でもわかりそうなものだが、ほとんどの科学者がこれに気がつかないようだ。科学者が聞いて呆れる。税金泥棒と改名した方が良いだろう。

起業するという手もあるが、これは一定の成功を収めるか、株式公開した上で株主の理解を求めることになって、時間的に難しいし、能力的にも難しいだろう。

何度も何度も何度も繰り返しているけれど、研究とは高度に個人的で、ほとんど趣味の領域のアクティビティだ。研究費は、学生や若手研究者のためというよりは、大学や研究機関がなくなったら失業してしまう人たちのセーフティ・ネットを作る費用である。身近なところでは、サッカーや野球の方が市場に貢献しているだろう。将棋ぐらいになってくるとどちらが貢献しているか、かなり微妙だが、将棋はおそらく研究ほど税金に頼っていない。麻雀も同じだ。そんな、大して役に立たない活動に税金をつぎ込む理由が見当たらない。

海外に出ていくことすらできない研究者は、選挙で自民党以外の政党に投票するか(ただし、どの政党に投票すれば良いのかは良く分からない。私見では、消費税アップを提唱している政党は避けるべきだろう)、あるいは寄付をつのるべきだ。

冒頭の記事は、なんの解決策も提示せず、研究費が足りないという状況を評論して見せただけの、なんの価値もない記事である。こういうのを馬鹿記事という。論文数で米国がダントツで、それに迫る勢いなのが中国、あとは日・英・仏がどんぐりの背比べというグラフがあるが、これはそのまま今のGDPと同じだ。
GDP

資料:GLOBAL NOTE 出典:IMF

研究とは、金で、すなわち国力なのである。

加えて、高齢化が進んでいるという日本独自の事情があって、日本の論文数は漸減傾向にある。いつまで経っても経済一流国のつもりでは、研究環境の劇的な改善は望めない。  
Posted by buu2 at 14:54Comments(0)バイオ││編集

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2017年10月04日

BANGKOK GARDEN

ベテスダでタイ料理を食べることになって、BANGKOK GARDENへ。

だいぶ前に一度食べに来たことがあるんだけど、パーティだったので、評価しなかった。今回はちゃんと吟味してみた。
















こちらはメニュー。




























米国としては、悪くない味。これならまた来ても良いレベル。でも、ナヴァ・タイに比べるともう一息かな。家の近所なので、ナヴァタイまで行くのが面倒くさい時には使える。

BANGKOK GARDEN
4906 St Elmo Ave
Bethesda, MD 20814
(301) 951-0670  

月はこっちに出てる

満月は世界共通。ただし、DCの空は狭い。


  
Posted by buu2 at 20:00Comments(0)今日の夜景││編集

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2017年10月03日

次の選挙で誰とどの党を支持するか考えてみた

○保守とリベラル
小池女史が希望の党を立ち上げたおかげで選挙の様相が一変した。希望の党へ民進党の議員たちが駆け込んだので、あっという間に自民党の対抗勢力になったのだが、もともと小池都知事は石原慎太郎ぐらいには右翼なので(当社比)、そこへ自民党より左だった議員たちがなだれ込むのは良くわからない。

僕は、選挙になるといつも自分の立ち位置を確認する意味でポリティカルコンパスを試すのだが、今回は

政治的な右・左度(保守・リベラル度) -3.6
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) 5.37
あなたの分類はリベラル右派です。


とのこと。この、保守、リベラルというのがまた良くわからない。一般的には保守はすなわち伝統、リベラルはすなわち個人だと思うし、僕は例えばLGBTの権利は保護されるべきだし、夫婦は別姓を選択できるべきだと思うし、女性天皇は認められるべきだと思うので、リベラル度が高いのは納得するところである。ただ、こうした視点での「保守」は、日本においては支持政党というよりは、突き詰めていくと、「男尊女卑」という古い価値観に起因していると思う。そのせいで、保守には高齢者が多いと感じる。

実際、どうなんだろうな、と思ってググってみたらこんな調査があるようで。

「夫婦別姓選択」意向の世代間ギャップをもう少し詳しく調べてみる
http://www.garbagenews.net/archives/2030394.html

この結果は、僕の感覚には良くフィットする。

ともあれ、こうやっていくつか「これがリベラルに分類される理由だよね」というのはわかるのだが、希望の党の登場によって「リベラルの行く場所がなくなった」となるのが良くわからない。


○護憲か、改憲か
ものごとを複雑にしているのが憲法改正問題である。僕は改憲派なのだが、改憲派はリベラルではないらしい。

憲法改正という点では、憲法をどう変えたいか、というのが重要なはずなのに、日本では右向きでも左向きでも同じように改憲派と分類されてしまう。僕は、右でも左でもなく、とにかく古いのでアップデートしましょうよ、ということなので、立ち位置が微妙である。

