2006年03月24日

米代

69b314e8.jpg神奈川グルメクラブの会長、副会長とともに、副会長の運転するレガシィで横須賀へ。このレガシィがなぜかナビが二つついている変わった車。「なんで二つついているんですか?」と聞いたら、「上が純正のDVD、下はあと付けのHDD」との返事。加えて「どうせならたくさんついていたほうが売るときに高くなるでしょ」とのこと。

かーなび

副会長は車関係の仕事なので専門家なわけだけど、どうにもわかったようなわからないような説明である。これを僕のわかる範囲で言うと、スキーのビンディングが一本の板に二つついていて「前が、サロモン、後ろがマーカー。二つついていると便利でしょ」とか、ウェブサイトにカウンターが二つついていて「上がサイト純正、下がブログツール。数字が微妙に違うから」とか(って、実際にこのブログはそうなっているわけだが)、両腕に腕時計をして、「右がオメガ、左がロレックス。時間はケータイでみるけどね」とか、まぁそんな感じだと思うのだけれど、まぁ良いや。本題はそこではない。

で、何しに横須賀に出かけたのかというと、鰻を食べにである。僕は横須賀に土地鑑がないのだけれど、横須賀中央とか、そんな地名らしい。で、店の名前は「米代」。こめだいじゃなくて、よねしろらしい。この店、普通に看板が出ているのだけれど一見さんお断りとのこと。だから、普通のグルメサイトを調べても全然載ってない。「鰻 横須賀 米代」でググってみてもそれらしい記事は1つしか引っかかってこない。何しろ、普通に食べに入ると「もう終っちゃいました」と断られちゃうのだ(^^;

いりぐち

さて、会長が一見さんじゃないので我々は何事もなく入店することができたのだが、まず漬物が出てくる。この漬物を食べながら、キープしてあった焼酎のボトルを飲む。そろそろ漬物がなくなるなぁ、という頃に鶏のから揚げ二人前の登場。低温の油で揚げたと思われる品の良いから揚げである。

とりから

美味しいなぁ、と鶏のから揚げを食べながら焼酎を飲むこと4、50分程度。もう店に入ってからは1時間以上が経過しているわけだが、ここでようやくメインディッシュの鰻重の登場である。

関東風の鰻なのでとても柔らかく、ホクホクしている。口に入れるとほろりと崩れて口の中に鰻が広がる。タレは甘すぎず、薄味すぎず、これまた上質の味わい。ご飯の固さも鰻にぴったりで、一粒残さず食べたくなる。肝吸いだけは僕はもうちょっと味が濃いものが好きだったけど、まぁこれは好みの問題。

食べ終わった頃にもう一皿漬物が出てきて、これを食べながら余韻を楽しむ。

いや、美味しかった。さすがカナグル会長ご推薦の鰻屋。横須賀まで食べに来た甲斐がありました。

うなじゅう

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この記事へのコメント
buu2氏はもう一見さんではないわけ…?
ご常連さんになって、まにあな評議会のときに誘ってくださいよ。
Posted by ポコ at 2006年03月24日 14:50
厳密には一見じゃないけど、忘れられていれば意味ないですよねぇ。しかも、横須賀って完全に僕の行動範囲外なので、そう頻繁にも行けません。

うーーーーむ。
Posted by buu* at 2006年03月26日 12:50
いつも、参考になるご意見、ありがとうございます。
好みは、人それぞれ。共感できないと。

ところで、米代、行ってきました。もう、10数年ぶりです。
一見では、ありません。なぜなら、現店主の、先代のころから、
何回も、行っています。
現店主は、そのとき、私が、幼い甥を、連れて行ったことを、
覚えていました。
だいぶ白髪が、増えました。 過去を、振り返っても、仕方なし。
基本的に、不定休。 20:00時閉店。 これは、店主から
聞いた、確かなデータです。 予約は、必須です。

から揚げは、多めに頼み、残りは、お土産にします。
自分も、年齢を、重ねるにつれ、硬い、蒲焼よりも、
ほっこりとした、やわらかい、蒲焼が、好みに、なりました。
Posted by TAM at 2014年03月29日 01:55