名称:つけめん番長 銀
種類:東京西部
場所:朝霞台
評価:7/ABA
2010.2.5
コメント:一本気が移転してしまってラーメン空白地となっていた朝霞台に待望の新店がオープンしたので、早速行ってみた。屋号から分かる通りつけ麺屋さんで、つけ麺の種類は充実しているけれど、ラーメンは「中華そば」の一点のみ。しかも、大盛りとかにも対応してくれないよそ者っぷり。でも、ラーメンを注文してみた。
麺は太めの縮れ麺。加水率が低めでやや硬く感じるものの、食べているうちに徐々にちょうど良くなってきた。トータルで見ればなかなかの良品。スープの絡みも良い。残念なのは、麺の量。あんまり多くを食べられない僕が食べてもちょっと物足りなさを感じるくらいなので、大学生とかが食べたら全然足りないと思う。そんなあなたのためにサイドメニューでご飯物やデザートが用意されているのだけれど、せめて大盛りを用意して欲しいところ。ちなみに自家製麺とのことなので、加水率や麺の硬さなどはコロコロ変わる可能性がある。
スープはとんこつベースの醤油味で和風だしが効いている東京西部系。頑者とか、そのあたりのスープに近い。ベースがしっかりとしているし、味も良い。ちょっと残念なのは、苦味があとに残ること。食べている最中は全く気にならないのだけれど、食べ終わったあとに口の中に苦味が残る。これは魚粉からのものなのか、煮込みすぎた豚骨からのものなのか、そのあたりはわからないけれど、唯一のマイナスポイント。
チャーシューはかなり美味しい部類。スパイスが適度に効いていて、肉質も悪くない。なかなかの良品。300円アップで肉マシにしてみたら、別皿で大量のチャーシューがもらえた。これのおかげで一層麺の存在感は薄くなってしまった。というか、チャーシューの方が多いくらいだった。
完成度はかなり高いと思う。いささか食べ飽きた味なので、通うかと言われるとまぁ月に一度で十分かな、と思うけれど、結構推薦できる。個人的には、この系統なら俺の空とかの方が好きだけれど。あ、あと、麺をもうちょっと増やして、お願い、という感じ。
今度はつけ麺を食べてみようと思う。