2018年02月28日

牛泥棒

白金にある北里大学病院のすぐそばにある牛ホルモン串焼き屋さん。

まずは串焼きのコース。10本。







































それからもつ鍋。









B級グルメではあるけれど、串は美味しかった。もつ鍋はもっと美味しい店があるけれど、不満に思うわけではない。また来てみようと思うレベルに美味しかった。

米国には牛肉はたくさんあるけれど、ホルモンはあまりない。米国でも展開できそうだけど、米国では牛の内臓ってどうしているのかな。

店名 牛泥棒 (ウシドロボウ)
電話 03-6447-7670
住所 東京都港区白金5-10-12 1F
営業時間 18:00〜翌4:00(L.O.3:00)
定休日 年中無休  

2018年02月27日

せんだい

最近勢いがあると聞いたので、食べにきてみた。




名称:せんだい
種類:横浜
場所:鶴ヶ峰
注文:とんこつ醤油ラーメン 
評価:5/ABC
2018.2.27.
コメント:麺は極太の縮れ麺。家系ではあまりみないタイプの麺だけど、なかなか美味しい。

スープは家系としてはライト。もうちょっと濃い方が好みだが、味のバランスは良い。

チャーシューは普通。

家系の中では無難に美味しいレベル。ただ、やはりちょっとスープが薄いと思う。

店名 せんだい 鶴ヶ峰本店
電話 045-383-8008
住所 神奈川県横浜市保土ヶ谷区川島町1496
営業時間 11:00〜21:00  

2018年02月26日

一寸星

目黒の一寸星で一杯。



名称:一寸星
種類:東京西部
場所:目黒
注文:濃厚煮干しらーめん 
評価:5/BAC
2018.2.26.
コメント:良くある濃厚魚介スープだが、豚骨ではなく鶏らしい。やや苦味が口に残るが、味のバランスは悪くない。濃厚なスープに合わせてちょっと温度を低くしているあたりには工夫が感じられるのだが、丼の熱容量が低いようで、食べている最中に本当にぬるくなってしまうのは残念でならない。

麺は細めでほぼストレートの全粒粉タイプ。麺の表面に水の膜ができていて、スープの絡みは今一歩。

チャーシューは凡庸。

店の中には大崎裕史さんの色紙が貼ってあった。この程度の店に色紙を残して行っちゃうあたり、相変わらずラーメンなら何を食っても美味しいのだろうか。まぁ、僕ならありえないな。

店名 麺屋一寸星 (メンヤイッスンボシ)
電話 03-3491-3734
住所 東京都目黒区目黒1-4-15 ヴェローナ目黒 1F
営業時間 11:30〜翌4:00(通し営業)
定休日 無休  

「東大式」という意味不明のカーリング解説

毎回、冬季五輪のたびにカーリング人気がアップする。正確には、女子チームの人気がアップする。その人気にあやかろうとする奴らが見苦しい。特に酷かったのが朝日新聞が展開した「東大式」という解説である。

銅!カーリング女子、劇的結末で勝利 東大式解説で詳報
https://www.asahi.com/articles/ASL2S0297L2RUTQP03H.html

「東大」という看板は、基本的には他に売り物がない場合につけるものだ。なぜなら、本当に価値のあるものなら必要のない看板だからである。

弊社の創業メンバーは3人だったけれど、社長の僕は彼らの出身大学を知らなかった。なぜなら、出身大学に関する情報は必要がなかったからだ。創業から数年後、そのうちの一人が東大卒と知ったけれど、それまでも、それからも、大学の看板は不要だった。

解説のタイトルに「東大式」と掲げないと価値がないような解説は、読む必要すらない。大体、読んでみてもどこが東大式なのかさっぱり理解不能である。また、カーリングの面白さを的確に伝えているとも言い難い。例えば、カーリングの試合には時間の要素があちこちにあるのだが、そこをきちんと紹介していない。時間切れになるとどうなるのかとか、選手たちがストップウォッチを持っている理由とか、紹介すべき話はいくらでもある。

ハーフタイムのモグモグタイムの写真もバカっぽい。外野がツイッターで盛り上がるのは勝手だが、報道がそれに相乗りするのはみっともない。いや、カーリングの魅力はモグモグタイムだ、と反論するなら、男子のモグモグタイムも同じように取り上げるべきだ。そんなもの、見たくないけれど。

「東大」という看板を掲げる権威主義どっぷりの奴らは(もちろん、早大でも、慶大でも同じだが)、大抵クソである。このカーリング解説も、同様である。  
Posted by buu2 at 07:29Comments(0)カーリング││編集

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2018年02月25日

魚徳

僕はどこかの街で外食するときは、大抵事前に調査をして店を決めておく。ところが、今日は札幌で食べるつもりだったのに時間がなくなって、苫小牧で飛び込みで食べることになった。Googleさんにお願いして見つけたのが魚徳というお寿司屋さん。







うーーーーーむ・・・・・・。もう寄らないだろうし、人にもオススメしない。シャリがカピカピで、ネタもイマイチ。北海道のコメがいけてないのは仕方ないとしても、魚もイマイチだと、ちょっとどうなのかな。

店名 鮨処魚徳
電話 0144-36-8376
住所 北海道苫小牧市春日町2丁目1-2
営業時間 11:00〜22:00
定休日 水曜日  
Posted by buu2 at 20:00Comments(0)グルメー寿司││編集

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苫小牧はカラスの街

手ブレで申し訳ないんだけど、苫小牧はどこへ行っても大量のカラスの街だった。











  
Posted by buu2 at 17:30Comments(0)北海道││編集

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ながぬま温泉ジンギスカンコーナー

よくタンネトウのおみやげジンギスカンを食べていたので、一度は行ってみたかった長沼へ。ながぬま温泉にジンギスカンコーナーがあったので、三種盛りを食べてみた。













品種ごとの違いよりも、同じ品種の中でのばらつきの方が大きかった。なんか、いまいちである。もっと高いセットを頼めば良かったのかも。これなら信州新町のジンギスカン街道にあるむさしやの方が段違いに美味しい。

