2010年02月02日

日本体育協会は解散したらどうか?

以下、全て私怨というか、個人的文句というか、ふざけんな、という話。

先日、神奈川の国体予選でライブログのVIC小林が2位になって、今年の国体の選手に推薦されたんだけれど、それが取り消しになった。

選手に直接電話があったので、僕から神奈川県の体育協会に電話をしたら、このスポーツ振興課主幹は「情報は出せません」の一点張り。まったくこれだからお役所仕事は使えないんだよ、と思いつつ、神奈川県スキー連盟に連絡した。連盟からは判断の根拠を教えてもらったんだけれど、それによると、日体協は、

「派遣会社から派遣されている社員の「勤務地」の考え方については、「籍を置く派遣会社」ではなく、「実際に派遣され、勤務している会社」を勤務地としている」

とか書いていきているらしい。書いてきているのは、国体推進部国体課。こいつ、馬鹿か、という話であって、ライブログは派遣会社じゃないし、VIC小林はどこかの会社へ派遣されたわけでもない。ライブログの社員としてチューンナップをしたり、ワックス定着剤のテストをしてくれたり、また実際にそれを使って成績を出してくれたり、さらには彼の周辺にいるスキー関係者にうちのワックス定着剤についてレクしてくれていた。

そもそも、国体の出場枠には「現住所」と「勤務地」がわざわざ別に設定されているわけで、そこの定義には次のように書いてある。

雇用者と雇用契約を締結した上で、現に主たる勤務実態を有する会社等の所在地を指す

(「国民体育大会参加資格、年齢基準等の解釈・説明」より抜粋)

VIC小林はライブログと雇用契約を結んで勤務しており、ライブログは横浜にしか存在しない。

ということで、僕からは神奈川県スキー連盟を通して、以下の文書を日体協に送った。

日本体育協会の判断について

2010/2/1
株式会社ライブログ
代表取締役CEO 元木一朗

○勤務地の定義
「雇用者と雇用契約を締結した上で、現に主たる勤務実態を有する会社等の所在地を指す」(「国民体育大会参加資格、年齢基準等の解釈・説明」より抜粋)

○小林幸世の現状
1.小林幸世は、株式会社ライブログの社員であり、勤務実績がある。
2.株式会社ライブログの本社は神奈川県横浜市であり、支社、事業所などは存在しない。
3.小林幸世は他社との雇用締結を一切行っていない。
4.バンクーバー五輪スキークロス出場を目指し、年の半分以上を海外合宿に費やしていた。
5.小林幸世の株式会社ライブログにおける主たる業務は「スキー板のチューンナップ」、「新コンセプトスキーワックス定着剤の広告、販売」、「新コンセプトスキーワックス定着剤のテスト」、「スキートップ選手との交渉」、「ワックスメーカーとの交渉」であり、これらの活動は合宿先や都内が中心となっている。
6.一昨年より神奈川県スキー連盟からFIS、SAJ登録をしてFISレース等に出場してきた。国体予選に出場した経験はなかったが、正式にバンクーバー五輪出場枠から漏れたことを機にスキークロスを引退、1月に実施された神奈川県スキー連盟主催の国体予選に出場、2位となって県連の推薦を受けた。
7.株式会社ライブログは派遣会社ではなく、小林幸世は派遣されて他社に勤務しているわけでもない。あくまでもライブログの業務として出張先で作業をしているだけである。


○株式会社ライブログについて
2005年創業。本社は神奈川県横浜市。主たる業務はインターネット関連事業、スキー販売(ネット中心)、スキーワックス開発、ゲーム制作、CD販売(ネット中心)等である。会社のスキー部が横浜スキー協会所属の「赤い彗星」である。


○株式会社ライブログの判断
小林幸世の業務内容から、神奈川県に存在する本社での活動は不可能であり、結果として、本社への出社回数は非常に少ないが、「主たる勤務実態を有する会社等の所在地」は間違いなく神奈川県である。国体の参加資格に関する解釈・説明と照らしても、小林幸世が国体に「(イ)勤務地」から出場する場合は神奈川県を除いては他に存在しない。


