「ガンダムじゃわからない」という意見がチラホラあったので、特にツイッター利用者向けにテキストで解説。
ここに3人のツイッター利用者がいます。
勝間和代さん(@kazuyo_k)
フォローされている数:48万人
つぶやく頻度:10回/日
池田信夫さん(@ikedanob)
フォローされている数:12万人
つぶやく頻度:60回/日
僕(@Amidalachan)
フォローされている数:1500人
つぶやく頻度:15回/日
さて、この3人の影響力について考えてみます。一度のつぶやきによる影響力は間違いなく勝間和代さんが大きいのですが、勝間さんはつぶやく頻度が池田さんに比較して低いです。そこでフォローされている人数とつぶやく頻度をかけ算して、1日あたりの情報到達延べ人数を計算してみます。
(影響力)=(フォローされている数)×(つぶやく頻度)
それぞれについて計算すると下記のようになります。
勝間和代さん:4,800,000人/日
池田信夫さん:7,200,000人/日
僕:22,500人/日
では、ベクレルとシーベルトが何にあたるか、ですが、ちょっと乱暴に言ってしまうと、ベクレルとは「つぶやく頻度」にあたり、シーベルトは「影響力」にあたります。つまり、
勝間和代さん(@kazuyo_k)
フォローされている数:48万人
つぶやく頻度:10ベクレル
影響力::4,800,000シーベルト
池田信夫さん(@ikedanob)
フォローされている数:12万人
つぶやく頻度:60ベクレル
影響力:7,200,000シーベルト
僕(@Amidalachan)
フォローされている数:1500人
つぶやく頻度:15ベクレル
影響力:22,500シーベルト
となります。僕が4人いると池田信夫さんと同じ60ベクレルになりますが、影響力は90,000シーベルトにしかならず、影響力は格段に低いことになります。
ここでは3人の人間で喩えてみましたが、放射性物質にもこういった「個性」があります。そして、単につぶやく頻度をカウントしたものが「ベクレル」、個性を勘案して人体への影響力に計算しなおしたものが「シーベルト」になります。シーベルトで表現するのが最も分かりやすいのですが、「個性」を勘案するのはかなり面倒で、逆に「つぶやく頻度」をカウントするのは割と簡単なので、「いちいちフォロワーの数なんかカウントしていらんねぇよ。つぶやきの数だけ数えるなら簡単だろ!」というときはベクレルを使うのでしょう。
あと、ここでは一日あたりで説明しましたが、実際にはベクレルは一日あたりではなく一秒あたりです。
多分。
#「宮崎アニメで語る動画」を作ったけれど、テキストばかりで全然面白くならなかったので公開は断念。
##わかりやすさ優先で乱暴になっている点はご容赦。厳密な話は専門家のサイトでよろしく。
###「勉強になった!!」というツイッター利用者の方々は、下記の書籍もよろしくお願いいたします。
アゴラブックスより「Twitter後のネット社会」絶賛発売中!
売り場はこちら→Twitter後のネット社会
買い方はこちら→アゴラブックスで「Twitter後のネット社会」を買う! 〜楽天編〜
ちなみにシーベルト編はこちらね。
上記の動画は「ヒトラー 〜最期の12日間〜」(2004年、ドイツ/イタリア)の1シーンを転用しております。「ヒトラー 〜最期の12日間〜」につきましてはこちらにレビューを載せました。
ヒトラー 〜最期の12日間〜
この映画はTSUTAYAでも置いてあると思いますが、もし「欲しい!」という方がいたら、こちらでどうぞ。
ヒトラー~最期の12日間~スタンダード・エディション [DVD]
posted with amazlet at 11.03.18
日活 (2006-11-10)
売り上げランキング: 3734
売り上げランキング: 3734