2010年08月30日

一に雇用か、それとも景気か

菅さんは一に雇用らしい(^^;

卒業から3年以内の採用に奨励金 政府の雇用緊急対策案

我が大学の先輩ながら、頭の中身はちょっといかがなものなのかなぁ。

まず一つめの間違いは、「新卒」なんていうものに全く意味が無いのにも関わらず、その悪習を持続させるような政策だということ。

次の間違いは、「日本経済を立て直すには『一に雇用、二に雇用、三に雇用』。雇用があればモノが生まれて経済成長し、税収が上がる。それを生かして社会保障も強くなる」という発言。

ニワトリと卵みたいなところもあるけれど、一に雇用じゃないでしょ。だって、仕事がなかったら雇用なんて作れないもの。今みたいに、一度雇用しちゃったらなかなか首を切れないという状態だと、人を一人雇用するというのは会社にとっては40年間3億円のお買い物。それを、「奨励金があるから」みたいな安易な理由でやるとも思えない。

まず、仕事がなくちゃ。仕事があれば、あたりまえだけれど雇用が生まれるんだから。多分、だけれど、菅さんは別のところに行けば「景気が第一。一に景気、二に景気、三に景気。景気が良くなれば雇用も増えるし経済が成長し、税収が上がる。それを生かして社会保障も強くなる」って言うんじゃないのかなぁ。なんか、全然頭を使っている感じがしない。目の前にいる人達の顔色ばかりをうかがっている感じ。

それで、こうやって無理やり押し込まれた学生たちが、そのまま既得権者として日本経済を停滞させるわけでしょう?

これじゃぁ、小沢待望論が出てきても仕方ない。もう、小沢さんでも良いんじゃない?それでバラマキをバンバンやる。それで、そんな頭の悪い奴とはやってらんない、という若手が民主党を出て行く。そうやって、さっさと民主党を分裂させようよ。そろそろ小沢待望論のその先の、民主党分裂(解党)、政界再編のフェイズになって欲しい。あんまり長いこと菅政権が続いてしまうと、金融とか経済とか、取り返しがつかなくなるから。

みんな不思議に思っているみたいなので、見つけた記事をつらつらリンクしておきます。

「雇用→経済成長」は“逆”なのでは?! ―前田拓生

1に雇用、2に雇用、3に雇用



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