店名 ながぬま温泉 ジンギスカンコーナー
電話 0123-88-2408
住所 北海道夕張郡長沼町東6線北4番地 物産館2F
営業時間 [夏季]11:00〜20:00(L.O.19:30) [冬季]11:00〜19:00(L.O.18:30)
定休日 無休  

軟弱者のスキー日記

朝の天気はこんな感じ。



太陽が出ているなら滑らなくては。ということで、朝一からゲレンデへ。












動画も撮影。






快適に7、8本滑って休憩。



休みが終わって出てきたら、こんな天気。






ということで、本日のスキーは終了となりました(笑)。


  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)スキー││編集

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かもい岳温泉の朝食2
















説明がずれちゃっているのはご容赦。今日も美味しい。




ごちそうさまでした。  
Posted by buu2 at 09:52Comments(0)北海道││編集

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2018年02月24日

かもい岳温泉の夕食

今日はエゾジカ肉をワインで楽しむ会だった。



















すっかりおなかいっぱいになったので、あとは部屋でカーリング観戦。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)北海道││編集

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今日のスキー

せっかくGoPro持ってるんだから、使わないと。



って、使ったら、途中で電池が切れた(苦笑)。  
Posted by buu2 at 11:00Comments(0)スキー││編集

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かもい岳温泉の朝食

かもい岳温泉の最大の売りは、この朝食。







ずっと食べていたい。なお、テッド・リゲティのご両親と一緒でした。平昌を観戦して、帰りに立ち寄ったらしい。  
Posted by buu2 at 09:28Comments(0)北海道││編集

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2018年02月23日

今日のとりよし

砂川で後発隊と現地集合だったので、もちろん待ち合わせはとりよしである。
















安定のおいしさ。

なお、外はこんな感じ。




  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)グルメ−焼き鳥││編集

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笑飛巣(エビス)

砂川は最近はポークチャップの街らしい。ポークチャップを提供している店が10軒以上ある。どうしてそんなにポークチャップが好きなんだろうと不思議に思いつつ、評価の高い笑飛巣というカフェに行ってみた。







でかい。でかすぎる。ということで、二人でシェアすることに。

待ち時間が長いので、ケーキ。



そして、これ。






おお、悪くない。二人でシェアするなら飽きて来ない。一人だったら飽きるだろうけど。ご飯がいけてないのは北海道ならではか。どちらかといえばまずい部類。

食べ盛りの高校生には良いかもしれない。

店名 笑飛巣 (エビス)
電話 0125-74-5868
住所 北海道砂川市東7条南8-1-10
営業時間 11:00〜17:00
定休日 水曜日  

五輪に見るド下手なフィギュア解説

フィギュアの解説って、最近の日本の放送ではジャンプの名前を馬鹿の一つ覚えみたいに連呼しているんだけど、本当に耳障り。フィギュアって、どこの国でもこういう間抜けな解説をしているのかな、と思って米国の放送を確認してみたら、そんなことはなかった。どうやら、日本オリジナルらしい。あれって、解説じゃなくて実況だよ。

つまらない解説しかできない解説者にはさっさと引退してもらって、もっと楽しめるコメントをしてくれる解説者に代わって欲しい。  
Posted by buu2 at 15:26Comments(0)スポーツ││編集

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鷹の爪

千歳空港に到着したので、まずはラーメンを1杯。食べたのは「鷹の爪」という店。以下、評価。




名称:鷹の爪
種類:北海道
場所:新千歳空港
注文:醤油らーめん
評価:5/ABC
2018.2.23
コメント:麺は細めでほぼストレート。ラードでちょっと邪魔されるところは否定できないのだが、なんとかスープとの一体感を作り出している。

スープは豚骨ベースのしょうゆ味。ラードが多めでちょっと味がボケ気味だけど、美味しい。テーブルの上にある鷹の爪を投入すると、いい具合にピリ辛になる。

チャーシューはそれほど美味しくないので、トッピングまでする必要はないだろう。

点数としては5点だが、決して悪くない。

店名 らーめん鷹の爪 新千歳空港店
電話 0123-46-2099
住所 北海道千歳市美々987-22 新千歳空港国内線旅客ターミナルビル 3F
営業時間 10:00〜21:00
定休日 無休

  

羽田 > 千歳

日本へ着いたばかりだけど、北海道へ。






















C-3PO



R2-D2









北海道も暖かい。気温マイナス3度らしい。DCで連日マイナス20度を経験してきたので、なんともない。




  
Posted by buu2 at 11:00Comments(0)日記││編集

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HISAYO'S INN

羽田発千歳便の時間が早く、荷物をたくさん持っているとラッシュアワーの満員電車に乗るのも辛いので、羽田空港近くのゲストハウス「HISAYO'S INN」に泊まってみた。

女性オーナーらしい細かい気配りに溢れた宿泊施設である。部屋もトイレも清潔で、部屋には国貞や北斎の浮世絵が飾ってある。







DRAGON BALLも完備。布団の寝心地も良い。オーナーは米国生活の経験があるそうなので、外国からのお客さんには最適だろう。




そばにはコンビニ、焼き鳥屋、ラーメン屋、定食屋があり、夜遅くの到着でも困らない。駅からは徒歩5分で、段差が一つもないので、大きな荷物でも安心。京急での羽田空港へのアプローチも良い。

