2009年08月02日

横浜スキー協会評議員会

スキー連盟の組織は

全日本スキー連盟 → 神奈川県スキー連盟 → 横浜スキー協会

というようなヒエラルキー構造になっていて、うちの会社のスキー部は横浜スキー協会所属ということになっている。スキーの大会は県連のレースと協会のレースがあって、格的には当然県連の方が上なんだけれど、協会のレースもそれはそれで面白かったりする。それで、県連にしても、協会にしても普及活動やレースの運営など、色々なことを役員の人たちが頑張ってやってくれているおかげでそういう楽しみを満喫できるわけで、我々のような参加する側も協力できるところは協力していきたいと常々思っている。

僕自身まだスキー選手だから、冬の間にも色々と拘束されてしまう役員は遠慮させていただいているのだが、春、夏、秋についてはなるべく前向きに協力していきたいと思っている。そういうわけで、昨日は実は白馬である五輪選手のパパと飲んで、今日は朝からそばの種を蒔く予定だったのだけれど、突然開催が通知された横浜スキー協会評議員会に参加した。ついでに言えば、評議員会の最中、ずっと「どーーーん」「どーーーん」と横浜の花火大会の花火の音が聞こえてきていた。白馬もパス、花火大会もパス、という残念な状態ではあったけれど、やはりきちんと義務は果たすべきだろう。

さて、その評議員会だけれど、花火大会と負けず劣らず白熱したものになって結構面白かった。でも、ただ白熱しただけならこのブログにわざわざ書くようなことでもない。なぜここに書くかと言えば、そこで展開されたものが典型的な世代間闘争だったからだ。このブログで散々書いてきた、「既得権者からどうやって権利をひきはがすか」という現代社会の最大の課題が目の前で展開されたわけである。評議員会は事前に資料が送られてきて、その内容について審議するのだけれど、今回はその資料の中の監査報告の部分で協会内部が相当にめちゃくちゃになっていると記述されていて、面白くなりそうだなぁ、と思っていた。

結論から言えば、「次の世代」は既得権者から権利を引き剥がすことには失敗した。

まず、評議員会の冒頭、議長の選出があった。議長は評議員なら誰がやっても構わないということになっているし、一日で役目が終わるので、僕みたいにテンポラリーに協力したいと思っている人間にはちょうど良い。ということで立候補してみたのだけれど、もう一人立候補した人がいて、評議員の間での多数決になった。結果、僕は負けてしまい、議長にはなれなかったのだけれど、まぁ議長になってしまうと言いたい事も言えなくなってしまうので、好都合と言えば好都合。

評議員会が始まって早々、議長が「今日は7:45まで事業報告、決算の承認、8:15までに予算の承認を」などと発言し、評議員から「8時までなのになぜ8:15なんだ」とクレーム。すると議長は「いや、原稿に書いてあったので」と発言し、さらに理事長が「すいません、ミスプリです」と発言し、「なんだ、議長は理事長が送り込んだ人なのね。おまけに原稿まで用意されているのね」ということがばればれ(笑)。この時点で議長は理事長のお抱えということが判明したので、僕は当然それを意識した対応をした。

で、以後の詳細についてはここに書いてしまって良いのか判断がつかないので書かないけれど、議長を送り込んだ理事長と会長、副会長が「三役」という立場で理事会と対立していることはわかった。今回は議長も三役のお抱えなので、机の向こう側にいる偉い人たちと、こちら側にいる実務者および会員、という構図になった(会員の中にはもちろん三役派もいる)。

監査資料を参考にしたうえで質疑して、なんとなくわかったことは、組織は規約上理事会が意思決定機関らしいんだけれど、それを無視して三役が突っ走り、理事会は過半数の連名で三役に対して辞任勧告書を提出したとのこと。つまり、最高意思決定機関が「三役は辞めてください」と意思表示したということ。僕はここまで引き出したんだけれど、議長側の陰謀によって別の審議を先に行うことになり、そのまま時間切れ。まんまと理事長側の策略通りに評議員会が終了してしまった。あと、今日の評議員会の前に臨時理事会が開催され、そこでは理事会の決定が最優先されると確認された旨の報告があった。ということで、三役はどうするんだろう、と思ったところでおしまい。残念。

組織運営なんて、実はそんなに難しくないはず。規程に書いてある通りに進めていけば良いだけのこと。会長とか、理事長とかの解任に関するルールとかが書いてないのであれば、まずそこから作らないと。

しかしまぁ、大きな組織から小さな組織まで、どこでも世代間闘争というのは起きているんだなぁと実感した次第。

名誉理事長は「仲良くやりましょう」と力説していたけれど、別にそこに対して反論するつもりはさらさらない。仲良くやれるのが一番。でも、そのためにはみんながルールを守らないとね。ただ、具体的にはどんな感じなのか評議員には伝わってこない。そのあたり、監事に色々と質問したかったんだけれどなぁ。

毎年評議員会は時間延長した上で尻切れトンボになる。最初から4時間とかにすれば良いのに。

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