2010年11月17日

こんにゃくゼリー裁判

こんにゃくゼリー 死亡男児両親の請求棄却 神戸地裁支部
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000013-maip-soci

中村隆次裁判長は「商品に製造物責任法上の欠陥はなく、子どもや高齢者への危険についての警告表示も十分だった」として請求を棄却した。


至極当たり前の判決ですな。

このブログにおけるこんにゃくゼリー関連のエントリーはこちら


死亡22件…安全性議論迷走、進まぬ法整備 こんにゃくゼリー判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000542-san-soci

こんにゃくゼリーの安全性をめぐっては、危険性を“警告”する消費者庁と内閣府の食品安全委員会の間で見解が分かれるなど議論が迷走、法整備に向けた動きも進んでいない。


進んでないんじゃなくて、法整備の必要がないんじゃないの?

こんにゃくゼリーによる死亡事故は平成7年以降、22件報告されている。今回の男児の死亡が最新ケース


たった22件しかないんだし、「最新ケース」って、これだけ騒がれているのに1歳児に食べさせるってどんだけよ、という感じ。高速道路を歩いて横断するとか、レインボーブリッジから飛び降りるとか、釣ってきたフグをまるごと食べるとか、そんな感じですか?醤油だって一升瓶全部飲めば死ぬわけで、でも、誰もそんな馬鹿なことをしないから「醤油を規制しましょう」ってことにはならない。こんにゃくゼリーだって赤ん坊やお年寄りに凍らせて食べさせたらヤバいってことは知っているから、そんな馬鹿なことはしないと普通の人は思っている。それで、裁判所は、「そりゃ、食べさせたほうが悪いんじゃないの?」って判断したってことだよね。


死亡1歳児の父「企業責任で防げた」こんにゃくゼリー判決
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000564-san-soci

消費者庁も危険性を警告する中、企業責任を追い続けた両親の思いは、司法には届かなかった。


消費者庁が馬鹿ってことかも知れないよね。

「不慮の事故ではなく、企業努力で防げたのではないか」


みんな、不慮の事故だなんて思ってないでしょ。食べさせた人が悪い。事故か、会社が悪いかの二つに一つじゃない。

ところで、


「法整備とは別の話」こんにゃくゼリー判決で消費者庁長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101117-00000555-san-soci

こんにゃくゼリーの形状などについて安全指標づくりを進めている消費者庁の福嶋浩彦長官は17日、「(指標づくりが)影響を受けるものではない。研究会は方針通り年末までに方向性が出せるように取り組んでいきたい」と述べ、判決にかかわらず安全対策を進める方針を示した


え?別なの?そりゃぁおかしくないか?判例でオッケーってなっているものを法律で規制するのか?

この記事へのトラックバックURL

この記事へのコメント
こんにちは。
マンナンライフへの嫌がらせですね。
それにしても、賠償金6000万円って
言うのがとってもうさんくさいですね。
「結局、金なんじゃないの」と思い切り
うがった見方をしたくなる訴訟です。
Posted by どらごん at 2010年11月17日 16:21
> 「結局、金なんじゃないの」と思い切り
> うがった見方をしたくなる訴訟です。

僕は「あぁ、子どもが死んじゃったっていう事実を目の前にして責任を回避したいんだろうな」って思いました。

子供を守るのは親の責務であって、法規制がどうとか、そんなの関係ないはず。製造中止に追い込みたいとか八つ当たりだと思うし。

ただし、こういうのは僕の主観。判断がわかれるなら裁判をやれば良いので、裁判やったのは良いことだと思います。納得行かないなら控訴もやれば良い。

僕は、「あぁ、僕の感覚と判決が一緒で良かったなぁ」と思うだけ。先日の耳かき殺人の判決は納得できませんが。
Posted by buu* at 2010年11月17日 16:51
御意。私もこんなバカには保護責任遺棄致死罪を適用しちゃえと思います。が、

>>判例でオッケーってなっているものを法律で規制するのか

現状の法律ではオッケーになっちゃうから法律を作って対処しましょうっていう、まぁ手続きとしては普通の流れじゃないかと思います。流れとしてはね。この場合責任があるのは、間接的とはいえ、悪法を定めるような連中に権限を与えた国民。
Posted by e- at 2010年11月17日 17:10
> >>判例でオッケーってなっているものを法律で規制するのか
>
> 現状の法律ではオッケーになっちゃうから法律を作って対処しましょうっていう、まぁ手続きとしては普通の流れじゃないかと思います。

そうなんですかね?まぁ日本は文法上は判例法には法源性(っていうのかな?)がないってことになっているみたいですが、例の整理解雇の4要件みたいに法源性の高い判例があって、実質的には判例にも法源性があると思うんですよ。それで、その判決が凄い昔なら別なんですけど、11月に判決が出て、それに対して12月に判例を覆すような法律ができちゃうっていうのなら、それはちょっとおかしくないですかね?そんなことないですか?

少なくとも参考にはすべきで、「そんなの関係ねぇ」っていうのは僕の感覚からは相当なズレがあるなぁ。
Posted by buu* at 2010年11月17日 17:22
バカな法律作るんじゃねぇってのは賛成なんですが、三権分立という仕組みから考えたら、司法と行政がお互いに相容れない動きをするってのは別にいけないことでもないと思います。
逆にあまり連携した動きをされると、それが国の行方を左右するだけに、「なんか気持ち悪い」という感覚が生じます。それは自分が肯定する意見ででも、否定する意見ででも、です。
Posted by e- at 2010年11月17日 22:27
> 司法と行政がお互いに相容れない動きをするってのは別にいけないことでもないと思います。

法律ができてから裁判所が法令審査をしろ、ということね。

なんか、リソースの無駄遣いに見えるけれど、どうでもいっか。
Posted by buu* at 2010年11月17日 23:25
御意。ご理解いただきありがとうございます。
Posted by e- at 2010年11月18日 00:57