2010年06月27日

決勝トーナメント初日の結果と二日目の展望

6c4cc4f9.gifワールドカップを将棋でたとえるシリーズファンのみなさん、こんにちは。

昨日から決勝トーナメントが開始されました。グループリーグと違い、毎日1、2チームがワールドカップから姿を消していく、シビアな戦いが始まっています。

初日は生涯で今が一番調子が良いと言われている田村六段対戸部六段。序盤にリードした戸部六段でしたが、中盤で田村六段が追いつき、混沌とした状態へ。優劣不明の状態が続きましたが、最後は戸部六段の絶妙手が炸裂し、戸部六段の勝利となりました。田村六段の巻き返しも見事だったのですが、滅多に見ることができないような絶妙手の前には田村六段も為す術なし、といったところでした。

第二局は三浦八段対窪田六段の一戦。前半リードした窪田六段に対して粘り腰の三浦八段が驚きの構想を見せ、最後は相入玉の指し直しに。持ち時間を2/3に減らしての再勝負は序盤に窪田六段がリード。さすがの三浦八段もスタミナ切れか、最後は怒涛の攻めを見せたものの、窪田六段の前に屈する結果となりました。

このブロックは絶対的な本命が不在のため、どの棋士にもチャンスがあるという状況でしたが、次戦は戸部六段対窪田六段の対決と決定しました。

さて、今日はこのあと、山崎七段対広瀬六段、佐藤九段対藤井九段という好カードが続きます。

山崎対広瀬は主要トーナメントでは1990年イタリアワールドカップ準決勝、ユーロ96準決勝で顔をあわせており、いずれも山崎七段が僅差の勝利で決勝に駒を進めています。

一方佐藤九段と藤井九段は2006年ドイツワールドカップでも対決しており、指し直し局まで進んで最後は佐藤九段が勝利を収めています。

大きな差がつくことは考えられず、どちらも熱戦が期待されます。山崎広瀬戦はもうまもなく振り駒です。

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