2011年04月12日

年寄りの、年寄りによる、年寄りのための政治からの脱却

さっき、東京都の選挙について書いたけれど、その結論はあと20年経っても石原政権で不思議じゃない、というもの。

正直なところ、僕は「20年経てば石原政権も転覆されるから、まぁ、20年待ちなよ」という結論になると思っていた。ところが、実際に計算してみてびっくり。なんだ、20年経ってもこのままなんじゃん、と。

ちょっとくらい「選挙に行け」って言っても、意味ないんだよね。だって、もう投票率が全然違うんだもの。数字を良く見る必要すらない。だって、石原さんに投票している人数よりも東国原さんに投票している割合が高いのは、20代、30代だけなんだよ。

再掲
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人数で言えば20代、30代の合計はそれ以上の代の合計の半分しかいない。一方で投票率は平均すれば30%程度。一方で40代以上は平均で70%だよ。世代間の格差を解消しなくちゃいけない場面で、これじゃぁ勝負になるわけがない。

例えば、「投票は義務、棄権したら罰金5万円」とかにしたら、状況はある程度改善するはずなんですよ。若者の方がお金持ってないから。なぜそうならないかって、それは組織票を持っているところが面白くないから。組織票って、共産党とか、公明党とか、あるけれど、最大の、そして、目に見えない組織票って、「年寄り」なんだろうね。

このブログでは繰り返し主張しているけれど、若者の、若者による、若者のための政党を考えるべきなんだと思う。

#もちろん、そこが政権を取ったとしても、年寄りへの配慮は忘れてはならないのだけれど。

城繁幸さんとかがそういうことをやっているんだったっけか?

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