2010年04月24日

シザーハンズ

シザーハンズ (特別編) [DVD]

ティム・バートンとジョニー・デップがタッグを組むルーツになった作品。「アリス」を観る前にちゃんと復習しておこうと思ってTSUTAYAで借りてきた。

しかし、この映画は凄い。20年近く経った今でも古さを感じない。これを撮った時、ティムは30歳ぐらいでしょう?天才っているんだよなぁ、と思う。

不思議な街並み(と言っても、実在の街らしいけれど)と、そこに住む不思議な住民が何やら「時計じかけのオレンジ」みたいな雰囲気なんだけれど、その奇妙な街で奇妙な主人公が巻き込まれる騒動は、何故かいかにもありそうな話。中年女性達に翻弄されて傷つけられて行く無垢な主人公が可哀想で、でも、彼に対して徐々に心をひらいていくヒロインとの心の交流がとても心地良く、そして異型の主人公をいつの間にか応援している。

カラフルな街とモノクロの城。打算的で世俗的な街の人たちと無垢な主人公。男と女。彼に大して好意的な人々と、彼を忌み嫌う人々。様々な対照的要素を時には空間を、時には時系列をずらして大胆に配置し、その中で大人のためのおとぎ話を展開している。

氷の彫刻のシーンは映画史に残る名シーンだと思う。

「どうして雪が降るの?」

この子供の質問に対する答えとしてはあまりにも大人の話(ラストを含め、あちらこちらに少しずつ毒が盛られている)だけれど、この映画を観たら、多くの人が「冬になったら雪が降って欲しい」と思うようになるだろう。一枚DVDを買って、晩秋の夜に観て、そしてやってくる冬を楽しむのがオススメ。

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この記事へのコメント
ステキな作品ですよねぇ〜
ジョニデファンということを除いても、
スゴイと思います。
何度観ても。
Posted by cocoa at 2010年04月25日 09:08
> ステキな作品ですよねぇ〜
> ジョニデファンということを除いても、
> スゴイと思います。
> 何度観ても。

一家に一枚ですなぁ。

Posted by buu* at 2010年04月25日 11:27