北海道でスキーを楽しみたい人にはもちろん、東京五輪を見に来る人にも、内外問わずお勧めできる。




https://www.hisayos-inn.jp/  
Posted by buu2 at 08:00Comments(0)東京││編集

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2018年02月22日

第1駐車場の立場

誤植ではないけれど、「満車の際は第1駐車場をご利用ください」では第1のメンツが立たない。




とりあえず、お見舞い完了。相手はほとんど寝ていた(笑)。  
Posted by buu2 at 18:00Comments(0)日記││編集

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平昌五輪で空前絶後の偉業

戦った選手たちにはそれぞれにドラマがあって、金メダルを獲る戦いをする選手もいれば、参加することに意義のある選手もいた。本来、それぞれに優劣をつけるべきではないのだろうが、おそらく空前絶後の偉業があったことは覚えておくべきだろう。それは、スノボパラレル大回転とアルペンスーパーGで金メダルを獲ったチェコのエステル・レデツカ選手である。

スキーやスノボについて詳しくない人のためにたとえると、羽生結弦選手がスピードスケート500メートルとフィギュア男子個人で同時に金メダルを獲るようなものだ。ゲレンデを滑り降りるという点は同じだが、使い方は全く異なる。

両種目で代表になるだけでも凄いというか、信じられないのだが、金メダルなのだから尋常ではない。大谷選手の二刀流でいえば、メジャーで打撃三冠王(ホームラン、打点、打率)になって、投手でも三冠王(防御率、勝利数、奪三振数)になるようなものだ。

日本人は、アルペンスキーでメダルを獲ったのは後にも先にも猪谷千春選手の銀メダルのみ。スノーボードは最近できた種目なので簡単には比較できないのだが、竹内智香選手がパラレル大回転で銀メダルを獲っている。つまり、日本人が一度も獲っていない金メダルを、同時に二つ獲ってしまったのである。

信じられない。  
Posted by buu2 at 08:43Comments(0)スポーツ││編集

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2018年02月21日

IAD > NRT その2

日付変更線をまたいだあとの食事






うーーーむ。





到着

  
Posted by buu2 at 17:00Comments(0)日記││編集

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2018年02月20日

IAD > NRT その1

年度末なので、日本へ。

相変わらず閑散としている朝のダレス国際空港












相変わらず閑散としているルフトハンザのラウンジ



美味しいのはパイナップル









快適なプレミアムエコノミー



最初の機内食はGOODマーク付きの鰆。確かに、悪くはない。機内食としては。







  
Posted by buu2 at 15:00Comments(0)日記││編集

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殊能将之 未発表短編集


僕が、出版されるほぼ全ての小説を読んでいる数少ない作家の一人が殊能将之である。ただ、初版でこの作家の作品を読むのはこれが最後だと思う。なぜなら、殊能氏は、5年前に




というつぶやきを最後に、この世を去ってしまったからだ。この本は、彼の死後、段ボール箱の中から発掘された未発表短編小説を集めたものである。

「犬がこわい」「鬼ごっこ」「精霊もどし」の3編と、ハサミ男の秘密の日記」の合計4作が収録されている。どれも簡単に読み終わるので、殊能氏の作風を簡単に感じることができるだろう。豊富なミステリーに関する知識をベースにして、読者の期待と予想の上を行こうとする彼の企みが伝わってくる。面白いとか、面白くないとかではなく、彼の逝去が本当に惜しまれる。「精霊もどし」の秘術が欲しくなる。  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)読書││編集

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2018年02月19日

真似したくない「you know」と「なんだろう」

ネイティブはもちろん、こちらでの生活が長い日本人も時々使う「you know」という言葉がある。日本語でいうと「えーーと」みたいな感じで、文語ではほとんど登場しないのだが、日常会話では頻繁に耳にする。このyou knowに対する有識者の見識はこんな感じ。




かっこいいと勘違いして真似しない限り身につくことはないので、英語学習者は真似しない方がいい。

こういう、真似しない方が良い表現は日本語にもあって、最近特に気になるのが「なんだろう」というフレーズ。マツコ・デラックスがこれを多用していることに気がついたのはだいぶ前だけど、最近はレギュラーでマツコと共演している若林史江にも感染した。日本語の場合、知らず知らずに感染するので、日本人は気をつけた方が良い。行儀が悪いということはないけれど、オリジナル(この場合はマツコ)はそれほど気にならないのに、感染者はコピーということもあるのか、頭が悪く見えてしまう。

#もちろん、マツコも誰かから影響を受けたんだろうけれど。

なお、羽生善治竜王の「ま、」の連発もインタビューを聞いているとかなり気になるのだが、すでに藤井6段に感染しているのが残念である。口癖は、頻繁に接しているとどうしても移ってしまうのかもしれない。  
Posted by buu2 at 23:52Comments(0)英語学習││編集

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Hard Rock Cafe Washington,D.C. 2018 pins

ハード・ロック・カフェ ワシントンDC店に行ってみたら、新しい桜のピンを売っていたので、2種類買ってみた。





  
Posted by buu2 at 06:11Comments(0)ピンズ││編集

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2018年02月18日

漆芸 よした華正工房 浜千鳥

量産タイプな感じだけど、千鳥は好きなので購入。金沢東茶屋街にある東山ギャラリーエッジにて、6480円。




















  
Posted by buu2 at 15:59Comments(0)コレクション││編集

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2018年02月17日

最低賃金が米国並みにアップすると、日本の社会はどう変わるのか

ヨミドクターにこんな記事が掲載された。

データで見る「共働き社会」…妻にのしかかる家事・育児、夫の年収は減少激しく
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180217-00010000-yomidr-soci

「少子高齢化社会の日本においては、共働き社会の構築が大切」という内容で、この内容に異を唱えるつもりはないのだが、共働き社会の構築と非常に相性が悪いのが最近良く耳にする最低賃金のアップである。「え?」と思う人も多いかもしれない。

去年、最低賃金のアップを声高に訴えるデモのニュースを目にした。

「最低賃金、時給1500円なら夢ある」若者らデモ
https://www.asahi.com/articles/ASK4H46FSK4HUTIL00T.html

彼らの主張はもっともなように見える。しかし、この主張は自分たちの首を絞めかねないし、少子高齢化社会の日本にとっては大きなダメージを与えかねない。なぜそうなるのかについてこのブログでは時々書いてきたのだが、もう一度まとめておく。

