2008年10月12日

イナダ大漁

d670fcea.jpg今日はまず最初の釣り場がソウダガツオのポイント。例によって次から次へとソウダガツオがかかる。それも、刺身で食べることができるヒラソウダ。そこそこ面白いのだけれど、食べてもわりと飽きが早い魚なので、たくさん釣れてもあとで処分に困る。食べる分を2匹確保して、それからあとは全部リリース。

次のポイントは全然あたりがなくて、ポイント移動。

と、その次が超ナイスポイント。カツオがいないのにイナダが一杯いる。このあたりでの釣りは、カツオは外道。だけど、奴らの数が凄く多いので、いかにカツオに餌を取られず、イナダに食わせるか、という勝負。が、今日のここは違う。カツオが全然いない。そして、あたりがあるとそれが全部イナダなのだ。他の船は全然イナダが見つからず、右往左往している。その船がここに集まってきてしまったら、あっという間に釣れなくなっちゃう。ということで、それからあとはいかにこっそり釣るのか、という勝負になった。あたりがあってもあまり大きなアクションを起こさない。竿がしなっているのが見つからないように、竿を水に浸けてしまう。魚をあげるときは船に沿うようにして、見えないようにこっそりとあげる(笑)。おかげで、僕達の船がイナダを次から次へと釣っていることには誰も気がつかない。そのポイントで釣り続けて、結局イナダが12匹も釣れた。普段だと、1匹、2匹釣れれば御の字、3匹釣れれば大量、という感じなのに、である。昼近くになってカツオがその場所に入ってきて、イナダの確率変動タイムは終了。僕達もすっかりおなか一杯になったので、今日は早めに終了。

で、港に戻って帰り支度をしていたら、モーターボートがやってきて、お兄さん達が話をしている。「救急車」「おぼれた」「やばい」「心臓マッサージはやってみた」「30分ぐらい経ってる」みたいな話が細切れで聞こえてくる。どうやら、何かを落とした人がそれを拾おうとして泳いでいて、そのうちに姿が見えなくなっちゃったらしい。10分ぐらいして救急車がやってきて、ボートから担架で人を担ぎ出しのだけれど、もうすっかり死後硬直しちゃっていて、こりゃ駄目だ。南無。さらにしばらくして今度はパトカー登場。こちらも後片付けが終わったので、このあたりで港から離れた。

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