2009年01月17日

半機械的に優良情報を集める事例(私的メモ)

先日、「口コミ論(草稿)」というやや(かなり?)長めの記事の中で下記のようなことを書いた。

口コミは本当に役に立たないのかといえば、そんなことはない。「信頼のおける人物が発信している情報」だけを集めているのなら、それは間違いなく役に立つ。では、信頼がおける人間が発信する信頼のおける情報をどうやって集約するのか、ということになってくるわけだが、これを機械的に実施することはなかなか難しい。もちろんその解法が全くないわけではなく、実際に今ライブログで開発中のシステムはここにフォーカスしている。しかし、何しろ現時点ではまともに動いている評価システムがほとんどない、というのが実情である。個人的にはGoogleのPageRankなどは比較的うまくまわっているシステムだと思っているのだけれど、それにしてもSEOなどという商売が成り立ってしまう程度のものであって、完璧でもなければ完璧に近いわけでもない。

僕が上の文章で「機械的に」と書いたのはもちろん理由があって、実は「機械的」でなければ、かなりの程度まで口コミ情報を信頼性の高いものに変えていくことができる。簡単に思いつくのはブックマークの利用で、例えば僕が「このラーメン評価は参考になる」と思ったエントリーだけをどんどんブックマークしていくのであれば、僕という個人のフィルターを通した「魔人ブウ*によるラーメン評価エントリー集」ができあがるわけで、非機械的な手法によって優良(とは限らないが、魔人ブウ*の主観としては優良)情報の集約が可能になる。もちろん、僕はそんなことをやる気はさらさらないのだけれど、技術的には可能だし、もしある程度の熱意を以ってやるのであれば、それなりのアクセスも稼げるはずだ。


これを書いたとき、「ブックマークを通じた方法で優良情報を非機械的に集めてくる事例」をぱっと思いつかなかったのだけれど、ブックマークではなく、RSSリーダーを使い、かなり部分まで機械的に集めてくる事例があったので紹介しておく。僕自身、「草稿」の注意書きをなくすときには以下のサイトについて言及しておこうと思う。

勝手に将棋アンテナ

このサイトは将棋の情報をはてなアンテナ(厳密に言えばRSSリーダーではないのだが、ほぼ同様の機能を持っているし、普通の人にアンテナとRSSリーダーの違いを説明するのは結構面倒くさいので、さくっとスルー)を利用して集め、それを外部に提供している。管理人のもずさんが個人の目で判断し、「このサイトの情報は巡回する価値がある」と感じたサイトを登録する形になっていて、将棋愛好家でネットをやる人の利用率はかなり高いようだ。僕が発信しているコンテンツだと将棋SNSの僕の日記と、このブログの将棋カテゴリの記事の両方を登録していただいている。僕は今、将棋ねたは極力将棋SNSの日記に書くことにしているのだが、外部のブログに言及したりする場合にはトラックバックする必要上、ブログに書くことにしている。その際はブログにも書いて、将棋SNSには「ブログに書きました」などと書いてしまうので、勝手に将棋アンテナさんにとっては記事が重複してしまい、結果的にノイズになってしまうのだが、まぁ、このくらいの不具合は仕方がないところだろう。何しろ、SNSの中の日記とか、ブログの中の1カテゴリなどを指定してアンテナに追加しているところが面白い。

ブックマークは記事単位でのスクリーニング、アンテナはサイト単位、あるいはサイトの1カテゴリ単位のスクリーニングなので、前者の方がより人為的な割合が高いと言えるが、両方とも人為的な判断を加えてスクリーニングしている点では同じである。

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