2018年12月31日

ゴールデン・サークル ツアー

今日は1日でゴールデン・サークル・ツアーに参加してみた。ゴールデンサークルとは、レイキャヴィークのすぐそばにある断層地帯、滝、間欠泉などの集積地である。太陽が出ている時間は4時間程度なので、バスで効率よく周る必要がある。

当日の天気はあいにくの吹雪。途中から冷たい雨に変わったのだが、これはむしろ不都合。冷たい風雨にさらされて滝をみたり、間欠泉が吹き出すのを待ちわびたり、「バスは断層の向こうで待っているので、北米プレートとユーラシアプレートの間を徒歩で楽しんでください」と言われても、「早くバスに戻りたい」という感想しかない。

これは、一番最初に立ち寄った大聖堂。









こちらは、でかい滝。でも、とにかく寒くて、滝を楽しむ余裕はなかった。



途中で立ち寄ったドライブインのレストラン。












ツナサンドと羊のスープがなかなか美味。

これはユーラシアプレートと、北米プレートの隙間。ここから池面がもりもり出てくるので、プレートの裂け目は年々広がっているらしい。天気が良ければ絶景なのかもしれない。今日は寒いだけ。















ゴールデン・サークルは、夏か、冬なら晴天の日に周るに限る。冬の雨天は最悪である。  

Posted by buu2 at 23:29Comments(0)アイスランド││編集

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2018年12月30日

氷河、初体験

スキーをやっていると時々「ヨーロッパに行って氷河で練習してきた」という話を聞くのだが、見たことがなかったので、「それって、立山の雪渓とか、万年雪とは何が違うの?」と思っていた。アイスランドにはたくさんの氷河があるようなので、せっかくだから見に行ってみた。

まず、氷河の川下へ。海に注ぐところは、すでに川になっている。




氷河が川に突入するあたりは氷水のようだ。












で、その川が海に注いでいる部分の海岸はこんな感じで氷の塊がゴロゴロしている。













さて、いざ、氷河へ。まずは足元を固める。



そして、氷河の上へ。













このツアーでは、氷河の下へ突入することもできる。





















こりゃすげぇ。本当に氷の川だよ。  
Posted by buu2 at 17:00Comments(2)アイスランド││編集

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アイスランドでオーロラ初体験

最初にオーロラを知ったのは連続テレビドラマの日本沈没で、京都が沈む時に京都上空にパイプオルガンの音とともにオーロラが現れたような気がする。かれこれ45年ぐらい前の話なので、正確ではないのだが。

テレビでは何度か見ていたけれど、今まで実物を見たことはなかった。厳密に言えば、飛行機の窓越しに見たことは数回あるのだが、あれはそれほど面白いものでもない。やはり、ガラス越しではなく、生で見てみたいものだ。

ということで、オーロラを見にアイスランドまで来たのだが、ここはワシントンDCからは、日本からに比較すれば格段に近くて便利な立地である。とはいえ、「じゃぁ、ちょっと行ってくるか」という距離でもない。これでオーロラを見ることができないとショックが大きいので、レイキャヴィーク周辺の観測ツアーは避けて、観測可能性の高い東部へ行くことにした。バスで5時間ほどの行程だが、DCとニューヨークを頻繁に行き来しているので全く問題ない。

ホテルに到着すると、「この近所で観測できるから、好きな時に好きなだけみてくれ。明日は11時チェックアウトだから、それだけ守ってくれ」とのこと。ということで、早速夜空にカメラを向けると、すでにオーロラがでている。食事している場合ではない。早速カメラを3台、三脚2台を持って、ホテルの裏へ向かった。

みんな油断しているようで、誰もいない。おかげで場所取りも好き放題である。現場の地形がさっぱりわからないのはちょっと不安だったのだが、湖(?)沿いに自転車道路のような道があったので、一番暗いところを見つけてポジショニング。北のほうに向けてシャッターを切ってみた。

すげぇ、もうオーロラ満開である。

ということで、ピント、絞り、ISO、シャッタースピードを調整しながら、適正な条件を見つけて撮影しまくった。
















オーロラ、すげぇ。撮影も超楽しい。

20時、22時、0時、2時、4時と2時間おきに撮ってみたけれど、22時が最高潮だったようだ。なお、ニコン850、リコーGR、オリンパスTOUGH TG-4、iPhone 6Sなどで試してみたけれど、写りの良さはここに書いた順。リコーまでなら十分に鑑賞に耐える。逆にiPhoneだとかなり苦しい。  
Posted by buu2 at 04:30Comments(0)アイスランド││編集

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2018年12月29日

Black-Sand Beach

火山性の島なので、地形が面白い。










結構な荒波で、ときどきざっぱーんと馬鹿でかい波がくる。見ていたら、中国人の若い女性がふたり、下半身ずぶぬれになって大笑いしていた。寒いのももちろんだけど、波に足をさらわれたら死ぬぞ。無知というのは恐ろしい。  
Posted by buu2 at 15:30Comments(0)アイスランド││編集

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スコゥガフォス(滝)

