こんな怪文書が公開されております。
原発事故に関する宣伝責任へのお詫びと、東京電力及び国への公開提案の開示
もともと勝間さんってあんまり好きじゃない人なんだけれど、このお詫びを見てもやっぱり同じ印象になるんだよね。この人、要は他人の尻馬に乗るのが好きなんだよね。以前のひろゆきとの対談でもそうだし、朝生を見ていてもそうなんだけれど、オリジナルな主張があるわけじゃなくて、誰か良さそうな人、時代の波に乗っていそうな人を見つけては、その尻馬に乗りたがる(僕の勝間さんに関する記述はこちらを参照のこと)。
最初の反省については別に何もないんですよ。ただ謝っているだけ。あぁ、わかったんだ、と。問題は「もう一つの強い反省」以後。だって、この人、別に原子力政策と関係ないでしょ。役人でもないし、東電の社員でもない。その人が、なんで政府と電力会社のコンプライアンスについて言及して反省するわけ(笑)?反省と言いつつ、政府と電力会社に文句を言っているだけじゃん(笑)。そこから見えるのは、「反省はしました。ところで、私の感覚は、怒っている皆さんと同じです」って、お前、今度はこっちの尻馬に乗りに来たのかよー、節操ないなぁーという感じ(笑)。あげく、「公開提案」ってなんだよ、これ。
「もう一つの強い反省」以下は削除して、黙っていれば良いんじゃないのかな。誰もあなたの提案なんて期待していないし、ここで提案して、話を聞いてくれる人がいるの?っていうか、「東電役員総辞職」って、誰も聞いてくれないから記事に書いているんじゃないの?せめて、皆さんだけでも読んでください!って。
それで、もし後日東電の役員が総辞職したら、「私が提案したからです」って、手柄を自分のものにする作戦ですかね?
書いてある提案も上っ面だけ、かつ部分的だし(たとえば放射能汚染とかについては全く触れていない)。最後に「その実現に向けた最大限の努力を行っていきたい」って、具体的には何をするのさ。ハンストでもするんですかね?「役員の皆さん総辞職してください。保安院は解体してください。安全委員会も総辞職してください」って?笑っちゃう。マジで。
ちょっともう、完全に賞味期限が切れちゃったキャラクターって感じです。個人的には味わうところは最初から何もなかったんだけれど。いや、でもたくさん本を売ったんですよね。素晴らしい。僕も勝間さんのようになりたいので、目標にして頑張りますっ!次に書く本は「男はイケメンが勝ち!」ですかね(笑)?いや、ごめんなさい、それは僕には無理だ。だからだめなんだなー、僕は。勝間さんにはなりきれません。敗北感でいっぱいです。