2010年10月20日

日本においてはノーベル賞受賞者は予算獲得のための傀儡でしかない

この間、ノーベル化学賞の受賞のニュースのときに、

昨日、日本人がノーベル賞を受賞したっていう報道があったけれど、ノーベル賞は、こういう「新しい」何かを生み出したことに対する功労賞。ところがなぜか、日本ではそれが予算獲得の看板に利用される。偉いのは、ノーベル賞を貰う前からその人を評価し、尊敬していた人なのに、目立つのはそのひとを神輿に担いで自らの権益を拡大しようとする人たち。きっと、今回もそういった動きが出るのだろう。


ってことを書いたわけだけれど、ほらね、やっぱり(笑)、というニュース。

ノーベル賞の鈴木さん、文科相と会談「サイエンス、長い目で」注文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101014-00000576-san-soci

島津の田中さんがノーベル賞をとったときも、文科省ライフ課と経産省バイオ課のどちらが彼を取り込むかっていうので争いがあったわけで、それを隣の机(っていうか、僕はバイオ課の課長補佐だったから、大騒ぎしている課の中の人間だったわけだけど)で見ていて、やれやれ、という気分だった。そして、野依さんが理研の理事長になったのを見てもやっぱりやれやれ、という気分だった。そして、今回もどうせこうなるだろうな、と思っていたので、別に驚きもしない。

しかしね、こうやって、ノーベル賞という看板を担ぎ出して、やれ予算をつけろ、やれ科学技術だ、って国にお金をせびるタックスイーター達っていうのは、いい歳して「ママー、あれ買って」「ママー、これ買って」って駄々をこねているマザコン坊やみたいだよね。

本当にくだらない。

ノーベル賞受賞者が権威だっていうなら、どこにお金をつけるかじゃなくて、どのお金をカットするかで活躍してもらえよ。カットされた方も相手がノーベル賞受賞者なら文句ないだろうさ。「理研のお金は無駄だね。やめちゃえ」って、ノーベル賞受賞者対決になったら面白いのになぁ。

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ごもっとも。ノーベル賞と予算【おやじのぼやき】at 2010年10月20日 20:00