最低賃金のアップを主張することの落とし穴は、「自分の給料がアップするだけではない」ということだ。世の中の遍く全ての労働者の賃金がアップする。ちょうど米国がそういう社会なので(最低賃金が時給15ドル〜18ドル)、世の中がどう変わるか、参考になるだろう。

最低賃金が上昇するということは、単純労働の単価が上がるということなので、そういった労働に依存するサービスの料金が上昇する。

まず、飲食店のスタッフの人件費が上昇するので、飲食店の価格がアップする。ワシントンDCでは、ラーメン一杯15ドルが相場である。おそらく、吉野家や松屋といったお手軽な定食屋は、料金が倍近くになるか、業態が変わるだろう(自動化、セルフサービス化など)。外食産業は、軒並み価格がアップすると予想される。

次にコンビニなどの24時間営業店である。これらの業態維持も困難になるだろう。今は客が少なくても、スタッフの数を絞ることによってなんとか採算を維持できているようだが、最低賃金がアップすると、負担が大きすぎる。歌舞伎町のど真ん中など、特殊な環境にある店以外は、24時間営業の維持は困難になるだろう。ワシントンDCの郊外だと、24時間営業の店はほとんど存在しない。

今後の日本で影響が大きくなりそうなのが育児のコスト、保育料である。時給1800円として、1日8時間、月に22日働いてもらえば、その費用は単純計算で31万6800円である。時間を半分に減らす努力をしても、月額15万円を超える。ちなみにニューヨークやワシントンDCでの保育料は、子供ひとりあたり月額20万円が相場である。

この他にも、人の手によるサービス業は軒並み価格がアップするだろう。たとえば介護などもその一つである。それらをひとまとめにして表現するなら、「金持ちは面倒なことを他人に任せて楽をして、貧乏人は自分でできることは全部自分でやる社会」である。スーパーで食材を買ってきて自分で調理して、子供がいれば自分でその面倒を見るなら、高コストの影響はない。

また、見逃せないのが、自動化である。人件費が高いなら、可能な限りマンパワーを機械に置き換えてしまおう、という判断があって当たり前である。したがって、最低賃金に近いところでの雇用はどんどん減少していくだろう。

最低賃金をアップさせろという主張そのものに反対する気はないのだが、主張している側に「コンビニがなく、ラーメン一杯1500円が当たり前で、子供を持てば一人当たり月額20万円かかり、老後に向けてきちんと貯蓄しておかなくてはならない社会」のイメージがあるのかはやや疑問なのだ。

そして、もちろん、共働き家庭の家計も直撃することになる。弊社の営業部長の姉がニューヨークで暮らしているのだが、共働きの彼女も「2人いる子供の保育費用で収入のほとんどが消えていく。何のために働いているのかわからない」と嘆いている。子供が2人いる共働き家族では、妻が50万円を稼いでも、保育料で40万円が消える。税金のことを考えると、マイナスになりかねない。それなら働かない方がマシなのだが、仕事をやめてしまうと、復帰したいと思ったときに、仕事が得られる保証がない。

全く別の話だが、先日、「米国の景気が回復したという数値データをもとにして米国の企業が従業員の給与をアップした」というニュースを読んで、「米国はすぐにこうやって反応するのに、日本はなぜベースアップに応じないのだ」というつぶやきをTwitterで見かけた。理由は簡単で、米国は解雇規制が緩いから、経営が難しくなれば解雇すれば対応できるところ、日本ではそれが難しいから、容易にベースアップに応じることができないのである。

物事は複雑に相関しあっていて、一つのところに外力を加えて変化させれば、それに合わせて様々な要素が姿を変えて、全体としてバランスを取る。最低賃金を1.5倍、あるいは2倍に増やすとすれば、その影響は小さくない。幸いにして、米国は一足先にそういう社会を選んでいるので、きちんと米国の現状を観察して、本当にそれで良いのか、きちんと考えておく必要がある。賃金がアップしてから、「賃金が上がったのに、暮らしは全然楽にならず、むしろ不便になった」と言っても、後の祭りである。

最低賃金は現状維持で、と言いたいわけではない。仮に、最低賃金を大きくアップさせた場合、どんな社会になるのか、そのイメージをきちんと持って主張して欲しいと思うし、それを支持するなら、同じように未来図を共有しておいて欲しい。その上での選択なら、それはそれで一つの見識である。  
Posted by buu2 at 13:12Comments(0)ニュース││編集

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2018年02月16日

King of Winnie the Poohs

セルビアのお姉さんとネットで会話していたら、羽生結弦は「プーさんたちの王」(King of Winnie the Poohs)と呼ばれていると教えてもらった。すごい。将来、フィギュア・スケーターを引退することがあっても、プーさんたちの王は永遠だ。

Why Winnie the Pooh is skater Yuzuru Hanyu's lucky charm
https://www.cnn.com/2018/02/16/sport/yuzuru-hanyu-winnie-the-pooh/index.html

なお、報道によると、このプーさんたちはPyeongchangとGangneungの子供達に寄付されるらしい。もらった子供達が羽生結弦とプーさんのファンになり、雨は豪雨になるかもしれない。  
Posted by buu2 at 13:21Comments(0)スポーツ││編集

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2018年02月15日

またもや銃の乱射事件

フロリダの学校で銃が乱射され、20人近い犠牲者が出たらしい。

米フロリダ州の高校で元生徒が銃乱射、17人死亡
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180215-00000032-reut-n_ame

NBCは朝からこの事件を取り上げて、何度もスマホで撮ったと思われる銃撃時の動画を放映しているし、討論番組も放映されている。声を出す人間たちの多くは銃の規制を呼びかけているが、政治家たちは動かない。