次の滝はスコゥガフォスの滝。










滝の横に登山道があって、落ち口まで登ることができる。ガイドさんが与えてくれた時間は30分。もちろん登った。




そこそこの数の観光客が頑張ってる。「登っても大したことないよ」と言ってあげたかった。


  
Posted by buu2 at 14:00Comments(0)アイスランド││編集

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セリャランズフォス滝

アイスランドの地形って面白くて、ゼリーやプリンを皿に乗っけたような山が多い。その山がそこそこの高度があって、雪が積もるせいか、かなりの水量のある滝があちこちにある。この滝もそんな滝の一つ。裏まで行けるのが特徴。



















  
Posted by buu2 at 13:00Comments(0)アイスランド││編集

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2018年12月28日

SEABARON

宿から歩いて5分ほどのところにあるシーフードレストラン、SEABARONに行ってみた。

ショウケースにヒラメ、オオカミウオなどの串焼きが並んでいて、それを選ぶと厨房で焼いてくれる。










価格はこんな感じ。クローネと円は同じくらいらしい。










米国から来てもちょっと高く感じるのだが、これでもアイスランドでは安い方らしい。

焼きあがるとこんな感じ。




ヒラメと、




オオカミウオ。




ちょっと残念なのは東南アジア系のできあいのソースで味付けするところで、自家製のソースで楽しませてくれたらよかったと思う。

ロブスターのスープが売りらしいので、こちらも飲んでみた。










決して悪くはない。

さらに、ミンククジラのステーキも。







小学校の給食で提供されたまずいクジラが記憶に残っている世代としては、意外と美味しかった。欧米やオーストラリアと喧嘩してまで食べたいとは思わないけれど。










日本以外で食べるシーフードとしてはかなり良いと思う。日本人にはお勧めできる。

SEABARON
Geirsgata 8, Reykjavik 101, Iceland
+354 553 1500  
Posted by buu2 at 22:30Comments(0)アイスランド││編集

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Alfholl Guesthouse

レイキャヴィーク初日の宿泊はAlfholl Guesthouse。市内にはフリーのWi-Fiがあまりなくて、どこだかわからなくなってしまったのだけれど、親切なおじさんが「連れて行ってあげる」と案内してくれて無事到着。

冷蔵庫にヨーグルトなどが用意されていて、なかなか気が利いている。中心部からもすぐだし、近所に観光バスの発着所もあって、とても便利。




到着したのは16時ぐらいで、もう真っ暗。せっかくなので、夕食まで昼寝(?)をすることに。  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)アイスランド││編集

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Blue Lagoon

ケフラヴィーク空港で2時間ほど時間を潰してから、直行バスに乗ってブルー・ラグーンへ。

旅行前に予約してなかったのだが、バルチモア空港へ向かう車の中でキャンセルが出ているのを発見、無事9時から入場できることになった。この施設はキャンセル待ちが有効。

大きな荷物も預かってくれるので、空港から直で向かう観光客がたくさんいる。僕は、今回は着替えと撮影機材だけだったので、なんの問題もない。

到着したのは朝の8時50分ぐらいだが、真っ暗。受付前の列に並んでいると、係りの人がこれからの手順や注意事項を英語で説明してくれる。入退場や支払いには専用のリストバンドを利用する、更衣室は男女別、靴は脱げ、全裸はダメ、ロッカーの使い方、入浴前にちゃんと体を洗え、といった内容。それから受け付け手続きをして、バスタオルとリストバンドをもらい、更衣室へ。更衣室のロッカーには日本語の利用方法まで書いてあったのだが、一番下で、読むには這いつくばらなくてはならず、英語で済ませた。更衣室を出てシャワーを浴びて温泉に向かうと、極寒の上に強風。しかも真っ暗闇。それなのに、入浴者がたくさんいる。しかも、待機場所は結構寒い。温泉の中が一番快適そうなので、さっそく入浴。




外気温は0度で、しかも雨が降っている。お湯の中が一番平和である。お湯の温度は38度ぐらいだろうか。温度にはムラがあって、時々冷たいお湯や、熱いお湯が流れてくる。

「もう、ここから出ることはできない」と思ってい、時間を確認すると、そろそろ9:30である。泥のパックを見つけたので、顔に塗ってみた。



クッキーみたいになってしまった。

それから、浅いところを見つけて朝寝。




おきたら、少し明るくなっていた。でも、まだ日の出ではないようだ。10:50。




やることがないので、シェイクを飲む。これは一杯目だけサービス。




価格はこんな感じ。







もう一度顔にパックをして、




滝で打たれ、




手足の指がすっかりふやけてしまったので、14時前に上がることにした。

リラクゼーション・スペースなどもあるのだけれど、有料のローブがないと寒くてとてもじゃないけれどリラックスなどできない。

体を洗って、服を着て、お土産売り場をさらっと見て、バス停に向かい、レイキャヴィーク行きのバスに乗車。

空港からのアクセスがすごく良いので、アイスランドに来たら、まず最初にここで魂の洗濯をして、時差ボケを解消するのが良いだろう。ほとんどが溶岩で囲まれているのだが、奥の方に丸太で囲われている場所があって、この丸太を枕にすると安眠できる。

