2010年11月30日

マリノス関係者がやるべき選択

本当に、絵に描いたような本末転倒で。

横浜Mの大ナタで移籍交渉に悪影響?
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/news/article.html?a=20101130-00000023-dal-socc

こいつら、もしかして「誰をとるか」を決める前に「誰を出すか」を決めたのかな。これで田中、千真あたりがよそに持って行かれたらどうするつもりなんだろう。ボマー(中沢)、俊輔、栗原、飯倉だけでやるのかな(笑)?

前回、この件について書いたときは、まだフロントがどういう絵を描いているのかがわからなかったから、マツ、山瀬を出すという判断にはそれほど触れず、対応のしかたを中心に書いた。でも、冒頭で紹介した記事を読んで、フロントの判断がおかしいことがわかった。

だいたい、マリノスのフロントは全く信用できない。これまでも、必要な選手を出して、中途半端な選手を取ってくるのを繰り返している。マリノスから出ていって活躍している選手たちをなぜ引き止められなかったのか。

でもね、これは良いチャンスでもある。今回の騒動がフロントの失敗だったとわかった時点で、マリノスのフロントは総退陣すべき。下條さん、石井さんといったあたりは、当然その覚悟があるはず。問題は、いつの時点で「失敗」とするか。もちろん、来季にJ2落ちが決まってからでは遅すぎる。山瀬、マツの代わりをトライアウトで探すなんていうことになればほぼ確定。実際のところは現有戦力が今のフロントに背を向けて出て行くといった事態に至っても遅いぐらいだ。じゃぁ、いつだろうって、今だろ。

下條さん、石井さんは今すぐ辞めてくれないかな。

今、マリノス関係者(サポーターを含む)が迫られている選択は、下條、石井をとるか、松田、山瀬をとるか、だ。もちろん僕は松田、山瀬をとる。

「経営難だから」?それなら、ちゃんとそれを説明すれば良いだけのこと。「みなさんがスタジアムに来てくれないと、松田や山瀬の給料が払えません」って言えば良いじゃん。そうしたら、今は二人で観に行っているところを3人にするし、ちょっと良い席で観戦するんだって良い。別に「お金がありません」っていうのは恥ずかしいことじゃない。サポーターに協力を仰げば良い。Jリーグの初期なんて、マッチデープログラムを10試合分買ったら選手のユニをプレゼントとかやっていたじゃん。うちには川口のサインが入ったタケのユニがあるよ(川口の人気が高すぎて、川口のユニフォームがなくなっちゃったらしい)。マリノスには人気選手がいるんだし、まだまだ努力はできるはず。そういう努力をさておき、「松田と山瀬はさようなら。さて、どうしましょう」って、ふざけんな。

経営が苦しいならまずはその情報をオープンにして、サポーターに助けを求めるべき。それとは別に、まともな判断ができないフロントはさようなら、だ。

チームの経営と強化はちょっと別のレイヤーだけれど、密接な関係があるのも間違いない。僕達サポーターも、ただ要求するだけじゃなく、金銭面でも応援するようにしないとダメなんだろうな。

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