2007年08月05日

こもり

e5005b40.JPG凄い久しぶりに四ツ谷のこもりに行ってみた。

普通に醤油ラーメンを注文しようとしたら、「麺は普通と平打ちとどちらが良いですか?」と言われ、勢いで「平打ちで」と言ってしまったのだけれど、旭川ラーメンに平打ち、しかもきしめんみたいにだだっ広い麺は全くフィットせず、でも、注文してしまった自分に非がある、ということで、かなり悲しい気分になった。

これで普通の麺だったらおいしかっただろうなぁ。というのも、スープがかなりいけていたから。老舗のラーメン屋さんでもちゃんとがんばっているところはあるのね、ということで。ただ、チャーシューはまずかったけど。前に食べたときの感想はどうだったんだろう、と思ってチェックしてみたら、こんな感じだった。


10/AAA
97.12.18
トンコツだし醤油味のかなりこってりした旭川系。味はやや濃い目だが、魚系(店によると鰺らしい)のダシがなかなか美味しい。ニンニクも業務用を使っていないみたいだし、同じ旭川ラーメン加藤系の山頭火よりも美味しいと思う。後味に魚の頭からと思われる苦みが感じられるが、アクセント程度で嫌味とまではいかない。麺はやや細めの加水率を抑えたもの。低加水率麺独特の粉っぽさがあり、しかもすぐに柔らかくなるのが弱点。麺固めでの注文は必須ながら、その限りですばやく食べるのであればコシも楽しめるし、スープの絡みも悪くない。Aはやや甘い気もしないではないが、ちょっとおまけ。チャーシューは厚手のとろけるタイプで、やや塩分が強めだがスープとのバランスは良い。全体としてとことどころに欠点はあるのだが、レベルは高い。一番悪いのは器。小さく、さらに麺があまりほぐれない状態で沢山入っているので非常に食べ辛い。チャーシューもスープにつけてとろけさせた方が格段に旨いのに、なかなかスープにつけられない。何らかのポリシーがあってのことだろうが、改良が望まれる。塩、味噌は未食。まぁ、旭川ラーメンといえば醤油だから、いっか。


つまり、10年前に比較するとチャーシューがまずくなった、ということですね。近いうちにもう一度行って、ノーマルの麺で再評価します。

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