2008年09月30日

高橋そば

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先日、トキの野外放鳥がニュースになった。絶滅したトキを佐渡に復活させようという試みである。生物系の人間として、このニュースには特別な思い入れがあるのだけれど、同時に、「昔は当たり前に存在したものが、いつの間にかなくなってしまうこと」を実感させられるニュースでもあった。

さて、このお店もそんなお店である。20年ぐらい前にはどこにでも普通にあったお蕎麦屋さん。蕎麦屋と言いつつ、うなぎやら、とんかつやら、カレーライスやら、もちろんうどんも、なんでもそろっている。どちらかといえば定食屋である。しかし、コンビニで弁当やおにぎりが売られたり、ほっかほっか亭のようなお弁当屋さんのチェーン店が主要な駅の近辺に出来てきたり、あるいは牛丼やとんかつのチェーン店ができたりといったことで、広告による効果が期待できる店舗がどんどん進出してきて、その経営はどんどん苦しくなってきているんだと思う。じゃぁ、実際に食べてみて、味のほうはどうなのか、って、そりゃぁもちろん、コンビニ弁当や弁当チェーンの味に比較したら、絶対においしい。でも、店の外観とかを見ると、「ちょっとこの店は入りづらいよな」と思うのも確かである。そりゃそうだ、そんなところにお金をかけていたら、お店がつぶれちゃう。大規模な資本が入っていないということはそういうことだ。

今日は親子丼にもりそばのセットを頼んでみた。親子丼は神田とか銀座の老舗で食べるそれに比較すれば、もちろんレベルは下。蕎麦だって、一枚1500円とかする蕎麦と比較したら勝てるわけがない。一言で言っちゃえば凡庸。でもね、こういう店がなくなってしまったときに、「あぁ、あの店の味が懐かしいな。もう一度食べたいな」って、絶対思うんだよ。こういう店は、地元の人間こそが支援してやらなくちゃいけない。支援って言ったって大したことじゃない。時々「何を食べようかな」って思ったときに足を運べば良いだけ。

パソコンでこの店を見つけて、「よし、じゃぁ、東上線に乗って食べに行こう!」なんて思ってもらっては困る。だって、遠くからわざわざ食べに来るような店じゃないんだもの。朝霞台にいるけれど、何を食べたら良いかな?と思っているあなた。そんな人は、ここに行って食べてみても良いと思う。まぁ、場合によっては弁当チェーンやコンビニ弁当のほうがおいしく感じられるかもしれない。でも、そんな味はいつでも食べることができるでしょう?朝霞に行ったらかめさん食堂、朝霞台なら高橋そば。このあたりで食べてみるのもまた一興ですよ。

だから、評価は5つ☆。なくなってしまったらさびしい思いをするのがわかっているからね。なくならないように、ちょこっと☆で応援してみます。いや、別にお店から何かもらっているわけでもないし、特別なサービスを受けるような常連でもないですよ。このお店には、本当に☆を5つつけたいんです。

総合評価 5.0
料理 3.0
サービス 3.0
雰囲気 3.0

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