2006年11月21日

■SNSとグループウェアはどう違うのか?

現在では、ほとんどの大企業がグループウェアを導入していると思います。グループウェアとは、企業内LANと呼ばれるネットワークに載せた機能で、スケジュール管理や掲示板でのディスカッションなどが主要な利用方法です。具体的な機能としては、みなさんが普段会社で使っているメールや掲示板、文書共有機能などがあります。SNSは、こうした機能を、より安いコストで導入し、より使いやすくして、さらにコミュニケーション機能を高められるものだと言えます。逆に、ほとんどのSNSになくてグループウェアに存在する機能としては、ファイル投稿機能があります。エクセルやワードなどのファイルを保存し、共有するようなシステムです。なぜこの機能がSNSから欠落しているかというと、SNSに悪意を持った人間が侵入したり、あるいは知らないうちに誰かが投稿するという形でウィルスに汚染したファイルがアップロードされたとき、被害が拡大する可能性があるからです。しかし、ある程度のセキュリティが確保されている集団の中での利用に限定されるのであれば、こうした機能はあってもなんら問題はありません。ライブログがサポートしているSNSではこうした機能もオプションで追加することが可能です。また、ほとんどのSNSにもグループウェアにも存在しない機能(実際にはあまり知られていないだけで、存在している可能性もあります)として、wikiがあります。wikiを利用すれば大勢の人間で一つの文書を作り上げていくことが可能です。この機能は遅かれ早かれ、SNSには標準装備されていくことが予想されます。

さて、グループウェアとSNSの比較に話を戻します。グループウェアが非常に便利なツールであることは間違いないのですが、一般的に利用コストが高く、好きなようにカスタマイズしにくいというデメリットを持ちます。あくまでも与えられたものを与えられた範囲で使うという性質のものです。これに対して、オープンソースのSNSソフトは安価で導入できるという特徴があります。最近のオープンソースのソフトには会議室の予約といった機能が標準装備されているものもあります。最近のSNSソフトの開発の方向性の一つとして、ビジネス向けというものがあり、今後はどんどんビジネスユースにフィットしたものが登場してくるでしょう。オープンソースのソフトであれば、カスタマイズしやすく、自社向けにオーダーメイドすることも可能です。お知らせ機能なども自由自在ですから、必要に応じて情報を社員全員に配布することなども可能です。

もちろん、現在使用しているグループウェアで満足しているなら、それをやめてまでSNSに切り替える必要はないかもしれません。ただし、SNSには、以下でご紹介するような使い方や利点があります。「今のままで十分」と思考停止するのではなく、社内活性化のコミュニケーションツールとして追加導入することも必要なのではないでしょうか。

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