2010年03月12日

ラッシュライフ

ラッシュライフ [DVD]

フィッシュストーリーが意外に面白かったので、ラッシュライフも期待して観たのだけれど、今度は期待が裏切られて、非常につまらなかった。

何しろ、まず、音声がひどい。映画館で観れば問題ないのかもしれないけれど、音声がほとんど拾えていなくて、何を言っているのか良く分からない。仕方無しにボリュームを大きくしたら今度は物凄い大声で怒鳴ったりするので、何か新型の嫌がらせかと思った。これがわざとなのか、たまたまなのかはわからないけれど、うーーーーーむという感じ。

音声がひどいなぁと思いつつ、ご飯を食べながら見ていたらまもなく死体の解体ショーが始まって、ちょっとびっくり。でも、別にご飯を食べながらでも特に問題はない。問題はないのだけれど、問題なのはその内容じゃなくて、ハンドカメラによる映像。もう、ぐーらぐーらと揺れていて、観ていて気持ちが悪くなる。中身じゃなくて形式の方で気持ちが悪くなるっていうのはちょっとどうなのか。もちろんこれも狙ってやっているのだろうけれど、それがちゃんと効果を出しているのかと言われると正直微妙。

この、導入にあたる河原崎編の部分ですでにいやーな感じになっていたのだけれど、次の黒澤編もかなりやばい。このあたりで眠くなってきてしまい、あぁ、この映画はちょっと、自分には合わないな、と思った次第。我慢して最後まで観たけれど、特に感想らしい感想はない。監督の自分勝手な自己主張をたっぷり味わってしまった感じ。もちろん、その自分勝手な方向が自分の嗜好にあっているなら何の問題もないのだと思うのだけれど、残念ながら僕には合わなかった。要はそういうことなんだと思う。

観る人間を物凄く選ぶ映画だと思う。原作が大好きなら楽しめるのかも(僕は読んでない)。出演者が大好きなら楽しめるかも(堺雅人を始めとして、魅力的な俳優が出ていたし、一部を除いてきちんと演技していたと思うけれど、個人的にはちょっと楽しめなかった)。あとは・・・・・なんだろう。誰なら楽しめるのかな?良く分からないストーリーをきちんと再構築して、「あぁ、なるほど、こういうことだったのか」と、パズルを組み立てるような作業が大好きで、そのための労力を全く惜しまない人。これなら楽しめるのかも。

評価は☆半分。

ちなみに原作はこちら。

ラッシュライフ (新潮文庫)

原作を読めば、また違った印象なのかも知れず、でも、ちょっと当分読む気にはなれないかな。

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