食文化と銃については、米国の周回遅れっぷりは凄まじいものがある。「危険なところに行かなければ良い」のは確かだし、人が大勢集まる場所はどこでも金属探知機による持ち物検査が行われているのだが、それにしても、もうちょっとなんとかならないものだろうか。  
Posted by buu2 at 22:47Comments(0)ニュース││編集

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2018年02月13日

Sex and the City season1

セックス・アンド・ザ・シティのシーズン1を一気見してみた。



特に女性に支持者が多いこのシリーズだけど、男が見るとそれほど面白くないってことなのかなぁ。僕には、それほど面白くなかった。会話は部分的には楽しいのだが、全体としてみると、ちょっと間延びする。あと、日本人には理解できない英語の面白い言い回しが含まれていそう。この辺はネイティブでないと十分に楽しめないだろう。

英語の発音の練習に使うべきか。スラングばかり身についてしまい失敗しそうな気もする。  
Posted by buu2 at 22:55Comments(0)DVD││編集

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バレンタイン・デーに贈る花

米国人は何かというと花を贈るのが大好きで、花屋はいつもそこそこ繁盛している。今日はバレンタインデー前日ということで、ホール・フーズ・マーケットの花売り場は普段に増して花が多かったのだが、そこで幅をきかせていたのが紫陽花である(多分)。日本だと梅雨時に咲くし、鎌倉などの寺にいっぱいあるので、なんかお祝い事には向かないイメージだが、米国人は普通に贈るらしい。


  
Posted by buu2 at 19:05Comments(0)日記││編集

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2018年02月12日

たまには誤植ネタでも

このブログは一時期誤植発見で楽しむブログだったので、今でもテレビを見ているとついつい誤植に反応してしまう。




どこのテレビ局かは知らないけど、民放キー局のどこかだと思う。  
Posted by buu2 at 18:53Comments(2)誤植││編集

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2018年02月11日

今日のAbsolute Thai

ワシントンD.C.界隈では二番目に美味しいかな、と思っているAbsolute Thai。場所が良いから、利用頻度が増える。今日は春巻き、グリーンカレー、ジャングル(なんだろ、これ)を注文。辛いけど大丈夫?と聞かれたので全然平気と答えたのだが、その甲斐があったのか、いつもよりも辛い料理だった。いつもこうなら嬉しい。














  

2018年02月10日

Hard Rock Cafe Baltimoreのピンズ

交換でゲットしたピン






やっぱり、メリーランドといえばカニ



それと、バルチモアで作家活動を続け、埋葬されたエドガー・アラン・ポー

  
Posted by buu2 at 16:36Comments(0)ピンズ││編集

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2018年02月09日

Blue Jackets vs. Capitals NHL

せっかく家からすぐの場所にCapital One Arenaがあるので、キャピタルズ戦を観に行ってきた。







日本で観るサッカーと全く違うのは、場内が完全にホーム一色ということ。ざっと見た限りでは、Blue Jacketsのファンが見当たらなかった。Capitalsのゴールシーンでは当然場内は大盛り上がりだが、Blue Jacketsの得点では、何もなかったように過ぎ去って、本当に誰も喜んでいないのである。え?今、点が入ったんだよね???という感じ。これではアウェイチームは辛い。ホームだから別に良いけど。

全米ではNHLは人気低迷で困っているみたいだけど、キャピタルズはそこそこ強いので、試合のある日は地下鉄の中でも赤いゲームシャツを良く見かける。一枚買おうと思ったのだけれど、シーズン終盤だからなのか、主要選手の番号のシャツばかりで、断念。次のシーズンが始まったら買おうかな。  
Posted by buu2 at 22:30Comments(0)スポーツ││編集

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2018年02月08日

岡山県のバス事業に関して両備グループの対応が異常に気持ち悪い件

こんな記事が掲載された。

赤字31路線を一斉廃止へ バス会社、規制緩和に抗議
https://www.asahi.com/articles/ASL285SDXL28PTIL02B.html

非常に気持ちの悪い内容なのだが、日本ではそういう感覚では受け取られないのかもしれない。記事の概要は、『岡山県のバスの黒字路線に他社が参入申請をして、それを国が認可する方向で検討していたら、既存業者が「それなら赤字路線は廃止する」と表明した』というものである。

何が気持ち悪いって、両備グループという既存業者のやり口である。過疎地の住民の生活を人質にして、国に圧力をかけるというやり方がえげつない。規制緩和は当然の話で、市場性が高いなら、新規事業者はどんどん参入してくるべきだ。そして、そこへ客が取られそうになって、過疎地での事業継続が難しくなるなら、事業体がやるべきことは国への働きかけではなく、市場、すなわち利用者への働きかけである。「私たちの会社は、岡山県の多くの住民の生活を支えてきました。今後も、事業を継続できるように、割高ではあっても、当社のバスを利用してください」と主張するのであれば、何の違和感もない。向かう方向が国という点が気持ち悪い。これは、僕が経産省という規制緩和を旗印にしている役所で働いていたことや、自由主義社会の米国での暮らしが快適で仕方ないことにも起因しているのかもしれない。何しろ、交渉の行き先が国というのが筋悪である。おそらく、市場を信頼していないのだろう。「そんな主張をしても、結局安いバスを使うに違いない」と感じているのだと思う。

#実際、その可能性は小さくないと思うが。

このブログでは良く言及するのだが、シェイク・シャックというハンバーガー・チェーンが米国では人気である。ところが、シェイク・シャックのハンバーガーは、マクドとそう大差ない、大してうまくないハンバーガーを提供している。なぜ客がマクドではなくシェイク・シャックを選ぶのかと聞くと、「会社の雇用条件がとても良くて、社会に貢献しているから」という答えが返ってくる。市場が、会社の姿勢を評価しているのである。一方で、日本でもうまくもないシェイク・シャックに行列しているけれど、その理由は「米国ではやっているから」だろう。聞いてないけど。こうした点が、日米の社会の成熟度の差である。

