2008年04月05日

第6回チャレンジカップ第3戦野辺山大会

今シーズン最後のスラロームの大会。

今、神奈川県ではスラロームのポイントレースが4試合しかない。12月の野辺山、1月の岩岳、3月の上越国際、そして4月の野辺山である。野辺山のバーンは緩斜面が続くので、途中棄権の可能性が低い。したがって、番狂わせがあまりなく、大体実力どおりの結果が出るのが特徴である。

僕は野辺山で練習することが多いので、いわばホームゲレンデ。ここできちんと成績を出さなければどこで成績を出すんだ、ということになる。去年一年間、骨折でのブランクがあったため、今年は一年間を通して出走順が悪く、なかなか苦しい一年間だった。しかし、逆に言えばトラブルさえなければ既得権者として楽な状況が続くのもこの競技の特徴である。今年頑張ってポイントを積み重ねておけば、来年以降楽になる。そういう理由から、今年はいくつかの試合をパスして練習に時間を割いて、滑りを変えていくことに注力してきた。ちょうど一年間のブランクがあったため、これまでの20年間ですっかり染み付いていた悪い癖をリセットすることが可能になったのが追い風だった。おかげで、今シーズンの最初の頃と今の滑走感覚は全く違う。その「違い」がタイムにどうやって現れるのか、大きな楽しみだった。

しかし、楽しみであると同時に不安があるのも間違いがない。スキーはスピードの中での競技で、ゆっくりならできること、練習なら当たり前にできることが試合ではできなくなる。「あいつは練習では上手に滑るのに」というのは非常に一般的なことで、僕もそういうタイプのレーサーの一人である。では、試合でも練習のように滑るにはどうしたら良いのか。簡単なことで、練習をたくさんやれば良いのである。そういうわけで、今週は最後の一夜漬け週間。ちょうど年度末と重なってしまい、仕事も色々と立て込んでいたため、なかなか時間がなかったのだけれど、結果として試合の前の一週間で4日間練習することができた。そのために野辺山と東京の間を4往復もすることになってしまい、睡眠時間もかなり削ることになってしまったのだけれど、スタート台に立ったときは「やるだけのことはやったから」というかなりリラックスした状態だった。

スタートは56番目。これはかなり不利なことは間違いない。当面のライバル達は15番以内のスタートである。おおよそだけれど、40番も順番が違うとタイムは1秒以上変わってしまう。しかし、そういう状況はもう去年骨折して全くレースに出ることが出来なくなったときにわかっていたこと。あーでもない、こーでもないと言っても仕方がない。コースはそこそこに荒れていたけれど、ゴールしてタイムを見ると目標タイムより1秒程度遅いぐらい。本当はもうちょっと速く滑りたかったのだけれど、とにかく普通にゴールしてタイムが出たのが良かった。競技は学生からおじさんまでクラスわけナシで、上位30人に入ると有利なスタート順になる。その中に入るためには26人を抜かなくてはならなかったのだけれど、ゴールした時点では29位。ぎりぎりだけれどこれで大丈夫かな、と思っていたら、後ろの方から3人にまくられてしまい、結局32位。30位なら1番スタート、31位なら31番スタートと言う仕組みなので、30位に入るか入らないかでは天国と地獄ほどの差があるのだけれど、こればっかりは仕方がない。それでも二本目は32番スタートだから、一本目と比較すれば状況は大分改善される。特に二本目は昼過ぎのスタートになるので、雪が柔らかくなっていてバーンが荒れやすい。ということで、「あと5人抜こう」というのが二本目の目標。

二本目は予想通り一本目よりバーン状況が悪かった。こうなってしまうと、一夜漬けの部分が頭から抜けやすくなる。そうならないように気をつけたつもりではあったのだけれど、やはり一本目と比較するとすべりはイマイチだったような気がする。見た目は安定しているんだけど、「この前までの滑り」に近かったような。それでも、ゴールした時点で5人を抜いていた。しかし、そのあと後ろから2人に抜かれてしまい、全体では29位、成年男子Cの中では10位だった。今シーズン最初の大会では17位だったし、そのとき同じレベルだった選手に対しては二本合計で4秒ほど差をつけていた。不利な状況だったけれど、ラップの選手に比較しても二本合計で2秒ちょっとしか負けていない。かなりレベルはアップしたと思う。

#しかし、ビデオで見ていると随分フラフラしているんだよねぇ(^^; これで2秒差なんだから、すぐに追いつけそうな気がする(笑)。

来年は今年よりは大分ポイントが良くなるはずで、スタート順も前になるはず。滑り自体も変わってきているので、来年こそは賞状を何枚かもらい、一度くらいは優勝したいと思う。

赤い彗星の他のメンバーは、女子Aで3位、女子Bで2位に入賞した。チームも大分存在感が出てきた気がする。



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