○ライブログの見解
以上より、日本体育協会の判断は状況を正確に把握しているとは言えず、再検討をお願いしたい。


これを送ったのが昨日だけれど、さっき、神奈川県スキー連盟から「やっぱり駄目という連絡が日体協から来た」と連絡があった。

日体協は馬鹿か?自分たちで定義した文書を良く読め、という話。確かにVIC小林は神奈川県には全然いない。横浜の本社で仕事をしたことも全然ない。でも、それだったら出場資格がないなんてことは日体協が出している書類にはどこにも記載されていないのだ。記載されていることは、「勤務実態を有する会社等の所在地」であって、それは神奈川県横浜市以外に存在しない。最初に「派遣会社から派遣されている場合は派遣先」とかトンチンカンな判断を書いてきて、引込みがつかなくなったってこと?

日体協は、まず自分たちが自分たちのウェブサイトに掲げている出場資格を書き換えた方が良い(例えば、「毎月15日以上当該県で勤務していること」とか)。役人(と、それに類する人)は基本的に文書で規定されたものを文書通りに判断する存在のはず(いや、あくまでも僕がいた経済産業省だけかも知れないけれど、僕たちは常に根拠法に照らして問題がないのかを考えていた)。この文書のどこをどう読めばVICに出場資格がないという判断になるのか、説明できるなら説明してみろ。できるわけがない。

VIC小林に出場資格がないというのなら、出場資格がないと読めるような文章にしろ。例えば在宅勤務とか、今のままならどう解釈するんだということ。多様な雇用形態、就業形態があるのに、そこに配慮しない定義を掲げておいて、それを根拠とした主張に対して、日体協の勝手な解釈で出場資格があるだの、ないだの、個々に判断されたら、選手も、それをサポートしている人間も、たまったもんじゃない。それができないなら、いっそのこと、勤務地枠なんかなくせよ、という話だ。それで、ちゃんと日本語が読めず、自分たちで作っている文章に則った判断が下せないような組織なら、解散した方が良い。

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この記事へのコメント
大喜びしているのは繰り上がるあの人ですねww
Posted by SAKレーサー at 2010年02月02日 17:53
> 大喜びしているのは繰り上がるあの人ですねww

まぁ、そのあたりについて魔女狩りしても仕方ないですが、神奈川の体協には「VIC小林を調査しろ」というタレコミまでいったみたいですよ。「ライブログは名義上横浜になっているが実体がない」とか書いてあったらしく、馬鹿か、という話ですが(笑)そんなもの、すぐ調べられる話。ライブログは横浜の会社だし、毎年きちんと緑税務署に税金を納めてます。
Posted by buu* at 2010年02月02日 17:58
人気ブログだけあって、レーサーも結構見てますね。小林選手、栃木在住ですよね?そのあたりが問題だったのでは?
Posted by SAKレーサー2 at 2010年02月02日 18:01
> 小林選手、栃木在住ですよね?そのあたりが問題だったのでは?

個人情報なのでどこ在住とは書きませんが、横浜まで毎日通える場所ではありません。

営業で都内を歩き回っているけれど、本社は神奈川、とか、色々なパターンはあり得るわけで、その中で考えても確かにVICは神奈川県との関わりは希薄だと思います。が、問題はそこではないはず。

例えば僕は道民カードを持っています。北海道の会社に勤務しているからで、在勤証明はいつでも貰うことができます。ただ、この場合は、僕は北海道から国体に出ることは難しいでしょう。それは、