なお、ずっと雨で、ときどき強く降っていたけれど、全然関係ない。  
Posted by buu2 at 14:30Comments(0)アイスランド││編集

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2018年12月27日

そうだ、アイスランドに行こう

米国東海岸からはそんなに遠くなく、アイスランドのローコストキャリア、WOWの直行便もあるので、アイスランドで年末年始を過ごすことにした。

ワシントンDCからの直行便はバルチモア発なので、昼過ぎにバルチモア空港へ。










飛行機はちょっと小さいけれど、LCCなので仕方ない。ちゃんと定時に出発してくれるだけでもありがたい。米国のLCCは平気で数時間遅れるので。

ケフラヴィーク空港に着陸したのは早朝5時。







空港の売店はほとんどが出発客向けで、到着客は買うことができない。




パスポートコントロールを抜けて、管理区域外に出たところにコンビニを発見したので、朝食を購入。







エビはぷりぷり感が皆無で、美味しいとは言えないけれど、まずくて食べることができない、というほどでもない。日本の空港も美味しいものはほとんど売ってないので、我慢すべきだろう。


  
Posted by buu2 at 06:00Comments(0)アイスランド││編集

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2018年12月26日

松下侑衣花氏の「モテる男」

美容家で美容ライターというよくわからない肩書きの松下侑衣花氏がツイッターで

「私が知っているモテる男の人たちに共通しているのは、フレンチ、中華、和食のだいたい3軒くらいを事前に予約しておき、女の子に『(予約していることは言わず)どれが食べたい?』と聞いて、スマートに入店できるようにしておくこと」


と書いたことが話題になっているのだが(元ツイートは削除済み)、このつぶやきが面白いのは、このつぶやきの前提として、

複数の、松本氏からみて「モテる男」が、松本氏に対して、「俺は、だいたい3軒を予約している」と言っていて、そうではない「モテる男」は松本氏の周囲にはほぼ存在していない


ということがあるからである。そうじゃないと、「共通している」と断言することはできない。

僕の周りには複数の現役でモテている奴がいるのだが、残念ながら(?)そんな奴は見たことがない。ただのひとりも、である。何か希望があるなら事前に聞いておくし、行きたそうな店を知りたければ日頃の会話からあたりをつけるし、何も聞いてなければ「今日はここにした」と自分の持ち駒に連れて行くのが普通の対応である。それらの対応をしたからといってモテなかったりするとは到底考えられない。

66%の確率でレストランをキャンセルするような奴がモテるとも思えないし、そういう蛮行を女性に吹聴するような奴をたくさん友達に持っている人間も信用ならない。ましてや、「モテたければこうしろ」と書くような奴に価値があるとも思えない。自分の目の前であちこちのレストランにキャンセルの電話を入れていたら、普通の神経をしていたらドン引きだろう。

一読して、「お前は何を言っているのだ?」がストレートな感想である。どこの誰だかしらないけど、長谷川豊と同じフォルダに分類しておいた。ラベルは「バカ」。  
Posted by buu2 at 14:10Comments(0)ネットウォッチ││編集

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2018年12月25日

6才のボクが、大人になるまで。

同じ俳優で、12年かけて撮影したあたりが「北の国から」の総集編を米国版にしたような映画。

親の離婚や再婚、初恋と失恋を経験して成長していく様子を淡々と描いている。主人公の役者がカッコ良くなっていくのが良い。ただ、ダイジェスト感は強く、短時間の映画にするにはちょっと無理がある感じ。

映画の評価はそこそこ高いみたいで、別につまらなくはないんだけれど、これなら、きっと倉本聰さんが脚本を書いて、膨大に存在するであろう「北の国から」の映像を120分か、150分の映画にした方が楽しめそうな気がする。問題は、その編集がそう簡単ではないということなんだが。

評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 18:24Comments(0)映画2014││編集

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2018年12月24日

イベリコ豚の前脚のハム

IMF(Impossible Mission Forceではない)で働いている友人にお呼ばれして、イベリコ豚のハムを食べに行ってきた。







いやぁ、これは美味しい。

あれ?今日はクリスマス・イヴ?全然それらしいことはしないけど、美味しいイヴだった(^^。こういうイヴなら毎日でも良い。  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)料理││編集

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Happy Christmas in Starbucks





  
Posted by buu2 at 00:30Comments(0)日記││編集

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2018年12月23日

上手な壁絵

IMG_1236


コロンビア・ハイツにて。  

今日のThip Khao

ワシントンDCには旅行者が食べに行くべき店というのはあまりないのだが、この店は数少ない食べに行く価値のある店のひとつ。

先日は「激辛」(スパイシー)指定で食べてみたのだが、同行者が食べることができなかったので、今日は「普通」(ミディアム)にしてみた。辛いには辛いが、辛いのが得意でなくてもなんとか食べることができるレベルで、大勢で取り分けるならちょうどいいかもしれない。































サラダからデザートまで全部美味しい。  

2018年12月22日

シソのペペロンチーノ

アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノを作る時、しその葉っぱを入れてみた。




うん、そこそこ美味しい。見た目はイマイチだけど。  
Posted by buu2 at 20:30Comments(0)料理││編集

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2018年12月21日

Bumblebee (バンブルビー)

