2009年03月30日

エリザベス : ゴールデン・エイジ

エリザベス : ゴールデン・エイジ

エリザベスも観たから、その流れで借りてきた。

前作の出来が良かったので結構期待していたのだけれど、ちょっと肩透かし。物語としては大きくわけてエリザベスの三角関係、ライバル・メアリーの王位継承、そしてスペイン無敵艦隊との対決、という3テーマになるのだけれど、どれもこれもちょっと中途半端。まず恋愛譚だけれど、女王としてのエリザベスと女性としてのエリザベスを描こうとした意図はわかるものの、どうにも突込みが甘く、感情移入できない。ベスが可愛いのは良いんだけれど、ベスとエリザベスの関係の中に海賊が入り込んできたあたりがいまひとつ濃密に描かれておらず、単にベスが弱っているときに勢いで、みたいな感じになっているのがちょっと違和感あり。最後のまとめ方もうーーん、という感じ。王位継承の話はこれまた国民を守る位置づけの女王と人間としてのエリザベスを対比するのは良いんだけれど、メアリーの描かれ方が中途半端。史実を良く知らないのでなんとも言えないのだけれど、もうちょっと詳細に描いたらどうだったんだろう。そして、無敵艦隊との対決。ここがおそらくは映画の一番の見せ場だったんだろうけれど、ロード・オブ・ザ・リング、パイレーツ・オブ・カリビアンなどの会戦シーンを観てしまっていると、いかにも短い。いや、長ければ良いというわけではないし、LORなどはちょっと長すぎる気もしたけれど、この映画を観てみると会戦シーンは長すぎるのはともかく、短いと駄目というのが良くわかる。しかも、スペイン艦隊が異常に弱い。いや、無敵艦隊はサッカーでも肩透かしを食らわせたことがあるのだけれど、本当にあんなんで良かったのか、スペインの人たちは怒らないのかとちょっと心配になる。

やや短めで、「え?これでおしまい?」というところで終わってしまうところを考えると、あと30分長くして色々な部分をもうちょっと描けば受ける印象は随分と違ったものになっただろうなぁ、と思うのだけれど、どうなんだろう。☆1つと言いたいところだけれど、アビー・コーニッシュが可愛かったので☆半分オマケ。☆1つ半。

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