2005年06月01日

スター・ウォーズフランスチラシ

050601_1649~01.jpgオペラ座そばの映画館からのおみやげ。フランスにはパンフレットなんていうものはないらしい。「パンフレットないの?」と聞いたら「そんなものはない。そこにチラシがあるから持っていけ」と言われてしまったとの事。

ところでフランスといえば、EU憲法が否決されちゃったわけだけど、おかげで大騒ぎらしい。以下、本日フランスの現状視察ツアーから帰宅した嫁さんのレポート。

フランスでは、都市部の人間や知識層はみんな賛成だったらしい。ところが、田舎の人とかが、「良くわからないけど今の首相は嫌いだ」というわけわからないというか、わかりやすいというか、そういう理由で「あいつがウィなら俺はノン」みたいに投票してしまったらしい。おかげでテレビでは朝まで生テレビみたいな討論番組で「困ったねぇ」と語り明かしているらしい。そして一番の問題は「なぜ否決されてしまったのか」ということに対して明確な答えがないということ。「まぁ、不人気の首相はクビってことにすれば良いとして、あとはどうすれば良いんでしょうねぇ。困りましたねぇ・・・・」ということらしい。

まぁ、どこの国も似たようなことをやっているということですか。

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エピソード4〓6はリアルタイムで見たのですが、実はエピソード1〓2は未見。今回エピソード3関係の記事を書くことになり、スターウォーズ関連のサイトを斜め読みしてから試写会に行ってきました(マニアの人、すみません)。 さて、未公開の映画ですから、ネタバレの感想は
スターウォーズ試写会で思ったこと【◆木偶の妄言◆】at 2005年06月04日 14:12
この記事へのコメント
まさに国民投票の怖さでしょうか、
何でも多数決で決めれば良いっていうものではないと思うんですよね。
かの国は本来、農民の国、農業国(個人的見解)ですから
国民一人一人のテリトリーが狭く、欧州全体のことなんて
考えないんじゃないかな。
Posted by まーどんな at 2005年06月02日 15:17
欧州全体のことなんか考えていない人が過半数であれば、それはそれで仕方ないんですけどね。

民主主義が衆愚政治と隣り合わせなのは構造的な問題です。これはフランスだけではなく、日本でも同じですけどね。それを避けるための義務教育だと思うのですが、「ゆとりの教育」なんて言葉でみんな誤魔化されてますからね(^^;
Posted by buu* at 2005年06月02日 17:29