公開になったので観てきた。

地球に紛れ込んだトランスフォーマーと若い女性の交流を描いているが、ストーリーは全然大したことがない。謎もなければひねりもなく、ラストに至っては、「その変形がありなら、もうなんでもありじゃないの?」と思ってしまう。

相変わらずのトランスフォーマー・シリーズ的内容。色々物理法則を無視していて、大人が観るといちいち突っ込みたくなるだろう。

子供(小学校低学年)におもちゃを売りつけるための映画で、大人が観て楽しい作品ではないと思う。評価は☆半分。

  
Posted by buu2 at 16:13Comments(0)映画2019││編集

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2018年12月20日

オペラ座の怪人

せっかくニューヨークに来たんだし、ミュージカルでも観るか、と思い立って、オペラ座の怪人を観ることにした。







最初にこれを見たのは一体いつだっただろうと思って調べたら、2006年02月17日だった。

2006年02月17日の日記
http://buu.blog.jp/archives/50172305.html

この時の感想が「全部英語で歌われてしまうので、何を言っているのか良くわからなかった(^^;」と書いてあって、10年経てば英語力もアップするものだね。さすがに今回はほとんどストーリーは理解した。細かい会話はわかんないけどね。特に、ひそひそ喋るところはわからない。  
Posted by buu2 at 22:14Comments(0)演劇││編集

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2018年12月19日

クリスマス前のタイムズスクエア周辺
































  

2018年12月18日

ICHIRAN Midtown

ニューヨークに一風堂に続いて一蘭がオープンしたと聞いて、食べに行ってみた。店の外観や内装は日本の一蘭とほとんど同じである。












ラーメンはこんな感じ。



最近は日本でもイマイチな店があるくらいにクオリティ・コントロールが雑になってきている一蘭だが、ニューヨークはさすがにちゃんと管理している様子である。スープはちゃんと濃厚なので、味濃いめ指定にすれば全く問題ない。にんにくや味の濃さを指定できるのが一蘭の最大の強みである。今回はこんな指定にしてみた。



この店のスープは替玉にもちゃんと耐えられる。これは福岡系のラーメンとしては重要な点だ。



麺は細めのストレート。硬めで指定すればきちんとコシが楽しめる。ただし、食感は、ぐちゃっと潰れる感じで、決して良いわけではない。麺の扱いは良いみたいで、きちんとトレーニングされているようだ。スープの絡みは良好。

チャーシューは普通に美味しいレベルで、トッピングするほどの価値はない。

ラーメンの評価は6/BABである。

この店で一番驚くのは価格設定である。



ラーメンの価格は米国としてはちょっと高いかな、ぐらいの設定だが、替玉はめちゃくちゃ高い。



ICHIRAN Midtown
132 W 31st St
New York, NY 10001
(212) 465-0701  

2018年12月17日

今日のGrand Central Oyster Bar

たまには定点観測しておこうと思い、グランド・セントラル・オイスター・バーに来てみた。













注文はいつもと同じで、スープ、ロックフェラー、生牡蠣、ブラッディマリー。


















ちゃんと美味しいけれど、生牡蠣はどうしたって日本の方がうまい。これはもうどうしようもない。美味しいシーフードを米国で食べようと思うのは基本的に間違いだと思う。

Grand Central Oyster Bar
89 E 42nd St
New York, NY 10017
(212) 490-6650  

2018年12月16日

ニューヨークのパッケージ車両

思い切りがいい。














  

2018年12月15日

Totto Ramen

米国のラーメンガイド(執筆中、2019年3月までに出版予定。英語)を書く上で避けては通れないTotto Ramenに行ってきた。

ミュージカルの前に食べておこうと思ったら大行列だったので、観劇後に訪問。それでも10人以上行列していたのだけれど、回転が良いようで、10分ぐらいで入店できた。







スープは米国では珍しい濃厚タイプ。ベースの濃厚さは十分で、良質な鶏白湯に仕上がっている。しかし、スープが濃厚であればあるほど味付けは濃い必要があるのに、薄めの味付けで、バランスは今一歩である。この辺は日本の店でも良くある失敗だが、リカバリーはそれほど難しくない。また、僕のように数時間かけてくる人間には無理だが、ニューヨークに住んでいる人なら、別のメニューを注文するだけで済む。スパイシースープも試してみたが、こちらでは味が不足している印象は受けなかった。辛いものが苦手でなければ、スパイシータイプを選ぶと良いだろう。

麺はやや細めでごく弱く縮れているもの。歯ごたえはあるのだが、粘りがなく、ちょっとコシが弱く感じられる。加えて、これはたまたまかもしれないが、麺が固まりになっていた部分があった。これは店が忙しすぎて、作業が雑になったのだろう。もうちょっと丁寧に仕事をすれば良いだけなのでもったいない。

チャーシューは、豚タイプはまずいので、トッピングする価値はない。鶏は普通に美味しい。

評価はChicken Paitan、鶏チャーシューで4/BB-、Spicy Nibo Paitan、豚チャーシューで5/BACである。スパイシータイプのラーメンに鶏チャーシューなら6点になるだろう。

