2005年06月23日

サワガニ(赤系)

050620_1409~01.jpg今日のサントリーの天然水のおまけはサワガニ(赤系)。
透明で冷涼な水が流れる谷川で、たわむれに転がした小石の下から、あわてふためくサワガニが現れることがある。若いカニはほとんど水から出ることはないが、大人のカニは朝や夕方に近くの草むらにも出向いて、餌の昆虫などを探す。
カニの仲間は、普通、卵を水中に産み放つ。リスクが高い分、何万個という数で、生き残る率を高める。しかし、サワガニの場合はちがう。せいぜい30〜70個ほどの、大きな卵を腹に抱き、孵化した後も、そのまま抱えて世話をする。もっとも危険な時期を庇護の下で過ごした子ガニたちは、やがて1匹1匹と母のもとを離れていく。(解説書から転載)


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