2009年03月16日

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

508f056d.jpgどんな映画に仕上がっているのか、興味津々だったわけですが、ようやく観てきました。

始まってすぐに思ったのは、「誰だ、この字幕」ということ。へたくそ。いや、戸田奈津子女史のように妙な意訳をしてストーリーをめちゃくちゃにするんじゃなくて、変な日本語、ら抜き言葉のようなものを使うところが非常に気持ちが悪い。うわー、大好きな松浦美奈女史がこんな字幕を書くわけないし、一体どこの誰なんだ、と気になり始めたら映画のストーリを追えなくなりそうになってしまった。こういう人を使うのは是非辞めて欲しい。

#アンゼたかしさんっていう人らしい。

さて、字幕のおかげで台無しになってしまいそうだったのだけれど、何とか集中力を取り戻して頑張った。一人の人生をたっぷり3時間近く見せようというのだから、作るほうも大変だっただろうけれど、観るほうも大変。途中で「どのくらい経ったんだろう」と時計を見たら2時間20分ぐらいだった。そこから先は広げた風呂敷をどうたたむのか、それが見所。

終わってみると、主人公の設定こそかなり特徴的だったものの、あとは普通の恋愛ものだった。ただ、彼と彼女の時間軸がひっくり返っているおかげで、ストーリー前半は男性が女性に振り回され、ストーリー後半は女性が男性に振り回される。要は、若い奴は年寄りを振り回すもの、ということか。

何しろ、一番の見所は主人公二人の経年変化を何の違和感もなく見せてしまう特殊効果。これをみるだけでも価値がある。ここまでできるのを見てしまうと、篤姫とかで宮崎あおいの白髪を増やすだけで加齢を表現していたのはどうなのよ、と思ってしまうが、そこはお金はかかっていても大河ドラマと映画の違い、ということか。もう、役者のベースの姿かたちさえあれば、あとは特殊効果で何でもできてしまうということですね。凄い。

評価は☆2つ。

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