鎌倉界隈は結構色々探したのだけれど、どうにも美味しいラーメン屋がなく、困ったものだなぁと思っていたのだけれど、駅からすぐのカレー屋さんの下にあった店(ひなどり)が移転して、そのあとに似たようなコンセプトの店がオープン。って、店ができたのはもう大分前なのかもしれないけれど(^^;、海鳴(うなり)だそうです。ということで、早速食べてみました。
食べたものはなんとなく目に留まった「ゆずしお」。他に醤油とか、普通の塩もありました。
名称:海鳴
種類:独自
場所:鎌倉
評価:7/BAA
2007.8.5
コメント:麺はかなり細いストレート。コシがあるというよりは堅い感じで、歯ごたえは楽しめるのだけれど、ちょっと堅すぎる印象。食べ進んで、少しこなれてきたころのほうが美味しく食べられた。ただ、別にまずいわけではない。スープの絡みも良い。
スープは鶏ベースとんこつブレンドと思われるもので、ゆずしおらしくゆずが強めに効いている。僕はこの手の薄口塩味ラーメンはほとんどのケースで辛めに評価してしまうのだけれど、この店はなかなかに評価が高いと思う。というのは、おそらくベースのスープが非常に丁寧にだしを取ったものだから。そこに魚介系のダシや塩が控えめに主張していて、まとまりが非常に良い。個々がそれなりに主張しつつ、調和の取れたスープで、正直びっくりした。
チャーシューは脂の多い三枚肉で、実は僕の好みではないのだけれど、肉の質がよく、また味付けもスープにマッチしていてバランスが良い。好みを考慮しなければ十分にハイレベルな一品で、満足度は高い。
食べる前はほとんど期待していなかったのだけれど、このレベルのラーメンが食べられるなら、次に鎌倉に来るときもまた立ち寄ってしまうと思う。