2010年05月13日

クヒオ大佐

6ffc7636.jpg結婚詐欺師と、彼を取り巻く女性たちを描いたコメディ映画。

公開時に観たかったんだけれど、都合がつかずに結局映画館で見ることができなかった。仕方が無いのでツタヤで借りてきてみてみたんだけれど、大体予想通りの映画だった。

冒頭、「あれ?違うディスク?」と心配になってしまうような第一部がいきなりオカシイ。すぐにそれとわかるような嘘をついて100億ドル以上をせしめた米国と、嘘とわかっているのにおつきあいしなくちゃならない日本。そんな国際状況がさっと説明されて、始まるのが第二部。もう、このくだらない構成だけで☆が半分増えちゃう。

そして、そこから先は、堺雅人が出る映画で頻繁に展開される乾いた笑い。大きく口をあけて爆笑するようなところは全然ないんだけれど、プッと吹き出しちゃうようなシーンがあちらこちらに。この人の映画って、本当にこういうのが多い。きっと、コレが彼のカラーなんだろう。問題は、そのカラーにフィットするかどうか。ジャージの二人は、少なくとも僕にはフィットしなかった。でも、南極料理人は結構イケた部類。そして、この映画もまんざらではなかった。

もう、映画の概要が最初っからわかっているから、見るシーン、見るシーン、「あぁ・・・・・」という感じ。そして、それを全然裏切らない展開。予想がつくといえば予想がつくんだけれど。そして、予想できちゃうのは、観客だけじゃなくて、登場人物の女性たちもだったりする。みんな、「怪しい」と思っている。思っているのに騙されちゃう。騙されても、なんか許しちゃっているところもありそうな感じ。「私、騙されてるな」と頭で理解していながら、でも、感情が制御できないでいる。そんなおバカな登場人物たちがいい味を出している。

そして、弁当屋社長の弟と、銀座のやり手のホステスがまた良いスパイスになっている。彼らのお陰でクヒオの情けなさが一層引き立つ。さらに、嘘を嘘で塗り固めながらもピンチに追い込まれては困った表情を浮かべるクヒオを上手に演じる堺雅人がナイス。

ということで、結構笑えたし、登場人物たちの演技も良かったし、なかなか馬鹿にできないと思う。満島ひかりちゃんが可愛かったので、その分☆をおまけ。

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