なお、僕が入店する直前に食い逃げのトラブルがあったようで、ちょっと店内の雰囲気が悪かったのが残念だった。店には落ち度はないのだろうが。







Totto Ramen
366 W 52nd St
New York, NY 10019
(212) 582-0052

なお、食べ終わって1時間ほどでお腹を壊した。乳化して溶け込んでいる脂の量は相当だと思われる。  

THE MULE

クリント・イーストウッド監督・主演のTHE MULEを観てきた。

花を作って地元の名士になっていた主人公だが、やがて仕事がうまくいかなくなり、不動産も差し押さえられ、身寄りもなく、生活が行き詰まる。そんなとき、偶然声をかけられた運び屋の仕事を始め、金回りがとても良くなる。やがて、自分が運んでいるものが麻薬だと気付くのだが・・・という内容。

麻薬の運び屋としての生活を描いているものの、メインのテーマは老いと家族。仕方なしに犯罪に巻き込まれた老人がどうなるのか、最後まで結末が気になる展開である。もちろん、どうなるのかはここには書けないのだが。

ものすごい格闘シーンや、カーチェイスがあるわけでもなく、静かに進んでいく作品だが、最後まで目が離せないところはさすがイーストウッド。

評価は☆2つ。日本語字幕で観たらちょっとアップする可能性あり。  
Posted by buu2 at 07:23Comments(0)映画2019││編集

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A・LIST

米国にはムービーパスという映画の定額サービスがあって、1ヶ月に何本観ても10ドルというぶっ飛びのサービスだったんだけど、どうもこの前の夏頃から風向きが怪しくなってきて、観たい映画がサービスの対象にならなくなったり、一週間に3本までの制限がかかったりと、これまでのようなお得感が失われてしまった。もともと、同じ映画を二度観ることができないとか、IMAXは対象外とか、いくつかの不便な点もあったので、ちょっとなんだかなぁと思っていた。

ムービーパスの劣化とほぼ時期を同じくして、AMCグループから月額19.95ドルでほとんど制限なしに映画を観ることができるサービスが始まったので、今月からこちらに乗り換えることにした。

IMG_1043


こちらも一週間に3本までの制限はあるのだが、同じ作品を何度観ても良いし、IMAXでも追加料金がいらない。これは良い。

ということで、ボヘミアン・ラプソディは3回観てしまった。

日本でもこういうサービスが始まると良いのにね。日本は映画が高すぎる。  
Posted by buu2 at 06:56Comments(0)映画││編集

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2018年12月14日

「お祝い」についてのお願い

多分、日本に限らないと思うのだが、何かお祝いをもらったとき、お返しをするという文化がある。「お祝い返し」する本当の理由は良くわからない。もらいっぱなしだと居心地が悪いという事情からかもしれないが、面倒くさいことこの上ない。個人的には、こんな文化は早く廃れたら良いと思っている。

僕は別に借りを作ってもなんとも思わないし、借りを作りっぱなしでも一向に気にしない人間なので、「返礼品が欲しければ、最初からお祝い品をくれたりなんてしないでくれ。言葉だけで十分だ」と思う。とはいえ、僕という人間のパーソナリティを僕の周囲の全ての人が知っているわけではないので、何かお祝いの品をいただいたときは、返礼品を渡すことにしている。ただし、僕の返礼品は、多くの場合で普通に売っているものではない。ここ3年ぐらいは、何かをいただいたり、あるいはお世話になった人とのお別れの際には、自分で製作した焼き物を渡すことにしている。

ここ半年ぐらいは生まれた子供に関するお祝いをもらうことが多いので、子供に関連した器を焼くようにしている。子供が生まれれば色々なお祝いをもらうことは想像できたので、あちこち出かけて古今の名作をチェックし、自分ならではのデザインを検討し、何度か試作品を焼いて準備してきた。ようやく人にあげても恥ずかしくないレベルになったと思うのだが、今のクオリティになるまでには約1年を必要とした。

先日、僕の親族の一人が返礼品について「一朗の焼いた焼き物なんて」と鼻で笑うという事態が発生した。その人物は、妻が数回「でも、ちゃんとした焼き物なので」と説明したにも関わらず、執拗に既製品による返礼を主張した。僕の作品を見ることもなしに、である。これは失礼極まりない話だ。

ちょっと話が変わるのだが、以前、東工大スキー部のOB会で、現役部員の支援の目的でお金を集めるという話があった時、僕はこの案に猛烈に反対した。僕の主張は、「現役部員の支援方法は、各自で考えれば良いこと。何も手段がない人間はお金を払えば良い。僕は自分でスキー関連の会社を持っているので、安価にマテリアルを調達することもできるし、合宿に帯同してポールセットやビデオ撮影を手伝うこともできる。だから、お金は払わない」というものだった。スキー部のOB会は僕の案を否定した。全員、一律にお金を払え、と。そういう人たちと同類と思われるのは迷惑なので、僕はOB会を脱会した。以後、一度も東工大スキー部の集まりには顔を出していない。

返礼品の件は、これと同じ種類の話である。

人が、誰かに感謝の気持ちや、支援の気持ちを表す方法はそれぞれである。何も手段のない人間は、金で片付ければ良い。あるいは、金額がわかりやすいブランド品などを買って、お返しすれば良い。あるいは、お祝いと返礼を金銭のやり取り、すなわち貸し借りの問題と捉えているのなら、これが一番簡単だろう。しかし、僕は、僕なりの方法で自分の気持ちの表したい種類の人間である。