こういう記事を読んで、「規制は緩和すべきではない」と考える人がいれば、いかにも村社会の人間という印象を持たざるを得ない。既得権者が優遇されて、新陳代謝のない社会には沈滞しかないし、お先は真っ暗なのだが、気がつかないのかも知れない。

#どうしても立ち行かないのであれば、公営化するという手もあるが、それはそれで時代に逆行している。ともあれ、多くの場面で、国の関与を減らしていくことが重要である。なぜなら、国の判断、あるいは官僚の判断は間違いが多いし、その上で間違いの責任を誰も取らないからである。

じゃぁ、岡山の交通事業に関して国交省の姿勢に全く問題がないかといえば、そんなこともない。タクシー業界の反対に屈してUberの参入の障壁になっているあたりは、ダブルスタンダードに感じられる。規制を緩和するなら、部分的ではなく一斉に緩和しないと、市場に歪みが生じる。って、これも、国に判断を任せた結果なのだが。

こういう話において僕のスタンスはマイノリティなので、日本が嫌になって今は米国で暮らしているのだけれど。

なお、冒頭の記事につけた僕のブコメはこれ。
規制緩和も、赤字路線廃止も、全部正しい。低料金業者の参入を認めないのは単に社会主義。対応して両備グループが撤退するのも当然。書き足りないからブログに書いた。
  
Posted by buu2 at 11:44Comments(13)ニュース││編集

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2018年02月07日

Hard Rock Cafe New Orleansのピンズ

ニュー・オーリンズの収穫。

  
Posted by buu2 at 14:11Comments(0)ピンズ││編集

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2018年02月06日

JOHN VISE DUEL SEED STUDIOS

ニュー・オーリンズは芸術家活動が活発で、あちこちで絵を売っているし、ギャラリーも多い。そんな環境なので、夜にアート・マーケットが開かれていたりする。そこで一番気に入ったのがJOHN VISEさんという作家さん。ブロンズで妖怪を作っている。たくさん並んでいたのだけれど、今回はこれを購入した。







フライパンの上にある目玉焼きがツボ。









とても面白いし、どこにおいてもアクセントになる。

オフィシャルサイトはこちら。
https://www.bronzebeasties.com  
Posted by buu2 at 13:09Comments(0)美術││編集

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2018年02月05日

バルチモアの本屋が壮絶かっこいい件

バルチモアのハード・ロック・カフェに遊びに来たんだけど、そのカフェのあるビルがすげぇかっこよくて驚いた。

まずは、建物の隣にある船。






さて、本題。もともとは発電所か何かだったらしい。カフェよりも、となりの本屋がすごい。

まず、ど真ん中に2本、でかい煙突みたいなものがある。












それで、それを囲むようにしてエスカレーターが配置されている。


















日本じゃちょっと考えられない本屋。  

2018年02月04日

BO BROOKS

友達のユキちゃんがジョージア州に引っ越してしまうので、お別れパーティでバルチモアのカニ屋さんに行ってみた。



有料駐車場のゲートの向こうにあるので、ちょっとわかりにくい。






メニューはこんな感じ。



牡蠣やカニのディップを食べていると、カニが登場。















この解体が難しいので、スタッフのお兄さんにお手本を見せてもらった。





まだ食べることができそうだったので、牡蠣を追加。



お腹いっぱい。

BO BROOKS
2780 Lighthouse Pt E
Baltimore, MD 21224
(410) 558-0202  

2018年02月03日

マルディ・グラのパレード

雨の中、パレード。











































すごい勢いで山車から首飾りを投げてくるので、小さい子供を連れたお母さんは怒っていた。悪気はないと思うんだけど、かなりの数をばらまかないとなので、どうしても雑になるよね。

最後まで見ていたかったのだが、飛行機の時間があるので、1時間30分ほど楽しんで、後ろ髪を引かれる思いで会場をあとにした。  
Posted by buu2 at 16:30Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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Weeping Angel を巡る冒険

ことの発端は、ニュー・オーリンズ到着日に見つけた、フレンチ・マーケットの入り口近くで写真を売っているおじさんだった。彼はニュー・オーリンズの風景を写真に撮って、簡易パネルにして販売している写真家だった。その中に、なんとも味のある彫刻の写真があった。どうやら、天使が机に伏して泣いているような像だ。しかし、それが何の像なのか、どこにあるのかはわからなかった。

その場はさっと通り過ぎたのだが、夜になって食事をしていると、どうも気になる。そこで、google様に聞いてみた。すると、さすがはgoogle様、「new orleans angel」あたりで画像検索をしてみて、ほぼ同じ構図の写真を発見した。タイトルはWeeping Angel。日本語にすれば「嘆きの天使」「嘆く天使」あたりだろうか。しかし、日本語でこの彫刻を取り上げた記事はほとんど見当たらない。おそらく、誰も知らない、観光ガイドにも載っていないような彫刻なのだろう。ちょっと不思議だったのは、彫刻を写した写真の構図がほとんど同じで、3種類ぐらいしか見つからなかったことだ。

場所は、カナル通りのトラムを終点まで行ったところにある墓地の中で、誰かのお墓の墓石のようだ。今回の行程の中に導入するにはちょっと時間がない。また、墓地まで行ってみたところで、中に入れる保証もない。情報が足りなすぎて、2泊3日の行程に入れ込むのには無理があると思った。そこで、写真だけでも買っておこうと思い、最終日の午前中におじさんのところへ行って、20ドルほどのパネルを一枚購入した。