「雇用者と雇用契約を締結した上で、現に主たる勤務実態を有する会社等の所在地を指す」

という中の、「主たる」という部分に外れるからです。

大事なのは、文章で定義されたものに合致しているかどうかです。今回のVICについて言えば、間違いなくセーフ。どこにもこの文書に該当しないところがありません。それで、どうしてもVICの資格がないというのなら、そういう文書に書き換えるのが先だろ、文書上は適格なのに、勝手に例外事例を設置して資格なしとするのはおかしいだろ、ということです。
Posted by buu* at 2010年02月02日 18:09
なるほど明快です。
Posted by SAKレーサー2 at 2010年02月02日 18:14
これは裁判だな。
Posted by 横浜スキー at 2010年02月02日 21:19
> これは裁判だな。

あんまりモタモタしていても国体になっちゃうので、それはそれで困るんですよね。
Posted by buu* at 2010年02月02日 22:39
都連の者です。都連でも資格に関しては時々トラブルが起きております。今回の件は内容を見ても、体協が判断をあやまった感じです。トラブルを避けることは重要ですが、判断基準があるのだからそれに沿った判断を下すべきです。神奈川県も例外ではないと思いますが、スキー人口はどんどん減っていて、ほとんどが成年Cという状態です。こうなってしまったのは色々な原因がありますが、体協の体質が旧態依然としていて、かつ無責任な体質だからということもあると感じています。国体もみんなからそっぽを向かれ、開催場所にも困るような状態ですが、そのあたりのことについて、彼らは当事者意識を持ってないのだと思います。
Posted by SAT成年C at 2010年02月02日 23:21
狙ってわざわざ屈指の激戦区神奈川からエントリーする馬鹿はいない。そこにいちゃもんを付けるのは神奈川の同じクラスの選手ぐらい。比留間さんが参入した時も散々文句を言っていた奴らだから、今回もどうせそんなことだろう。
Posted by 通りすがり at 2010年02月02日 23:47
> こうなってしまったのは色々な原因がありますが、体協の体質が旧態依然としていて、かつ無責任な体質だからということもあると感じています。

うーーん、そのあたりの因果関係は僕は良くわかりませんが、日本体育協会の国体推進部国体課というところが馬鹿なのはわかります。
Posted by buu* at 2010年02月03日 00:21
> 狙ってわざわざ屈指の激戦区神奈川からエントリーする馬鹿はいない。そこにいちゃもんを付けるのは神奈川の同じクラスの選手ぐらい。比留間さんが参入した時も散々文句を言っていた奴らだから、今回もどうせそんなことだろう。

疑義を述べるのは一向に構わないと思っています。

#僕は匿名の「アルペンスキー競技国体派遣選手についての調整のお願い」という、神奈川県体育協会宛のタレコミを読みましたが、事実誤認があちらこちらにあって、「必死だな」という感じの内容でしたけれど、まぁ、それはそれ。

問題なのは、日体協がきちんと明示している基準に照らして、何の問題もないと思われる選手の出場資格を、きちんとした根拠も示さずに「なし」と裁定したことです。二度目の判断については根拠も、基準も、見解も、一切提示されていませんから、どういう判断なのかもわかりませんが。

SAKは「窓口はうちなので、うちを通してくれ」と言っていますが、僕は別に県連と喧嘩をしたいわけでもなく、また間に挟まって困った立場に追い込みたいわけでもありません。だから、日体協を対象としてどう対処すべきかを考えているところです。幸いにして、相手の部署、電話番号などはわかっていますので、直接、判断基準について詰めてみようかと思っています。
Posted by buu* at 2010年02月03日 00:28
元官僚なんだから、文科省経由でちょいちょいとやればすぐ解決するんじゃないの?
Posted by 通りすがり2 at 2010年02月03日 08:37
> 元官僚なんだから、文科省経由でちょいちょいとやればすぐ解決するんじゃないの?

経産省から文科省へはちょっと距離があるんですよね(笑)まぁ、可能だとしても、その手のことはあんまりやる気はないですが。
Posted by buu* at 2010年02月03日 14:22
とりあえず、今、質問状をメールしてみた。あんまり長引かせても良くないので、回答期限を月曜日に切っておいた。
Posted by buu* at 2010年02月04日 17:53