2006年11月17日

■学校のサイトもブログ化

「ビジネス利用」というテーマと学校というのはすぐにイメージが結びつかないかも知れません。しかし、少子化が進む現在、学校も一つのビジネスとして様々なサービスを提供していかなくてはならないのが現状です。そんな中で、ブログを利用したサイトを構築して成功しているのが自由学園のサイトです。自由学園は独自の校風と教育方針で有名な学校で、卒業生は各方面で活躍しています。「ここは本当に東京なの?」と思ってしまうような緑豊かなひばりヶ丘(東京都東久留米市)のキャンパスでは、幼児生活団から最高学部までの児童、学生が学んでいます。この学校の特色はいくつかあるのですが、僕が個人的に一番特徴的だと思うのは、「自労自治の生活」というものです。その意味は「読んで字の如し」ではあるのですが、自由学園のサイトを訪問すれば「百聞は一見に如かず」です。サイトのトップに書かれている「自由学園では1日24時間の生活すべてが勉強だと考えています」という文字の意味するところが、自由学園のサイトを訪問するとわずか数分で理解できます。

ブログの特長は再三書いているように「更新が楽」ということです。更新が楽ということは、特定の人が常にサイトを更新しなくてはならないのではなく、不特定多数の情報を発信すべき人がいつでも情報を発信できるということでもあります。学校での生活は多岐にわたりますが、それぞれ必要に応じてもっとも適切な人が情報発信することによって、常に学園の生の情報を届けることに成功しています。

その情報の行き先は、生徒であり、生徒の家族であり、受験を希望している子ども達であり、そしてその家族達であり、さらには学校のOB、OGでもあり、学校周辺の一般の人々までをも含みます。元々特色のある教育を行っている学校ですから、そのアクティビティをきちんと情報発信することができれば、間違いなく学校のアピールになります。そして、この学校はサイトをブログ化してわずか2ヶ月ちょっとしか経っていないのですが、見事にそれを実現しています。「本当かな?」と思う方はこの学園のサイトを是非訪れてみてください。最近、教育関連では気持ちが暗くなってしまうようなニュースが氾濫しています。しかし、そうした中で理想を目指して頑張っている姿を見ることができると思います。

このサイトが成功している理由が何なのかと言えば、「素の姿をそのまま見せることに成功している」ということだと思います。料理ではときどき「素材の良さを生かしている」という表現を耳にしますが、このサイトにも同じような表現が似合うと思います。学校というのは元々コンテンツの宝庫です。それを眠らせているのはもったいない話ですね。自由学園のサイトをお手本にして、これから色々な学校でブログによる情報発信が行われていくかもしれません。

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