ちなみに、安倍晋三は嫌いだが、彼が主張している第三項の追加は、「安倍晋三は絶望的に頭は悪いが、ここだけは多少の理がある」というのが僕の評価である。自衛隊を軍隊と思っていないのは日本人だけなので、さすがに今の憲法は機能していないし、機能させるためにもっときちんと書くべきところを書かなくては、骨抜きにされると思う。先日問題になった、森加計問題における臨時国会召集は骨抜きになっている好例だ。法律は誰が読んでも同じように解釈できるための配慮が必要だが、今の憲法は読み手によって都合よく解釈できてしまう。その性質が日本人の性格にフィットしているのは理解するが、憲法としては望ましくない。自衛隊が憲法に違反していないという解釈の延長線上に、先般の安保法の問題もある。一度都合よく解釈してしまえば、それはとどまるところをなくす。

ということで、個人重視だが、憲法は改正すべき、というだけで、もう日本では投票先がないのである。いや、厳密に言えば、これは不幸にして、安倍晋三の主張に近いんだと思う。一番フィットするのは、リベラル寄りの自民党なんだと思う。だから、入閣前の河野太郎とか、小泉進次郎あたりに共鳴するのだろう。


○安倍政権のどこがだめか
安倍晋三はアベノミクスが絶望的にだめなのだ。アベノミクスの一本目の矢、金融緩和は、あくまでもベースがある、つまり能力はあるのに、何らかのハードルがあって、そのせいでうまく行ってないときには、選択肢の一つだろう。

しかし、今の日本は、もっと深いところに病巣があって、それは具体的には古い労働習慣と労働力の固定化である。この問題点は企業側も当然気がついているが、自力では解決できずにいる。行政が出ていかないことには話にならないのだが、それができずにいる。

加えて、金融政策で株価をあげることは、企業から努力の動機を奪いかねない。普通にしていれば少しでも工夫して、株価を上げるための努力をするのが経営者であり、取締役会だが、何もしなくても、総理大臣の意向で株価が上がってしまうのでは、行動原理は「安倍晋三を支持すること」になってしまう。そうやって、企業精神のベースの部分を蝕んでしまうと、元に戻すのは至難の業となる。アベノミクスに浸かってしまうと、アベノミクスが終了した時に、今よりもさらに下へと日本の競争力は落ち込むだろう。

また、憲法違反の安保法を作ってしまうところもダメだ。これは、法律の精神が悪いのではなく、作文が悪い。これも当然当事者たちはわかっていて書いているのだろうが、そうやって官僚の言いなりになっているところもいただけない。

安倍晋三は馬鹿だ。

もうちょっと頭が良い人に大臣になって欲しいのである。しかし、なぜかそうならない。この辺の、自民党の縁故主義で、能力主義でないところが困るのである。

投票先を考えるにあたっては、社会主義か、自由主義か、というもう一つの軸があるが、僕はここは明確に自由主義である。小さい政府を志向しているのだが、この辺ではおそらく共産党、社民党とは明らかに方向が違ってくる。くわえて、公明党もここに入ってくるイメージがあって、その点で、公明党が自民党と野合している理由は良くわからないのだが、自民党の候補は選挙運動というと地元の宗教団体に挨拶に回るものなので、似たようなことだろう。支持母体を持つということはとても重要だ。一見、対等な立場に見せておくところが自民党の狡猾なところ。

ともあれ、社会主義か、自由主義か、という視点では僕は明確に自由主義なので、バツがつくのは共産党、社民党、公明党となる。ますます投票先がなくなった。

なぜ投票先がないのかといえば、自民党の党首が安倍晋三だからである。トップが石破なり、小泉進次郎なりであればまた違ったのではないだろうか。これが正しければ、一番悪いのは自民党の党首の選び方なのだろう。


○やってきた枝野幸男
こんな感じで「俺って、どこの政党が一番フィットするのかな」と考えていたら、今度は立憲民主党の登場である。主義主張は別にして、人間としては、枝野幸男は安倍晋三よりも、小池百合子よりも、前原よりも信頼できると思う。枝野は夫婦別姓にも非常に前向きだし、憲法についても改正私案を提示している。何より、「内閣の判断で憲法解釈が変わってしまうことが最大の問題」という認識は僕とまったく同じだ。労働力の流動化についても、僕と同じベクトルを持っている。この辺は、さっきウィキペディアで調べたんだけど。

では、枝野幸男の主張は、安倍晋三とどこが違うのだろう?

両方とも、憲法改正派のようだ。改正したい内容が違うのだろう。

両方とも、自由主義のようだ。両方とも小さい政府を志向しているようだが、安倍晋三は言っているだけで、実際は行動が伴っていない。これは安倍晋三がバカだからだろう。枝野幸男がどうなのかは現状ではわからない。

政治的スタンス。これが違うのかもしれない。枝野はリベラルで、安倍は保守。ただ、一番最初に書いたのだが、このリベラルと保守の違いが良くわからない。だから、枝野と安倍の違いも不鮮明である。

