2008年06月18日

博士が博士なら学部も学部

親と子のゲノム教室」の著者であり、「親と子のゲノム教室 オンライン」の運営者である僕ですらすっかり忘れていたのだけれど、このサイトには質問箱コーナーがあって、ゲノム科学に関する質問を幅広く募集している。

#どうでも良いけど、このサイトのカウンターの数字はいくらなんでもおかしいよな(^^; 2003年からのアクセスが185はないでしょう(^^;

それで、昨日、どうしたことか、数年ぶりに質問が、それも同じ大学ドメインから2通も寄せられた。何かの講義で課題が出て、「このサイトで質問してみようぜ」っていうことになったのかも知れない。その質問はこんな内容。

ゲノム解読がされている生物とされていない生物がいますが、解読されていない生物はなぜされていないのですか?
(ゲノム解読を行うことができる生物でも解読されていない生物もいるような気が・・・?)


インターネットで質問先を見つけてきてメールしてくるあたりは多少の知恵が感じられるんだけれど、それにしてもこの内容は酷い。この質問が小学生からのものなら僕も丁寧に回答してあげようという気になるのだけれど、それが理系の大学生からとなれば話は別だ。こうやってブログで晒して嘆くことになる。

以前、日本の博士課程修了者のできの悪さ具合を例示したことがあるのだけれど、まぁ博士のレベルがあの程度なんだから、学部のレベルはこの程度でも仕方がない、というところか。

とりあえず質問者にはこのサイトでも紹介してあげようか、と思うのだけれど、ちょっと内容がマニアックすぎて放送では取り上げてもらえないかもしれない。

大学生にもなればせめて仮説を立てた上で「この考え方は正しいでしょうか?」と質問するぐらいの頭があっても良さそうなものなのだが、まぁ無理なんでしょうかね。こういう現状を見ると、大学なんて何の意味もないな、と思わずにはいられないわけですが。

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