幸いにして、僕は持っていても迷惑しない程度の器を焼くことができる。それなりに陶芸経験のある人に見せても、悪く言われることはまずない。だから、僕は返礼を自分で焼いた器にしているのだ。出産のお祝いをかなりの人数からいただいたので、この半年ほど、僕は返礼用の器しか焼いていない。ただ、これは迷惑でもなければ、面倒でもない。お祝いをいただいたことに対する、僕なりの感謝の表明である。自分の手間と時間をかけて感謝の意を表するのが僕のやり方だ。

もちろん、焼き物は好き好きで、僕の作品を良いと思う人もいれば、良くないと思う人もいるだろう。だから、件の鼻で笑った人間のように、僕の焼いた作品を返礼品としてもらうのが迷惑だという人は、最初から僕にお祝いの品を渡さなければ良い。僕は、お祝いをくれなかったからといって付き合い方を変えるような人間ではないから、安心して欲しい。

気持ちを表す方法は、お金だけではない。こんな簡単なことを理解できない人間にはなりたくないし、自分の子供もそうならないようにしたい。繰り返しだが、お祝いやその返礼にお金や、性質的にそれに近い物品を渡すことが悪いのではない。色々なやり方がある中で、お金や、金額がわかりやすい物品を渡す「以外」の手法を否定するのが大嫌いなのだ。こういうところでムラ社会的同調圧力を加えられることには最大限の反発をしたい。

先日、日本へ行った時、知り合いのギャラリストにこの話をして、お祝いをいただいた人たちには「ここに、僕が感謝の気持ちを込めて作った焼き物と、デパートで買ったバーバリーのハンカチがあります。どちらかをお祝い返しに差し上げますが、どちらが良いですか?」と質問して、希望した方を渡そうと思う、と言ったら、「そんなことは聞くまでもない」ということだったので、この案を実行に移すのはやめておくことにした。

そういうわけで、焼き物がいらない人はお祝いは不要です。バーバリーのハンカチの方が良いという人は、もう僕の前に現れなくて良いです。  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)日記││編集

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2018年12月13日

海街Diary 9巻



海街Diaryも9巻で完結となった。別に無理に完結しなくても良かったんじゃないの?とは思うものの、良い終わり方で良かった。

番外編でのすずの描写が「昔サッカーやってた人」だったのがちょっと残念で、そのあたりは「BANANA FISH」のように狙いすぎな感じがしないでもない。

吉田秋生としても、一つの作品に必要以上に縛られることなく、終わらせたかったのかもしれない。全巻通しで考えてみても、良い作品だったと思う。  
Posted by buu2 at 17:13Comments(0)読書││編集

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2018年12月12日

レディ・プレイヤー1

ゲーム世界の中でのクリア競争を映像化したもの。ほとんどが仮想空間で展開されるし、リアル世界も25年後の設定なので、やりたい放題。

これを観ると、ゴジラも、アキラも、ガンダムも、全てフルCGアニメで問題なく制作できることがわかる。

それにしても、映画、ゲーム、音楽などからの引用がめちゃくちゃ多く、この作品を実現するには、権利関係の手続きがものすごく煩雑だったと思う。それをやっちゃうのがスピルバーグ、という感じ。

普通に面白いし、大きな画面で見るのがふさわしい作品。評価は☆1つ半。  
Posted by buu2 at 00:25Comments(0)映画2018││編集

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2018年12月11日

クリード2/炎の宿敵

CREED 2を観てきた。これ、日本では来年公開のようなので、カテゴリーは2019にしておく。

さて、内容。ロッキー・シリーズの続編だが、そのシリーズがものすごいマンネリだった。ところが、ロッキーの名前をクリードに変えたおかげで、このシリーズは蘇った。ところが、クリードも2になったので、早速マンネリである(苦笑)。

予定調和の部分があるので、そういう場面では心ならずもちょっとわくわくしてしまうのだが、それ以外は全然ダメ。どういう展開かはここでは書かないが、期待はしない方が良い。

評価は☆半分。特に見どころなし。  
Posted by buu2 at 12:00Comments(0)映画2019││編集

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2018年12月10日

カメラを止めるな!

僕は周囲に人がいない時、iPadを片手に映画を観てツッコミどころをメモしていくという鑑賞法をときどきやるのだが、この映画についてもそうだった。

そして、色々リストアップしたツッコミどころが、映画の後半で次々と解決していくところを見て、脚本家と演出家にしてやられたと感じた。彼らの手のひらの上でころころと転がされていたのだ。

おいおい、なんでそんなところに、とか、もうちょっとまともな俳優が・・・とか、なんだこりゃ、カメラが・・・とか、そういうツッコミがことごとく役に立たなくなるのを見て、快感すら感じた。

一度しかできない作りなので、監督は一発屋で終了する可能性が高いのだが、その一発は渾身の一撃になったと言える。

アイデアの勝利。評価は☆2つ半。  
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2018年12月09日