あと、思いつくのは支持団体として連合がいるか、日本遺族会がいるか、ぐらいだろうか。労働組合関連では連合から僕が主張しているキャリア職とジョブ職の分離という話は聞いたことがないので判断不能だし、戦没者についてのスタンスは天皇陛下と同じで、追悼する意はあるものの、靖国への公人の参拝は現状控えるべき、というものである。この辺でいうと、僕はバリバリの右翼に同調する気はないし、櫻井よしこみたいなタイプはむしろ嫌いである。

何より、東日本大震災の時、官房長官としての活躍はまだ記憶に新しい。その点で、小池百合子の太鼓持ちになっている細野豪志のような風見鶏に比較すると、ずっと印象が良い。


○あぁ、消費税
はてさて、違いはどこに、と思いかえしてみたら、大事なことを忘れていた。消費税。僕のスタンスは、税収アップは、一義的には日本の経済状態の改善によってなされるべき、というもの。経済の改善にとって一番大事なのが労働環境の改革とそれによる労働力の流動化で、そのための一案がキャリアとジョブの分離なのだ。金融緩和だけで一見順調に見える日本経済は基盤が脆弱で、アベノミクスは何の効果も出しておらず、もし消費税率をアップさせれば、税収は逆に減ってしまうというのが僕の予測である。

なるほど、消費税率については、非常にわかりやすい論点である。だから、消費税率アップを主張している自民、公明には賛成できない。

じゃあ、枝野幸男で良いな。支持政党は立憲民主党で。


○神奈川8区
さて、うちの選挙区は、そういえば江田憲司はどうするのだろう、と思ってサイトを調べてみたら、江田憲司は無所属で立候補するようだ。実は、僕は福田峰之元副大臣の主宰する日の出テレビを手伝っておきながら、江田憲司支持だったのだ。

江田憲司曰く、




とのこと。正直、この「仲間が選別されて、公認を得られなかったので」という理屈がよく分からない。よく分からないけれど、彼のこれまでの主義主張は大きく変わることもないはずだ。江田憲司のスタンスは、原発廃止、憲法改正、集団的自衛権に慎重、選択的夫婦別姓に前向き、と、ほとんどの部分で僕の主張と同じである。したがって、神奈川8区においては、現状では江田憲司支持となるだろう。

結局、政治家は主義主張も大事だが、人柄が大切だ。筋を筋として通す人間。政治家にはこの資質が重要だ。だけど、河野太郎を筆頭に、日本の政治家は変節が多すぎる。それが何かどうしようもない理由があるなら納得するのだが、内閣に取り入れられたから、という理由だと失望しかない。

加えて頭の良し悪しもある。僕がこれまでの人生で高く評価した政治家はたった二人しかいなくて、一人は後藤田正晴で、もう一人が不破哲三である。後者は主義主張というよりは頭の良さに感心した。枝野幸男も、江田憲司も、この二人に比べるとまだ魅力の点で劣るとは思うが、今の政治家の中では、人柄と頭の良さは高く評価できる。何より、筋を通している。

先日、希望の党の第一次公認名簿が発表されたのだが、8区は候補が不在だった。自民党も離党した福田峰之に代わって誰が立つのかわからないが、幸いにして、個人も、比例も、支持する先が見つかった。


○結論
ちょっと前に、最初から魅力的な政治家はいないので、多くの場合で、有権者が政治家を育てていかなくてはならないと書いた。

政治家を育てるのは有権者である
http://buu.blog.jp/archives/51550167.html

しかし、人間には射程距離がある。いくら訓練しても、射程距離の外までは、弾は届かない。そして、馬鹿とは、すなわち射程距離の短い人間である。安倍晋三はその典型例だ。だから、さっさと退場してもらわないと、彼が総理大臣でいる期間はそのまま、日本の失われた時間になってしまう。

その点、少なくとも枝野幸男と江田憲司は、安倍晋三に比較すると格段にオツムの質が良い。加えて、人間性も信頼できる。

ということで、今後しばらくの間は、立憲民主党と江田憲司の支持を表明しておく。

10月22日には日本にいないんだけどね。あと、ちょっと心配なのは、福島瑞穂と連携しなくちゃならないかもということ。安倍晋三と同じくらい、福島瑞穂も馬鹿だから。  
Posted by buu2 at 17:45Comments(0)選挙関連││編集

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2017年10月02日

納豆でも作ってみるか

納豆菌を入手したので、納豆を作ってみることにした。




大豆を蒸して、納豆菌と混ぜて、炊飯器で保温。これで、30時間ほど保温したんだけど、ちょっと乾燥してしまって硬くなってしまった。もうちょっと柔らかく蒸した方が良かったかな?  
Posted by buu2 at 22:20Comments(0)料理││編集

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2017年10月01日

オムライス修行 新たなる挑戦










もう、焼き加減の調整も可能になって、あらゆるオーダーに応えられるようになった。

と思っていたのだが、次はもうちょっと円柱状にしてみようと思う。ナイフを入れると、自然に自重で開くような。そのためには、フライパンの平たい部分ではなく、角を使ってオムレツを仕上げる必要がありそう。これができるようになれば、ほぼ完璧だろう。  
Posted by buu2 at 22:14Comments(0)料理││編集

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