

最近色々忙しくて夜ですら時間が取れなかった。ということで、久しぶりのレイトショウに来たんだけれど(クライマックスシリーズが終わっちゃってぽっかり時間があいた)、他の客はゼロ(笑) 貸し切り!
という状態で観たこの映画ですが、いやー、馬鹿らしい。007やミッション・インポッシブルはもちろん、エントラップメントとかまでパロディに取り入れている意欲作で、何しろスペクターの基地の安っぽさまで見事に再現していて、「これはなかなかやるな」と思わせる。日米の笑いのツボの違いで滑ってしまいがちなギャグもそれなりに面白かったりして、観ていて何度も「プッ」と吹き出してしまう。だから、食べ物を口に入れながらの鑑賞は要注意。
このくだらなさでこの長さ(110分)はちょっとつらいといえばつらいんだけれど、そこはまぁアン・ハサウェイでなんとかもたせる、ということで。
アホらしい映画と割り切ってみれば結構楽しめると思う。ラストはイマイチだったけれど、評価は☆2つ。気分転換には良かった。