万引き家族

子供をうまく撮る是枝監督の特徴が良くでた作品。

色々と投げっぱなしで、あとは自分で考えてよ、という作りは観る人を選ぶだろう。

これまでの是枝作品と底通する部分が多く、一つの区切り、集大成となる作品かもしれない。

日本の都市部が抱えているいくつかの問題を盛り込んだ内容で、日本大好き、日本は素晴らしいと思い違っている層にはウケが悪そうだ。ただ、現実をきちんと把握して、少しでも良い社会を作っていこうと思っている層には、自分が思っていることの正しさを再確認させてくれるかもしれない。

こういう映画が海外で評価されることが喜ばしい。

評価は☆2つ半。  
Posted by buu2 at 10:39Comments(0)映画2018││編集

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2018年12月08日

SIRQUE DU SOLEIL CRYSTAL

キャピタル・ワン・アリーナでシルク・ドゥ・ソレイユ・クリスタルをやっていたので、観てきた。




























今回はスケートがベース。日本人はフィギュアで散々良い滑りを見ているせいか、スケートだけではちょっと物足りない。ついつい、荒川なら普通、安藤ならもっとうまい、浅田ならもっと回る、などと思ってしまう。もちろんこういうのは無理な注文なのだが、他のシルク・ド・ソレイユだと、世界最高なんじゃないかと思うような曲芸を見せてくれるので、あれ?と思ってしまう。

とはいえ、前半の後半ではあまり見ることのないアクロバティックな滑りを見ることができて、ここは楽しめた。  
Posted by buu2 at 21:29Comments(0)演劇││編集

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父の思い出

子供の頃から記憶力が悪い。単純な記憶が苦手で、小学校の頃から社会科は苦手科目だった。大学受験でも記憶することの多い化学と英語は苦手科目だった。記憶が苦手なのは今も同じで、毎日色々なことを忘れていく。昨日までニューヨークにいたのだが、ニューヨークで観たことのあるフェルメールはなんだったのか思い出せないし、10年ほど前にニューヨークに行った際に観たはずの「オペラ座の怪人」は、今回観てもまるで初見のような気持ちで観ることができた。だから、こうしてメモ書きがわりに、毎日の生活をブログに書いている。

これからも、僕は色々なことを忘れていく。その前に、焚き火の残りカスのような父の記憶を文章にしておく。

☆☆☆

子供の頃はもちろん、最近になっても、時々父の思い出について質問される。残念ながら、ほとんどの父に関する記憶が僕にはない。

父は僕が小学校1年生の6月に病死した。入院してから2ヶ月の闘病だったので、あっという間に死んでしまった。僕が父に関して記憶していることは、どこかのぶどう園に立ち寄ったとき、後部座席に座っていた僕が、車から降りて車のドアを閉めようとして、僕に続いて降りようと頭を出した父の頭を、車のドアでしこたま打ってしまい、痛そうに頭を押さえていたことである。どこだったのかはさっぱり記憶にないのだが、おそらくは上高地あたりからの帰り道で、甲府周辺のぶどう園に寄ったのだと思う。

父は急性骨髄性白血病だったのだが、当時は病気の原因がわからなかった。父は「感染しては困るから病院へは連れて来るな」と言っていたらしく、僕は病院へはあまり行かなかった。

父が死んだ時、親戚や知人に連れられて病院へ行った。病室へ向かうエレベーターの中で、ひさゆきさん(祖父の家に下宿していた人)に「パパ、死んじゃったんだぞ」と言われたことと、病室で父の死に顔を見た後、病室のそばにあった面会スペースでいとこのゆーちゃんとはさみ将棋をしたことは覚えている。そのとき、ゆーちゃんから「いっくんは男の子だから泣いちゃダメだよ」と言われて、それまでは「死」の意味がわからずにいたのに、なんだか悲しくなってちょっと涙を流したはずである。でも、涙の味までは覚えていない。

元住吉の病院へお見舞いに行った帰り道、駅に沿った商店街にあった本屋で手塚治虫の「サンダーマスク」を買ってもらったような気がするのだが、お見舞いに行ったとすれば昭和47年の春から初夏のはずで、単行本はもう少しあとに発売されているようだから、齟齬がある。今となっては詳細は不明である。

これらが、僕の人間としての最初の記憶である。これ以前は、何もない。

父の死は45年も前の話である。父はみんなの思い出の中でだけ生きていて、父を覚えている人間の数は減る一方だ。そして、多分、あと30年もすると、父を記憶している人間は地球上から消滅する。その時、父の存在が完全に消えてしまわないように、ここに、父、元木松代のことを書いておくことにした。このブログが残っている限り、父が完全に消えてしまうことはない。
  
Posted by buu2 at 14:12Comments(0)小説・エッセイ││編集

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2018年12月07日

Downtown Holiday Market

時々やっているDowntown Holiday Marketへ行ってみた。

出店している人は、イースタン・マーケットで出店している人とかなりダブっていて、新しい感じはない。













  
Posted by buu2 at 16:00Comments(0)ワシントンDC││編集

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2018年12月06日

そして父になってみて

米国にいる間は一度も聞かれたことがなかったのに、日本へ行ってみて、頻繁に聞かれたことに、「父親になってみて、何か変わったことはあるか?」というのがある。特に年配の女性から聞かれることが多かったのだが、その度に「何も変わらない」と答えてきた。実際には違うのだが、僕の答えはおそらく彼らが望んでいる答えとは正反対だから、正直に答えるのが面倒くさくて「何も変わらない」と答えてきた。