それから市場や街中を散歩して、昼ご飯を食べて、予定していた場所へ行こうとしたのだが、今日は午後からパレードがあるらしく、乗るつもりでいたトラムが運休になっていた。僕は早めにランチを食べて、その後で郊外の町並みを見て歩き、それからフレンチ・クオーターに戻ってパレードを1時間ほど見て、Uberで空港へ向かう予定でいた。しかし、予定外にトラムが運休になってしまい、3時間ほど、やることがなくなってしまった。

いつもなら、こういう時はスタバに行って、充電しながらうだうだするところなのだが、今日はちょっと事情が違う。せっかく時間が余ったのなら、やはりあのWeeping Angelを見にいくべきだろう。墓地に入れなければ、それはそれで仕方ない。スタバでうだうだしているよりはよっぽど生産的である。

そこで、フレンチ・クオーターの外側まで歩き、運行しているカナル通り沿いのトラムに乗った。



フレンチ・クオーター内は運休だったため、駅には折り返し運転のトラムが山ほど停まっていて、待ち時間もほとんどなく快適だった。



終点に着くと、客は僕以外には東欧から来たように見える長身のカップルだけだった。彼らはトラムから降りると、スマホを取り出してキョロキョロしている。多分、目的地は同じだろう。そう思いながら、僕はgoogle Mapが指し示す方向へと歩き出した。数百メートルあるいて、太い道を渡った先に、METAIRIE CEMETERYがあった。



幸い、入場制限などは行われていないようだ。しかし、平日の墓地なので、案内人などは不在である。ちょっと後ろを見てみると、さっきのカップルも20メートルほど後ろを歩いて来ていた。

さて、このだだっ広い墓地の中で、どうやってWeeping Angelを探したらいいんだろう、と思いつつ、google Mapを開いてみると、なんと、写真スポットマークがあって、「ここだよ」と提示してくれている。さすが、google様である。件のカップルは見当違いの方向へと歩いて行ってしまった。

そして、google様が示す場所へ。



他の建物と全く同じ、何の変哲も無い建物である。google様がここと言ってくれなければ、絶対に見つけることはできない。

墓に近づいて、鍵のかかった扉の窓から覗くと、確かに、そこにはあの天使がいた。



しかし、墓の中には入れない。厳重に施錠されている。この角度からしかみることができないようだ。仕方なく、そのアングルから何枚か写真を撮った。撮り終わった頃に、例のカップルがやってきた。こういう要領の良さは、日本人はそうそう他国の人には負けないものだ。

笑顔で、「ここから見えますよ」と余裕をかまして、ぐるっと周囲を見て回ることにした。そこで見つけたのが、ステンドグラスの破損である。少々分かりにくいが、右の上に割れた部分がある。ここから覗くと、まさに、あのおじさんが売っていた写真の構図になるのだ。



この穴に一眼レフのカメラを突っ込むのは無理だが、スマホならいける。僕は、iPhoneを落とさないように注意して、その穴からiPhoneを中に入れた。残念ながら、モニターはステンドグラスの向こう側なので、何が写っているかはわからない。そういう状態で、10枚ほど、色々角度を変えてシャッターを切った。なるほど、この状況では、いろいろな構図で写真を撮るのは、部外者には不可能である。

これが、僕が撮った写真である。



撮り終えた頃には雨が降り出していた。コートの襟を立てて、僕はトラムの駅に向かった。風が強く、指先は冷えていたけれど、今回の旅行で一番の冒険を終えてとても満足していた。埋葬されている人を嘆いている天使には、ちょっと申し訳なかったのだが。



なお、買ったパネルはこれ。

  
Posted by buu2 at 14:00Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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Felix’s Restaurant & Oyster Bar

最終日のランチ。すなわち、ニュー・オーリンズで最後の食事はFelix’s Restaurant & Oyster Barというシーフードレストラン。結局、ニュー・オーリンズでは魚類と甲殻類と爬虫類しか食べなかった。







なお、店内のテレビではマッケンローが何かの大会の決勝戦を戦っている。



注文したのは牡蠣と郷土料理。















どれも普通に美味しい。例によって生牡蠣は大味だけど、この店はホースラディッシュが大量に提供されているので、好きなようにアレンジできるので、あまり関係ない。

マッケンローは負けたようだ。残念。




Felix’s Restaurant & Oyster Bar
739 Iberville St
New Orleans, LA 70130
(504) 522-4440  
Posted by buu2 at 12:30Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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ニューオーリンズの朝 パート2

大騒ぎの夜も無事開けて、昨日と同じ朝ごはん。






街に出てみると、昨日の人混みが嘘のよう。しかし、残骸はあるから、嘘ではない。






毎朝、こうやって掃除をしてくれる人がいる。雇用も創出しているようだ。



早朝に清掃車が繰り出して一気に洗浄するらしく、道路は水浸しである。






早朝は、マーケットも人影まばら。












それでも、大道芸は始まっている。



二日酔いの客を乗せて走る馬車。



可愛いパトカー。



昨日の残りを投げているお姉さんたち。







  
Posted by buu2 at 11:30Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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2018年02月02日

ニュー・オーリンズ マルディ・グラ

今、ニュー・オーリンズはマルディ・グラというお祭りの真っ最中。やってきたのは繁華街として有名なバーボン通り。両側にはバーや怪しい店、ホテルなどが立ち並んでいる。そして、22時を過ぎると馬鹿騒ぎが始まるのだ。










バーやホテルのバルコニーには、ビーズで作った首飾りを手にした男女が大量に並んでいる。そして、バーボン通りを歩いている人に、服を脱げ、おっぱいを見せろと要求する。













下にいる人は、バルコニーの人たちに首飾りをくれと要求する。ただこれだけなのだが、結構な頻度で若い女性から中年女性までがシャツをまくりあげておっぱいを見せてしまう。すると、バルコニーの観客は大喜びで首飾りを道路に投げ込むのである。





































