先日、厚労省の研究会がろくでもない報告書をあげた件で厚労省に問い合わせをしたら、あちら、「ちょっと問題があって公開を見合わせている」とかあやしげな応対をしやがって、挙句に「知りたいなら情報公開請求をしてください」とか言いやがった。情報公開請求をされた場合、すげぇ面倒くさいことを元役人の僕は知っているから、「あー、そうかいそうかい、じゃぁ、請求してやるよ」と、きちんと請求してあげた。
請求には登録とか、ちょっとした手続きがあったのと、もうすぐ請求料が無料化されるという話があったので、他に請求したい案件があったんだけど「マテ」していた。でも、厚労省に請求をかけたおかげで、手続きの部分はクリアされてしまった(全省庁共通の登録手続き)。ということで、じゃぁ、ペンディングにしてある奴もやっちゃえー、ということで、請求をかけてしまった。その、ペンディングにしてある件というのは他でもない、リバネス絡みのもの。宛先は大学課、中小企業庁、経済産業局の3ヶ所。このあと文科省も予定しているんだけど、今は事前調査中。ということで、経産省の皆さん、作業お疲れ様です、と思っていたら、さっき厚労省から電話があった。僕が請求した議事録に該当する勉強会はヒアリング結果の報告ばかりで、議論をする予定があったにも関わらず、その報告が長くなりすぎて報告だけで終わってしまったとのこと。こうしたヒアリングの結果については公開請求をかけても非公開が通例なので、何も出せないことになるが、それでも良いか、とのことだった。実はこの件、内々にその旨、教えてもらっていて知っていたこともあり、また、真っ黒の報告書をもらっても嬉しくも何ともないので、厚労省の方は申請を取り下げることにした。第4回と第5回の議事録はもうすぐ公開されるらしい。
ということで、厚労省の勉強会は単にリバネス案件を情報公開請求するトリガーになっただけでした(笑)。ま、それでも良いけどね。どうせ請求料なんて安いんだから。