では、どう変わったのか。変わったというよりは、想像していたことが現実だったと認識を新たにしたのだが、それは「子供は親の都合で否応なく生まれさせられたので、面倒を見てもらうのは当たり前で、子供から親へ与える必要があるものは感謝も含め、何もない」ということである。

「お前は子供の面倒を見ていないのだろう」と言われそうだから言っておくが、僕は出産の時も産室で看護師とふたりで出産を手伝ったし、生まれてからも、ほぼ24時間一緒に暮らして、ほとんど目を離すことがなかった。妻は産後2週間で会社に復職したが、それが実現できたのは、日中僕がすべての面倒をみていたからだ。

子供は、自分の意思とは無関係に、この世の中に産み落とされた。そのまま放置していれば死んでしまうので、常に誰かが面倒を見ておく必要がある。これは、単純に、親の義務だ。産んだ以上は育てなくてはならない。親は義務を果たしているに過ぎないので、親が子供に対して「育児」の見返りを要求するのはお門違いである。

親から子供に与えられるものは、愛情だったり、お金だったり、有形無形の色々なものがあるが、それらはすべて先の世代から後の世代に流れるべきもので、逆流する必要は一切ない。

もちろん、子供が親に対して愛情を持つことは珍しくないだろうが、それは義務ではない。

子供が親に感謝するのは当たり前、という考え方が日本では主流なのかもしれないが、僕はそうは思わない。親がバカなら、子供が親へ愛情を持つ必要は一切ない。子供は、親に対して一切の負債を抱えていないのだ。親がバカなのに、親を大切にすべきとか、親に感謝すべきと考えている日本人のなんと多いことか。感謝されるかされないか、愛情を持ってもらえるかもらえないかは、親の態度次第である。こういう考えが一般的でないから、親からの虐待とか、家庭内暴力などがあっても、子供に我慢を強いるのである。親の老後は子供が面倒を見るべきなんていう考えも、無条件には同意できない。

これは僕が親になる前から感じていたことだが、父親になって、その思いを一層強くした。

だから、これからも、僕は子供からは何も期待しない。僕は、子供がそこにいるだけで十分だ。子供からは何も期待せず、ただ子供の可能性が大きくなるように環境を整備してやるだけである。  
Posted by buu2 at 13:55Comments(0)日記││編集

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2018年12月05日

もうすぐクリスマス











  
Posted by buu2 at 23:00Comments(0)Nikon D850││編集

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2018年12月04日

米国ではまだボヘミアン・ラプソディを上映しているので

観てきた。

結構細かいところまで演出にこだわっているのが良くわかった。あと、すげぇ歌が上手い役者だと思っていたんだけど、音源は全部フレディ自身のものだったらしい。要は口パク。口パク技術すげぇ。  
Posted by buu2 at 21:00Comments(0)映画2018││編集

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2018年12月03日

土屋光逸 「舞子の浜」

なかなか状態の良い土屋光逸を見つけて購入。


  
Posted by buu2 at 16:38Comments(0)土屋光逸││編集

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2018年12月02日

今日のZAYTINYA

DCでお気に入りの店といえばこのZAYTINYA。




























今日は15時からキャピタルワンアリーナでキャピタルズのゲームがあるので、ユニフォーム姿の子供達がいっぱいいた。  

Apple Store

新しいiPadをチェックするために、Apple Storeに来てみた。




日本と違ってあちこちにApple Storeがあって、僕の日常行動圏にも、ベテスダとジョージタウンの2箇所にある。今回はジョージタウンに来てみた。目的はほぼ達成して、大きい方のプロを買うことにした。注文はネットで。  
Posted by buu2 at 13:00Comments(0)apple││編集

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2018年12月01日

ANAの機内食

成田からDCへの直行便は1日一便しかない。なので、毎回、朝に出発する便に搭乗する。

最初に食べたのはこのチキンカレー。




キャビンアテンダントがオススメシールを貼っていたし、カレーが驚くほど不味いことは滅多にないので大丈夫だろうと思って油断した。本当に、驚くほどまずかった。

続いて、プレミアム・エコノミー限定のデザート。




これは普通に美味しかった。

問題は、この一風堂プロデュースのカップ麺。




僕はこの20年ぐらいの間に1つしか食べていないほどにカップラーメンが嫌いなのだが、CAさんが注文を取りに来た時、ジャガリコだと思って注文してしまった。まさかカップ麺だったとは。

わざわざ注文しておいて、手もつけずに返すのはいかにも不道徳なので、仕方なしに食べてみた。

日本人って、こんなに不味いものを良く食べる気になるね。感心する。  
Posted by buu2 at 19:00Comments(0)グルメ総合││編集

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今日の八代目儀兵衛

成田空港にはまともな食事屋がほとんどないのだが、この店の朝食セットは食べても良いかな、という気持ちになる。高いけど。







さて、これで日本とはまたしばらくさようなら。  
Posted by buu2 at 09:00Comments(0)グルメ−和食││編集

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