2011年05月05日

夜の大捜査線

夜の大捜査線 [DVD]

名前だけは知っていた超有名作品(笑)。「夜の大捜査線」というタイトルから、なんかニューヨークの夜の街でマフィアと戦う凄腕警察官の話だと思っていたんだけれど全然違った(笑)。変な邦題というのは50年も前から存在したのかと思うとちょっと胸が熱くなる。が、この映画は「暑い夜の事件」ぐらいがちょうど良い。

そして、一応刑事モノになってはいるものの、メインで描かれているのは人種差別問題。これでもか、これでもか、という感じで黒人が差別される。しかし、映画に出てくる人間の中で一番優秀なのが黒人、と、そういう映画。「まったく、このポンコツロボットのC-3POがよっ!」とか思っていたらイウォーク族の神様に奉られちゃってさぁ大変、というのに似ているような、似ていないような。

刑事ドラマとしてはそれほどのひねりもなく、無能警官が次々としょっぴいて来るそれなりに怪しい容疑者の容疑を敏腕デカがバシバシ晴らしていく、という展開。その捜査は時代が古いだけあって超いい加減。「怪しいな、お前。犯人だろっ!さぁ吐け」みたいな感じなので、今みると「そいつが犯人なら警察は要らないだろ」と思ってしまう。しかし、当時はこういう映画も全然なかったんだろうね。これがあったから、太陽にほえろ!があって、西部警察があって、あぶない刑事があって、踊る大捜査線があったのかな、と。そういう、本歌取しちゃった作品で育っておいて、本歌を「つまんない」と言ってしまうのは本末転倒。

ところで、主演男優賞はもちろんミスターティッブスだと思ったのに、ギレスピー所長なんだね。びっくり。

ラストシーンが爽やかでナイス。評価は☆2つ。絶賛ではないけれど、みんな観ておいた方が良い。そして、DVDは1000円なんだね。安い。

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