2008年04月28日

七宝麻辣湯 (チーパオ マーラータン)

0bd92375.JPG
石神氏がお店を出したというので、ラーメン店ではないけれども面白そうなので食べてきた。スープ春雨のお店。

スープの辛さを6段階から選ぶことができる。石神氏がいたのでちょっと聞いてみたら「辛党なら三番目ぐらいでどうでしょうか」というので、「中辛」という記述がかなり軟弱っぽく見えたのだけれどこれで注文。トッピングを色々選べるのだけれど、今回は初めてなのでベーシックなところで無難に注文。

さて、食べてみたわけですが、山椒の辛さはなかなか良いですね。鶏、豚あたりでスープのベースを作っているようですが、かなりあっさりした味わいで、ヘルシーな感じです。男のラーメン好きにはちょっと物足りないところがあるでしょうが、女性にはかなり受けそう。辛さのほうはやはりちょっと物足りない感じで、次からは激辛か極辛で注文しようと思います。隣で自称辛党という知らない人が女性に薀蓄を語りながら中辛(僕と同じ辛さ)を食べて真っ赤になりながら「これは辛党でも辛い」などと言っていましたが、それはいくらなんでも言いすぎ。あんたは辛党でもなんでもないよ、と言いたかったけれど、黙っておきました(当たり前ですが(笑))。

食べ終わってから石神氏と色々話をしたのですが、この店を開店するために中国で色々調べて、店で働いたりもしてみたとのこと。それで、結構いけそうだったのだけれど、やはり向こうの店なので、化学調味料とかバンバン使っていて、「このままの味ではちょっと」ということだったらしい。そこで、日本人の嗜好に合わせてスープのベースから全部見直して、ほぼ完全に再構築したそうです。そのあたりは散々ラーメンを食べている彼ですから、お手の物でしょう。

ラーメンとは全く違う食べ物ですが、食にこだわりがある人間のセンスを感じさせる一品でした。

この記事へのトラックバックURL