2007年09月01日

鐵釜

7f956f47.JPG名称:鐵釜
種類:久留米(自称、実際は博多に近い)
場所:横浜
評価:1/BCC
2007.9.1
コメント:ダイヤモンド地下街はちょっと奥に入ってしまうと全然目に付かないので、この店も「えー、こんなのがあったんだ」という感じ。まさに灯台下暗し。

自信満々に久留米を自称しているので、さぞかし久留米なんだろうと期待して券売機に並び、とりあえず無難なチャーシューメンを選択。

さて、麺硬めで注文したラーメンは約3分ほどで到着。一目見て「これは全然久留米じゃないじゃん」というのが第一印象。久留米と言うよりは長浜に近い見た目。でもまぁ、食べてみればもしかしたら、と思って食べてみたらこのスープが薄いの何のって、いわゆるトンコツライト(蔑称)。臭いもなければこってりさもない。長浜系のラーメンに近いのだけれど、長浜だってここまでライトじゃないでしょう、と突っ込みたくなる。これでテーブルには紅しょうがとかゴマとかにんにく(搾り器つきの生にんにく)とかがあるんだけれど、ゴマ以外はスープが死んでしまって、しょうがを食べているのか、にんにくを食べているのかと勘違いしてしまう。いくらなんでもこれで久留米は看板に偽りあり。

麺は細めのストレート。麺硬めで頼んであるので硬さは十分。そしてスープの絡みもまぁまぁ。でも、スープがとにかく薄いので、なんか塩水に浸かっている麺を食べているような感じ。おまけに麺の熟成が足りないのか、麺の臭みも気になる。

チャーシューはかなり質の悪い肉を使っていて、ものすごく臭い。九州ラーメンのスープが臭いのは気にならないというか、逆に歓迎なのだけれど、チャーシューが臭いのはちょっと許せない。

そもそも久留米ラーメンを期待して行って、食べさせられたのがそれとは似ても似つかないような一品だったので、それだけで大幅減点。また、普通の九州系のラーメンだと思って食べてもやはりそれほどクオリティが高いとは言えない。

二度と行かないと思う。

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