2011年04月17日

食べ続けなくても、全部ふりかけかかっていれば一緒だよな

なんか、「ほうれん草は、毎日食べ続けなければ健康には影響が出ないレベルです」とか言っているけれど、今日はほうれん草、明日はしいたけ、明後日は牛乳・・・・って、それが全部放射能ふりかけなら意味ないよな、と思った。今、厚労省のデータを見ていて。だって、福島産とか、ほとんど全部放射能ふりかけなんだもの。「あぁ、これは放射能ふりかけかかってないのね」って思うと、それは新潟(笑)。まぁ、ほとんどが基準値以下ではあるのだけれど、ね。

あとでまとめた表を出そうと思います。市町村レベルで「福島県産も○○町のしいたけなら大丈夫」とかピンポイントで分かっても意味ないから、都道府県レベル、一つでもダメだったらそれを代表、不検出、基準値以下、基準値以上で、野菜、肉・卵、乳、水産物ぐらいの切り分けで。

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この記事へのコメント
こんにちは。いつも興味深く拝見しております。暫定規制値は水、乳製品、肉魚、穀物、葉野菜の5品目について、それを1年間食べ続けても大丈夫なように決められています。では規制値以下の食べ物であれば食べ続けても安心かというと違うんですよね。

暫定規制値は原発から大量の放射性物質が放出され、短期間に放出が止まることを想定して作られました。

放出が止まれば放射性物質、特に半減期8日のヨウ素131は急速に減っていきます。暫定規制値はそういう想定のもとに作られています。つまり野菜のヨウ素131の規制値はキロあたり2000ベクレルですが、規制値は8日後には1000ベクレル、16日後には500ベクレルに下がっているという前提に基づいて設定されています。

原発付近ではヨウ素が放出され現在も大地を汚染し続けています。こういった野菜を食べ続けると、前提となっていた安全性が危うくなってきます。なにしろ半減していないわけですから。

安全性を担保するためには規制値を半減させていくしかないのですがそのような措置はとられていません。好んで福島産の野菜を長期間にわたって食べ続けない限り、大きな問題になるとは思えないのですが。ただ、「政府が大丈夫だといっているから福島産の野菜を食べて被災地を応援しよう」と考えている人には、少なくとも上記の前提を教えて差し上げたいです。
Posted by ghop at 2011年04月18日 19:14
> 暫定規制値は原発から大量の放射性物質が放出され、短期間に放出が止まることを想定して作られました。

あれ?そうなんですか?僕の認識はちょっと違っていたので、調べてみないとですね。線源の減衰を考えたものだとは思っていませんでした。このあたりを読むと、

http://www.s.fpu.ac.jp/oka/radiation.htm

確かにそんな感じですね。
Posted by buu* at 2011年04月19日 01:16