2006年04月20日

光麺新宿歌舞伎町店

6f932bfb.jpgキャラメルボックスの演劇を観に新宿のシアターアプルに行ったのだが、この演劇、二つの演目を1時間のインターバルを置いて続けてやるというものだったので、インターバルの間に光麺で一杯。以下、評価。

名称:光麺新宿歌舞伎町店
種類:九州
場所:新宿
評価:3/CAB
2006.4.20
コメント:ラーメン屋というものは大体のケースにおいて

店を出す→有名店に→支店を出す→ブランド力が低下する

という成長サイクルを歩むことになる。先日むつみ屋をとりあげてブランド力が低下した店の事例としたが、光麺もブランド力低下の代表例だと思う。ちなみにこうした店の例には他に山頭火、福のれん、味源、青葉、神座といったところがあり、同じような道を歩みつつある店には一風堂、くじら軒、万豚記、九州じゃんがらあたりがあるかな、と思うのだが、まぁ良いや。

注文したのは熟成光麺に焼き岩海苔トッピング。スープは豚骨ベースの醤油味。高温で豚骨からだしをとった九州タイプのスープ。以前に比べると若干マイルドになったかな、と思ったが、それでもかなりの良品。

麺は細めの縮れ麺。この手のスープに縮れ麺というのは珍しい組み合わせだが、ミスマッチという感じではない。以前は光麺も熟成光麺も同じ中くらいの太さの麺を使っていたと記憶しているのだが、どうも変更があった様子(ちなみに光麺は食べていないので今どういう麺を使っているのかは不明)。それはそれで構わないのだが、問題なのはちょっと茹ですぎなのと、もっと問題なのは麺が一部塊になっていること。もう、これは単に麺方の技量不足というか、手抜きというか、完全にオペレーションの部分でのクオリティコントロールの失敗で、多店舗展開している店が陥る典型的なパターン。いくら素材が良くてもそれを調理する人間の技量が追いつかないのでは意味がない。

チャーシューはかなり焼き風味を強調したものだが、まぁ悪くはない。

この地域に限定すれば悪くはない店だと思うが、行列してまで食べる店でないことは確か。ちなみに坦々麺も二口ほど食べてみたが、スープは良かった。

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青葉 ラーメン【Shoulder.jp】at 2006年06月01日 01:23