写真じゃ雰囲気伝わらないかもなので、動画もどうぞ。


バルコニーのお姉さんが「おっぱい見せろ」とジェスチャーしている(笑)。

さすがにおっぱいぺろーんの写真をここに載せるわけにはいかないので、見たい人はニュー・オーリンズへどうぞ。

え???どうしても見たい?????そういう人は、オススメはしないけれど、こちらへどうぞ。

秘密の画像(変なサイトへは飛びませんが、閲覧はお勧めしません。あと、未成年はクリックしたらダメです、ゼッタイ)  
Posted by buu2 at 23:30Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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Royal House

ニュー・オーリンズに到着してからというもの、朝食を除くとほとんど全てシーフードである。結構お腹にたまるのだが、胃への負担は軽いようで、ドイツに行った時のような「もう結構」という状態にはならない。

ドイツは、塩分の強い肉料理とビールの連続攻撃で、すぐに胃腸をやられた。

さて、今日の夕食はRoyal Houseというオイスター・バー。






















店の中はこんな感じ。



とりあえず、水とブラッディ・マリー。






アルコールは少量でも体に悪いという論文を読んでから、アルコールの摂取はかなり控えている。今回は、ビール一杯と、これがアルコールの二杯目。

そして、カキ。









正直なところ、他の店との味の違いは良くわからない。しかし、北米で良く見かけるこぶりな牡蠣と違い、大きくて食べでがある。厚岸あたりの牡蠣と違って濃厚なミルクのような味わいは希薄で、かなり淡白だが、牡蠣の美味しさを味わうことができる。

あとは、牡蠣やエビの料理。









この店のクレオール料理は他の店よりもスパイスが効いていて、インド料理みたいで食べやすかった。

Royal House
441 Royal St
New Orleans, LA 70130
(504) 528-2601  
Posted by buu2 at 22:00Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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Night in New Orleans

ニュー・オーリンズは眠らない街として有名。なので、夜の街に繰り出してみる。

まずは、コートヤード・ホテルを出発。誰も泳いでいない。



この辺は、割と静か。






アートフェアをやっていたので、ざっと眺めて見て回る。






ちょっと離れたところにもうひとつ、アートを見ることができる広場があるらしく、そちらへも行ってみることに。






ガラクタなのか、アートなのか。



到着したら、やってなかった。壁に絵を描いてあったので、それを楽しむだけ。












さっきの広場へ戻ることにした。

閉店したカフェ。



到着。















若手アーティストの作品をひとつゲットして、散歩を継続。
























なかなか楽しい。  
Posted by buu2 at 21:30Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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Cajun Encounters Swamp Tours

ルイジアナに来たら、やっぱりワニを見ておく必要がある。ということで、コートヤードホテルまでバスで迎えに来てくれる「Cajun Encounters Swamp Tours」を予約してみた。ホテルまで迎えに来てくれるのはとてもありがたく、あとはバスに1時間ほど乗っていると現地に到着。途中、右も左も海という、ちょっと珍しい光景を体験した。

ゲストハウスの中ではおじさんが手の上にワニの子供を乗せて、みんなに見せて回っている。このおじさんが相当手馴れていて侮れない。客を喜ばせる術を持っていて、客たちはいいように弄ばれている(苦笑)。




ゲストハウスの下には野良猫が数匹いて、それをからかうヒョウがいた。



さて、ツアー開始。20人乗りぐらいのボートに乗って、ミシシッピー川を行ったり来たりする。



結構寒い。



巻貝の卵が産み付けられている。






そして、いよいよ現れたのはワニならぬ豚。野ブタらしい。



俺が見に来たのは豚じゃねぇぞ、と思っていたのだが、他の客は大喜び。おいおい、豚だぞ、それは。






ミシシッピー川は、泥水である。






川に住んでいる人たち。楽しいのかなぁ。






猟犬を乗せたボート。



良く見ると、船の後ろに積んでいるのは野ブタ。もちろん、死んでいる。狩られてしまったようだ。こちらは鶏。



ワニがいないので、鶏でも大喜びする客。だめだ、騙されるな。



そうこうしているうちにツアー終了間近。結局、ワニは見当たらず。最後に意味不明に遠回りするのでどこへ行くのかと思ったら、船頭さんが「あ、あそこに鳥が!!」と指差す。



これ、フェイクじゃないか????

ここでツアー終了。結局ワニは見当たらず。仕方ないので、ゲストハウスに群がっている野良猫の写真をとって我慢することに。


















今回のベストショットはこれ。
IMG_1764
  
Posted by buu2 at 17:00Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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Oceana Grill

ランチはシーフードの人気店、OCEANAで。
















食事はいつもと同じく、アリゲーター、エビ、ナマズ(cat fish)、カキなど。


















揚げ物が多いので、腹持ちがする。一日で一番豪勢に食べることができるのがランチである。ロックフェラー系のカキの料理はここが一番美味しいかもしれない。




Oceana Grill
739 Conti St
New Orleans, LA 70130
(504) 525-6002  
Posted by buu2 at 13:33Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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フレンチ・マーケットとその周辺

New Orleans Courtyard Hotelで朝食。米国のB&Bに良く置いてあるワッフル製造機で、自分で焼く。といっても、ほぼ全自動である。






朝食を食べ終わってから、街を見ながらフレンチ・マーケットへ。






タバスコ系の辛味調味料が異常に充実していて面白い。米国人には辛いのが苦手な人が多いのに。






朝早かったので、マーケットはまだ人があまりいない。



店も準備中のところが多い。朝の7時にオープンしているのだが、稼働を始めるのは10時ごろからの様子。






ざっと見て回ったのだが、準備中の店ばかりだったので、周囲を散策してみることにした。



見つけたホット・ソース・バー。















試して舐めてみることができるのだが、自己責任で。確かに、びっくりするほど辛いのもあった。




街中は、あちこちでジャズの演奏が行われている。






米国の観光地でよく見かけるセグウェイ。







  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)米国 ルイジアナ││編集

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